JPH055430B2 - - Google Patents
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- JPH055430B2 JPH055430B2 JP61003351A JP335186A JPH055430B2 JP H055430 B2 JPH055430 B2 JP H055430B2 JP 61003351 A JP61003351 A JP 61003351A JP 335186 A JP335186 A JP 335186A JP H055430 B2 JPH055430 B2 JP H055430B2
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、例えば製版用スキヤナやフアクシ
ミリなどの画像走査記録装置において文字、地
図、イラスト等を含む2値(例えば白黒)の原画
を走査して多階調の画像データを入力し(すなわ
ち線画を走査するのであるが、原画の読み取り画
素内では白と黒が共存する場合があり、その場合
には原画の読み取り画素内で平均化され多階調と
なる)、その入力した多階調画像データからその
分解能よりも高い分解能の2値画像データを生成
するための方法および装置に関する。 (従来の技術とその問題点) 画像走査記録装置において原画を走査して画像
データを入力する場合、得られる入力画像データ
の分解能には技術的あるいは経済的な制約からの
限界が存在する。例えばOA機器用に市販されて
一般的に入手可能な書類読み取り用CCDイメー
ジスキヤナでは、現状では400線/inchのスキヤ
ン線数(63.5μm平方の入力分解能)程度が上限
であり、実用上はこの分解能でもこと足りてい
る。 一方、高品質を要求される商業印刷、出版印刷
などの分野では、2値画像を走査入力して何らか
の画像処理を施した後、例えば倍率原寸で出力す
る2値画像処理装置を考えた場合、出力画像のエ
ツジ部分にぎざつき(jaggy)が現われないため
には、出力スキヤン線数として1500線/inch
(16.9μm平方)程度以上の分解能が望ましいと言
われている。従つて原寸処理を前提とすると、入
力側においてもこの程度の高い分解能が望まれ
る。ところが、1500線/inch以上で読み取り可能
な2値画像入力装置は相当高価なものになる。 本出願人は本発明に類似する技術として、「2
値画像データの平滑化処理方法及びその装置」と
いう名称で特願昭60−43601号を出願している。
その発明の目的は、通常の分解能画素で2値化さ
れた2値画像を対象として、これの複製の「ぎざ
つき」をなくすことであり、そのため原画の各々
を複数のより微細な画素(高分解能化画素)に分
割し、処理すべき高分解能画素の各々について、
それを中心として一定サイズの論理窓を想定し、
論理窓内の“1”(黒)の面積を求め、あらかじ
め定めたスレシホールド値と比較することによ
り、その高分解能化画素を黒とするか白とするか
を決定するようにしている。この方法によれば
「ぎざつき」は無くなるが、いつでも原画に忠実
に複製できるとは限らない。 (発明の目的) それゆえに、この発明の目的は、上記従来技術
の問題点を解決し、高分解能な2値画像入力装置
を使用することなく、従来の安価な低分解能の画
像入力装置を利用して、その入力画像データから
より高分解能かつ原画により忠実な2値画像デー
タを得ることができる高分解能2値画像データの
生成方法および装置を提供することである。 (目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、この発明による高分
解能2値画像データの生成方法および装置におい
ては、原画を多階調画像データとして読取り、こ
の多階調画像データにおける階調を利用してその
分解能よりも高い分解能の2値画像データを生成
するようにしている。なお、以下の説明におい
て、単に画素というときは元の読取り分解能によ
る画素を指し、出力されるより高い分解能の画素
は高分解化画素と称することとなる。 すなわち、入力された多階調画像データの1画
素を処理するときに当該処理対象画素を中心とし
た所定画像領域分の画素に注目し、前記処理対象
画素を所定数に分割した高分解能化画素の各々に
ついて、この高分解能化画素を中心とした前記所
定画像領域内に収まる一定サイズの論理窓内の前
記多階調画像データの濃度和を求め、この濃度和
と予め設定されたスレシホールド値とを比較して
当該高分解能化画素を2値化するようにしてい
る。 (実施例) まず最初に、この発明による高分解能2値画像
データの生成方法による画像処理の手順の概略
を、第8図に基づいて説明する。 (処理手順1) 第8図aに示すような2値の原画(図において
は3×3画素分だけ表示してある)を例えば16階
調の画像データとして読取り、bに示すように処
理対象画素(以後中心画素という)Eを中心とし
た所定画像処理領域分抽出する。bにおいては、
3×3画素分抽出している。高分解能化処理は中
心画素Eに対して行なうが、その際に周辺画素
A,B,C,D,F,G,H,Iの画像情報を利
用して処理する。 (処理手順2) 上記読取つた画像データを、例えば3倍に高分
解能化する場合を考える。このとき、cに示すよ
うに、中心画素Eを3×3に細分割した高分解能
化画素e1〜e9のうちの1つの高分解能化画素e1を
中心に例えば5×5高分解能化画素分の論理窓
W1を想定し、この論理窓W1内の入力画像データ
の濃度和s1を求める。この濃度和s1は、cの例の
場合には論理窓W1にかかつている画素A,B,
D,Eの濃度値をそのかかる面積に応じて加え合
せたものであればよく、一例として、窓内の各高
分解能化画素ごとに、それに対応するbの入力画
像データの濃度値を合算していくようにしてもよ
い。図示の例の場合のs1の計算例を示せば、次の
様になる。 s1=4×0+6×2+6×2+9×12=132
……(1) 上式において、例えば右辺第1項の4×0は、
濃度値0の画素Aにかかつている論理窓W1内の
高分解能化画素数が4個であることを表わしてい
る。同様に、右辺第2項、第3項、第4項は、そ
れぞれ画素B,D,Eに対するものである。な
お、論理窓W1の大きさは、上記処理手順1にお
いて抽出した所定画素領域(この例では3×3画
素)内に収まる一定サイズのものであればよく、
例えば3×3高分解能化画素や7×7高分解能化
画素の大きさのものを用いることもできる。 (処理手順3) 上記処理手順2と同様のことを中心画素E以外
の高分解能化画素e2〜e9に関しても行ない、論理
窓W1と同じ大きさの各論理窓W2〜W9(図示せ
ず)に対応する濃度和s2〜s9をdに示すように求
める。 s2=2×0+6×2+2×12+3×2+9×12+
3×8=174 ……(2) s3=6×2+4×12+9×12+6×8=216
……(3) s4=2×0+3×2+6×2+9×12+2×12+
3×8=174 ……(4) s5=1×0+3×2+1×12+3×2+9×12+
3× 8+1×12+3×8+1×0=192 ……(5) s6=3×2+2×12+9×12+6×8+3×8+
2×0=210 ……(6) s7=6×2+9×12+4×12+6×8=216
……(7) s8=3×2+9×12+3×8+2×12+6×8+
2×0=210 ……(8) s9=9×12+6×8+6×8+4×0=204
……(9) 以上の演算結果を図示すれば、eのようにな
る。 (処理手順4) bの3×3画素分の画像データの濃度値の総和
Sを求め、このSに対応して予め設定されている
スレシホールド値SLを例えばルツクアツプテー
ブルから読み出す。bの例では、 S=0+2+12+2+12+8+12+8+
0=56……(10) であり、このとき例えばSL=150であると仮定す
る。 (処理手順5) sj(j=1〜9)と上記SLとを比較して、 sj>SL ならば ej=“1” ……(11) sj≦SL ならば ej=“0” ……(12) の条件により高分解能化画素e1〜e9を2値化し、
中心画素Eに対する高分解能2値画像データを求
める。この処理結果をfに示す。そして、以上の
処理を入力画像のすべての画素に対して行なえ
ば、入力画像データを3×3倍に高分解能化した
2値画像データを得ることができる。 第1図は上述した処理を実現するための、この
発明による高分解能2値画像データ生成装置の一
実施例を示すブロツク図である。入力端1からは
2値(例えば白黒。以下本実施例では白黒で説明
する。)の原画を例えば400線/inchのスキヤン線
数(63.5μm平方の分解能)の多階調で読み取つ
た画像データが入力され(すなわち線画を走査す
るのであるが、原画の読み取り画素内では白と黒
が共存する場合があり、その場合には原画の読み
取り画素内で平均化され多階調となる。また黒で
