JPH0557415U - パイロット付きボルト - Google Patents
パイロット付きボルトInfo
- Publication number
- JPH0557415U JPH0557415U JP385892U JP385892U JPH0557415U JP H0557415 U JPH0557415 U JP H0557415U JP 385892 U JP385892 U JP 385892U JP 385892 U JP385892 U JP 385892U JP H0557415 U JPH0557415 U JP H0557415U
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- Japan
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- screw thread
- pilot
- thread
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸部とパイロット部との境界部の絞り加工が
簡単で、しかも相手部材に対する真直度を維持し易いパ
イロット付きボルトを提供する。 【構成】 軸部6に、相手部材4のめねじ5に螺合され
る通常ねじ山6を形成し、該軸部3の先端側に、該軸部
3と軸心を一致したパイロット7を設け、該パイロット
7に、前記通常ねじ山6に連続した案内ねじ山8を形成
するとともに、該案内ねじ山8の谷径D1を、前記通常
ねじ山6の谷径D2の許容寸法内に設定し、該案内ねじ
山8の外径D3を、前記めねじ5の内径D4の許容寸法
内に設定し、該案内ねじ山8の角度を略90°以上に設
定した。
簡単で、しかも相手部材に対する真直度を維持し易いパ
イロット付きボルトを提供する。 【構成】 軸部6に、相手部材4のめねじ5に螺合され
る通常ねじ山6を形成し、該軸部3の先端側に、該軸部
3と軸心を一致したパイロット7を設け、該パイロット
7に、前記通常ねじ山6に連続した案内ねじ山8を形成
するとともに、該案内ねじ山8の谷径D1を、前記通常
ねじ山6の谷径D2の許容寸法内に設定し、該案内ねじ
山8の外径D3を、前記めねじ5の内径D4の許容寸法
内に設定し、該案内ねじ山8の角度を略90°以上に設
定した。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車部品の組立工程でインパクトレンチ,ロボット等で締 付け使用されるボルトであって、特に斜めねじ込みを防止するパイロット付きボ ルトに関する。
【0002】
図3は従来のこの種のボルト100を示している。ボルト100は頭部101 と軸部102とを備えており、軸部102には相手部材103のめねじ104に 螺合する通常ねじ山105を形成してある。また、軸部102の先端側には、該 軸部102と軸心(図示せず)を一致させたパイロット106を設けてある。
【0003】 このパイロット106には案内ねじ山107を形成してある。この案内ねじ山 107の外径d1は、前記めねじ104の内径d2と等しいか、僅かに小さく設 定してある。また、案内ねじ山107の谷径d3は通常ねじ山105の谷径より 小さく設定してある。更に案内ねじ山107の山角度θ1は、通常ねじ山105 の山角度とほぼ等しい(約60°)に設定してある。
【0004】 上記構成のボルト100は、取付部材108,109の挿入孔110,111 内へと挿入されるとともに、図3(A)のように案内ねじ山107を相手部材1 03のめねじ104に係止する。
【0005】 その後、図示しないインパクトレンチを用いてボルト100を回転させると、 案内ねじ山107がめねじ104に沿って移動していくためボルト100の相手 部材103に対する真直度が維持され、更に軸部102の通常ねじ山105がめ ねじ104へとねじ込まれて締付けが完了する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、従来のボルト100においては次のような問題があった。 案内ねじ山107の谷径d3は通常ねじ山105の谷径よりも小さく設定さ れているため、ねじ山加工前の素材200の軸部106の径d4と、パイロット 102の径d5との差が極めて大きい。このため、棒状同径の材料から(C)の 素材200を得る冷間塑性加工工程において、軸部102とパイロット106の 境界部201の絞り加工が困難で加工時間が増加し、生産効率が悪かった。 案内ねじ山107の谷径d3は通常ねじ山105の谷径よりも小さく設定さ れているため、相手部材103のめねじ104に対して非常に広い空間がある。
【0007】 そのため、パイロット部106を相手部材103へと挿入した際に大きく傾き 、相手部材103に対するボルト100の真直度が失なわれて斜めねじ込みが発 生する虞れがある。
【0008】 本考案は上記課題を解決するためのもので、軸部とパイロットとの境界部の絞 り加工が簡単で、しかも相手部材に対する真直度を維持し易いパイロット付きボ ルトを提供することを目的としている。
【0009】
