JPH0554404A - 光デイスク再生装置 - Google Patents

光デイスク再生装置

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JPH0554404A
JPH0554404A JP23418391A JP23418391A JPH0554404A JP H0554404 A JPH0554404 A JP H0554404A JP 23418391 A JP23418391 A JP 23418391A JP 23418391 A JP23418391 A JP 23418391A JP H0554404 A JPH0554404 A JP H0554404A
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JP
Japan
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signal
pulse
circuit
light receiving
track
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JP23418391A
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Isao Ichimura
功 市村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】案内溝の間に複数チャンネルのトラックが形成
された光ディスクから複数チャンネルのトラックの信号
を再生する光ディスク再生装置において、トラックジャ
ンプ用の減速パルスの切り換えのタイミングを最適化す
る。 【構成】メインスポットがトラックを横切るのに応じて
値が周期的に変化するジャンプトラバース信号JTRを
生成する演算回路と、それらサイドスポット及びメイン
スポットを案内溝を横切ってジャンプさせる際の加速パ
ルス及び減速パルスを生成するトラックジャンプ回路と
を設ける。このトラックジャンプ回路は、そのジャンプ
トラバース信号JTRに基づいてその減速パルスを出力
するタイミングを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばマルチチャン
ネルレーザダイオードを光源として用いて、単一溝の光
ディスクから多チャンネル再生を行う再生装置に適用し
て好適な光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスク再生装置においては、
光ピックアップ又は光ピックアップ中の対物レンズ等を
光ディスクの半径方向に位置決めするためのトラッキン
グサーボ機構が設けられている。トラッキングサーボ
は、光ピックアップの複数の受光素子から出力される信
号を演算して得られるトラッキングエラー信号を例えば
0に近づけるように施される。一方、高速シーク時又は
シングルトラックジャンプ時等には、その光ピックアッ
プ又は対物レンズ等を光ディスクの半径方向にジャンプ
させる必要があるが、そのためにはトラッキングサーボ
を一時的にオフにすると共に、その光ピックアップのス
ライド機構又はトラッキング用のアクチュエータに対し
て加速パルス及び減速パルスを供給する必要がある。ま
た、最近はより高い転送レートで情報を再生するため
に、通常の単一チャンネルのレーザダイオードの代わり
にマルチチャンネルのレーザダイオードを光源として、
単一溝の光ディスクを用いて多チャンネルの再生を行う
高転送レートの光ディスク再生装置が開発されている。
【0003】ところで、トラッキングエラー信号の生成
方法としては3ビーム法が知られているが、3ビーム法
は光磁気ディスク等に適用した場合にエラー信号にオフ
セットが生じてしまう不都合がある。そのようなオフセ
ットを除去するために、差動プッシュ・プル法(Differ
ential Push Pull method :DPP法)が開発されてい
る(例えば特開平2−282930号公報参照)。この
差動プッシュ・プル法では、光ディスク上の位置決め用
の溝上に形成されるべきサイドスポットの像の光電変換
信号のみならず、本来の再生信号用のメインスポットの
像の光電変換信号をも用いてトラッキングエラー信号が
生成される。そして、通常の単一チャンネルのレーザダ
イオードを用いて単一チャンネルの再生を行う光ディス
ク再生装置では、差動プッシュ・プル法で生成されたト
ラッキングエラー信号は連続な正弦波状(S字状)とな
り、光ディスクの任意の半径位置でトラッキングサーボ
が良好に動作する。
【0004】また、そのような単一チャンネルのレーザ