も線画の場合は、ベタ黒の面積が小さいために濃
度が十分でない。また線画の所は黒だけとは限ら
ないので中間的な濃度値となることもある。)出
力端2からは上記入力された多階調画像データの
分解能よりも高い分解能の2値画像データが出力
される。 例えばCCDスキヤナを原画の読取りに使用し
た場合、読取画像はCCD素子の各セル内でアナ
ログの電荷として蓄積され、電圧あるいは電流値
に変換される。したがつて、読取画像は、多階調
レベル信号として得られることになる。一方、製
版用ドラム型スキヤナの場合も、読取画像の光量
をフオトマルチプライヤーにてアナログの電流値
に変換している。したがつていずれのタイプの入
力装置においても受光素子の段階では原画を階調
のある濃淡画像として読取つており、本発明への
適用が可能である。入力端1に与えられる画像デ
ータの階調幅は任意の幅であつてもよいが、以下
には16階調(4ビツト)画像データを入力した場
合を例にとつて説明する。 入力端1から入力された16階調画像データの各
画素(各4ビツト)のデータは、図示しないタイ
ミング制御手段によるタイミング制御の下で順次
ラインメモリ3に記憶されていくとともに、処理
されるべき画素が入力端1およびラインメモリ3
からラツチ回路4へと取出されて順次記憶されて
いく。ラインメモリ3は、入力された16階調画像
データをそれぞれ1ライン分記憶するための2つ
の4ビツトラインメモリ3a,3bから成り、こ
れらは入力端1から順次直列に接続されている。
またラツチ回路4はそれぞれ1画素分の画像デー
タを記憶するための9個の4ビツトラツチを含ん
で構成されており、そこでは4ビツトラツチ4
i,4h,4gは出力端1から順次直列に接続さ
れ、4ビツトラツチ4f,4e,4dは4ビツト
ラインメモリ3aの出力端から順次直列に接続さ
れ、また4ビツトラツチ4c,4b,4aは4ビ
ツトラインメモリ3bの出力端から順次直列に接
続されている。 このような接続において、例えば特開昭59−
194561号公報に開示された如きタイミング制御方
法を利用して、ラツチ回路4に入力画像の3×3
画素領域における画像データを順次取出す。例え
ば画像読取りの主走査方向および副走査方向を第
8図aの矢印に示す方向とすれば、3×3領域内
の各画素A〜Iは、第1図の各1ビツトラツチ4
a〜4iのブロツク右下の添字A〜Iに示す位置
関係に従つてラツチ回路4内に取出される。以上
の処理が、前述した処理手順1に対応する。 このようにして取出された3×3領域内のすべ
ての画素A〜Iの画像データ(合計36ビツト)
は、濃度和演算回路5内の各s1〜s9演算回路51
〜59およびスレシホールド値(SL)決定回路
6に与えられる。以下に説明するように、濃度和
演算回路5では前記処理手順2,3に対応する処
理が行なわれ、スレシホールド値決定回路6では
前記処理手順4に対応する処理が行なわれる。 第2図は、濃度和演算回路5の回路構成の一例
を示すブロツク図である。この濃度和演算回路5
は、3×3領域内の各画素A〜Iに対応した9個
の係数ROM7a〜7iを含んで構成されてお
り、これらの係数ROM7a〜7iの各々は、高
分解能化画素e1〜e9を中心とした所定サイズの論
理窓W1〜W9を想定したとき、いずれかの論理窓
内に収まる高分解能化画素の数を対応の各画素A
〜Iごとに出力する。これらの出力は、第2図に
おいて記号ka〜kiにより示してある。W1〜W9の
どの論理窓に関する出力を行なうかは、4ビツト
スイツチ8を通じて各係数ROM7a〜7iに与
えられる4ビツトの選択信号jにより決定され、
例えば10進数でj=1〜9がそれぞれ論理窓W1
〜W9の選択に対応している。 一例として、j=1のとき、係数ROM7a〜
7iは第8図cに示す論理窓W1に関する出力を
行ない、このとき画素A〜Iにおける論理窓W1
内の高分解能化画素の数はそれぞれ4、6、0、
6、9、0、0、0、0個であるので、各係数
ROM7a〜7iの出力値はそれぞれ4、6、
0、6、9、0、0、0、0となる。すなわち、
j=1のときは、ka=4、kb=6、kc=0、kd=
6、ke=9、kf=0、kg=0、kh=0、ki=0で
ある。すべてのjについて係数ROM7a〜7i
の出力値を示すと、次の表のようになる。
ミリなどの画像走査記録装置において文字、地
図、イラスト等を含む2値(例えば白黒)の原画
を走査して多階調の画像データを入力し(すなわ
ち線画を走査するのであるが、原画の読み取り画
素内では白と黒が共存する場合があり、その場合
には原画の読み取り画素内で平均化され多階調と
なる)、その入力した多階調画像データからその
分解能よりも高い分解能の2値画像データを生成
するための方法および装置に関する。 (従来の技術とその問題点) 画像走査記録装置において原画を走査して画像
データを入力する場合、得られる入力画像データ
の分解能には技術的あるいは経済的な制約からの
限界が存在する。例えばOA機器用に市販されて
一般的に入手可能な書類読み取り用CCDイメー
ジスキヤナでは、現状では400線/inchのスキヤ
ン線数(63.5μm平方の入力分解能)程度が上限
であり、実用上はこの分解能でもこと足りてい
る。 一方、高品質を要求される商業印刷、出版印刷
などの分野では、2値画像を走査入力して何らか
の画像処理を施した後、例えば倍率原寸で出力す
る2値画像処理装置を考えた場合、出力画像のエ
ツジ部分にぎざつき(jaggy)が現われないため
には、出力スキヤン線数として1500線/inch
(16.9μm平方)程度以上の分解能が望ましいと言
われている。従つて原寸処理を前提とすると、入
力側においてもこの程度の高い分解能が望まれ
る。ところが、1500線/inch以上で読み取り可能
な2値画像入力装置は相当高価なものになる。 本出願人は本発明に類似する技術として、「2
値画像データの平滑化処理方法及びその装置」と
いう名称で特願昭60−43601号を出願している。
その発明の目的は、通常の分解能画素で2値化さ
れた2値画像を対象として、これの複製の「ぎざ
つき」をなくすことであり、そのため原画の各々
を複数のより微細な画素(高分解能化画素)に分
割し、処理すべき高分解能画素の各々について、
それを中心として一定サイズの論理窓を想定し、
論理窓内の“1”(黒)の面積を求め、あらかじ
め定めたスレシホールド値と比較することによ
り、その高分解能化画素を黒とするか白とするか
を決定するようにしている。この方法によれば
「ぎざつき」は無くなるが、いつでも原画に忠実
に複製できるとは限らない。 (発明の目的) それゆえに、この発明の目的は、上記従来技術
の問題点を解決し、高分解能な2値画像入力装置
を使用することなく、従来の安価な低分解能の画
像入力装置を利用して、その入力画像データから
より高分解能かつ原画により忠実な2値画像デー
タを得ることができる高分解能2値画像データの
生成方法および装置を提供することである。 (目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、この発明による高分
解能2値画像データの生成方法および装置におい
ては、原画を多階調画像データとして読取り、こ
の多階調画像データにおける階調を利用してその
分解能よりも高い分解能の2値画像データを生成
するようにしている。なお、以下の説明におい
て、単に画素というときは元の読取り分解能によ
る画素を指し、出力されるより高い分解能の画素
は高分解化画素と称することとなる。 すなわち、入力された多階調画像データの1画
素を処理するときに当該処理対象画素を中心とし
た所定画像領域分の画素に注目し、前記処理対象
画素を所定数に分割した高分解能化画素の各々に
ついて、この高分解能化画素を中心とした前記所
定画像領域内に収まる一定サイズの論理窓内の前
記多階調画像データの濃度和を求め、この濃度和
と予め設定されたスレシホールド値とを比較して
当該高分解能化画素を2値化するようにしてい
る。 (実施例) まず最初に、この発明による高分解能2値画像
データの生成方法による画像処理の手順の概略
を、第8図に基づいて説明する。 (処理手順1) 第8図aに示すような2値の原画(図において
は3×3画素分だけ表示してある)を例えば16階
調の画像データとして読取り、bに示すように処
理対象画素(以後中心画素という)Eを中心とし
た所定画像処理領域分抽出する。bにおいては、
3×3画素分抽出している。高分解能化処理は中
心画素Eに対して行なうが、その際に周辺画素
A,B,C,D,F,G,H,Iの画像情報を利
用して処理する。 (処理手順2) 上記読取つた画像データを、例えば3倍に高分
解能化する場合を考える。このとき、cに示すよ
うに、中心画素Eを3×3に細分割した高分解能
化画素e1〜e9のうちの1つの高分解能化画素e1を
