JPH05581A - 熱転写印刷用被転写体 - Google Patents
熱転写印刷用被転写体Info
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- JPH05581A JPH05581A JP3234737A JP23473791A JPH05581A JP H05581 A JPH05581 A JP H05581A JP 3234737 A JP3234737 A JP 3234737A JP 23473791 A JP23473791 A JP 23473791A JP H05581 A JPH05581 A JP H05581A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 基材上に染着層を有する熱転写印刷用被転写
体であって、その染着層の主成分が、少くとも一種の脂
環族ジカルボン酸を含む酸成分と少くとも一種の脂環族
ジオールを含むアルコール成分とからなる共重合ポリエ
ステルであることを特徴とする。 【効果】 この熱転写印刷用被転写体により、高画質の
画像をもち、優れた色濃度、耐光性、保存安定性、耐指
紋性を有する転写体が提供できる。
体であって、その染着層の主成分が、少くとも一種の脂
環族ジカルボン酸を含む酸成分と少くとも一種の脂環族
ジオールを含むアルコール成分とからなる共重合ポリエ
ステルであることを特徴とする。 【効果】 この熱転写印刷用被転写体により、高画質の
画像をもち、優れた色濃度、耐光性、保存安定性、耐指
紋性を有する転写体が提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇華性染料を有する熱
転写シートと組み合わせて使用させる熱転写印刷用被転
写体に関し、画像信号に応じたサーマルヘッド等の加熱
手段により該被転写体上に画像を形成せしめるための染
着層を構成する樹脂を改良し、染料染着性に優れ、且つ
形成された画像の耐光性並びに長期保存安定性を改善し
た熱転写印刷用被転写体を提供せんとするものである。
転写シートと組み合わせて使用させる熱転写印刷用被転
写体に関し、画像信号に応じたサーマルヘッド等の加熱
手段により該被転写体上に画像を形成せしめるための染
着層を構成する樹脂を改良し、染料染着性に優れ、且つ
形成された画像の耐光性並びに長期保存安定性を改善し
た熱転写印刷用被転写体を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】昇華性染料を含有せしめた染料層を有す
る熱転写シートを、画像信号に応じてサーマルヘッド等
の加熱手段により熱転写印刷用被転写体上に移行させ画
像形成を行なう熱転写方式が近年、注目されている。
る熱転写シートを、画像信号に応じてサーマルヘッド等
の加熱手段により熱転写印刷用被転写体上に移行させ画
像形成を行なう熱転写方式が近年、注目されている。
【0003】上記の熱転写印刷用被転写体の染着層に用
いられる樹脂としては、特開昭57−107885号公
報、特開昭61−258790号公報、特開平1−26
9589号公報及び特開平1−275096号公報に示
されているように通常の芳香族または脂肪族ポリエステ
ル樹脂を主体とするものが知られている。
いられる樹脂としては、特開昭57−107885号公
報、特開昭61−258790号公報、特開平1−26
9589号公報及び特開平1−275096号公報に示
されているように通常の芳香族または脂肪族ポリエステ
ル樹脂を主体とするものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の公知の芳香族ま
たは脂肪族ポリエステル樹脂を熱転写印刷用被転写体の
染着層に使用した場合、樹脂の染料染着性が劣るため、
色濃度が十分でなかったり又、画像の安定性に関しても
例えば、その被転写体に画像を転写して得た転写体(以
下単に転写体という)を高温多湿下に置いた場合、染着
した染料が更に移行して他の被転写体を汚染したり、耐
光性や耐指紋性の悪さから、転写体の保存中にその画像
の鮮明度が低下するという問題があった。
たは脂肪族ポリエステル樹脂を熱転写印刷用被転写体の
染着層に使用した場合、樹脂の染料染着性が劣るため、
色濃度が十分でなかったり又、画像の安定性に関しても
例えば、その被転写体に画像を転写して得た転写体(以
下単に転写体という)を高温多湿下に置いた場合、染着
した染料が更に移行して他の被転写体を汚染したり、耐
光性や耐指紋性の悪さから、転写体の保存中にその画像
の鮮明度が低下するという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決し、染料の染
着性及び転写体の長期保存安定性を向上させることを目
的としている。
着性及び転写体の長期保存安定性を向上させることを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するために鋭意研究した結果、本発明を完成す
るに至った。即ち、本発明は基材上に染着層を有する熱
転写印刷用被転写体に於いて、従来用いられているポリ
エステル成分に対して、必須の共重合酸成分として少な
くとも一種の脂環族ジカルボン酸を、また必須の共重合
アルコール成分として少なくとも一種の脂環族ジオール
を含有せしめて得た共重合ポリエステル樹脂を主要成分
として染着層を形成せしめることを特徴とする熱転写印
刷用被転写体である。
点を解決するために鋭意研究した結果、本発明を完成す
るに至った。即ち、本発明は基材上に染着層を有する熱
転写印刷用被転写体に於いて、従来用いられているポリ
エステル成分に対して、必須の共重合酸成分として少な
くとも一種の脂環族ジカルボン酸を、また必須の共重合
アルコール成分として少なくとも一種の脂環族ジオール
を含有せしめて得た共重合ポリエステル樹脂を主要成分
として染着層を形成せしめることを特徴とする熱転写印
刷用被転写体である。
【0007】本発明において使用される基材としては、
プラスチックフィルム、合成紙、セルロース繊維紙が挙
げられる。プラスチックフィルムとしては、例えば、ポ
リエステル、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミド、
ポリアミドイミド等のフィルムもしくはシートが使用で
きる。合成紙としては、例えば、ポリオレフィン樹脂、
ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂等を樹脂成分とし
て加工、成形したものを使用することができる。セルロ
ース繊維紙としては、上質紙、コート紙、アート紙、合
成ゴムラテックス含浸紙、キャストコート紙等が使用で
きる。又、セルロース繊維紙と合成紙、あるいはセルロ
ース繊維紙とプラスチックフィルムもしくはシート、と
の組み合わせによる積層体も使用することができる。
プラスチックフィルム、合成紙、セルロース繊維紙が挙
げられる。プラスチックフィルムとしては、例えば、ポ
リエステル、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミド、
ポリアミドイミド等のフィルムもしくはシートが使用で
きる。合成紙としては、例えば、ポリオレフィン樹脂、
ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂等を樹脂成分とし
て加工、成形したものを使用することができる。セルロ
ース繊維紙としては、上質紙、コート紙、アート紙、合
成ゴムラテックス含浸紙、キャストコート紙等が使用で
きる。又、セルロース繊維紙と合成紙、あるいはセルロ
ース繊維紙とプラスチックフィルムもしくはシート、と
の組み合わせによる積層体も使用することができる。
【0008】本発明の熱転写印刷用被転写体の染着層
は、熱転写シートから移行してくる染料を染着し画像を
形成するものである。
は、熱転写シートから移行してくる染料を染着し画像を
形成するものである。
【0009】本発明では、この染着層を形成せしめる樹
脂として、従来この目的に使用されているポリエステル
樹脂に対する共重合酸成分として少なくとも一種の脂環
族ジカルボン酸を、また共重合アルコール成分として少
なくとも一種の脂環族ジオールを用いた共重合ポリエス
テル樹脂を主要成分とする染着層を形成せしめることを
特徴とする。
脂として、従来この目的に使用されているポリエステル
樹脂に対する共重合酸成分として少なくとも一種の脂環
族ジカルボン酸を、また共重合アルコール成分として少
なくとも一種の脂環族ジオールを用いた共重合ポリエス
テル樹脂を主要成分とする染着層を形成せしめることを
特徴とする。
【0010】本発明に使用される共重合酸成分としての
脂環族ジカルボン酸は、例えば、シクロプロパンジカル
ボン酸、シクロブタンジカルボン酸、シクロヘキサン−
1,2−ジカルポン酸、シクロヘキサン−1,3−ジカ
ルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、メ
チル−ヘキサヒドロフタル酸、ノルボルネンジカルボン
酸等があげられる。また本発明では、脂環族ジカルボン
酸を導入するに当たり、脂環族ジカルボン酸の代りに脂
環族酸無水物も好適に使用できる。この脂環族酸無水物
としては、例えば、ヘキサヒドロフタル酸無水物、メチ
ル−ヘキサヒドロフタル酸無水物等がある。
脂環族ジカルボン酸は、例えば、シクロプロパンジカル
ボン酸、シクロブタンジカルボン酸、シクロヘキサン−
1,2−ジカルポン酸、シクロヘキサン−1,3−ジカ
ルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、メ
チル−ヘキサヒドロフタル酸、ノルボルネンジカルボン
酸等があげられる。また本発明では、脂環族ジカルボン
酸を導入するに当たり、脂環族ジカルボン酸の代りに脂
環族酸無水物も好適に使用できる。この脂環族酸無水物
としては、例えば、ヘキサヒドロフタル酸無水物、メチ
ル−ヘキサヒドロフタル酸無水物等がある。
【0011】また従来染着層に使用されているポリエス
テルの酸成分としては、例えば、テレフタル酸、イソフ
タル酸、オルソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸等の芳香族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸等の
脂肪族ジカルボン酸、トリメリット酸、トリメシン酸、
ピロメリット酸等のトリおよびテトラカルボン酸があ
り、これらは、共重合ポリエステルのベースとなる、ポ
リエステルの酸成分として使用できる。
テルの酸成分としては、例えば、テレフタル酸、イソフ
タル酸、オルソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸等の芳香族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸等の
脂肪族ジカルボン酸、トリメリット酸、トリメシン酸、
ピロメリット酸等のトリおよびテトラカルボン酸があ
り、これらは、共重合ポリエステルのベースとなる、ポ
リエステルの酸成分として使用できる。
