JPH0557876B2 - - Google Patents

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JPH0557876B2
JPH0557876B2 JP14325285A JP14325285A JPH0557876B2 JP H0557876 B2 JPH0557876 B2 JP H0557876B2 JP 14325285 A JP14325285 A JP 14325285A JP 14325285 A JP14325285 A JP 14325285A JP H0557876 B2 JPH0557876 B2 JP H0557876B2
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power
game machine
electric
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pinball game
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Shohachi Ugawa
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等
で代表される弾球遊技機に関し、詳しくは、電気
的駆動源を有し、該電気的駆動源の駆動力を利用
して打玉を遊技領域に発射する電動式打球機構を
含む弾球遊技機に関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機において、従来から一般的
に知られているものに、たとえば、電動力で打球
する電動式打球機構を備えたものがあつた。とこ
ろで、電動式打球機構を用いたものは、健全な遊
技ができるように、法律上の許可基準により単位
時間あたりの打球発射数が一定個数(1分間あた
り、たとえば約100個)と決められている。
ところが、一部の遊技場では、ギヤンブル性を
高め、客の回転率を高めるために、ある打球が発
射されてから次の打球が発射されるまでの打球間
隔を許可基準よりも短く製造して使用していると
ころもある。
また、最近、弾球遊技機の打球間隔を不必要に
長くするように改造するという不正が発見されて
いる。打球間隔を長くした場合、たとえば入賞球
装置が開成中に入賞する入賞球数が減少する。よ
つて、遊技者の入場数が比較的少ない午前中は通
常の打球間隔にしておき、遊技者の入場数が増え
て、可変入賞球装置が開成する割合が増加する夕
方になつたとき、打球間隔を長くすれば、遊技者
の獲得できる玉数を少なくでき、売り上げの向上
が図れることとなる。このように不正に打球間隔
を縮めたり長くしたりする方法としては、電動式
打球機構に含まれる電気的駆動手段(たとえば、
打球杆を駆動するための電動モータや、パルス給
電により外側の固定子に磁極を発生させ、この電
磁力により中心部の回転子を回転するいわゆるロ
ータリーソレノイドや、リニアモータ式にコイル
による磁束の流れによつてパチンコ玉を移動(発
射)する方式(リニアソレノイドの中をパチンコ
玉の移動させるもの)や、ソレノイドのON/
OFFによるアクチユエータの単振動を利用して
パチンコ玉を発射するもの等が考えられる)の種
類によつて次のような方法が考えられる。すなわ
ち、打球用電動機が交流電動機の場合は、交流電
源と打球用電動機との間に周波数変換器を設け、
その周波数変換器によつて電動機の供給電力の周
波数を高く(または低く)することである。ま
た、打球用電動機が直流電動機の場合は、周波数
−電圧変換器を用いて周波数を高める(または低
くする)ことによつて供給電圧を高めたり(また
は低くしたり)、商用電源の2次電圧を規定のも
のより昇圧してまたは降圧し)、かつそれを整流
して規定の供給電圧より高く(または低くする)
ことなどである。さらに、ソレノイドを用いる場
合は、ソレノイドの間欠的な付勢周期すなわち付
勢電力の周波数を高める(または低くする)こと
によつて行わなれる。
本願出願人は、上記不正防止手段を講じた弾球
遊技機を既に出願した(特願昭58−24483、特開
昭59−149166号広報)。
[発明が解決しようとする課題] 先に提案した弾球遊技機では、打球間隔の不正
な変更を防止するために、電力式打球機構の打球
間隔が許容範囲外になつたことを検出するための
電力状態検出手段を設けたものであつた。ところ
が、弾球遊技機に単に電力状態検出手段を取り付
けただけの構成では、遊技場によつては、せつか
く取り付けた電力状態検出状態を短絡したり、取
り外したりして、電力状態検出手段が正常に動作
しないように改造するという不正を働く場合があ
つた。
一方、遊技場における不正な改造、改変は、配
線を切断したり、装置をそつくり取り外したりと
いう簡単な改造、改変が主で、大掛りに、弾球遊
