JPH0553717A - 光学式2次元座標入力装置 - Google Patents

光学式2次元座標入力装置

Info

Publication number
JPH0553717A
JPH0553717A JP24440991A JP24440991A JPH0553717A JP H0553717 A JPH0553717 A JP H0553717A JP 24440991 A JP24440991 A JP 24440991A JP 24440991 A JP24440991 A JP 24440991A JP H0553717 A JPH0553717 A JP H0553717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional coordinate
coordinate
optical
pair
plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24440991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3107867B2 (ja
Inventor
Ikumatsu Fujimoto
生松 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacom Co Ltd filed Critical Wacom Co Ltd
Priority to JP24440991A priority Critical patent/JP3107867B2/ja
Publication of JPH0553717A publication Critical patent/JPH0553717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3107867B2 publication Critical patent/JP3107867B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 座標検出精度が高く複雑な調整作業を要しな
い光学式2次元座標入力装置を提供する事を目的とす
る。 【構成】 2次元座標面を規定する平面部材1の上には
入力座標を指定する為にカーソル2が移動可能に載置さ
れている。カーソル2は2次元座標面に平行な走査光線
を再帰的に反射する機能を有する。2次元座標面の上側
には互いに離間した一対の光学ユニット3及び4が配置
されている。各光学ユニットは固定光源を含んでおり、
光源光線を角的に走査して2本の交差する走査光線を生
成するとともに、各再帰光線を受光する事により各光源
光線を基準とした対応する再帰光線の偏角を測定する。
一対の光学ユニットには計算部8が接続されており、測
定された偏角データに基き所定の座標計算式を用いて入
力座標の2次元座標値を計算する。さらに、設定部9も
接続されており、シミュレーションにより予め座標計算
式の最適化を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光反射型のカーソルを
用いて画像情報等の手動入力を行なう光学式2次元座標
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式2次元座標入力装置としては、従
来から図7に示す様に三角測量の原理に基いたものが知
られていた。この種の座標入力装置は例えば特開平3−
5805号公報に開示されている。図示する様に、従来
の光学式座標入力装置は、一対の光学ユニット101,
102と光反射型のカーソル103とから構成されてい
る。一方の光学ユニット101にはレーザ光源104が
収納されており、放射されたレーザ光線は回転鏡105
によって角的に走査され座標領域と平行に走査光線が出
射される。他方の光学ユニット102も同様の構成を有
しており第1の走査光線と交差する様に第2の走査光線
を出射する。一対の走査光線は円筒鏡面を有するカーソ
ル103によって再帰的に反射され逆進する。逆進した
光は各光学ユニットに内蔵された受光素子により受光検
出される。光学ユニット101はこの受光検出に基き、
レーザ光線とカーソルから逆進した光線とのなす角θ1
