JPH055319A - 作業車の走行装置 - Google Patents

作業車の走行装置

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JPH055319A
JPH055319A JP3158052A JP15805291A JPH055319A JP H055319 A JPH055319 A JP H055319A JP 3158052 A JP3158052 A JP 3158052A JP 15805291 A JP15805291 A JP 15805291A JP H055319 A JPH055319 A JP H055319A
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Shinichi Hamada
新一 浜田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 左右一対の走行部R,Rの夫々から機体横幅
方向において機体内方側に伸びる左右一対の長尺状の支
持体9,9夫々が、機体横幅方向に沿って摺動自在な状
態で走行機台2に設けられた筒状体8に内嵌され、左右
一対の走行部R,Rを機体横幅方向に移動調節する調節
手段Cが設けられ、左右一対の支持体9,9が、横断面
視において対向する端面部9a,9a同士を接触させる
ように並べた状態で、且つ、先端側部分9b,9b同士
を機体横幅方向で重複させた状態で筒状体8に嵌合され
ていることを特徴とする。 【効果】 十分な支持強度を確保すると共に、装置構成
が簡素化され、価格的にも有利な作業車の走行装置が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右一対の走行部の夫
々から機体横幅方向において機体内方側に伸びる左右一
対の長尺状の支持体夫々が、機体横幅方向に沿って摺動
自在な状態で走行機台に設けられた筒状体に内嵌され、
前記左右一対の走行部を機体横幅方向に移動調節する調
節手段が設けられた作業車の走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車の走行装置においては、従
来、前記左右一対の長尺状の支持体は、縦断面視におい
て、その外周面の全体を前記筒状体の内面に接触させる
状態で、筒状体に内嵌されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、前記調節
手段によって轍間距離を大きくした場合、前記支持体と
前記筒状体の嵌合量が小さくなり、支持強度が低下する
という問題があった。特にもともとの轍間距離が小さい
小型の作業車では、その小さい轍間距離に比例して前記
筒状体が短くなるために前記嵌合量も小さくなり、轍間
距離を大きくした場合における支持強度の低下が顕著に
なる虞があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、前記支持体と筒状体の嵌合量を
大きくして十分な支持強度を確保し、しかも、そのため
の構成の簡素化を図る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による作業車の走
行装置の特徴構成は、前記左右一対の支持体が、横断面
視において対向する外周面部同士を接触させるように並
べた状態で、且つ、先端側部分同士を機体横幅方向で重
複させた状態で前記筒状体に嵌合されている点にある。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、轍間距離を大きく
するために前記左右一対の支持体を機体横幅方向に沿っ
て機体外方側に摺動させたときにおいても、各支持体と
筒状体との嵌合量を、十分な支持強度を確保する嵌合量
にすることができる。
【0007】また、横断面視において対向する外周面部
同士を接触させた状態で並べられた一対の長尺状の支持
体が、筒状体に内嵌されているという単純な構造である
から、前記支持体に同一形状の共通部品を使用すること
ができる。つまり、一対の支持体の一方を筒状体に嵌合
し、且つ、他方の支持体を一方の支持体に内嵌させる構
成を採用することによって、嵌合量の増大を図ることが
できるが、この場合、一対の支持体が仕様の異なるもの
となって構成が複雑になる。
【0008】
【発明の効果】したがって、部品の共通化により構成の
簡素化を図りながらも、轍間距離が変更された場合にお
いても十分な支持強度が確保される作業車の走行装置を
得ることができた。
【0009】
【実施例】以下、本発明を作業車としてのバックホウの
クローラ走行装置に適用した実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0010】図4に示すように、ドーザ1を有した走行
機台2に旋回部21を介して旋回台3を取付け(図3参
照)、この旋回台3に原動部4及び操縦部5を備えさせ
ると共にスウィングブラケット6を介して向き変更可能
にバックホウ装置7を取付けて、ドーザ付きバックホウ
を構成してある。
【0011】機体左右に一対設けられるクローラ式の走
行部R,Rを構成するに、図1及び図4に示すように、
機体左右側夫々において、トラックフレーム10にクロ
ーラ緊張輪11、接地転輪12及びクローラ駆動輪13
を介してクローラ14を巻回すると共に、トラックフレ
ーム10の後端側に取付けた油圧モータMがクローラ駆
動輪13を駆動することによってクローラ14を回動駆
動するようにしてある。
【0012】そして、図1、図2及び図3に示すよう
に、前記左右一対の走行部R,Rの夫々のトラックフレ
ーム10,10から機体横幅方向において機体内方側に
伸びる左右一対の長尺状の支持体9,9が前後2組設け
られ、各組の左右一対の支持体9,9の夫々が、走行機
台2に機体横幅方向に沿う姿勢で設けられた角筒状パイ
プフレーム製の前後一対の筒状体8,8に、機体横幅方
向に沿って摺動自在な状態で内嵌されている。前記一対
の支持体9,9は、夫々断面が角筒状に形成されてお
り、その横断面視において対向する外周面部9a,9a
同士を接触させるように並べた状態で、且つ、先端側部
