JPH0556911B2 - - Google Patents
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- JPH0556911B2 JPH0556911B2 JP1118360A JP11836089A JPH0556911B2 JP H0556911 B2 JPH0556911 B2 JP H0556911B2 JP 1118360 A JP1118360 A JP 1118360A JP 11836089 A JP11836089 A JP 11836089A JP H0556911 B2 JPH0556911 B2 JP H0556911B2
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- JP
- Japan
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- heat
- web
- bag
- generating
- thermo
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- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は発熱性保温袋に関し、さらに詳しくは
風合いの柔軟性に優れた発熱性保温袋に関する。
風合いの柔軟性に優れた発熱性保温袋に関する。
発熱製保温袋は、空気の存在下で発熱する組成
物、例えば鉄粉、無機塩、活性炭、水などからな
る発熱組成物を、例えば不織布と通気孔を有する
非通気性樹脂フイルムをラミネートした上被層
と、無孔の非通気性樹脂フイルムと不織布をラミ
ネートした下被層とからなる袋体内に収容したも
のであり、通常は前記下被層と上被層を重ね合わ
せ、その間に発熱組成物を置き、さらにその外周
を熱融着することにより製造される(特公昭57−
14814号公報)。この従来の発熱性保温袋(以下、
単に保温袋という)は、空気との接触を避けるた
め、さらに非通気性樹脂フイルムで作られる袋
(気密袋)等に密封保存され、使用時にこれから
取り出して空気と接触させることにより、発熱組
成物を空気と反応せしめ、発熱させる。この保温
袋は、上記気密袋または容器から取り出せば直ち
に発熱を開始するため、携帯カイロその他、発熱
剤として他方面の用途を有する。
物、例えば鉄粉、無機塩、活性炭、水などからな
る発熱組成物を、例えば不織布と通気孔を有する
非通気性樹脂フイルムをラミネートした上被層
と、無孔の非通気性樹脂フイルムと不織布をラミ
ネートした下被層とからなる袋体内に収容したも
のであり、通常は前記下被層と上被層を重ね合わ
せ、その間に発熱組成物を置き、さらにその外周
を熱融着することにより製造される(特公昭57−
14814号公報)。この従来の発熱性保温袋(以下、
単に保温袋という)は、空気との接触を避けるた
め、さらに非通気性樹脂フイルムで作られる袋
(気密袋)等に密封保存され、使用時にこれから
取り出して空気と接触させることにより、発熱組
成物を空気と反応せしめ、発熱させる。この保温
袋は、上記気密袋または容器から取り出せば直ち
に発熱を開始するため、携帯カイロその他、発熱
剤として他方面の用途を有する。
しかしながら、前記従来保温袋においては、不
織布に樹脂フイルムを全面にラミネートした複合
構造物を用いるため、ラミネート強度が強すぎて
袋体の風合い、例えば人体と接触する際の柔軟性
が劣るという欠点があつた。
織布に樹脂フイルムを全面にラミネートした複合
構造物を用いるため、ラミネート強度が強すぎて
袋体の風合い、例えば人体と接触する際の柔軟性
が劣るという欠点があつた。
本発明の目的は、前記従来技術の欠点をなく
し、風合いおよび柔軟性に優れた発熱性保温袋を
提供することにある。
し、風合いおよび柔軟性に優れた発熱性保温袋を
提供することにある。
本発明の第1は、熱可塑性樹脂連続フイラメン
トからなるウエブと熱可塑性樹脂フイルムとをラ
ミネートして得られる通気性複層構造物を少なく
とも一面に有し、かつその内部に空気の存在下で
発熱する発熱組成物を収容した発熱性保温袋であ
つて、前記ウエブは、表裏が部分熱圧着により一
体化された多数の熱圧着部を均一に有しているこ
とを特徴とする発熱性保温袋に関する。
トからなるウエブと熱可塑性樹脂フイルムとをラ
ミネートして得られる通気性複層構造物を少なく
とも一面に有し、かつその内部に空気の存在下で
発熱する発熱組成物を収容した発熱性保温袋であ
つて、前記ウエブは、表裏が部分熱圧着により一
体化された多数の熱圧着部を均一に有しているこ
とを特徴とする発熱性保温袋に関する。