【0012】脂環族ジカルボン酸とその他の酸成分(ポ
リカルボン酸成分)との割合は、モル比で、5/95〜
95/5の範囲内が好ましく、更に好ましくは10/9
0〜50/50、特に好ましくは10/90〜30/7
0の範囲内である。
リカルボン酸成分)との割合は、モル比で、5/95〜
95/5の範囲内が好ましく、更に好ましくは10/9
0〜50/50、特に好ましくは10/90〜30/7
0の範囲内である。
【0013】本発明で使用される共重合アルコール成分
としての脂環族ジオールは、例えば、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、シクロヘキサン−1,2−ジオー
ル、シクロヘキサン−1,3−ジオール、シクロヘキサ
ン−1,4−ジオール、シクロペンタン−1,2−ジオ
ール、シクロペンタン−1,3−ジオール、トリシクロ
デカンジメチロール、水素添加ビスフェノールAのエチ
レンオキサイド添加物等があげられる。
としての脂環族ジオールは、例えば、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、シクロヘキサン−1,2−ジオー
ル、シクロヘキサン−1,3−ジオール、シクロヘキサ
ン−1,4−ジオール、シクロペンタン−1,2−ジオ
ール、シクロペンタン−1,3−ジオール、トリシクロ
デカンジメチロール、水素添加ビスフェノールAのエチ
レンオキサイド添加物等があげられる。
【0014】また従来染着層に使用されているポリエス
テルのアルコール成分としては、例えば、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、ジエチレングリコール、1,6−
ヘキサンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパ
ンジオール、2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プ
ロパンジオール、ビスフェノールAのエチレンオキサイ
ド及び又はプロピレンオキサイド付加物のジオール成分
とトリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリス
リトール、ポリグリセリン等の多価アルコールがあげら
れ、これらは共重合ポリエステルのベースとなるポリエ
ステルのアルコール成分として使用できる。
テルのアルコール成分としては、例えば、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、ジエチレングリコール、1,6−
ヘキサンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパ
ンジオール、2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プ
ロパンジオール、ビスフェノールAのエチレンオキサイ
ド及び又はプロピレンオキサイド付加物のジオール成分
とトリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリス
リトール、ポリグリセリン等の多価アルコールがあげら
れ、これらは共重合ポリエステルのベースとなるポリエ
ステルのアルコール成分として使用できる。
【0015】脂環族ジアルコールとその他のアルコール
成分(ポリオール成分)との割合は、モル比で、5/9
5〜95/5の範囲内が好ましく、更に好ましくは10
/90〜50/50、特に好ましくは10/90〜30
/70の範囲内である。
成分(ポリオール成分)との割合は、モル比で、5/9
5〜95/5の範囲内が好ましく、更に好ましくは10
/90〜50/50、特に好ましくは10/90〜30
/70の範囲内である。
【0016】本発明の共重合ポリエステル樹脂で熱転写
印刷用被転写体の染着層を形成せしめた場合、従来の公
知のポリエステル樹脂に比べ優れた特性を有するが、こ
の特性は少なくとも一種の脂環族ジカルボン酸と少なく
とも一種の脂環族ジオールとを組み合わせて用いた場合
にのみ得られるものであって、いずれか一方だけを用い
てもこのような優れた効果は得られない。本発明に係る
染着層の製造は公知の方法と同様の方法で製造できる。
染着層を形成する場合、本発明の共重合ポリエステル樹
脂を単独で使用することが好ましいが、必要に応じて他
の公知の樹脂と併用して染着層を形成することもでき
る。例えば、公知の樹脂として、本発明以外のポリエス
テル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン樹脂、
ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、セルロース樹
脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂等の熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂、メラミン
樹脂、ウレタン樹脂、尿素系樹脂等の熱硬化性樹脂を配
合すべき樹脂としてあげることができる。
印刷用被転写体の染着層を形成せしめた場合、従来の公
知のポリエステル樹脂に比べ優れた特性を有するが、こ
の特性は少なくとも一種の脂環族ジカルボン酸と少なく
とも一種の脂環族ジオールとを組み合わせて用いた場合
にのみ得られるものであって、いずれか一方だけを用い
てもこのような優れた効果は得られない。本発明に係る
染着層の製造は公知の方法と同様の方法で製造できる。
染着層を形成する場合、本発明の共重合ポリエステル樹