ダイオードで単一チャンネルの再生を行う装置でトラッ
クジャンプを行うときには、通常はそのトラッキングエ
ラー信号のゼロクロス点、即ちアクチュエータが1/2
トラックだけ移動した点を検出し、この検出点を基準と
して加速パルスと減速パルスとを切り換えることが多
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】単一溝の光ディスクを
用いて多チャンネルの再生を行う場合にも、上述のよう
にオフセットを除くという観点からは差動プッシュ・プ
ル法を用いてトラッキングエラー信号を生成することが
望ましい。しかしながら、多チャンネルの再生を行う場
合には、差動プッシュ・プル法によると、図6のよう
に、光ディスクの半径方向(R方向)に対して断続的に
正弦波状(S字状)となる特殊なトラッキングエラー信
号TEが得られることが分かった。位置決めの目標点
は、そのエラー信号TEの振幅が最も大きい区間の中で
そのエラー信号TEがゼロクロスする位置R1,R2,
‥‥である。しかしながら、正弦波状の部分の中間の区
間R0では、トラッキングエラー信号TEがやはり0と
なる。
【0006】従って、単一溝の光ディスクを用いて多チ
ャンネルの再生を行う装置でトラックジャンプを行う場
合に、単にトラッキングエラー信号TEのゼロクロス点
で加速パルスと減速パルスとを切り換えるようすると、
その領域R0では加速パルスと減速パルスとがランダム
に切り換えられて、トラックジャンプが高速に実行でき
ない虞がある。また、トラックジャンプ時には、通常の
ジャンプ量の「チャンネル数倍」だけアクチュエータを
移動させる必要がある。
【0007】即ち、単一溝の光ディスクを用いて多チャ
ンネルの再生を行う装置では、従来の単一チャンネルの
光ディスク再生装置とは異なり、ジャンプ時の加速パル
ス及び減速パルスの切り換えのタイミングはトラッキン
グエラー信号TEだけからでは決定することができな
い。また、多チャンネルの再生を行う装置でも、例えば
スチル再生を行う場合等にはシステムとして高速ジャン
プが要求される。更に、単一溝で多チャンネルの光ディ
スクの場合には、溝間隔が単一チャンネルの場合に比べ
て大きくディスクの偏芯の影響を受け易くなるため、特
に安定且つ高速にジャンプを行う必要がある。
【0008】この発明は斯かる点に鑑み、案内溝の間に
複数チャンネルのトラックが形成された光ディスクの半
径方向にトラッキングサーボ機構により位置決めされる
光学系を用いて、それら複数チャンネルのトラックの信
号を再生する光ディスク再生装置において、トラックジ
ャンプ用の加速パルス又は減速パルスの切り換えのタイ
ミングを最適化して、より高速且つ安定にトラックジャ
ンプができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による光ディス
ク再生装置は、案内溝(13)の間に複数チャンネルの
トラックが形成された光ディスクの半径方向にトラッキ
ングサーボ機構により位置決めされる光学系を用いて、
それら複数チャンネルのトラックの信号を再生する再生
装置において、その案内溝(13)上のそれぞれ異なる
点に形成されるべき複数のサイドスポット(11A,1
1B)の像を光電変換する補助受光素子(E,F,G,
H)と、それら複数チャンネルのトラック上にそれぞれ
形成されるべきメインスポット(2I,3I,4I,5
I)の像を光電変換する主受光素子(A1〜D1,I,
J,A2〜D2)と、それら補助受光素子及び主受光素
子の内の所定の受光素子(例えば主受光素子全部)の出
力信号を演算して、それらサイドスポット又はメインス
ポットがそのトラックを横切るのに応じて値が周期的に
変化する計測用信号(JTR)を生成する演算回路と、
それらサイドスポット及びメインスポットをその案内溝
(13)を横切ってジャンプさせる際の加速パルス及び
減速パルス(TJD)を生成するトラックジャンプ回路
とを設け、このトラックジャンプ回路は、その計測用信
号JTRに基づいてその減速パルスを出力するタイミン
グを設定するものである。
【0010】更に、そのトラックジャンプ回路は、その
計測用信号JTRに基づいてジャンプ中の相対速度を検
出し、この相対速度に応じてその減速パルスの振幅又は
幅をも調整するものである。
【0011】
【作用】斯かるこの発明によれば、それらメインスポッ
トがそのトラックを横切るとき、例えば図2Cに示すよ
うに値が周期的に変化する計測用信号JTRが生成され
るが、この計測用信号JTRの値によりトラックジャン
プ中のメインスポット等の移動量を細かく検出すること
ができる。従って、この計測用信号JTRを用いると、
トラックジャンプ時の減速パルスを出力するタイミング
を最適化することができ、トラックジャンプを高速且つ
安定に実行することができる。
【0012】また、その計測用信号JTRの例えばゼロ
クロス間の時間間隔を測定することによりメインスポッ
ト等とトラックとの相対速度を検出することができる
が、その相対速度に応じて減速パルスの振幅又はパルス
幅等を制御することにより、最適な加速度特性で減速を
行うことができる。これによりディスクの偏芯の影響も
緩和することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明による光ディスク再生装置の
一実施例につき図1〜図5を参照して説明しよう。本例
は、単一溝の光磁気ディスク上で4チャンネルのレーザ
ダイオードを用いて4チャンネルの記録又は再生を高転
送レートで行う光磁気ディスク記録再生装置にこの発明
を適用したものである。また、本例では、シングルトラ
ックジャンプを行う場合を扱っている。
【0014】図3は本例の光学系の構成を示し、この図
3において、1は4チャンネルのレーザダイオードであ
る。一般に、マルチチャンネルのレーザダイオードで
は、単一基板上に多数のレーザダイオードが50〜10
0μm程度の間隔でモノリシックに形成されているが、
本例のレーザダイオード1には100μm間隔で4個の
レーザダイオードの発光部2〜5を一列に形成する。こ
れら発光部2〜5より放射されるレーザビームをコリメ
ータレンズ6により平行光束に変換し、これら平行光束
をグレイティング7及び接合型のビームスプリッター8
を介して対物レンズ9に照射し、この対物レンズ9によ
りディスク10の記録再生面上に発光部2〜5の像であ
るメインスポット2I〜5Iを形成する。これらメイン
スポットはグレイティング7の0次光でもある。本例で
はコリメータレンズ6及び対物レンズ9による結像倍率
を1/4に設定したので、メインスポット2I〜5Iの
間隔は25μmである。
【0015】また、グレイティング7の回折作用によ
り、ディスク10の各メインスポット2I〜5Iの前後
にはそれぞれ+1次光のサイドスポット及び−1次光の
サイドスポットが形成されるが、その内のメインスポッ
ト2Iの+1次光のサイドスポット11I及びメインス
ポット5Iの−1次光のサイドスポット11Bを利用す
る。これらメインスポット2I〜5I及びサイドスポッ
ト11A,11Bからの反射光を対物レンズ9で平行光
束に変換し、これら平行光束をビームスプリッター8の
接合面で反射させて集光レンズ12に導き、この集光レ
ンズ12により受光素子上にメインスポット像2K〜5
K及びサイドスポット像11C,11Dを結像する。
【0016】メインスポット像2K〜5Kはそれぞれメ
インスポット2I〜5Iの像であり、サイドスポット像
11C及び11Dはそれぞれサイドスポット11A及び
11Bの像である。また、メインスポット像2Kは4個
の受光素子A1,B1,C1,D1よりなる4分割受光
素子の上に結像され、メインスポット像3K及び4Kは
それぞれ単体の受光素子I及びJの上に結像され、メイ
ンスポット像5Kは4個の受光素子A2,B2,C2,
D2よりなる4分割受光素子の上に結像され、サイドス
ポット像11Cは2個の受光素子E及びFよりなる2分
割受光素子の上に結像され、サイドスポット像11Dは
2個の受光素子G及びHよりなる2分割受光素子の上に
結像されている。
【0017】図4を参照してディスク上及び受光素子上
のレーザビームのスポットの配置等について詳細に説明
する。図4Aは、ディスク10の記録再生面の拡大図で
あり、この記録再生面には予め半径方向(R方向)に溝
間隔Pで単一のグルーブ(案内溝)13をスパイラル状
に形成しておく。1チャンネルの場合の通常のトラック
ピッチは1.5〜1.6μm程度であり、多チャンネル
の単一溝の光ディスクの溝間隔は通常の1チャンネル仕
様の場合のチャンネル数倍である。そして、本例ではそ
のグルーブ13の間のランド部14にCH1〜CH4の
4チャンネル分のトラックを形成するので、その溝間隔
Pは6.4μm程度に設定する。一般に、原盤を製作す
る場合には、複数本のプリグルーブを正確な溝間隔でカ
ッティングするのは困難であるため、本例のように単一
溝のディスクを用いる方が実用性がある。
【0018】本例でトラッキングサーボが動作して、光
ピックアップがディスクの半径方向に正確に位置決めさ
れているときには、図4Aに示すように、メインスポッ
ト2I,3I,4I及び5Iはそれぞれランド14上の
CH1,CH2,CH3及びCH4のトラック上に形成
され、CH1の+1次光であるサイドスポット11Aは
メインスポット2Iに隣接するグルーブ13上に形成さ
