JPH0558890U - 真空ポンプ用逆止弁 - Google Patents

真空ポンプ用逆止弁

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JPH0558890U
JPH0558890U JP578792U JP578792U JPH0558890U JP H0558890 U JPH0558890 U JP H0558890U JP 578792 U JP578792 U JP 578792U JP 578792 U JP578792 U JP 578792U JP H0558890 U JPH0558890 U JP H0558890U
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JP
Japan
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diameter portion
valve
valve body
large diameter
housing
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Application number
JP578792U
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English (en)
Inventor
昭一 北原
Original Assignee
三輪精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】潤滑油漏洩防止用の逆止弁の構造を簡略化する
と共に、確実な漏洩防止を図る。 【構成】金属板を絞り成形して成る弁保持体24は、大
径部21の内側で軸方向に変位自在である。この弁保持
体24には、ゴム製の弁体26を支持している。小径部
22内の圧力が大径部21内の圧力よりも低い場合、弁
体26の突条32を段部23に、円錐部27の外周縁2
7aを大径部21の内周面に、それぞれ押し付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係る真空ポンプ用逆止弁は、例えば、トラック等の大型自動車の走 行用エンジンにより駆動して真空タンク内の空気を排出する、自動車用真空ポン プに組み付けられる。
【0002】
【従来の技術】
トラック等の大型自動車のブレーキに組み込まれる真空倍力装置の場合、制動 時には予め真空タンク内に溜めていた負圧を、真空倍力装置のブースタシリンダ に導入する。又、上記真空タンク内の空気は、走行用のエンジンにより駆動され る真空ポンプにより排出して、この真空タンク内を、常に一定以上の負圧に保持 している。
【0003】 この様な用途に使用される自動車用真空ポンプとして従来から、図3に示す様 な構造のものが使用されている。円筒状のハウジング1の内側にはロータ2を、 このハウジング1に対し偏心させた状態で設け、このロータ2を、駆動軸3によ り回転駆動自在としている。このロータ2には複数のベーン溝4、4を、このロ ータ2の外周面2aに開口する状態で、放射方向に形成している。これら複数の ベーン溝4、4にはそれぞれベーン5、5を1枚ずつ、放射方向に亙る摺動を自 在として嵌装している。
【0004】 各ベーン5、5には、図示しないばね、或はカム機構により、上記各ベーン溝 4、4から突出する方向の力が付与されている。従って、上記ロータ2の回転に 伴なって各ベーン5、5は、それぞれの外周縁5a、5aと上記ハジング1の内 周面1aとを摺接させつつ、各ベーン溝4、4に出入りする。
【0005】 互いに偏心したハウジング1の内周面1aとロータ2の外周面2aとの間には 、円周方向に亙って連続的に幅寸法が変化する隙間6が形成されている。そして 、上述の様に各ベーン溝4、4から出入りするベーン5、5により、上記隙間6 が複数の密閉空間7a、7b、7cに分割されている。
【0006】 又、前記ハウジング1の一部で、上記ロータ2の回転に伴なって上記隙間6の 幅が広がる部分には、この隙間6に連通する吸気口8を、上記ハウジング1の一 部で、上記ロータ2の回転に伴なって上記隙間6の幅が狭まる部分には、この隙 間6に連通する排気口9を、それぞれ設けている。そしてこの排気口9を、大気 に開放している。
【0007】 それぞれ円管状に形成された、上記吸気口8と排気口9とには、吸気管(図示 せず)の端部を接続する為の吸気コネクタ10と、排気管(図示せず)の端部を 接続する為の排気コネクタ11とを、それぞれ螺着している。この内、吸気コネ クタ10内には、図2に詳示する様な構造を有し、上記吸気管からハウジング1 内に向けてのみ空気を流す、逆止弁12を設けている。
【0008】 この逆止弁12は、ゴム製の弁体13を圧縮ばね14の弾力により上方に押圧 し、この弁体13の上面周縁部に形成した突条15を、上記吸気コネクタ10の 中間部内周面に形成した、内向フランジ状の弁座16に押圧する事で構成されて いる。
【0009】 上述の様に構成される従来の自動車用真空ポンプの場合、駆動軸3を介してロ ータ2を回転させると、上記密閉空間7a、7b、7cの容積が連続的に変化す る。この容積変化は、上記吸気口8部分では増大傾向となり、上記排気口9部分 では減少傾向となる。従って、上記吸気口8を真空タンクに連通させれば、この 真空タンク内を負圧に出来る。真空タンク内から吸い出された空気は、排気口9 から大気中に放出される。
【0010】 上述の様に、上記ロータ2の回転時には、隙間6の一部で上記吸気口8が対向 する部分が負圧になるので、上記逆止弁12を構成する弁体13が、圧縮ばね1 4の弾力に抗して変位(図2〜3で下降)し、上記突条15が弁座16から離隔 して、上記逆止弁12が開かれる。又、上記ロータ2の停止時には、上記弁体1 3の突条15が、圧縮ばね14の弾力に基づいて弁座16に押し付けられ、上記 逆止弁12が閉じられる。この結果、前記ハウジング1内に存在する潤滑油が、 上記吸気コネクタ10を通じて真空タンクに進入する事が防止される。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の様に構成され作用する従来の真空ポンプに組み込まれた吸気 口部は、それぞれ別々に造られた弁体13、圧縮ばね14、更にこの圧縮ばね1 4を支持する為のストッパ36を必要とし、これら各部品13、14、36の管 理、並びにこれら各部品13、14、36を吸気コネクタ10の内側に組み付け る組み付け作業が面倒で、製作費を高くする原因となってしまう。
【0012】 更に、気密保持が弁体13に形成された突条15の先端縁と弁座16との当接 部1箇所のみである為、この突条15の先端縁に傷が付く等により、シール性が 低下し易かった。
【0013】 本考案の真空ポンプ用逆止弁は、この様な事情に鑑みて考案されたもので、構 造が簡単で安価に製作出来、しかもシール性が低下しにくい構造を提供するもの である。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案の真空ポンプ用逆止弁は、空気を吸引して吐出するポンプ部を収納した ハウジングの一部に設けられ、このハウジング内に吸い込む空気を通過させる吸 気口の開口部に、その軸方向内端部を気密に接合自在な管状のケーシングと、こ のケーシングの軸方向内端部内側に設けられたシリンダ状の大径部と、この大径 部の奥端と小径部とを連続させる段部と、有底円錐台状で、その軸方向内端側の 基端部を上記大径部の内側に、軸方向に亙る摺動自在に嵌装した弁保持体と、弾 性材により傘状に造られてこの弁保持体の軸方向外端部に被着固定され、その外 周縁を上記大径部の内周面に摺接させると共に、上記段部に対向する面に、この 段部の中央部に存在する小径部の開口を囲む弁体と、上記弁保持体の中間部で、 この弁体により覆われない部分に形成した通孔と、上記大径部の開口端部に固設 され、この大径部の内側から上記弁保持体が抜け出るのを防止するストッパとを 備えている。
【0015】
【作用】
上述の様に構成される本考案の真空ポンプ用逆止弁の場合、ポンプ部の運転に 伴なってハウジング内の圧力が低下すると、小径部側の圧力が相対的に高くなる 事で、弁体が段部から離れる方向に押され、上記弁体と段部とが離隔して、上記 小径部から弁体と段部との間の空間内に空気が吸引される。
【0016】 この様にして弁体と段部との間の空間内に吸引された空気により、上記弁体の 端縁部が直径方向内方に向け弾性的に変形し、この端縁部と大径部の内周面との 間に隙間を形成する。上記空間内に流入した空気は更に、この様に形成された隙 間、並びに弁保持体の中間部に形成された通孔を通じて、この弁保持体の内側に 流入し、更にこの弁保持体の端部開口から、ポンプ部を収納したハウジング内に 吸引される。
【0017】 この様に、ハウジング内に空気を吸引する際、弁保持体及び弁体は、ケーシン グの大径部から抜け出る方向に変位するが、大径部の開口端部にはストッパが設 けられている為、上記弁保持体及び弁体が、この大径部の内側から完全に抜け出 る事はない。
【0018】 上記ポンプ部の停止時には、ハウジング内の圧力が、小径部内の圧力と同じか この小径部内の圧力よりも高くなる為、上記弁体の外周縁が、この弁体の有する 弾力に基づいて、上記大径部の内周面に押しつけられる。この結果、ハウジング 内と小径部内とが遮断される。更に、ハウジング内の圧力が小径部内の圧力より も高い場合には、上記弁体及び弁保持体が、上記大径部の奥に向けて押され、弁 体が上記段部に当接し、小径部の開口周囲を塞ぐ。
