JPH0554400A - 光デイスク再生装置 - Google Patents
光デイスク再生装置Info
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- JPH0554400A JPH0554400A JP23418291A JP23418291A JPH0554400A JP H0554400 A JPH0554400 A JP H0554400A JP 23418291 A JP23418291 A JP 23418291A JP 23418291 A JP23418291 A JP 23418291A JP H0554400 A JPH0554400 A JP H0554400A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tracking
- signal
- light receiving
- circuit
- receiving element
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】案内溝の間に複数チャンネルのトラックが形成
された光ディスク用の光ディスク再生装置において、ト
ラッキング引き込み範囲を限定して光ディスクの半径方
向に対する光ピックアップの位置決めを正確に行う。 【構成】サイドスポットが案内溝を横切るときに略々正
弦波状に変化するトラッキングエラー信号TE1とサイ
ドスポットが案内溝を横切るときに値が大きく変化する
トラバース信号TRとを生成する。そのトラバース信号
TRが所定のレベルVthを超えている区間でプリセッ
トされ、そのトラッキングエラー信号TE1が中央レベ
ルを横切る位置でリセットされるトラッキングイネーブ
ル信号TENAを発生し、そのトラッキングイネーブル
信号TENAが励起されている区間でのみトラッキング
サーボ機構を動作させる。
された光ディスク用の光ディスク再生装置において、ト
ラッキング引き込み範囲を限定して光ディスクの半径方
向に対する光ピックアップの位置決めを正確に行う。 【構成】サイドスポットが案内溝を横切るときに略々正
弦波状に変化するトラッキングエラー信号TE1とサイ
ドスポットが案内溝を横切るときに値が大きく変化する
トラバース信号TRとを生成する。そのトラバース信号
TRが所定のレベルVthを超えている区間でプリセッ
トされ、そのトラッキングエラー信号TE1が中央レベ
ルを横切る位置でリセットされるトラッキングイネーブ
ル信号TENAを発生し、そのトラッキングイネーブル
信号TENAが励起されている区間でのみトラッキング
サーボ機構を動作させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばマルチチャン
ネルレーザダイオードを光源として用いて、単一溝の光
ディスクから多チャンネル再生を行う再生装置に適用し
て好適な光ディスク再生装置に関する。
ネルレーザダイオードを光源として用いて、単一溝の光
ディスクから多チャンネル再生を行う再生装置に適用し
て好適な光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスク再生装置においては、
光ピックアップ又は光ピックアップ中の対物レンズ等を
光ディスクの半径方向に位置決めするためのトラッキン
グサーボ機構が設けられている。トラッキングサーボ
は、光ピックアップの複数の受光素子から出力される信
号を演算して得られるトラッキングエラー信号を例えば
0に近づけるように施される。また、最近はより高い転
送レートで情報を再生するために、通常の単一チャンネ
ルのレーザダイオードの代わりにマルチチャンネルのレ
ーザダイオードを光源として、単一溝の光ディスクを用
いて多チャンネルの再生を行う高転送レートの光ディス
ク再生装置が開発されている。
光ピックアップ又は光ピックアップ中の対物レンズ等を
光ディスクの半径方向に位置決めするためのトラッキン
グサーボ機構が設けられている。トラッキングサーボ
は、光ピックアップの複数の受光素子から出力される信
号を演算して得られるトラッキングエラー信号を例えば
0に近づけるように施される。また、最近はより高い転
送レートで情報を再生するために、通常の単一チャンネ
ルのレーザダイオードの代わりにマルチチャンネルのレ
ーザダイオードを光源として、単一溝の光ディスクを用
いて多チャンネルの再生を行う高転送レートの光ディス
ク再生装置が開発されている。
【0003】ところで、トラッキングエラー信号の生成
方法としては3ビーム法が知られているが、3ビーム法
は光磁気ディスク等に適用した場合にエラー信号にオフ
セットが生じてしまう不都合がある。そのようなオフセ
ットを除去するために、差動プッシュ・プル法(Differ
ential Push Pull method :DPP法)が開発されてい
る(例えば特開平2−282930号公報参照)。この
差動プッシュ・プル法では、光ディスク上の位置決め用
の溝上に形成されるべきサイドスポットの像の光電変換
信号のみならず、本来の再生信号用のメインスポットの
像の光電変換信号をも用いてトラッキングエラー信号が
生成される。そして、通常の単一チャンネルのレーザダ
イオードを用いて単一チャンネルの再生を行う光ディス
ク再生装置では、差動プッシュ・プル法で生成されたト
ラッキングエラー信号は連続な正弦波状(S字状)とな
り、光ディスクの任意の半径位置でトラッキングサーボ
が良好に動作する。
方法としては3ビーム法が知られているが、3ビーム法
は光磁気ディスク等に適用した場合にエラー信号にオフ
セットが生じてしまう不都合がある。そのようなオフセ
ットを除去するために、差動プッシュ・プル法(Differ
ential Push Pull method :DPP法)が開発されてい
る(例えば特開平2−282930号公報参照)。この
差動プッシュ・プル法では、光ディスク上の位置決め用
の溝上に形成されるべきサイドスポットの像の光電変換
信号のみならず、本来の再生信号用のメインスポットの
像の光電変換信号をも用いてトラッキングエラー信号が
生成される。そして、通常の単一チャンネルのレーザダ
イオードを用いて単一チャンネルの再生を行う光ディス
ク再生装置では、差動プッシュ・プル法で生成されたト
ラッキングエラー信号は連続な正弦波状(S字状)とな
り、光ディスクの任意の半径位置でトラッキングサーボ
が良好に動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】単一溝の光ディスクを
用いて多チャンネルの再生を行う場合にも、上述のよう
にオフセットを除くという観点からは差動プッシュ・プ
ル法を用いてトラッキングエラー信号を生成することが
望ましい。しかしながら、多チャンネルの再生を行う場
合には、差動プッシュ・プル法によると、図6のよう
に、光ディスクの半径方向(R方向)に対して断続的に
正弦波状(S字状)となる特殊なトラッキングエラー信
号TEが得られることが分かった。位置決めの目標点
は、そのエラー信号TEの振幅が最も大きい区間の中で
そのエラー信号TEがゼロクロスする位置R1,R2,
‥‥である。しかしながら、図6に示すように、正弦波
状の部分の中間の区間R0では、トラッキングエラー信
号TEがやはり0になるので、単に0レベルをオントラ
ックとするようなサーボ回路では位置決めを正確に行う
ことができないおそれがあった。
用いて多チャンネルの再生を行う場合にも、上述のよう
にオフセットを除くという観点からは差動プッシュ・プ
ル法を用いてトラッキングエラー信号を生成することが
望ましい。しかしながら、多チャンネルの再生を行う場
合には、差動プッシュ・プル法によると、図6のよう
に、光ディスクの半径方向(R方向)に対して断続的に
正弦波状(S字状)となる特殊なトラッキングエラー信
号TEが得られることが分かった。位置決めの目標点
は、そのエラー信号TEの振幅が最も大きい区間の中で
そのエラー信号TEがゼロクロスする位置R1,R2,
‥‥である。しかしながら、図6に示すように、正弦波
状の部分の中間の区間R0では、トラッキングエラー信
号TEがやはり0になるので、単に0レベルをオントラ
ックとするようなサーボ回路では位置決めを正確に行う
ことができないおそれがあった。
【0005】単一溝の光ディスクから多チャンネルの再
生を行い、且つ差動プッシュ・プル法でトラッキングエ
ラー信号を生成するシステムでは、従来はトラッキング
引込み可能範囲を限定する具体的な方法が提案されてい
ない。
生を行い、且つ差動プッシュ・プル法でトラッキングエ
ラー信号を生成するシステムでは、従来はトラッキング
引込み可能範囲を限定する具体的な方法が提案されてい
ない。
【0006】ただし、通常の単一チャンネルの再生を行
う光ディスク再生装置では、必ずしも必要ではないにも
拘らず、高速シーク時にできる限り短時間でトラッキン
グサーボをかけたい場合等に、トラッキング引込み範囲
を限定したり、又は正弦波状に変化するトラッキングエ
ラー信号を波形変換して引込みが良くなるようにしたも
のがある。しかしながら、これらの技術はそのままでは
多チャンネルの再生を行うシステムには適用できない不
都合があった。
う光ディスク再生装置では、必ずしも必要ではないにも
拘らず、高速シーク時にできる限り短時間でトラッキン
グサーボをかけたい場合等に、トラッキング引込み範囲
を限定したり、又は正弦波状に変化するトラッキングエ
ラー信号を波形変換して引込みが良くなるようにしたも
のがある。しかしながら、これらの技術はそのままでは
多チャンネルの再生を行うシステムには適用できない不
都合があった。
【0007】この発明は斯かる点に鑑み、案内溝の間に
複数チャンネルのトラックが形成された光ディスクの半
径方向にトラッキングサーボ機構により位置決めされる
光学系を用いて、それら複数チャンネルのトラックの信
号を再生する光ディスク再生装置において、トラッキン
グ引き込み範囲を限定して光ディスクの半径方向の位置
決めを正確に行うことができるようにすることを目的と
する。
複数チャンネルのトラックが形成された光ディスクの半
径方向にトラッキングサーボ機構により位置決めされる
光学系を用いて、それら複数チャンネルのトラックの信
号を再生する光ディスク再生装置において、トラッキン
グ引き込み範囲を限定して光ディスクの半径方向の位置
決めを正確に行うことができるようにすることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による光ディス
ク再生装置は、案内溝(13)の間に複数チャンネルの
トラックが形成された光ディスクの半径方向にトラッキ
ングサーボ機構により位置決めされる光学系を用いて、
それら複数チャンネルのトラックの信号を再生する再生
装置において、その案内溝(13)上のそれぞれ異なる
点に形成されるべき複数のサイドスポット(11A,1
1B)の像を光電変換する補助受光素子(E,F,G,
H)と、それら複数チャンネルのトラック上にそれぞれ
形成されるべきメインスポット(2I,3I,4I,5
I)の像を光電変換する主受光素子(A1〜D1,I,
J,A2〜D2)と、それら補助受光素子の出力信号及
びそれら主受光素子の内の所定の受光素子(A1〜D
1,A2〜D2)の出力信号を演算して、それらサイド
スポットがその案内溝(13)を横切るときに略々正弦
波状(又はS字状)に変化するトラッキングエラー信号
(TE1)を生成する第1の演算回路と、それら補助受
光素子の出力信号及びそれら主受光素子の内の所定の受
光素子(A1〜D1,A2〜D2)の出力信号を演算し
て、それらサイドスポットがその案内溝(13)を横切
るときに値が大きく変化する参照信号(トラバース信号
TR又は補助受光素子の出力信号の和信号等)を生成す
る第2の演算回路と、その参照信号の変化量が所定量V
thを超えている区間とそのトラッキングエラー信号T
E1が所定のレベル(例えば中央レベル)を横切る位置
とを組み合わせて、その参照信号の変化量が所定量を超
えている区間の近傍で励起されるトラッキング制御信号
(TENA)を発生するトラッキング引込み回路とを設
け、そのトラッキング制御信号TENAが励起されてい
る区間でのみそのトラッキングサーボ機構を動作させる
ようにしたものである。
ク再生装置は、案内溝(13)の間に複数チャンネルの
トラックが形成された光ディスクの半径方向にトラッキ
ングサーボ機構により位置決めされる光学系を用いて、
それら複数チャンネルのトラックの信号を再生する再生
装置において、その案内溝(13)上のそれぞれ異なる
点に形成されるべき複数のサイドスポット(11A,1
1B)の像を光電変換する補助受光素子(E,F,G,
H)と、それら複数チャンネルのトラック上にそれぞれ
形成されるべきメインスポット(2I,3I,4I,5
I)の像を光電変換する主受光素子(A1〜D1,I,
J,A2〜D2)と、それら補助受光素子の出力信号及
びそれら主受光素子の内の所定の受光素子(A1〜D
1,A2〜D2)の出力信号を演算して、それらサイド
スポットがその案内溝(13)を横切るときに略々正弦
