JPH0551185B2 - - Google Patents
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- JPH0551185B2 JPH0551185B2 JP61138630A JP13863086A JPH0551185B2 JP H0551185 B2 JPH0551185 B2 JP H0551185B2 JP 61138630 A JP61138630 A JP 61138630A JP 13863086 A JP13863086 A JP 13863086A JP H0551185 B2 JPH0551185 B2 JP H0551185B2
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- line
- emitter
- collector
- layer
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y10/00—Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
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- G—PHYSICS
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- G11C—STATIC STORES
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- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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- G11C11/39—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using thyristors or the avalanche or negative resistance type, e.g. PNPN, SCR, SCS, UJT
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K23/00—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/36—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of semiconductors, not otherwise provided for
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C2211/00—Indexing scheme relating to digital stores characterized by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C2211/56—Indexing scheme relating to G11C11/56 and sub-groups for features not covered by these groups
- G11C2211/561—Multilevel memory cell aspects
- G11C2211/5614—Multilevel memory cell comprising negative resistance, quantum tunneling or resonance tunneling elements
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- Computer Hardware Design (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
本発明は、半導体記憶装置において、エミツタ
層とベース層との間に形成された超格子層からな
るエミツタ側ポテンシヤル・バリア層ならびにベ
ース層とコレクタ層との間に形成されたコレクタ
側ポテンシヤル・バリア層を有してなり、微分負
性抵抗特性を持つ記憶能動素子と、その記憶能動
素子のベース・エミツタ間に挿入された電流源
と、同じくその記憶能動素子のベースに選択的に
信号を与える手段を備えてなる構成を有し、ベー
ス側を制御して前記記憶能動素子における複数の
安定状態の何れかを任意に選択できるようにし、
コレクタ側或いはエミツタ側から、その複数の安
定状態の何れかに対応する信号を取出すことによ
り、構成が簡単で且つ高速のメモリ動作が可能で
あるようにしたものである。
層とベース層との間に形成された超格子層からな
るエミツタ側ポテンシヤル・バリア層ならびにベ
ース層とコレクタ層との間に形成されたコレクタ
側ポテンシヤル・バリア層を有してなり、微分負
性抵抗特性を持つ記憶能動素子と、その記憶能動
素子のベース・エミツタ間に挿入された電流源
と、同じくその記憶能動素子のベースに選択的に
信号を与える手段を備えてなる構成を有し、ベー
ス側を制御して前記記憶能動素子における複数の
安定状態の何れかを任意に選択できるようにし、
コレクタ側或いはエミツタ側から、その複数の安
定状態の何れかに対応する信号を取出すことによ
り、構成が簡単で且つ高速のメモリ動作が可能で
あるようにしたものである。
本発明は、共鳴トンネリング効果を利用するト
ランジスタ(resonant−tunneling transistor以
下RHETと略す)を記憶能動素子とする半導体
記憶装置に関する。
ランジスタ(resonant−tunneling transistor以
下RHETと略す)を記憶能動素子とする半導体
記憶装置に関する。
現在まで、多くの種類の半導体記憶装置が実用
化されてきたが、その高速化と高集積化に対する
要求は止ることを知らない。然しながら、微細加
工における技術限界、配線容量増大に起因する遅
延時間の増大等が理由となり、前記要求への対応
は次第に頭打ちの状態に成りつつある。これを打
開するためには、能動素子自体を高速化すると共
に、新しい機能を持つようにし、半導体記憶装置
としての機能を損なうことなく、素子数を低減し
且つ高速となるようにしなければならない。因
に、実用的なスタテイツク・メモリ・セルを構成
するには、通常、電界効果型トランジスタを用い
た回路では最低4個のトランジスタが必要であ
る。また、バイポーラトランジスタを用いた回路