本発明の第2は、前記発熱性保温袋において、
さらに前記熱圧着部の間に生じる非熱圧着部の膨
らみが表裏で異なることを特徴とする発熱性保温
袋に関する。
さらに前記熱圧着部の間に生じる非熱圧着部の膨
らみが表裏で異なることを特徴とする発熱性保温
袋に関する。
本発明の第3は、熱可塑性樹脂の連続フイラメ
ントからなるウエブと熱可塑性樹脂フイルムとを
ラミネートして得られる通気性複層構造物を少な
くとも一面に有し、かつその内部に空気の存在下
で発熱する発熱組成物を収容した発熱性保温袋で
あつて、該発熱性保温袋の周囲が、厚さ方向に凹
凸模様を有することを特徴とする発熱性保温袋に
関する。
ントからなるウエブと熱可塑性樹脂フイルムとを
ラミネートして得られる通気性複層構造物を少な
くとも一面に有し、かつその内部に空気の存在下
で発熱する発熱組成物を収容した発熱性保温袋で
あつて、該発熱性保温袋の周囲が、厚さ方向に凹
凸模様を有することを特徴とする発熱性保温袋に
関する。
本発明に用いられる発熱組成物は、発熱性保温
袋の発熱源となるもので、酸素との反応によつて
反応する組成物である。該発熱組成物としては、
空気の存在下で発熱するものであれば特に限定さ
れず、例えば鉄粉などの金属粉に、NaCl、KCl、
MgCl2、CaCl2等金属塩化物、K2SO4、Na2SO4、
MgSO4等の金属硫酸塩または他の反応助剤とな
り得る化合物、水および水をよく吸収する保湿剤
(例えば活性炭、シリカゲル、木粉、リンター等)
ならびに必要に応じて添加剤などを混合した混合
物が用いられる。
袋の発熱源となるもので、酸素との反応によつて
反応する組成物である。該発熱組成物としては、
空気の存在下で発熱するものであれば特に限定さ
れず、例えば鉄粉などの金属粉に、NaCl、KCl、
MgCl2、CaCl2等金属塩化物、K2SO4、Na2SO4、
MgSO4等の金属硫酸塩または他の反応助剤とな
り得る化合物、水および水をよく吸収する保湿剤
(例えば活性炭、シリカゲル、木粉、リンター等)
ならびに必要に応じて添加剤などを混合した混合
物が用いられる。
本発明に用いられる熱可塑性樹脂の連続フイラ
メントからなるウエブは、例えば、ナイロン6、
ナイロン66等のポリアミド系、ポリエチレンテ
レフタレート等のポリエステル系、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフイン系などの
熱可塑性合成高分子物質を多数の紡糸ノズルから
溶融紡糸することによつて形成された多数の連続
フイラメントをエアジエツト等によつて牽引作用
を受けさせたのち、移動する補集装置上にウエブ
を形成させて得られる。上記連続フイラメントを
用いたことによる利点は、短繊維によるものに比
べ強力であり、かつ紡糸直後のウエブ化により油
剤等を付着させる必要がなく、後の加工性が優れ
る点である。
メントからなるウエブは、例えば、ナイロン6、
ナイロン66等のポリアミド系、ポリエチレンテ
レフタレート等のポリエステル系、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフイン系などの
熱可塑性合成高分子物質を多数の紡糸ノズルから
溶融紡糸することによつて形成された多数の連続
フイラメントをエアジエツト等によつて牽引作用
を受けさせたのち、移動する補集装置上にウエブ
を形成させて得られる。上記連続フイラメントを
用いたことによる利点は、短繊維によるものに比
べ強力であり、かつ紡糸直後のウエブ化により油
剤等を付着させる必要がなく、後の加工性が優れ
る点である。
前記連続フイラメントの単糸デニールは、得ら
れるウエブの通気性および微粉末の漏れ防止の点
から0.5〜10デニール(顕微鏡方式による値)の
範囲が好ましい。またウエブの通気性は、30〜10
c.c./cm2・secの範囲(フラジール法通気性試験で
測定した値)であることが好ましい。
れるウエブの通気性および微粉末の漏れ防止の点
から0.5〜10デニール(顕微鏡方式による値)の
範囲が好ましい。またウエブの通気性は、30〜10
c.c./cm2・secの範囲(フラジール法通気性試験で
測定した値)であることが好ましい。
前記ウエブは、その表裏が部分熱圧着により一
体化された多数の熱圧着部を均一に有する。該ウ
エブの部分熱圧着は、例えば、ウエブを形成する
連続フイラメントの融点より低い温度に加熱され
た、凹凸表面を有するスチールロール(エンボス
ロール)と平滑面を有するスチールロール、また
は共に凹凸面を有する2つのスチールロール間の
間を通過させ、加圧することによつて行われる。
この場合、ウエブのうち凹凸表面ロールの凸部に