波状(又はS字状)に変化するトラッキングエラー信号
(TE1)を生成する第1の演算回路と、それら補助受
光素子の出力信号及びそれら主受光素子の内の所定の受
光素子(A1〜D1,A2〜D2)の出力信号を演算し
て、それらサイドスポットがその案内溝(13)を横切
るときに値が大きく変化する参照信号(トラバース信号
TR又は補助受光素子の出力信号の和信号等)を生成す
る第2の演算回路と、その参照信号の変化量が所定量V
thを超えている区間とそのトラッキングエラー信号T
E1が所定のレベル(例えば中央レベル)を横切る位置
とを組み合わせて、その参照信号の変化量が所定量を超
えている区間の近傍で励起されるトラッキング制御信号
(TENA)を発生するトラッキング引込み回路とを設
け、そのトラッキング制御信号TENAが励起されてい
る区間でのみそのトラッキングサーボ機構を動作させる
ようにしたものである。
【0009】
【作用】サイドスポットがその案内溝(13)を横切る
ときに値が正又は負の方向に大きく変化する参照信号が
生成され、この参照信号の変化量が所定量Vthを超え
ている区間の近傍でのみ励起されるトラッキング制御信
号TENAが生成される。従って、その参照信号の変化
量が所定量Vthを超えている区間の近傍がトラッキン
グ引込み可能範囲に限定され、トラッキングエラー信号
TE1が正弦波状には変化していない区間ではトラッキ
ングサーボをオフにすることができるので、光ディスク
の半径方向に対する光ピックアップの位置決めを正確に
行うことができる。これは同時に、トラッキングサーボ
機構の引込み時の所謂あばれ防止機構(ブレーキ機構)
としても動作する。
ときに値が正又は負の方向に大きく変化する参照信号が
生成され、この参照信号の変化量が所定量Vthを超え
ている区間の近傍でのみ励起されるトラッキング制御信
号TENAが生成される。従って、その参照信号の変化
量が所定量Vthを超えている区間の近傍がトラッキン
グ引込み可能範囲に限定され、トラッキングエラー信号
TE1が正弦波状には変化していない区間ではトラッキ
ングサーボをオフにすることができるので、光ディスク
の半径方向に対する光ピックアップの位置決めを正確に
行うことができる。これは同時に、トラッキングサーボ
機構の引込み時の所謂あばれ防止機構(ブレーキ機構)
としても動作する。
【0010】
【実施例】以下、この発明による光ディスク再生装置の
一実施例につき図1〜図5を参照して説明しよう。本例
は、単一溝の光磁気ディスク上で4チャンネルのレーザ
ダイオードを用いて4チャンネルの記録又は再生を高転
送レートで行う光磁気ディスク記録再生装置にこの発明
を適用したものである。
一実施例につき図1〜図5を参照して説明しよう。本例
は、単一溝の光磁気ディスク上で4チャンネルのレーザ
ダイオードを用いて4チャンネルの記録又は再生を高転
送レートで行う光磁気ディスク記録再生装置にこの発明
を適用したものである。
【0011】図3は本例の光学系の構成を示し、この図
3において、1は4チャンネルのレーザダイオードであ
る。一般に、マルチチャンネルのレーザダイオードで
は、単一基板上に多数のレーザダイオードが50〜10
0μm程度の間隔でモノリシックに形成されているが、
本例のレーザダイオード1には100μm間隔で4個の
レーザダイオードの発光部2〜5を一列に形成する。こ
れら発光部2〜5より放射されるレーザビームをコリメ
ータレンズ6により平行光束に変換し、これら平行光束
をグレイティング7及び接合型のビームスプリッター8
を介して対物レンズ9に照射し、この対物レンズ9によ
りディスク10の記録再生面上に発光部2〜5の像であ
るメインスポット2I〜5Iを形成する。これらメイン
スポットはグレイティング7の0次光でもある。本例で
はコリメータレンズ6及び対物レンズ9による結像倍率
を1/4に設定したので、メインスポット2I〜5Iの
間隔は25μmである。
3において、1は4チャンネルのレーザダイオードであ
る。一般に、マルチチャンネルのレーザダイオードで
は、単一基板上に多数のレーザダイオードが50〜10
0μm程度の間隔でモノリシックに形成されているが、
本例のレーザダイオード1には100μm間隔で4個の
レーザダイオードの発光部2〜5を一列に形成する。こ
れら発光部2〜5より放射されるレーザビームをコリメ
ータレンズ6により平行光束に変換し、これら平行光束
をグレイティング7及び接合型のビームスプリッター8
を介して対物レンズ9に照射し、この対物レンズ9によ
りディスク10の記録再生面上に発光部2〜5の像であ
るメインスポット2I〜5Iを形成する。これらメイン
スポットはグレイティング7の0次光でもある。本例で
はコリメータレンズ6及び対物レンズ9による結像倍率
を1/4に設定したので、メインスポット2I〜5Iの
間隔は25μmである。
【0012】また、グレイティング7の回折作用によ
り、ディスク10の各メインスポット2I〜5Iの前後
にはそれぞれ+1次光のサイドスポット及び−1次光の
サイドスポットが形成されるが、その内のメインスポッ
ト2Iの+1次光のサイドスポット11A及びメインス
ポット5Iの−1次光のサイドスポット11Bを利用す
る。これらメインスポット2I〜5I及びサイドスポッ
ト11A,11Bからの反射光を対物レンズ9で平行光
束に変換し、これら平行光束をビームスプリッター8の
接合面で反射させて集光レンズ12に導き、この集光レ
ンズ12により受光素子上にメインスポット像2K〜5
K及びサイドスポット像11C,11Dを結像する。
り、ディスク10の各メインスポット2I〜5Iの前後
にはそれぞれ+1次光のサイドスポット及び−1次光の
サイドスポットが形成されるが、その内のメインスポッ
ト2Iの+1次光のサイドスポット11A及びメインス
ポット5Iの−1次光のサイドスポット11Bを利用す
る。これらメインスポット2I〜5I及びサイドスポッ
ト11A,11Bからの反射光を対物レンズ9で平行光
束に変換し、これら平行光束をビームスプリッター8の
接合面で反射させて集光レンズ12に導き、この集光レ
ンズ12により受光素子上にメインスポット像2K〜5
K及びサイドスポット像11C,11Dを結像する。
【0013】メインスポット像2K〜5Kはそれぞれメ
インスポット2I〜5Iの像であり、サイドスポット像
11C及び11Dはそれぞれサイドスポット11A及び
11Bの像である。また、メインスポット像2Kは4個
の受光素子A1,B1,C1,D1よりなる4分割受光
素子の上に結像され、メインスポット像3K及び4Kは
