JPH0559822B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0559822B2 JPH0559822B2 JP19125985A JP19125985A JPH0559822B2 JP H0559822 B2 JPH0559822 B2 JP H0559822B2 JP 19125985 A JP19125985 A JP 19125985A JP 19125985 A JP19125985 A JP 19125985A JP H0559822 B2 JPH0559822 B2 JP H0559822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- vinyl acetate
- film
- ethylene
- stretch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、食品のストレツチ包装用フイルムに
関する。 (ロ) 従来の技術 近年、青果物、鮮魚、鮮肉、惣菜等の食品を直
接にまたはプラスチツクトレー上に載置して、こ
れらをフイルムでストレツチ包装する、いわゆる
プリパツケージ用のフイルムとして、安全衛生上
の問題等から、従来のポリ塩化ビニルに代つて低
密度ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体樹脂等のエチレン系樹脂によるものの開発
が活発に行われている。 しかしながら、これらストレツチ包装用とし
て、既に公知の低密度ポリエチレン樹脂、エチレ
ン−ブテン−1共重合体樹脂等の低密度ポリエチ
レン系樹脂フイルムでは、硬くて伸びにくいた
め、無理に伸ばしても破れるか不均一な伸びしか
示さず、さらに、被包装食品を載置したトレーを
変形させたり破壊させたりしてしわが発生し、包
装に必要な緊締力が得られないとか、商品価値の
ある包装ができないという問題がある。 また、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂フイ
ルムでは、酢酸ビニル含有量、メルトフローレー
ト等を適切に選択した上で使用すれば、前述の低
密度ポリエチレン系樹脂フイルムにおけるような
問題は解消できるものの、シワを残すことなく被
包装物形状にフイツトした緊締感のある包装とす
ること、および、包装物の輸送、店頭陳列時のフ
イルム面にかかる変形に対してシワを残すことな
く回復すること等の変形回復性において、市場の
要求に必ずしも充分に対応しきれているものでは
ない。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、食品のストレツチ包装用フイルムに
おける上述の変形回復性の問題に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、ストレツチ自動
包装適性としての適度の滑り性、自己粘着性を有
し、充分な熱融着性、透明性を有することは勿論
のこと、伸展性、柔軟性に優れ、かつ、変形回復
性が極めて優れたストレツチ包装用フイルムを提
供するにある。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本発明のストレツチ包装用フイルムは、一般式
A(―B−A)n(ここで、Aはモノビニル置換芳
香族炭化水素の重合体ブロツク、Bは共役ジエン
のエラストマー性重合体ブロツク、nは1〜5の
整数である。)で表わされるブロツク共重合体の
水素添加誘導体を主成分とする層の両面に、酢酸
ビニル含有量が5〜25重量%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体樹脂を主成分とする層が積層されて
なる。 本発明におけるこのブロツク共重合体の重合体
ブロツクAを構成する単量体のモノビニル置換芳
香族炭化水素は、好ましくはスチレンであるが、
α−メチルスチレン、ビニルトルエンその他の低
級アルキル置換スチレン、ビニルナフタレン等も
用いられる。また、重合体ブロツクBにおける共
役ジエン単量体はブタジエンあるいはイソプレン
が好ましく、また、両者の混合物でもよい。重合
体ブロツクBを形成するためにブタジエンが単一
の共役ジエン単量体として用いられる場合には、
ブロツク共重合体が水素添加されて二重結合が飽
和された後にエラストマー性を保持しているため
には、ポリブタジエンブロツクにおけるミクロ構
造中1,2−ミクロ構造が20〜50%となる重合条
件を採用することが好ましく、より好ましくは
1,2−ミクロ構造が35〜45%のものである。ブ
ロツク共重合体中の重合体ブロツクAの重量平均
分子量は5000〜125000、重合体ブロツクBのそれ
は15000〜250000の範囲にあることが好ましい。 これらのブロツク共重合体の製造方法として
は、数多くの方法が提案されている。代表的な方
法としては、例えば特公昭40−23798号公報に記
載された方法があつて、リチウム触媒またはチー
グラー型触媒を用いて不活性溶媒中でブロツク共
重合を行なわせる。 これらのブロツク共重合体の水素添加処理は、
例えば特公昭42−8704号、同43−6636号あるいは
同46−20814号等の各公報に記載された方法によ
り、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下で行な
われる。この水素添加では、重合体ブロツクB中
のオレフイン型二重結合の少なくとも50%、好ま
しくは80%以上が水素添加され、重合体ブロツク
A中の不飽和結合の25%以下が水素添加される。
このような水素添加されたブロツク共重合体の一
つとして、シエルケミカル社より「KRATON−
G」という商品名で市販されているものがある。 本発明において、前記水添ブロツク共重合体に
は、成形加工性等の改善を目的として、一般にゴ
ムに用いられている軟化剤を配合することができ
る。この軟化剤としては、非芳香族系の鉱物油、
液状もしくは低分子量の合成軟化剤が適してお
り、ゴム用プロセスオイルとして知られるパラフ
イン系オイルが最も好ましい。なお、この軟化剤
の配合量は、水添ブロツク共重合体100重量部に
対して300重量部以下であり、100重量部以下とす
るのが好ましい。 前記水添ブロツク共重合体を主成分とする層の
両面に積層されるエチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂は、従来よりストレツチ包装用フイルムに用
いられてるものでよく、その酢酸ビニル含有量が
5〜25重量%、好ましくは10〜20重量%であり、
190℃でのMFRが0.3〜5g/10分、好ましくは
1〜3g/10分のものである。 ここで、酢酸ビニル含有量が5重量%未満では
伸展性、柔軟性が不足すると共に、充分な自己粘
着性が得られにくくなり、25重量%を越えると強
度不足となると共に、適度の滑り性を得ることが
困難となる。また、MFRが0.3g/10分未満では
伸びが小さく、5g/10分を越えると破断強度が
小さくなり、いずれ共に伸展性が問題となる。 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂には、
適度の滑り性、自己粘着性、および防曇性、帯電
防止性を付与するために、例えば炭素数1〜12、
好ましくは1〜6の脂肪族アルコールと、炭素数
10〜22、好ましくは12〜18の脂肪酸との化合物で
ある脂肪族アルコール系脂肪酸エステル、具体的
には、モノグリセリンオレエート、ポリグリセリ
ンオレエート、グリセリントリリシノレート、グ
リセリンアセチルリシノレート、メチルアセチル
リシノレート、エチルアセチルリシノレート、ブ
チルアセチルリシノレート、プロピレングリコー
ルオレエート、プロピレングリコールラウレー
ト、ペンタエリスリトールオレエート、ポリエチ
レングリコールオレエート、ポリプロピレングリ
コールオレエート、ポリオキシエチレングリセリ
ン、ポリオキシプロピレングリセリン、ソルビタ
ンオレエート、ソルビタンラウレート、ポリエチ
レングリコールソルビタンオレエート、ポリエチ
レングリコールソルビタンラウレート等、ならび
に、ポリアルキレンエーテルポリオール、具体的
には、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール等の少くとも一種を0.5〜5重量%、
好ましくは1〜3重量%配合することが好まし
い。 なお、本発明において、前記水添ブロツク共重
合体を主成分とする層の両面に、前記エチレン−
酢酸ビニル共重合体樹脂を主成分とする層を積層
することとしたのは、水添ブロツク共重合体の単
層フイルムでは透明性、自己粘着性に劣るからで
あり、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂の単層
フイルムでは未だ変形回復性が劣るからである。 以上の構成による本発明のストレツチ包装用フ
イルムは、前記二種の樹脂を複数の押出機を用い
てインフレーシヨン成形またはTダイ成形による
共押出法または押出ラミネート法等の公知の方法
で積層して成形される。縦方向と横方向の機械的
強度を充分にバランスさせたフイルムとするため
等から、インフレーシヨン成形による共押出法が
好ましく、その際のブロー比は3〜7とするのが
好ましい。 本発明のフイルムの厚みは、好ましくは8〜
30μであり、うち、水添ブロツク共重合体を主成
分とする層が2〜10μ、エチレン−酢酸ビニル共
重合体樹脂を主成分とする両表面層が各々3〜
10μである。 (ホ) 作用 本発明のストレツチ包装用フイルムは、特定の
水添ブロツク共重合体が中間層に用いられている
ので、伸展性、柔軟性に優れると共に、特に変形
回復性が極めて優れている。そして、該共重合体
層の両面に、透明性、自己粘着性、伸展性、柔軟
性に優れた、酢酸ビニル含有量が5〜25重量%の
エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂が積層されてい
るので、適度の滑り性、自己粘着性、および充分
な熱融着性を有している。 (ヘ) 実施例 実施例 1 水添ブロツク共重合体(シエル・ケミカル社