技機が改造、改変されるということはない。とい
うのは、大掛りに改造した場合、弾球遊技機を定
期的に入れ替えたりする際に、不正な改造、改変
が明るみに出てしまう虞れがあるからである。
本発明は、係る事情に鑑み考え出されたもので
あり、その目的は、弾球遊技機における打球間隔
の不正防止手段を、遊技場において簡単に改造、
改変できないように構成した弾球遊技機を提供す
ることである。
[課題を解決するための手段] 本第1発明は、電気的駆動源を有し、該電気的
駆動源の駆動力を利用して打玉を遊技領域に発射
する電動式打球機構を含む弾球遊技機であつて、 前記電動式打球機構は、供給される電力の電気
的特性の変化によつて単位時間あたりの打球発射
数が変化するように構成され、 前記電動式打球機構に供給される電力の電気的
特性が、予め定められた特性から外れたことによ
り、前記電動式打球機構が予め設定された単位時
間あたりの打球発射数から外れた状態になつたこ
とを検出する電力状態検出手段と、 該電力状態検出手段の検出出力に基づいて、弾
球遊技における或る動作を不能動化させる不能動
化手段とを含み、 前記電力状態検出手段を、前記電気的駆動源の
ケーシング内に設けたことを特徴とする。
本第2発明は、打球を遊技領域に発射する電動
式打球機構を含む弾球遊技機であつて、 前記電動式打球機構は、供給される電力の電気
的特性によつて単位時間あたりの打球発射数が変
化するように構成され、 前記電動式打球機構に供給される電力の電気的
特性が、予め定められた特性から外れたことによ
り、前記電動式打球機構が予め設定された単位時
間あたりの打球発射数から外れた状態になつたこ
とを検出する電力状態検出手段と、 該電力状態検出手段の検出出力に基づいて、弾
球遊技機における或る動作を不能動化させる不能
動化手段と、 前記電動式打球機構に電力を与えるリード線が
前記電力状態検出手段を通らずに外部に直結され
るのを防止するリード線保護手段とを含むことを
特徴とする。
[作用] 本第1発明によれば、供給される電力の電気的
特性の変化によつて単位時間あたりの打球発射数
が変化するように構成された電動式打球機構が設
けられ、電力状態検出手段の働きにより、前記電
動式打球機構に供給される電力の電気的特性が予
め定められた特性から外れたことにより、前記電
動式打球機構が予め設定された単位時間あたりの
打球発射数から外れた状態になつたことが検出さ
れる。その電力状態検出手段の検出出力に基づい
て、弾球遊技機における或る動作が不能動化され
る。そして、さらに、前記電力状態検出手段が、
電気的駆動源のケーシング内に設けられている。
本第2発明によれば、供給される電力の電気的
特性によつて単位時間あたりの打球発射数が変化
するように構成された電動式打球機構が設けら
れ、電力状態検出手段の働きにより、前記電動式
打球機構に供給される電力の電気的特性が予め定
められた特性から外れたことにより、前記電動式
打球機構が予め設定された単位時間あたりの打球
発射数から外れた状態になつたことが検出され
る。そして、その電力状態検出手段の検出出力に
基づいて、弾球遊技機における或る動作が不能動
化される。さらに、リード線保護手段の働きによ
り、前記電動式打球機構に電力を与えるリード線
が前記電力状態検出手段を通らずに外部に直結さ
れるのが防止される。
[実施例] 以下には、図面を参照して、この発明の実施例
について詳細に説明をする。
第1図は、第1の発明の一実施例であるパチン
コ遊技機の正面図である。パチンコ遊技機10
は、開閉自在に装着された前面枠12と、その前
面枠12に着脱自在に装着された遊技盤14を含
んでいる。パチンコ遊技機10の右側下方には、
遊技盤14にパチンコ玉を打球発射するための操
作ハンドル16および操作レバー18が設けられ
ている。操作ハンドル16は、パチンコ遊技機1
0の表面に植立されており、遊技者の手にフイツ
トする形状になつている。操作レバー18は、操
作ハンドル16に回動可能に保持されたレバー
で、このレバー18が右回り(図において右回
り)に回動されることにより、打球の発射の強さ
が調節される。
第2図は、パチンコ遊技機10の背面図であ
る。第2図を参照して、パチンコ遊技機10の背
面の左下側には、電動式打球機構20が設けられ
ている。すなわち、第1図で説明した操作ハンド
ル16および操作レバー18に対応する背面側に
は、操作レバー18の回動に応じて動作する電動
式打球機構20が設けられている。また、パチン
コ遊技機10の背面ほぼ中央部には、たとえば鉄
ケースに入れられたゲーム制御基板22が設けら
れている。(図面上、鉄ケースが見えているだけ
であるが、説明の便宜上、鉄ケースをゲーム制御
基板として説明する。)ゲーム制御基板22は、
中央制御装置(CPU)、CPUの制御プログラムが
記憶されたリードオンリメモリ(ROM)および
制御データの書込読出ができるランダムアクセス
メモリ(RAM)等によつて構成されている。ゲ
ーム制御基板22によつて、パチンコ遊技機10
に設けられた各種の電動制御装置(たとえば可変
入賞球装置、可変表示装置、ランプ等)が制御さ
れる。
外部電源、たとえば交流24ボルトの電源が、パ
チンコ遊技機10の左上に設けられた中継基板2
4に与えられる。そして、中継基板24から、実
線で省略して示す電源供給線26によつてコンデ
ンサ28を介して電動式打球機構20に電源が供
給される。ここに、電源供給線26に並列に挿入
されたコンデンサ28は、電動式打球機構20に
含まれる交流モータ(後に詳述する)の始動用に
設けられたコンデンサである。
中継基板24からは、また、点線で省略して示
す電源供給線30によつて、ゲーム制御基板22
に電源が供給される。さらに、電動式打球機構2
0とゲーム制御基板22との間は、可撓性の金属
管で覆われたリード線(図示せず)で接続され、
両者間に所定の電気信号が往復できるようにされ
ている。
第3図は、電動式打球機構20のうち、モータ
を中心とする構成部分の分解斜視図である。そし
て、この第3図は、第1の発明の一実施例の、電
力状態検出回路の取付構造を示している。
第3図を参照して、基板34の上に、歯車機構
によつて構成された減速装置36が取付けられ、
その上に電気的駆動源の一例のモータ38が重ね
られて取付けられている。減速装置36とモータ
38とは、取付金具40によつて基板34に固定
されている。モータ38の上には、制御基板42
および電気配線中継基板44を備えるケーシング
の一例の基板取付部材46が覆い被せられてい
る。基板取付部材46は短円筒状をしており、後
方端面の外側に電気配線中継基板44がねじ48
で取付けられ、制御基板42は、内側から電気配
線中継基板44に対向して、ねじ50で取付けら
れた構造になつている。そして、モータ38の後
方部を覆うように、基板取付部材46が覆い被せ
られ、取付金具40と固定されている。
制御基板42には、電力状態検出回路およびラ
ツチ回路が構成されている。電気配線中継基板4
4の表面、すなわち電気配線中継基板44の外側
に露出した主表面上には電源接続端子52、スイ
ツチ関係端子54、電動ランプ端子56およびタ
ツチセンサ感度調整スイツチ58が設けられてい
る。そして、この電源接続端子52に、第2図で
説明した電源供給線26を介して電源が与えられ
る。スイツチ関係端子54には、各種の図示しな
いスイツチに接続されたリード線が接続される。
電動ランプ端子56には、後述する電動ランプに
接続されたリード線が接続される。タツチセンサ
感度調整スイツチ58は、タツチセンサ(後述す
る)の検出感度を調整するためのものである。タ
ツチセンサの感度は、パチンコ遊技機10の設置
場所によつて変化するので、感度調整スイツチ5
8によつてその感度は適正に調整可能にされてい
る。
電源接続端子52に与えられた電源は、各端子
54,56に与えられるとともに、制御基板42
を介してモータ38に与えられる。その場合、電
源接続端子52と制御基板42の間の基板接続配
線60および制御基板42とモータとを接続する
電力供給配線62は、共に、基板取付部材46の
内部に隠され、外部からはその存在がわからない
ようにされている。
第4図は、第3図の分解斜視図を組立てた状態
の側断面図である。第4図によれば、上述した基
板接続配線60および電力供給配線62が、外部
から見えないように基板取付部材46の内部に位
置していることがよくわかる。したがつて、この
ような構成にすれば、外から一見しただけでは電
力供給線の配線がどうなつているかを掴むことが
できず、大がかりに分解して調べない限り、電力
供給線の接続を不正に改造することができないと
いう効果がある。
ここで、制御基板42に構成されている電力状
態検出回路およびタツチ回路について簡単に触れ
ておく、電力状態検出回路は、モータ38に与え
られる電力の状態を検出するための回路で、この
検出状態に基づいてモータ38の回転速度が判別
できるようにされている。電力状態検出回路は、
モータ38が交流モータの場合は、供給電力の周
波数を検出する回路である。モータ38が直流モ
ータの場合は、供給電力の電圧を検出する回路で
ある。また、モータ38に代えてソレノイド等が
用いられている場合は、ソレノイドに与えられる
パルス周期を検出する回路である。この実施例で
は、モータ38として交流モータを用いた例を示
すので、電力状態検出回路は周波数検出回路とな
つている。この回路の詳細な構成については後述
する。
タツイ回路は、後述するタツチ検出板のための
回路であり、操作ハンドル16(第1図参照)に
遊技者の手が触れているか否か、言い換えれば操
作レバー18が回動された状態で止められ、無人
状態でパチンコ遊技機10が動作されるような不
正を防止するために、そのような状態を検出する
ための回路である。この回路の具体的な構成につ
いても後述する。
第1の発明の特徴は、前述した実施例のよう
に、モータ38に与えられる電力の状態を検出す
る電力状態検出回路を含む制御基板42を、基板
取付部材46の内部に収納し、外部の電源供給線
から直接モータ38に電力が供給できない接続構
造としたことである。なお、上述の実施例では、
電力状態検出回路を含む制御基板を収納するケー
シングは制御基板取付部材46とし、その制御基
板取付部材46がモータ38の一部を覆うような
ものとしたが、このような構造に限らず、電動式
打球機構を駆動するための駆動手段(たとえばモ
ータ)のケーシング内部に電力状態検出回路が設
けられるような構成であればよい。
第5図ないし第9図は、この出願の第1の発明
に用いられている電動式打球機構を説明するため
の図である。
第5図は、減速装置36およびモータ38の分
解斜視図である。この実施例では、モータ38
は、交流モータ(コンデンサモータ)が用いられ
ている。
第5図を参照して、モータ38は、対をなすボ
ビンカバー64と、ボビンカバー64内に収めら
れたリング状のボビン66と、ボビン66の中心
で回転する回転子68とを備えている。また、回
転子68の中心軸には、回転軸70が固定されて
おり、回転軸70の先端にはピニオンギヤ72が
固着されている。ピニオンギヤ72は、減速装置
36の第1係合歯車74と噛合つている。第1係
合歯車74には、同じ回転中心軸で、係合歯車よ
りも歯数の少ない伝達歯車76が固定されてい
る。そして伝達歯車76には、大きな歯数の第2
係合歯車72が噛合つている。そして、第2図係
合歯車78の中心軸が、後述する駆動ばね37を
駆動する駆動軸80となつている。したがつて、
モータ38の回転速度、すなわちピニオンギヤ7
2の回転速度は、第1係合歯車74、伝達歯車7
6、第2係合歯車78で構成される減速装置36
によつて減速され、駆動軸80が回転される。
なお、この実施例では、モータ38として交流
モータ(コンデンサモータ)を用いたが、他の種
類の交流モータを用いてもよいし、また、直流モ
ータであつてもよい。また、減速装置36は、2
つの係合歯車と1つの伝達歯車からなる歯車機構
によつて実現されているが、これに限らず、他の
歯車機構の組合わせによつて伝達装置が構成され
ていてもよいことはもちろんである。
第6図は、電動式打球機構を正面側から見た斜
視図である。第7図は、電動式打球機構の正面側
で、操作ハンドル部(スイツチ部)を取除いて描
いた斜視図である。第8図は、第7図の正面図で
ある。第6図ないし第8図を参照して、電動式打
球機構20は、操作ハンドル16を含む。操作ハ
ンドル16の外周部分には操作レバー18が回動
自在に取付けられている。また、操作ハンドル1
6の外周面の一部、たとえば操作レバー18に隣
接する手前側表面にはタツチ検出板82が設けら
れている。操作レバー18の回動中心軸の先端に
は半円形の連動車84が固定されている。連動車
84は操作レバー18の回動に伴なつて回動し、
回動検出スイツチ86をオン/オフさせるととも
に、伝達ワイヤ88を介して第1リンク車90を
回動する。第1リンク車90の回転軸にはばね9
2が備えられており、伝達ワイヤ88によつて引
張られて回動されていない場合には、元の位置に
戻るように付勢されている。したがつて、このば
ね92の働きにより、遊技車が操作レバー18を
回動していない場合は、ばね92の力により、伝
達ワイヤ88、連動車84を介して操作レバー1
8は初期位置になる。
第1リンク車90には第2リンク車94が係合
している。第2リンク車94の一部には、ギヤ9
6が形成されており、このギヤ96ば打球力調整
部98の扇形ギヤ100と噛合つている。打球力
調整部98は、中心軸102の一端に打球杆10
4が固定され、他端に作用杆106が取付けられ
た構成である。そして、中心軸102には、打球
力付勢ばね108が挿通されている。打球力付勢
ばね108は、打球杆104を矢印110方向に
付勢するためのばねである。打球力付勢ばね10
8は、偏平のつる巻きばねの一種であつて、その
一端は作用杆106のつば部112と固定されて
おり、他端は扇形ギヤ100に固定されている。
打球力付勢ばね108は、ねじられて取付けられ
ており、そのねじれを解消する方向、すなわち第
7図において矢印114方向に作用している。そ
して、扇形ギヤ100が矢印114と逆方向に回
動され、打球力付勢ばね108の他端が逆方向に
ひねられると、この打球力付勢ばね108のひね
り復元はより強いものとなる。よつて、扇形ギヤ
100の回動状態に応じて、打球杆104による
打球強さが変化し、パチンコ玉の発射速度が調整
されるのである。
作用杆106の近傍には駆動軸80に固定され
た駆動ばね116が設けられている。駆動ばね1
16は湾曲した3枚の羽根で構成され、モータ3
8によつて回動される。そして、第8図に示され
るように、駆動ばね116が作用杆106の係合
ピン118と係合し、作用杆116およびそれと
中心軸を介して固定された打球杆104を回動す
る。そして駆動ばね116と係合ピン118との
係合が解かれたとき、打球杆104は打球力付勢
ばね108の復元力によつて矢印110方向に瞬
間的に回動される。そして、発射レール120に
配置されたパチンコ玉(図示せず)が打球発射さ
れる。なお、打球杆104の上記一連の動作に応
答して、玉送り部材122が上下され、発射レー
ル120に1個ずつパチンコ玉が送られる。
第9図は、電動式打球機構20のスイツチ関係
部材の構成を示す裏面図である。第9図に示され
るように、操作レバー18の回動に応答して、連
動車84が矢印124方向に回動されると、回動
検出スイツチ86がオンする。また、回動検出ス
イツチ86に関連して、単発スイツチ126が接
続されている。
第10図は、この発明の一実施例に用いられて
いる電気回路の構成ブロツク図である。第11図
は、第10図のブロツク図の具体的な回路図の一
例を示している。第10図および第11図を参照
して、一実施例に用いられている電気回路の構成
と動作とについて説明をする。
交流電源AC24Vからは、電圧24Vの予め定め
られている商用周波数50Hz(または60Hz)の交流
電源が供給される。整流回路130では、
AC24Vをダイオードを通して半波整流し、それ
を微分した後、ツエナーダイオードにより一定値
とし、さらに平滑化して直流電圧VDDを作り出し
ている。そして、この電圧VDDは、ゲーム制御基
板22(第2図参照)に含まれる制御回路等に与
えられている。
AC24Vは、連動車84によつてオン/オフさ
れる回動検出スイツチ86、単発打ちボタン12
7によつてオン/オフされる単発スイツチ12
6、コンデンサ28および制御基板42に設けら
れた電力状態検出回路およびタツチ回路を介して
モータ38に与えられ、モータ38が駆動され
る。
次に、制御回路42に構成されている電力状態
検出回路およびタツチ回路について説明をする。
AC24Vは、パルス入力回路132に与えられる。
パルス入力回路132では、AC24Vの交流波形
をダイオード134を通して半波形とし、微分回
路136で微分した後クロツクパルスとして周波
数検出回路138に与える。周波数検出回路13
8は、ICで構成されている。交流電源AC24Vが、
たとえば50Hz(または60Hz)の場合、パルス入力
回路132から出力されるクロツクパルスは1/50
秒(60Hzのときは1/60秒)サイクルのパルスであ
る。
一方、発振回路140は、32.768kHz(水晶発
振子の発振周波数)の信号を分周回路142に与
える。分周回路142では、与えられる周波数を
分周し、所定のサイクルのパルスを出力する。す
なわち、第1のIC144は、32.768kHzを52Hz
(電源が60Hzの場合は62Hz)に分周する。そして、
1/52秒(60Hzの場合は1/62秒)に1回のパルスを
出力する。同様に、第2のIC146は、32.768k
Hzを48.7Hz(電源が60Hzの場合は57.0Hz)に分周
する。そして、1/48.7秒(60Hzの場合は1/57.0
秒)に1回のパルスを出力する。
そして、前述した周波数検出回路138の出力
と、分周回路142の出力とが周波数比較回路1
48で比較される。より具体的には、IC144
の出力(1/52秒サイクルのパルス)はIC150
のR端子に与えられ、周波数検出回路138の出
力(1/50秒サイクルのパルス)はIC150のC
端子に与えられる。1/50秒パルスと1/52秒のパル
スとでは、1/52秒のパルスの方がわずかに速いの
で、IC150では、1/52秒のパルスでリセツト
された後、その後わずかに遅れて与えられる1/50
秒のパルスでハイレベル信号を導出し、再び1/52
秒のパルスでリセツトされるという繰返しとな
る。
逆にIC152では、周波数検出回路138の
出力でリセツトされ、IC146の出力でハイレ
ベル信号が導出すようになつている。
したがつて、IC144の分周出力を許容され
る上限打球速度の分周出力とし、IC146の出
力を許容される下限の打球速度の分周出力とすれ
ば、IC150の出力とIC152の出力とによつ
て、電源周波数を監視することができる。
周波数比較回路148の出力は発振回路154
に与えられる。すなわち、具体的には、IC15
0の出力とIC152の出力とは、オアゲート1
56を介して発振回路154に与えられる。発振
回路154では、周波数比較回路148から与え
られる一定間隔の信号に基づいて発振を起こす。
正常に遊技が行なわれている場合を考えると、
回動検出スイツチ86がオンし、単発スイツチ1
28がオンしている。また、タツチ検出板82に
は遊技者の手が触れており、人体の静電容量が加
わつている。よつて、スイツチング回路158を
介して保持回路(フリツプフロツプ)160に与
えられる下段入力の時定数は大きく、発振回路1
54の入力よりも遅れた信号となるようにされて
いる。したがつて、保持回路160からは発振回
路154の発振信号が出力される。よつて、スイ
ツチング回路162のトライアツク164にトリ
ガパルスが与えられ、モータ38が回転する。
タツチ検出板82に人体が触れていない場合に
は、タツチ検出板82からスイツチング回路15
8を介して保持回路160に与えられる信号の時
定数が小さくなり、発振回路154からの発振信
号よりも速い信号になる。よつて、保持回路(フ
リツプフロツプ)160の出力は常時ローレベル
に保持され、発振回路154の出力は導出されな
い。したがつて、スイツチング回路162のトラ
イアツク164はオンせず、モータ38は回転し
ない。
次に、交流電源AC24Vの周波数を変更する不
正が行なわれた場合について説明をする。今、交
流電源AC24Vの周波数が52Hz以上にされたとす
る。この場合、周波数検出回路138の出力は1/
52秒サイクルよりも速いパルス出力となる。そし
て、そのパルス出力はIC150に与えられる。
これにより、IC150は分周回路142の出力
によりリセツトされなくなり、IC150は常時
ハイレベル信号を導出することになる。よつて、
発振回路150には常時ハイレベル信号が与えら
れ、発振回路154は発振しない。したがつて、
保持回路160の出力も発振出力とはならず常時
ローレベル出力となり、スイツチング回路162
のトライアツク164にトリガパルスが与えられ
ない。
つまり、交流電源の周波数が不正により高めら
れた場合、周波数比較回路148を構成するIC
150の作用により、スイツチング回路160の
動作が止められて、モータ38が回転しないよう
にされているのである。
逆に、交流電源AC24Vの周波数が所定範囲以
下に下げられた場合は、同様の動作が周波数比較
回路148のIC152によつて行なわれ、モー
タ38の回転が停止されるのである。
さらに、この実施例では、電動ランプ166の
配線168を利用して、交流電源AC24Vをモー
タ38に直結してモータ38を回転させるのを防
止するために、交流電源をトリガパルスの発生し
ている場合のみ供給するトライアツクを用いてい
る。すなわち、トリガパルスの発生していない場
合には、交流電源は遮断され、たとえランプ配線
168により交流電源AC24Vとモータ38とが
直結されても、モータ38は回転しないようにさ
れている。
以上説明したこの実施例の回路では、電力状態
検出回路とタツチ回路とを一体的に構成し、タツ
チ検出板に遊技者の体が触れていない場合および
交流電源に不正が施され、その周波数が変更され
た場合は、モータ38の回転を停止し、打球遊技
ができないようにされている。しかしながら、こ
の発明は、このような構成のものに限らず、先に
本願出願人が出願した特開昭59−149166号公報に
記載のような回路構成や、不能動化手段を用いて
もよい。
第12図は、この出願の第2の発明の一実施例
を示す斜視図である。第12図において、これま
で説明した部材と同一の部材には同一番号が付さ
れており、それらの説明については省略する。こ
の実施例では、前述の実施例とは異なり、電源配
線中継基板44に与えられた電源は、図には現わ
れていない制御基板42に与えられ再度電源配線
中継基板44に戻されている。そして、電気配線
中継基板44とモータ38とが外部の接続リード
(図示せず)を用いて接続されている。そして、
この実施例の特徴は、その接続リードがリード線
保護手段の一例である可撓性の金属管32aで覆
われていることである。さらに、コンデンサ28
から電気配線中継基板44に与えられる配線の一
部も金属管32bによつて覆われている。さら
に、前述した実施例と同様に、モータ38とゲー
ム制御基板(図示せず)とを結ぶリード線も金属
管32cによつて覆われている。このようにリー
ド線を金属管32で覆つた場合、各リード線を容
易に切断したり任意に結線したりすることができ
ず、容易な改造は不可能になる。そして、万一金
属管32を切断して改造した場合、パチンコ遊技
機の入替時等に金属管32を元通りにしておかな
ければ改造したという不正が明るみに出てしま
う。したがつて、不正に改造しようとすればかな
り大がかりにしなければならず、容易な不正(改
造)は防止できる。
第13図は、第2の発明の他の実施例を示す斜
視図である。上述した各実施例では、電力状態検
出回路を構成した基板を、電動式打球機構20と
一体的にしたものについて説明したが、この実施
例では、電力状態検出回路が電動式打球機構20
と別体に設けられている。そして、電力状態検出
回路を含む制御基板42と電気配線中継基板44
との間の接続リードが金属管32eで保護されて
いる。さらに、コンデンサ28を介して制御基板
42に接続されたリード線の一部も金属管32d
によつて保護されている。したがつて、制御基板
42を短絡して電源から直接電気配線中継基板4
4すなわちモータ38に電力を供給することがで
きず、電源の電力状態を不正にしてモータ38の
回転を増減させるという不正が防止できる。な
お、第13図において、参照番号170は制御基
板を収納するための収納ボツクスである。その他
の構成は、前述のものと同様であり、同一部分に
は同一番号を付してここでの説明は省略する。
[発明の効果] 本第1発明は、電力状態検出手段を電気的駆動
源のケーシング内に設けたために、一見しただけ
では電力状態検出手段が確認できず、また、たと
え不正に改造を試みても、容易にはできず、電力
状態県手段に関する不正な改造、改変を極力減少
させることができる。
本第2発明は、リード線保護手段の働きによ
り、電動式打球機構に電力を与えるリード線が電
力状態検出手段を通らずに外部に直結されるのを
極力防止でき、不正な改造、改変を極力防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例のパチンコ遊技
機の正面図である。第2図は、この発明の一実施
例のパチンコ遊技機の背面図である。第3図は、
この出願の第1の発明の一実施例の電力状態検出
回路の取付構造を説明するための斜視図である。
第4図は、第3図を組立てた状態の側断面図であ
る。第5図ないし第9図は、電動式打球機構の一
例を説明するための図である。特に、第5図はモ
ータ分解斜視図、第6図は打球機構を正面側から
見た斜視図、第7図は打球機構の正面側で、操作
ハンドル部分を除いた図、第8図は第7図の正面
図、第9図は打球機構の裏面側から見たスイツチ
部分の位置関係を示す図である。第10図はこの
発明の一実施例に用いられている電気回路の構成
ブロツク図である。第11図は第10図のブロツ
ク図の具体的な回路図の一例を示す図である。第
12図は、この出願の第2の発明の一実施例を示
す図である。第13図は第2の発明の他の実施例
を示す図である。 図において、10はパチンコ遊技機、20は電
動式打球機構、22はゲーム制御基板、24は中
継基板、26,30は電源供給線、32,32
a,32b,32c,32e,32eは可撓性の
金属管、36は減速装置、38はモータ、42は
制御基板、44は電気配線中継基板、46はケー
シングの一例の制御基板取付部材、60は基板接
続配線、62は電力供給配線を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気的駆動源を有し、該電気的駆動源の駆動
    力を利用して打玉を遊技領域に発射する電動式打
    球機構を含む弾球遊技機であつて、 前記電動式打球機構は、供給される電力の電気
    的特性の変化によつて単位時間あたりの打球発射
    数が変化するように構成され、 前記電動式打球機構に供給される電力の電気的
    特性が、予め定められた特性から外れたことによ
    り前記電動式打球機構が予め設定された単位時間
    あたりの打球発射数から外れた状態になつたこと
    を検出する電力状態検出手段と、 該電力状態検出手段の検出出力に基づいて、弾
    球遊技における或る動作を不能動化させる不能動
    化手段とを含み、 前記電力状態検出手段を、前記電気的駆動源の
    ケーシング内に設けたことを特徴とする、弾球遊
    技機。 2 前記電気的駆動源は、交流電力の供給を受け
    て動作する第1の電気的駆動手段であり、前記電
    力状態検出手段は、前記交流電力の周波数が予め
    設定された周波数から外れたことを検出する所定
    周波数検出手段を含むことを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項記載の弾球遊技機。 3 前記第1の電気的駆動手段は、交流電動機で
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第2項記
    載の弾球遊技機。 4 前記不能動化手段は、前記所定周波数検出手
    段の検出出力に基づいて、前記電気的駆動手段へ
    の供給電力を遮断することによつて、前記電動式
    打球機構の打球動作を不能動化させる第1の不能
    動化手段を含むことを特徴とする、特許請求の範
    囲第2項記載の弾球遊技機。 5 前記電気的駆動源は、直流電力の供給を受け
    て駆動する第2の電気的駆動手段を含み、 前記電力状態検出手段は、前記直流電力の電圧
    が予め設定された電圧から外れたことを検出する
    所定電圧検出手段を含むことを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項記載の弾球遊技機。 6 前記弾球遊技機は、ゲーム制御のために用い
    られるゲーム制御回路を含み、 前記不能動化手段は、前記電力状態検出手段の
    検出出力に基づいて、前記ゲーム制御回路を不能
    動化させる第2の不能動化手段を含むことを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技
    機。 7 前記電動式打球機構は、 タツチスイツチ部と、 前記タツチスイツチ部の操作状態を検出する操
    作状態検出回路と、 前記操作状態検出回路の検出出力に基づいて、
    前記電動式打球機構の駆動を能動化させる能動化
    手段とを含み、 前記不能動化手段は前記電力状態検出手段の検
    出出力に基づいて、前記操作状態検出回路を不能
    動化させる第3の不能動化手段を含むことを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技
    機。 8 打球を遊技領域に発射する電動式打球機構を
    含む弾球遊技機であつて、 前記電動式打球機構は、供給される電力の電気
    的特性によつて単位時間あたりの打球発射数が変
    化するように構成され、 前記電動式打球機構に供給される電力の電気的
    特性が、予め定められた特性から外れたことによ
    り、前記電動式打球機構が予め設定された単位時
    間あたりの打球発射数から外れた状態になつたこ
    とを検出する電力状態検出手段と、 該電力状態検出手段の検出出力に基づいて、弾
    球遊技機における或る動作を不能動化させる不能
    動化手段と、 前記電動式打球機構に電力を与えるリード線が
    前記電力状態検出手段を通らずに外部に直結され
    るのを防止するリード線保護手段とを含むことを
    特徴とする、弾球遊技機。 9 前記電動式打球機構は、交流電力の供給を受
    けて駆動する第1の電気的駆動手段を含み、 前記電力状態検出手段は、前記交流電力の周波
    数が予め設定された周波数から外れたことを検出
    する所定周波数検出手段を含み、 前記第1の電気的駆動手段と前記所定周波数検
    出手段とを接続するリード線は、前記リード線保
    護手段で保護されていることを特徴とする、特許
    請求の範囲第8項記載の弾球遊技機。 10 前記第1の電気的駆動手段は、交流電動機
    であることを特徴とする、特許請求の範囲第9項
    記載の弾球遊技機。 11 前記不能動化手段は、前記所定周波数検出
    手段の検出出力に基づいて、前記電気的駆動手段
    への供給電力を遮断有することによつて、前記電
    動式打球機構の打球動作を不能動化させる第1の
    不能動化手段を含むことを特徴とする、特許請求
    の範囲第9項記載の弾球遊技機。 12 前記不能動化手段と、前記所定周波数検出
    手段と、前記電気的駆動手段との間の電気的接続
    は、前記リード線保護手段で保護されていること
    を特徴とする、特許請求の範囲第11項記載の弾
    球遊技機。 13 前記電動式打球機構は、直流電力の供給を
    受けて駆動する第2の電気的駆動手段を含み、 前記電力状態検出手段は、前記直流電力の電圧
    が予め設定された電圧から外れたことを検出する
    所定電圧検出手段を含み、 前記第2の電気的駆動手段と前記所定電圧検出
    手段との間を結ぶリード線は、前記リード線保護
    手段で保護されていることを特徴とする、特許請
    求の範囲第8項記載の弾球遊技機。 14 前記弾球遊技機は、ゲーム制御のために用
    いられるゲーム制御回路を含み、 前記不能動化手段は、前記電力状態検出手段の
    検出出力に基づいて、前記ゲーム制御回路を不能
    動化させる第2の不能動化手段を含み、 前記ゲーム制御回路と前記第2の不能動化手段
    との間を接続するリード線は、前記リード線保護
    手段で保護されていることを特徴とする、特許請
    求の範囲第8項記載の弾球遊技機。 15 前記電動式打球機構は、 タツチスイツチ部と、 前記タツチスイツチ部の操作状態を検出する操
    作状態検出回路と、 前記操作状態検出回路の出力に応答して、前記
    電動式打球機構の駆動を能動化させる手段とを含
    み、 前記不能動化手段は、前記電力状態検出手段の
    検出出力に基づいて、前記操作状態検出回路を不
    能動化させる第3の不能動化手段を含むことを特
    徴とする、特許請求の範囲第8項記載の弾球遊技
    機。
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