JPH0557540U - 逆止弁 - Google Patents
逆止弁Info
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- JPH0557540U JPH0557540U JP476192U JP476192U JPH0557540U JP H0557540 U JPH0557540 U JP H0557540U JP 476192 U JP476192 U JP 476192U JP 476192 U JP476192 U JP 476192U JP H0557540 U JPH0557540 U JP H0557540U
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Abstract
(57)【要約】
目的−流体通路を流れる流体によって生ずる弁の回転が
抑止され、流体通路を流れる流体の脈動が少なく振動が
誘起されることのない逆止弁を提供する。 構成−内部に下流側に臨む弁座を備えた流体通路と、流
体通路内にあって、弁座に対向する半球状の頭部と、頭
部より下流側に配置されて頭部より小径の外径を有する
ガイド軸部と、頭部とガイド軸部とを接続する接続部と
により形成された弁と、流体通路内に配置されて弁のガ
イド軸部を流体通路に沿って移動自在に支持するガイド
部とを備え、弁の頭部における先端部の表面粗さを残余
の頭部の表面粗さに比較して粗くしたことを特徴とす
る。
抑止され、流体通路を流れる流体の脈動が少なく振動が
誘起されることのない逆止弁を提供する。 構成−内部に下流側に臨む弁座を備えた流体通路と、流
体通路内にあって、弁座に対向する半球状の頭部と、頭
部より下流側に配置されて頭部より小径の外径を有する
ガイド軸部と、頭部とガイド軸部とを接続する接続部と
により形成された弁と、流体通路内に配置されて弁のガ
イド軸部を流体通路に沿って移動自在に支持するガイド
部とを備え、弁の頭部における先端部の表面粗さを残余
の頭部の表面粗さに比較して粗くしたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
本考案は、燃料ポンプにて加圧された燃料を燃料噴射弁を介して機関へ供給す る燃料供給装置における燃料供給路内の燃料圧力保持用の逆止弁に関する。
【0002】
従来、自動車、二輪車、等の車輌における燃料供給装置の燃料供給路内に配置 される圧力保持用の逆止弁は図5に示される。50は上流Eより下流Fに向かっ て穿設された流体通路であって流体通路50には下流Fに向けて弁座51が形成 される。流体通路50内には弁座51を開閉制御する弁52が配置される。弁5 2は弁座51に臨む半球状の頭部53と、頭部53の最大直径部分より下流Fに 向かう円錐台状の接続部54と、接続部54の下流側端面54Aよりさらに下流 Fに向かって突起し、下流側端面54Aの直径より小なる直径を有するガイド軸 部55とにより形成される。56は、流体通路50内に固定的に配置されたガイ ド部であって、ガイド部56の中心部分には弁52のガイド軸部55を流体通路 50の上、下流方向に移動自在に支持するガイド孔56Aが穿設される。流体通 路50内に配置された弁52は、弁52のガイド軸部55がガイド部56のガイ ド孔56A内に移動自在に配置されることによって弁52の頭部53が流体通路 50の上流Eに向かうとともに弁座51に対向して配置され、一方接続部54の 下流側端面54Aは、ガイド部56の規制端部56Bに対向して配置される。
【0003】 そして、流体通路50内を上流Eから下流Fに向かって流体が流れると、弁5 2は下流F側に移動して接続部54の下流側端面54Aがガイド部56の規制端 部56Bに当接し、頭部53が弁座51を開放して上流Eから下流Fに向かう流 体の流れを許容する。一方、下流Fから上流Eに向かって流体が流れんとすると 弁52は上流E側に移動して頭部53が弁座51を閉塞して下流Fから上流Eに 向かう流体の流れを阻止する。
【0004】
ここで、弁52が弁座51を開放して流体通路50内を流体が流れる状態にお ける弁52の挙動について鑑案すると、頭部52に衝突する流体は、頭部52の 半球面に沿って層流状態で流下し、弁52の長手方向軸心線X−Xに向かう求心 力を与え、一方頭部52の下流側の接続部54の外周面には渦流が発生し、この 渦流は接続部54に対して回転力を与える。そして、流体通路50内を流れる流 体の流量が増加して流速が上昇した場合等において、弁52が回転を始め、流体 の脈動が発生して振動が誘起される場合があった。
【0005】 本考案になる逆止弁は、前記課題に鑑み成されたもので弁の回転が抑止された 逆止弁を提供することを目的とする。
