JPH0558177U - 非矩形断面形状を有するスキー板 - Google Patents

非矩形断面形状を有するスキー板

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JPH0558177U
JPH0558177U JP080851U JP8085192U JPH0558177U JP H0558177 U JPH0558177 U JP H0558177U JP 080851 U JP080851 U JP 080851U JP 8085192 U JP8085192 U JP 8085192U JP H0558177 U JPH0558177 U JP H0558177U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本考案にかかるスキー板は、上面(3)と側
面(4)とをなす曲面板と、少なくとも側面部分が合成
樹脂からなるコア(7)と、スライディングプレート
(6)の両側に配置された長軸方向に伸びたエッジ
(5)とからなり、上記曲面(2)の側面を構成する二
つの部分(8)の内面にその面の高さ全体にわたって設
けられ、少なくとも板の中央部、つまり滑材部に設けら
れた補剛材(9)を少なくとも一つ備えていることを特
徴とする。 【目的】 特に捻れ剛性と側面曲げ剛性とが充分満たさ
れているスキー板を提供することを目的とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は非矩形断面形状の断面を有するスキー板に関する。
【0002】
【従来の技術、および解決しようとする課題】
近年、非矩形断面形状を有し、板の上面と側面とを構成する曲面板を備え、そ の側面の少なくとも一部が必要に応じて傾斜しているスキー板がよく製造される ようになってきている。スキー板において側面が傾斜している場合、その傾斜は 板の長さによって一定であったり、または変化している。さらにその傾斜板は、 平面または曲面から形成されている。
【0003】 たとえばポリウレタンなどの時間が経過しても優れた安定性を有しする材質か らなり、しかも軽量の合成樹脂ムースが充填されたコアを備えたスキー板が製造 されていることは周知である。この場合、スキー板の構造全体に、または単に両 側面部、すなわちコアの両側でコアと曲面板との間に取り付けられる部材を注入 加工して製造することは可能である。
【0004】 特に、フランス出願(FR2611591)にかかる明細書は、曲面板からな る側面が傾斜していることを特徴とする曲面板スキーについて開示している。こ のスキー板の曲面板の傾斜壁面と接触する部分には樹脂を含浸させた繊維シート からなる補強エレメントが取り付けられている。
【0005】 しかしながら、これらの補強エレメントが存在しても、スキーに優れた品質を もたらすには充分ではなかった。とりわけ、捻れ剛性と側面曲げ剛性とが不足し ていた。
【0006】 本考案は、板の上面と側面とを構成する曲面板を有しており、そのため仕上げ が優れ、さらに捻れ剛性と側面曲げ剛性との優れた機械的特性を有する非矩形断 面形状を有するスキー板を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のスキー板は、側面をなす曲面板の両側の部分の片方の内面にその面の 高さ全体にわたって取り付けられ、少なくともいたの中央部、つまり滑材部分( patin)に配置された補剛材を一つ以上を備えている。
【0008】 上記補剛材は、それが配置された板の部分を局部的に強化し、同時に捻れ剛性 と側面曲げ剛性とを改善する。
【0009】 そのような各補剛材は、曲面板とは別に製造することができ、接着、溶接、止 め具などの周知の方法で、曲面板の内面に固定することができる。さらに、各補 剛材は、曲面板とは異なる材質、特に機械的に優れた補強特性を有する材質、た とえばグラスファイバー、カーボンファイバー、またはアラミドファイバーなど で製造することができる。
【0010】 さらに、上記各補剛材は長軸方向に少なくとも一つの曲がり加工部(pli)を 有する、樹脂を含浸させた繊維から構成されることもできる。また、同一の傾斜 面に接触させ、板の高さ方向に、位置をずらして配置した複数の補剛材を設ける こともできる。
【0011】 本考案の他の特徴によれば、上記各補剛材が曲面板の一部を構成し、曲面板の 内面から突出している。