を測定する。同様に、光学ユニット102もレーザ光線
とカーソル103から逆進した光線とのなす角θ2を測
定する。なお、一対の光学ユニット101及び102に
備えられている回転鏡の回転中心間距離はLに設定され
ている。又、レーザ光源104から放射されるレーザ光
は距離Lを通る直線に対して予め傾角Δθ1分だけ傾い
て設定されている。これは設計上の理由によるものであ
る。同様に、他方のレーザ光源から放射されるレーザ光
も傾角Δθ2分だけ傾いて設定されている。図示する幾
何学的関係から明らかな様に、カーソル103によって
指定された点Pの2次元座標x,yは、三角測量の原理
に従い距離Lと、θ1−Δθ1と、θ2−Δθ2とから
計算できる。例えば、回転鏡105の回転中心Oを座標
原点に設定した時、入力座標値x,yは以下の数式1及
び数式2によって与えられる。
【数1】
【数2】 この計算はコンピュータ等から構成される計算部106
により実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7の幾何学的構成か
ら明らかな様に、三角測量の原理に基き入力座標値を精
密に求める為には、基準点となる回転鏡の中心に対して
正確にレーザ光線を入射させる必要がある。従来、例え
ばCCDカメラを利用してレーザ光線の軸合せを行なっ
ていたが、熟練を要するとともに誤差の生ずるのを避け
る事ができない。又、一対の基準点間の距離Lを固定す
るとともに予め精度良く測定する必要がある。この為、
従来一対の光学ユニットを固定する為に線熱膨張係数の
極めて小さな特殊金属材料からなるフレームを用いてい
た為高価であった。又、例えば縦2m横6mの大型座標
入力装置を作成した場合、±0.5mm程度の座標検出精
度を出す為に、距離Lの測定誤差は0.01mm程度にす
る必要がある。一般に、かかる測定精度を達成する事は
困難である。さらに、前述した傾斜角あるいはオフセッ
ト角Δθ1,Δθ2を精密に測定する必要がある。この
角度測定は極めて厳しい精度を要求され、例えば上述し
た座標検出精度を達成する為には0.001度以下の誤
差しか許されない。
【0004】以上に述べた様に、従来の三角測量の原理
に基く光学式2次元座標入力装置には実際に制御が不可
能な様々の誤差要因が含まれており、縦2m横6mの大
型座標入力装置において市場で一般に要求される座標検
出精度±0.5mmを達成する事が困難であるという課題
がある。又、可能な限り座標検出誤差を小さくする為
に、予め極めて熟練を要し且つ長時間に渡る測定作業若
しくは調整作業が避けられないという課題があった。
【0005】かかる従来の技術の課題に鑑み、本発明は
レーザ光線の正確な軸合せを要せず、且つ角度や距離の
パラメータ測定を必要としない光学式2次元座標入力装
置を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題を解決し本発明の目的を達成する為に採用された手段
は以下の通りである。即ち、本発明にかかる光学式2次
元座標入力装置は、基本的な構成要素として、2次元座
標面を規定する平面部材と、光反射型のカーソルと、一
対の光学ユニットとを含んでいる。カーソルは、入力座
標を指定する為に2次元座標面上を移動可能に載置され
ているとともに、2次元座標面に平行な走査光線を再帰
的に反射する機能を備えている。又、一対の光学ユニッ
トは、各々2次元座標面上において互いに離間して配置
された固定光源を含んでいる。各固定光源から放射され
た光源光線は回転鏡等により角的に走査され2本の交差
する走査光線が生成される。加えてカーソルにより反射
された各再帰光線を受光する様になっており、各光源光
線を基準とした対応する再帰光線の偏角を測定する。本
発明の特徴的要素として、計算部と設定部とが設けられ
ている。計算部は一対の偏角の測定値に基き所定の座標
計算式を用いて入力座標の2次元座標値を計算する。
又、設定部はシミュレーションにより予め座標計算式の
最適化を行なう様にしている。
【0007】
【作用】本発明によれば、入力座標の2次元座標値は所
定の座標計算式を用いて一対の偏角の測定値に基き計算
される。この座標計算式はシミュレーションにより予め
最適化された形として設定される。換言すると、個々の
座標入力装置のハードウェア構成に含まれる諸々の誤差