中心に例えば5×5高分解能化画素分の論理窓
W1を想定し、この論理窓W1内の入力画像データ
の濃度和s1を求める。この濃度和s1は、cの例の
場合には論理窓W1にかかつている画素A,B,
D,Eの濃度値をそのかかる面積に応じて加え合
せたものであればよく、一例として、窓内の各高
分解能化画素ごとに、それに対応するbの入力画
像データの濃度値を合算していくようにしてもよ
い。図示の例の場合のs1の計算例を示せば、次の
様になる。 s1=4×0+6×2+6×2+9×12=132
……(1) 上式において、例えば右辺第1項の4×0は、
濃度値0の画素Aにかかつている論理窓W1内の
高分解能化画素数が4個であることを表わしてい
る。同様に、右辺第2項、第3項、第4項は、そ
れぞれ画素B,D,Eに対するものである。な
お、論理窓W1の大きさは、上記処理手順1にお
いて抽出した所定画素領域(この例では3×3画
素)内に収まる一定サイズのものであればよく、
例えば3×3高分解能化画素や7×7高分解能化
画素の大きさのものを用いることもできる。 (処理手順3) 上記処理手順2と同様のことを中心画素E以外
の高分解能化画素e2〜e9に関しても行ない、論理
窓W1と同じ大きさの各論理窓W2〜W9(図示せ
ず)に対応する濃度和s2〜s9をdに示すように求
める。 s2=2×0+6×2+2×12+3×2+9×12+
3×8=174 ……(2) s3=6×2+4×12+9×12+6×8=216
……(3) s4=2×0+3×2+6×2+9×12+2×12+
3×8=174 ……(4) s5=1×0+3×2+1×12+3×2+9×12+
3× 8+1×12+3×8+1×0=192 ……(5) s6=3×2+2×12+9×12+6×8+3×8+
2×0=210 ……(6) s7=6×2+9×12+4×12+6×8=216
……(7) s8=3×2+9×12+3×8+2×12+6×8+
2×0=210 ……(8) s9=9×12+6×8+6×8+4×0=204
……(9) 以上の演算結果を図示すれば、eのようにな
る。 (処理手順4) bの3×3画素分の画像データの濃度値の総和
Sを求め、このSに対応して予め設定されている
スレシホールド値SLを例えばルツクアツプテー
ブルから読み出す。bの例では、 S=0+2+12+2+12+8+12+8+
0=56……(10) であり、このとき例えばSL=150であると仮定す
る。 (処理手順5) sj(j=1〜9)と上記SLとを比較して、 sj>SL ならば ej=“1” ……(11) sj≦SL ならば ej=“0” ……(12) の条件により高分解能化画素e1〜e9を2値化し、
中心画素Eに対する高分解能2値画像データを求
める。この処理結果をfに示す。そして、以上の
処理を入力画像のすべての画素に対して行なえ
ば、入力画像データを3×3倍に高分解能化した
2値画像データを得ることができる。 第1図は上述した処理を実現するための、この
発明による高分解能2値画像データ生成装置の一
実施例を示すブロツク図である。入力端1からは
2値(例えば白黒。以下本実施例では白黒で説明
する。)の原画を例えば400線/inchのスキヤン線
数(63.5μm平方の分解能)の多階調で読み取つ
た画像データが入力され(すなわち線画を走査す
るのであるが、原画の読み取り画素内では白と黒
が共存する場合があり、その場合には原画の読み
取り画素内で平均化され多階調となる。また黒で
も線画の場合は、ベタ黒の面積が小さいために濃
度が十分でない。また線画の所は黒だけとは限ら
ないので中間的な濃度値となることもある。)出
力端2からは上記入力された多階調画像データの
分解能よりも高い分解能の2値画像データが出力
される。 例えばCCDスキヤナを原画の読取りに使用し
た場合、読取画像はCCD素子の各セル内でアナ
ログの電荷として蓄積され、電圧あるいは電流値
に変換される。したがつて、読取画像は、多階調
レベル信号として得られることになる。一方、製
版用ドラム型スキヤナの場合も、読取画像の光量
をフオトマルチプライヤーにてアナログの電流値
に変換している。したがつていずれのタイプの入
力装置においても受光素子の段階では原画を階調
のある濃淡画像として読取つており、本発明への
適用が可能である。入力端1に与えられる画像デ
ータの階調幅は任意の幅であつてもよいが、以下
には16階調(4ビツト)画像データを入力した場
合を例にとつて説明する。 入力端1から入力された16階調画像データの各
画素(各4ビツト)のデータは、図示しないタイ
ミング制御手段によるタイミング制御の下で順次
ラインメモリ3に記憶されていくとともに、処理
されるべき画素が入力端1およびラインメモリ3
からラツチ回路4へと取出されて順次記憶されて
いく。ラインメモリ3は、入力された16階調画像
データをそれぞれ1ライン分記憶するための2つ
の4ビツトラインメモリ3a,3bから成り、こ
れらは入力端1から順次直列に接続されている。
またラツチ回路4はそれぞれ1画素分の画像デー
タを記憶するための9個の4ビツトラツチを含ん
で構成されており、そこでは4ビツトラツチ4
i,4h,4gは出力端1から順次直列に接続さ
れ、4ビツトラツチ4f,4e,4dは4ビツト
ラインメモリ3aの出力端から順次直列に接続さ
れ、また4ビツトラツチ4c,4b,4aは4ビ
ツトラインメモリ3bの出力端から順次直列に接
続されている。 このような接続において、例えば特開昭59−
194561号公報に開示された如きタイミング制御方
法を利用して、ラツチ回路4に入力画像の3×3
画素領域における画像データを順次取出す。例え
ば画像読取りの主走査方向および副走査方向を第
8図aの矢印に示す方向とすれば、3×3領域内
の各画素A〜Iは、第1図の各1ビツトラツチ4
a〜4iのブロツク右下の添字A〜Iに示す位置
関係に従つてラツチ回路4内に取出される。以上
の処理が、前述した処理手順1に対応する。 このようにして取出された3×3領域内のすべ
ての画素A〜Iの画像データ(合計36ビツト)
は、濃度和演算回路5内の各s1〜s9演算回路51
〜59およびスレシホールド値(SL)決定回路
6に与えられる。以下に説明するように、濃度和
演算回路5では前記処理手順2,3に対応する処
理が行なわれ、スレシホールド値決定回路6では
前記処理手順4に対応する処理が行なわれる。 第2図は、濃度和演算回路5の回路構成の一例
を示すブロツク図である。この濃度和演算回路5
は、3×3領域内の各画素A〜Iに対応した9個
の係数ROM7a〜7iを含んで構成されてお
り、これらの係数ROM7a〜7iの各々は、高
分解能化画素e1〜e9を中心とした所定サイズの論
理窓W1〜W9を想定したとき、いずれかの論理窓
内に収まる高分解能化画素の数を対応の各画素A
〜Iごとに出力する。これらの出力は、第2図に
おいて記号ka〜kiにより示してある。W1〜W9の
どの論理窓に関する出力を行なうかは、4ビツト
スイツチ8を通じて各係数ROM7a〜7iに与
えられる4ビツトの選択信号jにより決定され、
例えば10進数でj=1〜9がそれぞれ論理窓W1
〜W9の選択に対応している。 一例として、j=1のとき、係数ROM7a〜
7iは第8図cに示す論理窓W1に関する出力を
行ない、このとき画素A〜Iにおける論理窓W1
内の高分解能化画素の数はそれぞれ4、6、0、
6、9、0、0、0、0個であるので、各係数
ROM7a〜7iの出力値はそれぞれ4、6、
0、6、9、0、0、0、0となる。すなわち、
j=1のときは、ka=4、kb=6、kc=0、kd=
6、ke=9、kf=0、kg=0、kh=0、ki=0で
ある。すべてのjについて係数ROM7a〜7i
の出力値を示すと、次の表のようになる。
【表】
各係数ROM7a〜7iには上記表の全てのデ
ータが記憶されており、7a〜7iのいずれの係
数ROMとして用いるかを示す入力アドレスKお
よび、どのjに対する係数を出力するかを示す入
力アドレスJが設定できるようになつている。第
2図では、入力アドレスKは各係数ROM7a〜
7i内で個別に設定されており、入力アドレスJ
は上述したように4ビツトスイツチ8を通じて与
えられる4ビツトの選択信号jによりアドレス指
定される。 上記表は論理窓W1〜W9のサイズが5×5高分
解能化画素のときのものであるが、これを例えば
第3図のW1′,W1″に示すような3×3高分解能
化画素や7×7高分解能化画素サイズのものに変
更することも可能である。このとき、上記表内の
各係数を書き換えるのみでよく、第2図の回路構
成自体を変更する必要はない。また、各係数
ROM7a〜7iに論理窓の形状を示す入力アド
レスLを更に設けるようにしてもよく、これを例
えばCPUからの指令により適宜設定すれば、論
理窓の形状を随意に変更することが可能となる。
勿論、この場合には、各係数ROM7a〜7iに