れ、CH4の−1次光であるサイドスポット11Bはメ
インスポット5Iに隣接するグルーブ13上に形成され
る。また、図4Bに示すように、メインスポット像2K
用の4分割受光素子A1〜D1及びメインスポット像5
K用の4分割受光素子A2〜D2は、それぞれR方向及
びこれに垂直な方向に沿って4分割され、受光素子A1
とC1とが及び受光素子A2とC2とがそれぞれ対角線
上に配置されている。そして、サイドスポット像11C
用の2分割受光素子EとFと及びサイドスポット像11
D用の2分割受光素子GとHとはそれぞれR方向に平行
に分割されている。
【0019】それら受光素子A1,B1,C1,‥‥か
ら出力される光電変換信号をもそれぞれA1,B1,C
1,‥‥で表し、チャンネル1〜チャンネル4の再生信
号をそれぞれRF1〜RF4とすると、これらRF1〜
RF4は、以下の式1で表される。 RF1=A1+B1+C1+D1 RF2=I RF3=J RF4=A2+B2+C2+D2 ・・・(1)
【0020】また、本例では後述のようにフォーカスエ
ラー信号FE、トラッキングエラー信号TE及びトラバ
ース信号TRを使用する。本例ではフォーカスエラー信
号FEを非点収差法で生成し、トラッキングエラー信号
TEを4スポット用の差動プッシュ・プル法(DPP
法)で生成するので、それらの信号は、式2で表され
る。ただし、式2で使用するゲインKは例えば1より大
きい実数で、一例としてK=10に設定される。 FE= [(A1+C1)-(B1+D1)]+[(A2+C2)-(B2+D2)] TE={[(A1+D1)-(B1+C1)]+[(A2+D2)-(B2+C2)]}} −K・[(E-F)+(G-H)] TR= [(A1+B1+C1+D1)+(A2+B2+C2+D2)] −K・[(E+F)+(G+H)] ・・・(2)
【0021】このトラバース信号TRとは、4個のメイ
ンスポット2I〜5Iの内の両サイドのメインスポット
2I及び5Iの像の光電変換信号の和信号であり、トラ
ッキング引込み時には低レベルとなり、オントラック時
には高レベルとなり、それ以外の区間では略々0となる
信号である。更に、本例ではトラックジャンプ時のメイ
ンスポット等の移動量を測定するための計測用信号とし
て次の式3で表されるジャンプトラバース信号JTRを
使用する。 JTR=[(A1+B1+C1+D1)-I]+[J-(A2+B2+C2+D2)] ・・・(3)
【0022】本例の受光素子では中央の2チャンネル分
の受光素子I及びJが単一パターンであるため、式3の
ような疑似的なプッシュ・プル信号を形成している。し
かしながら、全チャンネルの受光素子がそれぞれ2分割
受光素子又は4分割受光素子より形成されているときに
は、例えばチャンネル1用の信号としてプッシュ・プル
信号である[(A1+D1)−(B1+C1)]を用い
るなど、各チャンネルについてそれぞれのプッシュ・プ
ル信号を用いることが望ましい。
【0023】次に、図5を参照して本例のサーボ回路全
体の構成を説明する。この図5において、15は図4B
の受光素子E,F,A1,‥‥,G,Hの全体を示し、
この受光素子15より出力される各光電変換信号を復調
回路16及び低域通過フィルタ回路(LPF)17に供
給する。復調回路16は、それら光電変換信号より上記
の(数1)の演算により再生信号RF1〜RF4を求
め、これら再生信号を復調し、得られた復調信号DES
を図示省略した処理回路に供給する。これと並行して、
復調回路16はそれら再生信号よりスピンドルサーボ用
の同期信号SYNCを抽出し、この同期信号SYNCを
サーボ回路18に供給する。一方、低域通過フィルタ回
路17で濾波した光電変換信号をサーボエラー信号演算
回路19に供給する。
【0024】サーボエラー信号演算回路19では、上記
の式2の演算によりフォーカスエラー信号FE及びトラ
ッキングエラー信号TEを求めると共に、式1の演算に
より求めた再生信号RF1〜RF4を加算してRF和信
号RFSを求め、これらエラー信号FE,TE及びRF
和信号RFSを自動利得制御(AGC)回路20に供給
する。そのサーボエラー信号演算回路19は、同時に式
2により求めたトラバース信号TR及び式3により求め
たジャンプトラバース信号JTRをトラックジャンプ回
路21に供給する。
【0025】AGC回路20は、エラー信号FE及びT
EをそのRF和信号RFSで除算することにより正規化
されたフォーカスエラー信号FE1及びトラッキングエ
ラー信号TE1を求め、これら正規化されたエラー信号
FE1及びTE1をサーボ回路18に供給し、更に正規
化されたトラッキングエラー信号TE1をトラックジャ
ンプ回路21及びトラッキング引込み回路22に供給す