【0019】 この状態でハウジング内と小径部内との間の気密保持は、弁体の外周縁と大径 部内周面との当接部、及び弁体と段部との当接部の2箇所で図られる。従って、 上記ポンプ部に存在する潤滑油が、上記吸気口を通じて真空タンク等に進入する 事が確実に防止される。
【0020】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示している。17は管状のケーシングで、このケーシ ング17の外周面一端部には、このケーシング17を吸気口8(図3参照)の開 口部に螺着する為の雄螺子部18を形成している。又、このケーシング17の中 間部外周面には、このケーシング17を回転させるスパナを係止する為の、鍔部 20を形成している。
【0021】 上記ケーシング17の軸方向内端部、即ち、上記吸気口8に接続する側の端部 (図1の下端部)内側には、シリンダ状の大径部21を、軸方向外端部(図1の 上端部)には小径部22を、それぞれ形成し、この大径部21の奥端と小径部2 2とを、段部23により連続させている。
【0022】 上記大径部21の内側には、金属板を絞り成形する事により、或は合成樹脂を 射出成形する事により、全体を有底円錐台状に形成した弁保持体24を、軸方向 (図1の上下方向)に亙る摺動自在に嵌装している。即ち、上記ケーシング17 の軸方向内端側に位置する、この弁保持体24の基端部25を、上記大径部21 の内径とほぼ同じか、これよりも僅かに小さな外径を有する短円筒状に形成し、 この基端部25を、上記大径部21の内側に嵌装している。
【0023】 上記弁保持体24の軸方向外端部(図1の上端部)には、ゴム等の弾性材によ り傘状に造られた弁体26が、被着固定されている。即ち、この弁体26は、円 錐部27の小径側端部に平坦部28を設けたもので、この平坦部28の内面中央 部に形成した茸状の係止突起29を、上記弁保持体24の小円孔30に係合させ る事で、この弁保持体24に被着固定している。但し、上記弁体26を弁保持体 24に接着剤、或は焼付け等により接着すれば、上記係止突起29及び小円孔3 0は不要である。
【0024】 図示の実施例の場合、上記弁保持体24の外端寄り部分4箇所位置には、それ ぞれの外端部を支点として、この弁保持体24の外周面から突出する状態に曲げ 起こした、支え片31、31を形成し、各支え片31、31により、上記弁体2 6の円錐部27を、直径方向外方に押圧している。そして、この状態で上記弁体 26の円錐部27の外周縁27aは、上記大径部21の内周面に摺接する。但し 、弁体26の弾性が十分にあれば、上記支え片31、31は省略しても良い。
【0025】 又、上記弁体26の平坦部28の外面周縁部には、閉鎖環状の突条32を形成 し、この弁体26が前記段部23に押し付けられた場合にこの突条32が、この 段部23の中央部に存在する小径部22の開口周囲を囲む様にしている。但し、 段部23の側に突条を形成して、上記平坦部28の側の突条32を省略する事も 出来る。更に、何れの面にも突条を形成せず、段部23と平坦部28とを平面同 士で接触させる事も出来る。
【0026】 一方、上記弁保持体24の中間部で、上記弁体26の円錐部27により覆われ ない部分には、複数の通孔33、33を形成している。
【0027】 更に、上記ケーシング17の内端部で、前記大径部21の開口端部は、内方に 向け曲げ形成する事により、この大径部21の内側から上記弁保持体24の基端 部25が抜け出るのを防止する、ストッパ34を形成している。但し、このスト ッパ34は、上記開口端部内周面に係止したストップリング等により構成する事 も出来る。
【0028】 上述の様に構成される本考案の真空ポンプ用逆止弁の場合、ハウジング1内に 設けたロータ2及びベーン5、5(図3参照)の回転に伴なって、このハウジン グ1内の圧力が低下すると、小径部22側の圧力が相対的に高くなる事で、弁体 26及びこの弁体26を装着した弁保持体24が段部23から離れる方向に押さ れる。この結果、上記弁体26の平坦部28に形成された突条32と段部23と が離隔して、真空タンク(図示せず)内の空気が、上記小径部22から弁体26 と段部23との間の空間35内に空気が吸引される。
【0029】 この様にして空間35内に吸引された空気により、上記弁体26を構成する円 錐部27の端縁部が、直径方向内方に向け弾性的に変形し、この端縁部と大径部 21の内周面との間に隙間を形成する。この結果、上記空間35内に流入した空 気は、上記隙間、並びに弁保持体24の中間部に形成された通孔33、33を通 じて、この弁保持体24の内側に流入し、更にこの弁保持体24の端部開口から 、前記ハウジング1内に吸引される。
