JPH0554403A - 光デイスク再生装置 - Google Patents

光デイスク再生装置

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JPH0554403A
JPH0554403A JP23418191A JP23418191A JPH0554403A JP H0554403 A JPH0554403 A JP H0554403A JP 23418191 A JP23418191 A JP 23418191A JP 23418191 A JP23418191 A JP 23418191A JP H0554403 A JPH0554403 A JP H0554403A
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JP
Japan
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signal
light receiving
circuit
pulse
receiving element
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JP23418191A
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English (en)
Inventor
Isao Ichimura
功 市村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】案内溝の間に複数チャンネルのトラックが形成
された光ディスクから複数チャンネルのトラックの信号
を再生する光ディスク再生装置において、トラックジャ
ンプ用の加速パルス及び減速パルスの切り換えのタイミ
ングを誤りなく設定する。 【構成】サイドスポットがグルーブを横切るときに略々
正弦波状に変化するトラッキングエラー信号TE1と、
サイドスポットがグルーブを横切るときに値が大きく変
化するトラバース信号TRとを生成する。そのトラバー
ス信号TRのレベルが所定値Vth(L)以下の区間で
且つそのトラッキングエラー信号TE1が0レベルを横
切る位置で加速パルスをオフし、減速パルスをオンす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばマルチチャン
ネルレーザダイオードを光源として用いて、単一溝の光
ディスクから多チャンネル再生を行う再生装置に適用し
て好適な光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスク再生装置においては、
光ピックアップ又は光ピックアップ中の対物レンズ等を
光ディスクの半径方向に位置決めするためのトラッキン
グサーボ機構が設けられている。トラッキングサーボ
は、光ピックアップの複数の受光素子から出力される信
号を演算して得られるトラッキングエラー信号を例えば
0に近づけるように施される。一方、高速シーク時又は
シングルトラックジャンプ時等には、その光ピックアッ
プ又は対物レンズ等を光ディスクの半径方向にジャンプ
させる必要があるが、そのためにはトラッキングサーボ
を一時的にオフにすると共に、その光ピックアップのス
ライド機構又はトラッキング用のアクチュエータに対し
て加速パルス及び減速パルスを供給する必要がある。ま
た、最近はより高い転送レートで情報を再生するため
に、通常の単一チャンネルのレーザダイオードの代わり
にマルチチャンネルのレーザダイオードを光源として、
単一溝の光ディスクを用いて多チャンネルの再生を行う
高転送レートの光ディスク再生装置が開発されている。
【0003】ところで、トラッキングエラー信号の生成
方法としては3ビーム法が知られているが、3ビーム法
は光磁気ディスク等に適用した場合にエラー信号にオフ
セットが生じてしまう不都合がある。そのようなオフセ
ットを除去するために、差動プッシュ・プル法(Differ
ential Push Pull method :DPP法)が開発されてい