脂を単独で使用することが好ましいが、必要に応じて他
の公知の樹脂と併用して染着層を形成することもでき
る。例えば、公知の樹脂として、本発明以外のポリエス
テル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン樹脂、
ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、セルロース樹
脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂等の熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂、メラミン
樹脂、ウレタン樹脂、尿素系樹脂等の熱硬化性樹脂を配
合すべき樹脂としてあげることができる。
【0017】染着層の形成は染着層形成用樹脂を溶剤等
にて粘度調整した染着層形成用インキ組成物を公知の塗
布手段にて前記基材上に塗布し、乾燥、硬化することに
より行なわれる。染着層形成用樹脂としては、本発明の
共重合ポリエステル樹脂を単独で使用することが好まし
いが、他の樹脂と混合する場合、本発明の共重合ポリエ
ステルと親密に混和することのできる他の樹脂を、本発
明の共重合ポリエステル樹脂の所期の性能(染料着色
性、画像の耐光性及び長期保存安定性の改善)を著しく
阻害しない範囲で、適宜に加えることができるが、その
混合割合は50重量%よりも少い量であり、通常好まし
くは20重量%以下である。染着層の厚さは1〜50μ
mが好ましい。
にて粘度調整した染着層形成用インキ組成物を公知の塗
布手段にて前記基材上に塗布し、乾燥、硬化することに
より行なわれる。染着層形成用樹脂としては、本発明の
共重合ポリエステル樹脂を単独で使用することが好まし
いが、他の樹脂と混合する場合、本発明の共重合ポリエ
ステルと親密に混和することのできる他の樹脂を、本発
明の共重合ポリエステル樹脂の所期の性能(染料着色
性、画像の耐光性及び長期保存安定性の改善)を著しく
阻害しない範囲で、適宜に加えることができるが、その
混合割合は50重量%よりも少い量であり、通常好まし
くは20重量%以下である。染着層の厚さは1〜50μ
mが好ましい。
【0018】本発明の熱転写印刷用被転写体は、熱転写
シートとの離型性を向上させるために染着層中または染
着層表面上に離型剤を含有させることができる。離型剤
としてはポリエチレンワックス、アミドワックス、テフ
ロンパウダー(「テフロン」はデュポン社の登録商標)
等の固形ワックス類、フッ素系、リン酸エステル系の界
面活性剤、シリコーン・オイル等が挙げられるがシリコ
ーン・オイルが特に好ましい。
シートとの離型性を向上させるために染着層中または染
着層表面上に離型剤を含有させることができる。離型剤
としてはポリエチレンワックス、アミドワックス、テフ
ロンパウダー(「テフロン」はデュポン社の登録商標)
等の固形ワックス類、フッ素系、リン酸エステル系の界
面活性剤、シリコーン・オイル等が挙げられるがシリコ
ーン・オイルが特に好ましい。
【0019】上記シリコーン・オイルとしては油状の
物、又は固形状の物も用いることができるが、硬化型の
ものが好ましい。硬化型のシリコーン・オイルとして
は、反応硬化型、光硬化型、触媒硬化型等が挙げられる
が、反応硬化型のシリコーン・オイルが特に好ましい。
反応硬化型シリコーン・オイルとしては、アミノ変性シ
リコーン・オイルとエポキシ変性シリコーン・オイルと
を反応硬化させたものが好ましく、アミノ変性シリコー
ン・オイルとしては、KF−393、KF−857、K
F−858、X−22−3680、X−22−3801
0(以上、信越化学工業(株)の製品)等が挙げられ、
エポキシ変性シリコーン・オイルとしてはKF−100
T、KF−101、KF−103(以上、信越化学工業
(株)の製品)等が挙げられる。また触媒硬化型シリコ
ーン・オイルとしてはKS−705F、KS−770
(以上、信越化学工業(株)の製品)、光硬化型シリコ
ーン・オイルとしてはKS−720、KS−740(以
上、信越化学工業(株)の製品)等が挙げられる。これ
らの硬化型シリコーン・オイルの添加量は染着層を形成
する樹脂の0.05〜20wt%が好ましい。
物、又は固形状の物も用いることができるが、硬化型の
ものが好ましい。硬化型のシリコーン・オイルとして
は、反応硬化型、光硬化型、触媒硬化型等が挙げられる
が、反応硬化型のシリコーン・オイルが特に好ましい。
反応硬化型シリコーン・オイルとしては、アミノ変性シ
リコーン・オイルとエポキシ変性シリコーン・オイルと
を反応硬化させたものが好ましく、アミノ変性シリコー
ン・オイルとしては、KF−393、KF−857、K
F−858、X−22−3680、X−22−3801
0(以上、信越化学工業(株)の製品)等が挙げられ、
エポキシ変性シリコーン・オイルとしてはKF−100
T、KF−101、KF−103(以上、信越化学工業
(株)の製品)等が挙げられる。また触媒硬化型シリコ
ーン・オイルとしてはKS−705F、KS−770
(以上、信越化学工業(株)の製品)、光硬化型シリコ
ーン・オイルとしてはKS−720、KS−740(以
上、信越化学工業(株)の製品)等が挙げられる。これ
らの硬化型シリコーン・オイルの添加量は染着層を形成
する樹脂の0.05〜20wt%が好ましい。
【0020】本発明においては、本発明の共重合ポリエ
ステル樹脂の架橋密度を上げる目的で、染着層中にイソ
シアネート基を有する化合物、活性メチロール基を有す
る化合物やアルコキシメチル基を有する活性化合物、酸
