JPH0552119A - 回転ピストン機関 - Google Patents
回転ピストン機関Info
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- JPH0552119A JPH0552119A JP29526691A JP29526691A JPH0552119A JP H0552119 A JPH0552119 A JP H0552119A JP 29526691 A JP29526691 A JP 29526691A JP 29526691 A JP29526691 A JP 29526691A JP H0552119 A JPH0552119 A JP H0552119A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作動中に振動が起こることがなく、かつ熱損
失の小さい回転ピストン機関を提供する。 【構成】 両端が閉塞した円筒状の第1のロータ室1内
にロータ軸3を介して円盤状の第1のロータ2を軸支す
る。第1のロータ2の半径外方に突部を設ける。第1の
ロータ室の周壁に第1の遮蔽体6を上下動自在に設け、
外側壁に該第1の遮蔽体6の前方に位置して吸気孔7を
設ける。第1のロータ室1に第2のロータ室8を並設
し、第2のロータ室8内にロータ軸3を介して円盤状の
第2のロータ11を軸支する。第2のロータ11の半径
外方に突部を設ける。第2のロータ室8の周壁に第2の
遮蔽体14を上下動自在に設け、外側壁に第2の遮蔽体
14の後方に位置して排気孔17を設ける。第2のロー
タ室8の周壁に、第2の遮蔽体14と第2のロータ11
の突部との間に充填された圧縮ガスを爆発させる点火プ
ラグを装着する。第1のロータ室1の第1の遮蔽体6の
後方部と第2のロータ室8の第2の遮蔽体14の前方部
とを連絡孔9により連通させ、その途中に逆止弁を設け
る。
失の小さい回転ピストン機関を提供する。 【構成】 両端が閉塞した円筒状の第1のロータ室1内
にロータ軸3を介して円盤状の第1のロータ2を軸支す
る。第1のロータ2の半径外方に突部を設ける。第1の
ロータ室の周壁に第1の遮蔽体6を上下動自在に設け、
外側壁に該第1の遮蔽体6の前方に位置して吸気孔7を
設ける。第1のロータ室1に第2のロータ室8を並設
し、第2のロータ室8内にロータ軸3を介して円盤状の
第2のロータ11を軸支する。第2のロータ11の半径
外方に突部を設ける。第2のロータ室8の周壁に第2の
遮蔽体14を上下動自在に設け、外側壁に第2の遮蔽体
14の後方に位置して排気孔17を設ける。第2のロー
タ室8の周壁に、第2の遮蔽体14と第2のロータ11
の突部との間に充填された圧縮ガスを爆発させる点火プ
ラグを装着する。第1のロータ室1の第1の遮蔽体6の
後方部と第2のロータ室8の第2の遮蔽体14の前方部
とを連絡孔9により連通させ、その途中に逆止弁を設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の動力源として
用いられる内燃機関に関するものであり、そのうち特に
回転ピストン機関に関するものである。
用いられる内燃機関に関するものであり、そのうち特に
回転ピストン機関に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転ピストン機関として
は、以下のような構造のものが知られている。すなわ
ち、図8に示すように、ロータ室50は、その断面がペ
リトロコイド曲線により形成されており、該ロータ室5
0にはペリトロコイド曲線の内包絡線を外形線とする略
三角形状のロータ51が収容されている。そして、ロー
タ51は、その3つの頂点51a,51b,51cが前
記ロータ室50の内周面に当接した状態で回転するよう
にされている。前記ロータ51の中央部には、その左半
分に内歯車52が設けられ、右半分には内歯車52と同
心の穴(図示せず)が設けられている。そして、この穴
には出力軸53の偏心輪(図示せず)が嵌合された状態
にされている。尚、ロータ室50には、吸気口55と排
気口56とが形成されていると共に、点火プラグ57,
58が装着されている。そして、吸気,圧縮,膨張,排
気の各行程の間にロータ51が1回転し、これにより内
歯車52,歯車54,穴及び偏心輪を介して出力軸53
が回転するようにされている。
は、以下のような構造のものが知られている。すなわ
ち、図8に示すように、ロータ室50は、その断面がペ
リトロコイド曲線により形成されており、該ロータ室5
0にはペリトロコイド曲線の内包絡線を外形線とする略
三角形状のロータ51が収容されている。そして、ロー
タ51は、その3つの頂点51a,51b,51cが前
記ロータ室50の内周面に当接した状態で回転するよう
にされている。前記ロータ51の中央部には、その左半
分に内歯車52が設けられ、右半分には内歯車52と同
心の穴(図示せず)が設けられている。そして、この穴
には出力軸53の偏心輪(図示せず)が嵌合された状態
にされている。尚、ロータ室50には、吸気口55と排
気口56とが形成されていると共に、点火プラグ57,
58が装着されている。そして、吸気,圧縮,膨張,排
気の各行程の間にロータ51が1回転し、これにより内
歯車52,歯車54,穴及び偏心輪を介して出力軸53
が回転するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の回転ピストン機関は、その内部構造にペリトロ
コイド曲線を利用し、また偏心輪を有する出力軸を用い
るものであるため、作動中に振動が起こるという問題点
がある。また、燃焼室の容積に対してその表面積が大き
くなるので、熱損失が大きいという問題点がある。本発
明は、従来技術における上記のような問題点に鑑み、作
動中に振動が起こることがなく、かつ熱損失の小さい回
転ピストン機関を提供することを目的とするものであ
る。
た従来の回転ピストン機関は、その内部構造にペリトロ
コイド曲線を利用し、また偏心輪を有する出力軸を用い
るものであるため、作動中に振動が起こるという問題点
がある。また、燃焼室の容積に対してその表面積が大き
くなるので、熱損失が大きいという問題点がある。本発
明は、従来技術における上記のような問題点に鑑み、作
動中に振動が起こることがなく、かつ熱損失の小さい回
転ピストン機関を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、回
転ピストン機関を、両端が閉塞された円筒状の第1のロ
ータ室と、該第1のロータ室内にロータ軸によって軸支
された円盤状の第1のロータと、該第1のロータの半径
外方に突設され、その先端部が前記第1のロータ室の内
周面に沿って摺動する突部と、前記第1のロータ室の周
壁に設けられた開口部と、該開口部に上下動自在に収容
された第1の遮蔽体と、前記第1のロータ室の外側壁に
該第1の遮蔽体の前方に位置して設けられた吸気孔と、
前記第1のロータ室に並設され、両端が閉塞された円筒
状の第2のロータ室と、該第2のロータ室内に前記ロー
タ軸によって軸支された円盤状の第2のロータと、該第
2のロータの半径外方に突設され、その先端部が前記第
2のロータ室の内周面に沿って摺動する突部と、前記第
2のロータ室の周壁に設けられた開口部と、該開口部に
上下動自在に収容された第2の遮蔽体と、前記第2のロ
ータ室の内側壁に該第2の遮蔽体の前方に位置して設け
られ、前記第1のロータ室の第1の遮蔽体の後方部に連
通する連絡孔と、該連絡孔の途中に設けられ、第2のロ
ータ室から第1のロータ室への圧縮ガスの逆流を阻止す
る逆止弁と、前記第2のロータ室の周壁に装着され、前
記第2の遮蔽体と第2のロータの突部との間に充填され
た圧縮ガスを爆発させる点火プラグと、前記第2のロー
タ室の外側壁に前記第2の遮蔽体の後方に位置して設け
られた排気孔と、前記第1のロータの突部が第1の遮蔽
体の下部を通過するときに第1の遮蔽体を上下動させ、
前記第2のロータの突部が第2の遮蔽体の下部を通過す
るときに第2の遮蔽体を上下動させる作動機構とにより
構成するようにしたものである。
転ピストン機関を、両端が閉塞された円筒状の第1のロ
ータ室と、該第1のロータ室内にロータ軸によって軸支
された円盤状の第1のロータと、該第1のロータの半径
外方に突設され、その先端部が前記第1のロータ室の内
周面に沿って摺動する突部と、前記第1のロータ室の周
壁に設けられた開口部と、該開口部に上下動自在に収容
された第1の遮蔽体と、前記第1のロータ室の外側壁に
該第1の遮蔽体の前方に位置して設けられた吸気孔と、
前記第1のロータ室に並設され、両端が閉塞された円筒
状の第2のロータ室と、該第2のロータ室内に前記ロー
タ軸によって軸支された円盤状の第2のロータと、該第
2のロータの半径外方に突設され、その先端部が前記第
2のロータ室の内周面に沿って摺動する突部と、前記第
2のロータ室の周壁に設けられた開口部と、該開口部に
上下動自在に収容された第2の遮蔽体と、前記第2のロ
ータ室の内側壁に該第2の遮蔽体の前方に位置して設け
られ、前記第1のロータ室の第1の遮蔽体の後方部に連
通する連絡孔と、該連絡孔の途中に設けられ、第2のロ
ータ室から第1のロータ室への圧縮ガスの逆流を阻止す
る逆止弁と、前記第2のロータ室の周壁に装着され、前
記第2の遮蔽体と第2のロータの突部との間に充填され
た圧縮ガスを爆発させる点火プラグと、前記第2のロー
タ室の外側壁に前記第2の遮蔽体の後方に位置して設け
られた排気孔と、前記第1のロータの突部が第1の遮蔽
体の下部を通過するときに第1の遮蔽体を上下動させ、
前記第2のロータの突部が第2の遮蔽体の下部を通過す
るときに第2の遮蔽体を上下動させる作動機構とにより
構成するようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る回転ピストン機関の作動機構
を示す側面断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は
図1のB−B断面図、図4は図1のC−C断面図、図5
は作動機構の主要部を示す斜視図、図6は第1のロータ
と第2のロータと内カムとの関係を示す説明図、図7は
作動機構の作動説明図である。
する。図1は本発明に係る回転ピストン機関の作動機構
を示す側面断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は
図1のB−B断面図、図4は図1のC−C断面図、図5
は作動機構の主要部を示す斜視図、図6は第1のロータ
と第2のロータと内カムとの関係を示す説明図、図7は
作動機構の作動説明図である。
【0006】図1,図2に示すように、両端が閉塞され
た円筒状の第1のロータ室1には、厚みのある円盤状の
第1のロータ2がロータ軸3によって軸支されており、
第1のロータ室1の内周面と第1のロータ2の外周面と
の間には作動室4が形成されている。ここで、第1のロ
ータ2には、その半径外方に突出して突部2aが設けら
れており、該突部2aの先端部は前記第1のロータ室1
の内周面に沿って摺動するようにされている。以下、図
2において第1のロータ2が時計方向に回転する際に突
部2aが進む方向を「前方」,逆方向を「後方」とい
う。前記第1のロータ室1の周壁には、その上部に開口
部5が形成されており、該開口部5には第1の遮蔽体6
が上下動自在に収容されている。また、前記第1のロー
タ室1の外側壁には、前記第1の遮蔽体6の前方に位置
して吸気孔7が設けられており、該吸気孔7を通して第
1のロータ室1内に混合ガスを吸入することができるよ
うにされている。また、前記第1のロータ室1の内側壁
には、後述する第2のロータ室8に連通する連絡孔9が
設けられている。
た円筒状の第1のロータ室1には、厚みのある円盤状の
第1のロータ2がロータ軸3によって軸支されており、
第1のロータ室1の内周面と第1のロータ2の外周面と
の間には作動室4が形成されている。ここで、第1のロ
ータ2には、その半径外方に突出して突部2aが設けら
れており、該突部2aの先端部は前記第1のロータ室1
の内周面に沿って摺動するようにされている。以下、図
2において第1のロータ2が時計方向に回転する際に突
部2aが進む方向を「前方」,逆方向を「後方」とい
う。前記第1のロータ室1の周壁には、その上部に開口
部5が形成されており、該開口部5には第1の遮蔽体6
が上下動自在に収容されている。また、前記第1のロー
タ室1の外側壁には、前記第1の遮蔽体6の前方に位置
して吸気孔7が設けられており、該吸気孔7を通して第
1のロータ室1内に混合ガスを吸入することができるよ
うにされている。また、前記第1のロータ室1の内側壁
には、後述する第2のロータ室8に連通する連絡孔9が
設けられている。
【0007】図1,図3に示すように、前記第1のロー
タ室1に並設され、両端が閉塞された円筒状の第2のロ
ータ室8には、厚みのある円盤状の第2のロータ11が
前記ロータ軸3によって軸支されており、第2のロータ
室8の内周面と第2のロータ11の外周面との間には作
動室12が形成されている。ここで、第2のロータ11
には、その半径外方に突出して突部11aが設けられて
おり、該突部11aの先端部は前記第2のロータ室8の
内周面に沿って摺動するようにされている。前記第2の
ロータ室8の周壁には、その左上部に開口部13が形成
されており、該開口部13には第2の遮蔽体14が上下
動自在に収容されている。また、前記第2のロータ室8
の周壁には、その上部に燃焼室15が設けられており、
該燃焼室15には点火プラグ16が装着されている。そ
して、この点火プラグ16によって前記突部11aと第
2の遮蔽体14との間に存する圧縮ガスに点火して爆発
させることかできるようにされている。さらに、前記第
2のロータ室8の内側壁には、第2の遮蔽体14の前方
に位置して連絡孔9が設けられており、該連絡孔9は前
記第1のロータ室1の第1の遮蔽体6の後方部に連通し
た状態にされている。尚、連絡孔9には、その途中に逆
止弁10が設けられており、該逆止弁10は第1のロー
タ2の突部2aが第1の遮蔽体6の手前20゜の位置に
きた時点で開くようにされている。また、前記第2のロ
ータ室8の外側壁には、第2の遮蔽体14の後方に位置
して排気孔17が設けられており、該排気孔17を通し
て第2のロータ室8内の排気ガスを外部に排出すること
ができるようにされている。
タ室1に並設され、両端が閉塞された円筒状の第2のロ
ータ室8には、厚みのある円盤状の第2のロータ11が
前記ロータ軸3によって軸支されており、第2のロータ
室8の内周面と第2のロータ11の外周面との間には作
動室12が形成されている。ここで、第2のロータ11
には、その半径外方に突出して突部11aが設けられて
おり、該突部11aの先端部は前記第2のロータ室8の
内周面に沿って摺動するようにされている。前記第2の
ロータ室8の周壁には、その左上部に開口部13が形成
されており、該開口部13には第2の遮蔽体14が上下
動自在に収容されている。また、前記第2のロータ室8
の周壁には、その上部に燃焼室15が設けられており、
該燃焼室15には点火プラグ16が装着されている。そ
して、この点火プラグ16によって前記突部11aと第
2の遮蔽体14との間に存する圧縮ガスに点火して爆発
させることかできるようにされている。さらに、前記第
2のロータ室8の内側壁には、第2の遮蔽体14の前方
に位置して連絡孔9が設けられており、該連絡孔9は前
記第1のロータ室1の第1の遮蔽体6の後方部に連通し
た状態にされている。尚、連絡孔9には、その途中に逆
止弁10が設けられており、該逆止弁10は第1のロー
タ2の突部2aが第1の遮蔽体6の手前20゜の位置に
きた時点で開くようにされている。また、前記第2のロ
ータ室8の外側壁には、第2の遮蔽体14の後方に位置
して排気孔17が設けられており、該排気孔17を通し
て第2のロータ室8内の排気ガスを外部に排出すること
ができるようにされている。
【0008】図1,図4,図5に示すように、前記ロー
タ軸3には、その端部に円板状のカム体18が固着され
ている。ここで、カム体18は、突部19aを有する内
カム19と凹部20aを有する外カム20とにより一体
成形されており、該内カム19と外カム20との間には
L字状の2個のヒンジ6a,14aが配置されている。
ヒンジ6aには、その略中央部にヒンジシャフト6bの
一端が固着されており、該ヒンジシャフト6bの他端は
ヒンジ6cを介して前記第1の遮蔽体6に連結されてい
る。また、ヒンジ14aには、その略中央部にヒンジシ
ャフト14bの一端が固着されており、該ヒンジシャフ
ト14bの他端はヒンジ14cを介して前記第2の遮蔽
体14に連結されている。ここで、第1のロータ2の突
部2aと第2のロータ11の突部11aと内カム19の
突部19aとは、その回転位置が同じであり(図6参
照)、また、ヒンジ6a,14aと内カム19,外カム
20とは図4に示すような位置関係にある。このため、
図4の状態を出発点としてカム体18(内カム19,外
カム20)が時計方向に回転していくと、まず、内カム
19の突部19aによってヒンジ14aが反時計方向に
回転し(図7(a)矢印イ)、これによりヒンジシャフ
ト14bも反時計方向に回転するので、ヒンジ14cを
介して第2の遮蔽体14が上動する(図3参照)。カム
体18(内カム19,外カム20)がさらに時計方向に
回転すると、外カム20の凹部20aによって前記ヒン
ジ14aが時計方向に回転し(図7(b)矢印ロ)、こ
れによりヒンジシャフト14bも時計方向に回転するの
で、ヒンジ14cを介して第2の遮蔽体14が下動する
(図3参照)。この第2の遮蔽体14の下動とほぼ同時
に内カム19の突部19aによってヒンジ6aが反時計
方向に回転し(図7(b)矢印ハ)、これによりヒンジ
シャフト6bも反時計方向に回転するので、ヒンジ6c
を介して第1の遮蔽体6が上動する(図2参照)。カム
体18(内カム19,外カム20)がさらに時計方向に
回転すると、外カム20の凹部20aによって前記ヒン
ジ6aが時計方向に回転し(図7(c)矢印ニ)、これ
によりヒンジシャフト6bも時計方向に回転するので、
ヒンジ6cを介して第1の遮蔽体6が下動する(図2参
照)。
タ軸3には、その端部に円板状のカム体18が固着され
ている。ここで、カム体18は、突部19aを有する内
カム19と凹部20aを有する外カム20とにより一体
成形されており、該内カム19と外カム20との間には
L字状の2個のヒンジ6a,14aが配置されている。
ヒンジ6aには、その略中央部にヒンジシャフト6bの
一端が固着されており、該ヒンジシャフト6bの他端は
ヒンジ6cを介して前記第1の遮蔽体6に連結されてい
る。また、ヒンジ14aには、その略中央部にヒンジシ
ャフト14bの一端が固着されており、該ヒンジシャフ
ト14bの他端はヒンジ14cを介して前記第2の遮蔽
体14に連結されている。ここで、第1のロータ2の突
部2aと第2のロータ11の突部11aと内カム19の
突部19aとは、その回転位置が同じであり(図6参
照)、また、ヒンジ6a,14aと内カム19,外カム
20とは図4に示すような位置関係にある。このため、
図4の状態を出発点としてカム体18(内カム19,外
カム20)が時計方向に回転していくと、まず、内カム
19の突部19aによってヒンジ14aが反時計方向に
回転し(図7(a)矢印イ)、これによりヒンジシャフ
ト14bも反時計方向に回転するので、ヒンジ14cを
介して第2の遮蔽体14が上動する(図3参照)。カム
体18(内カム19,外カム20)がさらに時計方向に
回転すると、外カム20の凹部20aによって前記ヒン
ジ14aが時計方向に回転し(図7(b)矢印ロ)、こ
れによりヒンジシャフト14bも時計方向に回転するの
で、ヒンジ14cを介して第2の遮蔽体14が下動する
(図3参照)。この第2の遮蔽体14の下動とほぼ同時
に内カム19の突部19aによってヒンジ6aが反時計
方向に回転し(図7(b)矢印ハ)、これによりヒンジ
シャフト6bも反時計方向に回転するので、ヒンジ6c
を介して第1の遮蔽体6が上動する(図2参照)。カム
体18(内カム19,外カム20)がさらに時計方向に
回転すると、外カム20の凹部20aによって前記ヒン
ジ6aが時計方向に回転し(図7(c)矢印ニ)、これ
によりヒンジシャフト6bも時計方向に回転するので、
ヒンジ6cを介して第1の遮蔽体6が下動する(図2参
照)。
【0009】次に本実施例に係る回転ピストン機関の作
動を説明する。第1のロータ室1の内部が図2の状態に
ある時点を第1のロータ2の1回転目の出発点とする。
この状態から第1のロータ2が時計方向に回転していく
と、該第1のロータ2の突部2aの後方に真空を生じ、
吸気孔7から混合ガスが吸入される。第1のロータ2が
さらに回転し、その突部2aが第1の遮蔽体6の直前に
達すると、内カム19の突部19aによってヒンジ6a
が反時計方向に回転し(図7(b)矢印ハ)、これによ
りヒンジシャフト6bも反時計方向に回転するので、ヒ
ンジ6cを介して第1の遮蔽体6が上動する。そして、
第1のロータ2の突部2aが第1の遮蔽体6の下部を通
過し終えると、外カム20の凹部20aによって前記ヒ
ンジ6aが時計方向に回転し(図7(c)矢印ニ)、こ
れによりヒンジシャフト6bも時計方向に回転するの
で、ヒンジ6cを介して第1の遮蔽体6が下動する。第
1のロータ2の2回転目においては、1回転目で吸入さ
れた混合ガスが突部2aと第1の遮蔽体6との間に充満
しているので、第1のロータ2の回転とともに混合ガス
が圧縮される。尚、突部2aの後方には再び真空が生じ
るので、前記吸気孔7からは新たな混合ガスが吸入され
る。第1のロータ2がさらに回転すると、その突部2a
が第1の遮蔽体6の手前20゜の位置にきた時点で逆止
弁10が開き、圧縮された混合ガスは連絡孔9を経由し
て第2のロータ室8に送られる。このとき、第2のロー
タ11の突部11aは第2の遮蔽体14の下部を通過し
た瞬間にある。そして、第2のロータ11の回転ととも
に第2の遮蔽体14と第2のロータ11の突部との間の
空間が拡がっていくので、第1のロータ室1に存してい
た圧縮ガスは全て第2の遮蔽体14と第2のロータ11
の突部11aとの間に充填され、かつ、逆止弁10の作
用によって第1のロータ室1への逆流は阻止される。第
1のロータ2の突部2aが第1の遮蔽体6の下部を通過
する瞬間に点火プラグ16が放電し、第2の遮蔽体14
と第2のロータ11の突部11aとの間に充填された圧
縮ガスが爆発する。この爆発によって第2のロータ11
の突部11aには圧力がはたらき、第2のロータ11は
さらに回転を続ける。この第2のロータ11の突部11
aが第2の遮蔽体14の直前に達すると、内カム19の
突部19aによってヒンジ14aが反時計方向に回転し
(図7(a)矢印イ)、これによりヒンジシャフト14
bも反時計方向に回転するので、ヒンジ14cを介して
第2の遮蔽体14が上動する。そして、第2のロータ1
1の突部11aが第2の遮蔽体14の下部を通過する
と、外カム20の凹部20aによって前記ヒンジ14a
が時計方向に回転し(図7(b)矢印ロ)、これにより
ヒンジシャフト14bも時計方向に回転するので、ヒン
ジ14cを介して第2の遮蔽体14が下動する。このと
き、第2のロータ11の突部11aの前方には前記爆発
行程で発生した排気ガスが充満しているので、第2のロ
ータ11の回転とともにこの排気ガスは前方に押され、
排気孔17から排出される。以上のように、第1のロー
タ室1においては、第1のロータ2の1回転ごとにその
突部2aの後方では混合ガスの吸気が、前方では混合ガ
スの圧縮が行われ、一方、第2のロータ室8において
は、第2のロータ11の1回転ごとにその突部11aの
後方では圧縮ガスの爆発が、前方では排気ガスの排出が
行われ、この4行程を繰り返しながらロータ軸3は回転
を続ける。
動を説明する。第1のロータ室1の内部が図2の状態に
ある時点を第1のロータ2の1回転目の出発点とする。
この状態から第1のロータ2が時計方向に回転していく
と、該第1のロータ2の突部2aの後方に真空を生じ、
吸気孔7から混合ガスが吸入される。第1のロータ2が
さらに回転し、その突部2aが第1の遮蔽体6の直前に
達すると、内カム19の突部19aによってヒンジ6a
が反時計方向に回転し(図7(b)矢印ハ)、これによ
りヒンジシャフト6bも反時計方向に回転するので、ヒ
ンジ6cを介して第1の遮蔽体6が上動する。そして、
第1のロータ2の突部2aが第1の遮蔽体6の下部を通
過し終えると、外カム20の凹部20aによって前記ヒ
ンジ6aが時計方向に回転し(図7(c)矢印ニ)、こ
れによりヒンジシャフト6bも時計方向に回転するの
で、ヒンジ6cを介して第1の遮蔽体6が下動する。第
1のロータ2の2回転目においては、1回転目で吸入さ
れた混合ガスが突部2aと第1の遮蔽体6との間に充満
しているので、第1のロータ2の回転とともに混合ガス
が圧縮される。尚、突部2aの後方には再び真空が生じ
るので、前記吸気孔7からは新たな混合ガスが吸入され
る。第1のロータ2がさらに回転すると、その突部2a
が第1の遮蔽体6の手前20゜の位置にきた時点で逆止
弁10が開き、圧縮された混合ガスは連絡孔9を経由し
て第2のロータ室8に送られる。このとき、第2のロー
タ11の突部11aは第2の遮蔽体14の下部を通過し
た瞬間にある。そして、第2のロータ11の回転ととも
に第2の遮蔽体14と第2のロータ11の突部との間の
空間が拡がっていくので、第1のロータ室1に存してい
た圧縮ガスは全て第2の遮蔽体14と第2のロータ11
の突部11aとの間に充填され、かつ、逆止弁10の作
用によって第1のロータ室1への逆流は阻止される。第
1のロータ2の突部2aが第1の遮蔽体6の下部を通過
する瞬間に点火プラグ16が放電し、第2の遮蔽体14
と第2のロータ11の突部11aとの間に充填された圧
縮ガスが爆発する。この爆発によって第2のロータ11
の突部11aには圧力がはたらき、第2のロータ11は
さらに回転を続ける。この第2のロータ11の突部11
aが第2の遮蔽体14の直前に達すると、内カム19の
突部19aによってヒンジ14aが反時計方向に回転し
(図7(a)矢印イ)、これによりヒンジシャフト14
bも反時計方向に回転するので、ヒンジ14cを介して
第2の遮蔽体14が上動する。そして、第2のロータ1
1の突部11aが第2の遮蔽体14の下部を通過する
と、外カム20の凹部20aによって前記ヒンジ14a
が時計方向に回転し(図7(b)矢印ロ)、これにより
ヒンジシャフト14bも時計方向に回転するので、ヒン
ジ14cを介して第2の遮蔽体14が下動する。このと
き、第2のロータ11の突部11aの前方には前記爆発
行程で発生した排気ガスが充満しているので、第2のロ
ータ11の回転とともにこの排気ガスは前方に押され、
排気孔17から排出される。以上のように、第1のロー
タ室1においては、第1のロータ2の1回転ごとにその
突部2aの後方では混合ガスの吸気が、前方では混合ガ
スの圧縮が行われ、一方、第2のロータ室8において
は、第2のロータ11の1回転ごとにその突部11aの
後方では圧縮ガスの爆発が、前方では排気ガスの排出が
行われ、この4行程を繰り返しながらロータ軸3は回転
を続ける。
【0010】
【発明の効果】本発明では、回転ピストン機関を以上の
ように構成したことにより、従来の如く偏心運動部がな
いので、振動を起こすことがないというすぐれた効果が
ある。また、第2のロータの径を小さくすれば、燃焼室
の表面積に対する容積の比率が大きくなり、その結果、
熱の損失の割合を小さくすることができるので、熱効率
を高めて燃料費を節約することができるというすぐれた
効果がある。
ように構成したことにより、従来の如く偏心運動部がな
いので、振動を起こすことがないというすぐれた効果が
ある。また、第2のロータの径を小さくすれば、燃焼室
の表面積に対する容積の比率が大きくなり、その結果、
熱の損失の割合を小さくすることができるので、熱効率
を高めて燃料費を節約することができるというすぐれた
効果がある。
【図1】本発明に係る回転ピストン機関の作動機構を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のc−c断面図である。
【図5】作動機構の主要部を示す斜視図である。
【図6】第1のロータと第2のロータと内カムとの関係
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図7】作動機構の作動説明図である。
【図8】従来技術を示す正面断面図である。
1 第1のロータ室 2 第1のロータ 2a 突部 3 ロータ軸 6 第1の遮蔽体 7 吸気孔 8 第2のロータ室 9 連絡孔 10 逆止弁 11 第2のロータ 11a 突部 14 第2の遮蔽体 16 点火プラグ 17 排気孔
Claims (1)
- 【請求項1】 両端が閉塞された円筒状の第1のロータ
室と、該第1のロータ室内にロータ軸によって軸支され
た円盤状の第1のロータと、該第1のロータの半径外方
に突設され、その先端部が前記第1のロータ室の内周面
に沿って摺動する突部と、前記第1のロータ室の周壁に
設けられた開口部と、該開口部に上下動自在に収容され
た第1の遮蔽体と、前記第1のロータ室の外側壁に該第
1の遮蔽体の前方に位置して設けられた吸気孔と、前記
第1のロータ室に並設され、両端が閉塞された円筒状の
第2のロータ室と、該第2のロータ室内に前記ロータ軸
によって軸支された円盤状の第2のロータと、該第2の
ロータの半径外方に突設され、その先端部が前記第2の
ロータ室の内周面に沿って摺動する突部と、前記第2の
ロータ室の周壁に設けられた開口部と、該開口部に上下
動自在に収容された第2の遮蔽体と、前記第2のロータ
室の内側壁に該第2の遮蔽体の前方に位置して設けら
れ、前記第1のロータ室の第1の遮蔽体の後方部に連通
する連絡孔と、該連絡孔の途中に設けられ、第2のロー
タ室から第1のロータ室への圧縮ガスの逆流を阻止する
逆止弁と、前記第2のロータ室の周壁に装着され、前記
第2の遮蔽体と第2のロータの突部との間に充填された
圧縮ガスを爆発させる点火プラグと、前記第2のロータ
室の外側壁に前記第2の遮蔽体の後方に位置して設けら
れた排気孔と、前記第1のロータの突部が第1の遮蔽体
の下部を通過するときに第1の遮蔽体を上下動させ、前
記第2のロータの突部が第2の遮蔽体の下部を通過する
ときに第2の遮蔽体を上下動させる作動機構とを備えて
なる回転ピストン機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29526691A JPH0552119A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 回転ピストン機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29526691A JPH0552119A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 回転ピストン機関 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552119A true JPH0552119A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17818370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29526691A Pending JPH0552119A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 回転ピストン機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0552119A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010095225A1 (ja) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | Murata Makoto | ロータリ内燃機関 |
| CN102691572A (zh) * | 2009-02-19 | 2012-09-26 | 村田诚 | 旋转式内燃机 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58131320A (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-05 | Hachiro Hayashida | ジスクエンジン |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP29526691A patent/JPH0552119A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58131320A (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-05 | Hachiro Hayashida | ジスクエンジン |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010095225A1 (ja) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | Murata Makoto | ロータリ内燃機関 |
| CN102325975A (zh) * | 2009-02-19 | 2012-01-18 | 村田诚 | 旋转式内燃机 |
| JP4918177B2 (ja) * | 2009-02-19 | 2012-04-18 | 誠 村田 | ロータリ内燃機関 |
| CN102691572A (zh) * | 2009-02-19 | 2012-09-26 | 村田诚 | 旋转式内燃机 |
| CN102325975B (zh) | 2009-02-19 | 2013-04-10 | 村田诚 | 旋转式内燃机 |
| US8528506B2 (en) | 2009-02-19 | 2013-09-10 | Makoto Murata | Rotary internal combustion engine |
| US8528505B2 (en) | 2009-02-19 | 2013-09-10 | Makoto Murata | Rotary internal combustion engine |
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