製、「KRATON−G1652」、20重量%トルエン溶
液による25℃でのブルツクフイールド粘度
550cps)100重量部とパラフイン系オイル(出光
興産社製、「PW90」)65重量部との組成物を、口
径65mm、L/D25の押出機を用いて170℃で混練
し、一方、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
(酢酸ビニル含有量15重量%、190℃でのMFR2.0
g/10分)98.5重量%、モノグリセリンオレエー
ト(理研ビタミン社製、リケマールOL100)1.5
重量%よりなる樹脂組成物を、口径50mm、L/
D25の押出機を用いて160℃で混練し、この両者
を一台の環状三層ダイスに供給して、水添ブロツ
ク共重合体を主成分とする厚み5μの層の両面に、
エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を主成分とす
る各厚み6μの層が積層されるようにして、ダイ
ス温度185℃、ブロー比5.0でインフレーシヨン成
形することにより、全厚み17μのストレツチ包装
用フイルムを製造した。 このフイルムを使用し、発泡ポリスチレン、延
伸ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレン製のトレ
ー上に肉、魚、野菜をそれぞれ載せてストレツチ
自動包装機、フジパツクシステム社製A18Xにて
包装を行なつた。その結果をフイルム物性と共に
表に示す。 実施例 2 水添ブロツク共重合体(シエル・ケミカル社
製、「KRATON−G1650」、20重量%トルエン溶
液による25℃でのブルツクフイールド粘度
1500cps)100重量部とパラフイン系オイル100重
量部との組成物を中間層に用いた外は、実施例1
と同様にしてストレツチ包装用フイルムを製造
し、そのフイルムを用いて包装を行なつた。その
結果をフイルム物性と共に表に示す。 実施例 3 水添ブロツク共重合体(シエル・ケミカル社
製、「KRATON−G1657」、20重量%トルエン溶
液による25℃でのブルツクフイールド粘度
1100cps)を単体で中間層に用いた外は、実施例
1と同様にしてストレツチ包装用フイルムを製造
し、そのフイルムを用いて包装を行なつた。その
結果をフイルム物性と共に表に示す。 比較例 1 実施例1で表面層に用いたと同じ組成物を用い
て、厚み17μの単層フイルムを製造し、ストレツ
チ包装を行なつた。その結果をフイルム物性と共
に表に示す。
関する。 (ロ) 従来の技術 近年、青果物、鮮魚、鮮肉、惣菜等の食品を直
接にまたはプラスチツクトレー上に載置して、こ
れらをフイルムでストレツチ包装する、いわゆる
プリパツケージ用のフイルムとして、安全衛生上
の問題等から、従来のポリ塩化ビニルに代つて低
密度ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体樹脂等のエチレン系樹脂によるものの開発
が活発に行われている。 しかしながら、これらストレツチ包装用とし
て、既に公知の低密度ポリエチレン樹脂、エチレ
ン−ブテン−1共重合体樹脂等の低密度ポリエチ
レン系樹脂フイルムでは、硬くて伸びにくいた
め、無理に伸ばしても破れるか不均一な伸びしか
示さず、さらに、被包装食品を載置したトレーを
変形させたり破壊させたりしてしわが発生し、包
装に必要な緊締力が得られないとか、商品価値の
ある包装ができないという問題がある。 また、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂フイ
ルムでは、酢酸ビニル含有量、メルトフローレー
ト等を適切に選択した上で使用すれば、前述の低
密度ポリエチレン系樹脂フイルムにおけるような
問題は解消できるものの、シワを残すことなく被
包装物形状にフイツトした緊締感のある包装とす
ること、および、包装物の輸送、店頭陳列時のフ
イルム面にかかる変形に対してシワを残すことな
く回復すること等の変形回復性において、市場の
要求に必ずしも充分に対応しきれているものでは
ない。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、食品のストレツチ包装用フイルムに
おける上述の変形回復性の問題に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、ストレツチ自動
包装適性としての適度の滑り性、自己粘着性を有
し、充分な熱融着性、透明性を有することは勿論
のこと、伸展性、柔軟性に優れ、かつ、変形回復
性が極めて優れたストレツチ包装用フイルムを提
供するにある。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本発明のストレツチ包装用フイルムは、一般式
A(―B−A)n(ここで、Aはモノビニル置換芳
香族炭化水素の重合体ブロツク、Bは共役ジエン
のエラストマー性重合体ブロツク、nは1〜5の
整数である。)で表わされるブロツク共重合体の
水素添加誘導体を主成分とする層の両面に、酢酸