は、予め各形状の論理窓に対応する係数値を記憶
させておく必要がある。このときの各係数ROM
の内部構成を第4図に示す。 上述のようにして得られた第2図の係数ROM
7a〜7iの出力ka〜kiは、それぞれ乗算器9a
〜9iの一方入力に与えられる。乗算器9a〜9
iの他方入力には各画素A〜Iの階調度(濃度)
を表わす画像データがそれぞれ入力されている。
したがつて各乗算器9a〜9iでは、論理窓の形
状に応じた係数が各画素A〜Iの濃度値に乗算さ
れる。これらの乗算結果は複数段の加算器により
順次加算され、その結果としての総和sjが終段の
加算器10から導出される。j=1のとき、前記
処理手順2における式(1)の計算が行なわれる。ま
たj=2〜9のときには、前記処理手順3におけ
る式(2)〜(9)の計算が行なわれる。 第2図において、終段の加算器10から出力さ
れる総和sjのビツト長を10ビツトにしているの
は、画素A〜Iの階調度がすべて15(4ビツトで
の最大値)で、かつ論理窓の大きさが第8図の状
態でとり得る最大サイズ(7×7高分解能化画
素)を想定しているためである。画素のビツト
数、高分解能化の度合、論理窓の大きさが変化し
た場合、sjのビツト長はそれに応じて変化させる
必要があることは勿論である。 なお、第2図の各係数ROM7a〜7iと乗算
器とは、それぞれひとつのルツクアツプテーブル
(ROMでもRAMでも可能)に置き換えることが
できる。この様子を第5図に示す。例えばaに図
示の部分は、bに図示する構成に置き換えられ
る。bのルツクアツプテーブル11の中には、j
=1〜9に対応する9つの係数テーブルが記憶さ
れており、それぞれ入力データAの値に対応する
乗算結果(出力)が記憶されている。この構成に
よれば、高価な乗算器を使用せず、安価な回路を
実現することができる。 第1図のスレシホールド値決定回路6では、前
記処理手順4に対応する処理が行なわれる。この
スレシホールド値決定回路6の詳細ブロツク図を
第6図に示す。図示のように、入力された各画素
A〜Iの画像データは4段の加算器により順次加
算され、その結果としての総和Sが終段の加算器
12から出力される。この処理は、前記(10)式の計
算に対応するものである。このようにして求めら
れた総和Sはルツクアツプテーブル13に入力さ
れ、このSの値に応じた最適のスレシホールド値
SLがルツクアツプテーブル13から導出される。 ルツクアツプテーブル13の内容は予め求めら
れ、書き込まている。その一例を、第7図の実線
にて示す。このテーブルデータは、前記実施例の
前提条件、すなわち3倍の高分解能化、論理
窓の大きさは5×5高分解能化画素、という条件
に対応した値であり、3×3の画素A〜Iに対し
てその中心画素Eの高分解能化を行なうに際し、
最終的に得られる高分解能化画素e1〜e9の濃度
(2値)の平均値 R=9 〓j=1 ej/9×100(%) ……(13) が中心画素Eの濃度値E0%(例えば中心画素E
の階調度が16階調中の12階調であればE0=12/
16=75%)に最も近くなるように設定してある。 第9図は、このようなテーブルデータを計算機
を利用して求める場合の処理の一例を示すフロー
チヤートである。まず、ステツプS1で論理窓の
形状を表わす係数(例えば第1表)を入力し、続
いてステツプS2で、以下で処理すべき3×3画
素A〜Iの画像データを入力する。このとき、中
心画素Eの%濃度値E0を同時に入力するか、ま
たは計算機内で計算しておく。ステツプS3では
中心画素E内の各高分解能化画素に対応する論理
窓内の濃度和sj(j=1〜9)を求め、続くステ
ツプS4ではスレシホールド値SLを初期値(通常
は0)に設定しておく。そしてステツプS5で、
このSLにより上記sj(j=1〜9)を弁別して高
分解能化2値画像データej(j=1〜9)を求め、
次いでステツプS6でこのときの平均濃度Rを(13)
式により計算する。 ステツプS7ではR≧E0−ΔE1(ΔE1は所定の許
容範囲)かどうかを判別し、“No”のときはステ
ツプS8へ進んで、ステツプS5で求めたej(j=1
〜9)をej′として登録しておくとともに、SLを
所定の増分ΔSL(通常は1)だけを増加させ、再
び上記ステツプS5〜S7を繰り返す。そしてR≧
E0−ΔE1となつた時点でステツプS9で進み、E0
+ΔE2≧R(ΔE2は所定の許容範囲)かどうかを
判別する。“Yes”のときはE0+ΔE2≧R≧E0−
ΔE1を満足しているのでステツプS11へ進み、こ
のときの高分解能化2値画像データej(j=1〜
9)を最適データとして出力する。“No”のとき
はE0+ΔE0−ΔE2≧+R≧E1を満足するRが存在
しないので、ステツプS10へ進んでej′(j=1〜
9)をej(j=1〜9)に変更し、これをステツ
プS11で最適データとして出力する。このときR
はE0−ΔE1よりも小さいが、E0−ΔE1に最も近い
値をとる。 以上の高分解能2値化処理を種々のパターンの
3×3画像データに対して行なつた結果を第10
図に示す。処理の結果として得られた高分解能化
2値画像データej(j=1〜9)は、右から2番
目の欄に示されている。最右欄の“スレシホール
ドSLの範囲”は、このようにして求めた最適の
高分解能化2値画像データej(j=1〜9)を得
るために必要なスレシホールド値SLの範囲を、
上述の計算機による処理結果を利用して逆算的に
求めたものである。濃度の総和Sに対するこの
SLの範囲を第10図の各画像パターン1〜9に
ついてグラフ上に描けば、それぞれ第7図の1〜
9で示されるような破線となる。この破線内から
はみ出さない様なテーブルデータが、ルツクアツ
プテーブル13の最適なルツクアツプデータとな
る。 このようにして求められた各sjとスレシホール
ド値SLとは、第1図の2値化回路14に与えら
れる。2値化回路14では、前記処理手順5に対
応する処理が行なわれる。すなわち、2値化回路
14は、各sj演算回路51〜59と対応して設け
られた9個の比較器141〜149から構成され
ており、各比較器141〜149は対応のsj演算
回路からsjを受けるとともに、スレシホールド値
決定回路6からスレシホールド値SLを受けて、
これらを比較し、上述したように、sj>SLならば
ej=“1”、sj<SLならばej=“0”の条件により、
最終的な高分解能化された2値画像データe1〜e9
をそれぞれ出力する。これにより、第8図fに示
す如き高分解能2値画像データが得られる。 第1図のラツチ回路4に取出される3×3画素
は原画の走査入力にしたがつて順次シフトされて
いくので、入力画像のすべての画素を中心画素と
して上述の処理が繰返し実行されるとこになり、
第1図の回路の出力端2からは、入力画像を3×
3倍に高分解能化した2値画像データが順次出力
される。 第7図の実線で示されるルツクアツプテーブル
13のデータは、大部分の原画に対して、実用上
充分な高分解能化2値データを与える。しかし、
原画に1画素幅以下の細線が含まれる場合、第1
1図に示す様の不都合(特に原画パターン2,3
の場合)が生じてくる。この原因として考えられ
る点は、次の2点である。 第1表で与えられる係数ROM(第2図の7
a〜7i)の値が適切でない。 スレシホールド値SLを決めるルツクアツプ
テーブル13のデータが適切でない。 前者に関しては、第1表に比較して周辺画像
の状態をより忠実に論理窓内濃度和sjとして表現
する係数ROMデータを見出すことが必要とな
る。発明者は、周辺画像の情報をより均等に反映
するように(例えば第8図cの論理窓W1の場合、
画素A,Bに対する重みづけは4:6であるが、
これを4:4とする)第1表のデータ修正して用
いたところ、良好な結果を得た。その一例を第2
表に示す。
ータが記憶されており、7a〜7iのいずれの係
数ROMとして用いるかを示す入力アドレスKお
よび、どのjに対する係数を出力するかを示す入
力アドレスJが設定できるようになつている。第
2図では、入力アドレスKは各係数ROM7a〜
7i内で個別に設定されており、入力アドレスJ
は上述したように4ビツトスイツチ8を通じて与
えられる4ビツトの選択信号jによりアドレス指
定される。 上記表は論理窓W1〜W9のサイズが5×5高分
解能化画素のときのものであるが、これを例えば
第3図のW1′,W1″に示すような3×3高分解能
化画素や7×7高分解能化画素サイズのものに変
更することも可能である。このとき、上記表内の
各係数を書き換えるのみでよく、第2図の回路構
成自体を変更する必要はない。また、各係数
ROM7a〜7iに論理窓の形状を示す入力アド
レスLを更に設けるようにしてもよく、これを例
えばCPUからの指令により適宜設定すれば、論
理窓の形状を随意に変更することが可能となる。
勿論、この場合には、各係数ROM7a〜7iに