分9b,9b同士を機体横幅方向で重複させた状態で筒
状体8に内嵌されている。したがって、前記一対の支持
体9,9の先端側部分9b,9bの先端位置は前記筒状
体8の両端位置近くまで摺動可能になっている。尚、前
記筒状体8の両端部には角筒断面の略1/2部分を覆う
ふた部22が設けられ、前記先端側部分9b,9bの先
端位置の受止めと防塵の機能を持たせている。以上の構
成により、前記筒状体8に案内されて、左右一対の走行
部R,Rが各別に走行機台2に対して機体横幅方向に移
動できるようにしてある。
【0013】次に、前記左右一対の走行部R,Rを機体
横幅方向に移動調節する調節手段としてのシリンダ機構
Cについて説明する。図1に示すように、走行機台2に
機体横幅方向に沿って取付けた1本の油圧シリンダC3
の左右側に一対のピストン16,16を内装し、各ピス
トン16に一端を固定された左右一対のピストンロッド
15,15の他端が、枢支具19を介して前記左右のト
ラックフレーム10,10に機体前後方向に沿う軸芯周
りに揺動自在に結合されている。そして、前記油圧シリ
ンダC3内において、前記一対のピストン16,16に
挟まれて形成される中央シリンダ室C1、及び前記各ピ
ストン16,16よりも機体外方側に形成される左右各
1個の側方シリンダ室C2夫々に油圧供給するために、
中央操作弁17及び左右各1個の側方操作弁18が設け
られている。尚、詳述はしないが、前記各操作弁17,
18には作業車に備えられている油圧源より油圧供給さ
れると共に、前記操縦部5に備えられている操作レバー
20で操作できるようになっている(図4参照)。
【0014】つまり、操縦部5での操作レバー20の操
作により前記操作弁17,18を切換え操作して前記一
対のピストンロッド15,15を機体左右側へ伸長作動
させると、左右いずれものトラックフレーム10,10
が機体外方側に押し出し操作されて左右一対の走行部
R,Rの間隔、所謂轍間距離Lが大きくなるのである。
そして、前記一対のピストンロッド15,15を短縮作
動させると、左右いずれものトラックフレーム10,1
0が機体内方側に引き寄せ操作されて前記轍間距離Lが
小さくなるのである。
【0015】尚、ドーザ1について説明を加えれば、図
5に示すように、ドーザ1の両端部に取り付けて、その
幅を広げるためのドーザアタッチメント1aが、その支
持シャフト1dをドーザ1側に設けた孔部1bに差し込
んだ状態で他端をスプリングピン1cで抜け止めされて
いる。ここで、スプリングピン1cのバネ線がピンに当
たる方向に回転付勢されて支持シャフト1dに巻きつ
き、スプリングピン1cが支持シャフト1dから抜ける
のを防止している。ドーザ幅をもとに戻すには、ドーザ
アタッチメント1aを上記の状態から180度回転させ
てドーザ1の後方の車体内方側に取り付ける。以上のよ
うな構成で、ドーザ幅を簡単に伸縮できるようにしてい
るのである。
【0016】〔別実施例〕上記実施例では、前後一対の
筒状体8のいずれにおいても、前記一対の支持体9,9
を横断面視において対向する外周面部9a,9a同士を
接触させるように並べた状態で、且つ、先端側部分9
b,9b同士を機体横幅方向で重複させた状態で内嵌さ
せていたが、前方側あるいは後方側の一方の筒状体8の
みを上記構成にして、他方は従来の構造のものでもよ
い。また、前記筒状体8を前後一対ではなく、中央のみ
1本、あるいは前後及び中央の3本設けるものでもよ
い。
【0017】又、前記一対の支持体9,9を横断面視に
おいて対向する外周面部同士9a,9aを接触させるよ
うに並べる方向を、上記実施例のような水平方向でなく
垂直方向にしてよい。また、水平方向と垂直方向の中間
方向にしてもよい。また、前記支持体9,9の断面形状
も角筒状以外に半円筒状等の筒形状、あるいは棒状体等
各種の形状が可能である。尚、図6は、前記実施例にお
ける支持体9,9に板部材9A,9Aを組み合わせた場
合を例示している。
【0018】又、前記調節手段Cは油圧シリンダ式のも
のを用いていたが、電動式等各種のものが使用できる。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行装置の平面図
【図2】筒状体と支持体の内嵌構造を示す横断面図
【図3】走行装置の一部切欠正面図
【図4】作業車の全体側面図
【図5】ドーザ幅変更機構の一部切欠平面図
【図6】別実施例の筒状体と支持体の内嵌構造を示す横
断面図
【符号の説明】
2 走行機台 8 筒状体 9 支持体 9a 外周面部 9b 先端側部分 C 調節手段 R 走行部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右一対の走行部(R),(R)の夫々
    から機体横幅方向において機体内方側に伸びる左右一対
    の長尺状の支持体(9),(9)夫々が、機体横幅方向
    に沿って摺動自在な状態で走行機台(2)に設けられた
    筒状体(8)に内嵌され、前記左右一対の走行部
    (R),(R)を機体横幅方向に移動調節する調節手段
    (C)が設けられた作業車の走行装置であって、前記左
    右一対の支持体(9),(9)が、横断面視において対
    向する外周面部(9a),(9a)同士を接触させるよ
    うに並べた状態で、且つ、先端側部分(9b),(9
    b)同士を機体横幅方向で重複させた状態で前記筒状体
    (8)に嵌合されている作業車の走行装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002323931A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Komatsu Ltd 油圧ショベル
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JP2012153306A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Hitachi Constr Mach Co Ltd 下部走行体の拡縮装置

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