無水物、カルボキシル基を有する化合物及びエポキシ基
を有する化合物等の架橋剤を含有させることができる。
これらの架橋剤の添加量は染着層中のポリエステル樹脂
成分0.5〜20wt%が好ましい。又、染着層中に画
像の安定性を付与する目的で公知の退色防止剤、紫外線
吸収剤を含有させることができる。これらの添加量は染
着層を形成する樹脂の0.5〜20wt%が好ましい。
ステル樹脂の架橋密度を上げる目的で、染着層中にイソ
シアネート基を有する化合物、活性メチロール基を有す
る化合物やアルコキシメチル基を有する活性化合物、酸
無水物、カルボキシル基を有する化合物及びエポキシ基
を有する化合物等の架橋剤を含有させることができる。
これらの架橋剤の添加量は染着層中のポリエステル樹脂
成分0.5〜20wt%が好ましい。又、染着層中に画
像の安定性を付与する目的で公知の退色防止剤、紫外線
吸収剤を含有させることができる。これらの添加量は染
着層を形成する樹脂の0.5〜20wt%が好ましい。
【0021】本発明の熱転写印刷用被転写体は、基材と
染着層との間にクッション層、多孔層等からなる中間層
を設けることにより、転写抜けのない、美しい諧調性を
有する画像を得ることができる。中間層を形成する材料
としては例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、合成ゴム等が挙げ
られる。これらの材料を溶剤等で希釈して中間層インキ
組成物とし、公知の方法で塗布し乾燥させることにより
中間層を形成することができる。この中間層の厚さは1
〜50μmが好ましい。
染着層との間にクッション層、多孔層等からなる中間層
を設けることにより、転写抜けのない、美しい諧調性を
有する画像を得ることができる。中間層を形成する材料
としては例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、合成ゴム等が挙げ
られる。これらの材料を溶剤等で希釈して中間層インキ
組成物とし、公知の方法で塗布し乾燥させることにより
中間層を形成することができる。この中間層の厚さは1
〜50μmが好ましい。
【0022】熱転写印刷用被転写体の加工工程中又はプ
リンター内の走行時に静電気の発生を抑えるために、染
着層とは反対の面もしくは染着層中又は染着層の表面に
公知の帯電防止剤を塗布または含有させることができ
る。
リンター内の走行時に静電気の発生を抑えるために、染
着層とは反対の面もしくは染着層中又は染着層の表面に
公知の帯電防止剤を塗布または含有させることができ
る。
【0023】本発明の熱転写印刷用被転写体を用いて画
像の形成を行なうには、熱転写用シートのインキ層を熱
転写印刷用被転写体の染着層に重ね合わせ、電気信号で
発熱するサーマルヘッドで熱転写用シートのインキ層の
背面より加熱して、インキ層の染料を電気信号に応じて
熱転写印刷用被転写体の染着層に移行させることにより
実施する。
像の形成を行なうには、熱転写用シートのインキ層を熱
転写印刷用被転写体の染着層に重ね合わせ、電気信号で
発熱するサーマルヘッドで熱転写用シートのインキ層の
背面より加熱して、インキ層の染料を電気信号に応じて
熱転写印刷用被転写体の染着層に移行させることにより
実施する。
【0024】本発明の熱転写印刷用被転写体の評価は、
以下に示す方法で行なった。
以下に示す方法で行なった。
【0025】(色濃度)熱転写印刷用被転写体と熱転写
シートをそれぞれ染着層と色材層が接触するように重ね
合わせ、熱転写シートの基材側よりサーマルヘッドによ
り、サーマルヘッドの出力0.32w/ドット、ヘッド
加熱時間6ms、ドット密度6ドット/mmで加熱し、
得られた画像濃度をサクラ濃度計PDA85で測定し
た。
シートをそれぞれ染着層と色材層が接触するように重ね
合わせ、熱転写シートの基材側よりサーマルヘッドによ
り、サーマルヘッドの出力0.32w/ドット、ヘッド
加熱時間6ms、ドット密度6ドット/mmで加熱し、
得られた画像濃度をサクラ濃度計PDA85で測定し
た。
【0026】(耐光性)上記と同一条件で転写して画像
を形成し、その熱転写印刷用被転写体をアトラスHPU
Vで加速劣化させ画像の色相変化(ΔE)を測定した。
を形成し、その熱転写印刷用被転写体をアトラスHPU
Vで加速劣化させ画像の色相変化(ΔE)を測定した。
【0027】(保存安定性)上記と同一条件で転写して
画像を形成し、その熱転写印刷用被転写体を45℃、8
5%RHの雰囲気下で2週間放置した後、画像の色相変
化(ΔE)を測定した。
画像を形成し、その熱転写印刷用被転写体を45℃、8
5%RHの雰囲気下で2週間放置した後、画像の色相変
化(ΔE)を測定した。
【0028】(耐指紋性)上記と同一条件で転写して画
像を形成した後、画像部の色濃度を測定した。その後、
その画像表面に指紋を付け、45℃、85%RHの雰囲
気下で2週間放置した。放置後、色濃度を再度測定し、
試験後における色濃度の変化率を算出した。
像を形成した後、画像部の色濃度を測定した。その後、
その画像表面に指紋を付け、45℃、85%RHの雰囲
気下で2週間放置した。放置後、色濃度を再度測定し、
試験後における色濃度の変化率を算出した。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に示す。尚、
実施例中、部とあるのは、重量部を意味する。
実施例中、部とあるのは、重量部を意味する。
【0030】共重合ポリエステル樹脂の製造例1 温度計、窒素導入管、還流脱水装置及び撹拌装置を付け
たフラスコにジメチルテレフタル酸245.6部、エチ
レングリコーク69.4部、トリメチロールプロパン