る(例えば特開平2−282930号公報参照)。この
差動プッシュ・プル法では、光ディスク上の位置決め用
の溝上に形成されるべきサイドスポットの像の光電変換
信号のみならず、本来の再生信号用のメインスポットの
像の光電変換信号をも用いてトラッキングエラー信号が
生成される。そして、通常の単一チャンネルのレーザダ
イオードを用いて単一チャンネルの再生を行う光ディス
ク再生装置では、差動プッシュ・プル法で生成されたト
ラッキングエラー信号は連続な正弦波状(S字状)とな
り、光ディスクの任意の半径位置でトラッキングサーボ
が良好に動作する。
【0004】また、そのような単一チャンネルのレーザ
ダイオードで単一チャンネルの再生を行う装置でトラッ
クジャンプを行うときには、通常はそのトラッキングエ
ラー信号のゼロクロス点、即ち光ピックアップが1/2
トラックだけ移動した点を検出し、この検出点を基準と
して加速パルスと減速パルスとを切り換えることが多
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】単一溝の光ディスクを
用いて多チャンネルの再生を行う場合にも、上述のよう
にオフセットを除くという観点からは差動プッシュ・プ
ル法を用いてトラッキングエラー信号を生成することが
望ましい。しかしながら、多チャンネルの再生を行う場
合には、差動プッシュ・プル法によると、図6のよう
に、光ディスクの半径方向(R方向)に対して断続的に
正弦波状(S字状)となる特殊なトラッキングエラー信
号TEが得られることが分かった。位置決めの目標点
は、そのエラー信号TEの振幅が最も大きい区間の中で
そのエラー信号TEがゼロクロスする位置R1,R2,
‥‥である。しかしながら、正弦波状の部分の中間の区
間R0では、トラッキングエラー信号TEが0になる。
【0006】従って、単一溝の光ディスクを用いて多チ
ャンネルの再生を行う装置でトラックジャンプを行う場
合に、単にトラッキングエラー信号TEのゼロクロス点
で加速パルスと減速パルスとを切り換えるようすると、
その区間R0では加速パルスと減速パルスとがランダム
に切り換えられて、トラックジャンプが高速に実行でき
ないおそれがある。
【0007】この発明は斯かる点に鑑み、案内溝の間に
複数チャンネルのトラックが形成された光ディスクの半
径方向にトラッキングサーボ機構により位置決めされる
光学系を用いて、それら複数チャンネルのトラックの信
号を再生する光ディスク再生装置において、トラックジ
ャンプ用の加速パルス及び減速パルスの切り換えのタイ
ミングを誤りなく設定できるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による光ディス
ク再生装置は、案内溝(13)の間に複数チャンネルの
トラックが形成された光ディスクの半径方向にトラッキ
ングサーボ機構により位置決めされる光学系を用いて、
それら複数チャンネルのトラックの信号を再生する再生
装置において、その案内溝(13)上のそれぞれ異なる
点に形成されるべき複数のサイドスポット(11A,1
1B)の像を光電変換する補助受光素子(E,F,G,
H)と、それら複数チャンネルのトラック上にそれぞれ
形成されるべきメインスポット(2I,3I,4I,5
I)の像を光電変換する主受光素子(A1〜D1,I,
J,A2〜D2)と、それら補助受光素子の出力信号及
びそれら主受光素子の内の所定の受光素子(A1〜D
1,A2〜D2)の出力信号を演算して、それらサイド
スポットがその案内溝(13)を横切るときに略々正弦
波状(又はS字状)に変化するトラッキングエラー信号
(TE1)を生成する第1の演算回路と、それら補助受
光素子の出力信号及びそれら主受光素子の内の所定の受
光素子(A1〜D1,A2〜D2)の出力信号を演算し
て、それらサイドスポットがその案内溝(13)を横切
るときに値が大きく変化する参照信号(トラバース信号
TR)を生成する第2の演算回路と、それらサイドスポ
ット及びメインスポットをその案内溝(13)を横切っ
てジャンプさせる際の加速パルス及び減速パルスを生成
するトラックジャンプ回路とを設け、このトラックジャ