では、2個のトランジスタで実現できるが、4端
子(ダブル・エミツタ)のトランジスタが必要で
ある。
化されてきたが、その高速化と高集積化に対する
要求は止ることを知らない。然しながら、微細加
工における技術限界、配線容量増大に起因する遅
延時間の増大等が理由となり、前記要求への対応
は次第に頭打ちの状態に成りつつある。これを打
開するためには、能動素子自体を高速化すると共
に、新しい機能を持つようにし、半導体記憶装置
としての機能を損なうことなく、素子数を低減し
且つ高速となるようにしなければならない。因
に、実用的なスタテイツク・メモリ・セルを構成
するには、通常、電界効果型トランジスタを用い
た回路では最低4個のトランジスタが必要であ
る。また、バイポーラトランジスタを用いた回路
では、2個のトランジスタで実現できるが、4端
子(ダブル・エミツタ)のトランジスタが必要で
ある。
上記のように、今後、半導体記憶装置のあるべ
き一つの姿として、高速であることは勿論のこ
と、構成素子数を少なくしたものが挙げられる。
然しながら、そのような半導体記憶装置が実現さ
れていないのは、それを構成するに適した記憶能
動素子が存在しないことが原因になつていると考
えられる。そこで本発明は、共鳴トンネリング効
果を利用するトランジスタ、例えばRHETを用
いることにより、構成が簡単で動作が高速である
半導体記憶装置を得ようとするものである。
き一つの姿として、高速であることは勿論のこ
と、構成素子数を少なくしたものが挙げられる。
然しながら、そのような半導体記憶装置が実現さ
れていないのは、それを構成するに適した記憶能
動素子が存在しないことが原因になつていると考
えられる。そこで本発明は、共鳴トンネリング効
果を利用するトランジスタ、例えばRHETを用
いることにより、構成が簡単で動作が高速である
半導体記憶装置を得ようとするものである。
本発明は、第1に、平行に配置されたアドレス
線AL、該アドレス線ALとは直角方向に交互に配
置されてなる書込み線WLと読取り線RLを有し、
該アドレス線ALと書込み線WLおよび読取り線
RLとが交差する区画にメモリセルが接続されて
なる半導体記憶装置において、該メモリセルは、
エミツタ層とベース層との間に形成された超格子
層からなるエミツタ側ポテンシヤル・バリア層な
らびにベース層とコレクタ層との間に形成された
コレクタ側ポテンシヤル・バリア層を有してな
り、そのベース・エミツタ間の電圧−電流特性に
微分負性抵抗領域を有する記憶能動素子QRと、
該記憶能動素子QRのベース・エミツタ間に接続
され該記憶能動素子QRに複数の安定状態をとら
せるための電流源RB,Vcc1と、該書込み線
WLと該記憶能動素子QRのベース間に挿入され、
該アドレス線ALの信号によりOFF状態からON
状態、そして再びOFF状態に遷移する制御がな
された時に該書込み線WLの情報を該記憶能動素
子QRに伝達するスイツチング素子QSと、該記憶
能動素子QRのコレクタ側或いは、エミツタ側と
該読取り線RLとの間に挿入され、メモリの読取
り時に該読取り線RLに該複数の安定状態の何れ
かに対応する信号を伝達する容量素子Ccとを備
えることを特徴とする半導体記憶装置を提供する
ものであり、 第2に、平行に配置されたアドレス線AL、該
アドレス線ALと直角方向に交互に配置された書
込み線WLおよび読取り線RLとを有し、 該ア
ドレス線ALと書込み線WLおよび読取り線RLと
が交差する区画にメモリセルが接続されてなる半
導体記憶装置において、該メモリセルは、エミツ
タ層とベース層との間に形成された超格子層から
なるエミツタ側ポテンシヤル・バリア層ならびに
ベース層とコレクタ層との間に形成されたコレク
タ側ポテンシヤル・バリア層を有してなり、その
ベース・エミツタ間の電圧−電流特性に微分負性
抵抗領域を有する記憶能動素子QRと、該記憶能
動素子QRのベース・エミツタ間に接続され該記
憶能動素子QRに複数の安定状態をとらせるため
の電流源RB,Vcc1と、該書込み線WLと該記
憶能動素子QRのベース間に挿入され、該アドレ
ス線ALの信号によりOFF状態からON状態、そ
して再びOFF状態に遷移する制御がなされた時
に該書込み線WLの情報を該記憶能動素子QRに
伝達するスイツチング素子QSと、該記憶能動素
子QRのコレクタ側或いは、エミツタ側と該読取
り線RLとの間に挿入され、読取り時にアドレス
ALの信号により制御されて該複数の安定状態の
何れかに対応する信号を該読取り線RLに伝達す
るトランスフアーゲートQCとを備えることを特
徴とする半導体記憶装置を提供するものである。
線AL、該アドレス線ALとは直角方向に交互に配
置されてなる書込み線WLと読取り線RLを有し、
該アドレス線ALと書込み線WLおよび読取り線
RLとが交差する区画にメモリセルが接続されて
なる半導体記憶装置において、該メモリセルは、
エミツタ層とベース層との間に形成された超格子
層からなるエミツタ側ポテンシヤル・バリア層な
らびにベース層とコレクタ層との間に形成された
コレクタ側ポテンシヤル・バリア層を有してな
り、そのベース・エミツタ間の電圧−電流特性に
微分負性抵抗領域を有する記憶能動素子QRと、
該記憶能動素子QRのベース・エミツタ間に接続
され該記憶能動素子QRに複数の安定状態をとら
せるための電流源RB,Vcc1と、該書込み線
WLと該記憶能動素子QRのベース間に挿入され、
該アドレス線ALの信号によりOFF状態からON
状態、そして再びOFF状態に遷移する制御がな
された時に該書込み線WLの情報を該記憶能動素
子QRに伝達するスイツチング素子QSと、該記憶
能動素子QRのコレクタ側或いは、エミツタ側と
該読取り線RLとの間に挿入され、メモリの読取
り時に該読取り線RLに該複数の安定状態の何れ
かに対応する信号を伝達する容量素子Ccとを備
えることを特徴とする半導体記憶装置を提供する
ものであり、 第2に、平行に配置されたアドレス線AL、該
アドレス線ALと直角方向に交互に配置された書
込み線WLおよび読取り線RLとを有し、 該ア
ドレス線ALと書込み線WLおよび読取り線RLと
が交差する区画にメモリセルが接続されてなる半
導体記憶装置において、該メモリセルは、エミツ
タ層とベース層との間に形成された超格子層から
なるエミツタ側ポテンシヤル・バリア層ならびに
ベース層とコレクタ層との間に形成されたコレク
タ側ポテンシヤル・バリア層を有してなり、その
ベース・エミツタ間の電圧−電流特性に微分負性
抵抗領域を有する記憶能動素子QRと、該記憶能
動素子QRのベース・エミツタ間に接続され該記
憶能動素子QRに複数の安定状態をとらせるため
の電流源RB,Vcc1と、該書込み線WLと該記
