JPH0558941A - 光互変性のナフタセンキノン類、それらの製法及び用途 - Google Patents

光互変性のナフタセンキノン類、それらの製法及び用途

Info

Publication number
JPH0558941A
JPH0558941A JP3347622A JP34762291A JPH0558941A JP H0558941 A JPH0558941 A JP H0558941A JP 3347622 A JP3347622 A JP 3347622A JP 34762291 A JP34762291 A JP 34762291A JP H0558941 A JPH0558941 A JP H0558941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
chlorine
bromine
fluorine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3347622A
Other languages
English (en)
Inventor
Walter Fischer
フイツシヤー ヴアルター
Juergen Finter
フインテル ユルゲン
Heinz Spahni
スパーニ ハインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPH0558941A publication Critical patent/JPH0558941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C50/00Quinones
    • C07C50/26Quinones containing groups having oxygen atoms singly bound to carbon atoms
    • C07C50/36Quinones containing groups having oxygen atoms singly bound to carbon atoms the quinoid structure being part of a condensed ring system having four or more rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C50/00Quinones
    • C07C50/26Quinones containing groups having oxygen atoms singly bound to carbon atoms
    • C07C50/30Quinones containing groups having oxygen atoms singly bound to carbon atoms with polycyclic non-condensed quinoid structure
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C50/00Quinones
    • C07C50/24Quinones containing halogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B3/00Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more carbocyclic rings
    • C09B3/58Benzanthraquinones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K9/00Tenebrescent materials, i.e. materials for which the range of wavelengths for energy absorption is changed as a result of excitation by some form of energy
    • C09K9/02Organic tenebrescent materials
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/72Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705
    • G03C1/73Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705 containing organic compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可逆的な光互変性の系として、情報の光学的
保存に有用なナフタセンキノン類、及びその製造方法を
提供すること。 【構成】 式(I): 【化13】 [式中、Rは、非置換、又はC1 〜C12のアルキル、ア
ルコキシ、もしくはアルキルチオ、フェニル、ベンジ
ル、−CN、−CF3、ハロゲンもしくは−COOR5
で置換されたC6 〜C14のアリール、R5 は、水素、C
1 〜C18のアルキル、シクロヘキシルなどであり、置換
基R1 からR4 の少なくとも一つは、フッ素、塩素もし
くは臭素であるか、又は独立してRO−基であり、R1
からR4 の他の置換基は、水素、フッ素、塩素又は臭素
である]のナフタセンキノン類、又はそれらの混合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、5、12位及び6、1
1位がアリールオキシ基により、2,3,8及び/又は
9位が少なくとも一つのフェノキシ基又は少なくとも一
つのフッ素、塩素又は臭素原子により置換されたナフタ
セン−6,11−及びナフタセン−5,12−ジオン;
対応する5,12−及び6,11−ジクロロナフタセン
ジオン;コントラスト形成、光吸収又は情報記録のため
の光互変性の系としてのそれらの製法;及び用途;に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決しようとする課題】Yu. E.
Gerasimenkoらは、Zhurnal Organicheskoi Khimii、7
(11)、2413-2415 (1971)に、可逆的な光互変性の化合物
として、光照射により橙色の5−フェノキシナフタセン
−6,12−ジオン(アナキノン)を生成する6−フェ
ノキシナフタセン−5,12−ジオンを、Zhurnal Orga
nicheskoi Khimii、16 (9)、1938-1945 (1980)に、12
−フェノキシナフタセン−5,11−ジオンの6−アミ
ノ誘導体の合成に6,11−ジフェノキシナフタセン−
5,12−ジオンの光異性化を用いることを記載してい
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】特徴の一つとして、この
発明は、式I:
【0004】
【化5】
【0005】(式中、Rは、非置換の炭素数6ないし1
4のアリール、又は炭素数1ないし12のアルキル、炭
素数1ないし12のアルコキシ、炭素数1ないし12の
アルキルチオ、フェニル、ベンジル、−CN、−CF
3 、ハロゲンもしくは−COOR5 で置換された炭素数
6ないし14のアリールであり、R5 は水素、炭素数1
ないし18のアルキル、シクロヘキシル、シクロペンチ
ル、フェニル、炭素数1ないし12のアルキル置換フェ
ニル、ベンジル又は炭素数1ないし12のアルキル置換
ベンジルであり、R1からR4 までの置換基の少なくと
も一つは、フッ素、塩素又は臭素であるか、又は独立し
てRO−基であって、かつR1 からR4までの他の置換
基は水素、フッ素、塩素又は臭素である)の化合物又は
それらの混合物に関する。
【0006】式IにおけるRは、好適には非置換又は置
換した炭素数6ないし10のアリールであり、例えばフ
ェニル、又は1−若しくは2−ナフチルが挙げられる。
さらに好適には、Rは非置換又は置換フェニルである。
【0007】基Rは、一つ以上、好適には1ないし3個
の置換基で置換され得る。Rが、アルキル、アルコキシ
又はアルキルチオで置換される場合、これらの基は、直
鎖状又は分岐状であり、好適には1ないし6、最も好適
には、1ないし4の炭素原子を有する。このような基の
例としては、メチル、エチル、及びプロピル、ブチル、
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、及
びデシルの各異性体、並びに対応するアルコキシ及びア
ルキルチオ基が挙げられる。好ましい基は、メチル、エ
チル、n−及びiso−プロピル、n−、iso−及び
tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ並
びにエチルチオである。
【0008】Rがハロゲンで置換される場合、好ましい
ハロゲンは、臭素、塩素及びフッ素である。
【0009】アルキルとしてのR5 は、直鎖状又は分岐
状であり得る。さらに、上記のアルキル基の例として
は、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサ
デシル、ヘプタデシル及びオクタデシルの各異性体が挙
げられる。アルキルとしてのR5 は、好適には1ないし
12個、最も好適には1ないし6個の炭素原子を有す
る。アルキルフェニルとしてのR5 は、好適には炭素数
1ないし6のアルキル置換フェニル、最も好適には炭素
数1ないし4のアルキル置換フェニルであり、例えばド
デシルフェニル、オクチルフェニル、ヘキシルフェニ
ル、n−、iso−もしくはtert−ブチルフェニ
ル、n−もしくはiso−プロピルフェニル、エチルフ
ェニル又はメチルフェニルが挙げられる。アルキルベン
ジルとしてのR5は、好適には、炭素数1ないし6のア
ルキル置換ベンジル、最も好適には、炭素数1ないし4
のアルキル置換ベンジルであり、例えばドデシルベンジ
ル、オクチルベンジル、ヘキシルベンジル、n−、is
o−もしくはtert−ブチルベンジル、n−もしくは
iso−プロピルベンジル、エチルベンジル又はメチル
ベンジルが挙げられる。R5 は、好適には水素又は炭素
数1ないし18のアルキル、最も好適には炭素数1ない
し12のアルキルである。
【0010】本発明の好適な実施態様において、式Iの
Rは、非置換、又は炭素数1ないし4のアルキル、炭素
数1ないし4のアルコキシ、炭素数1ないし4のアルキ
ルチオ、フッ素、塩素、臭素又は−COOR5 で置換さ
れており、R5 は、水素又は炭素数1ないし18のアル
キルである。
【0011】この発明の特に好適な実施態様のおいて
は、式IのRは、非置換又は、塩素、臭素又は−COO
5 で置換されており、R5 は、炭素数1ないし6のア
ルキル基である。
【0012】本発明の他の好ましい実施態様は、式Iの
化合物に関しており、その場合、置換基R1 からR4
での少なくとも1つは、RO−基又はフッ素、塩素もし
くは臭素であり、R1 からR4 の他の置換基は水素であ
る。
【0013】本発明のさらに好ましい実施態様は、R1
もしくはR4 、又はR1 及びR3 もしくはR4 、又はR
1 及びR2 、又はR1 からR4 までは、RO−基、フッ
素、塩素又は臭素であり、最も好適には、RO−基又は
塩素である。
【0014】式Iの好ましい化合物は、Rが非置換のフ
ェニルである。
【0015】特に好ましい式Iの化合物は、6,11−
ジフェノキシ−2−クロロナフタセン−5,12−ジオ
ン、2,6,11−トリフェノキシナフタセン−5,1
2−ジオン、6,11−ジフェノキシ−2,3,8,9
−テトラクロロナフタセン−5,12−ジオン及び2,
3,6,8,9,11−ヘキサフェノキシナフタセン−
5、12−ジオンである。
【0016】他の特徴として、本発明は、式Iの化合物
の製造方法に関し、それは式 II :
【0017】
【化6】