は、予め各形状の論理窓に対応する係数値を記憶
させておく必要がある。このときの各係数ROM
の内部構成を第4図に示す。 上述のようにして得られた第2図の係数ROM
7a〜7iの出力ka〜kiは、それぞれ乗算器9a
〜9iの一方入力に与えられる。乗算器9a〜9
iの他方入力には各画素A〜Iの階調度(濃度)
を表わす画像データがそれぞれ入力されている。
したがつて各乗算器9a〜9iでは、論理窓の形
状に応じた係数が各画素A〜Iの濃度値に乗算さ
れる。これらの乗算結果は複数段の加算器により
順次加算され、その結果としての総和sjが終段の
加算器10から導出される。j=1のとき、前記
処理手順2における式(1)の計算が行なわれる。ま
たj=2〜9のときには、前記処理手順3におけ
る式(2)〜(9)の計算が行なわれる。 第2図において、終段の加算器10から出力さ
れる総和sjのビツト長を10ビツトにしているの
は、画素A〜Iの階調度がすべて15(4ビツトで
の最大値)で、かつ論理窓の大きさが第8図の状
態でとり得る最大サイズ(7×7高分解能化画
素)を想定しているためである。画素のビツト
数、高分解能化の度合、論理窓の大きさが変化し
た場合、sjのビツト長はそれに応じて変化させる
必要があることは勿論である。 なお、第2図の各係数ROM7a〜7iと乗算
器とは、それぞれひとつのルツクアツプテーブル
(ROMでもRAMでも可能)に置き換えることが
できる。この様子を第5図に示す。例えばaに図
示の部分は、bに図示する構成に置き換えられ
る。bのルツクアツプテーブル11の中には、j
=1〜9に対応する9つの係数テーブルが記憶さ
れており、それぞれ入力データAの値に対応する
乗算結果(出力)が記憶されている。この構成に
よれば、高価な乗算器を使用せず、安価な回路を
実現することができる。 第1図のスレシホールド値決定回路6では、前
記処理手順4に対応する処理が行なわれる。この
スレシホールド値決定回路6の詳細ブロツク図を
第6図に示す。図示のように、入力された各画素
A〜Iの画像データは4段の加算器により順次加
算され、その結果としての総和Sが終段の加算器
12から出力される。この処理は、前記(10)式の計
算に対応するものである。このようにして求めら
れた総和Sはルツクアツプテーブル13に入力さ
れ、このSの値に応じた最適のスレシホールド値
SLがルツクアツプテーブル13から導出される。 ルツクアツプテーブル13の内容は予め求めら
れ、書き込まている。その一例を、第7図の実線
にて示す。このテーブルデータは、前記実施例の
前提条件、すなわち3倍の高分解能化、論理
窓の大きさは5×5高分解能化画素、という条件
に対応した値であり、3×3の画素A〜Iに対し
てその中心画素Eの高分解能化を行なうに際し、
最終的に得られる高分解能化画素e1〜e9の濃度
(2値)の平均値 R=9 〓j=1 ej/9×100(%) ……(13) が中心画素Eの濃度値E0%(例えば中心画素E
の階調度が16階調中の12階調であればE0=12/
16=75%)に最も近くなるように設定してある。 第9図は、このようなテーブルデータを計算機
を利用して求める場合の処理の一例を示すフロー
チヤートである。まず、ステツプS1で論理窓の
形状を表わす係数(例えば第1表)を入力し、続
いてステツプS2で、以下で処理すべき3×3画
素A〜Iの画像データを入力する。このとき、中
心画素Eの%濃度値E0を同時に入力するか、ま
たは計算機内で計算しておく。ステツプS3では
中心画素E内の各高分解能化画素に対応する論理
窓内の濃度和sj(j=1〜9)を求め、続くステ
ツプS4ではスレシホールド値SLを初期値(通常
は0)に設定しておく。そしてステツプS5で、
このSLにより上記sj(j=1〜9)を弁別して高
分解能化2値画像データej(j=1〜9)を求め、
次いでステツプS6でこのときの平均濃度Rを(13)
式により計算する。 ステツプS7ではR≧E0−ΔE1(ΔE1は所定の許
容範囲)かどうかを判別し、“No”のときはステ
ツプS8へ進んで、ステツプS5で求めたej(j=1
〜9)をej′として登録しておくとともに、SLを
所定の増分ΔSL(通常は1)だけを増加させ、再
び上記ステツプS5〜S7を繰り返す。そしてR≧
E0−ΔE1となつた時点でステツプS9で進み、E0
+ΔE2≧R(ΔE2は所定の許容範囲)かどうかを
判別する。“Yes”のときはE0+ΔE2≧R≧E0−
ΔE1を満足しているのでステツプS11へ進み、こ
のときの高分解能化2値画像データej(j=1〜
9)を最適データとして出力する。“No”のとき
はE0+ΔE0−ΔE2≧+R≧E1を満足するRが存在
しないので、ステツプS10へ進んでej′(j=1〜
9)をej(j=1〜9)に変更し、これをステツ
プS11で最適データとして出力する。このときR
はE0−ΔE1よりも小さいが、E0−ΔE1に最も近い
値をとる。 以上の高分解能2値化処理を種々のパターンの
3×3画像データに対して行なつた結果を第10
図に示す。処理の結果として得られた高分解能化
2値画像データej(j=1〜9)は、右から2番
目の欄に示されている。最右欄の“スレシホール
ドSLの範囲”は、このようにして求めた最適の
高分解能化2値画像データej(j=1〜9)を得
るために必要なスレシホールド値SLの範囲を、
上述の計算機による処理結果を利用して逆算的に
求めたものである。濃度の総和Sに対するこの
SLの範囲を第10図の各画像パターン1〜9に
ついてグラフ上に描けば、それぞれ第7図の1〜
9で示されるような破線となる。この破線内から
はみ出さない様なテーブルデータが、ルツクアツ
プテーブル13の最適なルツクアツプデータとな
る。 このようにして求められた各sjとスレシホール
ド値SLとは、第1図の2値化回路14に与えら
れる。2値化回路14では、前記処理手順5に対
応する処理が行なわれる。すなわち、2値化回路
14は、各sj演算回路51〜59と対応して設け
られた9個の比較器141〜149から構成され
ており、各比較器141〜149は対応のsj演算
回路からsjを受けるとともに、スレシホールド値
決定回路6からスレシホールド値SLを受けて、
これらを比較し、上述したように、sj>SLならば
ej=“1”、sj<SLならばej=“0”の条件により、
最終的な高分解能化された2値画像データe1〜e9
をそれぞれ出力する。これにより、第8図fに示
す如き高分解能2値画像データが得られる。 第1図のラツチ回路4に取出される3×3画素
は原画の走査入力にしたがつて順次シフトされて
いくので、入力画像のすべての画素を中心画素と
して上述の処理が繰返し実行されるとこになり、
第1図の回路の出力端2からは、入力画像を3×
3倍に高分解能化した2値画像データが順次出力
される。 第7図の実線で示されるルツクアツプテーブル
13のデータは、大部分の原画に対して、実用上
充分な高分解能化2値データを与える。しかし、
原画に1画素幅以下の細線が含まれる場合、第1
1図に示す様の不都合(特に原画パターン2,3
の場合)が生じてくる。この原因として考えられ
る点は、次の2点である。 第1表で与えられる係数ROM(第2図の7
a〜7i)の値が適切でない。 スレシホールド値SLを決めるルツクアツプ
テーブル13のデータが適切でない。 前者に関しては、第1表に比較して周辺画像
の状態をより忠実に論理窓内濃度和sjとして表現
する係数ROMデータを見出すことが必要とな
る。発明者は、周辺画像の情報をより均等に反映
するように(例えば第8図cの論理窓W1の場合、
画素A,Bに対する重みづけは4:6であるが、
これを4:4とする)第1表のデータ修正して用
いたところ、良好な結果を得た。その一例を第2
表に示す。
【表】
そして第2表に基き第11図の画像と同一の画
像を処理して論理窓内濃度和sjを求めると、第1
2図の様になる。 後者に関しては、テーブルデータを画像の種
類(例えばエツジ画像、白ヌケ細線画像、黒い細
線画像等)により変化させることにより改善され
る。ところが今まで述べてきた高分解能2値化処
理がスキヤナ等の画像走査記録装置の走査に同期
してリアルタイムで行なつていくことを前提とし
ている以上、走査前に画像の種類に対応して選択
されたテーブルデータを、走査中に変化させるこ
とはできない。そこで高分解能2値化処理をリア
ルタイムで行なわず、全ての原画像(階調のある
画像データ)を一旦デイスク等の記憶装置に記憶
して適宜読出すようにすれば、計算機等の制御に
基いて原画に忠実な高分解能化2値画像データを
得ることができる。このような処理を行なうため
の実施例を第13図に示し、その処理フローチヤ
ートを第14図に示す。 第14図において、例えば第15図aに示す2
値原画はスキヤナ21により走査されて、例えば
第15図bに示すような4ビツトの階調のあるデ
ータとして、圧縮器19に送られる。圧縮器19
では、入力データの階調が“0”(白)あるいは
“15”(黒)の時のみランレングス圧縮して出力
し、エツジ部分に当る中間階調の画素について
は、その階調値をそのまま出力する(但し、デー
タのフオーマツト変換は行なう)。圧縮器19の
動作を第15図を用いて説明すれば、圧縮データ
の幅を仮に8ビツトとし、圧縮データのフオーマ
ツトをc、非圧縮データのフオーマツトをd、各
フオーマツトビツトの意味をeのごとく定めたと
して、例えば第15図bのX2ラインの圧縮デー
タはfのようになる。この様な圧縮を行なうこと
により、デイスク18の容量を節約することがで
きる。尚、この圧縮器19に類する圧縮器を、本
願出願人は特願昭58−53401号にて提案している。
このようにして圧縮器19により圧縮された画像
データは、制御CPU17の制御のもとで、デイ
スク18に記憶される。そして、原画の所要領域
の走査がすべて終了すると、第14図の処理フロ
ーチヤートにしたがつて順次、高分解能2値化処
理が行なわれる。このような処理の指令および論
理窓の形状を表わす係数データ(第1表、第2
表)等の所要データは、キーボード22を通じて
制御CPU17に与えられる。 高分解能2値化処理において、デイスク18内
に記憶された画像データは、制御CPU17の制
御の下で適宜読出されて、復号器20に与えられ
る。復号器20は圧縮器19の逆の処理、即ち、
第15図のfのデータをbの形に戻す処理を行な
うためのものである。ラインメモリ3、ラツチ回
路4、演算回路5,比較器14は第1図と全く同
様の動作を行なうが、画像データを処理に応じて
逐次シフトするためのクロツクは、第13図では
制御CPU17が出している(第1図では図示し
ないスキヤナなどの画像走査記録装置から得てい
た)。 濃度演算・比較ROM15は、入力13ビツト、
出力2ビツトのROMで、入力された高分解化2
値画像データe1〜e9の値により一意に決まる濃度
R%と、入力される中心画素Eの多階調データか
ら決定されるその%濃度値E0(許容濃度範囲ΔE1,
ΔE2を考慮する。ΔE1,ΔE2は通常10%程度の
値。)とを比較して、 R<E0−ΔE1 のとき 00 ……(14) E0−ΔE1≦R≦E0+ΔE2 のとき 01 ……(15) E0+ΔE2<R のとき 10 ……(16) を出力する様、あからじめ全ての入力パターンに
対して計算してROM化したものである。言うま
でもなく、ROMを用いず、ロジツク回路により
同様の処理を行なうことも可能である。またラツ
チ回路16は、制御CPU17がスレシホールド
値SLを設定するために設けられており、処理の
過程でSLを適宜変更できる様になつている。 次に第14図のフローチヤートを参照して、高
分解能2値化処理を行なう場合の第13図の装置
の動作を説明する。まずステツプS12で、キーボ
ード22を用いて論理窓の形状を表わす係数(例
えば第2表)を入力する。続いてステツプS13で
は、制御CPU17はデイスク18から所要画像
データを読み出し、この読出された画像データは
復号器20にて復号される。そして処理すべき3
×3画素A〜I(各4ビツト)のデータが、ラツ
チ回路4にラツチされる。このとき、中心画素E
のデータは、その%濃度値E0を表わすデータと
して濃度演算・比較ROM15に与えられる。 続いてステツプS14で、演算回路5は、中心画
素E内の各高分解能化画素に対応する論理窓内濃
度和sj(j=1〜9)を求め、これを比較器14
に与える。ステツプS15では、比較器14のスレ
シホールド値SLが初期値(通常は0)に設定さ
れ(すなわち初期値がラツチ16にラツチされ)、
続くステツプS16では比較器14は、上記sj(j=
1〜9)を当該スレシホールド値SLにより弁別
して高分解能化2値画像データej(j=1〜9)
を求め、これを濃度演算・比較ROM15に出力
する。 濃度演算・比較ROM15は、ステツプS13に
おいて与えられた中心画素Eのデータと、ステツ
プS16において与えられた高分解能化2値画像デ
ータej(j=1〜9)とから、前記(14)〜(16)の条件
による比較を行ない、その結果を2ビツトの判別
信号00、01、10として制御CPU17に出力する。
この処理は前述したようにテーブルデータの選択
という1回の動作により完了するが、これを経時
的な処理として示せば第14図のステツプS17、
S18およびS21のようになる。すなわちステツプ
S17では、上記ej(j=1〜9)の平均濃度R(%)
を求め、続いてステツプS18ではR≧E0−ΔE1か
どうかを判別する。“NO”のときは濃度演算・
比較ROM15から“00”が出力され、これを受
けて制御CPU17は、まずステツプS19で上記ej
(j=1〜9)をej′として記憶し、続いてステツ
プS20ではスレシホールド値SLを所定の増分ΔSL
(通常は1)だけ増加させて、この新たなスレシ
ホールド値SLをラツチ16にラツチさせる。そ
して上記ステツプS16〜S18が再び繰り返され、
R≧E0−ΔE1となつた時点でステツプS21へと進
んで、E0+ΔE2≧Rのとき“01”、E0+ΔE2<R
のとき“10”がそれぞれ、濃度演算・比較ROM
15からCPU17に出力される。 制御CPU17は、“01”の判別信号を受けて当
該高分解能化2値画像データej(j=1〜9)を
デイスク18に格納し(ステツプS22)、“10”の
判別信号を受けて高分解能化2値画像データej′
(j=1〜9)をデイスク18に格納する(ステ
ツプS23)。すなわちE0−ΔE1≦R≦E0+ΔE2を満
足するejが存在するときにはそのejを、存在しな
いときにはE0−ΔE1よりも小さいがこれに最も近
いej(ステツプS19でej′として記憶されている)
を、それぞれ最適な高分解能化2値画像データと
して採用するのである。そしてステツプS24で全
画像の処理を終了したかどうかを判別し、“Yes”
のときは高分解能2は2値化処理は終了し、
“No”のときはステツプS25へと進んで制御CPU
17は次に処理すべき画像のデータをデイスク1
8から読み出す。この画像データは復号器20で
復号されてラツチ回路4に与えられ、上述の処理
が続行される。 第16図は、論理窓の形状を表わす係数として
第2表を採用し、かつ上述した第13,14図の
実施例の処理手順にしたがつて第11図の画像を
高分解能2値化処理したときの結果を示すもので
ある。原画(中心画素E)の状態を忠実に再現し
ていることが明瞭に理解されよう。 なお上述の実施例においては、高分解能化の度
合を3倍とし、また入力画像の処理を3×3画素
領域内で行なつたが、これらは適宜変更され得る
ものである。 (発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、原画
を多階調画像として読取り、その階調を利用して
該多階調画像の分解能よりも高い分解能の2値画
像データを得るようにしているので、従来の安価
な低分解能の入力装置を利用して、より高分解能
な第2値画像データを得ることが可能となる。す
なわち、原画により忠実な複製画像を得ることが
出来る。
像を処理して論理窓内濃度和sjを求めると、第1
2図の様になる。 後者に関しては、テーブルデータを画像の種
類(例えばエツジ画像、白ヌケ細線画像、黒い細
線画像等)により変化させることにより改善され
る。ところが今まで述べてきた高分解能2値化処
理がスキヤナ等の画像走査記録装置の走査に同期
してリアルタイムで行なつていくことを前提とし
ている以上、走査前に画像の種類に対応して選択
されたテーブルデータを、走査中に変化させるこ
とはできない。そこで高分解能2値化処理をリア
ルタイムで行なわず、全ての原画像(階調のある
画像データ)を一旦デイスク等の記憶装置に記憶
して適宜読出すようにすれば、計算機等の制御に
基いて原画に忠実な高分解能化2値画像データを
得ることができる。このような処理を行なうため
の実施例を第13図に示し、その処理フローチヤ
ートを第14図に示す。 第14図において、例えば第15図aに示す2
値原画はスキヤナ21により走査されて、例えば
第15図bに示すような4ビツトの階調のあるデ
ータとして、圧縮器19に送られる。圧縮器19
では、入力データの階調が“0”(白)あるいは
“15”(黒)の時のみランレングス圧縮して出力
し、エツジ部分に当る中間階調の画素について
は、その階調値をそのまま出力する(但し、デー
タのフオーマツト変換は行なう)。圧縮器19の
動作を第15図を用いて説明すれば、圧縮データ
の幅を仮に8ビツトとし、圧縮データのフオーマ
ツトをc、非圧縮データのフオーマツトをd、各
フオーマツトビツトの意味をeのごとく定めたと
して、例えば第15図bのX2ラインの圧縮デー
タはfのようになる。この様な圧縮を行なうこと