接する部分は、熱と圧力の作用によりフイラメン
ト間が熱圧着される。一方、凹凸表面ロールの凹
部に接する部分は、融点以下しか加熱されておら
ず、しかも圧力がかかつていないため、実質的に
フイラメント間は熱圧着されず、フイラメントが
自由に屈曲できる構造を有する。すなわち、熱圧
着部が機械的物性の向上に寄与し、非熱圧着部の
風合いの柔軟性、引裂強度の向上、通気性の付与
に寄与する。熱圧着部の面積は、柔軟性の点から
全面積に体して3〜50%であることが好ましい。
また該熱圧着部は非連続パターンでも連続パター
ンでもよいが、柔軟性の点からは非連続パターン
であることが好ましい。
体化された多数の熱圧着部を均一に有する。該ウ
エブの部分熱圧着は、例えば、ウエブを形成する
連続フイラメントの融点より低い温度に加熱され
た、凹凸表面を有するスチールロール(エンボス
ロール)と平滑面を有するスチールロール、また
は共に凹凸面を有する2つのスチールロール間の
間を通過させ、加圧することによつて行われる。
この場合、ウエブのうち凹凸表面ロールの凸部に
接する部分は、熱と圧力の作用によりフイラメン
ト間が熱圧着される。一方、凹凸表面ロールの凹
部に接する部分は、融点以下しか加熱されておら
ず、しかも圧力がかかつていないため、実質的に
フイラメント間は熱圧着されず、フイラメントが
自由に屈曲できる構造を有する。すなわち、熱圧
着部が機械的物性の向上に寄与し、非熱圧着部の
風合いの柔軟性、引裂強度の向上、通気性の付与
に寄与する。熱圧着部の面積は、柔軟性の点から
全面積に体して3〜50%であることが好ましい。
また該熱圧着部は非連続パターンでも連続パター
ンでもよいが、柔軟性の点からは非連続パターン
であることが好ましい。
また凹凸度合い(深さ、間隔)の異なるスチー
ルロールを用いることによつて、ウエブの表裏の
非熱圧着部の膨らみの度合いを変えることがで
き、これにより後述するように印刷性、柔軟性等
を改善することができる。
ルロールを用いることによつて、ウエブの表裏の
非熱圧着部の膨らみの度合いを変えることがで
き、これにより後述するように印刷性、柔軟性等
を改善することができる。
本発明に用いられる熱可塑性樹脂フイルムとし
ては、前記ウエブとラミネートが可能な非通気性
の高分子化合物であれば特に制限はされず、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポ
リエステル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、塩
化ビニリデン、ポリエチレン/酢酸ビニル、ポリ
エチレン/アクリル酸等共重合物等の単一フイル
ムの他、これら高分子化合物の2層以上の積層ラ
ミネートフイルム、例えばポリエチレン/エチレ
ン酢酸ビニル共重合物、ポリエチレン/エチレン
アクリル酸塩共重合物等の積層フイルムなどが用
いられる。これらのうち袋体の内面側に外周の熱
融着部の形成に際し、ヒートシールによつて強固
に融着するものが好ましい。
ては、前記ウエブとラミネートが可能な非通気性
の高分子化合物であれば特に制限はされず、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポ
リエステル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、塩
化ビニリデン、ポリエチレン/酢酸ビニル、ポリ
エチレン/アクリル酸等共重合物等の単一フイル
ムの他、これら高分子化合物の2層以上の積層ラ
ミネートフイルム、例えばポリエチレン/エチレ
ン酢酸ビニル共重合物、ポリエチレン/エチレン
アクリル酸塩共重合物等の積層フイルムなどが用
いられる。これらのうち袋体の内面側に外周の熱
融着部の形成に際し、ヒートシールによつて強固
に融着するものが好ましい。
本発明に用いられる通気性複層構造物は、例え
ば前記ウエブと前記フイルムとをラミネートした
後、該フイルムもしくはラミネートされたシート
に通気孔を穿つたことによつて、または予め通気
孔が穿たれたフイルムをウエブにラミネートする
ことによつて得られる。この際のラミネートは、
通常の方法、例えば樹脂フイルムを押出し、直後
にウエブに押しあて接着させる一層または多層の
押出しラミネート方法、接着性強化のために表面
処理を施したフイルム合接着剤を塗布し、予備乾
燥後、ウエブと重ねあわせ、必要に応じて加熱お
よび(または)加圧下に接着させる方法、熱圧着
等によつて実施することができる。前記フイルム
に設けられる通気孔の形状、大きさ、孔数等は、
発熱組成物の種類、ウエブの通気量、所望発熱温
度、所望発熱時間、保温袋のサイズ等によつて適