それぞれ単体の受光素子I及びJの上に結像され、メイ
ンスポット像5Kは4個の受光素子A2,B2,C2,
D2よりなる4分割受光素子の上に結像され、サイドス
ポット像11Cは2個の受光素子E及びFよりなる2分
割受光素子の上に結像され、サイドスポット像11Dは
2個の受光素子G及びHよりなる2分割受光素子の上に
結像されている。
インスポット2I〜5Iの像であり、サイドスポット像
11C及び11Dはそれぞれサイドスポット11A及び
11Bの像である。また、メインスポット像2Kは4個
の受光素子A1,B1,C1,D1よりなる4分割受光
素子の上に結像され、メインスポット像3K及び4Kは
それぞれ単体の受光素子I及びJの上に結像され、メイ
ンスポット像5Kは4個の受光素子A2,B2,C2,
D2よりなる4分割受光素子の上に結像され、サイドス
ポット像11Cは2個の受光素子E及びFよりなる2分
割受光素子の上に結像され、サイドスポット像11Dは
2個の受光素子G及びHよりなる2分割受光素子の上に
結像されている。
【0014】図4を参照してディスク上及び受光素子上
のレーザビームのスポットの配置等について詳細に説明
する。図4Aはディスク10の記録再生面の拡大図であ
り、この記録再生面には予め半径方向(R方向)に溝間
隔Pで単一のグルーブ(案内溝)13をスパイラル状に
形成しておく。1チャンネルの場合の通常のトラックピ
ッチは1.5〜1.6μm程度であり、多チャンネルの
単一溝の光ディスクの溝間隔は通常の1チャンネル仕様
の場合のチャンネル数倍である。そして、本例ではその
グルーブ13の間のランド部14にCH1〜CH4の4
チャンネル分のトラックを形成するので、その溝間隔P
は6.4μm程度に設定する。一般に、原盤を製作する
場合には、複数本のプリグルーブを正確な溝間隔でカッ
ティングするのは困難であるため、本例のように単一溝
のディスクを用いる方が実用性がある。
のレーザビームのスポットの配置等について詳細に説明
する。図4Aはディスク10の記録再生面の拡大図であ
り、この記録再生面には予め半径方向(R方向)に溝間
隔Pで単一のグルーブ(案内溝)13をスパイラル状に
形成しておく。1チャンネルの場合の通常のトラックピ
ッチは1.5〜1.6μm程度であり、多チャンネルの
単一溝の光ディスクの溝間隔は通常の1チャンネル仕様
の場合のチャンネル数倍である。そして、本例ではその
グルーブ13の間のランド部14にCH1〜CH4の4
チャンネル分のトラックを形成するので、その溝間隔P
は6.4μm程度に設定する。一般に、原盤を製作する
場合には、複数本のプリグルーブを正確な溝間隔でカッ
ティングするのは困難であるため、本例のように単一溝
のディスクを用いる方が実用性がある。
【0015】本例でトラッキングサーボが動作して、光
ピックアップ又は対物レンズ等がディスクの半径方向に
正確に位置決めされているときには、図4Aに示すよう
に、メインスポット2I,3I,4I及び5Iはそれぞ
れランド14上のCH1,CH2,CH3及びCH4の
トラック上に形成され、CH1の+1次光であるサイド
スポット11Aはメインスポット2Iに隣接するグルー
ブ13上に形成され、CH4の−1次光であるサイドス
ポット11Bはメインスポット5Iに隣接するグルーブ
13上に形成される。また、図4Bに示すように、メイ
ンスポット像2K用の4分割受光素子A1〜D1及びメ
インスポット像5K用の4分割受光素子A2〜D2は、
それぞれR方向及びこれに垂直な方向に沿って4分割さ
れ、受光素子A1とC1とが及び受光素子A2とC2と
がそれぞれ対角線上に配置されている。そして、サイド
スポット像11C用の2分割受光素子EとFと及びサイ
ドスポット像11D用の2分割受光素子GとHとはそれ
ぞれR方向に平行に分割されている。
ピックアップ又は対物レンズ等がディスクの半径方向に
正確に位置決めされているときには、図4Aに示すよう
に、メインスポット2I,3I,4I及び5Iはそれぞ
れランド14上のCH1,CH2,CH3及びCH4の
トラック上に形成され、CH1の+1次光であるサイド
スポット11Aはメインスポット2Iに隣接するグルー
ブ13上に形成され、CH4の−1次光であるサイドス
ポット11Bはメインスポット5Iに隣接するグルーブ
13上に形成される。また、図4Bに示すように、メイ
ンスポット像2K用の4分割受光素子A1〜D1及びメ
インスポット像5K用の4分割受光素子A2〜D2は、
それぞれR方向及びこれに垂直な方向に沿って4分割さ
れ、受光素子A1とC1とが及び受光素子A2とC2と
がそれぞれ対角線上に配置されている。そして、サイド
スポット像11C用の2分割受光素子EとFと及びサイ
ドスポット像11D用の2分割受光素子GとHとはそれ
ぞれR方向に平行に分割されている。
【0016】それら受光素子A1,B1,C1,‥‥か
ら出力される光電変換信号をもそれぞれA1,B1,C
1,‥‥で表し、チャンネル1〜チャンネル4の再生信
号をそれぞれRF1〜RF4とすると、これらRF1〜
RF4は、以下の式1で表される。 RF1=A1+B1+C1+D1 RF2=I RF3=J RF4=A2+B2+C2+D2 ・・・(1)
ら出力される光電変換信号をもそれぞれA1,B1,C
1,‥‥で表し、チャンネル1〜チャンネル4の再生信
号をそれぞれRF1〜RF4とすると、これらRF1〜
RF4は、以下の式1で表される。 RF1=A1+B1+C1+D1 RF2=I RF3=J RF4=A2+B2+C2+D2 ・・・(1)
【0017】また、本例では後述のようにフォーカスエ
ラー信号FE、トラッキングエラー信号TE及びトラバ
ース信号TRを使用する。本例ではフォーカスエラー信
号FEを非点収差法で生成し、トラッキングエラー信号
TEを4スポット用の差動プッシュ・プル法(DPP
法)で生成するので、それらの信号は、式2で表され
る。ただし、式2で使用するゲインKは例えば1より大
きい実数で、一例としてK=10に設定される。 FE= [(A1+C1)-(B1+D1)]+[(A2+C2)-(B2+D2)] TE={[(A1+D1)-(B1+C1)]+[(A2+D2)-(B2+C2)〕} −K・[(E-F)+(G-H)] TR=[(A1+B1+C1+D1)+(A2+B2+C2+D2)] −K・[(E+F)+(G+H)] ・・・(2)
ラー信号FE、トラッキングエラー信号TE及びトラバ
ース信号TRを使用する。本例ではフォーカスエラー信
号FEを非点収差法で生成し、トラッキングエラー信号
TEを4スポット用の差動プッシュ・プル法(DPP
法)で生成するので、それらの信号は、式2で表され
る。ただし、式2で使用するゲインKは例えば1より大
きい実数で、一例としてK=10に設定される。 FE= [(A1+C1)-(B1+D1)]+[(A2+C2)-(B2+D2)] TE={[(A1+D1)-(B1+C1)]+[(A2+D2)-(B2+C2)〕} −K・[(E-F)+(G-H)] TR=[(A1+B1+C1+D1)+(A2+B2+C2+D2)] −K・[(E+F)+(G+H)] ・・・(2)
【0018】次に、図5を参照して本例のサーボ回路全
体の構成を説明する。この図5において、15は図4B
の受光素子E,F,A1,‥‥,G,Hの全体を示し、
この受光素子15より出力される各光電変換信号を復調
回路16及び低域通過フィルタ回路(LPF)17に供
給する。復調回路16は、それら光電変換信号より上記
の(数1)の演算により再生信号RF1〜RF4を求
め、これら再生信号を復調し、得られた復調信号DES
を図示省略した処理回路に供給する。これと並行して、
復調回路16はそれら再生信号よりスピンドルサーボ用
の同期信号SYNCを抽出し、この同期信号SYNCを
サーボ回路18に供給する。一方、低域通過フィルタ回
路17で濾波した光電変換信号をサーボエラー信号演算
回路19に供給する。
体の構成を説明する。この図5において、15は図4B
の受光素子E,F,A1,‥‥,G,Hの全体を示し、
この受光素子15より出力される各光電変換信号を復調
回路16及び低域通過フィルタ回路(LPF)17に供
給する。復調回路16は、それら光電変換信号より上記
の(数1)の演算により再生信号RF1〜RF4を求
め、これら再生信号を復調し、得られた復調信号DES
を図示省略した処理回路に供給する。これと並行して、
復調回路16はそれら再生信号よりスピンドルサーボ用
の同期信号SYNCを抽出し、この同期信号SYNCを
サーボ回路18に供給する。一方、低域通過フィルタ回
路17で濾波した光電変換信号をサーボエラー信号演算
回路19に供給する。
【0019】サーボエラー信号演算回路19では、上記
の式2の演算によりフォーカスエラー信号FE及びトラ
ッキングエラー信号TEを求めると共に、式1の演算に
より求めた再生信号RF1〜RF4を加算してRF和信
号RFSを求め、これらエラー信号FE,TE及びRF
和信号RFSを自動利得制御(AGC)回路20に供給
する。そのサーボエラー信号演算回路19は、同時に式
2により求めたトラバース信号TR及びトラックジャン
プ中におけるアクチュエータの移動量を検出するための
ジャンプトラバース信号JTRをトラックジャンプ回路
21に供給する。
の式2の演算によりフォーカスエラー信号FE及びトラ
ッキングエラー信号TEを求めると共に、式1の演算に
より求めた再生信号RF1〜RF4を加算してRF和信
号RFSを求め、これらエラー信号FE,TE及びRF
和信号RFSを自動利得制御(AGC)回路20に供給
する。そのサーボエラー信号演算回路19は、同時に式
2により求めたトラバース信号TR及びトラックジャン
プ中におけるアクチュエータの移動量を検出するための
ジャンプトラバース信号JTRをトラックジャンプ回路
21に供給する。
【0020】AGC回路20は、エラー信号FE及びT
EをそのRF和信号RFSで除算することにより正規化
されたフォーカスエラー信号FE1及びトラッキングエ
ラー信号TE1を求め、これら正規化されたエラー信号
FE1及びTE1をサーボ回路18に供給し、更に正規
化されたトラッキングエラー信号TE1をトラックジャ
ンプ回路21及びトラッキング引込み回路22に供給す
る。トラックジャンプ回路21は、高速シーク時等にト
ラッキングサーボを一時的にオフにするためのトラッキ
ングループオフ信号TLOをトラッキング引込み回路2
2に供給すると共に、トラックジャンプを指示するため
のトラックジャンプ駆動パルスTJDをサーボ回路18
に供給する。トラッキング引込み回路22は、トラッキ
ングサーボを動作させる(トラッキングループをオンに
する)区間でハイレベル“1”となりトラッキングサー
ボをオフにする区間でローレベル“0”となるトラッキ
ングイネーブル信号TENAを発生してサーボ回路18
に供給する。
EをそのRF和信号RFSで除算することにより正規化
されたフォーカスエラー信号FE1及びトラッキングエ
ラー信号TE1を求め、これら正規化されたエラー信号
FE1及びTE1をサーボ回路18に供給し、更に正規
化されたトラッキングエラー信号TE1をトラックジャ
ンプ回路21及びトラッキング引込み回路22に供給す
る。トラックジャンプ回路21は、高速シーク時等にト
ラッキングサーボを一時的にオフにするためのトラッキ
ングループオフ信号TLOをトラッキング引込み回路2
2に供給すると共に、トラックジャンプを指示するため
のトラックジャンプ駆動パルスTJDをサーボ回路18
に供給する。トラッキング引込み回路22は、トラッキ
ングサーボを動作させる(トラッキングループをオンに
する)区間でハイレベル“1”となりトラッキングサー
ボをオフにする区間でローレベル“0”となるトラッキ
ングイネーブル信号TENAを発生してサーボ回路18
に供給する。
【0021】23は光ディスク駆動装置、24は光学ピ
ックアップを示し、光ディスク駆動装置23は、光ディ
スクを回転させるスピンドルモータ及び光学ピックアッ
プ24を光ディスクの半径方向に大きく移動させるため
のスライドモータ等を有し、光学ピックアップ24は、
図3の光学系の外にフォーカシング用のアクチュエータ
及びトラッキング用のアクチュエータ等を有する。そし
て、サーボ回路18から光ディスク駆動装置23に対し
て、スピンドル駆動信号DRV1及びスライド駆動信号
DRV2が供給され、そのサーボ回路18から光学ピッ
クアップ24に対して、フォーカシング用のアクチュエ
ータのための駆動信号DRV3及びトラッキング用のア
クチュエータのための駆動信号DRV4が供給される。
ックアップを示し、光ディスク駆動装置23は、光ディ
スクを回転させるスピンドルモータ及び光学ピックアッ
プ24を光ディスクの半径方向に大きく移動させるため
のスライドモータ等を有し、光学ピックアップ24は、
図3の光学系の外にフォーカシング用のアクチュエータ
及びトラッキング用のアクチュエータ等を有する。そし
て、サーボ回路18から光ディスク駆動装置23に対し
て、スピンドル駆動信号DRV1及びスライド駆動信号
DRV2が供給され、そのサーボ回路18から光学ピッ
クアップ24に対して、フォーカシング用のアクチュエ
ータのための駆動信号DRV3及びトラッキング用のア
クチュエータのための駆動信号DRV4が供給される。
【0022】次に、図5の中のトラッキング引込み回路
22の構成例につき説明する。図1はそのトラッキング
引込み回路を示し、この図1において、25及び26は
入力端子であり、これら入力端子25及び26にそれぞ
れ正規化されたトラッキングエラー信号TE1及びトラ
バース信号TRを供給する。その一方の入力端子25を
カップリング用のコンデンサ27を介して抵抗器28の
一端及びコンパレータ29の反転入力端子に接続し、そ
の抵抗器28の他端及びコンパレータ29の非反転入力
端子を接地し、コンパレータ29の出力端子をエクスク
ルーシブオア回路30の一方の入力端子、抵抗器31の
一端及び抵抗器33の一端に共通に接続する。そして、
抵抗器31の他端をハイレベル“1”に相当する直流電
圧が供給されている電源端子32に接続し、抵抗器33
の他端をエクスクルーシブオア回路30の他方の入力端
子に接続し、このエクスクルーシブオア回路30の他方
の入力端子をコンデンサ34を介して接地する。35は
D型フリップフロップ回路を示し、エクスクルーシブオ
ア回路30の出力信号TE2をそのフリップフロップ回
路35のクロック入力端子CKに供給する。
22の構成例につき説明する。図1はそのトラッキング
引込み回路を示し、この図1において、25及び26は
入力端子であり、これら入力端子25及び26にそれぞ
れ正規化されたトラッキングエラー信号TE1及びトラ
バース信号TRを供給する。その一方の入力端子25を
カップリング用のコンデンサ27を介して抵抗器28の
一端及びコンパレータ29の反転入力端子に接続し、そ
の抵抗器28の他端及びコンパレータ29の非反転入力
端子を接地し、コンパレータ29の出力端子をエクスク
ルーシブオア回路30の一方の入力端子、抵抗器31の
一端及び抵抗器33の一端に共通に接続する。そして、
抵抗器31の他端をハイレベル“1”に相当する直流電
圧が供給されている電源端子32に接続し、抵抗器33
の他端をエクスクルーシブオア回路30の他方の入力端
子に接続し、このエクスクルーシブオア回路30の他方
の入力端子をコンデンサ34を介して接地する。35は
D型フリップフロップ回路を示し、エクスクルーシブオ
ア回路30の出力信号TE2をそのフリップフロップ回
路35のクロック入力端子CKに供給する。
【0023】一方、他方の入力端子26をコンパレータ
39の非反転入力端子に接続し、電源端子32を抵抗器
36及び可変抵抗器37を介して接地し、この可変抵抗
器37の可動接点を抵抗器38を介してコンパレータ3
9の反転入力端子に接続し、この反転入力端子を抵抗値
の大きな抵抗器40を介して接地する。その可変抵抗器
37の可動接点に生ずる電圧が、トラバース信号TRの
閾値レベルVthとなる。そのコンパレータ39から出
力されるゲート信号TR1をフリップフロップ回路35
のデータ入力端子Dに供給し、並行してそのゲート信号
TR1をインバータ回路41を介してそのフリップフロ
ップ回路35の負論理のプリセット端子PRに供給す
る。
39の非反転入力端子に接続し、電源端子32を抵抗器
36及び可変抵抗器37を介して接地し、この可変抵抗
器37の可動接点を抵抗器38を介してコンパレータ3
9の反転入力端子に接続し、この反転入力端子を抵抗値
の大きな抵抗器40を介して接地する。その可変抵抗器
37の可動接点に生ずる電圧が、トラバース信号TRの
閾値レベルVthとなる。そのコンパレータ39から出
力されるゲート信号TR1をフリップフロップ回路35
のデータ入力端子Dに供給し、並行してそのゲート信号
TR1をインバータ回路41を介してそのフリップフロ
ップ回路35の負論理のプリセット端子PRに供給す
る。
【0024】そのフリップフロップ回路35の負論理の
クリア端子CLは、本例では電源端子32に接続してい
るが、このクリア端子CLに図5のトラッキングループ
オフ信号TLOを供給するようにしてもよい。そのフリ
ップフロップ回路35の正論理の出力端子Qより出力さ
れる信号がトラッキングイネーブル信号TENAとな
り、このトラッキングイネーブル信号TENAを出力端
子42を介して図5のサーボ回路18に供給する。
クリア端子CLは、本例では電源端子32に接続してい
るが、このクリア端子CLに図5のトラッキングループ
オフ信号TLOを供給するようにしてもよい。そのフリ
ップフロップ回路35の正論理の出力端子Qより出力さ
れる信号がトラッキングイネーブル信号TENAとな
り、このトラッキングイネーブル信号TENAを出力端
子42を介して図5のサーボ回路18に供給する。
【0025】図2を参照して図1のトラッキング引込み
回路の動作につき説明するに、図1の入力端子25及び
26にそれぞれ供給されている正規化されたトラッキン
グエラー信号TE1及びトラバース信号TRは、図2A
及び図2Bに示すように値が略々0となる区間が介在す
る信号となっている。また、ディスクの半径方向(R方
向)において、トラッキングエラー信号TE1が最も振
幅の大きな正弦波(S字波形)になっている区間で且つ
そのエラー信号TE1のゼロクロス点(R=R1,R
2,‥‥の位置)がトラッキングサーボで位置決めする
ときの目標点である。そして、上述の式2で求められる
トラバース信号TRは、図2Bで示すように、R方向の
位置決めの目標点R1,R2,‥‥の近傍で値が最大に
なるような略々山型の信号であり、そのトラバース信号
TRの最大値よりもいくらか小さくなるようにしきい値
レベルVthを設定する。このしきい値レベルVthは
図1の可変抵抗器37により調整することができる。
回路の動作につき説明するに、図1の入力端子25及び
26にそれぞれ供給されている正規化されたトラッキン
グエラー信号TE1及びトラバース信号TRは、図2A
及び図2Bに示すように値が略々0となる区間が介在す
る信号となっている。また、ディスクの半径方向(R方
向)において、トラッキングエラー信号TE1が最も振
幅の大きな正弦波(S字波形)になっている区間で且つ
そのエラー信号TE1のゼロクロス点(R=R1,R
2,‥‥の位置)がトラッキングサーボで位置決めする
ときの目標点である。そして、上述の式2で求められる
トラバース信号TRは、図2Bで示すように、R方向の
位置決めの目標点R1,R2,‥‥の近傍で値が最大に
なるような略々山型の信号であり、そのトラバース信号
TRの最大値よりもいくらか小さくなるようにしきい値
レベルVthを設定する。このしきい値レベルVthは
図1の可変抵抗器37により調整することができる。
【0026】図1のコンパレータ29からはエラー信号
TE1を0レベルで2値化したデジタル信号が得られ、
抵抗器33及びコンデンサ34によりそのデジタル信号
は遅延してエクスクルーシブオア回路30の他方の入力
端子に供給される。従って、そのエクスクルーシブオア
回路30から出力される信号TE2は、図2Dに示すよ
うに、そのエラー信号TE1のゼロクロス点でハイレベ
ル“1”となるパルス列となる。そこで、その信号TE
2を「トラッキングエラーゼロクロスパルス」と呼ぶ。
一方、図1のコンパレータ39から出力されるゲート信
号TR1は、図2Eに示すように、トラバース信号TR
がしきい値レベルVthよりも大きい区間でハイレベル
“1”となりそれ以外の区間ではローレベル“0”とな
る信号である。
TE1を0レベルで2値化したデジタル信号が得られ、
抵抗器33及びコンデンサ34によりそのデジタル信号
は遅延してエクスクルーシブオア回路30の他方の入力
端子に供給される。従って、そのエクスクルーシブオア
回路30から出力される信号TE2は、図2Dに示すよ
うに、そのエラー信号TE1のゼロクロス点でハイレベ
ル“1”となるパルス列となる。そこで、その信号TE
2を「トラッキングエラーゼロクロスパルス」と呼ぶ。
一方、図1のコンパレータ39から出力されるゲート信
号TR1は、図2Eに示すように、トラバース信号TR
がしきい値レベルVthよりも大きい区間でハイレベル
“1”となりそれ以外の区間ではローレベル“0”とな
る信号である。
【0027】また、図1のフリップフロップ回路35
は、ゲート信号TR1が“1”に立ち上がるときにセッ
トされ、そのゲート信号TR1が“0”に戻ってからト
ラッキングエラーゼロクロスパルスTE2が立ち上がっ
たときにリセットされる。従って、そのフリップフロッ
プ回路35から出力されるトラッキングイネーブル信号
TENAは、図2Fに示すように、ゲート信号TR1の
立ち上がりに同期して“1”となり、それからゲート信
号TR1が“0”で且つパルスTE2が立ち上がったと
き(即ち、正規化されたトラッキングエラー信号TE1
のゼロクロス点)に“0”に戻される。本例ではそのト
ラッキングイネーブル信号TENAが“1”の区間ΔR
1,ΔR2,‥‥でのみトラッキングサーボが有効とな
るので、それら区間ΔR1,ΔR2,‥‥を「トラッキ
ング引込み可能範囲」と呼ぶ。
は、ゲート信号TR1が“1”に立ち上がるときにセッ
トされ、そのゲート信号TR1が“0”に戻ってからト
ラッキングエラーゼロクロスパルスTE2が立ち上がっ
たときにリセットされる。従って、そのフリップフロッ
プ回路35から出力されるトラッキングイネーブル信号
TENAは、図2Fに示すように、ゲート信号TR1の
立ち上がりに同期して“1”となり、それからゲート信
号TR1が“0”で且つパルスTE2が立ち上がったと
き(即ち、正規化されたトラッキングエラー信号TE1
のゼロクロス点)に“0”に戻される。本例ではそのト
ラッキングイネーブル信号TENAが“1”の区間ΔR
1,ΔR2,‥‥でのみトラッキングサーボが有効とな
るので、それら区間ΔR1,ΔR2,‥‥を「トラッキ
ング引込み可能範囲」と呼ぶ。
【0028】トラッキング引込み可能範囲ΔR1,ΔR
2,‥‥は、トラバース信号TRがしきい値レベルVt
hより大きい区間を含んでいるため、本例によればその
トラッキング引込み可能範囲には必ず位置決めの目標点
R1,R2,‥‥が存在している。しかも、そのトラッ
キング引込み可能範囲は、その次のトラッキングエラー
信号TE1のゼロクロス点で終わっているため、そのト
ラッキング引込み可能範囲内でのトラッキングエラー信
号TE1の極性はその目標点の前後で逆になっている。
従って、そのトラッキング引き込み可能範囲内では、エ
ラー信号TE1を0にするというサーボを動作させるこ
とにより目標点への位置決めを正確に行うことができ
る。
2,‥‥は、トラバース信号TRがしきい値レベルVt
hより大きい区間を含んでいるため、本例によればその
トラッキング引込み可能範囲には必ず位置決めの目標点
R1,R2,‥‥が存在している。しかも、そのトラッ
キング引込み可能範囲は、その次のトラッキングエラー
信号TE1のゼロクロス点で終わっているため、そのト
ラッキング引込み可能範囲内でのトラッキングエラー信
号TE1の極性はその目標点の前後で逆になっている。
従って、そのトラッキング引き込み可能範囲内では、エ
ラー信号TE1を0にするというサーボを動作させるこ
とにより目標点への位置決めを正確に行うことができ
る。
【0029】また、図2Aより明かなように、本例では
トラッキングサーボがオフになる区間の方が長くなって
いるが、高速シーク時又はジャンプ時等にトラッキング
用のアクチュエータを動作させるときには、本例では加
速区間(トラッキング引込み区間)よりも減速区間の方
がはるかに長くなっている。従って、本例のトラッキン
グ引込み回路22は、トラッキングサーボの引込み時に
は所謂あばれ防止用のブレーキ回路としても動作する利
点がある。
トラッキングサーボがオフになる区間の方が長くなって
いるが、高速シーク時又はジャンプ時等にトラッキング
用のアクチュエータを動作させるときには、本例では加
速区間(トラッキング引込み区間)よりも減速区間の方
がはるかに長くなっている。従って、本例のトラッキン
グ引込み回路22は、トラッキングサーボの引込み時に
は所謂あばれ防止用のブレーキ回路としても動作する利
点がある。
【0030】なお、図1のトラッキング引込み回路22
は論理回路等を組み合わせて構成しているが、マイクロ
コンピュータのソフトウェア等によっても同じ機能を実
行できることは明かである。また、上述実施例ではトラ
ッキング引込み可能範囲を設定するのにトラバース信号
TRを利用しているが、その代わりに例えば図4Bのサ
イドスポット像11C及び11D用の受光素子の出力信
号の和信号SSを用いてもよい。この和信号SSは、光
電変換信号E,F,G,Hを用いて次の式3で表すこと
ができる。 SS=E+F+G+H ・・・(3)
は論理回路等を組み合わせて構成しているが、マイクロ
コンピュータのソフトウェア等によっても同じ機能を実
行できることは明かである。また、上述実施例ではトラ
ッキング引込み可能範囲を設定するのにトラバース信号
TRを利用しているが、その代わりに例えば図4Bのサ
イドスポット像11C及び11D用の受光素子の出力信
号の和信号SSを用いてもよい。この和信号SSは、光
電変換信号E,F,G,Hを用いて次の式3で表すこと
ができる。 SS=E+F+G+H ・・・(3)
【0031】和信号SSは図2Cに示すように、位置決
めの目標点R1,R2,‥‥の近傍でそれぞれ谷型に値
が減少するものであるため、その和信号SSを所定のし
きい値レベルで2値化して極性を反転することにより、
ゲート信号TR1と同様のゲート信号を生成することが
できる。
めの目標点R1,R2,‥‥の近傍でそれぞれ谷型に値
が減少するものであるため、その和信号SSを所定のし
きい値レベルで2値化して極性を反転することにより、
ゲート信号TR1と同様のゲート信号を生成することが
できる。
【0032】また、上述実施例は光磁気ディスク記録再
生装置にこの発明を適用したものであるが、この発明
は、通常の光ディスク再生装置又は追記型の光ディスク
記録再生装置等にも同様に適用できる。
生装置にこの発明を適用したものであるが、この発明
は、通常の光ディスク再生装置又は追記型の光ディスク
記録再生装置等にも同様に適用できる。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、トラッキング制御信
号が励起されている区間でのみトラッキングサーボ機構
を動作させるようにしているので、トラッキング引き込
み範囲が限定され光ディスクの半径方向への位置決めが
正確に行われる利点がある。
号が励起されている区間でのみトラッキングサーボ機構
を動作させるようにしているので、トラッキング引き込
み範囲が限定され光ディスクの半径方向への位置決めが
正確に行われる利点がある。
【図1】この発明による光ディスク再生装置の一実施例
のトラッキング引込み回路を示す構成図である。
のトラッキング引込み回路を示す構成図である。
【図2】図1のトラッキング引込み回路のタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図3】一実施例の光学系の構成を示す配置図である。
【図4】一実施例のディスク上のレーザビームのスポッ
トの配置を示す平面図及び一実施例の受光素子上のレー
ザビームのスポットの像の配置を示す線図である。
トの配置を示す平面図及び一実施例の受光素子上のレー
ザビームのスポットの像の配置を示す線図である。
【図5】一実施例のサーボ回路全体の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】従来のトラッキングエラー信号TEを示す波形
図である。
図である。
2I,3I,4I,5I メインスポット 10 ディスク 11A,11B サイドスポット 13 グルーブ 18 サーボ回路 22 トラッキング引込み回路 24 光学ピックアップ TE トラッキングエラー信号 TE1 正規化されたトラッキングエラー信号 TR トラバース信号 TENA トラッキングイネーブル信号
Claims (1)
- 【請求項1】 案内溝の間に複数チャンネルのトラック
が形成された光ディスクの半径方向にトラッキングサー
ボ機構により位置決めされる光学系を用いて、上記複数
チャンネルのトラックの信号を再生する再生装置におい
て、 上記案内溝上のそれぞれ異なる点に形成されるべき複数
のサイドスポットの像を光電変換する補助受光素子と、 上記複数チャンネルのトラックの上にそれぞれ形成され
るべきメインスポットの像を光電変換する主受光素子
と、 上記補助受光素子の出力信号及び上記主受光素子の内の
所定の受光素子の出力信号を演算して、上記サイドスポ
ットが上記案内溝を横切るときに略々正弦波状に変化す
るトラッキングエラー信号を生成する第1の演算回路
と、 上記補助受光素子の出力信号及び上記主受光素子の内の
所定の受光素子の出力信号を演算して、上記サイドスポ
ットが上記案内溝を横切るときに値が大きく変化する参
照信号を生成する第2の演算回路と、 上記参照信号の変化量が所定量を超えている区間と上記
トラッキングエラー信号が所定のレベルを横切る位置と
を組み合わせて、上記参照信号の変化量が所定量を超え
ている区間の近傍で励起されるトラッキング制御信号を
発生するトラッキング引込み回路とを設け、 上記トラッキング制御信号が励起されている区間でのみ
上記トラッキングサーボ機構を動作させるようにしたこ
とを特徴とする光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23418291A JPH0554400A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 光デイスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23418291A JPH0554400A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 光デイスク再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0554400A true JPH0554400A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16966964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23418291A Pending JPH0554400A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 光デイスク再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0554400A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412062B1 (ko) * | 1996-12-12 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 광디스크장치 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP23418291A patent/JPH0554400A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412062B1 (ko) * | 1996-12-12 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 광디스크장치 |
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