【0018】(式中、少なくとも1つの置換基Xが、フ
ッ素、塩素又は臭素であり、他の置換基Xは、水素、フ
ッ素、塩素又は臭素である)を、中性極性溶媒の存在
下、温度を上げて、少なくとも2モルの式RO-
+(式中、Rは、上記と同義であり、Mは、アルカリ金
属又は3〜18個の炭素原子を有する第三級アミンのア
ンモニウムである)の化合物を反応させることからな
る。
【0019】驚くべきことに、もしナフタセン環系がさ
らにハロゲン原子を含有していたとしても、2つの塩素
原子は、位置選択的にフェノキシ基によって、置換され
ることが発見された。
【0020】この発明の工程は、好適には50ないし2
00℃、最も好適には50ないし150℃の温度で行な
われる。式RO-+ の塩は、そのものを使用するか又
は適当なフェノ−ルをアルカリ金属塩基もしくはアルカ
リ金属炭酸塩と反応させて反応混合物の中で作ることが
できる。塩は、等モル量又は過剰、例えば、もしすべて
のハロゲン原子の置換を望むのであれば40モル%まで
の過剰で使用することができる。
【0021】適当な溶媒の典型例としては、N−置換カ
ルボキサミド類及びラクタム類(例えば、ジメチルホル
ムアミド又はN−メチルピロリドン)、スルホキシド類
及びスルホン類(例えば、ジメチルスルホキシド又はテ
トラメチレンスルホン)、又はエ−テル類(例えば、n
−ジプロピルエ−テル、n−ジブチルエ−テル、テトラ
ヒドロフラン又はジオキサン)が挙げられる。
【0022】式Iの化合物は、常法、例えば結晶化及び
再結晶化、又はクロマトグラフ法により単離され精製さ
れる。
【0023】式RO-+ の化合物は、公知であるか、
又は公知の方法で、好適なフェノ−ルをアルカリ金属塩
基、アルカリ金属炭酸塩又は三級アミンと反応させて得
られる。これらはまた、反応混合物中のその中で製造さ
れる。特に適しているアルカリ金属カチオンは、Li
+ 、Na+ 及びK+ である。第三級アミンのアンモニウ
ムは、一般的にトリメチルアンモニウム、トリエチルア
ンモニウム、トリ−n−プロピルアンモニウム及びトリ
−n−ブチルアンモニウムである。
【0024】さらに、この発明は、式II:
【0025】
【化7】
【0026】(式中、Xの少なくとも一つは、フッ素、
塩素又は臭素であり、その他の置換基Xは、水素、フッ
素、塩素又は臭素である)に関する。好ましいXは、式
Iの化合物において水素、フッ素、塩素又は臭素として
1 からR4 までに与えられたものと同義である。
【0027】式IIの化合物は、次のような方法で得るこ
とが出来る。
【0028】式III :
【0029】
【化8】
【0030】(式中、Xは、式IIにおいて定義したとお
りである)の公知の化合物と、塩素化剤、一般にはPO
Cl3 との反応によって、非対称的に置換された場合に
は式IV及び式IVaの位置異性体の混合物として得られ
る、式IVの化合物を得る。
【0031】
【化9】
【0032】これらの混合物は、式IIの化合物の製造に
直接に、又は予め、例えばクロマトグラフ法で分離され
て、用いられる。式III の化合物は、例えば、適当にハ
ロゲン化された又はハロゲン化されていないフタル酸無
水物を、高温でB23 の存在下、適当にハロゲン化さ
れた又はハロゲン化されていない1,4−ジヒドロキシ
ナフタレンと反応させるような、それ自体公知の方法で
得られる。
【0033】式Iの化合物は、結晶性で、熱に安定であ
り、淡黄色ないし黄橙色である。これらの化合物は、有
機溶媒に可溶である。これらの化合物は、エチレン性不
飽和二重結合を含む光重合系に対して有効な光開始剤で
あり光増感剤である。さらに、式Iの化合物は、照射さ
れた場合に、黄色から黄橙色、橙色さらに赤色へと顕著
な色の変化を示し、可逆的な光互変性化合物である。
【0034】式Iの化合物が、単独に、又は基質中に包
含されて、約300ないし450nmの波長の光線で照射
された場合、橙色から赤色方向への顕著な色の変化が見
られる。6,11−ジフェノキシナフタセン−5,12
−ジオンと比較すると、光の吸収は、長波長方向に移動
している。色の変化は、本発明のパラキノン類から相当
する式Vのアナキノン類への光化学的な変換に由来す
る。変換速度は、極めて大きく、試料の量、厚さ及び照
射強度に依存するが、3秒未満である。
【0035】さらに、この発明は、式V:
【0036】
【化10】
【0037】(式中、R、R1 、R2 、R3 及びR4
は、好適の定義を含め、上記と同義である)のアナキノ
ン類に関する。
【0038】式Vの化合物は、式Iの化合物の溶液を照
射後、溶媒を除去し、必要ならば、常法により精製して
得られる。
【0039】色の変化は、可逆的である。約450ない
し550nmの波長の光で再照射すると、はじめの色に戻
る(パラキノン構造の再形成)。この手順が数回くり返
し可能であるのは、特に好都合である。パラキノン類の
アナキノン類への光化学的変換及びパラキノン類への逆
反応の安定性は極めて高く、この疲労は、基質中又は空
気中においても、それに相応して低い。そのため、20
0回以上のくり返しにおいても変化は殆ど見られない。
光化学的変換に必要な吸収される光が、市販のレーザー
の波長の範囲にあるのも好都合である。
【0040】さらに、この発明は、コントラスト形成又
は光吸収のための可逆的な光互変性構造としての式I又
はVの化合物、あるいはその混合物の用途に関する。
【0041】式Iの化合物は、光重合可能な系において
光開始剤、及び好適には光増感剤として用いることがで
き、この場合、同時に色指示薬としても作用する。その
ために、照射した製品(例えば、保護層、プリント板、
オフセットプリント板、プリント回路、はんだマスク)
を標識すること、及びそれらを非照射の製品と区別する
こと、及び製品管理において、顕色化の前後で不完全に
照射された製品を選別することが可能となる。
【0042】式Iの化合物を色指示薬として用いる主要
な利点は、増感作用の増大である。色変化系として通常
用いられる成分は、一般に増感性の減少がある。
【0043】式I又はVの化合物は、光化学的に変換し
得る色指示薬として、又は光化学的に変換し得る回路の
成分として、単独にも、溶液又はポリマ−に包含させて
も用いることができる。
【0044】式Iの化合物は、光化学的に変換し得る着
色フィルタ−として、例えばサングラス、コンタクトレ
ンズ、窓及び鏡用のガラスにおける有機又は無機ガラス
に用いることができる。
【0045】さらに、この発明は、a)放射線感応性の
有機材料、及びb)式I又はVの化合物の少なくとも一
つ又はそれらの混合物を含む、放射線感応性の組成物に
関する。
【0046】式I及びVの化合物又はそれらの混合物
は、成分a)を基準にして0.001ないし20重量
%、好適には0.001ないし10重量%、最も好適に
は0.01ないし5重量%の量で存在することができ
る。
【0047】放射線感応性の、従って光構築性の材料は
知られている。これらは正負の系である。かかる物質
を、例えばE. Greenらは、J. Macromol. Sci.; Revs. M
acromol. and Chem., C21 (2), 187-273 (1981-1982)
に、及びG.A.D. elzenneは、Adv.Photochem., 11, S. 1
-103 (1979)に記載している。
【0048】該放射線感応性の有機材料は、好適には、
a1)光重合化又は光二量化が可能なエチレン性の不飽
和基を含む非揮発性のモノマー、オリゴマー又はポリマ
ー基質、a2)カチオン的に硬化し得る系、又はa3)
光架橋し得るポリイミドである。
【0049】光重合し得る物質は、一般には、ポリオ−
ル類[例えば、エチレングリコ−ル、プロパンジオ−
ル、ブタンジオ−ル、ヘキサンジオール、ビス(ヒドロ
キシメチル)シクロヘキサン;ジ−、トリ−もしくはテ
トラ−エチレングリコール、ジ−もしくはトリ−1,2
−プロピレングリコ−ルのようなポリオキシアルキレン
ジオール類、トリメチロールメタン、トリメチロールエ
タン又はトリメチロールプロパン及びペンタエリトリト
ール]のアクリレート類及びメタクリレート類、好適に
はメタクリレート類であり、これらは単独、又は混合物
及び結合剤との混和物の形で使用される。
【0050】光二量化し得る物質の例は、側鎖にケイ皮
酸基若しくは置換したマレイミジイル化合物、又はポリ
マー鎖にカルコン基を含む単独重合体及び共重合体であ
る。
【0051】好適な組成物は、成分a1)がアクリル
酸、メタクリル酸又はマレイン酸のエステル類の単独重
合体もしくは共重合体であり、このエステル基は、式:
【0052】
【化11】
【0053】(式中、Aは、直鎖状又は分岐状の、非置
換又はヒドロキシル置換の炭素数2ないし12のアルキ
レン、シクロヘキシレンもしくはフェニレンであり、R
7 及びR8 は、それぞれ互いに独立して塩素、臭素、フ
ェニルもしくは炭素数1ないし4のアルキルであるか、
又はR7 及びR8 が、一緒になってトリメチレン、テト
ラメチレンもしくは式:
【0054】
【化12】
【0055】である)の基を含む。
【0056】このようなポリマーは、例えば米国特許第
4193927号の明細書に開示されている。
【0057】この光重合又は光二量化し得る物質は、他
の光開始剤又は光増感剤だけでなく加工又は使用上に通
常用いられる別の添加剤を含むことができる。
【0058】カチオン的に硬化しうる系は、好適には分
子中に少なくとも二個のエポキシ基を含むエポキシ化合
物であり、光開始剤が包含されている。好適な光開始剤
は、一般にシクロペンタジエニルアレン金属塩類、シク
ロペンタジエニル金属カルボニル塩類及びオニウム塩類
であり、これらは上記の刊行物に記載されている。硬化
系は、加工及び使用上で通常用いられる添加剤を含むこ
とができる。
【0059】感光性のポリイミド類は、例えばドイツ特
許出願公開公報第 1962588号、欧州特許出願公開公報第
0132221号、第 0134752号、第 0162017号、第018137号
及び第0182745号の各明細書に開示されている。
【0060】この発明の組成物は公知の方法で基質の表
面層とし、保護層として、表面上を照射することによっ
て作られるか、又はレリーフイメージとして、フォトマ
スクを通した照射、もしくはレーザー光線による指示さ
れた局部に限定された照射、もしくはホログラフ法及び
それによる顕色化によって作られる。
【0061】別の特徴として、この発明は、a)無色の
有機溶媒、ポリマー又は有機ガラスもしくはコンパウン
ドガラス(compound glass)、及びb)それに溶解、包
含されているか、又は少なくとも一つの表面に層として
存在する、式IもしくはVの化合物、又はそれらの混合
物よりなる組成物に関する。成分b)は、組成物a)を
基準にして、好ましくは0.001ないし20重量%、
さらに好適には0.001ないし10重量%、最も好適
には0.01ないし5重量%の量で存在する。有機溶液
は、他の物質、例えば無機ガラスのような固体基質を塗
装するのに使用することができ、こうして光化学的に変
換できる基質として使用可能となる。式Iの化合物は、
基質上に昇華させることもできる。被覆された基質は、
例えば透明なポリマーの保護層となり得る。固体の基質
は、ポリマー及び式I又はVの化合物の少なくとも一つ
を含む組成物で被覆され得る。適当な溶媒としては、一
般に炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、ケトン類、カ
ルボン酸エステル類及びラクトン類、N−アルキル酸ア
ミド類及びラクタム類、並びにアルカノール類及びエー
テル類が挙げられる。
【0062】好適なポリマー類の例としては、熱硬化性
プラスチック、熱可塑性プラスチック及び構造的に架橋
したポリマー類が挙げられる。このポリマー類は、透明
であるのが好ましい。このようなポリマー類及び有機ガ
ラスは、当業者には公知のものである。本発明の化合物
を包含させるには、例えば溶解したのち、溶媒を除去す
る方法、カレンダー加工又は押し出し加工のような公知
の方法によって行なわれる。この発明の化合物は、それ
らの合成の前、間又は後に、基質に包含させることもで
きる。
【0063】また、この発明は、式I又はVの化合物を
材料中に包含させ、次いで該材料に光を照射することよ
りなる、光の作用での着色材料の製法に関する。
【0064】さらに、この発明は、光増感剤及び色指示
薬、又は光の作用で光化学的に変換し得る着色フィルタ
ーとしての式Iの化合物の用途に関する。
【0065】さらに別の特徴として、この発明は、情報
を光、好適にはレーザー光線を用いて該化合物を含む記
憶作動性の層に書き込み、情報の可逆的な光学的保存の
ために、式I又はVの化合物の用途に関する。書き込ま
れた情報は、好適にはレーザー光線を用いて消去され得
るので、書き込み−消去をくり返して行なうことを可能
にする。
【0066】記憶作動性層を作るために、式I又はVの
化合物が、上記の方法によって透明なマトリックス中に
溶解され、平らな基質上の薄層とされる。記憶作動性層
の厚さは、約0.1ないし100μm、好適には0.3
ないし3μmである。
【0067】情報は、440ないし550nm、好適には
480ないし530nmの波長範囲にあるスペクトルの、
好適には可干渉性(コーヒーレント)の、レーザー光線
を用いて、記憶作動性層への走査、ホログラフィ−又は
写真用の照射によって書き込むことができる。
【0068】読み出しは、記憶作動性層の局部的に変え
られた透過、反射、屈折又は蛍光を通して、情報が書き
込まれた波長において低強度照射により行なわれる。
【0069】消去は、式I及び/又はVの化合物を含む
記憶作動性層を、300ないし450nm、好適には30
0ないし420nmの波長範囲での点照射又は広域照射に
よって行なわれる。
【0070】この発明の有用性の一つの利点は、書込
み、読出し及び消去に必要な波長が、工業用のレ−ザ−
の範囲内(例えば、アルゴンイオンレーザー:488/
514nm及び351/363nm;ネオジム−YAGレー
ザー:2倍及び3倍の周波数を伴う、532nm及び35
5nm;XeFエキサイマーレーザー:351nm ;HeC
dレーザー:325及び442nm)であることである。
【0071】別な利点は、記憶作動性層と関連して、4
50ないし550nmの範囲での書込状態と消去状態の間
に得られる吸収の高いコントラスト及び広いダイナミッ
クレンジ(受入れ可能の信号の最強最弱の間の幅)であ
る。
【0072】その他の利点は、書込みの際の量子収率は
かなり低いので、読出しの際の重ね書きの危険性が大幅
に減少することである。
【0073】逆に、消去の際の量子収率は、かなり高い
ので、大きな面積にわたって急速な消去を可能にしてい
るのも好都合である。
【0074】さらに、読出しに際して、この化合物が蛍
光を発するため、蛍光によって記憶状態の高感度な検出
が可能であることも好都合である。読出し用のパルスと
して発生させたエネルギーが、熱的にでなく蛍光によっ
て実質上消散するという事実も、記憶作動性層の好まし
くない発熱を防止している。
【0075】この化合物の高い光化学的安定性及びそれ
によって得られる書込/消去のサイクルの多さは、また
別の利点である。
【0076】最後に、さらにその他の利点としては、読
出しの間に、くり返しデータを消去波長光の適切な量を
混合することによって、更新をすることが可能なことで
ある。
【0077】
【実施例】この発明は、以下の実施例により例示され
る。
【0078】A)原料化合物の製造
【0079】実施例A1 2,3,6,8,9,11−
ヘキサクロロナフタセン−5,12−ジオン 30g (70mmol)の2,3,8,9−テトラクロロ−
6,11−ジヒドロキシナフタセン−5,12−ジオ
ン、60mlのPOCl3 及び500mlのo−ジクロロベ
ンゼンを90時間、還流下で撹拌した。過剰のPOCl
3 をo−クロロベンゼンと共に留去して反応容量を約3
00mlとした。冷却した反応混合物から沈澱物をろ過に
よって、単離し、水及び炭酸ナトリウム水溶液で繰り返
し洗浄し、乾燥した。乾燥した生成物をシクロヘキサン
中で撹拌し、ろ過により単離して乾燥した。収量:2
8.6g (88%)、融点(mp) :>260℃。
【0080】実施例A2 2−フルオロ−及び9−フル
オロ−6,11−ジクロロナフタセン−5,12−ジオ
ン(異性体混合物) 2−及び9−フルオロ−6,11−ジヒドロキシナフタ
セン−5,12−ジオン(位置異性体の混合物)3.0
g (9.73mmol)、POCl3 4ml及びo−ジクロロ
ベンゼン30mlを10時間、還流下で撹拌した。反応混
合物を水に注加し、2N NaOH水溶液で中和した。
沈澱物をろ過により単離し、水で洗い、乾燥し、400
mlトルエンで処理した。塩基性アルミナを加えた後、全
量を熱時ろ過した。ろ液を蒸発濃縮した。1.57g
(47%)の生成物混合物を得た。質量スペクトル:3
44,346,348及び350(M+ :ベースピー
ク)。
【0081】B)本発明の化合物の製造
【0082】実施例B1 2,3,8,9−テトラクロ
ロ−6,11−ジフェノキシナフタセン−5、12−ジ
オン 実施例A1、の化合物を2.32g (5mmol)、フェノ
ール1.41g (15mmol) 、炭酸カリウム4.15g
(30mmol)及びテトラヒドロフラン100mlを、還流
下で5時間加熱した。混合物を水に撹拌しつつ注加し、
次いでろ過した。沈澱物をまず水で、次いでメタノール
/水で洗浄し、乾燥し、次いでo−ジクロロベンゼンか
ら再結晶し、表記の化合物を、融点326〜329℃の
黄色の結晶として、収量2.57g(89%)で得た。
質量スペクトル:578/580/582(M+:ベー
スピーク)。この化合物のトルエン溶液を照射すると、
黄色から橙色への可逆的な色の変化を示した。
【0083】実施例B2 2,3,6,8,9,11−
ヘキサフェノキシナフタセン−5,12−ジオン 化合物A1を1.5g (3.2mmol) 、フェノール2.
43g (25.8mmol)、炭酸カリウム4.45g (3
2.3mmol)及びN−メチルピロリドン120mlを8時
間、150℃で撹拌した。混合物を、テトラヒドロフラ
ン/トルエン/2N塩酸で処理し、有機相を分離し、水
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥の後、蒸発濃縮した。
粗生成物をトルエンに溶解し、シリカゲルクロマトグラ
フ法により、黄橙色の結晶として、表記の化合物を収量
0.65g (25%)で得た。質量スペクトル:810
(M+ :ベースピーク)。この化合物のトルエン溶液を
照射すると、黄橙から赤への可逆的な色の変化を示し
た。
【0084】実施例B3 2,6,11−及び6,9,
11−トリフェノキシナフタセン−5,12−ジオンの
混合物 化合物A2を0.5g (1.45mmol)、炭酸カリウム
0.8g (5.8mmol)、フェノール0.48g (5.
07mmol) 及びジメチルスルホキシド5mlを、100℃
で4時間、撹拌した。反応混合物を、希塩酸中に注加
し、テトラヒドロフラン/トルエン(1:1)で抽出し
た。抽出物を飽和NaCl溶液及び水で洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、蒸発濃縮した。トルエンからの再結
晶により、0.58g (75%)で表記の化合物を得
た。融点(mp):220〜23℃、質量スペクトル:53
4(M+ :ベースピーク)。この化合物のトルエン溶液
を照射すると、黄色から橙色への可逆的な色の変化を示
した。
【0085】C)使用例 使用例C1 ポリスチレン2.5g を、アルゴン雰囲気
下、60℃で15mlのトルエンに溶解した。20分後、
この溶液に、実施例B1の化合物25mgを加え、混合物
を20分間撹拌した。この溶液を、200μmドクター
ナイフを用いて80℃でガラス板に塗布し、60分間8
0℃で乾燥し、厚さ約30μm の透明なフィルムを得
た。このフィルムを、分光光度計の試験用チャンバー内
の石英ガラス板上に載せ、300Wのキセノンランプを
用いて、ガラス繊維及び紫外線フィルターを通して照射
した。約60秒間隔で照射を中断し、吸収スペクトルを
測定した。試料のスペクトルは、黄色(吸光度は320
nmで1、約400nmで0.4及び、約450nmで0)か
ら赤(約400〜450nmの領域の吸収帯;480nmに
おいて最高吸光度0.65)に変化した。この変換の時
定数は140秒であった。逆反応のために、紫外線フィ
ルターを、黄色吸収フィルター(Schott GG 455)と
交換した。430〜450の範囲における照射強度積分
量は、3mW/cm2であった。照射により、400〜450
nmの長波長での吸収帯が480nmにおいては最高吸光度
0.2まで消失した。逆反応の時定数は、110秒であ
った。さらなる照射サイクルにおいても、これらの吸光
度の臨界値は一定であった。
【0086】使用例C2 使用例C1の一般的方法を、
実施例B2の化合物を用いた以外は同様にくり返した。
スペクトルは、黄色(吸光度は、約340nmで1、約4
00nmで0.35、及び約450nmで0)から赤(48
0〜510nmで最大吸収0.6)へ変化し、時定数は1
80秒であった。逆反応(照射強度2.5mW/cm2)の時
定数は、160秒(最大吸光度は480nmで0.15)
であった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 69/92 9279−4H 69/94 9279−4H 253/30 255/54 8519−4H (72)発明者 ユルゲン フインテル ドイツ連邦共和国 7800 フライブルグ ツアジウスシユトラーセ 100 (72)発明者 ハインツ スパーニ スイス国 4402 フレンケンドルフ エツ グシユトラーセ 23

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 [式中、Rは、非置換の炭素数6ないし14のアリ−
    ル、又は炭素数1ないし12のアルキル、炭素数1ない
    し12のアルコキシ、炭素数1ないし12のアルキルチ
    オ、フェニル、ベンジル、−CN、−CF3 、ハロゲン
    もしくは−COOR5 で置換された炭素数6ないし14
    のアリ−ルを表し、R5 は、水素、炭素数1ないし18
    のアルキル、シクロヘキシル、シクロペンチル、フェニ
    ル、炭素数1ないし12のアルキル置換フェニル、ベン
    ジル又は炭素数1ないし12のアルキル置換ベンジルで
    あり、置換基R1 からR4 までの少なくとも一つは、フ
    ッ素、塩素もしくは臭素であるか、又は独立してRO−
    基であって、かつ、R1 からR4 までの他の置換基は、
    水素、フッ素、塩素又は臭素である]の化合物、又はそ
    れらの混合物。
  2. 【請求項2】 式IにおけるRが、非置換又は置換され
    た炭素数6ないし10のアリールである請求項1記載の
    化合物。
  3. 【請求項3】 Rが、非置換又は置換されたフェニル、
    又は1−もしくは2−ナフチルである請求項2記載の化
    合物。
  4. 【請求項4】 式IにおけるRが、非置換であるか、又
    は、炭素数1ないし4のアルキル、炭素数1ないし4の
    アルコキシ、炭素数1ないし4のアルキルチオ、フッ
    素、塩素、臭素もしくは−COOR5 で置換されてお
    り、かつ、R5 が水素又は炭素数1ないし18のアルキ
    ルである請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 式Iにおける置換基R1 からR4 までの