要因を吸収し且つキャンセルしたものとして与えられ
る。従って、従来の三角測量の原理に基く構造の様に各
パラメータの精密な測定及び光軸合せを何ら必要としな
い。そして、光源光線例えばレーザ光線と再帰光線との
なす偏角自体は光学ユニットによって極めて精密に測定
できる。この様に、精密測定の可能な偏角データのみに
基いて入力座標の2次元座標値を計算するので算術誤差
のみとなり座標検出精度が著しく向上する。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。図1は本発明にかかる光学式2次元座
標入力装置の基本的構成を示す模式図である。図示する
様に、本装置は2次元座標面を規定する平面部材1を備
えている。この平面部材1は精度良く升目が振ってある
プロッタシート等からなり0.1mm程度の精度を有する
とともに縦2m横6mの寸法を有する。2次元座標面上
にはカーソル2が移動可能に配置されており、2次元座
標面に平行な走査光線を再帰的に反射する機能を備えて
いる。カーソル2の中心点Pを所望の位置に合わせる事
により入力座標を指定する。一対の光学ユニット3及び
4が2次元座標面の上側において互いに離間して配置さ
れている。右側の光学ユニット3にはレーザ発振器等か
らなる固定光源5が収納されている。さらに所定の回転
軸M1を中心として定速回転する反射鏡6を備えてお
り、固定光源5から放射された光源光線を連続的に反射
して走査光線を生成する。加えて、カーソル2により反
射され逆進した再帰光線を受光する為の受光素子を含ん
でいる。かかる構成により、光学ユニット3は光源光線
と再帰光線とのなす角2×θ1あるいは偏角θ1を測定
する。左側の光学ユニット4も同様の構成を有してお
り、固定光源15から放射した光源光線は回転軸M2を
中心として回転する反射鏡16により連続的に反射され
先に述べた第1の走査光線と交差する第2の走査光線を
生成する。カーソル2によって反射逆進された再帰光線
と光源光線とのなす偏角θ2を測定する。本装置におい
ては、各固定光源から放射される光源光線の光軸を反射
鏡の回転軸に対して正確に合わせる必要はない。又、一
対の回転鏡の回転軸間距離を正確に測定する必要がない
ばかりでなく、2次元座標面のX軸に対して正確な平行
度を出す必要もない。
【0009】一対の光学ユニット3及び4にはコンピュ
ータ等からなる計算部8が接続されており、一対の偏角
θ1,θ2の測定値に基き所定の座標計算式を用いて入
力座標Pの2次元座標値を計算する。さらに、設定部9
が設けられており、シミュレーションにより予め座標計
算式の最適化を行なう様にしている。即ち、光学ユニッ
ト3及び4に含まれる様々な誤差要因を座標計算式の各
パラメータに吸収する形で最適化を行なう。
【0010】図2を参照して図1に示す光学式2次元座
標入力装置の動作を詳細に説明する。図2は右側の光学
ユニットの動作を説明する為の幾何光学的な線図であ
る。なお、左側の光学ユニット4についても同様の光線
図を用いてその動作を説明する事ができる。先ず、固定
光源5から放射される光源光線Sを以下の数式3に示さ
れる直線方程式で表わす事にする。
【数3】 なお、数式3において特にパラメータxm1及びym1を導
入したのは後の計算上の都合である。パラメータxm1
m1は回転鏡6の回転軸M1の2次元座標を示してい
る。光源光線Sは反射点R1(xr1,yr1)を通過する
のであるから以下の数式4が成立する。
【数4】
【0011】次に、反射鏡6を通る直線Tを考える。こ
の直線Tは反射点R1及び回転軸M1を通過するのであ
るから、その傾きは以下の数式5によって表わされる。
【数5】
【0012】この傾きは偏角θ1の関数になっている事
を以下に演算する。なおθ1は光源光線Sと再帰光線U
とのなす角2×θ1の半分の値である。先ず、回転軸M
1を通り且つ光源光線Sに直交する直線Vを考える。こ
の直線Vは光源光線Sに直交しているのであるからその
傾きは−1/aである。従って、直線VとX軸とのなす
傾斜角はarctan(−1/a)で表わされる。又、
直線Vと直線Tとのなす角はθ1に等しい。この関係は
光源光線Sと再帰光線Uとの間に成立する反射の法則を
用いて容易に導き出す事ができる。さて、直線Vと直線