ンプ回路は、その参照信号TRの変化量が所定量を超え
ている区間で且つそのトラッキングエラー信号TE1が
所定レベル(例えば中央レベル)を横切る位置でそれら
加速パルス又は減速パルスをオン又はオフするものであ
る。
【0009】
【作用】サイドスポットがその案内溝(13)を横切る
ときに値が大きく変化する参照信号TRが生成され、こ
の参照信号TRの変化量が所定量を超えている区間の内
部のみで、例えば図2D及び図2Eに示すように、それ
ら加速パルス又は減速パルスがそれぞれオフ又はオンに
される。従って、その参照信号TRの変化量が所定量以
下である区間でそのトラッキングエラー信号TE1が所
定レベルを横切っても加速パルスと減速パルスとの切り
換えは起こらないので、トラックジャンプを高速に行う
ことができる。
【0010】また、トラックジャンプ中でその参照信号
TRの変化量が少ない区間では、そのトラッキングエラ
ー信号TE1は正弦波状ではなくなっているが、そのよ
うな区間ではトラッキングサーボをオフにすることによ
り、誤った位置でトラッキングサーボの引込みが起こる
のを防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明による光ディスク再生装置の
一実施例につき図1〜図5を参照して説明しよう。本例
は、単一溝の光磁気ディスク上で4チャンネルのレーザ
ダイオードを用いて4チャンネルの記録又は再生を高転
送レートで行う光磁気ディスク記録再生装置にこの発明
を適用したものである。また、本例では、シングルトラ
ックジャンプを行う場合を扱っている。
【0012】図3は本例の光学系の構成を示し、この図
3において、1は4チャンネルのレーザダイオードであ
る。一般に、マルチチャンネルのレーザダイオードで
は、単一基板上に多数のレーザダイオードが50〜10
0μm程度の間隔でモノリシックに形成されているが、
本例のレーザダイオード1には100μm間隔で4個の
レーザダイオードの発光部2〜5を一列に形成する。こ
れら発光部2〜5より放射されるレーザビームをコリメ
ータレンズ6により平行光束に変換し、これら平行光束
をグレイティング7及び接合型のビームスプリッター8
を介して対物レンズ9に照射し、この対物レンズ9によ
りディスク10の記録再生面上に発光部2〜5の像であ
るメインスポット2I〜5Iを形成する。これらメイン
スポットはグレイティング7の0次光でもある。本例で
はコリメータレンズ6及び対物レンズ9による結像倍率
を1/4に設定したので、メインスポット2I〜5Iの
間隔は25μmである。
【0013】また、グレイティング7の回折作用によ
り、ディスク10の各メインスポット2I〜5Iの前後
にはそれぞれ+1次光のサイドスポット及び−1次光の
サイドスポットが形成されるが、その内のメインスポッ
ト2Iの+1次光のサイドスポット11I及びメインス
ポット5Iの−1次光のサイドスポット11Bを利用す
る。これらメインスポット2I〜5I及びサイドスポッ
ト11A,11Bからの反射光を対物レンズ9で平行光
束に変換し、これら平行光束をビームスプリッター8の
接合面で反射させて集光レンズ12に導き、この集光レ
ンズ12により受光素子上にメインスポット像2K〜5
K及びサイドスポット像11C,11Dを結像する。
【0014】メインスポット像2K〜5Kはそれぞれメ
インスポット2I〜5Iの像であり、サイドスポット像
11C及び11Dはそれぞれサイドスポット11A及び
11Bの像である。また、メインスポット像2Kは4個
の受光素子A1,B1,C1,D1よりなる4分割受光
素子の上に結像され、メインスポット像3K及び4Kは
それぞれ単体の受光素子I及びJの上に結像され、メイ
ンスポット像5Kは4個の受光素子A2,B2,C2,
D2よりなる4分割受光素子の上に結像され、サイドス
ポット像11Cは2個の受光素子E及びFよりなる2分
割受光素子の上に結像され、サイドスポット像11Dは
2個の受光素子G及びHよりなる2分割受光素子の上に
結像されている。
【0015】図4を参照してディスク上及び受光素子上
のレーザビームのスポットの配置等について詳細に説明
する。図4Aはディスク10の記録再生面の拡大図であ
り、この記録再生面には予め半径方向(R方向)に溝間
隔Pで単一のグルーブ(案内溝)13をスパイラル状に
形成しておく。1チャンネルの場合の通常のトラックピ
ッチは1.5〜1.6μm程度であり、多チャンネルの
単一溝の光ディスクの溝間隔は通常の1チャンネル仕様
の場合のチャンネル数倍である。そして、本例ではその
グルーブ13の間のランド部14にCH1〜CH4の4
チャンネル分のトラックを形成するので、その溝間隔P
は6.4μm程度に設定する。一般に、原盤を製作する
場合には、複数本のプリグルーブを正確な溝間隔でカッ
ティングするのは困難であるため、本例のように単一溝
のディスクを用いる方が実用性がある。
【0016】本例でトラッキングサーボが動作して、光
ピックアップがディスクの半径方向に正確に位置決めさ
れているときには、図4Aに示すように、メインスポッ
ト2I,3I,4I及び5Iはそれぞれランド14上の
CH1,CH2,CH3及びCH4のトラック上に形成
され、CH1の+1次光であるサイドスポット11Aは
メインスポット2Iに隣接するグルーブ13上に形成さ
れ、CH4の−1次光であるサイドスポット11Bはメ
インスポット5Iに隣接するグルーブ13上に形成され
る。また、図4Bに示すように、メインスポット像2K
用の4分割受光素子A1〜D1及びメインスポット像5
K用の4分割受光素子A2〜D2は、それぞれR方向及
びこれに垂直な方向に沿って4分割され、受光素子A1
とC1とが及び受光素子A2とC2とがそれぞれ対角線
上に配置されている。そして、サイドスポット像11C
用の2分割受光素子EとFと及びサイドスポット像11
D用の2分割受光素子GとHとはそれぞれR方向に平行
に分割されている。
【0017】それら受光素子A1,B1,C1,‥‥か
ら出力される光電変換信号をもそれぞれA1,B1,C
1,‥‥で表し、チャンネル1〜チャンネル4の再生信
号をそれぞれRF1〜RF4とすると、これらRF1〜
RF4は、以下の式1で表される。 RF1=A1+B1+C1+D1 RF2=I RF3=J RF4=A2+B2+C2+D2 ・・・(1)
【0018】また、本例では後述のようにフォーカスエ
ラー信号FE、トラッキングエラー信号TE及びトラバ
ース信号TRを使用する。本例ではフォーカスエラー信
号FEを非点収差法で生成し、トラッキングエラー信号
TEを4スポット用の差動プッシュ・プル法(DPP
法)で生成するので、それらの信号は式2で表される。
ただし、式2で使用するゲインKは例えば1より大きい
実数で、一例としてK=10に設定される。 FE=[(A1+C1)-(B1+D1)]+[(A2+C2)-(B2+D2)] TE={[(A1+D1)-(B1+C1)]+[(A2+D2)-(B2+C2)]}} −K・[(E-F)+(G-H)] TR= [(A1+B1+C1+D1)+(A2+B2+C2+D2)] −K・[(E+F)+(G+H)] ・・・(2)
【0019】このトラバース信号TRとは、4個のメイ
ンスポット2I〜5Iの内の両サイドのメインスポット
2I及び5Iの像の光電変換信号の和信号であり、トラ
ッキング引込み時には低レベルとなり、オントラック時
には高レベルとなり、それ以外の区間では略々0となる
特殊な信号である。
【0020】次に、図5を参照して本例のサーボ回路全
体の構成を説明する。この図5において、15は図4B
の受光素子E,F,A1,‥‥,G,Hの全体を示し、
この受光素子15より出力される各光電変換信号を復調
回路16及び低域通過フィルタ回路(LPF)17に供
給する。復調回路16は、それら光電変換信号より上記
の(数1)の演算により再生信号RF1〜RF4を求
め、これら再生信号を復調し、得られた復調信号DES
を図示省略した処理回路に供給する。これと並行して、
復調回路16はそれら再生信号よりスピンドルサーボ用
の同期信号SYNCを抽出し、この同期信号SYNCを
サーボ回路18に供給する。一方、低域通過フィルタ回
