JPH0558960B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0558960B2 JPH0558960B2 JP63098766A JP9876688A JPH0558960B2 JP H0558960 B2 JPH0558960 B2 JP H0558960B2 JP 63098766 A JP63098766 A JP 63098766A JP 9876688 A JP9876688 A JP 9876688A JP H0558960 B2 JPH0558960 B2 JP H0558960B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mooring
- sinker
- buoy
- water
- pile
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Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
水底が砂地で、波線や水流が激しい水域に設置
する引き込み係留式スパーブイの係留方法および
装置の改良に関する。
する引き込み係留式スパーブイの係留方法および
装置の改良に関する。
(ロ) 従来の技術
引き込み係留式スパーブイの水底への係留は、
波浪や水流による抵抗に打ち勝ち定位置を保つた
め、係留に用いる沈錘は通常ブイの自重を差し引
いた浮力の2倍程度の水中重量のコンクリート製
ブロツクが用いられる。
波浪や水流による抵抗に打ち勝ち定位置を保つた
め、係留に用いる沈錘は通常ブイの自重を差し引
いた浮力の2倍程度の水中重量のコンクリート製
ブロツクが用いられる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
設標地点の水底地質が砂地で、波浪や水流が激
しい地域では、沈錘の回りが水流により洗掘され
沈錘が沈下したり、傾いたりして、ブイの標識灯
が所定の高さを保てないことがある。この場合は
クレーン船により設標し直す必要があり、設標し
直しても又沈下が起こる危険性がある。特に漂砂
現象のある海域、あるいは砕波帯に設標する場合
は洗掘による沈下現象が起こる。
しい地域では、沈錘の回りが水流により洗掘され
沈錘が沈下したり、傾いたりして、ブイの標識灯
が所定の高さを保てないことがある。この場合は
クレーン船により設標し直す必要があり、設標し
直しても又沈下が起こる危険性がある。特に漂砂
現象のある海域、あるいは砕波帯に設標する場合
は洗掘による沈下現象が起こる。
本発明は、このような海域に設標しても沈下現
象の起きない安定した引き込み係留式スパーブイ
の係留方法および装置である。
象の起きない安定した引き込み係留式スパーブイ
の係留方法および装置である。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は水底に杭を打ち込み、杭頭部を水底よ
り突出した基礎杭上に、上面に係留環を有しブイ
の自重を差し引いたブイの浮力より少し大きい水
中重量の沈錘を載置固定し、前記係留環に標柱体
下端を係留具により係留するようにさた引き込み
係留式スパーブイの係留方法および装置である。
り突出した基礎杭上に、上面に係留環を有しブイ
の自重を差し引いたブイの浮力より少し大きい水
中重量の沈錘を載置固定し、前記係留環に標柱体
下端を係留具により係留するようにさた引き込み
係留式スパーブイの係留方法および装置である。
(ホ) 作用
以上のように構成したため、杭には少しの自重
と、ブイに使用する波浪、水流等による外力が作
用するが、ブイの係留が可撓性の係留であり、曲
げモーメントはかからないため、地中に打ち込ん
だ杭の把持力で充分支えられ、且つ、沈錘は水底
より突出した杭上に載置固定しているため、沈錘
と水底との間に間隔があり直接沈錘に当つた水流
による洗掘はまぬがれる。また、杭の露出部に当
る水流による洗掘が多少あつても杭の把持力には
殆ど影響なく、沈錘を定位置に安定して保持する
ことができ、沈下が起こる恐れは全くない。
と、ブイに使用する波浪、水流等による外力が作
用するが、ブイの係留が可撓性の係留であり、曲
げモーメントはかからないため、地中に打ち込ん
だ杭の把持力で充分支えられ、且つ、沈錘は水底
より突出した杭上に載置固定しているため、沈錘
と水底との間に間隔があり直接沈錘に当つた水流
による洗掘はまぬがれる。また、杭の露出部に当
る水流による洗掘が多少あつても杭の把持力には
殆ど影響なく、沈錘を定位置に安定して保持する
ことができ、沈下が起こる恐れは全くない。
(ヘ) 実施例
次に本発明の実施例を図面に従つて詳述する。
第1図は本発明を実施した引き込み係留式スパ
ーブイ(本例は観測用ブイ)の係留装置も含めた
全体図で、1引き込み係留式スパーブイで、2は
係留装置である。3は浮力体、4は標柱体、5は
標柱体下端に取り付けたブイ係留用係留環、6は
沈錘7の上面に取り付けたブイ係留用係留環で、
沈錘7は海底10に打ち込んだ基礎杭8の頭部に
載置固定した沈錘で、杭8の頭部は水底から突出
し、沈錘7の下面は水底との間に所定の隙間を有
し、沈錘に当つた水流は隙間を通つて通過でき、
水流が沈錘に当つて生じる渦流による洗掘を防い
でくれる。
ーブイ(本例は観測用ブイ)の係留装置も含めた
全体図で、1引き込み係留式スパーブイで、2は
係留装置である。3は浮力体、4は標柱体、5は
標柱体下端に取り付けたブイ係留用係留環、6は
沈錘7の上面に取り付けたブイ係留用係留環で、