Tのなす角がθ1であるから、直線TとX軸とのなす角
はθ1+arctan(−1/a)で表わされる。従っ
て、先に数式5に表わされた直線Tの傾きは以下の数式
6の様に求められる。
【数6】
【0013】最後に、反射点R1と入力座標点Pを通る
再帰光線Uについて考えてみる。再帰光線Uは反射点R
1及び座標点Pを通るのであるから、その傾きは以下の
数式7により与えられる。
【数7】 なお数式7においてx及びyは入力座標Pの2次元
座標値を表わす。再帰光線UとX軸とのなす角は以下の
数式8によって表わされる。
【数8】
【0014】一方、光源光線SとX軸とのなす角はar
ctan(a)で表わされる。従ってその補角はπ−a
rctan(a)で表わされる。図2の幾何学的関係か
ら明らかな様に、光源光線S、再帰光線U及びX軸とに
より規定される三角形には以下の数式9で表わされる角
度関係が成立する。
【数9】
【0015】この様にして得られた数式4,数式6及び
数式9をまとめて整理し変数xr1及びyr1を消去すると
以下の数式10が最終的に得られる。
【数10】
【0016】同様にして、左側の光学ユニット4に関し
ても以下の数式11が得られる。
【数11】
【0017】数式10及び数式11は入力座標値x
と一対の偏角θ1,θ2との関係を表わしている。
θ1及びθ2は実測で得られる数値である。実測された
一対の偏角データを数式10及び数式11に代入しx
及びyに関する連立方程式を解く事によって入力座標
値を計算できる。
【0018】ところで、数式10には4個のパラメータ
a,b,xm1及びym1が含まれている。aは光源光線S
を表わす直線の傾きであり、bは同じく切片b+a×x
m +ym1に含まれるパラメータであり又xm1,ym1は反
射鏡6の回転軸M1の2次元座標値である。これらのパ
ラメータはシミュレーションによって予め最適に設定さ
れる。数式11についても同様である。例として、数式
10に着目すると、これは4個の変数a,b,xm1及び
m1を含む4変数方程式と見做せる。従って、座標値が
既知である4個のサンプル入力座標について偏角データ
を実測する。4個のサンプル座標値データ及び対応する
実測偏角データを数式10に代入する事により変数a,
b,xm1及びym1に関する4次元連立方程式が得られ
る。この4次元方程式を設定部9に内蔵されているサブ
ルーチンを用いて解く事により各パラメータa,b,x
m1及びym1の最適値を得る事ができる。
【0019】設定部9における座標計算式(数式10,
数式11)の最適化が終了すると、計算部8により未知
の入力座標値に対して実測された偏角データを用いて座
標計算が行なわれる。即ち、実測された偏角データを数
式10及び数式11に代入する事により未知の座標デー
タx,yを与える2次元連立方程式が求められる。
この2次元連立方程式を計算部8に内蔵されているサブ
ルーチンで解く事により入力座標値が求められる。
【0020】ところで、最適化された座標計算式の精度
は4個のサンプル入力座標の選択に依存している事にな
る。この依存性を除去する為にシミュレーションを繰り
返し行なう事が好ましい。例えば、先ずX軸と平行に等
間隔で配置されている4個の既知のサンプル入力座標に
対して偏角データを測定し座標計算式のパラメータを仮
に計算してみる。この仮計算された結果に基いて、さら
に他の既知の複数の座標点に関し測定された偏角データ
に基いて実際に座標値を演算してみる。演算結果と入力
座標点に与えられた既知の座標値とを比較し精度を評価
する。この様に、座標計算式に含まれるパラメータの仮
計算を繰り返し、最適精度を与える特定の4個のサンプ
ル入力座標を最終的に固定しパラメータの確定計算を行
なう。
【0021】ところで、最終的に固定された4個のサン
プル入力座標に対して測定された偏角データ自体にも誤
差が含まれている可能性がある。そこで、この誤差を除
く為に追加のシミュレーションを行なう事が好ましい。
即ち、4個のサンプル入力座標を各々少しずつずらし、
測定される偏角データを振らせてみる。この過程で、入
力座標値の演算を繰り返し行ない2次元座標領域全体に
渡って最も精度が高くなるパラメータを設定する。この
様にして得られた座標計算式を用いて実際に未知の入力
座標の計算処理を行なってみると、平均精度として0.
15mm程度を達成する事ができた。
【0022】最後に本発明に用いられる光学ユニット及
びカーソルの具体例を簡潔に説明する。図3は右側光学
ユニット3の構成例を示す模式図である。なお、左側光
学ユニットも同様の構成を有する。光学ユニット3は、
固定光源5と回転軸M1を中心として一定角速度で回転
する反射鏡6と、カーソルに反射されて戻って来た再帰
光を受光し検出信号を発生する為の受光素子21とを有
する。固定光源5から発した光源光線はハーフミラー2
2を通過して反射鏡6の回転軸M1近傍に向う。この
時、必ずしも光源光線の光軸を回転軸に一致させる必要
はない。ここで光源光線は一定角速度で走査され、カー
ソルの中心軸を横切った時再帰的に反射され逆進して反
射鏡6に戻る。ここでさらに反射されハーフミラー22
を介してフィルタを通過した後フォトダイオード等から
なる受光素子21により受光される。受光素子21は受
光タイミングに同期して検出信号を出力する。
【0023】反射鏡6は駆動回路23によって一定角速
度で回転される。駆動回路23は反射鏡6の1回転周期
毎にタイミングパルスを出力する。駆動回路23により
出力されたタイミングパルス及び受光素子21により出
力された検出パルスは波形処理回路24に入力され、波
形処理を施された後出力端子から出力される。出力信号
は、タイミングパルスを基準にして検出パルスが発生し
た時間間隔に合わせて出力されるので、反射鏡6が一定
角速度で回転している点から、結局再帰光線と光源光線
とのなす角2×θ1を表わすものである。
【0024】図4は座標入力用のカーソルの一例を示す
斜視図である。カーソル2は中心軸を有する円筒状の光
反射部材25と支持部材26から構成されている。又図
示しないが円筒状光反射部材25の内部には、交点が円
筒の軸と一致したヘアクロスマークを有する照準部材が
装着されている。与えられた座標面に対して支持部材2
6の底面が接した状態でカーソル2を配置すると円筒の
中心軸は座標面に対して垂直に配置される。この状態で
支持部材26を把持し照準部材を用いて入力すべき座標
点を指定するのである。座標平面に平行で且つ円筒状反
射部材25の中心軸に向かって進行して来る走査光線は
反射面に対して垂直に入射するので同一光路を逆方向に
向って反射され、再帰光線は固定光源に向って戻って行
く。本カーソル2は走査光線が及ぶ範囲内であれば、任
意の座標面に対して用いる事ができる。
【0025】図5は本発明にかかる光学式座標入力装置
の電気回路構成の一例を示すブロック図である。既に説
明した様に、本座標入力装置は一対の光学ユニット3及
び4と計算部8及び設定部9を含むコンピュータ10と
から構成されている。光学ユニット3,4とコンピュー
タ10は互いにケーブルで電気的に接続されている。光
学ユニット3は、反射鏡6を一定角速度で回転する為の
駆動回路23及びこれに接続したタイミング検出回路2
7を含んでいる。タイミング検出回路27は反射鏡6が
所定の周期Tで1回転する毎に所定のタイミング例えば
反射鏡6の法線が固定光源5からの光源光線に平行とな
るタイミングで、タイミングパルスA1を出力する。又
受光素子21は増幅回路28に接続されており検出信号
は増幅された後検出パルスB1として出力される。波形
処理回路24がタイミング検出回路27及び増幅回路2
8に接続されており、受け入れたタイミングパルスA1
及び検出パルスB1を波形処理して、出力パルスC1を
出力する。出力パルスC1はカーソル2から来る再帰光
線の受光に同期して発生するので、光源光線と再帰光線
とがなす角2×θ1に関係している。なお、他方の光学
ユニット4も同様な電気的構成を有するのでその説明を
省略する。コンピュータ10は第1の計数回路29を有
し、右側光学ユニット3からの出力パルスC1のパルス
間隔を計数し角度データθ1を算出する。又第2の計数
回路30を有し、左側の光学ユニット4からの出力パル
スC2のパルス間隔を計数し角度データθ2を算出す
る。計算部8がインターフェース31及び32を介して
これら計数回路29及び30に接続している。計算部8
は実際に測定された一対の角度データθ1,θ2に基づ
き所定の座標計算式を用いて入力座標の2次元座標値を
計算する。又、設定部9も接続されており、シミュレー
ションにより予め座標計算式の最適化を行なう。このシ
ミュレーションは、キーボード14により入力される既
知のサンプル座標データと実測された角度データθ1,
θ2とに基いて行なわれる。
【0026】最後に、図6のタイミングチャートを参照
して偏角の測定方法について簡潔に説明する。先ず右側
の光学ユニット3において、反射鏡6を周期Tで回転さ
せると、タイミング検出回路27は周期Tでタイミング
パルスA1を出力する。この時増幅回路28は受光素子
21の受光時点に同期して検出パルスB1を出力する。
検出パルスB1は大ピークと続く小ピークを有する。大
ピークは反射鏡6が光源光線に対して垂直に位置した状
態で発生し、タイミングパルスA1と同期しているとと
もに、カーソル2からの再帰光線とは無関係である。続
く小ピークはカーソル2からの再帰光線が受光されたタ
イミングに同期しており、大ピークからt1時間後に発
生したとすると、時間t1は求める角度データθ1に比
例的に関係している。波形処理回路24はこれらタイミ
ングパルスA1及び検出パルスB1を波形処理して、出
力パルスC1を出力する。
【0027】又左側の光学ユニット4においても同様の
動作が行なわれる。この場合において、反射鏡の回転周
期及び位相は右側光学ユニットのそれに一致しており従
って同一のタイミングパルスA2が得られる。又検出パ
ルスB2は大ピークからt2時間後に小ピークが続き、
この時点でカーソル2からの再帰光線が受光される。こ
れらタイミングパルスA2及び検出パルスB2に基いて
出力パルスC2が得られ、隣り合う大小ピークの時間間
隔t2は求める角度データθ2に比例的に関係してい
る。
【0028】続いて第1の計数回路29は出力パルスC
1のパルス時間間隔t1を計数し、以下の数式12に基
いて角度データθ1を得る。
【数12】 又、第2の計数回路30は出力パルスC2のパルス時間
間隔t2を計数し、以下の数式13に基いて角度データ
θ2を得る。
【数13】
【0029】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、一
対の光学ユニットと光反射型のカーソルを用いる光反射
型2次元座標入力装置において、測定された一対の偏角
データに基き予め最適化された座標計算式を用いて入力
座標の検出を行なう様にしている。この座標計算式はシ
ミュレーションにより個々の座標入力装置において座標
検出結果の誤差をできる限り小さくする様に最適化され
ている。この為、従来の三角測量の原理に基く光学式座
標入力装置に比べて著しく座標入力精度が向上するとい
う効果がある。又、従来の方式の様に、光源や反射鏡の
位置精度を高くする必要が無いので複雑な調整作業を要
せず部品コストも低く抑える事ができるという効果があ
る。さらに、定期的にシミュレーションを逐次行なう事
により座標計算式を更新でき様々な変動要因に対しても
メンテナンスが簡単に行なえるという効果がある。最後
に、一対の光学ユニット3及び4に対してその配置関係
に何ら制限が無いので任意の2次元座標領域に対して自
由に本座標入力装置をセッティングする事ができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光学式2次元座標入力装置の基
本的構成を示す模式的平面図である。
【図2】本発明にかかる光学式2次元座標入力装置の基
本的な原理を説明する為の線図である。
【図3】光学ユニットの構成例を示す模式図である。
【図4】カーソルの一例を示す斜視図である。
【図5】本発明にかかる光学式2次元座標入力装置の電
気的構成例を示すブロック図である。
【図6】図5に示す回路の動作を説明する為の波形図で
ある。
【図7】従来の光学式2次元座標入力装置を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 平面部材 2 カーソル 3 光学ユニット 4 光学ユニット 5 固定光源 6 反射鏡 8 計算部 9 設定部 15 固定光源 16 反射鏡

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元座標面を規定する平面部材と、入
    力座標を指定する為に2次元座標面上を移動可能に載置
    されているとともに2次元座標面に平行な走査光線を再
    帰的に反射する機能を備えたカーソルと、2次元座標面
    上において互いに離間して配置された一対の固定光源を
    含んでおり各光源光線を角的に走査して2本の交差する
    走査光線を生成するとともに各再帰光線を受光する事に
    より各光源光線を基準とした対応する再帰光線の偏角を
    測定する為の一対の光学ユニットと、一対の偏角の測定
    値に基き所定の座標計算式を用いて入力座標の2次元座
    標値を計算する為の計算部と、シミュレーションにより
    予め座標計算式の最適化を行う為の設定部とからなる光
    学式2次元座標入力装置。
JP24440991A 1991-08-29 1991-08-29 光学式2次元座標入力装置 Expired - Fee Related JP3107867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24440991A JP3107867B2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 光学式2次元座標入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24440991A JP3107867B2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 光学式2次元座標入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0553717A true JPH0553717A (ja) 1993-03-05
JP3107867B2 JP3107867B2 (ja) 2000-11-13

Family

ID=17118238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24440991A Expired - Fee Related JP3107867B2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 光学式2次元座標入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3107867B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6654007B2 (en) 2000-03-31 2003-11-25 Ricoh Company, Ltd. Coordinate input and detection device and information display and input apparatus
JP2005084049A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Agilent Technol Inc ターゲットを光学的に追跡する方法及びシステム
US6965377B2 (en) 2000-10-19 2005-11-15 Canon Kabushiki Kaisha Coordinate input apparatus, coordinate input method, coordinate input-output apparatus, coordinate input-output unit, and coordinate plate
WO2012063387A1 (ja) * 2010-11-10 2012-05-18 パナソニック株式会社 非接触ポジションセンシング装置及び非接触ポジションセンシング方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6654007B2 (en) 2000-03-31 2003-11-25 Ricoh Company, Ltd. Coordinate input and detection device and information display and input apparatus
US7050048B2 (en) 2000-03-31 2006-05-23 Ricoh Company, Ltd. Coordinate input and detection device and information display and input apparatus
US6965377B2 (en) 2000-10-19 2005-11-15 Canon Kabushiki Kaisha Coordinate input apparatus, coordinate input method, coordinate input-output apparatus, coordinate input-output unit, and coordinate plate
JP2005084049A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Agilent Technol Inc ターゲットを光学的に追跡する方法及びシステム
WO2012063387A1 (ja) * 2010-11-10 2012-05-18 パナソニック株式会社 非接触ポジションセンシング装置及び非接触ポジションセンシング方法
JP5033270B2 (ja) * 2010-11-10 2012-09-26 パナソニック株式会社 非接触ポジションセンシング装置及び非接触ポジションセンシング方法
US9285892B2 (en) 2010-11-10 2016-03-15 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Non-contact position sensing device and non-contact position sensing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3107867B2 (ja) 2000-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5006721A (en) Lidar scanning system
US3589815A (en) Noncontact measuring probe
US8670114B2 (en) Device and method for measuring six degrees of freedom
US4775236A (en) Laser based roundness and diameter gaging system and method of using same
US4822171A (en) Method and apparatus for measuring the wall thickness of transparent objects
JPH08327329A (ja) H形鋼の断面寸法測定方法および装置
EP0233920B1 (en) Rapid three-dimensional surface digitizer
US4678337A (en) Laser based gaging system and method of using same
US4790660A (en) Shape measuring instrument
EP0110937B1 (en) Apparatus for measuring the dimensions of cylindrical objects by means of a scanning laser beam
CA1311607C (en) Non-contact optical gauge
JP3107867B2 (ja) 光学式2次元座標入力装置
US4725146A (en) Method and apparatus for sensing position
US20240353346A1 (en) System and method for three-dimensional laser scanning with optical position sensing
Clark et al. Measuring range using a triangulation sensor with variable geometry
US20040104338A1 (en) Calibration and error correction method for an oscillating scanning device
JPH095059A (ja) 平面度測定装置
US20030057365A1 (en) Folded reflecting path optical spot scanning system
JPH06258042A (ja) 距離測定方法および装置
JPH0226164B2 (ja)
JP3176734B2 (ja) 光学式位置測定装置
JPH0798429A (ja) 距離計測装置
JPH07318454A (ja) レーザ光走査精度の測定方法及び測定装置
JP2675051B2 (ja) 光学式非接触位置測定装置
JPH09113234A (ja) 2次元形状計測センサー

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees