JPH055816B2 - - Google Patents
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- JPH055816B2 JPH055816B2 JP63294828A JP29482888A JPH055816B2 JP H055816 B2 JPH055816 B2 JP H055816B2 JP 63294828 A JP63294828 A JP 63294828A JP 29482888 A JP29482888 A JP 29482888A JP H055816 B2 JPH055816 B2 JP H055816B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
- C07C29/17—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by hydrogenation of carbon-to-carbon double or triple bonds
- C07C29/172—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by hydrogenation of carbon-to-carbon double or triple bonds with the obtention of a fully saturated alcohol
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/582—Recycling of unreacted starting or intermediate materials
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は不飽和トリ置換モノマー類の触媒水添
により飽和トリ置換アルコール類を製造するため
の気相法に関する。 〔従来の技術〕 2,2,4−トリメチルペンタノールの製造が
H.J.Hagemeyer等に与えられた1960年6月14日
発行の米国特許第2941011号公報に記載されてい
る。この方法においては飽和2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオールジエステルを熱
分解して対応する不飽和のモノエステルにし、そ
してこの不飽和モノエステルを次に還元して飽和
2,2,4−トリメチル−ペンタノールにしてい
る。この還元はラネーニツケル触媒の上で行なわ
れる。 H、Chafetzに与えられた1965年8月17日発行
の米国特許第3201478号公報に記述されている方
法は反応の順序において異なつている。この特許
の方法では第1段階が飽和1,3−ジオールのエ
ステル化によつて飽和ジエステルを形成させる過
程を包含する。この飽和ジエステルを第2段階に
おいて熱分解して対応する不飽和の2,2,4−
トリ置換モノエステルにする。この不飽和モノエ
ステルを第3段階においてラネーニツケル、白
金、パラジウム及び銅のような触媒を用いて飽和
モノエステルに水素添加する。最後に第4段階に
おいてこの第3段階から得られた飽和エステルを
高い温度において水性塩基溶液を用いて鹸化して
飽和2,2,4−トリ置換ペンタノールにする。
しかしながらこの文献は本発明の方法を、すなわ
ち不飽和のトリ置換モノエステルを直接に飽和ア
ルコールに水素添加する方法を示唆していない。 1970年11月24日に公告されたH.J.Hagemeyer
等の米国防衛公告第880005号には不飽和の2,
2,4−トリメチルペンタノールモノエステルを
水素添加することによる2,2,4−トリメチル
ペンタノールの製造が銅−クロム酸化物触媒を用
いて示されている。こゝで用いる触媒は本発明に
おいて定義する触媒と異つている。 2,2,4−トリメチル−1−ペンタノールの
ような飽和トリ置換アルコール類はすでに数十年
前から幾つかの異なつた方法で製造されている。
B.Yeamansに与えられた1972年9月13日に公告
された英国特許第1288615号明細書においては2,
2,4−トリメチル−1−ペンタノールが多段階
法によつて製造されており、これは2,2,4−
トリメチルペンタン−1,3−ジオールのイソ酪
酸とのエステル化によつて3−ヒドロキシ−2,
2,4−トリメチルペンチル−1−イソブチレー
トの形成、この飽和ヒドロキシエステルの脱水に
よる不飽和の2,2,4−トリメチルペンテニル
−1−イソブチレートの形成、この不飽和エステ
ルの貴金属水素化触媒を用いる飽和2,2,4−
トリメチルペンチル−1−イソブチレートへの水
素添加、及びこの飽和エステルの鹸化による2,
2,4−トリメチル−1−ペンタノール形成の各
段階を包含する。この文献においては2,2,4
−トリメチル−1−ペンタノールはエステルの鹸
化によつて得られるのであつて、還元過程によつ
て得られるものではない。 もう一つの2,2,4−トリメチル−1−ペン
タノールの製造方法がB.Yeamansに与えられた
1972年9月20日公告の英国特許第1290094号明細
書に記述されている。この特許の方法は2,2,
4−トリメチルペンタン−1,3−ジオールを第
族または第族の金属またはそのアルコキシ
ド、酸化物または水酸化物の使用のもとに2,
2,4−トリメチルペンチル−1−イソブチレー
トとエステル交換させる過程を含む。この過程も
還元過程ではない。この従来技術について論ずる
ならば、この特許明細書には銅−クロム及び亜鉛
の触媒の上で水素圧力220気圧のもとに240℃にお
いて6ないし12時間にわたるバツチ式の水素化過
程を用いることができると述べられているけれど
も、この明細書にはこの過程が高経費についてし
かも2,2,4−トリメチル−1−ペンタノール
の低い選択性しか与えない(第1頁第43−49行)
と述べられている。それ以上の詳細は述べられて
はいないが、しかしながら用いるバツチ式の方法
から明らかなように、液相水素化過程が用いられ
ているのであつて気相過程ではない。その上にそ
の触媒の特別な組成は明確に開示されていない。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は不飽和のトリ置換モノエステル類を気
相反応により、亜鉛、銅及びニツケルの含まれる
触媒の使用のもとに接触的に水素添加して飽和ト
リ置換アルコール類を製造する新規な方法を提供
しようとするものである。 即ち本発明は、後に示す一般式で表わされる
不飽和の2,2,4−トリ置換モノエステル類を
還元して、同様に後に示す一般式の飽和の2,
2,4−トリ置換アルコール類を高い収率及び選
択率で連続的に製造する気相方法を提供する。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の方法によれば下記構造 の不飽和のトリ置換モノエステル類を気相におい
て接触的に水素添加して下記構造式 の飽和トリ置換アルコール類を製造するが、こゝ
で上記の各式においてRは1個から8個まで、
好ましくは1ないし4個の炭素原子を有するアル
キル基か、5又は6個の環炭素原子を有する不
飽和シクロアルキル基か、又は芳香族環がフエ
ニル又はナフチルであるようなアルカリール基、
またはアラルキル基を表わし、そしてR′は水素
または上記Rの基を表わす。 上記式の不飽和の2,2,4−トリ置換モノ
エステル類は公知の化合物であつてそれらの製造
方法の1つはH.J.Hagemeyer等に与えられた
1968年10月29日発行の米国特許第3408388号公報
に示されている。このような化合物の例としては
下記をあげることができる: 2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイ
ソブチレート、 2−エチル−2,4−ジメチルヘキサ−3−エ
ニル−2−メチルブチレート、 2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルア
セテート、 2−エチル−2,4−ジメチルヘキサ−3−エ
ニルアセテート、 2−ブチル−2,4−ジエチルオクタ−3−エ
ニル−2−エチルヘキサノエート、 2,4−ジエチル−2−イソブチルヘプタ−3
−エニル−2−エチル−4−メチルペンタノエー
ト、 2,2,4−トリメチルヘキサ−3−エニル−
2−エチルブチレート、 2−シクロヘキシル−2,4−ジメチルヘキサ
−3−エニル−2−シクロヘキシルプロピオネー
ト、 2,2,4−トリシクロヘキシルブタ−3−エ
ニル−2,2−ジシクロヘキシルアセテート、 2−メチル−2,4−ジ(p−メチルフエニ
ル)ペンタ−3−エニル−2−(p−メチルフエ
ニル)プロピオネート、 2,2,4,4−テトラ(p−メチルフエニ
ル)ブタ−3−エニル−2,2−ジ(p−メチル
フエニル)アセテート及び類似の化合物。 本発明に従う気相反応において用いるに適した
水素化触媒は亜鉛、銅及びニツケルの、その他の
金属原子を含むかまたは含まない酸化物混合物で
あつて下記式 ZnaCubXcNidOe で表わされるがこの式において aは約30から75まで好ましくは約60から65まで
の値を有し、 bは約35から60まで、好ましくは約40から45ま
での値を有し、 cは約0から15まで、好ましくは約1から10ま
での値を有し、 dは約0.3から約2まで、好ましくは0.5から約
1.5まで、そして最も好ましくは約1から約15ま
での値を有し、そして eは各金属原子の酸化物として要求される酸素
料を満足せる値を有し、 その際a+b+c+dと、及び存在するその他
の金属原子の痕跡量に対応する値との合計は100
である。示されているように、一つ以上の他の金
属原子X、例えばアルミニウム、アルカリ金属、
好ましくはカリウムあるいはその他の金属原子は
その触媒に有害な影響を与えない痕跡量で存在す
ることができる。この触媒は連続式またはバツチ
式の液相水素化過程においても使用することはで
きるけれども、しかしながら気相水素化過程が好
ましい。 触媒は亜鉛、銅及びニツケルを含む金属複酸化
物の混合物であり、そして場合によつてはアルミ
ニウム及び1つ以上のその他の金属原子を含んで
いてもよい。このような触媒は所望の場合例えば
カーボンのような不活性担体の上に支持されてい
てもよい。好ましい触媒はニツケルを約1から
1.5までの上述のdの値で含んでいる。後にあげ
る実施例において触媒Cの項に示すように、触媒
Cを用いた場合の2,2,4−トリメチルペンタ
−3−エニルイソブチレートの2,2,4−トリ
メチル−1−ペンタノールへの転化率はいずれの
実験においても他の触媒を用いた場合の転化率よ
りも常に大であつた。更にまた、触媒Dの項で示
されているようにニツケルのdの値を3に上昇し
た場合には、後にあげる例12の各実験において示
されているようにそのように高められたニツケル
含有量は転化率の改善をもたらさなかつた。もう
一群の満足な触媒は同様にあとであげる触媒Aで
示されるもので、それらはZnaCubAlcOeの複酸化
物である。アルミニウムを含まない銅クロマイト
触媒(触媒F及び触媒G)及び高いニツケル含有
量を有するZnaCubNidOe触媒(触媒D)は満足な
ものではなく、各実験においてこれらの触媒を用
いた場合に一般的に得られ最低の転化率であるこ
とが見出されている。 亜鉛−銅−ニツケルに基づく触媒及び亜鉛−銅
−ニツケル−アルミニウムに基づく触媒が気相水
素化反応に対して最も良好であることが見出され
ている。 この触媒の中に含有されるニツケルの量は銅の
量の函数となるようである。添加できるニツケル
の量には限界水準があるもののようであり、そし
てこれは銅の含有量に正比例するようであつて銅
の含有量が高ければ高いほど添加可能なニツケル
の量は多くなる。例えば酸化銅を42重量%含有す
る触媒については最高酸化ニツケル含有量は約
1.5重量%であり、酸化銅含有量が32.5重量%と
低い含有量を示す触媒については1.5重量%より
も低い酸化ニツケルの量が要求される。一般に例
えば約3重量%以上のような高い酸化ニツケル水
準は2重結合の水添を遅延させるかまたは阻止す
るもののようである。 この触媒は実用に先立つて還元され、一般に良
好な結果はその触媒の還元がゆつくりと行われた
場合に得られる。これはその触媒の還元過程の間
に酸化物触媒に低い温度において約0.5モル%の
濃度で水素を導入することによつて実施すること
ができる。次に水素濃度及び温度をゆつくりと上
昇させ、その際局部的高温部の形成を避けるよう
にして約170℃まで上昇させる。水素の流入濃度
及び排出濃度はそれぞれの温度の上昇の間に監視
する。170℃の温度に達した後に水素濃度を次第
に上昇させ、リアクタの流入流出濃度を連続的に
検出しながらこれら両者の値が同一になるまで、
最後には完全に純粋な水素が供給されるようにす
る。この触媒の還元が終了した後に前記式の不
飽和の2,2,4−トリ置換モノエステルをその
リアクタ中の還元された触媒の上に供給する。 下記式 の不飽和トリ置換モノエステル類の接触的水素添
加は二つの経路をたどつて行われる。この明細書
においては式の語は両方の異性体を含むものと
する。一方の反応経路においては不飽和エステル
の2重結合が水素添加されて飽和エステル が形成され、このものが更に水素添加されて一方
の飽和アルコール の分子ともう一方の飽和アルコール の分子とが形成される。 もう一方の経路においては不飽和エステルが
水素添加されて下記の二つの異性体を含む不飽和
トリ置換アルコール のそれぞれの分子と、及びもう一方の飽和アルコ
ール の分子とが形成され、そして上記不飽和アルコー
ルは次に更に水素化されて飽和アルコール を生ずる。 これらの反応はすべて本発明に従う水素化過程
の間に起る。 この反応は気相において各反応成分が維持され
るのに充分な、約100℃から約250℃まで、好まし
くは約150℃から225℃までの温度において行われ
る。 この水素添加反応は約2気圧から約50気圧以
上、好ましくは約3気圧から約20気圧までの水素
圧力において行われる。 理論上式の不飽和2,2,4−トリ置換モノ
エステルの飽和アルコール及びもう一方のアル
コールへの完全な転化には3モルの水素が必要
である。しかしながら実際の反応においては過剰
の水素が用いられ、そして水素のモノエステルに
対するモル比は約5:1以下から約500:1以上
にまで変化し得る。 この反応は本質的に無水の条件のもとで行われ
る。水素添加が完了したときにその粗製の生成物
を例えば蒸溜のような通常の操作によつて精製し
て回収する。反応しなかつた式の不飽和2,
2,4−トリ置換モノエステル及び水素は再循環
し、そして種々の副反応生成物は回収除去され
る。この水素化反応において前記式の不飽和
2,2,4−トリ置換モノエステルが完全に水素
添加されない場合にはその沸点が飽和の2,2,
4−トリメチル−1−ペンタノールの沸点に極め
て近似している不飽和の2,2,4−トリメチル
ペンタ−3−エノールはその粗製最終生成物中に
包含されるであろう。これらの二つの化合物を蒸
溜技術によつて分離することは極めて困難であ
り、そして不飽和アルコールを含有する生成物は
その最終的な用途、例えば潤滑剤として使用する
場合に劣悪な性能をもたらす。従つて本発明に従
う方法において用いられる、エステル基も2重結
合も共に効果的に水素添加できるような触媒が実
際上大きな重要性を有する。 添付の図面は種々の触媒により達成される転化
率を本発明に従い用いられる触媒と比較して示
す。 添付図には2,2,4−トリメチルペンタ−3
−エニルモノイソブチレート及びその異性体の水
素添加による2,2,4−トリメチルペンタノー
ルへの転化率を種々の触媒についてグラフとして
プロツトしてある。これらの値は後にあげる例1
ないし例12について報告されている結果に基づく
ものであつて本発明に従う触媒Cを用いて達成さ
れる予期されなかつた、また予想不可能であつた
種々の利点が明らかに示されている。これら例に
おいて実施された各実験においてZn47/Cu42/
Ni1.5/Al9.5の酸化物触媒(触媒C)がこれと比
較した他のすべての触媒よりもぬきんでている。
このグラフを作成するに当つてそれぞれの例にお
いて用いた異つた触媒について得られたそれぞれ
の値の間を線で結び、それによつてそれぞれの例
における触媒を他の例のそれと比較しやすくして
ある。従つて例えば例5における転化率の値は触
媒Aについて48.96%、触媒Cについて71.27%、
触媒Eについて17.71%、触媒Fについて47.59
%、そして触媒Gについて36.43%であり、これ
らの点をグラフの中で一つの線で結んである。 下記の表Aにおいて、それぞれの例についての
2,2,4−トリメチルペンテリルイソブチレー
ト異性体の総合転換率をその用いたそれぞれの触
媒についてあげてあるが、これらは添付図のグラ
フにプロツトされた値である。すべての例におい
て触媒についての転換率はそれぞれの例において
最も良好であつた他の触媒についての転換率より
も約30%から約180%の範囲で優れており、そし
てそれぞれの例における最も性能の低い触媒につ
いての転換率よりも約250%から約2200%高かつ
た。このような驚くべき優れた結果は決して予想
できなかつたのである。
により飽和トリ置換アルコール類を製造するため
の気相法に関する。 〔従来の技術〕 2,2,4−トリメチルペンタノールの製造が
H.J.Hagemeyer等に与えられた1960年6月14日
発行の米国特許第2941011号公報に記載されてい
る。この方法においては飽和2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオールジエステルを熱
分解して対応する不飽和のモノエステルにし、そ
してこの不飽和モノエステルを次に還元して飽和
2,2,4−トリメチル−ペンタノールにしてい
る。この還元はラネーニツケル触媒の上で行なわ
れる。 H、Chafetzに与えられた1965年8月17日発行
の米国特許第3201478号公報に記述されている方
法は反応の順序において異なつている。この特許
の方法では第1段階が飽和1,3−ジオールのエ
ステル化によつて飽和ジエステルを形成させる過
程を包含する。この飽和ジエステルを第2段階に
おいて熱分解して対応する不飽和の2,2,4−
トリ置換モノエステルにする。この不飽和モノエ
ステルを第3段階においてラネーニツケル、白
金、パラジウム及び銅のような触媒を用いて飽和
モノエステルに水素添加する。最後に第4段階に
おいてこの第3段階から得られた飽和エステルを
高い温度において水性塩基溶液を用いて鹸化して
飽和2,2,4−トリ置換ペンタノールにする。
しかしながらこの文献は本発明の方法を、すなわ
ち不飽和のトリ置換モノエステルを直接に飽和ア
ルコールに水素添加する方法を示唆していない。 1970年11月24日に公告されたH.J.Hagemeyer
等の米国防衛公告第880005号には不飽和の2,
2,4−トリメチルペンタノールモノエステルを
水素添加することによる2,2,4−トリメチル
ペンタノールの製造が銅−クロム酸化物触媒を用
いて示されている。こゝで用いる触媒は本発明に
おいて定義する触媒と異つている。 2,2,4−トリメチル−1−ペンタノールの
ような飽和トリ置換アルコール類はすでに数十年
前から幾つかの異なつた方法で製造されている。
B.Yeamansに与えられた1972年9月13日に公告
された英国特許第1288615号明細書においては2,
2,4−トリメチル−1−ペンタノールが多段階
法によつて製造されており、これは2,2,4−
トリメチルペンタン−1,3−ジオールのイソ酪
酸とのエステル化によつて3−ヒドロキシ−2,
2,4−トリメチルペンチル−1−イソブチレー
トの形成、この飽和ヒドロキシエステルの脱水に
よる不飽和の2,2,4−トリメチルペンテニル
−1−イソブチレートの形成、この不飽和エステ
ルの貴金属水素化触媒を用いる飽和2,2,4−
トリメチルペンチル−1−イソブチレートへの水
素添加、及びこの飽和エステルの鹸化による2,
2,4−トリメチル−1−ペンタノール形成の各
段階を包含する。この文献においては2,2,4
−トリメチル−1−ペンタノールはエステルの鹸
化によつて得られるのであつて、還元過程によつ
て得られるものではない。 もう一つの2,2,4−トリメチル−1−ペン
タノールの製造方法がB.Yeamansに与えられた
1972年9月20日公告の英国特許第1290094号明細
書に記述されている。この特許の方法は2,2,
4−トリメチルペンタン−1,3−ジオールを第
族または第族の金属またはそのアルコキシ
ド、酸化物または水酸化物の使用のもとに2,
2,4−トリメチルペンチル−1−イソブチレー
トとエステル交換させる過程を含む。この過程も
還元過程ではない。この従来技術について論ずる
ならば、この特許明細書には銅−クロム及び亜鉛
の触媒の上で水素圧力220気圧のもとに240℃にお
いて6ないし12時間にわたるバツチ式の水素化過
程を用いることができると述べられているけれど
も、この明細書にはこの過程が高経費についてし
かも2,2,4−トリメチル−1−ペンタノール
の低い選択性しか与えない(第1頁第43−49行)
と述べられている。それ以上の詳細は述べられて
はいないが、しかしながら用いるバツチ式の方法
から明らかなように、液相水素化過程が用いられ
ているのであつて気相過程ではない。その上にそ
の触媒の特別な組成は明確に開示されていない。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は不飽和のトリ置換モノエステル類を気
相反応により、亜鉛、銅及びニツケルの含まれる
触媒の使用のもとに接触的に水素添加して飽和ト
リ置換アルコール類を製造する新規な方法を提供
しようとするものである。 即ち本発明は、後に示す一般式で表わされる
不飽和の2,2,4−トリ置換モノエステル類を
還元して、同様に後に示す一般式の飽和の2,
2,4−トリ置換アルコール類を高い収率及び選
択率で連続的に製造する気相方法を提供する。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の方法によれば下記構造 の不飽和のトリ置換モノエステル類を気相におい
て接触的に水素添加して下記構造式 の飽和トリ置換アルコール類を製造するが、こゝ
で上記の各式においてRは1個から8個まで、
好ましくは1ないし4個の炭素原子を有するアル
キル基か、5又は6個の環炭素原子を有する不
飽和シクロアルキル基か、又は芳香族環がフエ
ニル又はナフチルであるようなアルカリール基、
またはアラルキル基を表わし、そしてR′は水素
または上記Rの基を表わす。 上記式の不飽和の2,2,4−トリ置換モノ
エステル類は公知の化合物であつてそれらの製造
方法の1つはH.J.Hagemeyer等に与えられた
1968年10月29日発行の米国特許第3408388号公報
に示されている。このような化合物の例としては
下記をあげることができる: 2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイ
ソブチレート、 2−エチル−2,4−ジメチルヘキサ−3−エ
ニル−2−メチルブチレート、 2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルア
セテート、 2−エチル−2,4−ジメチルヘキサ−3−エ
ニルアセテート、 2−ブチル−2,4−ジエチルオクタ−3−エ
ニル−2−エチルヘキサノエート、 2,4−ジエチル−2−イソブチルヘプタ−3
−エニル−2−エチル−4−メチルペンタノエー
ト、 2,2,4−トリメチルヘキサ−3−エニル−
2−エチルブチレート、 2−シクロヘキシル−2,4−ジメチルヘキサ
−3−エニル−2−シクロヘキシルプロピオネー
ト、 2,2,4−トリシクロヘキシルブタ−3−エ
ニル−2,2−ジシクロヘキシルアセテート、 2−メチル−2,4−ジ(p−メチルフエニ
ル)ペンタ−3−エニル−2−(p−メチルフエ
ニル)プロピオネート、 2,2,4,4−テトラ(p−メチルフエニ
ル)ブタ−3−エニル−2,2−ジ(p−メチル
フエニル)アセテート及び類似の化合物。 本発明に従う気相反応において用いるに適した
水素化触媒は亜鉛、銅及びニツケルの、その他の
金属原子を含むかまたは含まない酸化物混合物で
あつて下記式 ZnaCubXcNidOe で表わされるがこの式において aは約30から75まで好ましくは約60から65まで
の値を有し、 bは約35から60まで、好ましくは約40から45ま
での値を有し、 cは約0から15まで、好ましくは約1から10ま
での値を有し、 dは約0.3から約2まで、好ましくは0.5から約
1.5まで、そして最も好ましくは約1から約15ま
での値を有し、そして eは各金属原子の酸化物として要求される酸素
料を満足せる値を有し、 その際a+b+c+dと、及び存在するその他
の金属原子の痕跡量に対応する値との合計は100
である。示されているように、一つ以上の他の金
属原子X、例えばアルミニウム、アルカリ金属、
好ましくはカリウムあるいはその他の金属原子は
その触媒に有害な影響を与えない痕跡量で存在す
ることができる。この触媒は連続式またはバツチ
式の液相水素化過程においても使用することはで
きるけれども、しかしながら気相水素化過程が好
ましい。 触媒は亜鉛、銅及びニツケルを含む金属複酸化
物の混合物であり、そして場合によつてはアルミ
ニウム及び1つ以上のその他の金属原子を含んで
いてもよい。このような触媒は所望の場合例えば
カーボンのような不活性担体の上に支持されてい
てもよい。好ましい触媒はニツケルを約1から
1.5までの上述のdの値で含んでいる。後にあげ
る実施例において触媒Cの項に示すように、触媒
Cを用いた場合の2,2,4−トリメチルペンタ
−3−エニルイソブチレートの2,2,4−トリ
メチル−1−ペンタノールへの転化率はいずれの
実験においても他の触媒を用いた場合の転化率よ
りも常に大であつた。更にまた、触媒Dの項で示
されているようにニツケルのdの値を3に上昇し
た場合には、後にあげる例12の各実験において示
されているようにそのように高められたニツケル
含有量は転化率の改善をもたらさなかつた。もう
一群の満足な触媒は同様にあとであげる触媒Aで
示されるもので、それらはZnaCubAlcOeの複酸化
物である。アルミニウムを含まない銅クロマイト
触媒(触媒F及び触媒G)及び高いニツケル含有
量を有するZnaCubNidOe触媒(触媒D)は満足な
ものではなく、各実験においてこれらの触媒を用
いた場合に一般的に得られ最低の転化率であるこ
とが見出されている。 亜鉛−銅−ニツケルに基づく触媒及び亜鉛−銅
−ニツケル−アルミニウムに基づく触媒が気相水
素化反応に対して最も良好であることが見出され
ている。 この触媒の中に含有されるニツケルの量は銅の
量の函数となるようである。添加できるニツケル
の量には限界水準があるもののようであり、そし
てこれは銅の含有量に正比例するようであつて銅
の含有量が高ければ高いほど添加可能なニツケル
の量は多くなる。例えば酸化銅を42重量%含有す
る触媒については最高酸化ニツケル含有量は約
1.5重量%であり、酸化銅含有量が32.5重量%と
低い含有量を示す触媒については1.5重量%より
も低い酸化ニツケルの量が要求される。一般に例
えば約3重量%以上のような高い酸化ニツケル水
準は2重結合の水添を遅延させるかまたは阻止す
るもののようである。 この触媒は実用に先立つて還元され、一般に良
好な結果はその触媒の還元がゆつくりと行われた
場合に得られる。これはその触媒の還元過程の間
に酸化物触媒に低い温度において約0.5モル%の
濃度で水素を導入することによつて実施すること
ができる。次に水素濃度及び温度をゆつくりと上
昇させ、その際局部的高温部の形成を避けるよう
にして約170℃まで上昇させる。水素の流入濃度
及び排出濃度はそれぞれの温度の上昇の間に監視
する。170℃の温度に達した後に水素濃度を次第
に上昇させ、リアクタの流入流出濃度を連続的に
検出しながらこれら両者の値が同一になるまで、
最後には完全に純粋な水素が供給されるようにす
る。この触媒の還元が終了した後に前記式の不
飽和の2,2,4−トリ置換モノエステルをその
リアクタ中の還元された触媒の上に供給する。 下記式 の不飽和トリ置換モノエステル類の接触的水素添
加は二つの経路をたどつて行われる。この明細書
においては式の語は両方の異性体を含むものと
する。一方の反応経路においては不飽和エステル
の2重結合が水素添加されて飽和エステル が形成され、このものが更に水素添加されて一方
の飽和アルコール の分子ともう一方の飽和アルコール の分子とが形成される。 もう一方の経路においては不飽和エステルが
水素添加されて下記の二つの異性体を含む不飽和
トリ置換アルコール のそれぞれの分子と、及びもう一方の飽和アルコ
ール の分子とが形成され、そして上記不飽和アルコー
ルは次に更に水素化されて飽和アルコール を生ずる。 これらの反応はすべて本発明に従う水素化過程
の間に起る。 この反応は気相において各反応成分が維持され
るのに充分な、約100℃から約250℃まで、好まし
くは約150℃から225℃までの温度において行われ
る。 この水素添加反応は約2気圧から約50気圧以
上、好ましくは約3気圧から約20気圧までの水素
圧力において行われる。 理論上式の不飽和2,2,4−トリ置換モノ
エステルの飽和アルコール及びもう一方のアル
コールへの完全な転化には3モルの水素が必要
である。しかしながら実際の反応においては過剰
の水素が用いられ、そして水素のモノエステルに
対するモル比は約5:1以下から約500:1以上
にまで変化し得る。 この反応は本質的に無水の条件のもとで行われ
る。水素添加が完了したときにその粗製の生成物
を例えば蒸溜のような通常の操作によつて精製し
て回収する。反応しなかつた式の不飽和2,
2,4−トリ置換モノエステル及び水素は再循環
し、そして種々の副反応生成物は回収除去され
る。この水素化反応において前記式の不飽和
2,2,4−トリ置換モノエステルが完全に水素
添加されない場合にはその沸点が飽和の2,2,
4−トリメチル−1−ペンタノールの沸点に極め
て近似している不飽和の2,2,4−トリメチル
ペンタ−3−エノールはその粗製最終生成物中に
包含されるであろう。これらの二つの化合物を蒸
溜技術によつて分離することは極めて困難であ
り、そして不飽和アルコールを含有する生成物は
その最終的な用途、例えば潤滑剤として使用する
場合に劣悪な性能をもたらす。従つて本発明に従
う方法において用いられる、エステル基も2重結
合も共に効果的に水素添加できるような触媒が実
際上大きな重要性を有する。 添付の図面は種々の触媒により達成される転化
率を本発明に従い用いられる触媒と比較して示
す。 添付図には2,2,4−トリメチルペンタ−3
−エニルモノイソブチレート及びその異性体の水
素添加による2,2,4−トリメチルペンタノー
ルへの転化率を種々の触媒についてグラフとして
プロツトしてある。これらの値は後にあげる例1
ないし例12について報告されている結果に基づく
ものであつて本発明に従う触媒Cを用いて達成さ
れる予期されなかつた、また予想不可能であつた
種々の利点が明らかに示されている。これら例に
おいて実施された各実験においてZn47/Cu42/
Ni1.5/Al9.5の酸化物触媒(触媒C)がこれと比
較した他のすべての触媒よりもぬきんでている。
このグラフを作成するに当つてそれぞれの例にお