上記目的を達成するため本考案は、軸部に、相手部材のめねじに螺合される通 常ねじ山を形成し、該軸部の先端側に、該軸部と軸心を一致したパイロットを設 け、該パイロットに、前記通常ねじ山に連続した案内ねじ山を形成するとともに 、該案内ねじ山の谷径を、前記通常ねじ山の谷径の許容寸法内に設定し、該案内 ねじ山の外径を、前記めねじの内径よりも大きく設定した。
【0010】
上記構成に基づく本考案は、パイロットの案内ねじ山が相手部材のめねじへと ねじ込まれることで、相手部材へと真直度が維持される。案内ねじ山の谷径は通 常ねじ山の谷径の許容寸法内に設定してあるため、材料の冷間塑性加工工程にお いて軸部の径とパイロットの径との差は比較的小さく、絞り加工を行い易い。
【0011】
次に、本考案を図示実施例に基づいて説明する。図1は第一実施例であり、図 1において1は本考案のパイロット付きボルトを示す。ボルト1は頭部2と軸部 3とを有する。頭部2は図では六角形となっているが、六角穴付きでもよいし、 すりわり付きさら形でもよい。軸部3には、相手部材(エンジン本体、ナット等 )4のめねじ5に螺合される寸法に設定した通常ねじ山6を形成してある。
【0012】 また、軸部3の先端側には、軸部3と軸心(図示せず)を一致させたパイロッ ト7を設けてある。このパイロット7の長さは通常ねじ山6の呼び径の50〜8 0%程度が好ましい。そして、パイロット7には、前記通常ねじ山6に連続した 案内ねじ山8を形成してある。案内ねじ山8の谷径D1は、通常ねじ山6の谷径 D2の許容寸法内に設定してある一方、案内ねじ山8の外径D3は、めねじ5の 内径D4よりも大きく設定してある。更に、案内ねじ山8の山角度θ2は略90 °に設定してある。
【0013】 なお、本実施例においては、ボルト1及び相手部材4の各部の基準寸法を表1 の値に設定した。
【0014】
【表1】 上記ボルト1は次のようにして製造したものである。即ち、まず、図示しない 円柱状の材料を冷間塑性加工、具体的にはダイスの穴に挿入するとともに押出し 加工し、図2(B)のように軸部3及びパイロット7を所定の径に絞り素材10 とする。パイロット部7の先端には面取り13を形成する。この際、本考案のボ ルト1は案内ねじ山8の谷径D1が通常ねじ山6の谷径D2の許容寸法内に設定 してあり、更に山角度θ2は略90°であるため、素材10の軸部3の径D7と 、パイロット7の径D8との差は比較的小さい。従って、材料から素材10に加 工する絞り加工が容易で短時間に行い得、生産効率が向上する。
【0015】 このようにして得た素材10は、図示しない通常ねじ山用のダイスと案内ねじ 山用のダイスの組合せによりそれぞれ通常ねじ山6,案内ねじ山8が転造される 。
【0016】 上記ボルト1を取付部材11の挿入孔12へと挿入するとともに、パイロット 7の先端を相手部材4へと接触させインパクトレンチ等を用いて回転させると、 案内ねじ山8がめねじ5に沿って進む。そして、案内ねじ山8の谷径D1は通常 ねじ山6の谷径D2の許容寸法内に設定してあるため、ボルト1が傾きにくく、 めねじ5の軸心とボルト1の軸心との真円度が保たれる。なお、本第一実施例で は山角度θ2を略90°に設定してあるため、ボルト1の傾き抑制機能に優れて おり、挿入性も良い。
【0017】 ここで実際にはボルト1は図1(B)に示すように若干傾くかもしれないが、 そのほうがめねじ5と案内ねじ山8との嵌合性がよい。更にボルト1を回転させ ていくと、めねじ5のピッチと通常ねじ山6のピッチが合致しているため、通常 ねじ山6がめねじ5とスムーズに螺合し、図2(A)のように頭部2が取付部材 11へ当接して締付けが完了する。従って、迅速な締付け作業を行える。
【0018】 図2(C)は第二実施例を示している。この実施例では案内ねじ山15が不完 全ねじ山となっている。この実施例でも案内ねじ山15の各寸法D1,D3は第 一実施例と同様に構成してある。その他の構成は第一実施例と同様である。
【0019】 なお、案内ねじ山は第一実施例のように三角形状でなく、台形,四角形でもよ い。
【0020】
本考案は以上のように構成したものであるから、冷間塑性加工工程における素 材の絞り加工を簡単に行え、コスト低減,生産効率の向上を図れる。
【0021】 また、相手部材に対する真直度が維持でき、締付作業性が向上する。
【図1】(A)は本考案のボルトを相手部材にねじ込む
前の一部断面正面図、(B)はボルトを相手部材のめね
じにねじ込む途中の一部断面正面図。
前の一部断面正面図、(B)はボルトを相手部材のめね
じにねじ込む途中の一部断面正面図。
【図2】(A)は本考案のボルトを完全に締付けた一部
断面正面図、(B)は本考案のボルトに用いる素材の正
面図、(C)は第二実施例の正面図。
断面正面図、(B)は本考案のボルトに用いる素材の正
面図、(C)は第二実施例の正面図。
【図3】(A)は従来のボルトのパイロットを相手部材
に挿入した一部断面正面図、(B)は従来のボルトの案
内ねじ山とめねじの関係を示す拡大断面図、(C)は従
来のボルト用の素材を示す正面図。
に挿入した一部断面正面図、(B)は従来のボルトの案
内ねじ山とめねじの関係を示す拡大断面図、(C)は従
来のボルト用の素材を示す正面図。
1 ボルト 3 軸部 4 相手部材 5 めねじ 6 通常ねじ山 7 パイロット 8 案内ねじ山
Claims (1)
- 【請求項1】 軸部に、相手部材のめねじに螺合される
通常ねじ山を形成し、該軸部の先端側に、該軸部と軸心
を一致したパイロットを設け、該パイロットに、前記通
常ねじ山に連続した案内ねじ山を形成するとともに、該
案内ねじ山の谷径を、前記通常ねじ山の谷径の許容寸法
内に設定し、該案内ねじ山の外径を、前記めねじの内径
よりも大きく設定したパイロット付きボルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP385892U JP2542275Y2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | パイロット付きボルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP385892U JP2542275Y2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | パイロット付きボルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557415U true JPH0557415U (ja) | 1993-07-30 |
| JP2542275Y2 JP2542275Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=11568892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP385892U Expired - Lifetime JP2542275Y2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | パイロット付きボルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542275Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997041360A1 (en) * | 1996-04-26 | 1997-11-06 | Topura Co., Ltd. | Bolt equipped with pilot |
| JP2003172330A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-06-20 | Aoyama Seisakusho Co Ltd | ボルト及びナット |
| JP2004084806A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Minebea Co Ltd | ボルト |
| WO2013030970A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 株式会社青山製作所 | 焼付き防止ナット |
| JPWO2013030970A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-03-23 | 株式会社青山製作所 | 焼付き防止ナット |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP385892U patent/JP2542275Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997041360A1 (en) * | 1996-04-26 | 1997-11-06 | Topura Co., Ltd. | Bolt equipped with pilot |
| JP2003172330A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-06-20 | Aoyama Seisakusho Co Ltd | ボルト及びナット |
| JP2004084806A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Minebea Co Ltd | ボルト |
| WO2013030970A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 株式会社青山製作所 | 焼付き防止ナット |
| JPWO2013030970A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-03-23 | 株式会社青山製作所 | 焼付き防止ナット |
| US9022710B2 (en) | 2011-08-31 | 2015-05-05 | Aoyama Seisakusho Co., Ltd. | Anti-seizing nut |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2542275Y2 (ja) | 1997-07-23 |
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Legal Events
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