【0006】
本考案になる逆止弁は前記問題点を解決する為に、内部に下流側に臨む弁座を 備えた流体通路と、流体通路内にあって、弁座に対向する半球状の頭部と、頭部 より下流側に配置されて頭部より小径の外径を有するガイド軸部と、頭部とガイ ド軸部とを接続する接続部とにより形成された弁と、流体通路内に配置されて弁 のガイド軸部を流体通路に沿って移動自在に支持するガイド部とを備え、弁の頭 部における先端部の表面粗さを残余の頭部の表面粗さに比較して粗くしたもので ある。
【0007】
流体通路を流れる流体が弁の頭部の表面の粗い先端部に衝突すると、先端部近 傍の下流側にはかく乱現象が生じ、このかく乱によって頭部に作用する下流方向 への抗力が増加する。而して、弁の接続部に作用する偏芯力をこの下流方向への 抗力が相対的に弱めることになり、もって弁の回転運動を抑止できる。
【0008】
以下、本考案になる逆止弁の一実施例を図1、図2、図3により説明する。図 1は弁の一実施例を示す側面図、図2は図1の左側面図、図3は図1の弁を流体 通路内に配置した状態を示す逆止弁の断面図である。弁1は図1において左方よ り頭部2と接続部3とガイド軸部4とにより構成される。頭部2は半球状をなし 、その半球状の頭部2のもっとも右側の最大直径Aより図1において、右方に向 けてその直径が漸次減少する円錐台状の接続部3が形成され、接続部3の右方に 形成されたガイド軸部側端部3Aよりガイド軸部側端部3Aの直径Bより小径と なす棒状のガイド軸部4が更に右方に向けて突出して形成される。前述した、頭 部2、接続部3及びガイド軸部4は弁1の長手方向軸心線X−Xに同芯に配置さ れる。
【0009】 そして、本考案になる逆止弁の弁1は頭部2の先端部2A(図1において左側 の幅aに相当)の表面粗さを残余の頭部2B(図1において幅bに相当)の表面 粗さに比較して粗くしたものである。具体的には先端部2Aの表面をヤスリ目の 如くしたものであってその表面を粗くした。
【0010】 以上の構造よりなる弁1は流体通路6内に次の如く配置される。すなわち、流 体通路6は図において左方の上流Eより右方の下流Fに向かって穿設され、内部 に下流Fに臨む弁座7が形成されるとともに弁座7に対向してその中心部に流体 通路6に沿うガイド孔8Aが穿設されるとともに弁座7に対向して規制端部8B が形成されたガイド部8が配置される。弁1は流体通路6内に配置され、そのガ イド軸部4がガイド孔8A内に流体通路6に沿って移動自在に支持されて配置さ れ、弁1の頭部2は上流E側に臨むとともに弁座7に対向して配置され、弁1の ガイド軸部側端部3Aはガイド部8の規制端部8Bに臨んで対向して配置される 。すなわち弁1の頭部2のヤスリ目の先端部2Aは上流Eに対向して配置される 。この状態は図3に示される。
【0011】 このようにして形成された逆止弁は例えば図4に示す如き燃料ポンプPの燃料 吐出路に配置される。
【0012】 次にその作用について説明する。機関の運転時において、燃料ポンプPが動作 すると、燃料ポンプPから左送された燃料は燃料吐出路としての流体通路6の上 流Eから下流Fに向かって流れんとする。これによると、弁1の頭部2は燃料の 流れによって下流F側へ押圧され、ガイド軸部4がガイド部8のガイド孔8Aに 案内されて移動し、弁1のガイド軸部側端部3Aがガイド部8の規制端部8Bに 当接して弁1の下流F側への移動が停止する。このとき頭部2が弁座7より離れ て弁座7を開口して保持するので流体は流体通路6の上流Eから下流Fに向けて 流れ、燃料ポンプPからの燃料を機関に向けて供給できる。一方、燃料ポンプP の動作が停止すると、機関に連なる弁座7より下流F側の流体通路6内の圧力が 弁座7より上流E側の圧力よりも上昇するので弁1はその差圧によって上流E側 へ移動し、弁1の頭部2が弁座7を閉塞して燃料の逆流を抑止する。
【0013】 ここで機関の運転時において燃料ポンプPより吐出される燃料流量が増量され ると、弁1は前述の如く、燃料の流れによってその頭部2が弁座7を開放して燃 料の流れを許容するものであるが、かかる状態において、弁1の頭部2にはその 形状を半球状としたことによって弁1の長手方向軸心線X−Xに向かう求心力が 作用する。一方、接続部3の外周面には渦流が発生し、接続部3に偏芯力が作用 する。ここで本考案になる弁1にあっては、頭部2の先端部2Aをヤスリ目の如 くして残余の頭部2Bの表面粗さに比較して先端部2Aの表面粗さを粗くしたの で、先端部2Aに衝突した燃料は先端部2Aの近傍下流において大きなかく乱を 生ずる。(図1においてRにて示される)頭部2の先端部2Aにヤスリ目を設け ることがなく、残余の頭部2Bと同じ表面粗さで形成した半球状であった場合に は、頭部2に衝突した燃料は頭部2の半球状に沿った層流状態をもって流下する 。かかる先端部2Aの近傍下流に生ずるかく乱によると、弁1の長手方向軸心線 X−Xに沿う下流方向への抗力が増加するものであり、このように弁1に対して 、頭部2の先端部2Aのヤスリ目を介して弁1の長手方向軸心線X−Xに沿う抗 力による押圧力を増加できたことは接続部3に作用する偏芯力を相対的に弱める ことができるものであり、弁1の回転運動を抑止できる。而して、流体通路6内 を流れる燃料流量が増加した際においても燃料の脈動及び脈動に起因する振動を 有効に防止することができたものである。
【0014】 尚、頭部2の先端部2Aの表面粗さを残余の頭部2Bに比較して粗くするには ヤスリ目に限定されるものでなく複数の溝あるいは複数の突部でもよい。
【0015】 又、本考案において、接続部3の形状は円錐台状に限定されるものでなく、更 に弁1の材質も、使用流体、使用環境等によってゴム、合成樹脂、金属、あるい はそれらの複合等適宜選定される。
【0016】
以上のように、本考案になる逆止弁によると、内部に下流側に臨む弁座を備え た流体通路と、流体通路内にあって、弁座に対向する半球状の頭部と、頭部より 下流側に配置されて頭部より小径の外径を有するガイド軸部と、頭部とガイド軸 部とを接続する接続部とにより形成された弁と、流体通路内に配置されて弁のガ イド軸部を流体通路に沿って移動自在に支持するガイド部とを備え、弁の頭部に おける先端部の表面粗さを残余の頭部の表面粗さに比較して粗くしたので、弁の 回転運動を抑止することができ、流体通路を流れる流体の脈動の発生を抑止でき て振動の発生を減少できたものである。
【図1】本考案になる逆止弁の弁の一実施例を示す側面
図である。
図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の弁を流体通路に組みこんで逆止弁とした
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図4】図1の逆止弁を燃料ポンプの燃料吐出路内に組
みこんだ状態を示す要部断面図である。
みこんだ状態を示す要部断面図である。
【図5】従来の逆止弁の弁を示す側面図である。
1 弁 2 頭部 2A 先端部 2B 残余の頭部 3 接続部 4 ガイド軸部 6 流体通路 7 弁座 8 ガイド部
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に下流F側に臨む弁座7を備えた流
体通路6と、流体通路6内にあって、弁座7に対向する
半球状の頭部2と、頭部2より下流F側に配置されて頭
部2より小径の外径を有するガイド軸部4と、頭部2と
ガイド軸部4とを接続する接続部3とにより形成された
弁1と、流体通路6内に配置されて弁1のガイド軸部4
を流体通路6に沿って移動自在に支持するガイド部8と
を備え、弁1の頭部2における先端部2Aの表面粗さを
残余の頭部2Bの表面粗さに比較して粗くしたことを特
徴とする逆止弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP476192U JPH0557540U (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP476192U JPH0557540U (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 逆止弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557540U true JPH0557540U (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11592875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP476192U Pending JPH0557540U (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 逆止弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0557540U (ja) |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP476192U patent/JPH0557540U/ja active Pending
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