憶能動素子QRのベース間に挿入され、該アドレ
ス線ALの信号によりOFF状態からON状態、そ
して再びOFF状態に遷移する制御がなされた時
に該書込み線WLの情報を該記憶能動素子QRに
伝達するスイツチング素子QSと、該記憶能動素
子QRのコレクタ側或いは、エミツタ側と該読取
り線RLとの間に挿入され、読取り時にアドレス
ALの信号により制御されて該複数の安定状態の
何れかに対応する信号を該読取り線RLに伝達す
るトランスフアーゲートQCとを備えることを特
徴とする半導体記憶装置を提供するものである。
RHET等の共鳴トンネリング効果を利用する
トランジスタは、その動作速度が極めて高速であ
る。そして、上記のようにそのベース・エミツタ
間の電圧−電流特性に微分負性特性をもたせるこ
とができる。そのため、ベース側を制御して前記
記憶能動素子における二つの安定状態の何れか一
方を意図した時に選択できるようにし、コレクタ
側或いはエミツタ側から、その二つの安定状態の
何れか一方に対応する信号を取出すことにより、
構成が簡単で且つ高速なメモリ動作が可能にな
る。
トランジスタは、その動作速度が極めて高速であ
る。そして、上記のようにそのベース・エミツタ
間の電圧−電流特性に微分負性特性をもたせるこ
とができる。そのため、ベース側を制御して前記
記憶能動素子における二つの安定状態の何れか一
方を意図した時に選択できるようにし、コレクタ
側或いはエミツタ側から、その二つの安定状態の
何れか一方に対応する信号を取出すことにより、
構成が簡単で且つ高速なメモリ動作が可能にな
る。
また、本発明はアドレス線ALの信号によつて
スイツチング素子QSをOFF状態からON状態、
そして再びOFF状態に遷移する制御を行うこと
で、書込み線WLの情報を記憶能動素子QRに書
き込む構成であるため、記憶能動素子QRのベー
スに接続されている電源Vcc1,RBの出力は常
に一定で良く、この電源を直接に変調して情報を
書き込む必要が無くなる。
スイツチング素子QSをOFF状態からON状態、
そして再びOFF状態に遷移する制御を行うこと
で、書込み線WLの情報を記憶能動素子QRに書
き込む構成であるため、記憶能動素子QRのベー
スに接続されている電源Vcc1,RBの出力は常
に一定で良く、この電源を直接に変調して情報を
書き込む必要が無くなる。
先ず、本発明に係る半導体記憶装置を実現する
のに用いた記憶能動素子の一つであるRHETに
ついて説明する。
のに用いた記憶能動素子の一つであるRHETに
ついて説明する。
第2図が本発明の実施例に用いたRHETを説
明するための図であり、Aは要部切断側面図Bは
図Aに対応させたエネルギ・バンド・ダイアグラ
ムをそれぞれ表している。
明するための図であり、Aは要部切断側面図Bは
図Aに対応させたエネルギ・バンド・ダイアグラ
ムをそれぞれ表している。
第2図Aにおいて、1はn+型gaAsコレクタ層、
2はalYGa1-yAsコレクタ側ポテンシヤル・バリ
ア層、3はn+型GaAsベース層、4は超格子層、
5はn+型GaAsエミツタ層、6はエミツタ電極、
7はベース電極、8はコレクタ電極をそれぞれ示
している。また、第2図Bにおいて、Ecは伝導
帯の底、EFはフエルミ・レベル、Exはサブ・バ
ンドのエネルギ・レベルをそれぞれ示している。
なお、超格子層4はAlxGa1-xAsバリア層4Aと
GaAsウエル層4Bとから成つていて、図示例で
は二つのバリア層と一つのウエル層で構成されて
いるが、必要であれば複数のウエル層およびそれ
を形成するためのバリア層を用いてもよい。
2はalYGa1-yAsコレクタ側ポテンシヤル・バリ
ア層、3はn+型GaAsベース層、4は超格子層、
5はn+型GaAsエミツタ層、6はエミツタ電極、
7はベース電極、8はコレクタ電極をそれぞれ示
している。また、第2図Bにおいて、Ecは伝導
帯の底、EFはフエルミ・レベル、Exはサブ・バ
ンドのエネルギ・レベルをそれぞれ示している。
なお、超格子層4はAlxGa1-xAsバリア層4Aと
GaAsウエル層4Bとから成つていて、図示例で
は二つのバリア層と一つのウエル層で構成されて
いるが、必要であれば複数のウエル層およびそれ
を形成するためのバリア層を用いてもよい。
第3図AからDはRHETの動作原理を説明す
る為のエネルギ・バンドダイアグラムを表し、第
2図において用いた記号を同一記号は同部分を示
すか同じ意味を持つように用いている。第3図に
おいて、Exはウエル層4B内に生成されるサ
ブ・バンドのエネルギ・レベル、qはキヤリア
(電子)の電荷量、φcはコレクタ側ポテンシヤ
ル・バリア層2とベース層3との間における伝導
帯底不連続値(conduction band
discontinuity)、VBEはベース・エネルギ間電圧
をそれぞれ示している。
る為のエネルギ・バンドダイアグラムを表し、第
2図において用いた記号を同一記号は同部分を示
すか同じ意味を持つように用いている。第3図に
おいて、Exはウエル層4B内に生成されるサ
ブ・バンドのエネルギ・レベル、qはキヤリア
(電子)の電荷量、φcはコレクタ側ポテンシヤ
ル・バリア層2とベース層3との間における伝導
帯底不連続値(conduction band
discontinuity)、VBEはベース・エネルギ間電圧
をそれぞれ示している。
第3図Aはベース・エネルギ間電圧VBEが0か
或いは0に近い状態に於けるエネルギ・バンド・
ダイアグラムである。図示の状態では、コレク
タ・エミツタ間に電圧VCEが印加されているが、
ベース・エミツタ間電圧がVBEが殆ど0であるの
で、エミツタ層5に於けるエネルギ・レベルがウ
エル層4Bに於けるサブ・バンドのエネルギ・レ
ベルExと相違しているため、エミツタ層5に於
ける電子は超格子層4をトンネリングしてベース
層3に抜けることは不可能であり、したがつて、
RHETには電流が流れていない。
或いは0に近い状態に於けるエネルギ・バンド・
ダイアグラムである。図示の状態では、コレク
タ・エミツタ間に電圧VCEが印加されているが、
ベース・エミツタ間電圧がVBEが殆ど0であるの
で、エミツタ層5に於けるエネルギ・レベルがウ
エル層4Bに於けるサブ・バンドのエネルギ・レ
ベルExと相違しているため、エミツタ層5に於
ける電子は超格子層4をトンネリングしてベース
層3に抜けることは不可能であり、したがつて、
RHETには電流が流れていない。
第3図Bはベース・エミツタ間電圧VBEが
2Ex/qに殆ど等しい場合に於けるエネルギ・バ
ンド・ダイアグラムである。図示の状態では、エ
ミツタ層5に於けるエネルギ・レベルがウエル層