路17で濾波した光電変換信号をサーボエラー信号演算
回路19に供給する。
【0021】サーボエラー信号演算回路19では、上記
の式2の演算によりフォーカスエラー信号FE及びトラ
ッキングエラー信号TEを求めると共に、式1の演算に
より求めた再生信号RF1〜RF4を加算してRF和信
号RFSを求め、これらエラー信号FE,TE及びRF
和信号RFSを自動利得制御(AGC)回路20に供給
する。そのサーボエラー信号演算回路19は、同時に式
2により求めたトラバース信号TR及びトラックジャン
プ中におけるアクチュエータの移動量を検出するための
ジャンプトラバース信号JTRをトラックジャンプ回路
21に供給する。
【0022】AGC回路20は、エラー信号FE及びT
EをそのRF和信号RFSで除算することにより正規化
されたフォーカスエラー信号FE1及びトラッキングエ
ラー信号TE1を求め、これら正規化されたエラー信号
FE1及びTE1をサーボ回路18に供給し、更に正規
化されたトラッキングエラー信号TE1をトラックジャ
ンプ回路21及びトラッキング引込み回路22に供給す
る。トラックジャンプ回路21は、高速シーク時又はシ
ングルトラックジャンプ時等にトラッキングサーボを一
時的にオフにするためのトラッキングループオフ信号T
LOをトラッキング引込み回路22に供給すると共に、
トラックジャンプの加速時に正のパルスとなり減速時に
負のパルスとなるトラックジャンプ駆動パルスTJDを
サーボ回路18に供給する。トラッキング引込み回路2
2は、トラッキングサーボを動作させる(トラッキング
ループをオンにする)区間でハイレベル“1”となりト
ラッキングサーボをオフにする区間でローレベル“0”
となるトラッキングイネーブル信号TENAを発生して
サーボ回路18に供給する。
【0023】23は光ディスク駆動装置、24は光学ピ
ックアップを示し、光ディスク駆動装置23は、光ディ
スクを回転させるスピンドルモータ及び光学ピックアッ
プ24を光ディスクの半径方向に大きく移動させるため
のスライドモータ等を有し、光学ピックアップ24は、
図3の光学系の外にフォーカシング用のアクチュエータ
及びトラッキング用のアクチュエータ等を有する。そし
て、サーボ回路18から光ディスク駆動装置23に対し
て、スピンドル駆動信号DRV1及びスライド駆動信号
DRV2が供給され、そのサーボ回路18から光学ピッ
クアップ24に対して、フォーカシング用のアクチュエ
ータのための駆動信号DRV3及びトラッキング用のア
クチュエータのための駆動信号DRV4が供給される。
【0024】次に、図5の中のトラックジャンプ回路2
1の構成例につき説明する。ただし、本例ではそのトラ
ックジャンプ回路21とトラッキング引込み回路22と
が一体化されている。図1はそのトラッキング引込み回
路22を含むトラックジャンプ回路を示し、この図1に
おいて、25及び26は入力端子であり、これら入力端
子25及び26にそれぞれ正規化されたトラッキングエ
ラー信号TE1及びトラバース信号TRを供給する。そ
の一方の入力端子25をカップリング用のコンデンサ2
7を介して抵抗器28の一端及びコンパレータ29の反
転入力端子に接続し、その抵抗器28の他端及びコンパ
レータ29の非反転入力端子を接地し、コンパレータ2
9の出力端子をエクスクルーシブオア回路30の一方の
入力端子、抵抗器31の一端及び抵抗器33の一端に共
通に接続する。そして、抵抗器31の他端をハイレベル
“1”に相当する直流電圧が供給されている電源端子3
2に接続し、抵抗器33の他端をエクスクルーシブオア
回路30の他方の入力端子に接続し、このエクスクルー
シブオア回路30の他方の入力端子をコンデンサ34を
介して接地する。35はD型フリップフロップ回路を示
し、エクスクルーシブオア回路30の出力信号TE2を
そのフリップフロップ回路35のクロック入力端子CK
に供給する。
【0025】一方、他方の入力端子26をコンパレータ
39の非反転入力端子に接続し、電源端子32を抵抗器
36及び可変抵抗器37を介して接地し、この可変抵抗
器37の可動接点を抵抗器38を介してコンパレータ3