2.9部、2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロ
パンジオール211.1部、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール18.5部、酢酸亜鉛0.1部を仕込み17
0℃〜220℃で5時間加熱した。この時、生成するメ
タノールは系外へ留出させた。それから170℃に冷却
しイソフタル酸105.1部、ヘキサヒドロ無水フタル
酸97.5部を加え170℃〜230℃で6時間加熱し
た。この時、生成する水は系外へ留出させた。次に還流
脱水装置を真空減圧装置に替え、更に三酸化アンチモン
0.1部を加えた後、260℃に昇温し、5mmHgで
4時間減圧縮合反応を行ない共重合ポリエステル樹脂
(A)を得た。尚、共重合ポリエステル樹脂(A)の製
造に使用した主な原料を下記に示した。
たフラスコにジメチルテレフタル酸245.6部、エチ
レングリコーク69.4部、トリメチロールプロパン
2.9部、2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロ
パンジオール211.1部、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール18.5部、酢酸亜鉛0.1部を仕込み17
0℃〜220℃で5時間加熱した。この時、生成するメ
タノールは系外へ留出させた。それから170℃に冷却
しイソフタル酸105.1部、ヘキサヒドロ無水フタル
酸97.5部を加え170℃〜230℃で6時間加熱し
た。この時、生成する水は系外へ留出させた。次に還流
脱水装置を真空減圧装置に替え、更に三酸化アンチモン
0.1部を加えた後、260℃に昇温し、5mmHgで
4時間減圧縮合反応を行ない共重合ポリエステル樹脂
(A)を得た。尚、共重合ポリエステル樹脂(A)の製
造に使用した主な原料を下記に示した。
【0031】共重合ポリエステル樹脂(A) ジメチルテレフタル酸 245.6部 イソフタル酸 105.1部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 97.5部 エチレングリコール 69.4部 2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール 211.1部 1,4−シクロヘキサンジメタノール 118.5部 トリメチロールプロパン 2.9部 製造例1と同様な方法で下記の原料を使用して共重合ポ
リエステル樹脂(B)及び(C)を得た。
リエステル樹脂(B)及び(C)を得た。
【0032】共重合ポリエステル樹脂(B) ジメチルテレフタル酸 368.0部 イソフタル酸 220.4部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 87.6部 エチレングリコール 73.4部 2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール 177.5部 1,4−シクロヘキサンジメタノール 158.2部 トリメチロールプロパン 4.4部 ビスフェノールA 510.4部 エチレンオキサイド2モル付加物共重合ポリエステル樹脂(C) ジメチルテレフタル酸 431.8部 イソフタル酸 328.4部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 114.2部 エチレングリコール 135.5部 ネオペンチルグリコール 100.5部 2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール 206.3部 1,4−シクロヘキサンジメタノール 277.8部 トリメチロールプロパン 5.7部 (実施例1)共重合ポリエステル樹脂(A)を染着層形
成用樹脂として用いた下記組成からなる染着層形成用イ
ンキ組成物(a)をポリエステルフィルム〔Melin
ex990;Melinexは、インペリアル・ケミカ
ル・インダストリーズ・ピエルシー(以下ICIとい
う)の登録商標〕の表面にワイヤーバーコーティングに
より乾燥後の膜厚が約5μmとなるように塗布して熱転
写印刷用被転写体(a′)を作成した。
成用樹脂として用いた下記組成からなる染着層形成用イ
ンキ組成物(a)をポリエステルフィルム〔Melin
ex990;Melinexは、インペリアル・ケミカ
ル・インダストリーズ・ピエルシー(以下ICIとい
う)の登録商標〕の表面にワイヤーバーコーティングに
より乾燥後の膜厚が約5μmとなるように塗布して熱転
写印刷用被転写体(a′)を作成した。
【0033】染着層形成用インキ組成物(a) 共重合ポリエステル樹脂(A) 100部 アミノシロキサン 4部 (ICI製品) デガキュアー(西独デグサ社製品) 0.7部 トリエチレンジアミン 0.5部 メチルエチルケトン/トルエン 200部 (混合比:4/6 重量/重量)熱転写用シートの作成 基体フィルムとして6μmのポリエステルフィルム(ル
ミナー東レ(株)製品)の片面にシリコーン・オイルで
スリップ層を形成した。次に熱転写インキ組成物(I)
を下記の様に調整し、スリップ層とは反対面に塗布し、
塗膜を乾燥させ1.0μmの色材層を形成して熱転写用
シート(I′)を得た。
ミナー東レ(株)製品)の片面にシリコーン・オイルで
スリップ層を形成した。次に熱転写インキ組成物(I)
を下記の様に調整し、スリップ層とは反対面に塗布し、
塗膜を乾燥させ1.0μmの色材層を形成して熱転写用
シート(I′)を得た。
【0034】熱転写インキ組成物(I) 染料(Dispersol red B−2B,ICI製品) 4部 エチルセルロース樹脂 4.4部 (ハーキュレス社製品) テトラヒドロフラン 100部 次に、熱転写用シート(I′)と熱転写印刷用被転写体
(a′)を重ね合わせ、サーマルヘッドで加熱し、画像
を形成して転写体を得その色濃度、耐光性、保存安定
性、耐指紋性を評価した。その結果を表1に示した。
(a′)を重ね合わせ、サーマルヘッドで加熱し、画像
を形成して転写体を得その色濃度、耐光性、保存安定
性、耐指紋性を評価した。その結果を表1に示した。
【0035】(実施例2)共重合ポリエステル樹脂
(B)を使用し、実施例1と同様の方法で染着層形成用
インキ組成物(b)を調製し、Melinex 990
上に塗布し熱転写印刷用被転写体(b′)を作成した。
次に、熱転写シート(I′)と熱転写印刷用被転写体
(b′)を重ね合わせ、サーマルヘッドで加熱し、画像
を形成して転写体を得、その色濃度、耐光性、保存安定
性、耐指紋性を評価した。
(B)を使用し、実施例1と同様の方法で染着層形成用
インキ組成物(b)を調製し、Melinex 990
上に塗布し熱転写印刷用被転写体(b′)を作成した。
次に、熱転写シート(I′)と熱転写印刷用被転写体
(b′)を重ね合わせ、サーマルヘッドで加熱し、画像
を形成して転写体を得、その色濃度、耐光性、保存安定
性、耐指紋性を評価した。
【0036】その結果を表1に示した。
【0037】(実施例3)共重合ポリエステル樹脂
(C)を使用し、実施例1と同様の方法で染着層形成用
インキ組成物(c)を調製し、Melinex 990
上に、塗布し熱転写印刷用被転写体(c′)を作成し
た。次に熱転写シート(I′)と熱転写印刷用被転写体
(c′)を重ね合わせ、サーマルヘッドで加熱し、画像
を形成した。その後、色濃度、耐光性、保存安定性、耐
指紋性を評価した。その結果を表1に示した。
(C)を使用し、実施例1と同様の方法で染着層形成用
インキ組成物(c)を調製し、Melinex 990
上に、塗布し熱転写印刷用被転写体(c′)を作成し
た。次に熱転写シート(I′)と熱転写印刷用被転写体
(c′)を重ね合わせ、サーマルヘッドで加熱し、画像
を形成した。その後、色濃度、耐光性、保存安定性、耐
指紋性を評価した。その結果を表1に示した。
【0038】(比較例)下記に示した組成からなる共重
合ポリエステル樹脂(D)、(E)を製造例1と同様の
方法で得た。
合ポリエステル樹脂(D)、(E)を製造例1と同様の
方法で得た。
【0039】共重合ポリエステル樹脂(D) ジメチルフタル酸 187.0部 イソフタル酸 240.0部 エチレングリコール 77.0部 ネオペンチルグリコール 195.4部共重合ポリエステル樹脂(E) ジメチルフタル酸 187.0部 イソフタル酸 240.0部 無水トリメリット酸 13.7部 エチレングリコール 77.0部 ネオペンチルグリコール 195.4部 (比較例1)共重合ポリエステル樹脂(D)を使用し、
実施例1と同様の方法で染着層形成用インキ組成物
(d)を調製し、Melinex 990上に塗布して
熱転写印刷用被転写体(d′)を作成した。次に熱転写
シート(I′)と熱転写印刷用被転写体(d′)を重ね
合わせサーマルヘッドで加熱し、画像を形成して転写体
を得、その色濃度、耐光性、保存安定性、耐指紋性を評
価した。
実施例1と同様の方法で染着層形成用インキ組成物
(d)を調製し、Melinex 990上に塗布して
熱転写印刷用被転写体(d′)を作成した。次に熱転写
シート(I′)と熱転写印刷用被転写体(d′)を重ね
合わせサーマルヘッドで加熱し、画像を形成して転写体
を得、その色濃度、耐光性、保存安定性、耐指紋性を評
価した。
【0040】その結果を表1に示した。
【0041】(比較例2)共重合ポリエステル樹脂
(E)を使用し、実施例1と同様の方法で染着層形成用
インキ組成物(e)を調製し、Melinex 990
上に塗布して熱転写印刷用被転写体(e′)を作成し
た。次に熱転写シート(I′)と熱転写印刷用被転写体
(e′)を重ね合わせ、サーマルヘッドで加熱し画像を
形成して転写体を得、その色濃度、耐光性、保存安定
性、耐指紋性を評価した。
(E)を使用し、実施例1と同様の方法で染着層形成用
インキ組成物(e)を調製し、Melinex 990
上に塗布して熱転写印刷用被転写体(e′)を作成し
た。次に熱転写シート(I′)と熱転写印刷用被転写体
(e′)を重ね合わせ、サーマルヘッドで加熱し画像を
形成して転写体を得、その色濃度、耐光性、保存安定
性、耐指紋性を評価した。
【0042】その結果を表1に示した。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】熱転写印刷用被転写体において、その染
着層に従来から使用されている通常のポリエステル樹脂
を使用した場合、色濃度、耐光性、保存安定性、耐指紋
性を全て満足させることは困難であった。しかし、共重
合酸成分として少なくとも1種の脂環族ジカルボン酸
を、また共重合アルコール成分として少なくとも1種の
脂環族ジオールを含有せしめて得た共重合ポリエステル
樹脂を用いることにより、上記欠点が大幅に改善され、
色濃度、耐光性、保存安定性、耐指紋性に優れた高画質
の画像の転写体を得ることができる。
着層に従来から使用されている通常のポリエステル樹脂
を使用した場合、色濃度、耐光性、保存安定性、耐指紋
性を全て満足させることは困難であった。しかし、共重
合酸成分として少なくとも1種の脂環族ジカルボン酸
を、また共重合アルコール成分として少なくとも1種の