4Bに於けるサブ・バンドのエネルギ・レベル
Exと整合するため、エミツタ層5に於ける電子
は共鳴トンネリング効果で超格子層4を抜けてベ
ース層3に注入され、そこでポテンシヤル・エネ
ルギ(≒2Ex)が運動エネルギに変換されるの
で、電子は所謂ホツトな状態となり、ベース層3
をバリステイツクに通過してコレクタ層1に到達
するものである。
2Ex/qに殆ど等しい場合に於けるエネルギ・バ
ンド・ダイアグラムである。図示の状態では、エ
ミツタ層5に於けるエネルギ・レベルがウエル層
4Bに於けるサブ・バンドのエネルギ・レベル
Exと整合するため、エミツタ層5に於ける電子
は共鳴トンネリング効果で超格子層4を抜けてベ
ース層3に注入され、そこでポテンシヤル・エネ
ルギ(≒2Ex)が運動エネルギに変換されるの
で、電子は所謂ホツトな状態となり、ベース層3
をバリステイツクに通過してコレクタ層1に到達
するものである。
しかしながら、コレクタ・バリアの高さを2Ex
より大きく採つておくと、電子は殆どがコレク
タ・バリアによつて遮られて、コレクタ電流とな
らずベース電流となる。
より大きく採つておくと、電子は殆どがコレク
タ・バリアによつて遮られて、コレクタ電流とな
らずベース電流となる。
第3図Cはベース・エミツタ間電圧VBEが
2Ex/qより大きい場合に於けるエネルギ・バン
ド・ダイアグラムである。図示の状態では、エミ
ツタ層5に於けるエネルギ・レベルがウエル層4
Bに於けるサブ・バンドのエネルギ・レベルEx
より高くなつてしまうので共鳴トンネリング効果
は発生せず、再びエミツタ層5からベース層3に
抜ける電子はなくなつて電流は低減される。
2Ex/qより大きい場合に於けるエネルギ・バン
ド・ダイアグラムである。図示の状態では、エミ
ツタ層5に於けるエネルギ・レベルがウエル層4
Bに於けるサブ・バンドのエネルギ・レベルEx
より高くなつてしまうので共鳴トンネリング効果
は発生せず、再びエミツタ層5からベース層3に
抜ける電子はなくなつて電流は低減される。
第3図Dはベース・エミツタ間電圧VBEが
2Ex/qよりかなり大きい場合に於けるエネル
ギ・バンド・ダイアグラムである。図示の状態で
は、二つのバリア層4A,4Bのうち、ベース層
3に近い側バリア層4Aはエミツタ層のエネル
ギ・レベルに比べて、低くなつているので、電子
はエミツタ層5に近い側のバリア層4Aを直接ト
ンネリングする。しかも、この時の電子はコレク
タ・バリアを越えるのに充分なエネルギを持つの
で、コレクタ・バリアを越えて、コレクタ層1に
到達する。
2Ex/qよりかなり大きい場合に於けるエネル
ギ・バンド・ダイアグラムである。図示の状態で
は、二つのバリア層4A,4Bのうち、ベース層
3に近い側バリア層4Aはエミツタ層のエネル
ギ・レベルに比べて、低くなつているので、電子
はエミツタ層5に近い側のバリア層4Aを直接ト
ンネリングする。しかも、この時の電子はコレク
タ・バリアを越えるのに充分なエネルギを持つの
で、コレクタ・バリアを越えて、コレクタ層1に
到達する。
第4図は前記で説明したようなRHETにおけ
るベース・エミツタ間電圧VBEトンネリングベー
ス電流IBおよび、コレクタ電流Icとの関係を説明
する線図である。図では、横軸にベース・エミツ
タ間電圧を、縦軸には、ベース電流IBおよび、コ
レクタ電流Icをそれぞれ採つてある。図から明ら
かなように、RHETに於けるVBE対IBの関係にお
いて、所謂、共鳴トンネリング効果に依る微分負
性抵抗領域が存在している。したがつて、この特
性を利用すれば、RHETを記憶能動素子として
動作させることが可能である。
るベース・エミツタ間電圧VBEトンネリングベー
ス電流IBおよび、コレクタ電流Icとの関係を説明
する線図である。図では、横軸にベース・エミツ
タ間電圧を、縦軸には、ベース電流IBおよび、コ
レクタ電流Icをそれぞれ採つてある。図から明ら
かなように、RHETに於けるVBE対IBの関係にお
いて、所謂、共鳴トンネリング効果に依る微分負
性抵抗領域が存在している。したがつて、この特
性を利用すれば、RHETを記憶能動素子として
動作させることが可能である。
第1図は本発明に於ける半導体記憶装置の原理
を説明するための要部回路図を表している。図に
おいて、一つの単位記憶回路(メモリセル)MC
を示してあり、QRはRHETである記憶能動素
子、QSはスイツチング素子、R0は負荷抵抗、
RBは電流源抵抗、ALはアドレス線、WLは書込
み線、RLは読取り線、Nは接続点、Vcc1およ
びVcc2は正側電源レベルをそれぞれ表してい
る。RHETQRのコレクタと負荷抵抗R0の接続点
Nは結合容量Ccを介して、読取り線RLに接続し
ている。第7図に隣接メモリセルを含む半導体記
憶装置の構成を示してあり、実際の半導体記憶装
置においては、第1図のメモリセルMCが書込み
線WL1,WL2,…と読取り線RL1,RL2,…とア
ドレス線AL1,AL2,…の交差点毎に配置され
る。なお、第7図において、先の第1図の記号と
同記号は同一部分または同じ意味で用いている。
第1図または第7図に図示のように、記憶能動素
子QRのベースに電流源抵抗RBを介して、正側
電源レベルVcc1を供給する電源に接続すると、
ベース・エミツタ間には一種の定電流源が挿入さ
れたことと等価になり、その際のベース・エミツ
タ間電圧VBEとベース電流IBとの関係は第5図A
に見られる通りである。図では、横軸にベース・
エミツタ間電圧BBEを縦軸には、ベース電流IBを採
つてあり、CLは特性線、LLはスイツチング素子
QSがOFFの状態の時の負荷線、LLHはスイツチ
ング素子QSがON状態で且つ書込み線WLが高い
レベルの時の負荷線、LLLはスイツチング素子QS
がON状態で且つ書込み線WLが低いレベルの時
の負荷線、A,B,CおよびDは安定点をそれぞ
れ示している。
を説明するための要部回路図を表している。図に
おいて、一つの単位記憶回路(メモリセル)MC
を示してあり、QRはRHETである記憶能動素
子、QSはスイツチング素子、R0は負荷抵抗、
RBは電流源抵抗、ALはアドレス線、WLは書込
み線、RLは読取り線、Nは接続点、Vcc1およ
びVcc2は正側電源レベルをそれぞれ表してい
る。RHETQRのコレクタと負荷抵抗R0の接続点
Nは結合容量Ccを介して、読取り線RLに接続し
ている。第7図に隣接メモリセルを含む半導体記
憶装置の構成を示してあり、実際の半導体記憶装
置においては、第1図のメモリセルMCが書込み
線WL1,WL2,…と読取り線RL1,RL2,…とア
ドレス線AL1,AL2,…の交差点毎に配置され
る。なお、第7図において、先の第1図の記号と
同記号は同一部分または同じ意味で用いている。
第1図または第7図に図示のように、記憶能動素
子QRのベースに電流源抵抗RBを介して、正側
電源レベルVcc1を供給する電源に接続すると、
ベース・エミツタ間には一種の定電流源が挿入さ
れたことと等価になり、その際のベース・エミツ
タ間電圧VBEとベース電流IBとの関係は第5図A
に見られる通りである。図では、横軸にベース・
エミツタ間電圧BBEを縦軸には、ベース電流IBを採
つてあり、CLは特性線、LLはスイツチング素子
QSがOFFの状態の時の負荷線、LLHはスイツチ
ング素子QSがON状態で且つ書込み線WLが高い
レベルの時の負荷線、LLLはスイツチング素子QS
がON状態で且つ書込み線WLが低いレベルの時
の負荷線、A,B,CおよびDは安定点をそれぞ
れ示している。
スイツチング素子QSがOFF状態(LL)の時
は、図から明らかであるが、記憶素子QRは安定
点AおよびBに見られるように二つの安定状態を
維持することができる。
は、図から明らかであるが、記憶素子QRは安定
点AおよびBに見られるように二つの安定状態を
維持することができる。
スイツチング素子QSがOFF状態(LL)から
ON状態、そして再びOFF状態と遷移すると、書
込み線WLが高いレベル(LLH)の時には、安定
点はAもしくはBからCを経てBへ遷移する。書
込み線WLが低いレベル(LLL)の時には、安定
点はAもしくはBからDを経てAへ遷移する。
ON状態、そして再びOFF状態と遷移すると、書
込み線WLが高いレベル(LLH)の時には、安定
点はAもしくはBからCを経てBへ遷移する。書
込み線WLが低いレベル(LLL)の時には、安定
点はAもしくはBからDを経てAへ遷移する。
以上のように、スイツチング素子QSにより記
憶能動素子QRは二つの安定点AおよびBに見ら
れるように二つの安定状態の何れか一方から他方
へ遷移させることができる。
憶能動素子QRは二つの安定点AおよびBに見ら
れるように二つの安定状態の何れか一方から他方
へ遷移させることができる。
第5図Bはベース・エミツタ間電圧VBEとコレ
クタ電流Icとの関係を示したものである。図で
は、横軸にベース・エミツタ間電圧VBEを第5図
Aと同じスケールで、縦軸には、コレクタ電流Ic
を採つてある。点EおよびFはそれぞれ第5図A
における安定点AおよびBに対応した点である。
安定点Bに於いては、コレクタ電流〔図BのFに
対応する〕は多く流れているために、負荷抵抗
RLより記憶能動素子QRのコレクタレベルは低く
なり、安定点Aに於いては、コレクタ電流〔図B
のEに対応する〕は少ししか流れていないため、
コレクタのレベルは高くなる。
クタ電流Icとの関係を示したものである。図で
は、横軸にベース・エミツタ間電圧VBEを第5図
Aと同じスケールで、縦軸には、コレクタ電流Ic
を採つてある。点EおよびFはそれぞれ第5図A
における安定点AおよびBに対応した点である。
安定点Bに於いては、コレクタ電流〔図BのFに
対応する〕は多く流れているために、負荷抵抗
RLより記憶能動素子QRのコレクタレベルは低く
なり、安定点Aに於いては、コレクタ電流〔図B
のEに対応する〕は少ししか流れていないため、
コレクタのレベルは高くなる。
以上のことから、メモリの書込み時には、特定
のメモリセルに接続したアドレス線ALと読取り
線RLをハイレベルにして、書込み線WLの電位
をハイレベルまたはロウレベルにすることによ
り、ハイレベル(情報1)またはロウレベル(情
報0)をメモリセルに書込むことができる。
のメモリセルに接続したアドレス線ALと読取り
線RLをハイレベルにして、書込み線WLの電位
をハイレベルまたはロウレベルにすることによ
り、ハイレベル(情報1)またはロウレベル(情
報0)をメモリセルに書込むことができる。
読取りの際には、スイツチング素子QSをON
状態にしておき、書込み線のレベルを記憶能動素
子QRの状態が遷移しない範囲で変化させてや
り、その際の記憶能動素子QRのコレクタの電位
の変化を読取り線RLを通して読取る。その際の
ベース・エミツタ間電圧VBEとベース電流IB及び、
コレクタ電流Icとの関係を説明する図が第6図で
ある。第6図では第5図に於いて用いた記号と同
記号は同部分を示すか或いは同じ意味を持つもの
とする。また、、の間の斜線部分は、記憶能
動素子QRの状態が変化しない負荷線の範囲であ
る。この、の範囲で負荷線を振る、すなわ
ち、書込み線のレベルを変化させた時の、コレク
タ電流の変化は、二つの安定点AおよびBのう
ち、安定点Aの近傍においては、殆ど変化しない
のに対して、安定点Bの近傍では、大きく変化す
ることが、図より明らかである。また、コレクタ
電流の変化は接合点Nの電位の変化となる。
状態にしておき、書込み線のレベルを記憶能動素
子QRの状態が遷移しない範囲で変化させてや
り、その際の記憶能動素子QRのコレクタの電位
の変化を読取り線RLを通して読取る。その際の
ベース・エミツタ間電圧VBEとベース電流IB及び、
コレクタ電流Icとの関係を説明する図が第6図で
ある。第6図では第5図に於いて用いた記号と同
記号は同部分を示すか或いは同じ意味を持つもの
とする。また、、の間の斜線部分は、記憶能
動素子QRの状態が変化しない負荷線の範囲であ
る。この、の範囲で負荷線を振る、すなわ
ち、書込み線のレベルを変化させた時の、コレク
タ電流の変化は、二つの安定点AおよびBのう
ち、安定点Aの近傍においては、殆ど変化しない
のに対して、安定点Bの近傍では、大きく変化す
ることが、図より明らかである。また、コレクタ
電流の変化は接合点Nの電位の変化となる。
以上のように、書込み線のレベルを適当に変化
させることにより、記憶能動素子QRの二つの安
定状態を破壊することなく、結合容量Ccおよび
読取り線RLを通して検出できる。
させることにより、記憶能動素子QRの二つの安
定状態を破壊することなく、結合容量Ccおよび
読取り線RLを通して検出できる。
本実施例の構成によると、記憶能動素子である
RHETにおいて発生する共鳴トンネリング効果
はそのベースに二つの安定状態を現出させること
が可能であり、この二つの安定状態をベース側か
らの信号で任意に遷移させることができ、これを
利用して半導体記憶装置を構成すると、従来、電
界効果トランジスタを用いた回路では最低4個の
トランジスタが必要であつた、或いはバイポーラ
トランジスタを用いた回路では最低2個のトラン
ジスタで実現できるもののエミツタが二つある複
雑なトランジスタが必要であつたものが、2個の
トランジスタを用いるのみで実現でき、しかもそ
の動作は安定である。
RHETにおいて発生する共鳴トンネリング効果