ビニル含有量が5〜25重量%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体樹脂を主成分とする層が積層されて
なる。 本発明におけるこのブロツク共重合体の重合体
ブロツクAを構成する単量体のモノビニル置換芳
香族炭化水素は、好ましくはスチレンであるが、
α−メチルスチレン、ビニルトルエンその他の低
級アルキル置換スチレン、ビニルナフタレン等も
用いられる。また、重合体ブロツクBにおける共
役ジエン単量体はブタジエンあるいはイソプレン
が好ましく、また、両者の混合物でもよい。重合
体ブロツクBを形成するためにブタジエンが単一
の共役ジエン単量体として用いられる場合には、
ブロツク共重合体が水素添加されて二重結合が飽
和された後にエラストマー性を保持しているため
には、ポリブタジエンブロツクにおけるミクロ構
造中1,2−ミクロ構造が20〜50%となる重合条
件を採用することが好ましく、より好ましくは
1,2−ミクロ構造が35〜45%のものである。ブ
ロツク共重合体中の重合体ブロツクAの重量平均
分子量は5000〜125000、重合体ブロツクBのそれ
は15000〜250000の範囲にあることが好ましい。 これらのブロツク共重合体の製造方法として
は、数多くの方法が提案されている。代表的な方
法としては、例えば特公昭40−23798号公報に記
載された方法があつて、リチウム触媒またはチー
グラー型触媒を用いて不活性溶媒中でブロツク共
重合を行なわせる。 これらのブロツク共重合体の水素添加処理は、
例えば特公昭42−8704号、同43−6636号あるいは
同46−20814号等の各公報に記載された方法によ
り、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下で行な
われる。この水素添加では、重合体ブロツクB中
のオレフイン型二重結合の少なくとも50%、好ま
しくは80%以上が水素添加され、重合体ブロツク
A中の不飽和結合の25%以下が水素添加される。
このような水素添加されたブロツク共重合体の一
つとして、シエルケミカル社より「KRATON−
G」という商品名で市販されているものがある。 本発明において、前記水添ブロツク共重合体に
は、成形加工性等の改善を目的として、一般にゴ
ムに用いられている軟化剤を配合することができ
る。この軟化剤としては、非芳香族系の鉱物油、
液状もしくは低分子量の合成軟化剤が適してお
り、ゴム用プロセスオイルとして知られるパラフ
イン系オイルが最も好ましい。なお、この軟化剤
の配合量は、水添ブロツク共重合体100重量部に
対して300重量部以下であり、100重量部以下とす
るのが好ましい。 前記水添ブロツク共重合体を主成分とする層の
両面に積層されるエチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂は、従来よりストレツチ包装用フイルムに用
いられてるものでよく、その酢酸ビニル含有量が
5〜25重量%、好ましくは10〜20重量%であり、
190℃でのMFRが0.3〜5g/10分、好ましくは
1〜3g/10分のものである。 ここで、酢酸ビニル含有量が5重量%未満では
伸展性、柔軟性が不足すると共に、充分な自己粘
着性が得られにくくなり、25重量%を越えると強
度不足となると共に、適度の滑り性を得ることが
困難となる。また、MFRが0.3g/10分未満では
伸びが小さく、5g/10分を越えると破断強度が
小さくなり、いずれ共に伸展性が問題となる。 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂には、
適度の滑り性、自己粘着性、および防曇性、帯電
防止性を付与するために、例えば炭素数1〜12、
好ましくは1〜6の脂肪族アルコールと、炭素数
10〜22、好ましくは12〜18の脂肪酸との化合物で
ある脂肪族アルコール系脂肪酸エステル、具体的
には、モノグリセリンオレエート、ポリグリセリ
ンオレエート、グリセリントリリシノレート、グ
リセリンアセチルリシノレート、メチルアセチル
リシノレート、エチルアセチルリシノレート、ブ
チルアセチルリシノレート、プロピレングリコー
ルオレエート、プロピレングリコールラウレー
ト、ペンタエリスリトールオレエート、ポリエチ
レングリコールオレエート、ポリプロピレングリ
コールオレエート、ポリオキシエチレングリセリ
ン、ポリオキシプロピレングリセリン、ソルビタ
ンオレエート、ソルビタンラウレート、ポリエチ
レングリコールソルビタンオレエート、ポリエチ
レングリコールソルビタンラウレート等、ならび
に、ポリアルキレンエーテルポリオール、具体的
には、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール等の少くとも一種を0.5〜5重量%、
好ましくは1〜3重量%配合することが好まし
い。 なお、本発明において、前記水添ブロツク共重
合体を主成分とする層の両面に、前記エチレン−
酢酸ビニル共重合体樹脂を主成分とする層を積層
することとしたのは、水添ブロツク共重合体の単
層フイルムでは透明性、自己粘着性に劣るからで
あり、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂の単層
フイルムでは未だ変形回復性が劣るからである。 以上の構成による本発明のストレツチ包装用フ
イルムは、前記二種の樹脂を複数の押出機を用い
てインフレーシヨン成形またはTダイ成形による
共押出法または押出ラミネート法等の公知の方法
で積層して成形される。縦方向と横方向の機械的
強度を充分にバランスさせたフイルムとするため
等から、インフレーシヨン成形による共押出法が
好ましく、その際のブロー比は3〜7とするのが
好ましい。 本発明のフイルムの厚みは、好ましくは8〜
30μであり、うち、水添ブロツク共重合体を主成
分とする層が2〜10μ、エチレン−酢酸ビニル共
重合体樹脂を主成分とする両表面層が各々3〜
10μである。 (ホ) 作用 本発明のストレツチ包装用フイルムは、特定の
水添ブロツク共重合体が中間層に用いられている
ので、伸展性、柔軟性に優れると共に、特に変形
回復性が極めて優れている。そして、該共重合体
層の両面に、透明性、自己粘着性、伸展性、柔軟
性に優れた、酢酸ビニル含有量が5〜25重量%の
エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂が積層されてい
るので、適度の滑り性、自己粘着性、および充分
な熱融着性を有している。 (ヘ) 実施例 実施例 1 水添ブロツク共重合体(シエル・ケミカル社
製、「KRATON−G1652」、20重量%トルエン溶
液による25℃でのブルツクフイールド粘度
550cps)100重量部とパラフイン系オイル(出光
興産社製、「PW90」)65重量部との組成物を、口
径65mm、L/D25の押出機を用いて170℃で混練
し、一方、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
(酢酸ビニル含有量15重量%、190℃でのMFR2.0
g/10分)98.5重量%、モノグリセリンオレエー
ト(理研ビタミン社製、リケマールOL100)1.5
重量%よりなる樹脂組成物を、口径50mm、L/
D25の押出機を用いて160℃で混練し、この両者
を一台の環状三層ダイスに供給して、水添ブロツ
ク共重合体を主成分とする厚み5μの層の両面に、
エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を主成分とす
る各厚み6μの層が積層されるようにして、ダイ
ス温度185℃、ブロー比5.0でインフレーシヨン成
形することにより、全厚み17μのストレツチ包装
用フイルムを製造した。 このフイルムを使用し、発泡ポリスチレン、延
伸ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレン製のトレ
ー上に肉、魚、野菜をそれぞれ載せてストレツチ
自動包装機、フジパツクシステム社製A18Xにて
包装を行なつた。その結果をフイルム物性と共に
表に示す。 実施例 2 水添ブロツク共重合体(シエル・ケミカル社
製、「KRATON−G1650」、20重量%トルエン溶
液による25℃でのブルツクフイールド粘度
1500cps)100重量部とパラフイン系オイル100重
量部との組成物を中間層に用いた外は、実施例1
と同様にしてストレツチ包装用フイルムを製造
し、そのフイルムを用いて包装を行なつた。その
結果をフイルム物性と共に表に示す。 実施例 3 水添ブロツク共重合体(シエル・ケミカル社
製、「KRATON−G1657」、20重量%トルエン溶
液による25℃でのブルツクフイールド粘度
1100cps)を単体で中間層に用いた外は、実施例
1と同様にしてストレツチ包装用フイルムを製造
し、そのフイルムを用いて包装を行なつた。その
結果をフイルム物性と共に表に示す。 比較例 1 実施例1で表面層に用いたと同じ組成物を用い
て、厚み17μの単層フイルムを製造し、ストレツ
チ包装を行なつた。その結果をフイルム物性と共
に表に示す。
【表】
(ト) 発明の効果
本発明のストレツチ包装用フイルムは、ストレ
ツチ自動包装適性としての適度の滑り性、自己粘
着性を有し、充分な熱融着性、透明性を有するこ
とは勿論のこと、伸展性、柔軟性に優れ、かつ、
優れた変形回復性を有するものである。
ツチ自動包装適性としての適度の滑り性、自己粘
着性を有し、充分な熱融着性、透明性を有するこ
とは勿論のこと、伸展性、柔軟性に優れ、かつ、
優れた変形回復性を有するものである。
Claims (1)
- 1 一般式A(―B−A)n(ここで、Aはモノビ
ニル置換芳香族炭化水素の重合体ブロツク、Bは
共役ジエンのエラストマー性重合体ブロツク、n
は1〜5の整数である。)で表わされるブロツク
共重合体の水素添加誘導体を主成分とする層の両
面に、酢酸ビニル含有量が5〜25重量%のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体樹脂を主成分とする層が
積層されてなるストレツチ包装用フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19125985A JPS6251440A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ストレツチ包装用フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19125985A JPS6251440A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ストレツチ包装用フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6251440A JPS6251440A (ja) | 1987-03-06 |
| JPH0559822B2 true JPH0559822B2 (ja) | 1993-09-01 |
Family
ID=16271558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19125985A Granted JPS6251440A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ストレツチ包装用フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6251440A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1034835A (ja) * | 1996-07-24 | 1998-02-10 | Mitsubishi Chem Corp | ストレッチ包装用積層フィルム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3072529B2 (ja) * | 1991-02-26 | 2000-07-31 | 三菱樹脂株式会社 | ストレッチ包装用フィルム |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP19125985A patent/JPS6251440A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1034835A (ja) * | 1996-07-24 | 1998-02-10 | Mitsubishi Chem Corp | ストレッチ包装用積層フィルム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6251440A (ja) | 1987-03-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3380043B2 (ja) | 食品包装用ストレツチフイルム | |
| JP5534642B2 (ja) | ブロック共重合体水添物、又はそのシート、フィルム | |
| JP2005105032A (ja) | 重合体組成物からなる熱収縮性フィルム | |
| JP3072529B2 (ja) | ストレッチ包装用フィルム | |
| JP3774113B2 (ja) | 熱収縮性積層フィルム | |
| JP4823947B2 (ja) | 積層フィルム | |
| JP2002046238A (ja) | ポリプロピレン系多層フィルム | |
| JPH0559822B2 (ja) | ||
| JP4919713B2 (ja) | ブロック共重合体水添物組成物、そのシート・フィルム及び熱収縮性フィルム | |
| JP5730745B2 (ja) | ストレッチ包装用フィルム | |
| JPS60224522A (ja) | 熱収縮性のフイルム | |
| JPH0254776B2 (ja) | ||
| JP2006213852A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP2008260797A (ja) | ブロック共重合体及びそれを含む熱収縮性フィルム | |
| JP4896306B2 (ja) | 熱収縮性多層フィルム | |
| JP2007038586A (ja) | 熱収縮性積層フィルム | |
| JPH0246613B2 (ja) | ||
| JP5057753B2 (ja) | 熱収縮性フィルム | |
| JP5057752B2 (ja) | 熱収縮性フィルム | |
| JP4459422B2 (ja) | 熱収縮性多層フィルム | |
| JP3363192B2 (ja) | スチレン系樹脂組成物 | |
| JP3975037B2 (ja) | 多層樹脂シート | |
| JPH0315940B2 (ja) | ||
| JP5732343B2 (ja) | スチレン系樹脂多層シート | |
| JP6803751B2 (ja) | ブロック共重合体樹脂組成物、熱収縮性多層フィルム、熱収縮性ラベル及び飲料容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |