JPH0553508U - バックル装置 - Google Patents
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- Buckles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックルボディの挿入口近傍を照明するため
の部材の組付け工程を削減できるバックル装置を得る。 【構成】 導電部26、導電部28、絶縁部30、ハー
ネス34及びバックルボディの挿入口近傍を照明する発
光ダイオード20が一体成形されて発光ダイオード20
が導電部26と導電部28との間に接続されている。よ
って発光ダイオード20を半田付けにより基板に接続す
る工程が不要となる。また、導電部26、28は導電性
樹脂により形成され配線部(発光ダイオード20等の接
続部)とされており、さらに、導電部26、28は、断
面積等を変えることにより、所望の抵抗値にできる。よ
って、基板に配線部や抵抗器を形成する工程が不要とな
る。
の部材の組付け工程を削減できるバックル装置を得る。 【構成】 導電部26、導電部28、絶縁部30、ハー
ネス34及びバックルボディの挿入口近傍を照明する発
光ダイオード20が一体成形されて発光ダイオード20
が導電部26と導電部28との間に接続されている。よ
って発光ダイオード20を半田付けにより基板に接続す
る工程が不要となる。また、導電部26、28は導電性
樹脂により形成され配線部(発光ダイオード20等の接
続部)とされており、さらに、導電部26、28は、断
面積等を変えることにより、所望の抵抗値にできる。よ
って、基板に配線部や抵抗器を形成する工程が不要とな
る。
Description
【0001】
本考案はバックルボディのタングプレート挿入口近傍を照明する光源を備えた バックル装置に関する。
【0002】
車両用シートベルト装置に用いられるバックル装置では、図5に示す如く、バ ックルボディ(図示省略)内にプリント配線基板60が配置されている。このプ リント配線基板60には、導電性の複数の配線部62が形成されており、配線部 62には、図示しない制御装置に接続されたハーネス64、バックルボディの挿 入口近傍を照明するための発光ダイオード66及び発光ダイオード66に供給す る電流を所定値に設定するための抵抗器68が半田付けにより接続されている。
【0003】 プリント配線基板60は、発光ダイオード66がバックルボディの挿入口近傍 に位置した状態に配置され、例えば、乗員がシートに着座したときに、前記制御 手段による制御によって発光ダイオード66が発光し、バックルボディの挿入口 近傍が照明されるようになっている。
【0004】
しかしながら、上記バックル装置の照明機構では、プリント配線基板60に、 複数個の配線部62を形成し、さらに、これらのこの配線部62に、発光ダイオ ード66及び抵抗器68を半田付けする必要があるため、組立工程が多くなると いう不具合がある。
【0005】 本考案は上記事実を考慮し、バックルボディの挿入口近傍を照明するための部 材の組付け工数を削減できるバックル装置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案のバックル装置は、タングプレートが挿入される挿入口が形成されたバ ックルボディと、前記挿入口近傍を照明する発光素子と、前記バックルボディ内 に配置されると共に絶縁性部材と前記絶縁性部材を隔てて配置される第1の導電 性樹脂部材及び第2の導電性樹脂部材とが一体成形され前記第1の導電性樹脂部 材と第2の導電性樹脂部材との間に前記発光素子が接続されている配線基板と、 を備えていることを特徴としている。
【0007】
本考案に係るバックル装置では、絶縁性部材と第1の導電性樹脂部材及び第2 の導電性樹脂部材を一体成形することで配線基板が形成されており、発光素子が 第1の導電性樹脂部材と第2の導電性樹脂部材とに間に接続されている。
【0008】 本考案の配線基板では、第1の導電性樹脂部材及び第2の導電性樹脂部材自体 が発光素子の配線部とされるため、基板に発光素子を接続する配線部を形成する 必要はなく、配線部を施す工程が不要となる。
【0009】 また、第1の導電性樹脂部材及び第2の導電性樹脂部材の抵抗値は、配線基板 を成形する際に混入する導電性材料の量等を変えることにより、所望の値にでき 抵抗器としての機能がもたされている。したがって、発光素子の発光に必要な電 流を生じさせるための抵抗器を配線基板に接続する必要はない。よって、部品点 数を削減できると共に、配線基板に抵抗器を半田付けする作業が不要となる。
【0010】
以下に本考案に係るバックル装置の第1実施例を図1〜図3に従って説明する 。なお、図1及び図3において、矢印Aはタングプレート挿入方向、矢印Bはタ ングプレート抜き出し方向を示している。
【0011】 図3に示す如く、バックル装置10のバックルボディ12には、タングプレー ト14が挿入される挿入口16が形成されている。また、バックル装置10の内 部には、バックル本体18が配置されており、タングプレート14が挿入口16 に挿入されると、このタングプレート14は、バックル本体18の図示しない係 止部に係止されて抜き出しが阻止されるようになっている。
【0012】 なお、挿入口16の近傍には、図示しないレリーズボタンが設けられ、レリー ズボタンは、常にタングプレート抜き出し方向へ付勢されており、このレリーズ ボタンを押し込むことにより、タングプレートの前記係止部の係止状態が解除さ れる。
【0013】 バックルボディ12内には、図1にも示す配線基板24が、バックルボディ1 2とバックル本体18とによって挟持固定されている。なお、必要に応じて配線 基板24と、バックル本体18及びバックルボディ12の間にプラスチックフィ ルムを設けたり、塗装したりして絶縁処理を施す。