沈錘7は海底10に打ち込んだ基礎杭8の頭部に
載置固定した沈錘で、杭8の頭部は水底から突出
し、沈錘7の下面は水底との間に所定の隙間を有
し、沈錘に当つた水流は隙間を通つて通過でき、
水流が沈錘に当つて生じる渦流による洗掘を防い
でくれる。
この沈錘7の水中重量は、ブイの自重を差し引
いたブイの浮力より少し大きくしてあり、ブイに
係留具9で連結した沈錘7をブイごとクレーン船
で吊りながら、杭8上に沈錘7を載置し、沈錘に
取り付けた固定具11と杭頭部との水中での固定
作業を容易にしている。もし沈錘7を省略してブ
イの係留環を係留具で直接杭8に引き込み係留す
ることはできないことはないが、この場合、ブイ
の大きな浮力が直接杭8に杭の引き抜き力として
作用し、杭との取り付け取り外しのためのシヤツ
クルピン、あるいはボルトの取り付け取り外しが
極めて困難な作業となる。またこの沈錘7を設け
たことにより杭8には少しの重力しかかからず、
杭8は風波によるブイに加わる外力を引き止める
だけの把駐力を受け持つだけでよく、前述の沈錘
を省略した場合の基礎杭よりかなり小規模のもの
でよい。
いたブイの浮力より少し大きくしてあり、ブイに
係留具9で連結した沈錘7をブイごとクレーン船
で吊りながら、杭8上に沈錘7を載置し、沈錘に
取り付けた固定具11と杭頭部との水中での固定
作業を容易にしている。もし沈錘7を省略してブ
イの係留環を係留具で直接杭8に引き込み係留す
ることはできないことはないが、この場合、ブイ
の大きな浮力が直接杭8に杭の引き抜き力として
作用し、杭との取り付け取り外しのためのシヤツ
クルピン、あるいはボルトの取り付け取り外しが
極めて困難な作業となる。またこの沈錘7を設け
たことにより杭8には少しの重力しかかからず、
杭8は風波によるブイに加わる外力を引き止める
だけの把駐力を受け持つだけでよく、前述の沈錘
を省略した場合の基礎杭よりかなり小規模のもの
でよい。
第2図a,bは杭8の頭部と沈錘7の側面図と
平面図、第3図aは固定具11附近の詳細側面
図、第3図bはその平面図、第3図cは第3図a
のA−A視図で杭頂面の平面図、第3図dは第3
図bのB−B視図で、杭頭部と固定具11のガイ
ド12の嵌入状態を示した図である。
平面図、第3図aは固定具11附近の詳細側面
図、第3図bはその平面図、第3図cは第3図a
のA−A視図で杭頂面の平面図、第3図dは第3
図bのB−B視図で、杭頭部と固定具11のガイ
ド12の嵌入状態を示した図である。
本実施例では3本の鋼管製の基礎杭を用い、頭
部を残して水底に打ち込んでいる。
部を残して水底に打ち込んでいる。
沈錘7は水流の抵抗を減らすため、偏平なコン
クリートブロツクで平面6角形とし、側面に固定
具11と突設している。
クリートブロツクで平面6角形とし、側面に固定
具11と突設している。
固定具11は杭8の頂面に取り付けたフランジ
8′とボルトナツト結合する水平な平板11′と、
沈錘の側面に取付けた垂直な垂直板11″と、両
板を連結補強するブラケツト11とで構成し、
さらに平板11′の下面に杭頭部に嵌入するガイ
ド12を設けた位置決めを容易にしている。
8′とボルトナツト結合する水平な平板11′と、
沈錘の側面に取付けた垂直な垂直板11″と、両
板を連結補強するブラケツト11とで構成し、
さらに平板11′の下面に杭頭部に嵌入するガイ
ド12を設けた位置決めを容易にしている。
係留具は主係留具9の他に本例では主係留具が
切れたときの流出を防止する補強係留具9′を備
えている。
切れたときの流出を防止する補強係留具9′を備
えている。
なお本実施例では3本の杭を用いたが、第4図
に示すように2本の杭を用いてもよく、小型のブ
イであれば第5図のように1本の杭を用いてもよ
い。
に示すように2本の杭を用いてもよく、小型のブ
イであれば第5図のように1本の杭を用いてもよ
い。
(ト) 発明の効果
以上のように構成したことにより、水底の地質
が砂地で洗掘が起こりやすい地域に設標しても、
沈錘を基礎杭上に水底と間隔をあけて支持してい
るので、沈錘に当つた水流の渦流は水底まで達せ
ず、杭に当つた水流の渦流による洗掘があつても
地中に打ち込まれた杭の把駐力に影響は殆どな
く、沈錘が沈下したり傾いたりする恐れは全くな
い。また、沈錘の水中重量をブイの自重を差し引
いたブイの浮力より少し大きくしてあるため、杭
にかかる沈錘の重量は少しであり、定期的に行う
点検手入れのための沈錘ごとの取り付け取り外し
も容易に行うことができ、沈錘の重量も沈錘のみ
の場合の半分ですみ、施工事あるいは点検のため
の引揚げの時のクレーン船が小型で済む。また施
工時に海域汚濁が少なく、浚渫捨石工法と比べ工
期が短かく経済的な、安定した引き込み係留式ス
パーブイの係留方法および装置を提供するもので
ある。
が砂地で洗掘が起こりやすい地域に設標しても、
沈錘を基礎杭上に水底と間隔をあけて支持してい
るので、沈錘に当つた水流の渦流は水底まで達せ
ず、杭に当つた水流の渦流による洗掘があつても
地中に打ち込まれた杭の把駐力に影響は殆どな
く、沈錘が沈下したり傾いたりする恐れは全くな
い。また、沈錘の水中重量をブイの自重を差し引
いたブイの浮力より少し大きくしてあるため、杭
にかかる沈錘の重量は少しであり、定期的に行う
点検手入れのための沈錘ごとの取り付け取り外し
も容易に行うことができ、沈錘の重量も沈錘のみ
の場合の半分ですみ、施工事あるいは点検のため
の引揚げの時のクレーン船が小型で済む。また施
工時に海域汚濁が少なく、浚渫捨石工法と比べ工
期が短かく経済的な、安定した引き込み係留式ス
パーブイの係留方法および装置を提供するもので
ある。