脂環族ジオールを含有せしめて得た共重合ポリエステル
樹脂を用いることにより、上記欠点が大幅に改善され、
色濃度、耐光性、保存安定性、耐指紋性に優れた高画質
の画像の転写体を得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基材上に染着層を有する熱転写印刷用被
転写体に於いて、共重合酸成分として少なくとも一種の
脂環族ジカルボン酸を、また共重合アルコール成分とし
て少なくとも一種の脂環族ジオールを含有せしめて成る
共重合ポリエステル樹脂を主要成分として染着層を形成
せしめることを特徴とする熱転写印刷用被転写体。 【請求項2】 共重合ポリエステル樹脂における共重合
酸成分がモル比5/95〜95/5の範囲内における脂
環族ジカルボン酸とその他のポリカルボン酸成分との混
合物であることを特徴とする請求項1の熱転写印刷用被
転写体。 【請求項3】 共重合ポリエステル樹脂における共重合
アルコール成分がモル比5/95〜95/5の範囲内に
おける脂環族ジオールとその他のポリオール成分との混
合物であることを特徴とする請求項1または2の熱転写
印刷用被転写体。 【請求項4】 染着層を形成する樹脂成分が共重合ポリ
エステル樹脂と、共重合ポリエステル樹脂と相溶性のあ
るその他の樹脂及び/または離型剤との混合物であるこ
とを特徴とする請求項1,2または3の熱転写印刷用被
転写体。 【請求項5】 共重合ポリエステル樹脂が有効量の架橋
剤の添加によって架橋強化されていることを特徴とする
請求項1,2,3または4の熱転写印刷用被転写体。 【請求項6】 染着層と反対の面、染着層中及び/また
は染着層の表面に帯電防止剤を塗布または含有させるこ
とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの熱転写印
刷用被転写体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234737A JPH05581A (ja) | 1990-09-14 | 1991-09-13 | 熱転写印刷用被転写体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24538290 | 1990-09-14 | ||
| JP2-245382 | 1990-09-14 | ||
| JP3234737A JPH05581A (ja) | 1990-09-14 | 1991-09-13 | 熱転写印刷用被転写体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05581A true JPH05581A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=26531731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234737A Pending JPH05581A (ja) | 1990-09-14 | 1991-09-13 | 熱転写印刷用被転写体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05581A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05221166A (ja) * | 1991-03-04 | 1993-08-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱転写受像材料 |
| JP2004256813A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-16 | Eastman Kodak Co | 画像受理層に適したポリエステル組成物 |
| WO2006109875A1 (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-19 | Oji Paper Co., Ltd. | 熱転写受容シート |
| WO2014014028A1 (ja) * | 2012-07-20 | 2014-01-23 | Dic株式会社 | コーティング剤及びそれを用いた物品 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234737A patent/JPH05581A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05221166A (ja) * | 1991-03-04 | 1993-08-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱転写受像材料 |
| JP2004256813A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-16 | Eastman Kodak Co | 画像受理層に適したポリエステル組成物 |
| WO2006109875A1 (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-19 | Oji Paper Co., Ltd. | 熱転写受容シート |
| WO2014014028A1 (ja) * | 2012-07-20 | 2014-01-23 | Dic株式会社 | コーティング剤及びそれを用いた物品 |
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