JPH0551289U - ドライクリーニング機の排水処理装置 - Google Patents

ドライクリーニング機の排水処理装置

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JPH0551289U
JPH0551289U JP10253591U JP10253591U JPH0551289U JP H0551289 U JPH0551289 U JP H0551289U JP 10253591 U JP10253591 U JP 10253591U JP 10253591 U JP10253591 U JP 10253591U JP H0551289 U JPH0551289 U JP H0551289U
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wastewater
heating
heating means
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正樹 中井
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富士車輌株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶剤から分離した排水を、ばっ気と加熱によ
って蒸発させる装置において、共沸現象を防止し、蒸発
ガス中の溶剤濃度を減少させる。 【構成】 蒸発槽1に、ばっ気用空気の吹出し口6と、
排水の加熱手段12を設け、その加熱手段12の作動を
制御する電磁開閉弁16に、温度検出器17を接続す
る。温度検出器17の信号により開閉弁16を開閉さ
せ、排水温度を共沸点以下に制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドライクリーニング機の排水をその排水中の溶剤と共に蒸発させ るための排水処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドライクリーニング機においては、衣類の洗浄工程中、衣類に含まれた水が溶 剤に混入するが、この混入した水は、水分離器で溶剤と分離された後、排水処理 装置において処理される。
【0003】 このような排水処理装置として、排水が導入される蒸発槽に、ばっ気用空気の 吹出し口と排水の加熱手段を設け、排水をばっ気すると共に、加熱により排水温 度を上昇させ、水を蒸発ガスとして次工程に放出する構造が考えられている(例 えば、本出願人が先に提案した実願昭3−48561号)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のようにばっ気と排水加熱を併用した処理構造においては、排 水温度を高めると蒸発効率が上がるが、反面、排水温度が水と溶剤の共沸点温度 以上に上昇すると、共沸現象のために蒸発ガスに含まれる溶剤濃度が著しく増大 する問題がある。
【0005】 このように溶剤濃度が高い蒸発ガスは、次に活性炭槽等に通して溶剤成分を吸 着させても、溶剤を完全に取除くことができず、外部へ放出されることにより公 害問題を引き起こす不具合がある。
【0006】 そこで、この考案は、上記の問題を解決し、ばっ気と排水加熱を併用する構造 において、蒸発ガス中の溶剤濃度を低く抑えることができる処理装置を提供する ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案は、蒸発槽に、溶剤から分離した排水の 導入通路を連結し、その蒸発槽の上部に、ばっ気用空気の吹出し口と蒸発ガスの 排出口を設け、上記蒸発槽の下部に、排水の加熱手段と排水温度を検出する温度 検出器を設け、その温度検出器の検出信号により上記加熱手段の作動を制御する 制御手段を備えた構造としたのである。
【0008】
【作用】
上記の構造においては、排水の温度を検出し、排水温度が共沸点以下となるよ うに加熱手段の作動を制御する。このように加熱温度を低く制御することにより 、共沸現象を防止でき、蒸発ガス中の溶剤濃度を減少させることができる。
【0009】
【実施例】
図1は、実施例の排水処理装置を示している。図において、1は蒸発槽、2は ドライクリーニング機の溶剤回収回路に設けられた水分離器であり、この水分離 器2の水タンク3と蒸発槽1との間に、ポンプ5を備える排水導入通路4が連結 されている。
【0010】 蒸発槽1の上部には、ばっ気用の空気が導入される空気吹出し口6と、蒸発ガ スの排出口7が設けられ、この排出口7に連結する排出通路8に、吸引用ブロア 9が設けられている。上記空気吹出し口6の下方には、蒸気供給管10が接続す るヒータ11が配置され、吹出し口6から吹出した空気を加熱して蒸発槽1内に 供給するようになっている。
【0011】 また、蒸発槽1の下部には、導入された排水を加熱するための加熱手段12が 設けられている。この加熱手段12は、加熱板13と、その下側に組込まれる蒸 気管14とから成り、その蒸気管14に、蒸気供給源(図示省略)と接続する蒸 気供給通路15が電磁開閉弁16を介して接続されている。
【0012】 また、蒸発槽1の下部には、貯留された排水の温度を検出する温度検出器17 が設けられ、その温度検出器17が、上記電磁開閉弁16の開閉を制御する制御 器18に接続されている。この制御器18は、外部から溶剤の種類に応じて共沸 点温度を任意に入力できるようになっており、その共沸点温度と温度検出器17 で検出された排水温度とを比較し、排水温度が共沸点以下の適当な温度を越える と電磁開閉弁16を閉じ、排水温度が上記温度より一定値以上下がると電磁開閉 弁16を開くように設定されている。
【0013】 また、蒸発槽1の内部には、蒸発槽内を上下に区分けする水平な隔離板19が 設けられ、その隔離板19の一端が排出口7の下方に臨んでいる。また、隔離板 19の他端には、その隔離板19に対して直角方向に下方に延びる仕切板20が 取付けられている。
【0014】 この実施例は上記のような構造であり、排水処理を行なう場合は、蒸発槽1内 に、仕切板20と液面との間に小さなすき間21ができる位置まで排水を導入す る。
【0015】 この状態で、吹出し口6より空気を導入すると共に、加熱手段12の蒸気管1 4に蒸気を供給する。吹出した空気は、ヒータ11で加熱された後、仕切板20 と液面の間のすき間21から隔離板19の内部に吹出され、排水をばっ気する。
【0016】 このばっ気と、加熱手段12により加熱により、排水の表面から蒸発ガスが発生 し、その蒸発ガスが隔離板19によって排出口7まで導かれ、外部に放出される 。
【0017】 上記の作動において、排水温度が上昇し、水と溶剤の共沸点以下の適当な温度 を越えようとすると、温度検出器17からの信号により制御器18が電磁開閉弁 16を閉じ、加熱手段12への蒸気の供給を止める。逆に、排水温度が共沸点よ り一定値以上下がると、制御器18が電磁開閉弁16を開放して蒸気が加熱手段 12に導入され、排水の加熱が再開される このため、排水は、共沸点以下の一定の温度範囲で加熱とばっ気を受けること になり、共沸現象が防止され、安定した蒸発効率を得ることができる。
【0018】 <実験例> 溶剤としてパークロロエチレン(共沸点;65℃)を使用し、その溶剤から水 分離器2において水を分離し、溶剤(パークロロエチレン)濃度が200ppm 以下の排水を蒸発槽1に導入した。この状態で、排水温度を60℃に保った状態 でばっ気させた場合、排出口7における蒸発ガス中の溶剤濃度は、2〜3ppm の範囲であった。
【0019】 これに対して、上記と同じ排水を排水温度90℃でばっ気させた場合、蒸発ガ ス中の溶剤濃度は、数百〜数千ppmまで上昇した。
【0020】 なお、上記の実施例では、蒸発槽1に活性炭吸着槽等の溶剤吸着装置を取付け ていないが、排水導入通路4又は排出通路8に活性炭吸着槽を接続し、排出され る溶剤の総量を抑えるようにしてもよい。
【0021】 また、ばっ気用空気を加熱するヒータ11は、空気吹出し口6の内側に設けて もよい。
【0022】 さらに、排水の加熱手段12は、図示した蒸気加熱に限らず、電気加熱などの 他の加熱方法を採用することができる。
【0023】
【効果】
以上のように、この考案は、排水の温度を検出し、加熱による排水温度を一定 に制御するようにしたので、共沸現象が防止され、蒸発ガスにおける溶剤濃度を 低くすることができ、環境性に優れた排水処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の排水処理装置を示す概略図
【符号の説明】
1 蒸発槽 4 排水導入通路 6 空気吹出し口 7 排出口 12 加熱手段 16 電磁開閉弁 17 温度検出器 18 制御器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発槽に、溶剤から分離した排水の導入
    通路を連結し、その蒸発槽の上部に、ばっ気用空気の吹
    出し口と蒸発ガスの排出口を設け、上記蒸発槽の下部
    に、排水の加熱手段と排水温度を検出する温度検出器を
    設け、その温度検出器の検出信号により上記加熱手段の
    作動を制御する制御手段を備えたドライクリーニング機
    の排水処理装置。
JP1991102535U 1991-12-12 1991-12-12 ドライクリーニング機の排水処理装置 Expired - Lifetime JP2526978Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02122683U (ja) * 1988-11-29 1990-10-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02122683U (ja) * 1988-11-29 1990-10-08

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