第1図は本発明を実施した引き込み係留式スパ
ーブイの係留装置も含めた全体図、第2図a,b
は杭の頭部と沈錘の側面図と平面図、第3図aは
固定具附近の詳細側面図で第3図bはその平面
図、第3図cは第3図aのA−A視図で、杭頂面
の平面図、第3図dは第3図bのB−B視図であ
る。第4図aおよびb、第5図aおよびbはそれ
ぞれ本発明を実施した基礎杭が2本の場合と1本
の場合の係留装置の側面図および平面図を示した
図面である。 1……引き込み係留式スパーブイ、2……係留
装置、3……浮力体、5,6……係留環、7……
沈錘、8……杭、9……係留具、11……固定
具。
ーブイの係留装置も含めた全体図、第2図a,b
は杭の頭部と沈錘の側面図と平面図、第3図aは
固定具附近の詳細側面図で第3図bはその平面
図、第3図cは第3図aのA−A視図で、杭頂面
の平面図、第3図dは第3図bのB−B視図であ
る。第4図aおよびb、第5図aおよびbはそれ
ぞれ本発明を実施した基礎杭が2本の場合と1本
の場合の係留装置の側面図および平面図を示した
図面である。 1……引き込み係留式スパーブイ、2……係留
装置、3……浮力体、5,6……係留環、7……
沈錘、8……杭、9……係留具、11……固定
具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 標柱体の中間に浮力体を有し、標柱体の下端
を沈錘に係留して浮力体を水中に引き込み且つ水
線が浮力体上方の標注体の途中にくるようにし、
浮力により水中に直立するようにした引き込み係
留式スパーブイの係留方法において、 水底に打ち込み杭頭部を水底より所定高さに突
出した基礎杭上に、上面に係留環を有しブイの自
重を差し引いたブイの浮力より少し大きい水中重
量の沈錘を、沈錘の下面又は側面に設けた杭頭部
内に嵌入するガイド材を有する固定具を杭頭部に
載置して固定し、前記係留環に標柱下端を係留具
により係留し、沈錘と水底間に所定間隔を保持す
るようにしたことを特徴とする引き込み係留式ス
パーブイの係留方法。 2 標柱体の中間に浮力体を有し、標柱体の下端
を沈錘に係留して浮力体を水中に引き込み且つ水
線が浮力体上方の標柱体の途中にくるようにし、
浮力により水中に直立するようにした引き込み係
留式スパーブイの係留装置において、 水底に打ち込み杭頭部を水底より所定高さに突
出した基礎杭と、該杭上に載置し、上面に係留環
を有しブイの自重を差し引いたブイの浮力より少
し大きい水中重量を有し、杭頭部に水底と所定間
隔をおいて載置した沈錘と、沈錘の下面又は側面
に設け杭頭部内に嵌入するガイドを有する杭と沈
錘との固定具とよりなり、前記係留環に標柱体下
端を係留具により係留するようにしたことを特徴
とする引き込み係留式スパーブイの係留装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9876688A JPH01269694A (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | 引き込み係留式スパーブイの係留方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9876688A JPH01269694A (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | 引き込み係留式スパーブイの係留方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01269694A JPH01269694A (ja) | 1989-10-27 |
| JPH0558960B2 true JPH0558960B2 (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=14228519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9876688A Granted JPH01269694A (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | 引き込み係留式スパーブイの係留方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01269694A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101258063B1 (ko) * | 2011-07-12 | 2013-04-30 | 경주대학교 산학협력단 | 파력발전장치 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4933822U (ja) * | 1972-06-26 | 1974-03-25 | ||
| JPS62112809A (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 一点係留装置の設置方法 |
| JPS6310398Y2 (ja) * | 1986-11-18 | 1988-03-28 |
-
1988
- 1988-04-21 JP JP9876688A patent/JPH01269694A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01269694A (ja) | 1989-10-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |