JPH0556482U - バインダロック機構 - Google Patents

バインダロック機構

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JPH0556482U
JPH0556482U JP2882091U JP2882091U JPH0556482U JP H0556482 U JPH0556482 U JP H0556482U JP 2882091 U JP2882091 U JP 2882091U JP 2882091 U JP2882091 U JP 2882091U JP H0556482 U JPH0556482 U JP H0556482U
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井澤清
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バインダにおける作動板に立設される綴環が
運搬途中等における衝撃力を受けても開放抑止が成され
るようにし、延いては前記綴環により結束収納されてる
各種書類が、不用意に前記綴環から抜脱されないように
するとともに前記開放抑止操作の操作性向上を図る。 【構成】 本体枠表面11bに長孔21を穿孔するとと
もに、該長孔21鉛直下方における作動板13の係合縁
13a部には長孔23を穿孔し、該位置において、前記
本体枠表面11bに当接可能なように鉛直上方に湾曲さ
れた胴体部37と、前記本体枠両側部11a,11aを
抱持可能なように前記胴体部37両端を内方向に撓めて
成る咬持部33a,33a及び水平方向に突設された摘
持部33b,33bより構成される咬持片33,33
と、前記胴体部37から鉛直下方に突設される抑止杆3
1と、から構成される摺動部体30を装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種書類等を結束、収納するためのバインダに関し、さらに詳細に は、バインダ本体枠内に係合縁を係合せしめて介装されるとともに、前記本体枠 に当接される側の側面を支点として駆動する一対の作動板を、抑止杆により押止 することにより、前記作動板に立設される綴環が運搬途中等における衝撃力を受 けても開放抑止が成されるようにし、延いては前記綴環により結束収納されてい る各種書類が、不用意に前記綴環から抜脱されないようにするとともに前記開放 抑止操作を容易に成し得るようにしたバインダロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種書類を、開閉する綴環内に結束収納できるように構成したバインダにおい て、前記綴環の開放抑止を行うように構成したバインダは、従来より各種機能、 機構を有したものが知られている。
【0003】 例えば、実公昭53−32668号公報にみられるように、金属板を成形して 成る中空の本体枠内に一対の作動板を、夫々の側縁に交互に舌片を設け、係合せ しめて該係合縁が本体枠の弾性変形に応じて駆動自在になるように介装し、本体 枠両端部には係合部をこじ上げられるようにした操作レバーを設け、作動板には 係合縁上に重なる開孔を穿孔し、本体枠表面には長孔を設けるとともに、該長孔 には前記開孔へ挿通せしめる抑止杆と、長孔の孔縁を滑動自在に挟持した突起片 と挟持片を一体に設けてなるラッチを嵌装した構成のものが既に知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように構成されたバインダにおいては、以下に記す ような様々な問題点を有していた。
【0005】 則ち、抑止杆により作動板の駆動抑止を行い、延いては該作動板に立設される 綴環の開放抑止を行うように構成した上記従来のバインダにおいては、本体枠に 穿孔された長孔より突出する前記突起片の滑動によってのみ、作動板の上下動抑 止、延いては綴環の開放抑止が成されるように構成されているため、非常に使い 勝手が悪いという問題点を有していた。
【0006】 特に、前記突起片を摘持しラッチを滑動させるに際して、作動板より立設され る綴環が突起片摘持の弊害になるとともに、各種書類が多数結束収納されている 場合に略中央より書類を開くと、該書類の厚みにより突起片摘持が一層困難にな るばかりか、突起片摘持が不可能となる場合があるという問題点を有していた。
【0007】 また、前記従来のバインダは、本体枠に穿孔された長孔箇所においてラッチが 滑動自在に支持されるようにするため、前記突起片及び挟持片とにより本体枠表 面、則ち、長孔箇所を挟持するように構成している。
【0008】 このため、開孔に挿通せしめる抑止杆と、長孔の孔縁を滑動自在に挟持した前 記突起片及び挟持片と、が一体成形されて成る前記ラッチを、本体枠をかしめる 前段で前記長孔に装着しておかなければならないこととなり、作業性が著しく低 下するという問題点を有していた。
【0009】 また、前記の如く、ラッチを本体枠かしめの前段で長孔に装着しておかなけれ ばならない等の作業及び工程変更が要求されることとなるため、該変更において 多大なる時間と出費を要することとなるという問題点を有していた。
【0010】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、バインダ本体枠内に係合縁を 係合せしめて介装されるとともに、前記本体枠に当接される側の側面を支点とし て上下動する一対の作動板を、抑止杆により押止することにより、前記作動板に 立設される綴環が運搬途中等における衝撃力を受けても開放抑止が成されるよう にし、延いては前記綴環により結束収納されている各種書類が、不用意に前記綴 環から抜脱されないようにするとともに、前記開放抑止操作を容易に成し得るよ うにしたバインダロック機構を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、長手方向に延在する本体枠と、前記本体 枠内に介装されるとともに複数の綴環を立設した一対の作動板と、を有するバイ ンダにおいて、前記本体枠、及び作動板にそれぞれ長孔を穿孔し、更に前記長孔 に挿通される抑止杆と前記本体枠両側部を抱持する咬持片とを有する摺動部体を 、本体枠に摺動自在に取付けたことを特徴とするバインダロック機構を提供する ことにより上記目的を達成するものである。
【0012】 また、本考案は、本体枠内に介装される一対の作動板に長孔を穿孔し、更に前 記長孔に挿通される抑止杆と前記本体枠両側部を抱持する咬持片とを有する摺動 部体を、作動板に立設される綴環逆側の本体底部に摺動自在に取付けたことを特 徴とするバインダロック機構を提供することにより上記目的を達成するものであ る。
【0013】
【作用】
本考案におけるバインダロック機構は、本体枠に摺動自在に装着される摺動部 体を、本体枠長手方向に対して前後に摺動させることにより、前記摺動部体より 突設されるとともに、前記本体枠表面に穿孔された長孔に挿通された抑止杆が本 体枠と作動板とにより形成された空隙を前後動するように働く。
【0014】 前記抑止杆が作動板に穿孔された長孔上に位置する場合には、該抑止杆による 作動板押止が成されないため、一対の作動板は自在に駆動するように働き、延い ては該作動板に立設されている綴環の開閉が自在に成されるように働く。
【0015】 前記抑止杆が本体枠と作動板とにより挟装される位置、則ち、作動板に穿孔さ れた長孔上に位置しない場合は、該作動板が前記抑止杆により鉛直下方に押止さ れるようになるため、一対の作動板の駆動抑止が成されるように働き、延いては 該作動板に立設されている綴環の開放抑止が成されるように働く。
【0016】 前記摺動部体は、両端に設けられた咬持片で本体枠両側縁を抱持することによ り本体枠に装着されるように構成されるとともに、適度の弾性力を有する部材に より構成されるため、本体枠への着脱が自在に成されるように働く。
【0017】 なお、前記摺動部体の摺動は、前記咬持片、または該咬持片を連結する胴体部 の摘持をもって成されるため、収納された各種書類を開した場合の該書類位置に 応じて適宜、最良の摘持箇所を選択することができるようになる。
【0018】
【実施例】
以下本考案における請求項1に係わるバインダロック機構の実施例を図面に基 いて詳細に説明する。
【0019】 図1は本考案の請求項1に係わるバインダロック機構の実施例を示す組立分解 図、図2は同実施例を示す平面図、図3は同実施例の要部を示す底面図、図4は 同実施例における摺動部体を示す正面図、図5は同実施例における摺動部体を示 す横断面図、図6は同実施例を示す斜視図、図7は同実施例における要部を示す 縦断面図、図8は同実施例における要部を示す横断面図、図9は同実施例の使用 状態を示す斜視図である。
【0020】 本考案に係わるバインダロック機構は、図1乃至図2に示されるように長手方 向に延在する本体枠11と、前記本体枠11内に介装されるとともに複数の綴環 15を立設した一対の作動板13,13と、前記本体枠11長手方向両端に設け られた作動板13,13駆動を行う操作レバー17,17と、により構成される バインダ10の前記本体枠11に長孔21を、また作動板13,13に長孔23 をそれぞれ穿孔し、更に前記長孔21に挿通される抑止杆31と前記本体枠両側 部11a,11aを抱持する咬持片33,33とを有する摺動部体30を、本体 枠11に摺動自在に装着することにより構成される。
【0021】 前記長孔21は、本体枠表面11b頂部中央に前記抑止杆31を挿通可能な幅 及び長さを有して穿孔されている。
【0022】 前記長孔23は、図3に示すように長孔21鉛直下方における作動板13,1 3の係合縁13a部に穿孔され、前記抑止杆31が挿通可能な幅を有し、且つ前 記抑止杆31が前後動した場合に該抑止杆31が長孔23上に位置したり、破線 で示すように作動板13,13上に位置したりすることが可能な長さを有する。
【0023】 前記摺動部体30は、図4乃至図5に示すように前記本体枠表面11bに当接 可能なように鉛直上方に湾曲された胴体部37と、前記本体枠両側部11a,1 1aを抱持可能なように前記胴体部37両端を内方向に撓めて成る咬持部33a ,33a及び水平方向に突設された摘持部33b,33bより構成される咬持片 33,33と、前記胴体部37から鉛直下方に突設される抑止杆31と、前記胴 体部37中央から鉛直上方に突設される突起片35と、から構成される。
【0024】 前記摺動部体30は、本体枠11に対して着脱自在となるように熱可塑性合成 樹脂等の弾力性を有する部材により構成される。
【0025】 前記抑止杆31は、首部31aと先端がテーパ状を成した水平部31bとで構 成されることにより逆L字形状を有し、該首部31a及び水平部31bにより形 成される溝部38が本体枠表面11bを挟装するように構成される。
【0026】 前記のように構成される摺動部体30を本体枠11の長孔21部に装着させる と図6に示す如くものとなる。
【0027】 次に、請求項1に係わるバインダロック機構の使用方法、及び使用状況につい て説明する。
【0028】 先ず、綴環15を開放して書類等を該綴環に結束する場合には、図7に示すよ うに、摺動部体30を本体枠11長手方向に摺動させ、抑止杆31が長孔23上 に位置するようにする。
【0029】 前記状態において、操作レバー17を倒伏させると、図8に示すようにV字状 を成した作動板13,13が駆動され逆V字状を成すようになるとともに、長孔 23に抑止杆31が挿通されるようになり、延いては綴環15の開放が成され、 各種書類等の結束が可能となる。
【0030】 また、書類の結束収納が終了したら、前記摺動部体30を図7において破線で 示すように摺動させ、抑止杆31が本体枠11と作動板13,13とにより挟装 されるようにすると、該抑止杆31が作動板13の係合縁13a部を押止するよ うになるため、作動板13,13の駆動が抑止されるようになり、延いては、綴 環15の開放抑止が成されるようになる。
【0031】 前記摺動部体30を摺動させるに際し、書類Fが図2に示すように左方に存す る場合は、突起片35または右側の摘持部33bを摘持することにより、摺動を 行い、逆に書類Fが右方に存する場合は、突起片35または左側の摘持部33b を摘持することにより摺動を行う。
【0032】 更に、書類Fが図9に示すように両側に存するとともに、ある程度の厚みを有 している場合には、突起片35を摘持し難いため、該突起片35所要箇所に穿孔 されている小孔39にペンP先端を挿入することにより摺動部体30を摺動させ ることが可能である。
【0033】 次に、本考案における請求項2に係わるバインダロック機構の実施例を図面に 基いて詳細に説明する。
【0034】 請求項2に係わるバインダロック機構は、図10に示すように作動板13,1 3の係合縁13aのみに前記同様の長孔53を穿孔するとともに、前記突起片3 5を有しない以外は前記同様に構成される摺動部体60を、綴環15が存する逆 側の本体底部に装着することにより構成される。
【0035】 なお、本考案におけるバインダロック機構は上記構成のものに限定されるもの ではなく、以下に記すように構成してもよい。
【0036】 前記咬持片33は、本体枠両側部11a,11aを抱持可能なように胴体部3 7両端を内方向に撓めて成る咬持部33a,33a及び水平方向に突設された摘 持部33b,33bより構成されているが、前記摘持部33bを有しないように 構成するものでもよい。
【0037】 また、前記抑止杆31は、首部31aと先端がテーパ状を成した水平部31b とで構成されることにより逆L字形状を有し、該首部31a及び水平部31bに より形成される溝部38が本体枠表面11bを挟装するように構成されるが、首 部31aを鉛直方向に延在し、作動板13,13の係合縁13aを押止可能なよ うに構成するものでもよい。
【0038】 また、請求項1における実施例においては摺動部体30の胴体部37鉛直上方 に突起片35が突設されるように構成されており、特にこのように構成すること が好ましいが、本考案はこれに限定されるものではなく、該突起片35を突設す ることなく摺動部体30を構成するものでもよい。
【0039】
【考案の効果】
本考案に係わるバインダロック機構は上記のように構成されているので以下に 記載するような効果を有する。
【0040】 (1)請求項1におけるバインダロック機構は、本体枠表面に当接可能なよう に鉛直上方に湾曲された胴体部と、前記本体枠両側部を抱持可能なように前記胴 体部両端を内方向に撓めて成る咬持部及び水平方向に突設された摘持部より構成 される咬持片と、前記胴体部から鉛直下方に突設される抑止杆と、前記胴体部中 央から鉛直上方に突設される突起片と、から構成される摺動部体を、本体枠に装 着するように構成され、前記摺動部体の摺動は、前記咬持片、または突起片の摘 持をもって成されるため、収納された各種書類を開した場合の該書類位置に応じ て適宜、最良の摘持箇所を選択することができるという優れた効果を有する。
【0041】 (2)また、前記摺動部体は、咬持片により本体枠側部を抱持するように構成 されるとともに、熱可塑性合成樹脂等の弾力性を有した部材により構成されてい るため、本体枠に対して着脱自在であるという優れた効果を有する。
【0042】 (3)また、前記のように摺動部体は本体枠に対して着脱自在であるため、本 体枠、作動板、綴環、及び操作レバーにより構成されるバインダを完成させた後 、該摺動部体を装着可能であり、作業及び工程を著しく変更させる必要性がない という優れた効果を有する。
【0043】 (4)更に、請求項2におけるバインダロック機構は、本体枠表面に長孔を穿 孔せずに構成可能であるため、生産効率を向上できるとともに生産コストを低下 させることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1に係わるバインダロック機構
の実施例を示す組立分解図。
【図2】同実施例を示す平面図。
【図3】同実施例の要部を示す底面図。
【図4】同実施例における摺動部体を示す正面図。
【図5】同実施例における摺動部体を示す横断面図。
【図6】同実施例を示す斜視図。
【図7】同実施例における要部を示す縦断面図。
【図8】同実施例における要部を示す横断面図。
【図9】同実施例の使用状態を示す斜視図。
【図10】本考案の請求項2に係わるバインダロック機
構の実施例を示す要部断面図。
【符号の説明】
11 本体枠 11a 本体枠側部 11b 本体枠表面 13 作動板 13a 係合縁 15 綴環 17 操作レバー 21 長孔 23 長孔 30 摺動部体 31 抑止杆 31a 首部 31b 水平部 33 咬持片 33a 咬持部 33b 摘持部 35 突起片 37 胴体部 38 溝部 39 小孔 53 長孔 60 摺動部体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に延在する本体枠と、前記本体
    枠内に介装されるとともに複数の綴環を立設した一対の
    作動板と、を有するバインダにおいて、前記本体枠、及
    び作動板にそれぞれ長孔を穿孔し、更に前記長孔に挿通
    される抑止杆と前記本体枠両側部を抱持する咬持片とを
    有する摺動部体を、本体枠に摺動自在に取付けたことを
    特徴とするバインダロック機構。
  2. 【請求項2】 本体枠内に介装される一対の作動板に長
    孔を穿孔し、更に前記長孔に挿通される抑止杆と前記本
    体枠両側部を抱持する咬持片とを有する摺動部体を、作
    動板に立設される綴環逆側の本体底部に摺動自在に取付
    けたことを特徴とするバインダロック機構。
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