JPH0551924A - 複層の布製筒体を有する先端杭 - Google Patents

複層の布製筒体を有する先端杭

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Publication number
JPH0551924A
JPH0551924A JP3212292A JP21229291A JPH0551924A JP H0551924 A JPH0551924 A JP H0551924A JP 3212292 A JP3212292 A JP 3212292A JP 21229291 A JP21229291 A JP 21229291A JP H0551924 A JPH0551924 A JP H0551924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
cloth
cloth cylinder
fluid
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP3212292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Shigematsu
秀和 重松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPH0551924A publication Critical patent/JPH0551924A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 布製筒体がその上下部でバンドによって既製
杭の外周に装着された杭であって、布製筒体は複数の生
地をその縫製部をずらして重ね合わせた複層構造になっ
ており、注入管を通して布製筒体内に固結性流動体を注
入し、布製筒体を膨らます構造とした先端杭である。 【効果】 布製筒体として複数の生地を重ね合わせるこ
とにより、布製筒体の径が大きくなっても、また、縫製
部を有していても高い注入圧力に耐え得ることができ、
尚且つ脱水量のコントロールが極めて容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既製杭に装着した袋体
の中にセメントミルクやコンクリート等を注入して拡大
部を形成させるのに用いられる布製筒体を装着した既製
杭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、高い鉛直支持力を発現させる
ために布製筒体を有した既製杭が開発されている。例え
ば、特開昭61−122324号公報には、既製杭の先
端部の外周に布製筒体が装着された杭が記載されている
が、この杭は予め掘削された土中の所定深さの孔に埋め
込まれた後、布製筒体内に杭中空部に設置された注入管
を通して一定の圧力がかかったセメントミルク等の固結
性流動体が注入できる構造となっている。この杭では、
図4に示すように布製筒体は一枚の生地を円筒状に巻い
て筒体を作るか、もしくは最初からシームレスの筒体と
して織るかの何れかである。この布製筒体は、端部を折
り返して二重にすることはあっても、筒体のほとんどの
部分は一枚の生地で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
杭では布製筒体の強度には限界があり、特に杭径が大き
くなって装着する布製筒体も大きな径になった場合に
は、生地に作用する張力が大きくなるため、比較的低い
注入圧力で生地が破れてしまうといった問題があった。
また布製筒体がシームレスではなく縫製部を有する場合
には生地強度よりも約7〜8割も縫製部強度が低いた
め、さらに低い圧力で破れるといった問題もあった。更
にまた、布製筒体から脱水する水分量をコントロールを
するために、生地にゴムコーティングを施したり、樹脂
を含浸させたりする方法が提案されていいるが、作業に
手間がかかるのみならずコストもかかることから実用化
されておらず、脱水量が多い場合にはその分だけ固結性
流動体の注入量を増やすのが実情であった。
【0004】本発明の目的は、布製筒体の径が大きくな
っても高い注入圧力に耐え得ることができ、尚且つ脱水
量のコントロールが容易である布製筒体付杭を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、布製筒体がそ
の上下部でバンドによって既製杭の外周に装着された杭
であって、この布製筒体は複数の生地を重ね合わせた複
層構造になっていることを特徴とする先端杭である。以
下、図面を用いて説明する。
【0006】図1は、本発明の杭の一例で、コンクリー
ト杭の外周面に複数の生地を重ね合わせて作成した布製
筒体2を被せ、その上下両端をバンド4によって締め付
けて固着した布製筒体内に、セメントミルク等の固結性
流動体3を圧入したときの状態を示した半断面図であ
る。この杭は通常最下端の杭として用いられる。本発明
に用いる既製杭1は、鋼管杭、コンクリート杭、鋼管コ
ンクリート複合杭等である。既製杭の外径は、通常30
0〜600mmφである。
【0007】図1に示すように、この杭は既製杭の外周
面には布製筒体がバンドによって装着されている。本発
明に用いる布製筒体は円筒形であり、その大きさは、直
径500〜1000mm、長さ1.5〜3m程度が適当
であり、複数の生地が重ね合わさった構造となってい
る。このように複層に生地を重ね合わせることによっ
て、大きな注入圧力に耐え得ることができる。布製筒体
は、シームレスで織った筒状の生地を複数重ねてもよい
し、或いは一枚の生地を円筒形に巻いて縫製したものを
複数重ねてもよい。このとき、縫製部5を有する筒体を
複数重ねる場合は、図2に示すように各々の縫製部が重
なり合わないようにずらしておくことが必要である。重
ねる枚数は生地の強度によるが、通常は2〜5枚が好ま
しく、枚数があまり多くなると装着部のバンドの締め付
け効果が小さくなるので好ましくない。また、生地強度
に枚数をかけた値が同じであれば強い生地を2枚重ねる
よりも弱い生地を3〜4枚重ねた方が好ましい結果とな
る。このようにすると縫製部の強度低下は小さくなり、
生地強度が有効に利用できる。また、この布製筒体の両
端部は既製杭に均等に取り付け易いように縮む構造とし
たり、タックを付けたり、またバンドとの接触部をさら
に重ねて補強する構造とした方が好ましい。布製筒体の
材質は、固結性流動体の脱水性と強度の点からナイロ
ン、ポリアミド、ポリエステル、ビニロン、ポリプロピ
レン等の合成繊維であることが好ましい。このように固
結性流動体の水を外へ排出できる材質にすると、施工に
際してこの杭体の布製筒体内にセメントミルク等の固結
性流動体が注入され、所定の圧力例えば6〜10kg/
cm2 の注入圧力により固結性流動体中の水分が布製筒