【0030】 この様に、ハウジング1内に空気を吸引する際、弁保持体24及び弁体26は 、ケーシング17の大径部21から抜け出る方向に、図1の下方に変位するが、 大径部21の開口端部にはストッパ34が設けられており、上記弁保持体24の 基端部25が、このストッパ34を越えて変位する事はない為、上記弁保持体2 4及び弁体26が、この大径部21の内側から完全に抜け出る事はない。
【0031】 上記ハウジング1内に設けられたロータ2及びベーン5、5の停止時には、ハ ウジング1内の圧力が、前記真空タンクに通じる小径部22内の圧力と同じか、 この小径部22内の圧力よりも高くなる。この為、上記弁体26を構成する円錐 部27が、この弁体26の有する弾力、更には円錐部27の内側に存在する空気 圧に基づいて、直径方向外方に押され、この円錐部27の外周縁27aが上記大 径部21の内周面に押し付けられる。
【0032】 この結果、ハウジング1内と小径部22内とが遮断される。更に、ハウジング 1内の圧力が小径部22内の圧力よりも高い場合には、上記弁体26及び弁保持 体24が、上記大径部21の奥に向けて(図1の上方に)押され、弁体26を構 成する平坦部28の外面周縁部に形成した突条32が段部23に当接し、上記小 径部22の開口周囲を塞ぐ。
【0033】 この状態でハウジング1内と小径部22内との間の気密保持は、弁体26を構 成する円錐部27の外周縁27aと大径部21内周面との当接部、及び弁体26 を構成する平坦部28に形成した突条32と段部23との当接部の、2箇所で図 られる。従って、上記ロータ2及びベーン5、5を収納したハウジング1内に存 在する潤滑油が、本考案の逆止弁を内装した吸気口8(図3)を通じて真空タン ク等に進入する事が確実に防止される。
【0034】
【考案の効果】
本考案の真空ポンプ用逆止弁は、以上に述べた通り構成され作用する為、少な い部品点数で構成出来て、部品管理及び組立作業の簡略化により、製作費の低廉 化を図れる。しかも、互いに直列に配置されたシール部を2箇所設けている為、 シール不良に基づく漏洩の発生を確実に防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図。
【図2】従来構造を示す断面図。
【図3】従来の逆止弁を組み込んだ真空ポンプの断面
図。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 内周面 2 ロータ 2a 外周面 3 駆動軸 4 ベーン溝 5 ベーン 5a 外周縁 6 隙間 7a 密閉空間 7b 密閉空間 7c 密閉空間 8 吸気口 9 排気口 10 吸気コネクタ 11 排気コネクタ 12 逆止弁 13 弁体 14 圧縮ばね 15 突条 16 弁座 17 ケーシング 18 雄螺子部 20 鍔部 21 大径部 22 小径部 23 段部 24 弁保持体 25 基端部 26 弁体 27 円錐部 27a 外周縁 28 平坦部 29 係止突起 30 小円孔 31 支え片 32 突条 33 通孔 34 ストッパ 35 空間 36 ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を吸引して吐出するポンプ部を収納
    したハウジングの一部に設けられ、このハウジング内に
    吸い込む空気を通過させる吸気口の開口部に、その軸方
    向内端部を気密に接合自在な管状のケーシングと、この
    ケーシングの軸方向内端部内側に設けられたシリンダ状
    の大径部と、この大径部の奥端と小径部とを連続させる
    段部と、有底円錐台状で、その軸方向内端側の基端部を
    上記大径部の内側に、軸方向に亙る摺動自在に嵌装した
    弁保持体と、弾性材により傘状に造られてこの弁保持体
    の軸方向外端部に被着固定され、その外周縁を上記大径
    部の内周面に摺接させると共に、上記段部に対向する面
    に、この段部の中央部に存在する小径部の開口を囲む弁
    体と、上記弁保持体の中間部で、この弁体により覆われ
    ない部分に形成した通孔と、上記大径部の開口端部に固
    設され、この大径部の内側から上記弁保持体が抜け出る
    のを防止するストッパとを備えた真空ポンプ用逆止弁。
JP578792U 1992-01-20 1992-01-20 真空ポンプ用逆止弁 Pending JPH0558890U (ja)

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