JPH0555848U - コンバインの脱穀クラッチ操作構造 - Google Patents

コンバインの脱穀クラッチ操作構造

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JPH0555848U
JPH0555848U JP118992U JP118992U JPH0555848U JP H0555848 U JPH0555848 U JP H0555848U JP 118992 U JP118992 U JP 118992U JP 118992 U JP118992 U JP 118992U JP H0555848 U JPH0555848 U JP H0555848U
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tension pulley
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雅也 水本
修 木目
哲一 小田原
信三 柏野
龍一 南
章一 仲谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過大な起動トルクによってベベルギヤが欠け
るとか、それを防止するために過剰な安全率を設定する
等の不都合を誘発する脱穀クラッチでのクラッチショッ
クを解消させる。 【構成】 ベルトテンション式の脱穀クラッチを、操作
レバー20の切り操作に伴ってテンションプーリ11を
ベルト弛緩側に強制操作するクラッチ切り状態と、操作
レバー20の入り操作に伴ってテンションバネ16を変
形させてその付勢力をテンションプーリ11に付与する
クラッチ入り状態とを現出する融通操作機構Aを備える
とともに、テンションアーム13に、テンションプーリ
11のクラッチ入り側への移動方向に抵抗を付与するダ
ンパ21を連結させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンバインの脱穀クラッチにおける急激なクラッチ入りによるクラ ッチショックを防止させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバインの脱穀クラッチは、実開昭63−177137号公報で示さ れたもののようにベルトテンション式に構成され、その脱穀クラッチの入切り操 作は、該公報には示されていないが、脱穀クラッチの操作レバーとテンションプ ーリとを、テンションプーリをベルト押圧側に付勢するテンションバネを介して 連動させ、操作レバーの切り操作に伴ってテンションプーリをベルト弛緩側に操 作するクラッチ切り状態と、操作レバーの入り操作に伴ってテンションバネを変 形させてその付勢力をテンションプーリに付与するクラッチ入り状態とを夫々現 出させるものであった(図1の構造参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記構成の脱穀クラッチの操作構造では、操作レバーをクラッチ入り側に操作 するとテンションバネの付勢力がテンションプーリに作用してベルトを緊張させ るのであるが、慌てる等して急速に操作レバーを入り操作すると脱穀クラッチが 急激にクラッチ入りとなってクラッチショックが生じるようになる。 クラッチショックは他のクラッチでもあり得る現象であるが、コンバインの大 型な扱胴による大なる負荷が作用する脱穀クラッチでは過大な起動トルクが生じ てその動力伝達経路上にあるベベルギヤが損傷するおそれがあるとか、或いはそ のおそれを防止するために必要以上の安全率を持った設計が必要になる等の不都 合があった。特に、扱胴のより大きい全稈投入型コンバインでは顕著である。 本考案は、操作レバーが急速に入り操作されてもテンションプーリのベルト緊 張側への移動が緩速になるようにし、上記クラッチショックを解消させることを 目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的の達成のために本考案は、操作具とベルトテンション式の脱穀クラッ チとを、テンションプーリをベルト押圧側に付勢するテンションバネを介して連 動させ、操作具の切り操作に伴ってテンションプーリをベルト弛緩側に操作する クラッチ切り状態と、操作具の入り操作に伴ってテンションバネを変形させてそ の付勢力をテンションプーリに付与するクラッチ入り状態とを現出する融通操作 機構を備えるとともに、この融通操作機構におけるテンションバネに対するクラ ッチ操作力の伝達経路下手側部位に、テンションプーリのクラッチ入り側への移 動方向に抵抗を付与するダンパを装備してあることを特徴とする。
