JPH0552227A - オリフイスカツプリング - Google Patents

オリフイスカツプリング

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Publication number
JPH0552227A
JPH0552227A JP21062991A JP21062991A JPH0552227A JP H0552227 A JPH0552227 A JP H0552227A JP 21062991 A JP21062991 A JP 21062991A JP 21062991 A JP21062991 A JP 21062991A JP H0552227 A JPH0552227 A JP H0552227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orifice
differential
flow resistance
nozzle
cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP21062991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishikawa
石川  浩
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication of JPH0552227A publication Critical patent/JPH0552227A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 回転数が高い程伝達トルクが大きくなり、回
転数が低い程伝達トルクが小さくなるような特性が得ら
れるオリフィスカップリングの提供を目的とする。 【構成】 この発明のオリフィスカップリングは、一対
の回転部材59,61の間に設けられこれら回転部材5
9,61の回転差に応じた量の流体を流動させる流量発
生手段77を備え、この流体が流動するオリフィス73
の流動抵抗により各回転部材間の伝達トルクが制御され
るオリフィスカップリングであって、往復移動可能に配
置される前記オリフィス73の流動抵抗を調節するノズ
ル87と、オリフィス73の流動抵抗が減少する方向に
ノズル87を付勢する付勢部材91と、前記回転部材の
一方と連動回転しこの付勢部材91に抗してオリフィス
73の流動抵抗が増加する方向にノズル87を移動させ
る遠心カム99とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オリフィスカップリ
ングに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−286838号公報に「ト
ルク伝達装置」が記載されている。これは、流量発生手
段により入出力間の回転差に応じた量の流体をオリフィ
スに流動させ、このオリフィスの流動抵抗によって入出
力軸間の伝達トルクを制約するオリフィスカップリング
であり、図4のグラフ201のように入出力軸の回転差
が大きい程大きな伝達トルクが得られる。このような特
性から、この装置は例えば車両の差動装置の差動制限装
置などに用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】差動制限装置の差動制
限力は、例えば悪路脱出性を高めるためには回転数が上
昇する程差動制限力が大きくなるような特性が望まし
い。そのためには、図4の破線のグラフ203のように
トルクの立上がりを大きくしたい。又、車庫入れのよう
に低速時の旋回性を高めるには低速回転時は差動制限力
が小さくなるような特性が望ましい。そのためには、破
線のグラフ205のようにトルクの立上がりを緩やかに
したい。
【0004】ところが、上記従来例の伝達トルク(差動
制限力)は回転差だけで一義的に決まるものであり、グ
ラフ201のような単一の特性になる。この特性は上記
公報第4図に破線で示されているように、流量発生手段
を構成するカム体の遠心力により実線のグラフをほぼ平
行に移動したような特性になるが、トルクカーブの勾配
を変えることはできない。
【0005】従って、前記のような高速回転域と低速回
転域との要求を同時に満たすことができない。
【0006】そこで、この発明は、伝達トルクが高速回
転程大きく低速回転程小さくなるように回転速度に応じ
てトルクカーブの勾配を変えることができるオリフィス
カップリングの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のオリフィスカ
ップリングは、相対回転可能な一対の回転部材の間に設
けられこれら回転部材の回転差に応じた量の流体を流動
させる流量発生手段を備え、この流体が流動するオリフ
ィスの流動抵抗により各回転部材間の伝達トルクが制御
されるオリフィスカップリングであって、往復移動可能
に配置される前記オリフィスの流動抵抗を調節するノズ
ルと、オリフィスの流動抵抗が減少する方向にノズルを
付勢する付勢部材と、前記回転部材の一方と連動回転し
この付勢部材に抗してオリフィスの流動抵抗が増加する
方向にノズルを移動させる遠心カムとを備えたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】遠心カムは流量発生手段と連動回転し、そのカ
ム力により、付勢部材に抗して、オリフィスの流動抵抗
が増加する方向にノズルを移動させ、伝達トルクを強め
る。
【0009】こうして、オリフィスカップリングの伝達
トルクは、回転数が上がる程大きくなり、回転数が下が
る程小さくなる。
【0010】従って、このオリフィスカップリングを差
動機構の差動制限装置に用いると、回転数に応じて立上
がり勾配の異なった差動回転数−差動制限力の特性が得
られる。
【0011】
【実施例】図1ないし図3により一実施例の説明をす
る。図1に示すように、この実施例はデファレンシャル
装置の差動制限装置に用いられている。図2はこのデフ
ァレンシャル装置を用いた四輪駆動(4WD)車の動力
系を示している。以下、左右の方向はこの車両及び図1
での左右の方向である。又、符号を付していない部材等
は図示されていない。
【0012】先ず、図2によりこの動力系の構成を説明
する。
【0013】この動力系は、横置きのエンジン1と、ト
ランスミッション3、センターデフ5(前後輪間に配置
された図1のデファレンシャル装置)、フロントデフ7
(前輪側のデファレンシャル装置)、前輪軸9,11、
左右の前輪13,15、方向変換歯車組17、プロペラ
シャフト19、リヤデフ21(後輪側のデファレンシャ
ル装置)、後車軸23,25、左右の後輪27,29な
どから構成されている。
【0014】次に、図1によりセンターデフ5の説明を
する。
【0015】センターデフ5のデフケース31はトラン
スミッションケース33にベアリング35,35を介し
て支承されている。デフケース31に固定されたリング
ギヤ37はトランスミッション3の出力ギヤ39と噛合
っている。こうしてデフケース31はトランスミッショ
ン3を介してエンジン1の駆動力により回転駆動され
る。
【0016】デフケース31にはピニオンギヤ41がピ
ニオンシャフト43を介して回転自在に支承されてい
る。このピニオンギヤ41には中空のサイドギヤ45,
47が左右から噛合っている。こうして、差動機構49
が構成されている。
【0017】左のサイドギヤ45は中空軸51にスプラ
イン連結されている。図2のように、中空軸51の左端
側に固定されたギヤ53はフロントデフ7側のリングギ
ヤ54と噛合っている。又、右のサイドギヤ47は中空
軸51を貫通した軸55にスプライン連結されている。
軸55の回転は方向変換歯車組17によって方向を変換
され、プロペラシャフト19を介してリヤデフ21を回
転させる。
【0018】フロントデフ7の回転はそれぞれ前輪軸
9,11を介して左右の前輪13,15に分割出力さ
れ、リヤデフ21の回転はそれぞれ後車軸23,25を
介して左右の後輪27,29に分割出力される。
【0019】デフケース31に入力するエンジン1の駆
動力はピニオンシャフト43とピニオンギヤ41とから
左右のサイドギヤ45,47を介して前輪13,15側
と後輪27,29側とに分割出力され、前後輪間に駆動
抵抗差が生じると、ピニオンギヤ41の自転と公転とに
より、前後各側に差動分配される。
【0020】次に、差動機構49の差動制限装置57で
あるこの実施例のオリフィスカップリングの説明をす
る。
【0021】差動制限装置57は差動機構49の右側に
配置されている。外側の回転部材59はデフケース31
にスプライン連結され、内側の回転部材61は右のサイ
ドギヤ47側にスプライン連結されている。各回転部材
59,61の間にはシール63,63が配置され、軸5
5には両回転部材59,61の脱落を防止する止め輪6
5が装着されている。
【0022】内側の回転部材61の外周部には周方向等
距離に複数個の流体室67が設けられ、これらの流体室
67にはカム69がシール71を介して径方向移動自在
に係合している。各流体室67はオリフィス73で連通
されており、流体室67とオリフィス73にはオイルが
充填されている。一部のカム69を径方向内側に押し込
むとその流体室67に生じた油圧がオリフィス73を介
して他の流体室67に伝えられ、その流体室67のカム
69は径方向外側に押し出される。
【0023】外側の回転部材59の内周には回転部材5
9,61の相対回転に伴ってカム69を径方向内側に押
し込むカム面75が設けられている。回転部材59(デ
フケース31)と回転部材61(右のサイドギヤ47)
とが差動回転すると、カム面75の凸部に対向するカム
69は径方向内側に押し込まれ、カム面75の凹部に対
向するカム69は上記のように油圧によって径方向外側
へ押し戻される。このようなカム69の往復運動に伴っ
てオリフィス73にはオイルが流動する。カム69はオ
リフィス73に生じる流動抵抗によりカム面75に押し
付けられ、この押し付け力によってデフケース31側と
サイドギヤ47側の差動回転が制限され、差動機構49
の差動制限が行われる。この差動制限力はオリフィス7
3の流動抵抗が大きい程強くなる。流体室67、カム6
9、カム面75とで流量発生手段77が構成される。
【0024】軸55の右端部には一方のカム部材79の
軸部81が止め輪82で抜け止めが施されている。この
軸部81上には他方のカム部材83が軸方向移動自在に
スプライン連結されている。カム部材79の外周部には
カム部材83との間にOリング85が装着されている。
【0025】カム部材83にはノズル87が一体に形成
され、このノズル87はOリング89を介して回転部材
61に挿し込まれ、その先端はオリフィス73に貫入し
ている。ノズル87が左へ移動するとオリフィス73の
断面積が減少してオイルの流動抵抗が増加し、ノズル8
7が右へ移動するとオリフィス73の断面積が増加して
オイルの流動抵抗が減少する。
【0026】回転部材61とカム部材83との間にはカ
ム部材83(ノズル87)を右方へ付勢するスプリング
91(付勢部材)が配置されている。各カム部材79,
83にはカム面93,95が設けられ、各カム面93,
95間には鋼球97が配置され、遠心カム99が構成さ
れている。
【0027】回転部材61が回転すると鋼球97はカム
部材83に設けられた壁に押されて軸101の回りを回
転し、遠心力によってカム面93,95に押し付けられ
左方向のカム力103が生じる。回転数が上昇しカム力
103がスプリング91の付勢力より大きくなるとノズ
ル87(カム部材83)が左へ移動してオリフィス73
の流動抵抗を増加させる。カム部材83にはカム部材7
9に突き当ってノズル87の左方向のストッパとなる止
め輪105が装着されている。回転数が下がるとスプリ
ング91によりノズル87は右方へ戻り、オリフィス7
3の流動抵抗は減少する。
【0028】このように回転数が高い程オリフィス73
の流動抵抗が増加するから、回転部材59,61間の差
動回転数ΔNに対する伝達トルクT(差動機構49の差
動制限力)は図3のグラフ107のように立上がりが急
な特性になる。又、回転数が低くなるとオリフィス73
の流動抵抗が低減するから、差動機構49の差動制限力
は図3のグラフ109のように立上がりが緩やかな特性
になる。
【0029】こうして、差動制限装置57が構成されて
いる。差動機構49と差動制限装置57とでセンターデ
フ5が構成されている。
【0030】図2の車両において、高速走行時にはセン
ターデフ5によって前輪13,15と後輪27,29と
の差動がグラフ107のように大きく制限されて直進安
定性が増す。又、車庫入れのような低速走行時にはセン
ターデフ5の差動制限力はグラフ109のように非常に
小さくなるから、タイトコーナーブレーキング現象が防
止され車両の旋回性か高まる。
【0031】又、悪路走行中に前後輪の一方が空転する
とセンターデフ5の差動制限特性は直ちにグラフ109
に移行し、大きな駆動力がセンターデフ5を介して他方
の車輪に伝達され、悪路脱出性が大幅に向上する。
【0032】なお、流量発生手段は実施例のようにカム
69と流体室67(ピストンとシリンダ)のものに限ら
ない。又、遠心カムは実施例のような鋼球97をフライ
ウェートとするものの他に、例えば遠心圧力室内の流体
をフライウェートとしたものを用い、遠心力によるこの
流体の移動力でノズル87を移動操作するように構成し
てもよい。
【0033】この発明のオリフィスカップリングはフロ
ントデフやリヤデフの差動制限装置にしてもよい。又、
例えばセンターデフを装備しない4WD車のプロペラシ
ャフト上に動力伝達装置として配置してもよい。
【0034】又、遠心カムによるノズルの移動方向を実
施例と反対にすれば回転数が下がる程大トルクが伝達で
きるような動力伝達装置を構成できる。
【0035】
【発明の効果】この発明のオリフィスカップリングはオ
リフィスの流動抵抗を調節するノズルを遠心カムによっ
て移動操作し、高回転程伝達トルクが大きくなり低回転
程伝達トルクが小さくなる特性が得られるように構成し
た。この特性は車両の動力伝達装置や差動制限装置とし
て非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を用いたデファレンシャル装置を示す
断面図である。
【図2】図1の装置を用いた車両の動力系を示すスケル
トン機構図である。
【図3】この実施例の特性を示すグラフである。
【図4】従来例の特性を示すグラフである。
【符号の説明】
59,61 回転部材 73 オリフィス 77 流量発生手段 87 ノズル 91 スプリング(付勢手段) 99 遠心カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の回転部材の間に設けられこれら回
    転部材の回転差に応じた量の流体を流動させる流量発生
    手段を備え、この流体が流動するオリフィスの流動抵抗
    により各回転部材間の伝達トルクが制御されるオリフィ
    スカップリングであって、往復移動可能に配置され前記
    オリフィスの流動抵抗を調節するノズルと、オリフィス
    の流動抵抗が減少する方向にノズルを付勢する付勢部材
    と、前記回転部材の一方と連動回転しこの付勢部材に抗
    してオリフィスの流動抵抗が増加する方向にノズルを移
    動させる遠心カムとを備えたことを特徴とするオリフィ
    スカップリング。
JP21062991A 1991-08-22 1991-08-22 オリフイスカツプリング Pending JPH0552227A (ja)

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JP21062991A JPH0552227A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 オリフイスカツプリング

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JP21062991A JPH0552227A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 オリフイスカツプリング

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JPH0552227A true JPH0552227A (ja) 1993-03-02

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JP21062991A Pending JPH0552227A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 オリフイスカツプリング

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