により、デイスク18の容量を節約することがで
きる。尚、この圧縮器19に類する圧縮器を、本
願出願人は特願昭58−53401号にて提案している。
このようにして圧縮器19により圧縮された画像
データは、制御CPU17の制御のもとで、デイ
スク18に記憶される。そして、原画の所要領域
の走査がすべて終了すると、第14図の処理フロ
ーチヤートにしたがつて順次、高分解能2値化処
理が行なわれる。このような処理の指令および論
理窓の形状を表わす係数データ(第1表、第2
表)等の所要データは、キーボード22を通じて
制御CPU17に与えられる。 高分解能2値化処理において、デイスク18内
に記憶された画像データは、制御CPU17の制
御の下で適宜読出されて、復号器20に与えられ
る。復号器20は圧縮器19の逆の処理、即ち、
第15図のfのデータをbの形に戻す処理を行な
うためのものである。ラインメモリ3、ラツチ回
路4、演算回路5,比較器14は第1図と全く同
様の動作を行なうが、画像データを処理に応じて
逐次シフトするためのクロツクは、第13図では
制御CPU17が出している(第1図では図示し
ないスキヤナなどの画像走査記録装置から得てい
た)。 濃度演算・比較ROM15は、入力13ビツト、
出力2ビツトのROMで、入力された高分解化2
値画像データe1〜e9の値により一意に決まる濃度
R%と、入力される中心画素Eの多階調データか
ら決定されるその%濃度値E0(許容濃度範囲ΔE1,
ΔE2を考慮する。ΔE1,ΔE2は通常10%程度の
値。)とを比較して、 R<E0−ΔE1 のとき 00 ……(14) E0−ΔE1≦R≦E0+ΔE2 のとき 01 ……(15) E0+ΔE2<R のとき 10 ……(16) を出力する様、あからじめ全ての入力パターンに
対して計算してROM化したものである。言うま
でもなく、ROMを用いず、ロジツク回路により
同様の処理を行なうことも可能である。またラツ
チ回路16は、制御CPU17がスレシホールド
値SLを設定するために設けられており、処理の
過程でSLを適宜変更できる様になつている。 次に第14図のフローチヤートを参照して、高
分解能2値化処理を行なう場合の第13図の装置
の動作を説明する。まずステツプS12で、キーボ
ード22を用いて論理窓の形状を表わす係数(例
えば第2表)を入力する。続いてステツプS13で
は、制御CPU17はデイスク18から所要画像
データを読み出し、この読出された画像データは
復号器20にて復号される。そして処理すべき3
×3画素A〜I(各4ビツト)のデータが、ラツ
チ回路4にラツチされる。このとき、中心画素E
のデータは、その%濃度値E0を表わすデータと
して濃度演算・比較ROM15に与えられる。 続いてステツプS14で、演算回路5は、中心画
素E内の各高分解能化画素に対応する論理窓内濃
度和sj(j=1〜9)を求め、これを比較器14
に与える。ステツプS15では、比較器14のスレ
シホールド値SLが初期値(通常は0)に設定さ
れ(すなわち初期値がラツチ16にラツチされ)、
続くステツプS16では比較器14は、上記sj(j=
1〜9)を当該スレシホールド値SLにより弁別
して高分解能化2値画像データej(j=1〜9)
を求め、これを濃度演算・比較ROM15に出力
する。 濃度演算・比較ROM15は、ステツプS13に
おいて与えられた中心画素Eのデータと、ステツ
プS16において与えられた高分解能化2値画像デ
ータej(j=1〜9)とから、前記(14)〜(16)の条件
による比較を行ない、その結果を2ビツトの判別
信号00、01、10として制御CPU17に出力する。
この処理は前述したようにテーブルデータの選択
という1回の動作により完了するが、これを経時
的な処理として示せば第14図のステツプS17、
S18およびS21のようになる。すなわちステツプ
S17では、上記ej(j=1〜9)の平均濃度R(%)
を求め、続いてステツプS18ではR≧E0−ΔE1か
どうかを判別する。“NO”のときは濃度演算・
比較ROM15から“00”が出力され、これを受
けて制御CPU17は、まずステツプS19で上記ej
(j=1〜9)をej′として記憶し、続いてステツ
プS20ではスレシホールド値SLを所定の増分ΔSL
(通常は1)だけ増加させて、この新たなスレシ
ホールド値SLをラツチ16にラツチさせる。そ
して上記ステツプS16〜S18が再び繰り返され、
R≧E0−ΔE1となつた時点でステツプS21へと進
んで、E0+ΔE2≧Rのとき“01”、E0+ΔE2<R
のとき“10”がそれぞれ、濃度演算・比較ROM
15からCPU17に出力される。 制御CPU17は、“01”の判別信号を受けて当
該高分解能化2値画像データej(j=1〜9)を
デイスク18に格納し(ステツプS22)、“10”の
判別信号を受けて高分解能化2値画像データej′
(j=1〜9)をデイスク18に格納する(ステ
ツプS23)。すなわちE0−ΔE1≦R≦E0+ΔE2を満
足するejが存在するときにはそのejを、存在しな
いときにはE0−ΔE1よりも小さいがこれに最も近
いej(ステツプS19でej′として記憶されている)
を、それぞれ最適な高分解能化2値画像データと
して採用するのである。そしてステツプS24で全
画像の処理を終了したかどうかを判別し、“Yes”
のときは高分解能2は2値化処理は終了し、
“No”のときはステツプS25へと進んで制御CPU
17は次に処理すべき画像のデータをデイスク1
8から読み出す。この画像データは復号器20で
復号されてラツチ回路4に与えられ、上述の処理
が続行される。 第16図は、論理窓の形状を表わす係数として
第2表を採用し、かつ上述した第13,14図の
実施例の処理手順にしたがつて第11図の画像を
高分解能2値化処理したときの結果を示すもので
ある。原画(中心画素E)の状態を忠実に再現し
ていることが明瞭に理解されよう。 なお上述の実施例においては、高分解能化の度
合を3倍とし、また入力画像の処理を3×3画素
領域内で行なつたが、これらは適宜変更され得る
ものである。 (発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、原画
を多階調画像として読取り、その階調を利用して
該多階調画像の分解能よりも高い分解能の2値画
像データを得るようにしているので、従来の安価
な低分解能の入力装置を利用して、より高分解能
な第2値画像データを得ることが可能となる。す
なわち、原画により忠実な複製画像を得ることが
出来る。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は濃度和演算回路の構成例を示すブロ
ツク図、第3図は論理窓の説明図、第4図は係数
ROMの構成図、第5図はルツクアツプテーブル
を利用した構成例を示す図、第6図はスレシホー
ルド値決定回路の構成例を示すブロツク図、第7
図はスレシホールド値決定の一例を示す説明図、
第8図はこの発明による処理の一例を示す説明
図、第9図はテーブルデータを求める処理を示す
フローチヤート、第10図は高分解能2値化処理
の結果を示す説明図、第11図は細線を含んだ原
画に対する高分解能2値化処理の結果を示す説明
図、第12図は修正した係数ROMデータによる
画像処理の結果を示す説明図、第13図はこの発
明の別の実施例を示すブロツク図、第14図は第
13図における処理手順を示すフローチヤート、
第15図はデータ形式を示す説明図、第16図は
上記別の実施例による処理結果を示す説明図であ
る。 3……ラインメモリ、4……ラツチ回路、5…
…濃度和演算回路、6……スレシホールド値決定
回路、14……2値化回路。
図、第2図は濃度和演算回路の構成例を示すブロ
ツク図、第3図は論理窓の説明図、第4図は係数
ROMの構成図、第5図はルツクアツプテーブル
を利用した構成例を示す図、第6図はスレシホー
ルド値決定回路の構成例を示すブロツク図、第7
図はスレシホールド値決定の一例を示す説明図、
第8図はこの発明による処理の一例を示す説明
図、第9図はテーブルデータを求める処理を示す
フローチヤート、第10図は高分解能2値化処理
の結果を示す説明図、第11図は細線を含んだ原
画に対する高分解能2値化処理の結果を示す説明
図、第12図は修正した係数ROMデータによる
画像処理の結果を示す説明図、第13図はこの発
明の別の実施例を示すブロツク図、第14図は第
13図における処理手順を示すフローチヤート、
第15図はデータ形式を示す説明図、第16図は
上記別の実施例による処理結果を示す説明図であ
る。 3……ラインメモリ、4……ラツチ回路、5…
…濃度和演算回路、6……スレシホールド値決定
回路、14……2値化回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2値原画を読取ることにより得られた多階調