9の反転入力端子に接続し、この反転入力端子を抵抗値
の大きな抵抗器40を介して接地する。その可変抵抗器
37の可動接点に生ずる電圧が、トラバース信号TRの
高レベル側の閾値レベルVth(H)となる。そのコン
パレータ39から出力されるゲート信号TR1をフリッ
プフロップ回路35のデータ入力端子Dに供給し、並行
してそのゲート信号TR1をインバータ回路41を介し
てそのフリップフロップ回路35の負論理のプリセット
端子PRに供給する。
【0026】そのフリップフロップ回路35の負論理の
クリア端子CLを、本例ではハイレベル“1”に対応す
る電源端子32に接続し、フリップフロップ回路35の
正論理の出力端子Qより出力される信号TE3をアンド
回路42の一方の入力端子に供給する。
【0027】43はコンパレータを示し、このコンパレ
ータ43の反転入力端子にトラバース信号TRが供給さ
れている入力端子26を接続し、電源端子32を抵抗器
44及び可変抵抗器45を介して接地し、この可変抵抗
器45の可動接点を抵抗器46を介してコンパレータ4
3の非反転入力端子に接続し、この非反転入力端子を抵
抗値の大きな抵抗器47を介して接地する。その可変抵
抗器45の可動接点に生ずる電圧がトラバース信号TR
の低レベル側の閾値レベルVth(L)となる。この場
合、Vth(H)>Vth(L)が成立するようにして
おく。そして、コンパレータ43から出力されるゲート
信号TR2をナンド回路48の一方の入力端子に供給
し、このナンド回路48の他方の入力端子にエクスクル
ーシブオア回路30の出力信号TE2を供給する。
【0028】49はマイクロコンピュータ等より構成さ
れるシステムコントローラを示し、このシステムコント
ローラ49の入力端子INにそのナンド回路48から出
力される信号TR3を供給し、図示省略するもこのシス
テムコントローラ49にはクロック信号及び図5のジャ
ンプトラバース信号JTRをも供給する。システムコン
トローラ49は、トラックジャンプ時に“0”となるト
ラッキングループオフ信号TLOを生成してアンド回路
42の他方の入力端子に供給する。更に、システムコン
トローラ49は、入力信号TR3の立ち下がりでリセッ
トされる加速パルス及びその立ち下がりでセットされる
減速パルスよりなるトラックジャンプ駆動パルスTJD
を生成して出力端子50に供給する。このトラックジャ
ンプ駆動パルスTJDが図5のサーボ回路18に供給さ
れる。また、アンド回路42の出力信号がトラッキング
イネーブル信号TENAとなり、このトラッキングイネ
ーブル信号TENAが出力端子51を介して図5のサー
ボ回路18に供給される。
【0029】図2を参照して図1のトラックジャンプ回
路の動作につき説明するに、本例ではシングルトラック
ジャンプ時の動作を扱う。シングルトラックジャンプ時
には図4Aのサイドスポット11A,11Bがそれぞれ
隣のグルーブ13上に移動するが、この移動に要する時
間を図2Aの時間軸t上のシングルトラックジャンプ区
間T1とする。ジャンプ速度が略一定の場合には、その
時間軸tはディスクの半径方向の位置Rで置き換えるこ
とができる。図1のシステムコントローラ49はトラッ
キングループオフ信号TLOの値を、図2Fに示すよう
に、区間T1で“0”となりその区間T1の前後の区間
T2及びT3で“1”となるように設定する。トラッキ
ングイネーブル信号TENAはその信号TLOと信号T
E3との論理積であるため、区間T1ではトラッキング
サーボは常時オフに設定され、この区間R1の前後の区
間R2及びR3ではトラッキングサーボはオンになりう
る。
【0030】そして、システムコントローラ49は、区
間T1の最初に図2Eに示すように、トラックジャンプ
駆動パルスTJDを正のレベルにして図5のサーボ回路
18に加速パルスを供給する。区間T1ではトラッキン
グサーボは常時オフであるため、光ピックアップ又は光
ピックアップ中の対物レンズ等はディスクの半径方向に
加速される。
【0031】図1の入力端子25に供給されている正規
化されたトラッキングエラー信号TE1は、図2Aの区