る。トラックジャンプ回路21は、高速シーク時又はシ
ングルトラックジャンプ時等にトラッキングサーボを一
時的にオフにするためのトラッキングループオフ信号T
LOをトラッキング引込み回路22に供給すると共に、
トラックジャンプの加速時に正の加速パルスとなり減速
時に負の減速パルスとなるトラックジャンプ駆動パルス
TJDをサーボ回路18に供給する。トラッキング引込
み回路22は、トラッキングサーボを動作させる(トラ
ッキングループをオンにする)区間でハイレベル“1”
となりトラッキングサーボをオフにする区間でローレベ
ル“0”となるトラッキングイネーブル信号TENAを
発生してサーボ回路18に供給する。
【0026】23は光ディスク駆動装置、24は光学ピ
ックアップを示し、光ディスク駆動装置23は、光ディ
スクを回転させるスピンドルモータ及び光学ピックアッ
プ24を光ディスクの半径方向に大きく移動させるため
のスライドモータ等を有し、光学ピックアップ24は、
図3の光学系の外にフォーカシング用のアクチュエータ
及びトラッキング用のアクチュエータ等を有する。そし
て、サーボ回路18から光ディスク駆動装置23に対し
て、スピンドル駆動信号DRV1及びスライド駆動信号
DRV2が供給され、そのサーボ回路18から光学ピッ
クアップ24に対して、フォーカシング用のアクチュエ
ータのための駆動信号DRV3及びトラッキング用のア
クチュエータのための駆動信号DRV4が供給される。
【0027】次に、図5の中のトラックジャンプ回路2
1の構成例につき説明する。ただし、本例ではそのトラ
ックジャンプ回路21とトラッキング引込み回路22と
が一体化されている。図1はそのトラッキング引込み回
路22を含むトラックジャンプ回路を示し、この図1に
おいて、25及び26は入力端子であり、これら入力端
子25及び26にそれぞれ正規化されたトラッキングエ
ラー信号TE1及びトラバース信号TRを供給する。そ
の一方の入力端子25をカップリング用のコンデンサ2
7を介して抵抗器28の一端及びコンパレータ29の反
転入力端子に接続し、その抵抗器28の他端及びコンパ
レータ29の非反転入力端子を接地し、コンパレータ2
9の出力端子をエクスクルーシブオア回路30の一方の
入力端子、抵抗器31の一端及び抵抗器33の一端に共
通に接続する。そして、抵抗器31の他端をハイレベル
“1”に相当する直流電圧が供給されている電源端子3
2に接続し、抵抗器33の他端をエクスクルーシブオア
回路30の他方の入力端子に接続し、このエクスクルー
シブオア回路30の他方の入力端子をコンデンサ34を
介して接地する。35はD型フリップフロップ回路を示
し、エクスクルーシブオア回路30の出力信号TE2を
そのフリップフロップ回路35のクロック入力端子CK
に供給する。
【0028】一方、他方の入力端子26をコンパレータ
39の非反転入力端子に接続し、電源端子32を抵抗器
36及び可変抵抗器37を介して接地し、この可変抵抗
器37の可動接点を抵抗器38を介してコンパレータ3
9の反転入力端子に接続し、この反転入力端子を抵抗値
の大きな抵抗器40を介して接地する。その可変抵抗器
37の可動接点に生ずる電圧が、トラバース信号TRの
高レベル側の閾値レベルVth(H)となる。そのコン
パレータ39から出力されるゲート信号TR1をフリッ
プフロップ回路35のデータ入力端子Dに供給し、並行
してそのゲート信号TR1をインバータ回路41を介し
てそのフリップフロップ回路35の負論理のプリセット
端子PRに供給する。
【0029】そのフリップフロップ回路35の負論理の
クリア端子CLを、本例ではハイレベル“1”に対応す
る電源端子32に接続し、フリップフロップ回路35の
正論理の出力端子Qより出力される信号TE3をアンド
回路42の一方の入力端子に供給する。
【0030】43はコンパレータを示し、このコンパレ
ータ43の反転入力端子にトラバース信号TRが供給さ
れている入力端子26を接続し、電源端子32を抵抗器
44及び可変抵抗器45を介して接地し、この可変抵抗
器45の可動接点を抵抗器46を介してコンパレータ4
3の非反転入力端子に接続し、この非反転入力端子を抵
抗値の大きな抵抗器47を介して接地する。その可変抵
抗器45の可動接点に生ずる電圧がトラバース信号TR
の低レベル側のしきい値レベルVth(L)となる。こ
の場合、Vth(H)>Vth(L)が成立するように
しておく。そして、コンパレータ43から出力されるゲ
ート信号TR2をナンド回路48の一方の入力端子に供
給し、このナンド回路48の他方の入力端子にエクスク
ルーシブオア回路30の出力信号TE2を供給する。
【0031】49はマイクロコンピュータ等より構成さ
れるシステムコントローラを示し、このシステムコント
ローラ49の第1の入力端子IN1にそのナンド回路4
8から出力される信号TR3を供給し、図示省略するも
このシステムコントローラ49にはクロック信号をも供
給する。
【0032】50は第3の入力端子を示し、この入力端
子50にジャンプトラバース信号JTRを供給する。そ
して、その入力端子50をカップリング用のコンデンサ
51を介して抵抗器53の一端及びコンパレータ52の
反転入力端子に接続し、その抵抗器53の他端及びコン
パレータ52の非反転入力端子を接地し、コンパレータ
52の出力端子をエクスクルーシブオア回路54の一方
の入力端子、抵抗器55の一端及び抵抗器56の一端に
共通に接続する。そして、抵抗器55の他端をハイレベ
ル“1”に相当する直流電圧が供給されている電源端子
32に接続し、抵抗器56の他端をエクスクルーシブオ
ア回路54の他方の入力端子に接続し、この他方の入力
端子をコンデンサ57を介して接地する。そのエクスク
ルーシブオア回路54の出力信号JTR1をシステムコ
ントローラ49の第2の入力端子IN2に供給する。
【0033】システムコントローラ49は、トラックジ
ャンプ時に“0”となるトラッキングループオフ信号T
LOを生成してアンド回路42の他方の入力端子に供給
する。更に、システムコントローラ49は、入力信号T
R3の立ち下がりでリセットされる加速パルス及び所定
の時点でセットされる減速パルスよりなるトラックジャ
ンプ駆動パルスTJDを生成して出力端子58に供給す
る。このトラックジャンプ駆動パルスTJDが図5のサ
ーボ回路18に供給される。また、アンド回路42の出
力信号がトラッキングイネーブル信号TENAとなり、
このトラッキングイネーブル信号TENAが出力端子5
9を介して図5のサーボ回路18に供給される。
【0034】図2を参照して図1のトラックジャンプ回
路の動作につき説明するに、本例ではシングルトラック
ジャンプ時の動作を扱う。シングルトラックジャンプ時
には図4Aのサイドスポット11A,11Bがそれぞれ
隣のグルーブ13上に移動するが、この移動に要する時
間を図2Aの時間軸t上のシングルトラックジャンプ区
間T1とする。ジャンプ速度が略一定の場合には、その
時間軸tはディスクの半径方向の位置Rで置き換えるこ
とができる。図1のシステムコントローラ49はトラッ
キングループオフ信号TLOの値を、図2Hに示すよう
に、区間T1で“0”となりその区間T1の前後の区間
T2及びT3で“1”となるように設定する。トラッキ
ングイネーブル信号TENAはその信号TLOと信号T
E3との論理積であるため、区間T1ではトラッキング
サーボは常時オフに設定され、この区間R1の前後の区
間R2及びR3ではトラッキングサーボはオンになりう
る。
【0035】そして、システムコントローラ49は、区
間T1の最初に図2Gに示すように、トラックジャンプ
駆動パルスTJDを正のレベルにして図5のサーボ回路
18に加速パルスを供給する。区間T1ではトラッキン
グサーボは常時オフであるため、アクチュエータ等はデ
ィスクの半径方向に加速される。
【0036】図1の入力端子25に供給されている正規
化されたトラッキングエラー信号TE1は、図2Aの区
間T1の両端のサイドスポットがグルーブ上にかかって
いる部分(オントラック部)では略々正弦波(S字波
形)となり、その区間T1の中央部のオフトラック部で
は値が略々0となる信号となっている。また、図1の入
力端子26に供給されているトラバース信号TR(即
ち、上述の式2で求められる信号TR)は、図2Bに示
すように、トラッキングサーボがオンとなり得る区間T
2,T3ではしきい値レベルVth(H)よりもわずか
に大きく、シングルトラックジャンプ区間T1のオント
ラック部では先端の値がしきい値レベルVth(L)よ
りもわずかに小さい谷型となり、その区間T1の中央部
のオフトラック部ではそのしきい値レベルVth(L)
よりもわずかに値が大きい一定レベルとなっている。こ
れらしきい値レベルVth(H)及びVth(L)はそ
れぞれ図1の可変抵抗器37及び可変抵抗器45により
調整することができる。
【0037】また、図1の入力端子50に供給されてい
るジャンプトラバース信号JTR(即ち、上述の式3で
求められる信号JTR)は、図2Cに示すように、シン
グルトラックジャンプ区間T1で2周期分の略正弦波と
なる。その区間T1では4チャンネル分のトラックを横
切っているので、アクチュエータはその信号JTRの最
初の半周期T4の間に1.6μmだけ移動することにな
り、次の半周期T5の間にも1.6μmだけ移動する。
また、図1において、ジャンプトラバース信号JTRは
コンパレータ52により0レベルを中心として2値化さ
れ、この2値化されたパルスのエッジ部がエクスクルー
シブオア回路54で抽出されて信号JTR1となる。そ
こで、この信号JTR1を「ジャンプトラバースゼロク
ロスパルス」と呼ぶ。
【0038】このジャンプトラバースゼロクロスパルス
JTR1は、図2Fに示すように、図2Cのジャンプト
ラバース信号JTRのゼロクロス点でパルス状に立ち上
がっている。そして、区間T1内におけるゼロクロスパ
ルスJTR1の1番目のパルス62、2番目のパルス6
3及び3番目のパルス64は、ジャンプを開始してから
アクチェータがそれぞれ1.6μm,3.2μm及び
4.8μmだけ移動した位置を示している。従って、こ
のゼロクロスパルスJTR1を計数することにより、図
1のシステムコントローラ49は、ジャンプ中のアクチ
ュエータの移動量を細かく計測することができる。
【0039】更に、パルス62が出力される位置とパル
ス63が出力される位置との間の距離は1.6μmであ
り、そのパルス62からパルス63までの時間間隔はT
5であるため、その区間T5での平均の移動速度は1.
6/T5[μm/時間]となる。従って、システムコン
トローラ49は、それらパルス62〜64の各時間間隔
を計測することにより、ジャンプ中のアクチュエータの
移動速度をも細かく検出することができる。
【0040】図1のコンパレータ29からはエラー信号
TE1を0レベルで2値化したデジタル信号が得られ、
抵抗器33及びコンデンサ34によりそのデジタル信号
は遅延してエクスクルーシブオア回路30の他方の入力
端子に供給される。従って、そのエクスクルーシブオア
回路30から出力される信号TE2は、図2Dに示すよ
うに、そのエラー信号TE1のゼロクロス点でハイレベ
ル“1”となるパルス列となる。そこで、その信号TE
2を「トラッキングエラーゼロクロスパルス」と呼ぶ。
一方、図1のコンパレータ43から出力されるゲート信
号TR2は、図2Eに示すように、トラバース信号TR
がしきい値レベルVth(L)よりも小さい区間でハイ
レベル“1”となりそれ以外の区間ではローレベル
“0”となる信号である。
【0041】ナンド回路48から出力される信号TR3
は、そのゲート信号TR2とトラッキングエラーゼロク
ロスパルスTE2との論理積を反転した信号となる。従
って、図2DのゼロクロスパルスTE2の内のパルス6
0及び61だけが抽出され反転されてシステムコントロ
ーラ49の入力端子IN1に供給される。そこで、この
システムコントローラ49は、最初のパルス60の立ち
上がりに同期して、図2Gに示すようにトラックジャン
プ駆動パルスTJDを0に戻す。これによりディスクの
半径方向への加速がなくなり、半径方向への移動速度が
一定になる。そして、ジャンプトラバースゼロクロスパ
ルスJTR1の3番目のパルス64の立ち上がりに同期
して、システムコントローラ49は図2Gに示すよう
に、トラックジャンプ駆動パルスTJDを負のレベルに
設定することにより図5のサーボ回路18に減速パルス
を供給する。これによりディスクの半径方向への移動速
度が減速される。
【0042】このことは、トラックジャンプを開始して
からアクチュエータが4.8μm移動した時点で減速パ
ルスを供給することを意味する。この場合、システムコ
ントローラ49は、ゼロクロスパルスJTR1のパルス
62とパルス63との時間間隔よりアクチュエータのデ
ィスクに対する相対速度を検出し、この相対速度の大小
に応じてその減速パルスの大きさを最適化する。なお、
パルスの振幅を変えるのではなく、パルスの幅を変える
ようにしてもよい。
【0043】その後、区間T1の終わりに近づいて、例
えばトラバース信号TRが予め設定されたレベル(例え
ばVth(H))よりも高くなること等からトラッキン
グサーボの引き込み可能範囲に入ったことが分かるの
で、システムコントローラ49は図2Gに示すように、
そのトラックジャンプ駆動パルスTJDを0に戻して減
速を終了する。この減速の終了時にはレーザビームのス
ポットとディスクのトラックとの半径方向の相対速度は
0に近づいている。同時にシステムコントローラ49が
トラッキングループオフ信号TLOを“1”に設定する
ことにより、トラッキングイネーブル信号TENAがハ
イレベル“1”となりトラッキングサーボがオンに設定
される。これにより図4Aのサイドスポット11A及び
11Bは隣りのグルーブ上に引き込まれ、トラックジャ
ンプが終了する。
【0044】上述のように本例によれば、トラックジャ
ンプ中に周期的に変化するジャンプトラバース信号JT
RのゼロクロスパルスJTR1を抽出し、このゼロクロ
スパルスJTR1に基づいて減速パルスを発生するよう
にしているので、減速パルスを発生するタイミングを正
確に設定することができる。更に、そのゼロクロスパル
スJTR1の時間間隔よりトラックジャンプ中の移動速
度を検出し、その移動速度に応じて減速パルスの振幅又
は幅を調整するようにしているので、減速パルスを最適
化でき、ひいてはトラックジャンプを高速且つ安定に実
行することができる。特に、ディスクの偏芯がある場合
にはトラックジャンプするディスクの円周方向の位置に
より、ジャンプ時のディスクに対する相対速度は変化す
るが、本例によればその相対速度に応じた最適な減速特
性を設定することができる。
【0045】なお、上述実施例ではジャンプトラバース
信号JTRを用いて減速パルスのタイミング及び大きさ
を調整しているが、そのジャンプトラバース信号JTR
を用いて加速パルスのオフのタイミング及び大きさ等を
も最適化してもよい。
【0046】また、図1のトラックジャンプ回路はマイ
クロコンピュータを用いて構成されているが、他の回路
構成でも同様の機能を実現できることは明かである。更
に、上述実施例は光磁気ディスク記録再生装置にこの発
明を適用したものであるが、この発明は、通常の光ディ
スク再生装置又は追記型の光ディスク記録再生装置等に
も同様に適用できる。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、計測用信号を用いる
ことによりトラックジャンプ時の減速パルスを出力する
タイミングを最適化することができ、ひいてはトラック
ジャンプを高速且つ安定に実行することができる利点が
ある。更に、ジャンプ中の相対速度に応じて減速パルス
の振幅又はパルス幅等をも制御するようにした場合に
は、最適な減速特性で減速を行うことができ、これによ
りディスクの偏芯の影響等を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光ディスク再生装置の一実施例
のトラックジャンプ回路を示すブロック図である。
【図2】図1のトラックジャンプ回路のタイミングチャ
ートである。
【図3】一実施例の光学系の構成を示す配置図である。
【図4】一実施例のディスク上のレーザビームのスポッ
トの配置を示す平面図及び一実施例の受光素子上のレー
ザビームのスポットの像の配置を示す線図である。
【図5】一実施例のサーボ回路全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来のトラッキングエラー信号TEを示す波形
図である。
【符号の説明】
2I,3I,4I,5I メインスポット 10 ディスク 11A,11B サイドスポット 13 グルーブ 18 サーボ回路 21 トラックジャンプ回路 24 光学ピックアップ TE トラッキングエラー信号 TE1 正規化されたトラッキングエラー信号 TR トラバース信号 TENA トラッキングイネーブル信号 JTR ジャンプトラバース信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内溝の間に複数チャンネルのトラック
    が形成された光ディスクの半径方向にトラッキングサー
    ボ機構により位置決めされる光学系を用いて、上記複数
    チャンネルのトラックの信号を再生する再生装置におい
    て、 上記案内溝上のそれぞれ異なる点に形成されるべき複数
    のサイドスポットの像を光電変換する補助受光素子と、 上記複数チャンネルのトラック上にそれぞれ形成される
    べきメインスポットの像を光電変換する主受光素子と、 上記補助受光素子及び主受光素子の内の所定の受光素子
    の出力信号を演算して、上記サイドスポット又はメイン
    スポットが上記トラックを横切るのに応じて値が周期的
    に変化する計測用信号を生成する演算回路と、 上記サイドスポット及びメインスポットを上記案内溝を
    横切ってジャンプさせる際の加速パルス及び減速パルス
    を生成するトラックジャンプ回路とを設け、 該トラックジャンプ回路は、上記計測用信号に基づいて
    上記減速パルスを出力するタイミングを設定するもので
    あることを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 上記トラックジャンプ回路は、上記計測
    用信号に基づいてジャンプ中の相対速度を検出し、該相
    対速度に応じて上記減速パルスの振幅又は幅をも調整す
    るものである請求項1記載の光ディスク再生装置。
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