【0012】 側面補強エレメントを備えたスキー板の場合、上記各補剛材は、曲面板と補強 エレメントとの間に取り付けられる。
【0013】 このような場合、たとえば樹脂を含浸させた繊維からなる側面補強エレメント を使用して、より緊密に曲面板の傾斜面に密着するよう、補剛材を反らせるよう な形状に形成しなければならない。そのような曲線によれば、これらの補強エレ メントは強化される。
【0014】 各補剛材は、連続するものとして板の支え部分全体、つまり雪と接触する前部 と後部との間の部分に取り付けることができる。これとは反対に、不連続とし、 互いに長軸方向に位置をずらして配置した複数の部分から構成することもできる 。これらの複数の部分は、それぞれ異なる材質から製造することができる。特に 滑材に相当する部分は、たとえば、先端部に近い部分より強度の高い材質から形 成することができる。逆に先端部に近い部分は、粘弾性材質を使用して振動を抑 制すると効果的である。
【0015】 上記各補剛材はその長さに対する寸法を一定にする、または変化させることが できる。また、曲面板の側面に対する位置づけはその長さによって一定とするこ ともできるし、変化させることもできる。
【0016】 さらに、板の両側に二つの補剛材を対照に配置することが可能である。また補 剛材の寸法ないし構造上の特性を変えて、板に所定の挙動特性を付加することも 可能である。
【0017】
【実施例】
本考案の目的は、図が添付され以下に詳しく説明されている実施例により、よ り明らかに理解されるであらう。
【0018】 図1と図2とに示されたスキー板は、板の上面(3)と側面(4)とをなす曲 面板(2)と、長軸方向に伸びた金属エッジ(5)を二つ備えた下部分と、スラ イディングプレート(6)と、ポリウレタンフォームなどからなる充填コア(7 )と、曲面板の内面に沿って位置し樹脂を含浸させた複数の繊維層などからなる 補強エレメント(8)などから構成されている。
【0019】 本実施例の基本的な特徴によると、二つのリブ(9)が上記曲面板の内面のほ ぼ中間の高さに配置されている。これらのリブ(9)は上記曲面板の一部をなし 、たとえば曲面板と一体化して押しだし加工される。 図2から明らかなように、上記リブ(9)が存在するため、補強エレメント( 8)は必然的に、オメガ形状によく似た形状の曲線を有している。したがって、 上記リブ(9)は補剛材をなすこととなり、板の機械的特性を改善することがで きる。さらにリブ(9)の位置にかかる各補強エレメント(8)の動きによって も、同様に、その形状を考慮して剛性を改善することができる。
【0020】 図1に示されているように、リブ(9)からなる補剛材は、板が活用する部分 全体、つまり雪と接触する前部(10)と後部(12)との間に位置する。
【0021】 図8は、他のスキー板の断面を示す図であり、使用されている番号はさきに説 明した通りである。さきに説明した板との基本的な差異は、補剛材(19)の位 置である。先の板は板の高さの中間以上の位置に取り付けられていたが、この板 は、曲面板の下部に取り付けられている。つまり、各リブ(19)と、板の内部 でリブをカバーする補強エレメント(8)とから構成される全体の幅が、エッジ の幅とほとんど同程度であり、滑材がエッジの支持面を強化できるので、滑材部 分に取っては大変に都合が良い。 このように構成されたスキー板によれば、各エッジに作用する雪の応力を、ビ ンディングが取り付けられた板の上面に直接伝達することができる。
【0022】 図4は、本考案にかかるスキー板の他の具体例を示している。この板には、補 剛材(29)とポリウレタンなどからなるコア(37)との間に側面補強エレメ ントが設けられていない。しかしながら、板に優れた特性を付与するために、ス ライディングプレートとコアとの間にスチールプレート(38)が設けられ、コ アと曲面板の上面(3)との間には補強プレート(39)が設けられている。
【0023】 図5は、一方の先端部近くで切断された板の断面を示している。この板は、側 面補強エレメントと、スライディングプレートの位置における補強エレメントと は備えていないが、その代わり補強材(49)を備えている。
【0024】 図6は、さらに他の本考案にかかる板を示している。この板では固定具を構成 する突出したエレメント(60)によって曲面板の内側に固定されたスナップリ ング(59)が補剛材となっている。