はそのベースに二つの安定状態を現出させること
が可能であり、この二つの安定状態をベース側か
らの信号で任意に遷移させることができ、これを
利用して半導体記憶装置を構成すると、従来、電
界効果トランジスタを用いた回路では最低4個の
トランジスタが必要であつた、或いはバイポーラ
トランジスタを用いた回路では最低2個のトラン
ジスタで実現できるもののエミツタが二つある複
雑なトランジスタが必要であつたものが、2個の
トランジスタを用いるのみで実現でき、しかもそ
の動作は安定である。
以下に、第1図において説明した半導体記憶装
置における諸要素に対して、次のような定数を与
えてメモリ動作をさせ、接続点Nからプローブで
出力を取出して観測した結果を示す。
置における諸要素に対して、次のような定数を与
えてメモリ動作をさせ、接続点Nからプローブで
出力を取出して観測した結果を示す。
RB:1.5〔KΩ〕
R0:10〔KΩ〕
Vcc1:1〔V〕
Vcc2:1〔V〕
この半導体記憶装置の動作、即ち、アドレス線
AL、書込み線WL、読取り線RL、接続点Nにお
ける電位の推移をタイミング・チヤートにして示
すと第8図に見られる通りである。第8図におい
て、第1図において用いた記号と同記号は同部分
を示すか、或いは同じ意味を持つものとする。図
示の電位波形から、記憶能動素子QRが間違いな
くメモリ動作をしていることが看取される。
AL、書込み線WL、読取り線RL、接続点Nにお
ける電位の推移をタイミング・チヤートにして示
すと第8図に見られる通りである。第8図におい
て、第1図において用いた記号と同記号は同部分
を示すか、或いは同じ意味を持つものとする。図
示の電位波形から、記憶能動素子QRが間違いな
くメモリ動作をしていることが看取される。
なお、本実施例について第1図または対7図の
メモリセルの読取り時に書込み線WLの電位を振
るように説明したが、これにかえて、書込み線
WLの電位を記憶能動素子QRの状態が変化しな
い範囲でハイレベルにしておき、アドレス線AL
の電位をハイレベル/ロウレベルに交互に変化さ
せスイツチング素子QSのON/OFFを繰返すこ
とにより行なうことができる。その際、第6図を
参照すると、スイツチング素子QSがONの時
の負荷線となり、スイツチング素子QSがOFFの
時負荷線はLLとなるから、前記と同様に安定点
A点近傍でのコレクタ電流Icの変化とB点近傍で
のIcの変化の違いにより、メモリの情報を読出す
ことが可能となる。
メモリセルの読取り時に書込み線WLの電位を振
るように説明したが、これにかえて、書込み線
WLの電位を記憶能動素子QRの状態が変化しな
い範囲でハイレベルにしておき、アドレス線AL
の電位をハイレベル/ロウレベルに交互に変化さ
せスイツチング素子QSのON/OFFを繰返すこ
とにより行なうことができる。その際、第6図を
参照すると、スイツチング素子QSがONの時
の負荷線となり、スイツチング素子QSがOFFの
時負荷線はLLとなるから、前記と同様に安定点
A点近傍でのコレクタ電流Icの変化とB点近傍で
のIcの変化の違いにより、メモリの情報を読出す
ことが可能となる。
次に、本発明の他の実施例の半導体記憶装置の
セル領域を第9図に示している。第9図におい
て、第1図の或いは第7図において用いた記号と
同記号は同一部分を表すか同一の意味で用いてい
る。この実施例では、メモリセルの内容を書込み
線WLの電位を振ることなく、RHET(QR)のコ
レクタ電位の高低を出力トランスフアーゲート
QCを介して読出すように構成している。特定の
メモリセルが選択される場合、そのメモリセルが
接続した特定のアドレス線(AL1,AL2…の一
つ)のみが選択され、その電位がハイレベルとな
り、その電位がメモリセルの出力トランスフアー
ゲートに印加されゲートが開き、そのメモリセル
が接続した読取り線RLにメモリの情報が読出さ
れる。
セル領域を第9図に示している。第9図におい
て、第1図の或いは第7図において用いた記号と
同記号は同一部分を表すか同一の意味で用いてい
る。この実施例では、メモリセルの内容を書込み
線WLの電位を振ることなく、RHET(QR)のコ
レクタ電位の高低を出力トランスフアーゲート
QCを介して読出すように構成している。特定の
メモリセルが選択される場合、そのメモリセルが
接続した特定のアドレス線(AL1,AL2…の一
つ)のみが選択され、その電位がハイレベルとな
り、その電位がメモリセルの出力トランスフアー
ゲートに印加されゲートが開き、そのメモリセル
が接続した読取り線RLにメモリの情報が読出さ
れる。
なお、以上の実施例において、量子井戸の準位
が一つの場合を示したが、量子井戸の準位が二つ
以上で、微分負性抵抗領域が二つ以上出現する記
憶能動素子を用いる場合には、安定点が三つ以上
となり、それに対応して三つ以上のコレクタ電流
値を検出することができ、多値メモリを実現する
ことが可能となる。また、本発明に適用される記
憶能動素子は、量子井戸を複数備える構造でも良
く、また、コレクタ・バリアをへテロ接合で構成
する例を示したが、PN接合バリアで構成しても
良い。また、本発明に適用する記憶能動素子とし
て、電子が共鳴トンネリングする素子を示した
が、正孔が共鳴トンネリングする素子を用いるこ
ともできる。
が一つの場合を示したが、量子井戸の準位が二つ
以上で、微分負性抵抗領域が二つ以上出現する記
憶能動素子を用いる場合には、安定点が三つ以上
となり、それに対応して三つ以上のコレクタ電流
値を検出することができ、多値メモリを実現する
ことが可能となる。また、本発明に適用される記
憶能動素子は、量子井戸を複数備える構造でも良
く、また、コレクタ・バリアをへテロ接合で構成
する例を示したが、PN接合バリアで構成しても
良い。また、本発明に適用する記憶能動素子とし
て、電子が共鳴トンネリングする素子を示した
が、正孔が共鳴トンネリングする素子を用いるこ
ともできる。
以上のように、本発明に依る半導体記憶装置で
は、エミツタ層とベース層との間に形成された超
格子からなるエミツタ側ポテンシヤル・バリア層
ならびにベース層とコレクタ層を有してなる記憶
能動素子と、該記憶能動素子のベースに二つの安
定状態をとらせるためにベース・エミツタ間に接
続された電流源、前記記憶能動素子のベースに選
択的に信号を与えて前記二つの安定状態の何れか
一方から他方へ意図した時に遷移させるための手
段とを備えた構造になつており、この構造による
と、RHETである記憶能動素子に於いては、そ
の共鳴トンネリング効果に依つて、ベースに二つ
の安定状態を実現させることができ、そして、こ
