JPH05590Y2 - - Google Patents

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JPH05590Y2
JPH05590Y2 JP4057086U JP4057086U JPH05590Y2 JP H05590 Y2 JPH05590 Y2 JP H05590Y2 JP 4057086 U JP4057086 U JP 4057086U JP 4057086 U JP4057086 U JP 4057086U JP H05590 Y2 JPH05590 Y2 JP H05590Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動変速機の変速シヨツクを軽減する
ための装置に関するものである。
(従来の技術) 自動変速機は、クラツチやブレーキ等の各種摩
擦要素を選択的に油圧作動させることにより変速
歯車列の動力伝達経路が決定され、油圧作動され
る摩擦要素の組合せを切換えることにより変速す
るよう構成するのが普通である。しかしてこの変
速時ギヤ比の変更にともなう変速シヨツクが発生
するのを避けられず、その大小が自動変速機の商
品価値を左右する。
そこで、本願出願人は先に実願昭59−187817号
により、変速時油圧作動されるべき摩擦要素の容
量を変速シヨツクが軽減されるよう小さくすべ
く、その作動油圧を調圧する調圧弁を設けて変速
シヨツク軽減対策とする技術を提案済である。
しかし、摩擦要素の作動油圧回路は、上記調圧
弁が調圧値を変更した時や、摩擦要素が締結を完
了した瞬時に、作動油圧を一時的に急上昇させ
て、サージ圧を発生させる。このサージ圧は調圧
弁の調圧値や作動油圧の元圧(通常ライン圧)よ
り高く、摩擦要素の容量を一時的に過大なものと
して大きな変速シヨツクを生じさせる原因とな
る。
この問題を解決する技術としては従来、特開昭
58−137651号公報に記載の如く上記サージ圧を排
除するリリーフ弁を設け、これによりサージ圧に
起因する大きな変速シヨツクが生じないようにし
たものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来は上記リリーフ弁の開弁圧が一定
であり、以下の問題を未だ解決し得ていない。即
ち、サージ圧はエンジン負荷毎にその高さが異な
り、これにもかかわらずこれを排除しようとする
リリーフ弁の開弁圧が一定であれば当然、エンジ
ン負荷によつてはサージ圧を完全に排除し得ない
場合が生じる。これがため従来の技術では、サー
ジ圧に起因する変速シヨツクを完全には軽減し得
ないという問題を生じていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこの問題をも解決するため、エンジン
負荷に応じて開弁圧が変るリリーフ弁を前記調圧
弁及び摩擦要素間の作動油圧回路に接続して設
け、該リリーフ弁によりサージ圧を排除するよう
構成したものである。
(作用) 自動変速機の変速時作動されることになつた摩
擦要素の作動油圧は、先ず調圧弁により変速シヨ
ツクが軽減されるような値に調圧され、従つて通
常時の変速シヨツクは軽減される。
ところで、調圧弁が調圧値を変更したり、摩擦
要素が締結を完了した瞬時はサージ圧が発生す
る。このサージ圧はリリーフ弁により排除される
が、リリーフ弁の開弁圧がエンジン負荷に応じて
変化するため、サージ圧がエンジン負荷毎に異な
つても、上記サージ圧の排除を常時確実に行なわ
せることができ、サージ圧に起因する変速シヨツ
クをいかなるエンジン負荷のもとでも防止し得る
こととなる。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づき本考案の詳細に説
明する。
第1図は本考案一実施の態様で、図中1は変速
歯車列を示し、この変速歯車列はトルクコンバー
タ2を介してエンジン出力軸3の動力を変速機入
力軸4に入力され、この動力を変速下に変速機出
力軸5より出力ギヤ6、アイドラギヤ7を経てフ
アイナルドライブシヤフト8で伝達するものとす
る。
入力軸4上には1速入力ギヤ9、2速入力ギヤ
10、3速度入力ギヤ11、4速入力ギヤ12及
びリバース入力ギヤ13を夫々設ける。ギヤ9は
油圧作動クラツチC1を介して入力軸4に結合可
能とし、ギヤ10は油圧作動クラツチC2を介し
て入力軸4に結合可能とし、ギヤ11は入力軸4
に一体結合する。又、ギヤ12,13は夫々共通
な油圧作動クラツチC4を介して入力軸4に結合
可能とする。ギヤ9〜12に夫々1速、2速、3
速、4速出力ジヤ14〜17を直接噛合させ、ギ
ヤ13にリバースアイドラギヤ18を挟んでリバ
ース出力ギヤ19を噛合させる。ギヤ14〜17
及び19は出力軸5上に設け、ギヤ14はワンウ
エイクラツチ20を介して出力軸5上に取付け、
前進方向の回転時出力軸5に駆動係合させる。ギ
ヤ15は出力軸5に一体結合し、ギヤ16は油圧
作動クラツチC3により出力軸5に結合可能とし、
ギヤ17,19は夫々ドツグクラツチ21により
適宜選択的に出力軸5に結合可能とする。
かかる変速歯車列1においては、軸3からのエ
ンジン動力がトルクコンバータ2を経て軸4に入
力されており、又運転車が前進自動変速走行を希
望して後述するマニユアルバルブを前進走行
(D)レンジにしている間、ドツグクラツチ21
により4速出力ギヤ17を出力軸5に結合し続け
る。この状態でクラツチC1のみが油圧作動され
ると、このクラツチを介して軸4からのエンジン
動力がギヤ9,14、ワンウエイクラツチ20、
出力軸5、ギヤ6,7及びフアイナルドライブシ
ヤフト8へと伝わり、前進第1速を得ることがで
きる。クラツチC2のみを油圧作動させると、こ
のクラツチを介して軸4からのエンジン動力がギ
ヤ10,15出力軸5、ギヤ6,7及びフアイナ
ルドライブシヤフト8へと伝わり、前進第2速を
得ることができる。クラツチC3のみを油圧作動
させると、このクラツチがギヤ11を経てギヤ1
6に達していた軸4からのエンジン動力を出力軸
5、ギヤ6,7及びフアイナルドライブシヤフト
8に伝え、前進第3速を得ることができる。クラ
ツチC4のみを作動させると、このクラツチを介
して軸4からのエンジン動力がギヤ12,17に
伝わり、その後ドツグクラツチ21を経て出力軸
5、ギヤ6,7及びフアイナルドライブシヤフト
8に伝わり、前進第4速を得ることができる。
なお、運転者が後退走行を希望してマニユアル
バルブを後退走行(R)レンジにすると、ドツグ
クラツチ21はリバース出力ギヤ19を出力軸5
に駆動結合する位置に切換わり、同時にクラツチ
C4が油圧作動される。この時軸4からのエンジ
ン動力はクラツチC4を介してギヤ13,19に
伝わり、その後ドツグクラツチ21を経て出力軸
5、ギヤ6,7及びフアイナルドライブシヤフト
8に伝わり、後退を選択することができる。
上記変速歯車列1の変速は変速油圧回路30に
より行なうものとする。この油圧回路はエンジン
駆動されるオイルポンプ31からのオイルを周知
のプレツシヤレギユレータバルブ32により、エ
ンジン負荷に比例したライン圧PLとなし、回路
33に出力する油圧源を具える。回路33のライ
ン圧PLはマニユアルバルブ34の選択位置(レ
ンジ)に応じ回路35に出力するようになし、こ
のマニユアルバルブは運転者が前進走行又は後退
走行を希望して前記Dレンジ又はRレンジにする
時回路35をライン圧PLを出力し、それ以外の
駐車(P)レンジ又は停車(N)レンジでは回路
35を無圧状態にするものとする。
回路35にライン圧PLが出力される間、この
ライン圧を調圧弁36によりPC′に調圧して回路
37に出力するようになす。調圧弁36はスプー
ル38と、これを電磁力FSをもつて図中左方に付
勢する比例ソレノイド39とを具え、電磁力FS
対向するようスプール38の段差部38aに前記
の調整圧PC′をフイードバツクして作用させる。
調圧弁36は更に、回路35を接続するポート3
a、回路37を接続するポート36b及びドレン
ポート36cを有し、スプール38の図中下半部
位置でポート36bをポート36aに通じて調整圧
PC′を上昇させ、スプール38の図中上半部位置
でポート36bをポート36cに通じて調整圧PC
を低下させるものとする。スプール38は電磁力
FSと、調整圧PC′が段差部38aに作用して生ずる
力とがバランスするようストロークし、調整圧
PC′が電磁力FSに対応した値以上になる時図中右
行して調整圧PC′を低下させ、逆に調整圧PC′が
電磁力FSに対応した値以下になる時図中左行して
調整圧PC′を高める。よつて、調圧弁36は調整
圧PC′を電磁力FSに応じた値にすることができ
る。
ところで比例ソレノイド39が発生する電磁力
FSは電子制御回路40により電流制御又はデユー
テイ制御するが、第2図の瞬時t1〜t2間における
変速中調整圧PC′が変速シヨツク軽減上要求され
る同図中実線aで示す如き特性(変速の種類毎に
異なる)に沿つて変化するよう電磁力FSを決定す
るものとする。
電子制御回路40は、クラツチC1〜C4のどれ
を油圧作動すべきかを決定する分配弁41の駆動
用ステツプモータ42の位置制御(変速制御)に
も供し、これがため電子制御回路40にはエンジ
ンスロツトル開度THを検出するスロツトルセン
サ43からの信号、車速Vを検出する車速センサ
44からの信号、及びマニユアルバルブ34の選
択レンジを検出するレンジセンサ45からの信号
Lを供給する。
分配弁41はステツプモータ42により回転位
置を決定されるロータ46を具え、これが図示の
1速位置の時直径方向孔46aをポート41aに
通じると共に、他のポート41b〜41dをドレン
孔46bに通じるものとする。ロータ46を図中
時針方向へ45°づつ順次2速位置、3速位置、4
速位置又は後退位置に回転すると、2速位置では
孔46aがポート41bに通じ、ポート41c,4
dがドレン孔46bに、又ポート41aがドレン
孔46cに通じ、3速位置では孔46aがポート4
cに通じ、ポート41dがドレン孔46bに、又
ポート46a,46bがドレン孔46cに通じ、4
速又は後退位置では孔46aがポート41dに通
じ、ポート41a〜41cがドレン孔46cに通じ
るものとする。なお、ポート41a〜41dは夫々
クラツチC1〜C4に接続する。
半径方向孔46aには回路37からの調整圧
PC′を回路47よりクラツチ作動油圧PCとして供
給し、回路37,47間にリリーフ弁48を接続
して設ける。このリリーフ弁はスプール48a
具え、このスプールを室48b内に供給する背圧
PBにより図中左方に付勢し、これと対向するよ
う室48cにおいてスプール48aにクラツチ作動
油圧PCを作用させる。そして、本例では背圧PB
をライン圧PLそのものとし、スプール48aは図
中上半部位置で回路37,47が接続されたポー
ト48dをドレンポート48eから遮断してPC
PC′とし、図中下半部位置でポート48dをドレン
ポート48eに通じて作動油圧PCを低下させるも
のとする。ところで、スプール48aは室48c
の作動油圧PCが室48b内の背圧PB、即ち開弁圧
より高くなる時図中下半部位置となつて作動油圧
PCを低下させるため、作動油圧PCは背圧PBより
高くなることはない。しかして、背圧PBがライ
ン圧PLそのものであり、このライン圧がエンジ
ン負荷に比例することから、背圧PBもエンジン
負荷に比例し、リリーフ弁48の開弁圧をエンジ
ン負荷に比例して高めることとなる。
上記実施例の作用を次に説明する。
運転者が前進走行を希望してマニユアルバルブ
34をDレンジにしている間、このマニユアルバ
ルブ34は回路33のライン圧PLを回路35に
出力し、制御回路40はスロツトル開度TH及び
車速Vの組合からなる好適変速段を判別し、判別
結果に基づきステツプモータ42を介しロータ4
6を1速、2速、3速又は4速位置にする。制御
回路40は更に変速時以外比例ソレノイド39の
電磁力FSを最大に保ち、調圧弁36からの調整圧
PC′を回路35からのライン圧PLと同じに保持す
る。分配弁41は、ロータ46の1速位置で上記
PC′=PLの油圧を作動油圧PCとして孔46aから
クラツチC1に供給し、これを作動する一方、他
のクラツチC2〜C4を全てドレンして非作動にし、
第1速を得ることができる。
ロータ46の2速位置で分配弁41は作動油圧
PCをクラツチC2のみに供給してこれを作動し、
第2速を得ることができ、ロータ46の3速位置
で分配弁41は、作動油圧PCをクラツチC3のみ
に供給してこれを作動し、第3速を得ることがで
き、ロータ46の4速位置で分配弁41は、作動
油圧PCをクラツチC4のみに供給してこれを作動
し、第4速を得ることができる。
ところで、ロータ46の回転位置を切換えた直
後の変速中(第2図中瞬時t1〜t2間)、作動から
非作動にされることとなつたクラツチの作動油圧
PCはドレン孔46b又は46cより圧力を排除され
て、第2図にbで示す如くに低下するのに対し、
非作動から作動されることとなつたクラツチの作
動油圧PCは制御回路40により以下の如くに上
昇制御される。即ち、この変速中制御回路40は
比例ソレノイド39への通電量を0から徐々に増
加させ、その電磁力FSを0から漸増させる。電磁
力FSが0の時調圧弁36は前記作動により調整圧
PC′を0にし、電磁力FSの増大につれ調整圧PC
をライン圧PLに向け高くする。よつて調整圧
PC′は第2図中aで示す如く漸増して、作動され
ることとなつたクラツチの締結を変速シヨツクが
軽減されるような速度で進行させ、大きなシヨツ
クなしに変速を行なうことができる。
ところで、作動されることとなつたクラツチが
締結を完了する第2図中瞬時t1の直後に、当該ク
ラツチの作動油圧は一時的に急上昇してサージ圧
PSを生じさせようとする。この時、サージ圧PS
リリーフ弁48の室48cにおいてスプール48a
を室48b内の背圧PB(PB=PL<PS)に抗し第1
図中右方へ押動し、サージ圧PSがドレンポート4
eより排除されることとなる。よつて、クラツ
チ作動油圧PCが第2図中変速終了瞬時t2直後にサ
ージ圧PSによつてライン圧PLより高くなること
はなく、これに起因する変速シヨツク7の発生も
防止し得る。
なお、かかるサージ圧の排除に当り、リリーフ
弁48は背圧PSをライン圧PLそのものとするた
め、又このライン圧がエンジン負荷に比例するた
め、エンジン負荷毎に異なるサージ圧PSをいかな
るエンジン負荷のもとでも確実に排除することが
でき、サージ圧にともなう変速シヨツクを完璧に
なくすことができる。
運転者が後退走行を希望してマニユアルバルブ
34をRレンジにすると、このマニユアルバルブ
は回路33からのライン圧PLを回路35に出力
し、制御回路40はステツプモータ42を介し分
配弁41のロータ46を後退位置にすると共に、
比例ソレノイド39の電磁力FSを最大にして調整
圧PC′をライン圧PLと同じにする。この時PC′=
PLの油圧は作動油圧PCとしてクラツチC4のみに
達し、これを作動させることで、後退を選択する
ことができる。
又、運転者が駐車又は停車を希望してマニユア
ルバルブ34をP又はNレンジにすると、回路3
5は無圧状態にされ、分配弁41の位置に係わり
なく全てのクラツチC1〜C4が非作動にされるこ
とで、変速歯車列1を動力伝達不能な中立状態に
することができる。
第3図は本考案の他の例を示し、本例では、リ
リーフ弁48の室48bにライン圧PLを供給する
代りに、ポンプ圧PPをプレツシヤモデイフアイ
ア弁50により調圧して得られるモデイフアイア
圧PMを供給する。プレツシヤモデイフアイア弁
50は電子制御回路40により電磁力FMを制御
される比例ソレノイド51を具え、スプール50
をこの電磁力FMと、室50b内にフイードバツク
されたモデイフアイア圧PMによる力とがバラン
スする位置にストロークさせることにより、モデ
イフアイア圧PMを電磁力FMに対応した値にする
ものとする。よつて、制御回路40により比例ソ
レノイド51の電磁力FMをエンジン負荷(この
例ではスロツトル開度TH)に比例して大きくす
れば、モデイフアイア圧PMがエンジン負荷に比
例して高くなり、リリーフ弁48を前記実施例と
同様に機能させることができる。
ところでこの場合、プレツシヤモデイフアイア
圧PMを制御回路40により自由に決定し得るこ
とから、以下の如くにして自動変速機のクリープ
トルク(マニユアルバルブ34をD又はRレンジ
にした停車中の引摺りトルク)を手動変化できる
ようにすることも可能である。この目的のために
は、電子制御回路40にポテンシヨメータ52か
らの信号を追加入力し、このポテンシヨメータは
運転者が希望するクリープトルクに応じて手動操
作するものとする。この場合制御回路40は比例
ソレノイド51の電磁力FMを、D又はRレンジ
(信号Lより判別)にしたスロツトル開度TH=
0及び車速V=0の停車中に限り、ポテンシヨメ
ータ52からの指令に応じた小さな値にする。こ
の小さな電磁力FMはモデイフアイア圧PMを低く
し、リリーフ弁48のリリーフ作用によりクラツ
チ作動油圧PCをモデイフアイア圧PMと同じ低い
値にすることができる。よつて、油圧PCで作動
されるクラツチ(DレンジではC1,Rレンジで
はC4)の締結力が小さくなり、その分クリープ
トルクを減ずることができる。
これにより、クリープトルクのため車両が微速
走行するクリープ現象を防止できるが、クリープ
トルクを利用して車両を坂道停車させたり、渋滞
路で微速走行させたい場合、希望に応じポテンシ
ヨメータ52の手動操作によりクリープトルクを
増大することで目的を達成することができる。
第4図は本考案の更に他の例を示し、本例では
第1図の例に圧力逃し弁53及び電磁開閉弁54
を付加すると共に、第3図におけると同様なプレ
ツシヤモデイフアイア弁50を付加する。圧力逃
し弁53はプランジヤ53aを具え、その一端が
臨む室53bに電磁開閉弁54を経て適宜クラツ
チ作動油圧PCを供給し、プランジヤ53aの他端
が臨む室53c内にエンジン負荷(スロツトル開
度TH)に比例したモデイフアイア圧PMを供給す
る。プランジヤ53aは室53c内のばね53d
図示の位置に弾支し、この位置より右行する時室
53b内の圧力をドレンポート53eより排除する
ものとする。又、電磁開閉弁54は電子制御回路
40により変速中ONされるソレノイド54a
具え、そのON時室53bにクラツチ作動油圧Pc
を供給するものとする。
本例においては、変速時以外電子制御回路40
がソレノイド54aをOFFし続け、室53bにクラ
ツチ作動油圧PCを供給しないため、第1図につ
き前述したと同様の作用が得られる。変速中クラ
ツチ作動油圧PCは基本的には第2図中aで示す
と同様に上昇制御されるが、本例では特に第5図
の如く変速中(t1〜t2)の最も変速シヨツクを生
じ易い期間t1′〜t2′において電磁開閉弁54を電
子制御回路40によりONし、クラツチ作動油圧
PCを室53bに供給する。この間、作動油圧PC
室53c内のモデイフアイア圧PM及びばね53d
ばね力で決まる値を越えた分ドレンポート53e
より排除され、クラツチ作動油圧PCに第5図中
a′で示す如き棚を設定することができる。よつ
て、変速機出力軸トルクのピークを同図中TP1
らTP2へと低下させることができ、尚一層の変速
シヨツク軽減効果を達成することができる。しか
も、室53cへのモデイフアイア圧PMがエンジン
負荷に比例することから、作動油圧の棚a′をエン
ジン負荷毎に適正なものとし得て、いかなるエン
ジン負荷のもとでも所定通りの変速シヨツク軽減
効果を達成することができる。
(考案の効果) かくして本考案変速シヨツク軽減装置は上述の
如く、サージ圧を排除して変速シヨツクを軽減す
るリリーフ弁48の開弁圧をエンジン負荷に応じ
て変化させる構成としたから、サージ圧がエンジ
ン負荷毎に異なつてもこれを確実に排除して、サ
ージ圧が原因の変速シヨツクをいかなるエンジン
負荷のもとでも確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す自動変速
機の変速制御システム図、第2図は同例における
クラツチ作動油圧の経時変化を示すタイムチヤー
ト、第3図及び第4図は夫々本考案の他の2例を
示す第1図と同様な変速制御システム図、第5図
は第4図の例における変速機出力軸トルク及びク
ラツチ作動油圧の経時変化を示すタイムチヤート
である。 1……変速歯車列、C1〜C4……油圧作動クラ
ツチ(摩擦要素)、30……変速油圧回路、31
……オイルポンプ、32……プレツシヤレギユレ
ータバルブ、34……マニユアルバルブ、36…
…調圧弁、39……比例ソレノイド、40……電
子制御回路、41……分配弁、42……ステツプ
モータ、43……スロツトルセンサ、44……車
速センサ、45……レンジセンサ、48……リリ
ーフ弁、50……プレツシヤモデイフアイア弁、
51……比例ソレノイド、52……ポテンシヨメ
ータ、53……圧力逃し弁、54……電磁開閉
弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各種摩擦要素の油圧作動の組合せを切換えるこ
    とにより変速可能で、変速時油圧作動されるべき
    摩擦要素の作動油圧を変速シヨツクが軽減される
    よう調圧する調圧弁を設けた自動変速機におい
    て、 エンジン負荷に応じて開弁圧が変るリリーフ弁
    を前記調圧弁及び摩擦要素間の作動油圧回路に接
    続して設け、該リリーフ弁によりサージ圧を排除
    するよう構成したことを特徴とする自動変速機の
    変速シヨツク軽減装置。
JP4057086U 1986-03-22 1986-03-22 Expired - Lifetime JPH05590Y2 (ja)

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