JPH0550536B2 - - Google Patents
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- JPH0550536B2 JPH0550536B2 JP84226677A JP22667784A JPH0550536B2 JP H0550536 B2 JPH0550536 B2 JP H0550536B2 JP 84226677 A JP84226677 A JP 84226677A JP 22667784 A JP22667784 A JP 22667784A JP H0550536 B2 JPH0550536 B2 JP H0550536B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/32—Phosphorus-containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/49—Phosphorus-containing compounds
- C08K5/51—Phosphorus bound to oxygen
- C08K5/52—Phosphorus bound to oxygen only
- C08K5/529—Esters containing heterocyclic rings not representing cyclic esters of phosphoric or phosphorous acids
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S260/00—Chemistry of carbon compounds
- Y10S260/24—Flameproof
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S521/00—Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
- Y10S521/907—Nonurethane flameproofed cellular product
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Fireproofing Substances (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、ポリオレフイン用難燃剤に関するも
のである。更に詳しく述べるならば、本発明はハ
ロゲンを含有しないポリオレフイン用難燃剤に関
する。 従来の技術 ポリオレフインは、軽く、強度が大きく、耐水
性、耐薬品性及び電気絶縁性に優れ、そのうえ成
形加工が容易であるため、電気機器用材料、自動
車部品、建築材料等に広範囲に使用されている。 しかし、ポリオレフインは燃焼し易いという欠
点を有している。そのため、ポリオレフインを難
燃化するための方法が多数提案されており、なか
でも最も広く用いられているのは有機臭素化合物
や有機塩素化合物と三酸化アンチモンをポリオレ
フインに添加する方法である。このような有機臭
素化合物や有機塩素化合物としては、例えば、デ
カブロモジフエニルオキサイド、テトラブロモビ
スフエノールスルホンのビスジブロモプロピルエ
ーテル、テトラブロモビスフエノールAのビスジ
ブロモプロピルエーテル、トリス−2、3−ジブ
ロモプロピルイソシアヌレート、ヘキサクロロシ
クロペンタジエンのジールスアルダー反応物等が
ある。また、特開昭50−34643、特開昭50−
133247、特開昭51−128194等にみられる金属水酸
化物を添加する方法、特開昭54−22450にみられ
る金属水酸化物とポリリン酸アンモニウムを併用
する方法、特開昭54−15952及び特開昭56−
103233にみられるメラニンを添加する方法、特開
昭55−129435にみられるポリリン酸アンモニウム
とメラミン−ホルマリン樹脂を併用する方法やそ
の他無機化合物を添加する方法等が多数提案され
ている。 しかし、ハロゲン化合物を用いる場合には、熱
分解によつてハロゲン化水素等が発生するため、
成形加工時に金型等を腐蝕させる場合がある。ま
た、火災発生時に刺戟臭によつて避難に支障をき
たし、焼却時に刺戟臭が発生したり、焼却炉を腐
蝕させるという欠点がある。ポリリン酸アンモニ
ウム、金属水酸化物等の無機化合物を用いる場合
は、難燃効果が弱いため多量に添加する必要があ
り、その結果ポリオレフインの比重が大きくなる
こと、強度、特に耐衝撃性が低下することなどの
問題点がある。 発明が解決しようとする問題点 本発明はこれらの従来技術における問題点を解
消することを目的とするものであつて、成形加工
時や焼却時等にハロゲン化水素等の刺戟性ガスや
腐蝕性ガスを発生することがなく、しかも難燃化
効果に優れたポリオレフイン用難燃剤を提供しよ
うとするものである。 問題点を解決するための手段 本発明によれば即ちポリオレフイン用難燃剤が
提供されるのであつて、この難燃剤は、下記式
、 (式中、nは20以上の数であり、A1,A2及び
A3は同一であつても相異なつていてもよく、そ
れぞれH,NH4又はCONH2を意味する。但し、
A1,A2及びA3が同時にH又はCONH2であるこ
とはないものとする) で表わされる縮合リン酸化合物100重量部に対し、
一般式、 (式中、R1及びR2は同一であつても相異なつ
ていてもよく、それぞれH又はCH2OHを意味
し、R3はNH2,NH−CH2OH又はフエニル基を
意味する)で表わされるトリアジン化合物10〜
100重量部、好ましくは20〜80重量部を加え、水
の存在下又は不存在下に100℃〜250℃、好ましく
は150℃〜250℃で加熱して得られる、水に難溶な
いし不溶性の窒素含有燐化合物を有効成分とす
る。 本発明に用いられる窒素含有燐化合物を製造す
るに際して、一般式の縮合リン酸化合物に於て
nが20以下である化合物を用いた場合には、得ら
れる窒素含有燐化合物が水に不溶性にならない場
合があり、好ましくない。即ち、この窒素含有燐
化合物が水に難溶ないし不溶性でない場合には、
ポリオレフインに配合した場合にこの難燃剤が水
に溶出して、難燃性が低下するという問題が生じ
る。一方、nが20以上であれば、得られる窒素含
有燐化合物は水に難溶ないしは不溶性となり、こ
のような不都合を生じることはなく、従つてnの
上限値については特に制限はない。ただし、一般
式の化合物の製造上の観点からは、nは2000以
下であるのが好ましい。 一般式のトリアジン化合物は、一般式の化
合物100重量部に対して、10〜100重量部の量で添
加されるが、この量が10重量部以下および100重
量部以上の場合には、得られる窒素含有燐化合物
の難燃化効果が小さくなり、好ましくない。 一般式の縮合リン酸化合物の代表的な例は、
ポリリン酸アンモニウム、カルバミルポリリン酸
アンモニウムや特公昭47−42640に準じる方法に
よつて140℃以上の温度で製造される化合物等で
ある。 一般式のトリアジン化合物の代表的な例は、
メラミン、モノメチロールメラミン、ジメチロー
ルメラミン、トリメチロールメラミン、2,4−
ジアミノ−6−フエニルトリアジン、2,4−ジ
アミノ−6−フエニルトリアジンモノメチロール
化合物及び2,4−ジアミノ−6−フエニルトリ
アジンジメチロール化合物である。 本発明の難燃剤が有効に用いられるポリオレフ
インとは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
1−ブテン、ポリ1−ペンテン等のようなオレフ
イン重合体又はこれらの混合物はこれらのモノマ
ーの2種以上の共重合体である。本発明の難燃剤
は、ポリオレフイン組成物の合計重量に対して3
〜50重量%、特に10〜40重量%の量で配合される
のが好ましい。 本発明に有用な、水に難溶ないし不溶性の窒素
含有燐化合物は、市販の縮合リン酸化合物、例え
ば、ポリリン酸カルバメート又はポリリン酸アン
モニウムに一般的のトリアジン化合物を加え、
均一に混合して水を加え、又は水を加えることな
しに、100℃〜250℃、好ましくは150℃〜250℃で
10分〜120分間加熱することにより得られる。得
られた化合物を次に冷却し、粉砕して用いる。粉
砕は一般的な方法で良く、ハンマーミル、フエザ
ーミル等を用いて粉砕し、100メツシユ程度のふ
るいでふるつたものを使用することが出来る。粒
子の大きいものを使用した場合は得られる難燃化
ポリオレフインの物性が悪く、また難燃性能も悪
くなる傾向を示すが、100メツシユ以下であれば
特に問題なく使用することが出来る。また、更に
微粒子にしたものを使用しても差支えない。 本発明に用いられる一般式の縮合リン酸化合
物と一般式のトリアジン化合物を、100℃〜250
℃に加熱して得られる窒素含有燐化合物の構造は
明らかではないが、加熱中にNH3が発生するこ
とから、ポリリン酸アンモニウム、カルバミルポ
リリン酸アンモニウム等の縮合リン酸化合物の−
ONH4,−OCONH2が主に反応にかかわつている
ものと推定され、一般式のトリアジン化合物と
何らかの反応によつて、水に難溶ないし不溶性の
窒素含有燐化合物が生成するものと思われる。ま
た、ポリリン酸アンモニウムやカルバミルポリリ
ン酸アンモニウムだけを加熱した場合にもNH3
が発生するが、この場合は熱分解によるもので、
ポリリン酸が生成し、水に難溶性の縮合リン酸化
合物であつても水に溶解するようになる。 本発明の難燃剤をポリオレフインに配合するに
際しては、従来の混和方法を利用することが出来
る。即ち、ポリオレフイン粉末又はペレツトと窒
素含有燐化合物を混合し、ニーダー、ミキシング
ロール、押出機等を用いて混和することが出来
る。 本発明の難燃剤を配合したポリオレフイン組成
物は、プレート、チユーブ、パイプ、フイルム、
テープ、リボン、繊維、その他複合材料など如何
なる形状の成形物にも成形することか出来る。こ
れらは電気機器用材、自動車用部品、インテリア
用品、建築用材、衣料用品、雑貨用品、その他如
何なるものにも利用することが出来る。 実施例 以下、本発明を実施例によつて更に詳しく説明
する。 製造例 1 カルバミルポリリン酸アンモニウム(平均重合
度約120、リン含有率31.2%、窒素含有率14.5%、
全窒素のうち約85%がp−ONH4、約15%がp−
OCONH2の窒素である、丸菱油化製のノンネン
w−3)100重量部にメラミン粉末50gを加え、
均一に混合し、更に水100重量部を加え混合する。
220〜225℃のオーブン中で45分間加熱する。冷却
して粉砕し、100メツシユのふるいにかける。 製造例 2 製造例1で使用したものと同じカルバミルポリ
リン酸アンモニウム100重量部に、メラミン粉末
40重量部、トリメチロールメラミンの50%水溶液
50重量部及び30重量部を加え、均一に混合し、
220〜225℃のオーブン中で60分間加熱する。次い
で、冷却して粉砕し、100メツシユのふるいにか
ける。 製造例 3 製造例1で使用したものと同じカルバミルポリ
リン酸アンモニウム100重量部に、2,4−ジア
ミノ−6−フエニルトリアジン40重量部、トリメ
チロールメラミンの50%水溶液20重量部及び水
100重量部を加え、210〜215℃のオーブン中で45
分間加熱する。次いで、冷却して粉砕し、100メ
ツシユのふるいにかける。 製造例 4 市販のポリリン酸アンモニウム(平均重合度約
150、リン含有率31.6%、窒素含有率15.5%、住
友化学製スミセーフP)100重量部にメラミン粉
末60gを加え、均一に混合し、更に水50重量部を
加え、200℃〜225℃のオーブン中で45分間加熱す
る。次いで、冷却して粉砕し、100メツシユのふ
るいにかける。 製造例 5 特公昭47−42640に記載の方法に準じて、89%
リン酸93.6重量部及び尿素60重量部をとり、徐々
に加熱し、170℃になつたところでメラミン粉末
60重量部及び2,4−ジアミノ−6−フエニルト
リアジン20重量部を加え、220℃〜225℃のオーブ
ン中で60分間加熱する。次いで、冷却して粉砕
し、100メツシユのふるいにかける。 なお、実施例中の難燃性能の評価は、UL−94
の垂直テスト(Underwriters Laboratories inc.
(USA))およびJISK7201による酸素指数の測定
により行なつた。 適用例 1 市販のポリプロピレンペレツトに製造例で製造
した窒素含有燐化合物を、ミキシングロールを用
いて、150℃〜160℃で20分間練り込み、次に200
℃、100Kg/cm2で5分間熱プレスして、厚さ3.0mm
のプレートに成形した。結果を下記の表1に示
す。 同様に、比較例として、製造例で使用した縮合
リン酸化合物と粉末のトリアジン化合物とについ
てテストした結果を示す。
のである。更に詳しく述べるならば、本発明はハ
ロゲンを含有しないポリオレフイン用難燃剤に関
する。 従来の技術 ポリオレフインは、軽く、強度が大きく、耐水
性、耐薬品性及び電気絶縁性に優れ、そのうえ成
形加工が容易であるため、電気機器用材料、自動
車部品、建築材料等に広範囲に使用されている。 しかし、ポリオレフインは燃焼し易いという欠
点を有している。そのため、ポリオレフインを難
燃化するための方法が多数提案されており、なか
でも最も広く用いられているのは有機臭素化合物
や有機塩素化合物と三酸化アンチモンをポリオレ
フインに添加する方法である。このような有機臭
素化合物や有機塩素化合物としては、例えば、デ
カブロモジフエニルオキサイド、テトラブロモビ
スフエノールスルホンのビスジブロモプロピルエ
ーテル、テトラブロモビスフエノールAのビスジ
ブロモプロピルエーテル、トリス−2、3−ジブ
ロモプロピルイソシアヌレート、ヘキサクロロシ
クロペンタジエンのジールスアルダー反応物等が
ある。また、特開昭50−34643、特開昭50−
133247、特開昭51−128194等にみられる金属水酸
化物を添加する方法、特開昭54−22450にみられ
る金属水酸化物とポリリン酸アンモニウムを併用
する方法、特開昭54−15952及び特開昭56−
103233にみられるメラニンを添加する方法、特開
昭55−129435にみられるポリリン酸アンモニウム
とメラミン−ホルマリン樹脂を併用する方法やそ
の他無機化合物を添加する方法等が多数提案され
ている。 しかし、ハロゲン化合物を用いる場合には、熱
分解によつてハロゲン化水素等が発生するため、
成形加工時に金型等を腐蝕させる場合がある。ま
た、火災発生時に刺戟臭によつて避難に支障をき
たし、焼却時に刺戟臭が発生したり、焼却炉を腐
蝕させるという欠点がある。ポリリン酸アンモニ
ウム、金属水酸化物等の無機化合物を用いる場合
は、難燃効果が弱いため多量に添加する必要があ
り、その結果ポリオレフインの比重が大きくなる
こと、強度、特に耐衝撃性が低下することなどの
問題点がある。 発明が解決しようとする問題点 本発明はこれらの従来技術における問題点を解
消することを目的とするものであつて、成形加工
時や焼却時等にハロゲン化水素等の刺戟性ガスや
腐蝕性ガスを発生することがなく、しかも難燃化
効果に優れたポリオレフイン用難燃剤を提供しよ
うとするものである。 問題点を解決するための手段 本発明によれば即ちポリオレフイン用難燃剤が
提供されるのであつて、この難燃剤は、下記式
、 (式中、nは20以上の数であり、A1,A2及び
A3は同一であつても相異なつていてもよく、そ
れぞれH,NH4又はCONH2を意味する。但し、
A1,A2及びA3が同時にH又はCONH2であるこ
とはないものとする) で表わされる縮合リン酸化合物100重量部に対し、
一般式、 (式中、R1及びR2は同一であつても相異なつ
ていてもよく、それぞれH又はCH2OHを意味
し、R3はNH2,NH−CH2OH又はフエニル基を
意味する)で表わされるトリアジン化合物10〜
100重量部、好ましくは20〜80重量部を加え、水
の存在下又は不存在下に100℃〜250℃、好ましく
は150℃〜250℃で加熱して得られる、水に難溶な
いし不溶性の窒素含有燐化合物を有効成分とす
る。 本発明に用いられる窒素含有燐化合物を製造す
るに際して、一般式の縮合リン酸化合物に於て
nが20以下である化合物を用いた場合には、得ら
れる窒素含有燐化合物が水に不溶性にならない場
合があり、好ましくない。即ち、この窒素含有燐
化合物が水に難溶ないし不溶性でない場合には、
ポリオレフインに配合した場合にこの難燃剤が水
に溶出して、難燃性が低下するという問題が生じ
る。一方、nが20以上であれば、得られる窒素含
有燐化合物は水に難溶ないしは不溶性となり、こ
のような不都合を生じることはなく、従つてnの
上限値については特に制限はない。ただし、一般
式の化合物の製造上の観点からは、nは2000以
下であるのが好ましい。 一般式のトリアジン化合物は、一般式の化
合物100重量部に対して、10〜100重量部の量で添
加されるが、この量が10重量部以下および100重
量部以上の場合には、得られる窒素含有燐化合物
の難燃化効果が小さくなり、好ましくない。 一般式の縮合リン酸化合物の代表的な例は、
ポリリン酸アンモニウム、カルバミルポリリン酸
アンモニウムや特公昭47−42640に準じる方法に
よつて140℃以上の温度で製造される化合物等で
ある。 一般式のトリアジン化合物の代表的な例は、
メラミン、モノメチロールメラミン、ジメチロー
ルメラミン、トリメチロールメラミン、2,4−
ジアミノ−6−フエニルトリアジン、2,4−ジ
アミノ−6−フエニルトリアジンモノメチロール
化合物及び2,4−ジアミノ−6−フエニルトリ
アジンジメチロール化合物である。 本発明の難燃剤が有効に用いられるポリオレフ
インとは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
1−ブテン、ポリ1−ペンテン等のようなオレフ
イン重合体又はこれらの混合物はこれらのモノマ
ーの2種以上の共重合体である。本発明の難燃剤
は、ポリオレフイン組成物の合計重量に対して3
〜50重量%、特に10〜40重量%の量で配合される
のが好ましい。 本発明に有用な、水に難溶ないし不溶性の窒素
含有燐化合物は、市販の縮合リン酸化合物、例え
ば、ポリリン酸カルバメート又はポリリン酸アン
モニウムに一般的のトリアジン化合物を加え、
均一に混合して水を加え、又は水を加えることな
しに、100℃〜250℃、好ましくは150℃〜250℃で
10分〜120分間加熱することにより得られる。得
られた化合物を次に冷却し、粉砕して用いる。粉
砕は一般的な方法で良く、ハンマーミル、フエザ
ーミル等を用いて粉砕し、100メツシユ程度のふ
るいでふるつたものを使用することが出来る。粒
子の大きいものを使用した場合は得られる難燃化
ポリオレフインの物性が悪く、また難燃性能も悪
くなる傾向を示すが、100メツシユ以下であれば
特に問題なく使用することが出来る。また、更に
微粒子にしたものを使用しても差支えない。 本発明に用いられる一般式の縮合リン酸化合
物と一般式のトリアジン化合物を、100℃〜250
℃に加熱して得られる窒素含有燐化合物の構造は
明らかではないが、加熱中にNH3が発生するこ
とから、ポリリン酸アンモニウム、カルバミルポ
リリン酸アンモニウム等の縮合リン酸化合物の−
ONH4,−OCONH2が主に反応にかかわつている
ものと推定され、一般式のトリアジン化合物と
何らかの反応によつて、水に難溶ないし不溶性の
窒素含有燐化合物が生成するものと思われる。ま
た、ポリリン酸アンモニウムやカルバミルポリリ
ン酸アンモニウムだけを加熱した場合にもNH3
が発生するが、この場合は熱分解によるもので、
ポリリン酸が生成し、水に難溶性の縮合リン酸化
合物であつても水に溶解するようになる。 本発明の難燃剤をポリオレフインに配合するに
際しては、従来の混和方法を利用することが出来
る。即ち、ポリオレフイン粉末又はペレツトと窒
素含有燐化合物を混合し、ニーダー、ミキシング
ロール、押出機等を用いて混和することが出来
る。 本発明の難燃剤を配合したポリオレフイン組成
物は、プレート、チユーブ、パイプ、フイルム、
テープ、リボン、繊維、その他複合材料など如何
なる形状の成形物にも成形することか出来る。こ
れらは電気機器用材、自動車用部品、インテリア
用品、建築用材、衣料用品、雑貨用品、その他如
何なるものにも利用することが出来る。 実施例 以下、本発明を実施例によつて更に詳しく説明
する。 製造例 1 カルバミルポリリン酸アンモニウム(平均重合
度約120、リン含有率31.2%、窒素含有率14.5%、
全窒素のうち約85%がp−ONH4、約15%がp−
OCONH2の窒素である、丸菱油化製のノンネン