の二つの安定状態はベース側からの信号で任意に
遷移させることが可能であるため、僅か2個の3
端子の能動素子を用いることによつて、安定なス
タテイツク・メモリ・セルとして動作させること
ができ、半導体記憶装置の高集積化ならびに高速
化に有利である。
は、エミツタ層とベース層との間に形成された超
格子からなるエミツタ側ポテンシヤル・バリア層
ならびにベース層とコレクタ層を有してなる記憶
能動素子と、該記憶能動素子のベースに二つの安
定状態をとらせるためにベース・エミツタ間に接
続された電流源、前記記憶能動素子のベースに選
択的に信号を与えて前記二つの安定状態の何れか
一方から他方へ意図した時に遷移させるための手
段とを備えた構造になつており、この構造による
と、RHETである記憶能動素子に於いては、そ
の共鳴トンネリング効果に依つて、ベースに二つ
の安定状態を実現させることができ、そして、こ
の二つの安定状態はベース側からの信号で任意に
遷移させることが可能であるため、僅か2個の3
端子の能動素子を用いることによつて、安定なス
タテイツク・メモリ・セルとして動作させること
ができ、半導体記憶装置の高集積化ならびに高速
化に有利である。
第1図は本発明に係る半導体記憶装置の原理を
説明するための回路図、第2図A,Bはそれぞれ
RHETを説明するための要部切断断面図および
エネルギ・バンド・ダイアグラム、第3図Aない
しDはRHETの動作原理を説明するためのエネ
ルギ・バンド・ダイアグラム、第4図はベース・
エミツタ間電圧VBEとベース電流IBおよびコレク
タ電流Icとの関係を示す図、第5図AおよびBは
それぞれ第1図に対応する記憶能動素子の状態遷
移動作を説明するためのベース・エミツタ間電圧
VBEとベース電流IBの関係を示す図およびコレク
タ電流Icとの関係を示す図、第6図はそれぞれ第
1図に対応する記憶能動素子の読取り動作を説明
するためのベース・エミツタ、電圧VBEとベース
電流IBおよびコレクタ電流Icとの関係を示す図、
第7図は本発明の実施例の半導体記憶装置のメモ
リセル領域を示す図、第8図は半導体記憶装置の
メモリ動作を説明するためのタイミング・チヤー
ト、第9図は本発明の他の実施例の半導体記憶装
置のメモリセル領域を示す回路図である。 1……n+型GaAsコレクタ層、2……AlyGa1-y
Asコレクタ側ポテンシヤル・バリア層、3……
n+型GaAsベース層、4……超格子層、5……n+
型GaAsエミツタ層、6……エミツタ電極、7…
…ベース電極、8……コレクタ電極、QR……
RHETである記憶能動素子、QS……スイツチン
グ素子、RL……負性抵抗、RBは電流源抵抗、
AL……アドレス線、WL……書込み線、RL……
読取り線、N……接続点、Vcc1およびVcc2…
…正側電源レベル。
説明するための回路図、第2図A,Bはそれぞれ
RHETを説明するための要部切断断面図および
エネルギ・バンド・ダイアグラム、第3図Aない
しDはRHETの動作原理を説明するためのエネ
ルギ・バンド・ダイアグラム、第4図はベース・
エミツタ間電圧VBEとベース電流IBおよびコレク
タ電流Icとの関係を示す図、第5図AおよびBは
それぞれ第1図に対応する記憶能動素子の状態遷
移動作を説明するためのベース・エミツタ間電圧
VBEとベース電流IBの関係を示す図およびコレク
タ電流Icとの関係を示す図、第6図はそれぞれ第
1図に対応する記憶能動素子の読取り動作を説明
するためのベース・エミツタ、電圧VBEとベース
電流IBおよびコレクタ電流Icとの関係を示す図、
第7図は本発明の実施例の半導体記憶装置のメモ
リセル領域を示す図、第8図は半導体記憶装置の
メモリ動作を説明するためのタイミング・チヤー
ト、第9図は本発明の他の実施例の半導体記憶装
置のメモリセル領域を示す回路図である。 1……n+型GaAsコレクタ層、2……AlyGa1-y
Asコレクタ側ポテンシヤル・バリア層、3……
n+型GaAsベース層、4……超格子層、5……n+
型GaAsエミツタ層、6……エミツタ電極、7…
…ベース電極、8……コレクタ電極、QR……
RHETである記憶能動素子、QS……スイツチン
グ素子、RL……負性抵抗、RBは電流源抵抗、
AL……アドレス線、WL……書込み線、RL……
読取り線、N……接続点、Vcc1およびVcc2…
…正側電源レベル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 平行に配置されたアドレス線AL、該アドレ
ス線ALとは直角方向に交互に配置されてなる書
込み線WLと読取り線RLを有し、 該アドレス線ALと書込み線WLおよび読取り
線RLとが交差する区画にメモリセルが接続され
てなる半導体記憶装置において、 該メモリセルは、 エミツタ層とベース層との間に形成された超格
子層からなるエミツタ側ポテンシヤル・バリア層
ならびにベース層とコレクタ層との間に形成され
たコレクタ側ポテンシヤル・バリア層を有してな
り、そのベース・エミツタ間の電圧−電流特性に
微分負性抵抗領域を有する記憶能動素子QRと、 該記憶能動素子QRのベース・エミツタ間に接
続され該記憶能動素子QRに複数の安定状態をと
らせるための電流源RB,Vcc1と、 該書込み線WLと該記憶能動素子QRのベース
間に挿入され、該アドレス線ALの信号により
OFF状態からON状態、そして再びOFF状態に遷
移する制御がなされた時に該書込み線WLの情報
を該記憶能動素子QRに伝達するスイツチング素
子QSと、 該記憶能動素子QRのコレクタ側或いは、エミ
ツタ側と該読取り線RLとの間に挿入され、メモ
リの読取り時に該読取り線RLに該複数の安定状
態の何れかに対応する信号を伝達する容量素子
Ccとを備えることを特徴とする半導体記憶装置。 2 平行に配置されたアドレス線AL、該アドレ
ス線ALと直角方向に交互に配置された書込み線
WLおよび読取り線RLとを有し、 該アドレス線ALと書込み線WLおよび読取り
線RLとが交差する区画にメモリセルが接続され
てなる半導体記憶装置において、 該メモリセルは、 エミツタ層とベース層との間に形成された超格
子層からなるエミツタ側ポテンシヤル・バリア層
ならびにベース層とコレクタ層との間に形成され
たコレクタ側ポテンシヤル・バリア層を有してな
り、そのベース・エミツタ間の電圧−電流特性に
微分負性抵抗領域を有する記憶能動素子QRと、 該記憶能動素子QRのベース・エミツタ間に接
続され該記憶能動素子QRに複数の安定状態をと
らせるための電流源RB,Vcc1と、 該書込み線WLと該記憶能動素子QRのベース
間に挿入され、該アドレス線ALの信号により
OFF状態からON状態、そして再びOFF状態に遷
移する制御がなされた時に該書込み線WLの情報
を該記憶能動素子QRに伝達するスイツチング素
子QSと、 該記憶能動素子QRのコレクタ側或いは、エミ
ツタ側と該読取り線RLとの間に挿入され、読取
り時にアドレス線ALの信号により制御されて該
複数の安定状態の何れかに対応する信号を該読取
り線RLに伝達するトランスフアーゲートQCとを
備えることを特徴とする半導体記憶装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61138630A JPS6323357A (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 | 半導体記憶装置 |
| DE8686307871T DE3673138D1 (de) | 1985-10-12 | 1986-10-10 | Logische schaltung. |
| EP19860307871 EP0225698B1 (en) | 1985-10-12 | 1986-10-10 | Logic circuitry |
| KR8608515A KR900001816B1 (en) | 1985-10-12 | 1986-10-11 | Logic circuit using the resonance-tunneling transistor |
| US07/061,288 US4788662A (en) | 1986-06-14 | 1987-06-12 | Semiconductor memory device using resonant-tunneling hot electron transistor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61138630A JPS6323357A (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6323357A JPS6323357A (ja) | 1988-01-30 |
| JPH0551185B2 true JPH0551185B2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=15226544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61138630A Granted JPS6323357A (ja) | 1985-10-12 | 1986-06-14 | 半導体記憶装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4788662A (ja) |
| JP (1) | JPS6323357A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5162877A (en) * | 1987-01-27 | 1992-11-10 | Fujitsu Limited | Semiconductor integrated circuit device and method of producing same |
| US4907196A (en) * | 1987-04-28 | 1990-03-06 | Fujitsu Limited | Semiconductor memory device using resonant-tunneling transistor |
| JP2588590B2 (ja) * | 1988-07-20 | 1997-03-05 | 富士通株式会社 | 半導体記憶装置 |
| JP2783579B2 (ja) * | 1989-03-01 | 1998-08-06 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
| JPH02239496A (ja) * | 1989-03-13 | 1990-09-21 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置 |
| US5347140A (en) * | 1991-08-27 | 1994-09-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Resonant electron transfer device |
| JP3397516B2 (ja) * | 1995-06-08 | 2003-04-14 | 三菱電機株式会社 | 半導体記憶装置及び半導体集積回路装置 |
| EP0844617A3 (en) * | 1996-11-25 | 1999-06-16 | Texas Instruments Incorporated | Improvements in or relating to electronic circuits |
| US6795117B2 (en) * | 2001-11-06 | 2004-09-21 | Candela Microsystems, Inc. | CMOS image sensor with noise cancellation |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6158268A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | Fujitsu Ltd | 高速半導体装置 |
| US4721983A (en) * | 1986-01-31 | 1988-01-26 | Texas Instruments Incorporated | Three terminal tunneling device |
| JPH0741620B2 (ja) * | 1990-04-25 | 1995-05-10 | 株式会社豊和化成 | 合成樹脂製品の成形方法 |
-
1986
- 1986-06-14 JP JP61138630A patent/JPS6323357A/ja active Granted
-
1987
- 1987-06-12 US US07/061,288 patent/US4788662A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4788662A (en) | 1988-11-29 |
| JPS6323357A (ja) | 1988-01-30 |
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