【0005】 また、操作具とベルトテンション式の脱穀クラッチとを、テンションプーリを ベルト押圧側に付勢するテンションバネを介して連動させ、操作具によるクラッ チ切り操作力は伝達し、かつ、クラッチ入り状態においてはテンションバネの付 勢力が操作具に作用することを阻止する融通伝達部を設けることにより、操作具 の切り操作に伴ってテンションプーリをテンションバネの付勢力に抗してベルト 弛緩側に強制操作するクラッチ切り状態と、操作具の入り操作に伴ってテンショ ンバネの作動を許容するクラッチ入り状態とを現出する融通操作機構を備えると ともに、この融通操作機構における融通伝達部に対するクラッチ操作力の伝達経 路下手側部位に、テンションプーリのクラッチ入り側への移動方向に抵抗を付与 するダンパを装備するものでも良い。
【0006】
【作用】
つまり、ダンパの抵抗によってテンションプーリのクラッチ入り側への移動速 度を規制する手段であり、これによって操作具を急速に入り操作しても脱穀クラ ッチはゆっくり接続されるようになり、クラッチショックを軽減させることがで きてベベルギヤの損傷等の不都合を解消することができるようになる。 そして、請求項1の構成ではテンションバネに対するクラッチ操作力の伝達経 路下手側部位に、請求項2の構成では融通伝達部に対するクラッチ操作力の伝達 経路下手側部位に、つまり、ダンパの抵抗が操作具には作用しない状態で設けて あるので、操作具は従来通り軽く操作することができる。これは、例えば操作レ バー自体にダンパを作用させてクラッチの入り速度を規制させる手段に比べ、操 作具のクラッチ入り操作力が重くならない点で有利である。
【0007】
【考案の効果】
従って、請求項1又は2記載のいずれの脱穀クラッチ操作構造においても、操 作具に干渉しないようにしながらテンションプーリに対するダンパを設ける工夫 により、軽く、迅速なクラッチ操作を可能としながら、操作具の入り操作の如何 に拘らずに脱穀クラッチを円滑に入り作動でき、ギヤが欠けるとか過剰な安全率 の設定等の不都合が解消されるものを提供するに至った。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を全稈投入型コンバインの場合について図面に基づい て説明する。 図3に全稈投入型コンバインが示され、1は刈取り部、2は扱胴3等から成る 脱穀部、4は選別部、5はクローラ走行装置、6は操縦部である。 図1において、7はエンジン動力が入力されるカウンター軸であり、このカウ ンター軸7と扱胴3に連動されるベベルギヤ機構8の入力軸9とに亘ってベルト 10が巻回されるとともに、このベルト10をテンションンプーリ11で緊緩す ることによるベルトテンション式の脱穀クラッチ12が構成されている。次にそ の脱穀クラッチ12の操作構造を説明する。
【0009】 図1、図2に示すようにテンションプーリ11を支承するテンションアーム1 3を支点P回りで天秤揺動自在に構成し、このテンションアーム13を操縦部6 に備えた操作レバー20と連動させて脱穀クラッチ12を入切り操作するための 融通操作機構Aを備えている。すなわち、テンションアーム13のアーム先端側 部分に連結される第1ロッド14、第1L字クランク15、圧縮型のテンション バネ16、押引きロッド17、第2L字クランク18、第2ロッド19から融通 操作機構Aを構成する。図中、押引きロッド17はテンションバネ16の右側に 、かつ、第1L字クランク15はテンションバネ16の左側に夫々枢支可能に連 係接当され、押引きロッド17は第1L字クランク15の下端部分を貫通してい る。 また、テンションアーム13のアーム先端には、テンションプーリ11のベル ト緊張側への移動方向に抵抗を付与するダンパ21が作用するように設けてある 。ダンパ21は片効き型でも両効き型でも良い。 クラッチ操作の作用を説明すると、操作レバー20を入り側に操作すると押引 きロッド17がテンションバネ16を圧縮し(図1の状態)、その反力でテンシ ョンアーム13が時計まわり方向に回動付勢されてベルト10を緊張させてのク ラッチ入りとなる(図2の状態)。このとき、ダンパ21の作用によってテンシ ョンアーム13には抵抗が作用し、緩速で揺動移動する。従って、操作レバー2 0を瞬間的に入り操作してもダンパ21のエネルギー消散作用により、テンショ ンアーム13は緩速で揺動移動し、クラッチの入り挙動がショックの少ない穏や かなものになるのである。
【0010】 ところで、クラッチの切り操作時にはテンションプーリ11を十分にベルト弛 緩側に移動させることが必要であるが、ダンパ21のストローク誤差等によって 確実な切り位置までテンションプーリ11を移動できないことが考えられるため 、図4に示すように、テンションアーム13のダンパ21の可動ロッド21a連 結用孔を長孔として融通を持たせ、クラッチ切り操作時にテンションアーム13 が十分に移動できるようにしておけば好都合である。