画像データからその分解能よりも高い分解能の2
値画像データを生成する方法において、前記多階
調画像データを処理対象画素を中心に所定画像領
域分記憶し、前記処理対象画素を所定数に細分割
した高分解能化画素の各々について、この高分解
能化画素を中心とした前記所定画像領域内に収ま
る一定サイズの論理窓を設定して当該論理窓内の
前記多階調画像データの濃度和を求め、この濃度
和を予め設定されたスレシホールド値と比較する
ことによつて当該高分解能化画素を2値化するこ
とを特徴とする、高分解能2値画像データの生成
方法。 2 処理対象画素を中心とした所定画像領域内の
各画素の濃度の総和に依存してスレシホールド値
を変化させるようにした、特許請求の範囲第1項
記載の高分解能2値画像データの生成方法。 3 2値原画を読取ることにより得られた多階調
画像データからその分解能よりも高い分解能の2
値画像データを生成する方法において、前記多階
調画像データを前記2値原画の所要領域全面につ
いて一旦デイスク等の記憶装置に記憶し、しかる
後に処理対象画素を中心に所定画像領域分読み出
し、前記処理対象画素を所定数に細分割した高分
解能化画素の各々について、この高分解能化画素
を中心とした前記所定画像領域内に収まる一定サ
イズの論理窓を設定して当該論理窓内の前記多階
調画像データの濃度和を求め、この濃度和をある
スレシホールド値と比較して2値化することによ
つて得られる高分解能化2値画像データの平均%
濃度値と前記処理対象画素の%濃度値との差が一
定の範囲内にはいる様な最適スレシホールド値を
求め、この最適スレシホールド値により前記濃度
和を2値化することを特徴とする、高分解能2値
画像データの生成方法。 4 多階調画像データを2値原画の所要領域全面
について一旦デイスク等の記憶装置に記憶するの
に際し、前記2値原画のエツジ部分にまたがる中
間階調の画素データは圧縮を行なわず、それ以外
の画素データはランレングス圧縮することによ
り、前記記憶装置内での原画の記憶領域を小さく
することを特徴とする、特許請求の範囲第3項記
載の高分解能2値画像データの生成方法。 5 2値原画を画像入力装置により多階調画像デ
ータとして読取り、この多階調画像データからそ
の分解能よりも高い分解能の2値画像データを生
成する装置において、前記多階調画像データを処
理対象画素を中心に所定画像領域分記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された画像データを
受けて、前記処理対象画素を所定数に細分割した
高分解能化画素の各々について、この高分解能化
画素を中心とした前記所定画像領域内に収まる一
定サイズの論理窓内の前記多階調画像データの濃
度和を演算する演算手段と、この濃度和を予め設
定されたスレシホールド値と比較して当該高分解
能化画素の2値化を行なう比較手段とを設け、入
力された多階調画像データの各画素ごとにこれを
細分割しかつ2値化した高分解能化画素を出力す
るようにしたことを特徴とする、高分解能2値画
像データ生成装置。 6 処理対象画素を中心とした所定画像領域内の
各画素の濃度の総和に依存してスレシホールド値
を変化させるスレシホールド値変化手段をさらに
設けた、特許請求の範囲第5項記載の高分解能2
値画像データ生成装置。 7 2値原画を画像入力装置により多階調画像デ
ータとして読取り、この多階調画像データからそ
の分解能よりも高い分解能の2値画像データを生
成する装置において、前記多階調画像データを前
記2値原画の所要領域全面について一旦記憶する
ための記憶装置と、該記憶装置から処理対象画素
を中心に所定画像領域分読み出された前記多階調
画像データを一時的に記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶された画像データを受けて、前記
処理対象画素を所定数に細分割した高分解能化画
素の各々について、この高分解能化画素を中心と
した前記所定画像領域内に収まる一定サイズの論
理窓から見た前記多階調画像データの濃度和を演
算する演算手段と、この濃度和をあるスレシホー
ルド値と比較して2値化することによつて得られ
る高分解能化2値画像データの平均%濃度値と前
記処理対象画素の%濃度値との差が一定の範囲内
にはいる様に最適スレシホールド値を設定するス
レシホールド値設定手段と、前記濃度和を前記最
適スレシホールド値と比較して当該高分解能化画
素の2値化を行なう比較手段とを設け、入力され
た多階調画像データの各画素ごとにこれを細分割
しかつ2値化した高分解能化画素を出力するよう
にしたことを特徴とする、高分解能2値画像デー
タ生成装置。 8 多階調画像データを2値原画の所要領域全面
について一旦記憶装置に記憶するのに際してデー
タ圧縮を行なうためのデータ圧縮器と、当該記憶
装置から読み出された圧縮データを複号するため
の復合器とをさらに備え、前記圧縮器では前記2
値原画のエツジ部分にまたがる中間階調の画素デ
ータは圧縮を行なわず、それ以外の画素データは
ランレングス圧縮することにより、前記記憶装置
内での原画の記憶領域を小さくするようにした、
特許請求の範囲第7項記載の高分解能2値画像デ
ータ生成装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61003351A JPS62160880A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 高分解能2値画像デ−タの生成方法および装置 |
| US06/915,680 US4742399A (en) | 1985-11-01 | 1986-10-06 | Method of and apparatus for generating high-resolution bilevel image data |
| DE86114013T DE3689062T2 (de) | 1985-11-01 | 1986-10-09 | Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen von Hochauflösungsbinärbilddaten. |
| EP19920100766 EP0481962A3 (en) | 1985-11-01 | 1986-10-09 | Method of and apparatus for generating high-resolution bilevel image data |
| EP86114013A EP0220568B1 (en) | 1985-11-01 | 1986-10-09 | Method of and apparatus for generating high-resolution bilevel image data |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61003351A JPS62160880A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 高分解能2値画像デ−タの生成方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62160880A JPS62160880A (ja) | 1987-07-16 |
| JPH055430B2 true JPH055430B2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=11554928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61003351A Granted JPS62160880A (ja) | 1985-11-01 | 1986-01-09 | 高分解能2値画像デ−タの生成方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62160880A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0774948B2 (ja) * | 1992-02-17 | 1995-08-09 | 株式会社毎日放送 | 2値表示素子を用いる表示装置 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP61003351A patent/JPS62160880A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62160880A (ja) | 1987-07-16 |
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