【0014】 配線基板24は、長尺状の一対の導電部26と、方形状の導電部28と、樹脂 等の絶縁材料により形成された略コ字状の絶縁部30とが一体成形されて形成さ れている。すなわち、絶縁部30の開口部30A内方に導電部28が絶縁部30 と一体に形成され、絶縁部30の一対の脚部30Bの各々に導電部26の各々が 長手方向をタングプレート挿入方向(タングプレート抜き出し方向)へ向けて一 体に形成されている。これにより、導電部26と、導電部28とが絶縁部30に よって隔離されて非導通状態とされている。導電部26、28は、本実施例では 、ポリエチレンに炭素粒子を混入した導電性樹脂によって形成されている。
【0015】 配線基板24のタングプレート抜き出し方向側の端部には、挿入口16を照明 可能な位置に2個の発光ダイオード20が配置されている。図1に示す如く、各 々の発光ダイオード20の端子20Aの先端部は、導電部26のタングプレート 抜き出し方向側の端面26Aから導電部26に埋設されており、発光ダイオード 20の端子20Bの先端部は、導電部28のタンクプレート抜き出し方向側の端 面28Aから、導電部28に埋設されている。この埋設状態で各々の発光ダイオ ード20は、配線基板24の肉厚方向へ突出することのない状態に配置されてい る。
【0016】 なお、導電部26、28は、発光ダイオード20を作動させるのに最適な大き さの電流を発光ダイオード20に供給する抵抗値とされている。この抵抗値は、 混入する炭素粒子の量や導電部26、28の長さや断面積を変更することにより 所望の大きさに設定できる。
【0017】 各々の導電部26には、タングプレート挿入方向側の端面26Bからハーネス 34の一端が埋設されている。一方のハーネス34には、スイッチ36を介して 電源40に接続されており、他方のハーネス34は接地されている。スイッチ3 6は、図示しない制御手段に接続されており、例えば、乗員がシートに着座した ときにオンされるようになっており、発光ダイオード20に電流が供給されて発 光ダイオード20が発光するようになっている。
【0018】 以下に本実施例の作用を配線基板24の製造工程の説明と共に説明する。 図2に仮想線で示す如く、導電部26、28に対応する形状とされたキャビテ ィ40A、40B及びこれらのキャビティ40A、40Bと各々連通するゲート 40C、40D、さらには、キャビティ40A、40Bと連通し絶縁部30が配 置されるスペース40Eが形成された金型40を用意する。
【0019】 この金型40で配線基板24を成形する場合には、絶縁部30をスペース40 Eに配置する。この場合、絶縁部30には、ゲート40Dとキャビティ40Bと を連通する貫通孔30Aを形成しておく。
【0020】 また、キヤビティ40Aのスペース40E側の端部に端子20Aの先端部が位 置し、キャビティ40Eの開口部30A側の端部に端子20Bが位置するように 発光ダイオード20を金型40に配置する。さらに、キャビティ40Aの他端部 にハーネス34端部を配置する。
【0021】 この状態で、ゲート40C、40Dを介して溶融状態の導電性樹脂を各キャビ ティ40A、40Bに射出させる。導電性樹脂が硬化した後、金型40を開き成 形品を取り出し、ゲート40C、40D内で固化した導電性樹脂を除去すると、 図1に示す配線基板24が得られる。この配線基板24では、発光ダイオード2 0が肉厚方向へ突出することはなく、また、ハーネス34と導電部26との接続 も端面26Bから導電部26に埋設してなされているので、配線基板24を薄肉 に形成できる。したがって、バックルボディ12内における配線基板24の専有 スペースが小さくて済み、バックル装置10を小型化できる。また、本実施例で は、導電性樹脂に混入する炭素粒子の量、導電部26、28の長さや断面積を調 節することで導電部26、28の抵抗値を所望の大きさに設定できるので、抵抗 器を設ける必要がなくなり、部品点数を削減できる。
【0022】 さらに、配線基板24の一部である導電部26、28が発光ダイオー20及び ハーネス34の接続部とされるため、基板に導電性の配線部を形成する工程が不 要となる。
【0023】 上記の如く、成形された配線基板24が取付られたバックル装置10では、乗 員がシートに着座すると、前記図示しない制御手段によりスイッチ36がオンさ れ、発光ダイオード20が発光し、バックルボディ12の挿入口16の近傍が照 射され、乗員は容易にこれを視認できる。
【0024】 図4には、本考案の第2実施例に係る配線基板42が示されている。 第1実施例と基本的に同一部材については、同一符号を付して説明を省略する 。また、本実施例の配線基板42の製造方法は前記実施例と同様であるので説明 を省略する。
【0025】 本実施例では、配線基板42の形状が前記実施例と異なっている。すなわち、 バックル本体44の配線基板42の取付部44Aの取付部側の面が、タングプレ ート挿入及び抜き出し方向(図4矢印C方向)両端部から中央部へ向けて次第に バックルボディ外方へ屈曲された曲面とされており、この取付部44Aの形状に 対応した形状に配線基板42が形成されている。本実施例の配線基板42では、 タングプレート挿入及び抜き出し方向両端から中央部へ取付部44Aと略同一の 曲率半径となるように湾曲した形状に成形されている。
【0026】 なお、本実施例では、前記実施例と異なり、絶縁部46のタングプレート挿入 及び抜き出し方向の長さが導電部26と同一の寸法とされており、絶縁部46に は、取付用孔48が形成され、配線基板42は、この取付用孔48に挿入された 雄ねじ(図示省略)を取付部44Aに形成された雌ねじ(図示省略)に螺着する ことによりバックル本体44に取付られる。
【0027】 なお、本実施例では、配線基板42は、これを前記屈曲形状とするようなキヤ ビティを備えた金型により、導電部26、28及び絶縁部46を一体成形して形 成する。
【0028】 本実施例では、配線基板42の組付け工程を削減できる等の第1実施例の効果 に加えて、配線基板42をバックル本体44の取付部44Aの形状に対応した形 状に成形しているので、取付部44Aへの取付性が良く、配線基板46をバック ル本体44にコンパクトに取付けできるという効果がある。
【0029】 上記実施例では、導電性樹脂として、ポリエチレンに炭素粒子を混入したもの を使用しているが、ナイロンに炭素粒子を混入したのもでもよく、また、炭素粒 子の代わりに銀、界面活性剤等を用いてもよい。
【0030】 また、上記実施例では、絶縁部46(絶縁部30)を金型内に配置した状態で 、溶融樹脂を金型内に射出して導電部26、28及び絶縁部46(絶縁部30) を一体成形しているが、導電部26、28を金型内に配置しておき、絶縁部46 (絶縁部30)とされる溶融樹脂を金型40内に射出してもよい。この場合でも 基板に配線部を形成する必要はなく、また、抵抗器を設ける必要がないので、組 付け工数の削減及び部品点数の削減できるといる効果がある。
【0031】 さらに、配線基板24(配線基板42)の形状は、上記に限定されず、取付部 44Aの形状に対応した形状のキヤビティを備えた金型により成形することによ り所望の形状にできる。
【0032】
上記の如く構成したので、本考案に係るバックル装置によれば、バックルボデ ィの挿入口近傍を照明する部材の組付け工数を削減できるバックル装置を得るこ とができるという優れた効果を奏する。
【図1】本考案の第1実施例に係るバクル装置の照明部
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例に係るバックル装置の照明
部の断面図である。
部の断面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るバックル装置の照明部
がバックルボディ内に取付られた状態を示す断面図であ
る。
がバックルボディ内に取付られた状態を示す断面図であ
る。
【図4】本考案の第2実施例に係るバックル装置の照明
部がバックル本体に取付られた状態を示す斜視図であ
る。
部がバックル本体に取付られた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の配線基板及びこれに接続された発光ダイ
オード等を示す斜視図である。
オード等を示す斜視図である。
10 バックル装置 12 バックルボディ 14 タングプレート 16 挿入口 20 発光ダイオード(発光素子) 24 配線基板 26 導電部(第1の導電性樹脂部材) 28 導電部(第2の導電性樹脂部材) 30 絶縁部(絶縁性部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 タングプレートが挿入される挿入口が形
成されたバックルボディと、 前記挿入口近傍を照明する発光素子と、 前記バックルボディ内に配置されると共に、絶縁性部材
と、前記絶縁性部材を隔てて配置される第1の導電性樹
脂部材及び第2の導電性樹脂部材と、が一体成形され前
記第1の導電性樹脂部材と第2の導電性樹脂部材との間
に前記発光素子が接続されている配線基板と、 を備えていることを特徴とするバックル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10620991U JPH0553508U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | バックル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10620991U JPH0553508U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | バックル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0553508U true JPH0553508U (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=14427769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10620991U Pending JPH0553508U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | バックル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0553508U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9896059B2 (en) | 2015-07-02 | 2018-02-20 | Takata Corporation | Buckle and seat belt device |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6342810U (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-22 | ||
| JPH02280188A (ja) * | 1989-04-20 | 1990-11-16 | Shiyousaku Iida | 発光ダイオード点灯方法および装置 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP10620991U patent/JPH0553508U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6342810U (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-22 | ||
| JPH02280188A (ja) * | 1989-04-20 | 1990-11-16 | Shiyousaku Iida | 発光ダイオード点灯方法および装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9896059B2 (en) | 2015-07-02 | 2018-02-20 | Takata Corporation | Buckle and seat belt device |
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