【0011】 〔別実施例〕 図5に示すように、クラッチを入り付勢する引っ張りバネ16をテンションア ーム13に直接作用させるとともに、このテンションアーム13にワイヤ(融通 伝達部に相当)22を介して操作レバー20を連動連結した融通操作機構Aにお いて、ダンパ21をテンションアーム13に直接作用するようにしたクラッチ操 作構造でも良い。 この手段では、クラッチ入り操作に伴うワイヤ22の弛みによって引っ張りバ ネ16による自由なベルト緊張作動を許容してのクラッチ入り状態と、操作レバ ー20の切り操作によってワイヤ22を緊張し、引っ張りバネ16の付勢力に抗 してのテンションアーム13の強制移動によってクラッチ切り状態とが現出され る。 この場合、操作レバー20を切り位置から解除するだけで、引っ張りバネ16 の付勢力によって操作レバー諸共に急激にクラッチ入りされることがあるので、 ダンパ21がクラッチショック解消に有効となる。
【0012】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記す が、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀クラッチの操作構造を示す操作系統図
【図2】クラッチ入り状態での融通操作機構を示す系統
【図3】コンバインの側面図
【図4】脱穀クラッチの別構造を示す要部の操作系統図
【図5】脱穀クラッチ操作構造の別実施例を示す操作系
統図
【符号の説明】
11 テンションプーリ 12 脱穀クラッチ 16 テンションバネ 20 操作具 21 ダンパ A 融通操作機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 柏野 信三 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)考案者 南 龍一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)考案者 仲谷 章一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作具(20)とベルトテンション式の
    脱穀クラッチ(12)とを、テンションプーリ(11)
    をベルト押圧側に付勢するテンションバネ(16)を介
    して連動させ、前記操作具(20)の切り操作に伴って
    前記テンションプーリ(11)をベルト弛緩側に操作す
    るクラッチ切り状態と、前記操作具(20)の入り操作
    に伴って前記テンションバネ(16)を変形させてその
    付勢力を前記テンションプーリ(11)に付与するクラ
    ッチ入り状態とを現出する融通操作機構(A)を備える
    とともに、この融通操作機構(A)における前記テンシ
    ョンバネ(16)に対するクラッチ操作力の伝達経路下
    手側部位に、前記テンションプーリ(11)のクラッチ
    入り側への移動方向に抵抗を付与するダンパ(21)を
    装備してあるコンバインの脱穀クラッチ操作構造。
  2. 【請求項2】 操作具(20)とベルトテンション式の
    脱穀クラッチ(12)とを、テンションプーリ(11)
    をベルト押圧側に付勢するテンションバネ(16)を介
    して連動させ、前記操作具(20)によるクラッチ切り
    操作力は伝達し、かつ、クラッチ入り状態においては前
    記テンションバネ(16)の付勢力が前記操作具(2
    0)に作用することを阻止する融通伝達部(22)を設
    けることにより、前記操作具(20)の切り操作に伴っ
    て前記テンションプーリ(11)を前記テンションバネ
    (16)の付勢力に抗してベルト弛緩側に強制操作する
    クラッチ切り状態と、前記操作具(20)の入り操作に
    伴って前記テンションバネ(16)の作動を許容するク
    ラッチ入り状態とを現出する融通操作機構(A)を備え
    るとともに、この融通操作機構(A)における前記融通
    伝達部(22)に対するクラッチ操作力の伝達経路下手
    側部位に、前記テンションプーリ(11)のクラッチ入
    り側への移動方向に抵抗を付与するダンパ(21)を装
    備してあるコンバインの脱穀クラッチ操作構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018147A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Takakita Co Ltd ホールクロップ収穫機

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