宜決められる。この通気孔からの空気通過量は、
通常、発熱効果の点から、その袋体の片面面積を
93.5cm2とした場合、用途によつても異なるがフラ
ジール法の通気試験で測定したとき、0.5〜40
c.c./cm2・secの範囲が好ましく、0.5〜15c.c./cm2・
secの範囲がより好ましい。なお、両面に通気孔
を設ける場合にも上記範囲とすることが好まし
い。ラミネートされたシートに通気孔を設ける場
合には発熱組成物が漏れるのを防止できる程度の
細孔とされる。
ば前記ウエブと前記フイルムとをラミネートした
後、該フイルムもしくはラミネートされたシート
に通気孔を穿つたことによつて、または予め通気
孔が穿たれたフイルムをウエブにラミネートする
ことによつて得られる。この際のラミネートは、
通常の方法、例えば樹脂フイルムを押出し、直後
にウエブに押しあて接着させる一層または多層の
押出しラミネート方法、接着性強化のために表面
処理を施したフイルム合接着剤を塗布し、予備乾
燥後、ウエブと重ねあわせ、必要に応じて加熱お
よび(または)加圧下に接着させる方法、熱圧着
等によつて実施することができる。前記フイルム
に設けられる通気孔の形状、大きさ、孔数等は、
発熱組成物の種類、ウエブの通気量、所望発熱温
度、所望発熱時間、保温袋のサイズ等によつて適
宜決められる。この通気孔からの空気通過量は、
通常、発熱効果の点から、その袋体の片面面積を
93.5cm2とした場合、用途によつても異なるがフラ
ジール法の通気試験で測定したとき、0.5〜40
c.c./cm2・secの範囲が好ましく、0.5〜15c.c./cm2・
secの範囲がより好ましい。なお、両面に通気孔
を設ける場合にも上記範囲とすることが好まし
い。ラミネートされたシートに通気孔を設ける場
合には発熱組成物が漏れるのを防止できる程度の
細孔とされる。
本発明においては、多数の熱圧着部を均一に有
するウエブとフイルムとをラミネートするため、
熱圧着部と非熱圧着部の凹凸により該部分とラミ
ネートフイルムとの密着性に差が生じ、特に凹凸
差が大きい場合、ラミネートされる部分がウエブ
の非熱圧着部に限られ、このためラミネートされ
たウエブに柔軟性を持たせることができる。さら
にウエブの熱圧着部の間に生じる非熱圧着部の膨
らみの度合いをウエブの表裏で異ならせた場合
は、前記膨らみの度合いの大きい面にフイルムを
ラミネートすると、ウエブの他の面は膨らみが小
さく、比較的平滑であるため、該面に印刷等をす
るのが容易となる。また逆に膨らみの度合いの小
さい面にフイルムをラミネートした場合、ウエブ
とフイルムのラミネート強度が向上する一方、前
記非熱圧着部によりウエブの他の面の柔軟性を向
上させることができ、使用時の触感に改善に有効
である。
するウエブとフイルムとをラミネートするため、
熱圧着部と非熱圧着部の凹凸により該部分とラミ
ネートフイルムとの密着性に差が生じ、特に凹凸
差が大きい場合、ラミネートされる部分がウエブ
の非熱圧着部に限られ、このためラミネートされ
たウエブに柔軟性を持たせることができる。さら
にウエブの熱圧着部の間に生じる非熱圧着部の膨
らみの度合いをウエブの表裏で異ならせた場合
は、前記膨らみの度合いの大きい面にフイルムを
ラミネートすると、ウエブの他の面は膨らみが小
さく、比較的平滑であるため、該面に印刷等をす
るのが容易となる。また逆に膨らみの度合いの小
さい面にフイルムをラミネートした場合、ウエブ
とフイルムのラミネート強度が向上する一方、前
記非熱圧着部によりウエブの他の面の柔軟性を向
上させることができ、使用時の触感に改善に有効
である。
またこの凹凸差を持つ不織布にフイルムをラミ
ネートしたものをフイルムを内側としつ袋状に周
辺シートした場合、そのシール部でもウエブの凹
部のフイルムは密着されにくく、部分的に非接着
部を有するソフトシールとなり、違和感のない袋
となる。
ネートしたものをフイルムを内側としつ袋状に周
辺シートした場合、そのシール部でもウエブの凹
部のフイルムは密着されにくく、部分的に非接着
部を有するソフトシールとなり、違和感のない袋
となる。
本発明において、前記通気性複層構造物は発熱
性保温袋の少なくとも一面に用いられる。該保温
袋の他の面には不織布と通気性を有さない樹脂フ
イルムをラミネートした複層構造物を用いること
ができる。該樹脂フイルムとしては、前述した高
分子化合物を用いることができる。また不織布と
しては、例えばナイロン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、アセチ
ルセルロース、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ア
クリル等の合成繊維から造られた不織布が好まし
い。単品または2種以上の複合または混繊品から
なるものを用いることができる。また用途によつ
ては、綿、麻、絹、毛等の天然繊維、ベンベル
グ、レーヨン、パルプ等の再生繊維、ガラス繊
維、アスベスト繊維等の無機繊維による不織布お
よび紙を適用することもできる。さらに前述した
部分熱圧着により一体化された多数の熱圧着を均
一に有するウエブを使用することも可能である。
性保温袋の少なくとも一面に用いられる。該保温
袋の他の面には不織布と通気性を有さない樹脂フ
イルムをラミネートした複層構造物を用いること
ができる。該樹脂フイルムとしては、前述した高
分子化合物を用いることができる。また不織布と
しては、例えばナイロン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、アセチ
ルセルロース、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ア
クリル等の合成繊維から造られた不織布が好まし
い。単品または2種以上の複合または混繊品から
なるものを用いることができる。また用途によつ
ては、綿、麻、絹、毛等の天然繊維、ベンベル
グ、レーヨン、パルプ等の再生繊維、ガラス繊
維、アスベスト繊維等の無機繊維による不織布お
よび紙を適用することもできる。さらに前述した
部分熱圧着により一体化された多数の熱圧着を均
一に有するウエブを使用することも可能である。
本発明の発熱性保温袋は、前記した通気性複層
構造物を少なくとも一面に有する保温袋に発熱組
成物を収容し、袋体の外周部を熱融着することに
よつて得られる。熱融着は、例えば加熱バーまた
は加熱ロールシーラー、インパルスシーラ、高周
波シーラ、超音波シーラ等のヒートシーラが通常
使用される。該熱融着する際に袋体の周囲を厚さ
方向に凹凸模様を形成させることによつてシール
部の柔軟性をさらに向上させることができる。該
凹凸模様のパターンとしては絹目、波状、ヨコ
線、タテ線、ドツトパターンなどが挙げられる。
構造物を少なくとも一面に有する保温袋に発熱組
成物を収容し、袋体の外周部を熱融着することに
よつて得られる。熱融着は、例えば加熱バーまた
は加熱ロールシーラー、インパルスシーラ、高周
波シーラ、超音波シーラ等のヒートシーラが通常
使用される。該熱融着する際に袋体の周囲を厚さ
方向に凹凸模様を形成させることによつてシール
部の柔軟性をさらに向上させることができる。該
凹凸模様のパターンとしては絹目、波状、ヨコ
線、タテ線、ドツトパターンなどが挙げられる。
以下、本発明を図面および実施例によりさらに
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す発熱性保温
袋の一部断面図、第2図は、第1図の平面図、第
3図は第2図の−線断面図である。
袋の一部断面図、第2図は、第1図の平面図、第
3図は第2図の−線断面図である。
第1図において、発熱組成物1は、部分熱圧着
部を有するウエブ3と通気孔4が設けられた樹脂
フイルム2とをラミネートした通気性複層構造物
を上被層とし、また無孔の樹脂フイルム5と不織
布6とをラミネートした複層構造物を下被層と
し、これらをヒートシール部7によりヒートシー
ルした保温袋8に内蔵されている。
部を有するウエブ3と通気孔4が設けられた樹脂
フイルム2とをラミネートした通気性複層構造物
を上被層とし、また無孔の樹脂フイルム5と不織
布6とをラミネートした複層構造物を下被層と
し、これらをヒートシール部7によりヒートシー
ルした保温袋8に内蔵されている。
実施例 1
発熱性組成物1として、鉄粉(粒径:44μm)
25g、NaCl1.5g、活性炭(粒径:44μm)10g
および水10gを用いた。上記組成のうちNaClは
水に溶解して活性炭に吸収させて使用した。
25g、NaCl1.5g、活性炭(粒径:44μm)10g
および水10gを用いた。上記組成のうちNaClは
水に溶解して活性炭に吸収させて使用した。
ウエブ3としてナイロン樹脂(相対粘度(ギ
酸)2.3)を押出し、スパンボンドで得られたナ
イロンフイラメント(単糸2d/f)からなるウ
エブ(50g/m2)を用い、これを第4図で示すよ
うなヨコ断線柄(タテ0.4mm、ヨコ2.6mm、圧着面
積率11%、深さ0.6mm、ピツチ:タテ3.4mm、ヨコ
2.7mm)を有するエンボスロールと、表面フラツ
トの加熱ロールに通し、表面温度上下ロール共
205℃、2Kg/cmの圧力で部分予熱圧着した。こ
のときのウエブの断面を第5図に示した。この不
織布の厚さは0.35mm(ピーコツク式ダイヤルゲー
ジ100g/cm2荷重)、熱圧着部の厚さは0.03mm(マ
イクロメータ)であり、フラジール法の通気性試
験で測定した場合の通気量は185c.c./cm2・secであ
つた。通気孔を有する樹脂フイルム2としては、
厚さ50μmの非通気性の低密度ポリエチレン樹脂
(M140、ρ=0.916)のフイルムを押出しラミネ
ートした。この後、熱ピン方式でフイルム側に孔
あけし、カイロ1個片側表面積を93.5cm2(8.5×
11.0cm)としてこれに対しフラジール法で1.0
c.c./sec個になるようにした。これを上被層とし、
下被層としては上記厚さ50μmのポリエチレンフ
イルム5とナイロン不織布6をラミネートしたま
まの非通気性シートを用いた。
酸)2.3)を押出し、スパンボンドで得られたナ
イロンフイラメント(単糸2d/f)からなるウ
エブ(50g/m2)を用い、これを第4図で示すよ
うなヨコ断線柄(タテ0.4mm、ヨコ2.6mm、圧着面
積率11%、深さ0.6mm、ピツチ:タテ3.4mm、ヨコ
2.7mm)を有するエンボスロールと、表面フラツ
トの加熱ロールに通し、表面温度上下ロール共
205℃、2Kg/cmの圧力で部分予熱圧着した。こ
のときのウエブの断面を第5図に示した。この不
織布の厚さは0.35mm(ピーコツク式ダイヤルゲー
ジ100g/cm2荷重)、熱圧着部の厚さは0.03mm(マ
イクロメータ)であり、フラジール法の通気性試
験で測定した場合の通気量は185c.c./cm2・secであ
つた。通気孔を有する樹脂フイルム2としては、
厚さ50μmの非通気性の低密度ポリエチレン樹脂
(M140、ρ=0.916)のフイルムを押出しラミネ
ートした。この後、熱ピン方式でフイルム側に孔
あけし、カイロ1個片側表面積を93.5cm2(8.5×
11.0cm)としてこれに対しフラジール法で1.0
c.c./sec個になるようにした。これを上被層とし、
下被層としては上記厚さ50μmのポリエチレンフ
イルム5とナイロン不織布6をラミネートしたま
まの非通気性シートを用いた。
上記の上被と下被のポリエチレン層を内側にし
て重ねあわせてその周囲3方を絹目模様の入つた
加熱ロールシーラによりシールし、開口部より発
熱組成物を詰めて開口部をシールした。各シール
幅は5mm幅とした。その保温袋8をさらに非通気
性のバリアーコテイングしたポリプロピレン/ポ
リエチレン/エチレン酢酸ビニル三層ラミネート
フイルムで作られた袋に封入した。
て重ねあわせてその周囲3方を絹目模様の入つた
加熱ロールシーラによりシールし、開口部より発
熱組成物を詰めて開口部をシールした。各シール
幅は5mm幅とした。その保温袋8をさらに非通気
性のバリアーコテイングしたポリプロピレン/ポ
リエチレン/エチレン酢酸ビニル三層ラミネート
フイルムで作られた袋に封入した。
外袋のシールは、富士製作所製インパルスシー
ラーを用いて融着した。保温袋8の外周の熱融着
する際には凹凸模様を形成させた(第3図参照)。
この発熱性保温袋の風合いおよび柔軟性を調べた
が、従来の全面にラミネートした保温袋のより優
れていた。
ラーを用いて融着した。保温袋8の外周の熱融着
する際には凹凸模様を形成させた(第3図参照)。
この発熱性保温袋の風合いおよび柔軟性を調べた
が、従来の全面にラミネートした保温袋のより優
れていた。
上記実施例において、第4図に示すヨコ断線柄
のエンポスロールの代わりに第4A図〜第4E図
に示す柄のエンボスロールなどを使用することが
できる。また第6図および第7図に示す、上下の
エンボスロールの凹凸の度合を変えて得られる、
表裏の非熱圧着部の膨らみの度合いの異なるウエ
ブを使用することもできる。第5図および第6図
のようなウエブの場合、膨らみの度合いの大きい
面にフイルムをラミネートすれば、ウエブの他面
は膨らみの小さい面または平滑面となるので、こ
の部分への印刷等が容易なり、また感触等も改善
することができる。
のエンポスロールの代わりに第4A図〜第4E図
に示す柄のエンボスロールなどを使用することが
できる。また第6図および第7図に示す、上下の
エンボスロールの凹凸の度合を変えて得られる、
表裏の非熱圧着部の膨らみの度合いの異なるウエ
ブを使用することもできる。第5図および第6図
のようなウエブの場合、膨らみの度合いの大きい
面にフイルムをラミネートすれば、ウエブの他面
は膨らみの小さい面または平滑面となるので、こ
の部分への印刷等が容易なり、また感触等も改善
することができる。
実施例 2
実施例1において、エンボスロールを、第4E
図に示す、全面に一辺0.5mm変形四辺形を組み合
わせた織目柄(圧着面積率約23%、深さ0.35mm、
ピツチ:タテ、ヨコ1mm)とした以外は実施例1
と同様にして部分熱圧着した。この不織布の厚さ
は、0.21mm(ピーコツク式ダイヤルゲージ100
g/cm2荷重)、熱圧着部の厚さは0.03mm(マイク
ロメータ)であり、フラジール法通気性試験で測
定した場合の通気量は102c.c./cm2/secであつた。
この不織布のエンボスロール側は凹凸がくつきり
と現れており、逆にフラツトロール側は平滑な表
面を有したものであつた。この不織布の平滑面に
実施例1と同様に押出しラミネートし、保温袋を
作製した。
図に示す、全面に一辺0.5mm変形四辺形を組み合
わせた織目柄(圧着面積率約23%、深さ0.35mm、
ピツチ:タテ、ヨコ1mm)とした以外は実施例1
と同様にして部分熱圧着した。この不織布の厚さ
は、0.21mm(ピーコツク式ダイヤルゲージ100
g/cm2荷重)、熱圧着部の厚さは0.03mm(マイク
ロメータ)であり、フラジール法通気性試験で測
定した場合の通気量は102c.c./cm2/secであつた。
この不織布のエンボスロール側は凹凸がくつきり
と現れており、逆にフラツトロール側は平滑な表
面を有したものであつた。この不織布の平滑面に
実施例1と同様に押出しラミネートし、保温袋を
作製した。
部分熱圧着によりやや硬目ではあつたが、表面
の毛羽立ちは少なく、またラミネート強度もエン
ボス側にフイルムラミネートしたものに比べ、強
くなり安定度の高いものであつた。
の毛羽立ちは少なく、またラミネート強度もエン
ボス側にフイルムラミネートしたものに比べ、強
くなり安定度の高いものであつた。
本発明の発熱性保温袋は、ウエブの表裏が部分
熱圧着により一体化された多数の厚み方向に凹み
を形成した熱圧着部を有するウエブを使用するた
め、フイルムをラミネートした際、凹凸効果によ
り部分貼合わせした効果を有し、風合いの柔軟性
に優れ、使用時の感触がソフトであり、またシー
ル部においても中間層を部分貼合わせした状態、
すなわち部分的に非接着剤を有するソフトシール
となるため、柔軟で異物感のない保温袋とするこ
とができる。
熱圧着により一体化された多数の厚み方向に凹み
を形成した熱圧着部を有するウエブを使用するた
め、フイルムをラミネートした際、凹凸効果によ
り部分貼合わせした効果を有し、風合いの柔軟性
に優れ、使用時の感触がソフトであり、またシー
ル部においても中間層を部分貼合わせした状態、
すなわち部分的に非接着剤を有するソフトシール
となるため、柔軟で異物感のない保温袋とするこ
とができる。
さらに熱圧着部の間の非熱圧着部の膨らみを表
裏で差をもたせることにより、印刷性、柔軟性等
を改善することができる。
裏で差をもたせることにより、印刷性、柔軟性等
を改善することができる。
また保温袋の外周部を熱融着する際に凹凸模様
を形成させることにより、ウエブの厚さ方向の凹
凸効果と相まつてシール部の柔軟性を向上させる
ことができる。
を形成させることにより、ウエブの厚さ方向の凹
凸効果と相まつてシール部の柔軟性を向上させる
ことができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す発熱性保温
袋の一部断面図、第2図は、第1図の平面図、第
3図は第2図の−線断面図、第4図、第4A
図、第4B図、第4C図、第4D図および第4E
図は、エンボスロールの凹凸模様の一例を示す
図、第5図、第6図および第7図は、熱圧着され
たウエブの断面図である。 1……発熱組成物、2,5……樹脂フイルム、
3……ウエブ、4……通気孔、5……樹脂フイル
ム、7……不織布、7……熱融着部、8……保温
袋、9……熱圧着部。
袋の一部断面図、第2図は、第1図の平面図、第
3図は第2図の−線断面図、第4図、第4A
図、第4B図、第4C図、第4D図および第4E
図は、エンボスロールの凹凸模様の一例を示す
図、第5図、第6図および第7図は、熱圧着され
たウエブの断面図である。 1……発熱組成物、2,5……樹脂フイルム、
3……ウエブ、4……通気孔、5……樹脂フイル
ム、7……不織布、7……熱融着部、8……保温
袋、9……熱圧着部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂の連続フイラメントからなるウ
エブと熱可塑性樹脂フイルムとをラミネートして
得られる通気性複層構造物を少なくとも一面に有
し、かつその内部に空気の存在下で発熱する発熱
組成物を収容した発熱性保温袋であつて、前記ウ
エブは、表裏が部分熱圧着により一体化された多
数の熱圧着部を均一に有していることを特徴とす
る発熱性保温袋。 2 請求項1記載の発熱性保温袋において、さら
に前記熱圧着部の間に形成される非熱圧着部の膨
らみが表裏で異なることを特徴とする発熱性保温
袋。 3 熱可塑性樹脂の連続フイラメントからなるウ
エブと熱可塑性樹脂フイルムとをラミネートして
得られる通気性複層構造物を少なくとも一面に有
し、かつその内部に空気の存在下で発熱する発熱
組成物を収容した発熱性保温袋であつて、該発熱
性保温袋の周囲が、厚さ方向に凹凸模様を有する
ことを特徴とする発熱性保温袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11836089A JPH02297362A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 発熱性保温袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11836089A JPH02297362A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 発熱性保温袋 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19540394A Division JP2758833B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 発熱性保温袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02297362A JPH02297362A (ja) | 1990-12-07 |
| JPH0556911B2 true JPH0556911B2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=14734781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11836089A Granted JPH02297362A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 発熱性保温袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02297362A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5313809A (en) * | 1992-02-19 | 1994-05-24 | Isaacson Gary S | Insulating wrap |
| JP5330868B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2013-10-30 | 興和株式会社 | ゲル剤加熱装置 |
| JP5650894B2 (ja) * | 2009-07-01 | 2015-01-07 | 旭化成せんい株式会社 | 使い捨てカイロ |
| JP5726703B2 (ja) * | 2011-10-04 | 2015-06-03 | ダイハツ工業株式会社 | 天井材 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5097289U (ja) * | 1974-01-05 | 1975-08-13 | ||
| JPS564769A (en) * | 1979-06-25 | 1981-01-19 | Du Pont | Production of embossed nonwoven fabric |
| JPS5822733U (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-12 | 三菱電機株式会社 | タンタルコンデンサ |
| JPS60931U (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
-
1989
- 1989-05-11 JP JP11836089A patent/JPH02297362A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02297362A (ja) | 1990-12-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090820 Year of fee payment: 16 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090820 Year of fee payment: 16 |