w−3)100重量部にメラミン粉末50gを加え、
均一に混合し、更に水100重量部を加え混合する。
220〜225℃のオーブン中で45分間加熱する。冷却
して粉砕し、100メツシユのふるいにかける。 製造例 2 製造例1で使用したものと同じカルバミルポリ
リン酸アンモニウム100重量部に、メラミン粉末
40重量部、トリメチロールメラミンの50%水溶液
50重量部及び30重量部を加え、均一に混合し、
220〜225℃のオーブン中で60分間加熱する。次い
で、冷却して粉砕し、100メツシユのふるいにか
ける。 製造例 3 製造例1で使用したものと同じカルバミルポリ
リン酸アンモニウム100重量部に、2,4−ジア
ミノ−6−フエニルトリアジン40重量部、トリメ
チロールメラミンの50%水溶液20重量部及び水
100重量部を加え、210〜215℃のオーブン中で45
分間加熱する。次いで、冷却して粉砕し、100メ
ツシユのふるいにかける。 製造例 4 市販のポリリン酸アンモニウム(平均重合度約
150、リン含有率31.6%、窒素含有率15.5%、住
友化学製スミセーフP)100重量部にメラミン粉
末60gを加え、均一に混合し、更に水50重量部を
加え、200℃〜225℃のオーブン中で45分間加熱す
る。次いで、冷却して粉砕し、100メツシユのふ
るいにかける。 製造例 5 特公昭47−42640に記載の方法に準じて、89%
リン酸93.6重量部及び尿素60重量部をとり、徐々
に加熱し、170℃になつたところでメラミン粉末
60重量部及び2,4−ジアミノ−6−フエニルト
リアジン20重量部を加え、220℃〜225℃のオーブ
ン中で60分間加熱する。次いで、冷却して粉砕
し、100メツシユのふるいにかける。 なお、実施例中の難燃性能の評価は、UL−94
の垂直テスト(Underwriters Laboratories inc.
(USA))およびJISK7201による酸素指数の測定
により行なつた。 適用例 1 市販のポリプロピレンペレツトに製造例で製造
した窒素含有燐化合物を、ミキシングロールを用
いて、150℃〜160℃で20分間練り込み、次に200
℃、100Kg/cm2で5分間熱プレスして、厚さ3.0mm
のプレートに成形した。結果を下記の表1に示
す。 同様に、比較例として、製造例で使用した縮合
リン酸化合物と粉末のトリアジン化合物とについ
てテストした結果を示す。
【表】
適用例 2
市販のポリプロピレンコポリマー(ポリプロピ
レン−エチレンコポリマー)ペレツトについて、
適用例1と同じ方法で厚さ3.0mmのプレートを作
成して、同様に難燃性の評価を行なつた。結果を
下記の表2に示す。
レン−エチレンコポリマー)ペレツトについて、
適用例1と同じ方法で厚さ3.0mmのプレートを作
成して、同様に難燃性の評価を行なつた。結果を
下記の表2に示す。
【表】
適用例 3
市販のポリエチレンペレツトについて、適用例
1と同じ方法を用いて、厚さ3.0mmのプレートを
作成し、難燃性の評価を行なつた。結果を下記の
表3に示す。
1と同じ方法を用いて、厚さ3.0mmのプレートを
作成し、難燃性の評価を行なつた。結果を下記の
表3に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式、 (式中、nは20以上の数であり、A1,A2及び
A3は同一であつても相異なつていてもよく、そ
れぞれH,NH4又はCONH2を意味する。但し、
A1,A2及びA3が同時にH又はCONH2であるこ
とはないものとする) で表わされる縮合リン酸化合物100重量部に対し、
一般式、 (式中、R1及びR2は同一であつても相異なつ
ていてもよく、それぞれH又はCH2OHを意味
し、R3はNH2,NH−CH2OH又はフエニル基を
意味する)で表わされるトリアジン化合物10〜
100重量部を加え、水の存在下又は不存在下に100
℃〜250℃で加熱して得られる、水に難溶ないし
不溶性の窒素含有燐化合物を有効成分とするポリ
オレフイン用難燃剤。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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