いて用いた異つた触媒について得られたそれぞれ
の値の間を線で結び、それによつてそれぞれの例
における触媒を他の例のそれと比較しやすくして
ある。従つて例えば例5における転化率の値は触
媒Aについて48.96%、触媒Cについて71.27%、
触媒Eについて17.71%、触媒Fについて47.59
%、そして触媒Gについて36.43%であり、これ
らの点をグラフの中で一つの線で結んである。 下記の表Aにおいて、それぞれの例についての
2,2,4−トリメチルペンテリルイソブチレー
ト異性体の総合転換率をその用いたそれぞれの触
媒についてあげてあるが、これらは添付図のグラ
フにプロツトされた値である。すべての例におい
て触媒についての転換率はそれぞれの例において
最も良好であつた他の触媒についての転換率より
も約30%から約180%の範囲で優れており、そし
てそれぞれの例における最も性能の低い触媒につ
いての転換率よりも約250%から約2200%高かつ
た。このような驚くべき優れた結果は決して予想
できなかつたのである。
以下に幾つかの例をあげて本発明を更に詳細に
説明する。この明細書において用いる2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の語はこの化合物と2,2,4−トリメチルペン
タ−4−エニルイソブチレートとの異性体混合物
を意味する。 各例において用いた触媒は平均組成として重量
%で表わし下記の組成を有していた: 触媒A:酸化亜鉛65/酸化銅32.5/酸化アルミニ
ウム1 触媒B:酸化亜鉛65/酸化銅32.5/酸化ニツケル
1.5/痕跡の炭素カリウム 触媒C:酸化亜鉛47/酸化銅42/酸化ニツケル
1.5/痕跡の炭酸カリウム 触媒D:酸化亜鉛46.5/酸化銅41/酸化アルミニ
ウム9.5/酸化ニツケル3/痕跡の炭酸カリウ
ム 触媒E:酸化亜鉛65/酸化銅32.5/炭酸カリウム
1/酸化ニツケル3 触媒F:銅クロメート 触媒G:高活性銅クロメート 触媒H:酸化亜鉛47/酸化銅42/酸化アルミニウ
ム9.5 例1ないし例12において用いた管状リアクタは
内管が長さ約100cmで内径約0.65cmを有し、外管
が約1.8cmの直径を有するステンレス鋼二重管よ
りなるものであつた。外管は入口及び出口配管、
及びリアクタ温度制御用の蒸気導入のコントロー
ル用弁を備えて均一なジヤケツト温度をもたらす
ようになつていた。内管は反応剤導入用の各入口
配管及び生成物排出回収用の出口配管を有し、そ
してニードル弁を備えていた。この管状リアクタ
はまた温度測定手段をも備えていた。内管には約
3.8cmの長さのアルミニウムスペーサによつて約
0.4cmを置いて均等に分布して、長さ約2−6mm、
直径約3−6mmの触媒ペレツト約5gが入れられ
ていた。還元されるべき化合物は計量ポンプを介
して供給され、そしてリアクタに送り込まれて還
元されるに先立つて水素と混合された。粗生成物
は冷却されたジエチレングリコール浴中に浸漬さ
れている分離器の中で回収された。液体は集めて
分析に供し、そして水素ガスは除去した。供給圧
力又はリアクタ圧力をコントロールするために圧
力コントローラを用い、反応床長さ方向に或る無
視できる圧力低下が観測された。水蒸気コントロ
ーラを用いて200psigの水蒸気で加熱し、リアク
タ温度を制御した。リアクタを通る反応物質のガ
ス相の流の平均時間当り重量空間速度は約0.2な
いし1.8hr-1であつた。有効な比較を確実にする
ために全ての場合に高い時間当り重量空間速度を
用い、そして添加率は各例において故意に低く保
つた。 例 1 2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイ
ソブチレート異性体を還元して2,2,4−トリ
メチル−1−ペンタノールにするためにZn/
Cu/Al/Niの酸化物触媒を使用した。比較のた
めに他の2つのZn/Cu触媒及び2つの銅クロメ
ート触媒をも同様に評価した。前述した管状リア
クタを個別に5個使用した。2,2,4−トリメ
チルペンタ−3−エニルイソブチレート異性体の
液状供給原料を混合室へ供給して水素と混合し
た。この混合物を次に、本質的に無水の2,2,
4−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレー
ト供給量0.104ml/minで、また水素供給流量0.11
ft3/minでそれぞれのリアクタに供給するのに
用い、その際水素/エステルのモル比は278:1
であつた。リアクタの圧力は59psigであり、そし
てその温度は195℃であつた。5時間後に還元を
停止させ、そしてそのコールドトラツプの温度は
4℃であつた。2,2,4−トリメチル−1−ペ
ンタノールへの完全な水素添加を達成することを
目指すことなくリアクタを1回通過させる反応を
行なつた。得られた重量%収率が示するように、
上記のアルコールへの水素添加反応は本発明に従
う触媒組成(触媒C)を用いた場合に、比較実験
において用いた他の触媒(触媒A、E、F及び
G)の場合と比べて著しく反応率が高いことがわ
かる。下記の表1にそれぞれのリアクタから回収
された粗製の液状生成物の重量とその分析結果と
をまとめて示す。
説明する。この明細書において用いる2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の語はこの化合物と2,2,4−トリメチルペン
タ−4−エニルイソブチレートとの異性体混合物
を意味する。 各例において用いた触媒は平均組成として重量
%で表わし下記の組成を有していた: 触媒A:酸化亜鉛65/酸化銅32.5/酸化アルミニ
ウム1 触媒B:酸化亜鉛65/酸化銅32.5/酸化ニツケル
1.5/痕跡の炭素カリウム 触媒C:酸化亜鉛47/酸化銅42/酸化ニツケル
1.5/痕跡の炭酸カリウム 触媒D:酸化亜鉛46.5/酸化銅41/酸化アルミニ
ウム9.5/酸化ニツケル3/痕跡の炭酸カリウ
ム 触媒E:酸化亜鉛65/酸化銅32.5/炭酸カリウム
1/酸化ニツケル3 触媒F:銅クロメート 触媒G:高活性銅クロメート 触媒H:酸化亜鉛47/酸化銅42/酸化アルミニウ
ム9.5 例1ないし例12において用いた管状リアクタは
内管が長さ約100cmで内径約0.65cmを有し、外管
が約1.8cmの直径を有するステンレス鋼二重管よ
りなるものであつた。外管は入口及び出口配管、
及びリアクタ温度制御用の蒸気導入のコントロー
ル用弁を備えて均一なジヤケツト温度をもたらす
ようになつていた。内管は反応剤導入用の各入口
配管及び生成物排出回収用の出口配管を有し、そ
してニードル弁を備えていた。この管状リアクタ
はまた温度測定手段をも備えていた。内管には約
3.8cmの長さのアルミニウムスペーサによつて約
0.4cmを置いて均等に分布して、長さ約2−6mm、
直径約3−6mmの触媒ペレツト約5gが入れられ
ていた。還元されるべき化合物は計量ポンプを介
して供給され、そしてリアクタに送り込まれて還
元されるに先立つて水素と混合された。粗生成物
は冷却されたジエチレングリコール浴中に浸漬さ
れている分離器の中で回収された。液体は集めて
分析に供し、そして水素ガスは除去した。供給圧
力又はリアクタ圧力をコントロールするために圧
力コントローラを用い、反応床長さ方向に或る無
視できる圧力低下が観測された。水蒸気コントロ
ーラを用いて200psigの水蒸気で加熱し、リアク
タ温度を制御した。リアクタを通る反応物質のガ
ス相の流の平均時間当り重量空間速度は約0.2な
いし1.8hr-1であつた。有効な比較を確実にする
ために全ての場合に高い時間当り重量空間速度を
用い、そして添加率は各例において故意に低く保
つた。 例 1 2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイ
ソブチレート異性体を還元して2,2,4−トリ
メチル−1−ペンタノールにするためにZn/
Cu/Al/Niの酸化物触媒を使用した。比較のた
めに他の2つのZn/Cu触媒及び2つの銅クロメ
ート触媒をも同様に評価した。前述した管状リア
クタを個別に5個使用した。2,2,4−トリメ
チルペンタ−3−エニルイソブチレート異性体の
液状供給原料を混合室へ供給して水素と混合し
た。この混合物を次に、本質的に無水の2,2,
4−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレー
ト供給量0.104ml/minで、また水素供給流量0.11
ft3/minでそれぞれのリアクタに供給するのに
用い、その際水素/エステルのモル比は278:1
であつた。リアクタの圧力は59psigであり、そし
てその温度は195℃であつた。5時間後に還元を
停止させ、そしてそのコールドトラツプの温度は
4℃であつた。2,2,4−トリメチル−1−ペ
ンタノールへの完全な水素添加を達成することを
目指すことなくリアクタを1回通過させる反応を
行なつた。得られた重量%収率が示するように、
上記のアルコールへの水素添加反応は本発明に従
う触媒組成(触媒C)を用いた場合に、比較実験
において用いた他の触媒(触媒A、E、F及び
G)の場合と比べて著しく反応率が高いことがわ
かる。下記の表1にそれぞれのリアクタから回収
された粗製の液状生成物の重量とその分析結果と
をまとめて示す。
【表】
上記表からわかるように、本発明の方法にお
いては触媒Cを用いて達成される2,2,4−ト
リメチルペンタ−3−エニルイソブチレートの総
合転化率は比較のための他の触媒のいずれを用い
て得られた総合転化率よりも約30%から約300%
も高い範囲にあつた。その上にその選択率も
99.13%と極めて高い値であつた。 例 2 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.105ml/minで水
素の供給流量は0.112ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は280:1であつた。各リ
アクタから回収される組製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
いては触媒Cを用いて達成される2,2,4−ト
リメチルペンタ−3−エニルイソブチレートの総
合転化率は比較のための他の触媒のいずれを用い
て得られた総合転化率よりも約30%から約300%
も高い範囲にあつた。その上にその選択率も
99.13%と極めて高い値であつた。 例 2 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.105ml/minで水
素の供給流量は0.112ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は280:1であつた。各リ
アクタから回収される組製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
【表】
【表】
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約50%から
約400%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.32%と極めて高い値で
あつた。 例 3 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.106ml/minであ
り、そして水素/エステルのモル比は278:1で
あつた。各リアクタから回収される粗製の液状生
成物の重量及びその分析結果は下記表にまとめ
て示す。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約50%から
約400%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.32%と極めて高い値で
あつた。 例 3 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.106ml/minであ
り、そして水素/エステルのモル比は278:1で
あつた。各リアクタから回収される粗製の液状生
成物の重量及びその分析結果は下記表にまとめ
て示す。
【表】
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約50%から
約700%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.28%と極めて高い値で
あつた。 例 4 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.0327ml/minで水
素の供給流量は0.0311ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は250:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約50%から
約700%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.28%と極めて高い値で
あつた。 例 4 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.0327ml/minで水
素の供給流量は0.0311ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は250:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
【表】
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約40%から
約250%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.68%と極めて高い値で
あつた。 例 5 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブトレート異性体の供給量は0.0342ml/minで水
素の供給流量は0.0304ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は234:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約40%から
約250%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.68%と極めて高い値で
あつた。 例 5 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブトレート異性体の供給量は0.0342ml/minで水
素の供給流量は0.0304ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は234:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
【表】
【表】
註:(a)−(f)については表の註参
照
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約40%から
約300%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.72%と極めて高い値で
あつた。 例 6 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.1ml/minで水素
の供給流量は0.1066ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は280:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
照
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約40%から
約300%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.72%と極めて高い値で
あつた。 例 6 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.1ml/minで水素
の供給流量は0.1066ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は280:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
【表】
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約30%から
約240%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.36%と極めて高い値で
あつた。 例 7 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチトート異性体の供給量は0.0925ml/minで水
素の供給流量は0.111ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は315:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約30%から
約240%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.36%と極めて高い値で
あつた。 例 7 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチトート異性体の供給量は0.0925ml/minで水
素の供給流量は0.111ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は315:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
【表】
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約30%から
約400%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.23%と極めて高い値で
あつた。 例 8 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチトレート異性体の供給量は0.0925ml/minで
水素の供給流量は0.933ft3/minであり、そして
水素/エステルのモル比は258:1であつた。各
リアクタから回収される粗製の液状生成物の重量
及びその分析結果は下記表にまとめて示す。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約30%から
約400%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.23%と極めて高い値で
あつた。 例 8 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチトレート異性体の供給量は0.0925ml/minで
水素の供給流量は0.933ft3/minであり、そして
水素/エステルのモル比は258:1であつた。各
リアクタから回収される粗製の液状生成物の重量
及びその分析結果は下記表にまとめて示す。
【表】
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約80%から
約800%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.23%と極めて高い値で
あつた。 例 9 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.0939ml/minで水
素の供給流量は0.975ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は273:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約80%から
約800%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も99.23%と極めて高い値で
あつた。 例 9 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.0939ml/minで水
素の供給流量は0.975ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は273:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
【表】
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約100%か
ら約1000%までも高い範囲にあることを示してい
る。その上にその選択率も99.36%と極めて高い
値であつた。 例 10 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.0944ml/minで水
素の供給流量は0.948ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は264:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約100%か
ら約1000%までも高い範囲にあることを示してい
る。その上にその選択率も99.36%と極めて高い
値であつた。 例 10 本質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操
作によつて、例1に記述したと同様な一連の実験
を行なつた。この一連の実験では各リアクタへの
2,2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソ
ブチレート異性体の供給量は0.0944ml/minで水
素の供給流量は0.948ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は264:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表にまとめて示す。
【表】
【表】
表は、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約180%か
ら約2200%までも高い範囲にあることを示してい
る。その上にその選択率も99.41%と極めて高い
値であつた。 例 11 リアクタ温度が142℃であつたことを除いて本
質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操作に
よつて、例1に記述したと同様な一連の実験を行
なつた。この一連の実験では各リアクタへの2,
2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチ
トレート異性体の供給量は0.093ml/minで水素
の供給流量は0.1066ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は301:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表XIにまとめて示す。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約180%か
ら約2200%までも高い範囲にあることを示してい
る。その上にその選択率も99.41%と極めて高い
値であつた。 例 11 リアクタ温度が142℃であつたことを除いて本
質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操作に
よつて、例1に記述したと同様な一連の実験を行
なつた。この一連の実験では各リアクタへの2,
2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチ
トレート異性体の供給量は0.093ml/minで水素
の供給流量は0.1066ft3/minであり、そして水
素/エステルのモル比は301:1であつた。各リ
アクタから回収される粗製の液状生成物の重量及
びその分析結果は下記表XIにまとめて示す。
【表】
表XIは、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約220%か
ら約1600%までも高い範囲にあることを示してい
る。その上にその選択率も99.2%と極めて高い値
であつた。 例 12 リアクタ温度が190℃であつたことを除いて本
質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操作に
よつて、例1に記述したと同様な一連の実験を行
なつた。この一連の実験では各リアクタへの2,
2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチ
レート異性体の供給量は0.12ml/minで水素の供
給流量は0.1ft3/minであり、そして水素/エス
テルのモル比は219:1であつた。各リアクタか
ら回収される粗製の液状生成物の重量及びその分
析結果は下記表XIIにまとめて示す。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約220%か
ら約1600%までも高い範囲にあることを示してい
る。その上にその選択率も99.2%と極めて高い値
であつた。 例 12 リアクタ温度が190℃であつたことを除いて本
質的に同じ触媒組成物、同じ装置及び同じ操作に
よつて、例1に記述したと同様な一連の実験を行
なつた。この一連の実験では各リアクタへの2,
2,4−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチ
レート異性体の供給量は0.12ml/minで水素の供
給流量は0.1ft3/minであり、そして水素/エス
テルのモル比は219:1であつた。各リアクタか
ら回収される粗製の液状生成物の重量及びその分
析結果は下記表XIIにまとめて示す。
【表】
表XIIは、触媒Cを用いて達成された2,2,4
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約10%から
約120%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も93.81%と高い値であつた。
−トリメチルペンタ−3−エニルイソブチレート
の総合転化率がこれと比較する他の各触媒を用い
て得られたそれぞれの総合転化率より約10%から
約120%までも高い範囲にあることを示している。
その上にその選択率も93.81%と高い値であつた。
添付図は本発明に従う触媒と比較して種々の触
媒により達成される転化率をグラフで示す。
媒により達成される転化率をグラフで示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式 (但しRは 1から8個までの炭素原子を有するアルキル
基か、 5又は6個の環炭素原子を有するシクロアル
キル基か、又は 芳香族環がフエニル又はナフチルであるアリ
ール基、アルカリール基又はアラルキル基を表
わす) の飽和アルコールを下記式 及び下記式 (但しRは前記と同じ意味を有し、R′は水素又
はRの基を表わす) の各不飽和モノエステルの接触的水素添加によつ
て製造するに当り、 上記の各不飽和モノエステルを蒸気相において
下記式 ZnaCubXcNidOe (但し aは30から75までの値を有し、 bは35から60までの値を有し、 cは0から15までの値を有し、 dは0.3から2までの値を有し、 eは各金属原子の酸化物としての必要数を満足
するに充分な値を有し、 その際a+b+c+dの合計は100であり、 Xは少なくとも1種の他の金属原子を表わす) よりなる触媒の還元された形のものと接触させな
がら水素により2から50気圧の圧力のもとで100
℃から250℃の温度において水素添加することよ
り成る方法。 2 上記飽和アルコールが2,2,4−トリメチ
ルペンタノールであり、そして上記不飽和モノエ
ステルが、2,2,4−トリメチル−3−ペンテ
ニルイソブチレートと2,2,4−トリメチル−
4−ペンテニルイソブチレートとの異性体混合物
である、請求項1記載の方法。 3 aが60から65までの値を有し、bが40から45
までの値を有し、cが1から10までの値を有し、
そしてdが0.5から1.5までの値を有する、請求項
1記載の方法。 4 dが1から1.5までの値を有する、請求項1
記載の方法。 5 Rが1ないし4個までの炭素原子を有するア
ルキル基である、請求項1記載の方法。 6 触媒が下記式 Zn47Cu42Al9.5Ni1.5Oe よりなる、請求項1記載の方法。 7 触媒が下記式 Zn47Cu42Al9.5Ni1.5Oe よりなる、請求項2記載の方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US125,222 | 1987-11-25 | ||
| US07/125,222 US4886919A (en) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | Process for the production of saturated neo-alcohols |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JPH055816B2 true JPH055816B2 (ja) | 1993-01-25 |
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| EP (1) | EP0317975B1 (ja) |
| JP (1) | JPH01186830A (ja) |
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| DE (1) | DE3880630T2 (ja) |
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-
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- 1987-11-25 US US07/125,222 patent/US4886919A/en not_active Expired - Lifetime
-
1988
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- 1988-11-23 DE DE8888119482T patent/DE3880630T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1988-11-23 EP EP19880119482 patent/EP0317975B1/en not_active Expired - Lifetime
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