【0025】 図7と図8とは曲面板の内側に挿入され、接着などの周知の方法で固定された 補剛材の具体例を示している。図7に示された補剛材(69)はチューブ状であ り、図8に示された補剛材(79)は三角形に近い形状をなしている。
【0026】 図9と図10とは補剛材を設けることが可能な位置を示している。 図9に示された板では、雪に接触する前部接触部(10)と後部接触部(12 )との間に、2本の連続した補剛材(9)が設けられている。 図10に示された板では、不連続的な2つの補剛材が設けられており、それら はそれぞれ、滑材部に中央部(9a)が、そして先端部(9b、9c)がへら状 部と、かかと部とに配置されている。これらの3つの部分(9a、9b、9c) は同じ材質から製造されていても、または異なる材質から製造されていてもよい 。さらに、寸法が同じでも異なっていてもよいし、これら3つの部分(9a、 9b、9c)が曲面板の側面に配置される位置は、両側が同じでも異なっていて もよい。
【0027】 さらに、板の両側面で組み合わされる補剛材を構成する寸法、位置、および材 質などについてはこれらに限定されることはなく、種々採用することができる。
【0028】 これまでの説明から明かなように、本考案のスキー板によれば、品質、特に捻 れ剛性と側面曲げ剛性とに関する品質が改善される。さらに側面が補剛材の形状 に合うように補強エレメントと組み合わされる場合、その側壁面が補強されたス キー板を提供することができる。これらの板は、従来の技術が大幅に改善されて いる。
【0029】 本考案は、さきに説明した実施例に限定されないが、これら全ての実施例は包 含するということはいうまでもない。 たとえば、本考案の範躊を逸脱することがなく、内側エッジの支持を強化する ため、曲面板の側面と組合わされる補剛材を一つだけスキーに装備することもで きるし、板の各側面の高さ方向に複数の補剛材の位置をずらして組み合わせるこ ともできる。あるいは、1つの実施例について記載した特定の特徴と、他の実施 例について記載した特徴とを組み合わせることも可能である。
【0030】
【考案の効果】
本考案にかかる非矩形断面形状を有するスキー板は、スキー板の上面と側面と を構成する曲面板、少なくとも側面部分がポリウレタンなどの合成樹脂からなる コア、スライディングプレートの両側に長軸方向にエッジが配置された下面から なり、上記曲面板(2)の2つの部分(8)の内側に配置され、曲面板の側面( 8)を構成し、その面の高さ全体に取り付けられ、少なくともスキー板の中央部 、すなわち滑走面に設けられた少なくとも一つの補剛材(9、19、29、49 、59、69、79)を備えていることを特徴とするスキー板である。 したがって、本考案にかかるスキー板は、仕上げが優れ、さらに捻れ剛性と側 面曲げ剛性との優れた機械的特性を有する板となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本考案のスキー板を示す側面図であ
る。
【図2】 図2は、図1に示されたII−IIラインで
板を切断したときの断面の様子を示す断面図である。
【図3】 図3は、本考案にかかる他の板を図1に示さ
れたII−IIラインで切断したときの様子を示す断面
図である。
【図4】 図4は、本考案にかかる他のスキー板を図1
に示されたII−IIラインで切断したときの様子を示
す断面図である。
【図5】 図5は、図1に示されたV−Vラインで切断
した時の板の他の断面を示す図である。
【図6】 図6は、補剛材を示す板の半断面図である。
【図7】 図7は、他の補剛材を示す板の半断面図であ
る。
【図8】 図8は、他の補剛材を示す板の半断面図であ
る。
【図9】 図9は、曲面を取り去った場合の二つの補剛
材を示している上面図である。
【図10】 図10は、曲面を取り去った場合の二つの
補剛材を示している上面図である。
【符号の説明】
2 曲面板 5 エッジ 6 スライディングプレート 7 コア 8 側面補強エレメント 9 補剛材 9a 補剛材の中央部 9b 補剛材の端部 9c 補剛材の端部 10 前部 12 後部 19 補剛材 29 補剛材 49 補剛材 59 補剛材 69 補剛材 79 補剛材

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキー板の上面と側面とを構成する曲面
    板、少なくとも側面部分がポリウレタンなどの合成樹脂
    からなるコア、スライディングプレートの両側に長軸方
    向にエッジが配置された下面からなり、上記曲面板
    (2)の2つの部分(8)の内側に配置され、曲面板の
    側面(8)を構成し、その面の高さ全体に取り付けら
    れ、少なくともスキー板の中央部、すなわち滑走面に設
    けられた少なくとも一つの補剛材(9、19、29、4
    9、59、69、79)を備えていることを特徴とする
    非矩形断面形状を有するスキー板。
  2. 【請求項2】 前記各補剛材(29、49、59、6
    9、79)が曲面板(2)とは別に製造され、曲面板の
    内面に接着、溶接、止め具などの一般的な方法で固定さ
    れることを特徴とする請求項1記載のスキー板。
  3. 【請求項3】 前記各補剛材(29、49、59、6
    9、79)が曲面板(2)とは異なる材質、特に優れた
    機械的補強特性を備えている材質、たとえばグラスファ
    イバー、カーボンファイバー、アラミドファイバーなど
    から製造されていることを特徴とする請求項2記載のス
    キー板。
  4. 【請求項4】 前記各補剛材が樹脂を含浸した繊維から
    構成され、長軸方向の曲げ加工を少なくとも一つ備えて
    いることを特徴とする請求項2記載のスキー板。
  5. 【請求項5】 前記各補剛材(9、19)が曲面板
    (2)の一部を構成し、曲面板の内面から突出している
    ことを特徴とする請求項1記載のスキー板。
  6. 【請求項6】 曲面板に取り付けられた側面補強エレメ
    ント(8)を備えているスキー板の場合、各補剛材
    (9、19)が曲面板と補強エレメントとの間に配置さ
    れることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
    1項に記載のスキー板。
  7. 【請求項7】 前記各補剛材(9)がスキー板の支持面
    全体、すなわち雪と接触する前部(10)と後部(1
    2)との間の部分に連続的に取り付けられていることを
    特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載
    のスキー板。
  8. 【請求項8】 前記各補剛材が不連続で、互いに長軸方
    向に位置をずらされた複数の部材(9a、9b、9c)
    から構成されていることを特徴とする請求項1から請求
    項6のいずれか1項に記載のスキー板。
  9. 【請求項9】 前記各補剛材の各部分(9a、9b、9
    c)が異なる材質で製造されていることを特徴とする請
    求項8記載のスキー板。
  10. 【請求項10】 前記各補剛材がその全長にわたり一定
    の寸法を有することを特徴とする請求項1から請求項9
    のいずれか1項に記載のスキー板。
  11. 【請求項11】 前記各補剛材の全長にわたる寸法が異
    なることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか
    1項に記載のスキー板。
  12. 【請求項12】 前記曲面板の側面に対する各補剛材の
    位置が、全長にわたって一定であることを特徴とする請
    求項1から請求項11のいずれか1項に記載のスキー
    板。
  13. 【請求項13】 前記曲面板の側面に対する各補剛材の
    位置が、スキー板の長さによって異なることを特徴とす
    る請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のスキ
    ー板。
  14. 【請求項14】 前記同一の曲面板の二つの側面と組み
    合わされる二つの補剛材が同じ寸法であり、対応する位
    置を占めることを特徴とする請求項1から請求項13の
    いずれか1項に記載のスキー板。
  15. 【請求項15】 前記曲面板の二つの側面と組み合わさ
    れる二つの補剛材の寸法が異なる、異なる位置を占め
    る、または異なる材質からなることを特徴とする請求項
    1から請求項13のいずれか1項に記載のスキー板。
JP1992080851U 1991-11-22 1992-11-24 非矩形断面形状を有するスキー板 Expired - Lifetime JP2594922Y2 (ja)

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