    少なくとも一つが、RO−基又はフッ素、塩素もしくは
    臭素であって、かつ、R1 からR4 までの他の基が、水
    素である請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】 R1 もしくはR4 、又はR1 及びR3
    しくはR4 、又はR1 及びR2 、又はR1 からR4 まで
    が、RO−基、フッ素、塩素又は臭素である請求項1記
    載の化合物。
  7. 【請求項7】 R1 もしくはR4 、又はR1 及びR3
    しくはR4 、又はR1 及びR2 、又はR1 からR4 まで
    が、RO−基又は塩素である請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】 Rが、非置換のフェニルである請求項1
    記載の化合物。
  9. 【請求項9】 式Iの化合物が、6,11−ジフェニノ
    キシ−2−クロロナフタセン−5,12−ジオン、2,
    6,11−トリフェノキシナフタセン−5,12−ジオ
    ン、6,11−ジフェノキシ−2,3,8,9−テトラ
    クロロナフタセン−5,12−ジオン及び2,3,6,
    8,9,11−ヘキサフェノキシナフタセン−5,12
    −ジオンからなる群から選ばれる請求項1記載の化合
    物。
  10. 【請求項10】 1モルの、式II: 【化2】 (式中、置換基Xの少なくとも1つが、フッ素、塩素又
    は臭素であり、その他の置換基Xが水素、フッ素、塩素
    又は臭素である)の化合物を、中性極性溶媒の存在下、
    温度を上げて、少なくとも2モルの、式RO-+(R
    は、請求項1に定義されたとおりであり、Mは、アルカ
    リ金属又は3ないし18個の炭素原子を有する第三級ア
    ミンのアンモニウムである)の化合物と反応させること
    を特徴とする請求項1記載の式Iの化合物の製造方法。
  11. 【請求項11】 式II: 【化3】 (式中、置換基Xの少なくとも1つが、フッ素、塩素又
    は臭素であり、他の置換基Xは、水素、フッ素、塩素又
    は臭素である)の化合物。
  12. 【請求項12】 式IIのXが、塩素である請求項11記
    載の化合物。
  13. 【請求項13】 式V: 【化4】 (式中、R、R1 、R2 、R3 及びR4が、請求項1に
    定義したとおりである)の化合物又はそれらの混合物。
  14. 【請求項14】 請求項1又は13のいずれかに記載の a)無色の有機溶媒、重合体又は有機ガラスもしくはコ
    ンパウンドガラス、及び、 b)それに溶解、包含又は少なくとも一つの表面に層と
    して存在する請求項1もしくは13のいずれかに記載の
    式IもしくはVの化合物、又はそれらの混合物よりなる
    組成物。
  15. 【請求項15】 可逆的な光互変性の系としてコントラ
    スト形成又は光吸収のための、請求項1もしくは13の
    いずれか1項記載の式IもしくはVの化合物、又はそれ
    らの混合物の用途。
  16. 【請求項16】 情報の可逆的な光学的保存のための、
    請求項1もしくは13のいずれか1項記載の式Iもしく
    はVの化合物又はそれらの混合物の用途。
JP3347622A 1990-12-05 1991-12-04 光互変性のナフタセンキノン類、それらの製法及び用途 Pending JPH0558941A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH3837/90-0 1990-12-05
CH383790 1990-12-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0558941A true JPH0558941A (ja) 1993-03-09

Family

ID=4264542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3347622A Pending JPH0558941A (ja) 1990-12-05 1991-12-04 光互変性のナフタセンキノン類、それらの製法及び用途

Country Status (6)

Country Link
US (2) US5208354A (ja)
EP (1) EP0489689B1 (ja)
JP (1) JPH0558941A (ja)
KR (1) KR920011991A (ja)
CA (1) CA2056854A1 (ja)
DE (1) DE59104782D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020047350A (ko) * 2000-12-13 2002-06-22 이병철 반도체 조립공정에서의 공정진도의 확인방법
JP2007008869A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Kawasaki Kasei Chem Ltd 新規なビス(シリルオキシ)ナフタセンジオン、その製造方法、およびその用途

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59104782D1 (de) * 1990-12-05 1995-04-06 Ciba Geigy Ag Photochrome Naphthacenchinone, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung.
DE59304881D1 (de) * 1992-10-15 1997-02-06 Ciba Geigy Ag Polymerisierbare photochrome Napthacendione, Polymere dieser Monomeren, Verfahren zu deren Herstellung, und deren Verwendung
JP3027299B2 (ja) * 1994-05-30 2000-03-27 信越化学工業株式会社 希土類元素燐酸塩粒子およびその製造方法
US5847141A (en) * 1995-12-22 1998-12-08 Memory Devices, Inc. Photochromic material for electro-optic storage memory
US6770687B1 (en) 1996-11-21 2004-08-03 Ncr Corporation Water-based dual security ink
US5883043A (en) * 1997-08-27 1999-03-16 Ncr Corporation Thermal paper with security features
AU5516598A (en) * 1996-12-05 1998-06-29 Omd Optical Memory Devices Ltd. Optical pickup for 3-d data storage reading from the multilayer fluorescent optical disk
US6071671A (en) 1996-12-05 2000-06-06 Omd Devices Llc Fluorescent optical memory
US6027855A (en) * 1996-12-20 2000-02-22 Omd Devices Llc Photo-chemical generation of stable fluorescent derivatives of Rhodamine B
US5945252A (en) * 1996-12-20 1999-08-31 Memory Devices, Inc. Photochemical generation of stable fluorescent amines from peri-phenoxiderivatives of polycyclic P-quinones
US5936878A (en) * 1997-01-06 1999-08-10 Omd Devices Llc Polymeric photo-chromic composition
US6803344B2 (en) * 2001-12-21 2004-10-12 Ncr Corporation Thermal paper with preprinted indicia
US20050136333A1 (en) * 2003-12-19 2005-06-23 Lawrence Brian L. Novel optical storage materials based on narrowband optical properties
US7897296B2 (en) * 2004-09-30 2011-03-01 General Electric Company Method for holographic storage
US7645719B2 (en) * 2004-10-13 2010-01-12 Ncr Corporation Thermal paper with security features
US20060078802A1 (en) * 2004-10-13 2006-04-13 Chan Kwok P Holographic storage medium
US20070054590A1 (en) * 2005-08-24 2007-03-08 Schmidt Christopher B Photo-chromic toys
US7547109B2 (en) 2005-09-02 2009-06-16 Shoot The Moon Products Ii, Llc Photo-chromic material application apparatus
US8684784B2 (en) * 2005-11-23 2014-04-01 Shoot The Moon Products Ii, Llc Photo-chromic and phosphorescent toys
US8951091B2 (en) 2011-04-06 2015-02-10 Mattel, Inc. Toy vehicle playset and color changing toy vehicle

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417877B2 (ja) * 1972-07-28 1979-07-03
DE59100921D1 (de) * 1990-01-18 1994-03-10 Ciba Geigy Photochrome Naphthacenchinone, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung.
DE59104782D1 (de) * 1990-12-05 1995-04-06 Ciba Geigy Ag Photochrome Naphthacenchinone, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020047350A (ko) * 2000-12-13 2002-06-22 이병철 반도체 조립공정에서의 공정진도의 확인방법
JP2007008869A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Kawasaki Kasei Chem Ltd 新規なビス(シリルオキシ)ナフタセンジオン、その製造方法、およびその用途

Also Published As

Publication number Publication date
EP0489689B1 (de) 1995-03-01
US5208354A (en) 1993-05-04
CA2056854A1 (en) 1992-06-06
KR920011991A (ko) 1992-07-25
DE59104782D1 (de) 1995-04-06
US5407885A (en) 1995-04-18
EP0489689A1 (de) 1992-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0558941A (ja) 光互変性のナフタセンキノン類、それらの製法及び用途
US5488119A (en) Polymerisable photochromic naphthacenediones, polymers of these monomers, process for their preparation and the use thereof
US5300663A (en) Photochromic naphthacenequinones, process for their preparation and the use thereof
EP0179436B1 (en) Optical recording medium
KR100501829B1 (ko) 디아릴에텐 유도체와 이를 이용한 광변색 박막
KR100694946B1 (ko) 광중합반응에 적합한 이작용성 광개시제 및 이를 함유하는광중합성시스템
JPH0559039A (ja) ベンゾチオキサントンオキシド
JPH06199787A (ja) ホトクロミック化合物、それらの製造方法及びそれらの用途
JPH0588454B2 (ja)
US5206395A (en) Photochromic naphthacenequinones, process for their preparation and the use thereof
JPH0410482B2 (ja)
JPH03107839A (ja) パーフルオロアルキル基をもつ有機化合物及びそれを用いた単分子膜と用途
US5225525A (en) Photochromic benzothioxanthone oxides, process for their preparation and the use thereof
JPH06192259A (ja) ホトクロミックアクリドン誘導体、それらの製造方法及びそれらの用途
JPH05204102A (ja) 光メモリ素子及びその記録方法
JP3554363B2 (ja) ケトクマリン誘導体及びかかる誘導体からなるフォトポリマー用増感色素
JPS61263935A (ja) ジアリルエテン誘導体
WO2015147126A1 (ja) ペンタアリールビイミダゾール化合物および該化合物の製造方法
JP2729004B2 (ja) フォトクロミック材料
JPH09208560A (ja) 光学記録材料
JPS62146979A (ja) フオトクロミツク材料
JPS61101559A (ja) ホトクロミック材料及びホトクロミック被膜
JPS62146978A (ja) フオトクロミツク材料
JPS6163838A (ja) 可逆的記録材料
JPH0362884A (ja) フォトクロミック材料