間T1の両端のサイドスポットがグルーブ上にかかって
いる部分(オントラック部)では略々正弦波(S字波
形)となり、その区間T1の中央部のオフトラック部で
は値が略々0となる特殊な信号となっている。また、図
1の入力端子26に供給されているトラバース信号TR
(即ち、上述の式2で求められる信号TR)は、図2B
に示すように、トラッキングサーボがオンとなり得る区
間T2,T3ではしきい値レベルVth(H)よりもわ
ずかに大きく、シングルトラックジャンプ区間T1のオ
ントラック部では先端の値がしきい値レベルVth
(L)よりもわずかに小さい谷型となり、その区間T1
の中央部のオフトラック部ではそのしきい値レベルVt
h(L)よりもわずかに値が大きい一定レベルとなって
いる。これらしきい値レベルVth(H)及びVth
(L)はそれぞれ図1の可変抵抗器37及び可変抵抗器
45により調整することができる。
【0032】図1のコンパレータ29からはエラー信号
TE1を0レベルで2値化したデジタル信号が得られ、
抵抗器33及びコンデンサ34によりそのデジタル信号
は遅延してエクスクルーシブオア回路30の他方の入力
端子に供給される。従って、そのエクスクルーシブオア
回路30から出力される信号TE2は、図2(C)に示
すように、そのエラー信号TE1のゼロクロス点でハイ
レベル“1”となるパルス列となる。そこで、その信号
TE2を「トラッキングエラーゼロクロスパルス」と呼
ぶ。一方、図1のコンパレータ43から出力されるゲー
ト信号TR2は、図2Dに示すように、トラバース信号
TRがしきい値レベルVth(L)よりも小さい区間で
ハイレベル“1”となりそれ以外の区間ではローレベル
“0”となる信号である。
【0033】ナンド回路48から出力される信号TR3
は、そのゲート信号TR2とトラッキングエラーゼロク
ロスパルスTE2との論理積を反転した信号となる。従
って、図2CのゼロクロスパルスTE2の内のパルス5
2及び53だけが抽出され反転されてシステムコントロ
ーラ49の入力端子INに供給される。そこで、このシ
ステムコントローラ49は、最初のパルス52の立ち上
がりに同期して、図2Eに示すようにトラックジャンプ
駆動パルスTJDを0に戻す。これによりディスクの半
径方向への加速がなくなり、半径方向への移動速度が一
定になる。そして、次のパルス53の立ち上がりに同期
してシステムコントローラ49は図2Eに示すように、
トラックジャンプ駆動パルスTJDを負のレベルに設定
することにより図5のサーボ回路18に減速パルスを供
給する。これによりディスクの半径方向への移動速度が
減速される。
【0034】その後、区間T1の終わりに近づいて、例
えばトラバース信号TRが予め設定されたレベル(例え
ばVth(H))よりも高くなること等からトラッキン
グサーボの引き込み可能範囲に入ったことが分かるの
で、システムコントローラ49は図2Eに示すように、
そのトラックジャンプ駆動パルスTJDを0に戻して減
速を終了する。この減速の終了時にはレーザビームのス
ポットとディスクのトラックとの半径方向の相対速度は
0に近づいている。同時にシステムコントローラ49が
トラッキングループオフ信号TLOを“1”に設定する
ことにより、トラッキングイネーブル信号TENAがハ
イレベル“1”となりトラッキングサーボがオンに設定
される。これにより図4Aのサイドスポット11A及び
11Bは隣りのグルーブ上に引き込まれ、トラックジャ
ンプが終了する。
【0035】上述のように本例によれば、トラバース信
号TRがしきい値レベルVth(L)よりも小さい区間
におけるトラッキングエラー信号TE1のゼロクロスパ
ルスTE2を抽出し、この抽出したパルスに同期してそ
れぞれ加速パルスのオフ及び減速パルスのオンを行うよ
うにしているので、加速パルスと減速パルスとの切り換
えを正確に行うことができ、ひいてはトラックジャンプ
を高速に行うことができる。また、トラックジャンプ区
間ではトラッキングサーボがオフにされているので、ト
ラッキングサーボによる誤った位置での引込みが防止さ
れる利点がある。
【0036】なお、図1のトラックジャンプ回路は他の
回路構成でも代用できることは明かである。また、上述
実施例では加速パルスと減速パルスとを切り換えるのに
トラバース信号TRを利用しているが、その代わりに例
えば図4Bのサイドスポット像11C及び11D用の受
光素子の出力信号の和信号SSを用いてもよい。この和
信号SSは、光電変換信号E,F,G,Hを用いて次の
式3で表すことができる。 SS=E+F+G+H ・・・(3)
【0037】その和信号SSは、オントラック部でそれ
ぞれ谷型に値が減少するものであるため、その和信号S
Sを所定のしきい値レベルで2値化することにより、ゲ
ート信号TR2と同様のゲート信号を生成することがで
きる。
【0038】また、上述実施例は光磁気ディスク記録再
生装置にこの発明を適用したものであるが、この発明
は、通常の光ディスク再生装置又は追記型の光ディスク
記録再生装置等にも同様に適用できる。
【0039】
【発明の効果】この発明によれば、参照信号の変化量が
所定量を超えている区間で且つトラッキングエラー信号
が所定レベルを横切る位置で加速パルス又は減速パルス
をオン又はオフするようにしているので、トラックジャ
ンプ用の加速パルス及び減速パルスの切り換えのタイミ
ングを誤りなく設定できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光ディスク再生装置の一実施例
のトラックジャンプ回路を示す構成図である。
【図2】図1のトラックジャンプ回路のタイミングチャ
ートである。
【図3】一実施例の光学系の構成を示す配置図である。
【図4】一実施例のディスク上のレーザビームのスポッ
トの配置を示す平面図及び一実施例の受光素子上のレー
ザビームのスポットの像の配置を示す線図である。
【図5】一実施例のサーボ回路全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来のトラッキングエラー信号TEを示す波形
図である。
【符号の説明】
2I,3I,4I,5I メインスポット 10 ディスク 11A,11B サイドスポット 13 グルーブ 18 サーボ回路 21 トラックジャンプ回路 24 光学ピックアップ TE トラッキングエラー信号 TE1 正規化されたトラッキングエラー信号 TR トラバース信号 TENA トラッキングイネーブル信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内溝の間に複数チャンネルのトラック
    が形成された光ディスクの半径方向にトラッキングサー
    ボ機構により位置決めされる光学系を用いて、上記複数
    チャンネルのトラックの信号を再生する再生装置におい
    て、 上記案内溝上のそれぞれ異なる点に形成されるべき複数
    のサイドスポットの像を光電変換する補助受光素子と、 上記複数チャンネルのトラック上にそれぞれ形成される
    べきメインスポットの像を光電変換する主受光素子と、 上記補助受光素子の出力信号及び上記主受光素子の内の
    所定の受光素子の出力信号を演算して、上記サイドスポ
    ットが上記案内溝を横切るときに略々正弦波状に変化す
    るトラッキングエラー信号を生成する第1の演算回路
    と、 上記補助受光素子の出力信号及び上記主受光素子の内の
    所定の受光素子の出力信号を演算して、上記サイドスポ
    ットが上記案内溝を横切るときに値が大きく変化する参
    照信号を生成する第2の演算回路と、 上記サイドスポット及びメインスポットを上記案内溝を
    横切ってジャンプさせる際の加速パルス及び減速パルス
    を生成するトラックジャンプ回路とを設け、該トラック
    ジャンプ回路は、上記参照信号の変化量が所定量を超え
    ている区間で且つ上記トラッキングエラー信号が所定レ
    ベルを横切る位置で上記加速パルス又は減速パルスをオ
    ン又はオフするものであることを特徴とする光ディスク
    再生装置。
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