JPH055989U - パネル建築物の屋根構造 - Google Patents
パネル建築物の屋根構造Info
- Publication number
- JPH055989U JPH055989U JP6212391U JP6212391U JPH055989U JP H055989 U JPH055989 U JP H055989U JP 6212391 U JP6212391 U JP 6212391U JP 6212391 U JP6212391 U JP 6212391U JP H055989 U JPH055989 U JP H055989U
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- roof panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 予め軒天井を設けた屋根パネルの使用を可能
にする。 【構成】 軒天井16と壁パネル12との間に空隙20
を設ける構成とすることにより、軒天井16のサイズの
誤差や屋根パネル10の取り付け誤差等が生じても、こ
の空隙20の幅に大小が生じるだけであり、この軒天井
20と壁パネル12とがぶつかってしまって屋根パネル
10の設置ができなくなることがない。また、この空隙
20を覆い隠す目隠し部材22を設けることにより、外
観を悪化させることがない。
にする。 【構成】 軒天井16と壁パネル12との間に空隙20
を設ける構成とすることにより、軒天井16のサイズの
誤差や屋根パネル10の取り付け誤差等が生じても、こ
の空隙20の幅に大小が生じるだけであり、この軒天井
20と壁パネル12とがぶつかってしまって屋根パネル
10の設置ができなくなることがない。また、この空隙
20を覆い隠す目隠し部材22を設けることにより、外
観を悪化させることがない。
Description
【0001】
本考案は、パネル建築物の屋根構造に関する。
【0002】
従来、床、壁および屋根等のパネルを予め工場で製造し、これらの各パネルを
用いて建築物を組み立てる工法が知られており、パネル工法と称されている。
【0003】
このような工法によれば、建築現場における作業負担を軽減させることができ
るので、作業コストの低減や作業人員の削減に有用である。
【0004】
図6に、従来の、かかるパネル工法を用いて建造された建築物の屋根構造を示
す。
【0005】
図から解るように、床パネル(図示せず)上に立設された壁パネル12の上端
には、結合桁14が固着されている。また、結合桁14上には、この結合桁14
によって与えられる傾斜角に沿って、屋根パネル10が固設されている。さらに
、この屋根パネル10は、壁パネル12から突出した部分の下面に軒天井16が
設けられているとともに、端面に軒先頭つなぎ材18が設けられている。
【0006】
従来、これらの各部材の組み立てや固定の作業は、いずれも建築現場で行われ
ていた。
【0007】
このような従来の屋根構造において、建築現場で軒天井16を屋根パネル10
に取り付ける作業は、非常に高度な熟練を要求されるものであるとともに、建築
現場における作業工程の複雑化・長期間化および作業コストの増大の原因となっ
ていた。
【0008】
このため、この軒天井16は、工場で屋根パネル10を製造する際に、これと
併せて、この屋根パネル10に取り付けることが望ましい。
【0009】
しかしながら、軒天井16を予め屋根パネル10に取り付けておくこととした
場合、この軒天井16のサイズの誤差や屋根パネル10の取り付け誤差等により
、軒天井16と壁パネル12との間に空隙が生じてしまって外観を悪化させたり
、逆に、軒天井16と壁パネル12とがぶつかってしまって屋根パネル10の設
置を行うことができなかったりするという課題を生じる。
【0010】
本考案は、このような従来技術の課題に鑑みて試されたものであり、予め軒天
井を設けた屋根パネルを使用しても、外観を悪化させることがなく、且つ、常に
屋根パネルの設置を行うことができる、パネル建築物の屋根構造を提供すること
を目的とする。
【0011】
本考案のパネル建築物の屋根構造は、
立設された壁パネル上に固設された屋根パネルと、
前記壁パネルの外壁面との間に空隙が生じるように、前記屋根パネルの下面に
設けられた軒天井と、
前記空隙を覆い隠す目隠し部材と、
を有することを特徴とする。
【0012】
かかる考案においては、前記目隠し部材が、弾性体によって形成されたシーリ
ング部材であることが望ましい。
【0013】
軒天井と壁パネルとの間に空隙を設ける構成としたので、軒天井のサイズの誤
差や屋根パネルの取り付け誤差等が生じても、この空隙の幅に大小が生じるだけ
であり、この軒天井と壁パネルとがぶつかってしまって屋根パネルの設置ができ
なくなることがない。
【0014】
また、この空隙を覆い隠す目隠し部材を設けたので、外観を悪化させることが
ない。
【0015】
ここで、目隠し部材として、弾性体によって形成されたシーリング部材を使用
することにより、この目隠し部材を壁パネルおよび軒天井に密着させる構成とす
ることができるので、外観の悪化の防止を完全なものとすることができる。
【0016】
以下、本考案に係わるパネル建築物の屋根構造の1実施例について、図面を用
いて説明する。
【0017】
図1に、本実施例に係わるパネル建築物の屋根構造を示す。
【0018】
図において、壁パネル12は、図示しない床パネル上に、建築現場で立設され
る。また、この壁パネル12には、上端部に結合桁14が設けられるとともに、
外壁面12aの上部に目隠し部材22が設けられる。屋根パネル10は、結合桁
14によって与えられる傾斜角に沿って、固設される。なお、結合桁14および
目隠し部材22の取り付けは、予め工場で行っておいてもよいし、建築現場で行
ってもよい。
【0019】
この屋根パネル10には、壁パネル12から突出させる部分の下面に軒天井1
6が設けられるとともに、端面に軒先頭つなぎ材18が設けられている。なお、
この軒天井16は、工場で屋根パネル10を製造する際に取り付けられる。また
、軒先頭つなぎ材18の取り付けも、軒天井16の取り付けとともに工場で行う
。
【0020】
ここで、屋根パネル10に設けられる軒天井16のサイズW1 (図2参照)は
、この軒天井16のサイズW1 自体の誤差および屋根パネル10の取り付け誤差
等が生じても、軒天井16と壁パネル12とがぶつかってしまうことがない値と
なるように設定される。すなわち、これらの誤差によって、軒天井16と壁パネ
ル12の外壁面12aとの間の空隙20の幅Xが「0」となることがないように
設定される。
【0021】
また、目隠し部材22のサイズW2 は、上述のような誤差が生じても、常に空
隙20を覆い隠すことができるように設定される。すなわち、かかる誤差によっ
て空隙20の幅Xが最大となったときでもW2 >Xとなるように設定される。
【0022】
このような構成によれば、軒天井16のサイズW1 の誤差や屋根パネル10の
取り付け誤差等が生じても、空隙20の幅Xに大小が生じるだけであり、この軒
天井16と壁パネル12とがぶつかってしまって屋根パネル10の設置ができな
くなることがない。
【0023】
また、この空隙20を覆い隠す目隠し部材22を設けることにより、外観を悪
化させることがない。
【0024】
なお、目隠し部材22としては、弾性体によって形成されたシーリング部材を
使用することが好ましい。
【0025】
図3に、かかる目隠し部材22の例を示す。
【0026】
図において、(a)は屋根パネル10を設置する前の状態を示しており、(b
)は屋根パネル10を設置した後の状態を示している。
【0027】
図3(a)に示したように、板状の弾性体に略三角柱状の屈曲部を設けて目隠
し部材22としてもよい。
【0028】
また、かかる目隠し部材22は、結合桁14の上面14aとの接合面22aの
みで固定されており、壁パネル12の外壁面12aとの接合面では固定されてい
ない。
【0029】
このようにして目隠し部材22を取り付けた後で、屋根パネル10を設置する
と、図3(b)に示したように、目隠し部材22は軒天井16の端部16aで押
圧されて変形する。
【0030】
このように、目隠し部材22として弾性体によって形成されたシーリング部材
を使用することにより、目隠し部材22を壁パネル12および軒天井16の双方
に密着させる構成とすることができる。したがって、空隙20を完全に覆い隠す
ことができ、外観の悪化の防止を完全なものとすることができる。
【0031】
なお、かかる場合の目隠し部材22の形状は特に限定されるものではない。
【0032】
例えば、図4に示したように、目隠し部材22の自由端が軒天井16側となる
ように、この目隠し部材22を構成してもよい。
【0033】
また、目隠し部材22を固定する方法も、特に限定されるものではない。
【0034】
例えば、図5に示したように、目隠し部材22の固定端を、壁パネル12と結
合桁14の間に挟み込む構成としてもよい。
【0035】
さらに、壁パネル12の外壁面12a或いは軒天井16に、この目隠し部材2
2を固定することとしてもよい。
【0036】
このように、弾性体によってシーリング部材を形成し、これを目隠し部材22
として使用することとすれば、この目隠し部材22の形状や固定方法によらず、
常に同様の効果を得ることができる。
【0037】
以上詳細に説明したように、本発明のパネル建築物の屋根構造によれば、予め
軒天井を設けた屋根パネルを使用しても、外観を悪化させることがなく、且つ、
常に屋根パネルの設置を行うことができる。
【0038】
したがって、建築現場で作業工程を簡略化・短期間化することができるので、
作業者の熟練を必要とせず、また、小人数で作業を行うことを可能にするので、
人手不足対策や作業コストの低減にも有効である。
【図1】本発明の1実施例に係わるパネル建築物の屋根
構造を概略的に示す断面図である。
構造を概略的に示す断面図である。
【図2】図1に示したパネル建築物の屋根構造の拡大図
である。
である。
【図3】図1に示したパネル建築物の屋根構造にかかる
目隠し部材の他の例を示す断面図であり、(a)は屋根
パネルを設置する前の状態を示す図、(b)は屋根パネ
ルを設置したときの状態を示す図である。
目隠し部材の他の例を示す断面図であり、(a)は屋根
パネルを設置する前の状態を示す図、(b)は屋根パネ
ルを設置したときの状態を示す図である。
【図4】図1に示したパネル建築物の屋根構造にかかる
目隠し部材の第3の例を示す断面図である。
目隠し部材の第3の例を示す断面図である。
【図5】図1に示したパネル建築物の屋根構造にかかる
目隠し部材の第4の例を示す断面図である。
目隠し部材の第4の例を示す断面図である。
【図6】従来のパネル建築物の屋根構造を概略的に示す
断面図である。
断面図である。
10 屋根パネル
12 壁パネル
14 結合桁
16 軒天井
18 軒先頭つなぎ材
22 目隠し部材
MH016202
MH016202
Claims (2)
- 【請求項1】 立設された壁パネル上に固設された屋根
パネルと、前記壁パネルの外壁面との間に空隙が生じる
ように、前記屋根パネルの下面に設けられた軒天井と、 前記空隙を覆い隠す目隠し部材と、 を有することを特徴とするパネル建築物の屋根構造。 - 【請求項2】 前記目隠し部材が、弾性体によって形成
されたシーリング部材であることを特徴とする請求項1
記載のパネル建築物の屋根構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991062123U JP2582487Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | パネル建築物の屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991062123U JP2582487Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | パネル建築物の屋根構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055989U true JPH055989U (ja) | 1993-01-29 |
| JP2582487Y2 JP2582487Y2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=13190978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991062123U Expired - Lifetime JP2582487Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | パネル建築物の屋根構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582487Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01107726U (ja) * | 1988-01-13 | 1989-07-20 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP1991062123U patent/JP2582487Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01107726U (ja) * | 1988-01-13 | 1989-07-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2582487Y2 (ja) | 1998-10-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980630 |