体表面を通して脱水され、固結性流動体は硬化後に緻密
で強固な硬化体となるので好ましい。このとき、布製筒
体からの脱水量が多すぎる場合には生地をより多く重ね
合わせることによって、容易に脱水量を減じることが可
能となる。
【0008】布製筒体は、上下をバンドによって既製杭
に取り付けられている。布製筒体装着部Aの拡大断面図
を図3に示す。バンドは通常梱包用帯鋼やワイヤーロー
プ等が用いられる。バンドは通常1〜4ton程度の締
め付け力で固着されている。梱包用帯鋼の場合、その幅
は30〜70mm、ワイヤーロープの場合は直径10〜
20mm程度である。また、バンドは既製杭に突起9を
設けてその両側で固着させると固結性流動体注入時に装
着部がずれないので安全である。
【0009】更にまた、装着部分の布製筒体と既製杭の
間にクッション材6を全周にわたって配すると固結性流
動体の漏れに対して安全である。クッション材の材質は
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタン等の発泡
体、或いはラバー等、バンド締め付け後に布製筒体と杭
体との空隙が塞がるような材質のものが挙げられる。ク
ッション材の幅はバンドよりも広いものであればよく、
50〜200mm程度のものが好ましい。
【0010】また、この杭は布製筒体内に固結性流動体
を注入するための注入管7を有している。注入管は鉄管
や塩化ビニル管等が使用される。注入管は杭の中空部に
設置して先端を布製筒体内に連通させてもよいし、或い
は杭の肉厚部に設置してもよい。
【0011】
【実施例】以下、実施例により、本発明を詳細に説明す
る。本実施例に用いた杭は図1に示した構造のものであ
る。既製杭としては外径600mmφ、肉厚90mm、
長さ4mのコンクリート杭を使用した。このコンクリー
ト杭の外周に外径900mmφ、長さ3mのナイロン製
の布製筒体を被せ、両端を直径10mmのワイヤーロー
プによって約1.5tonの力で締め付け、ワイヤーク
リップ8によって固定させた。ナイロン製の筒体は引張
強度が幅1cm当たり150kgの生地を4層に重ね合
わせた。このとき、布製筒体は縫製部を有していたので
各々の縫製部が重なり合わないようにずらして取り付け
た。また、両端はタックをとって装着部分の径が630
mmとなる構造とした。また更に、装着部は固結性流動
体が注入時に漏出しないようにクッション材をコンクリ
ート杭と布製筒体との間に配し、装着部がずれないよう
に突起を挟んで両側でワイヤーロープを締め付けた。こ
の杭を試験体1とし、地上にて布製筒体内にセメントミ
ルクを注入して耐圧テストを実施した。
【0012】また、比較として従来の杭、即ちナイロン
製の筒体の引張強度が幅1cm当たり400kgの一枚
の生地を縫製して筒体としたものをコンクリート杭に装
着して、これを試験体2として耐圧テストを実施した。
このとき、試験体2のコンクリート杭、および布製筒体
の寸法は試験体1と全く同一とした。この耐圧テストの
結果、試験体1が注入圧力12kg/cm2 で布製筒体
の生地が破裂したのに対し、試験体2は注入圧力6kg
/cm2 で縫製部が破断した。また、試験体1の脱水量
が固結性流動体の注入量の約10%であったのに対し、
試験体2の脱水量は約30%であり、試験体1の注入量
が少なく経済的であることが確認された。
【0013】
【発明の効果】本発明の杭は、前述の通りの構成とする
ことにより、布製筒体の径が大きくなり、固結性流動体
注入時に生地に作用する引張力が大きくなっても、高い
注入圧力に耐え得ることが可能であり、また縫製部を有
していても縫製部の強度低下を減ずることができる。ま
た更には脱水量のコントロールも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の杭の布製筒体内に、固結性流動体を注
入して袋体を拡大膨張させたときの半断面図である。
【図2】図1に示すA−A断面の断面図である
【図3】図1に示す布製筒体装着部Aの拡大断面図であ
る。
【図4】従来の杭の布製筒体内に、固結性流動体を注入
して袋体を拡大膨張させたときの半断面図である。
【符号の説明】
1 既製杭 2 布製筒体 3 固結性流動体(球根部) 4 バンド 5 縫製部 6 クッション材、 7 注入管 8 ワイヤークリップ 9 突起 10 フリクションカッター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布製筒体がその上下部でバンドによって
    既製杭の外周に装着された杭であって、この布製筒体は
    複数の生地を重ね合わせた複層構造になって布製筒体内
    に連通して固結性流動体を注入するための注入管が設け
    られていることを特徴とする先端杭。
JP3212292A 1991-08-23 1991-08-23 複層の布製筒体を有する先端杭 Pending JPH0551924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3212292A JPH0551924A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 複層の布製筒体を有する先端杭

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3212292A JPH0551924A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 複層の布製筒体を有する先端杭

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0551924A true JPH0551924A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16620178

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JP3212292A Pending JPH0551924A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 複層の布製筒体を有する先端杭

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JP (1) JPH0551924A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1038048C (zh) * 1993-08-16 1998-04-15 新日本制铁株式会社 氧化物类夹杂物超细弥散钢

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990824