JPH056033Y2 - - Google Patents

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JPH056033Y2
JPH056033Y2 JP12808486U JP12808486U JPH056033Y2 JP H056033 Y2 JPH056033 Y2 JP H056033Y2 JP 12808486 U JP12808486 U JP 12808486U JP 12808486 U JP12808486 U JP 12808486U JP H056033 Y2 JPH056033 Y2 JP H056033Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のオートマチツクトランスミ
ツシヨン等に組込まれるプラネタリピニオンセツ
トを自動的に組立てるための自動組付装置に関す
る。
(従来の技術) 自動車のオートマチツクトランスミツシヨン等
には、第22図に示すプラネタリギヤアツシ1が
組込まれており、プラネタリギヤアツシ1には、
一構成要素として第23図に示す複数のプラネタ
リピニオンセツト2が設けられている。
プラネタリピニオンセツト2は、第18図およ
び第19図に示すシングルニードルタイプ3と、
第20図および第21図に示すダブルニードルタ
イプ4とがあり、シングルニードルタイプ3のも
のは、ピニオンギア5の内側に15〜30個のニード
ルローラ6,……を1段に組込んで、該ニードル
ローラ6,……を上下各2枚の第1のワツシヤ
7,7および第2のワツシヤ8,8により抜け防
止を施したものである。また、ダブルニードルタ
イプ4のものはニードルローラ6,……を2段に
し、上下のニードルローラ6,……間にスペーサ
9を介在させてピニオンギア5内に組込まれたも
のである。ここで、ニードルローラ6,……の抜
け防止に用いられる第1のワツシヤ7と第2のワ
ツシヤ8とは、機能が異なるため違う材料で作ら
れてあつて、すなわち、外側の第1のワツシヤ7
はスラスト軸受として働くため銅板を材料とする
のに対し、内側の第2のワツシヤ8はニードルロ
ーラ6,……のスラスト負荷を受けるため鉄板を
材料とし、且つ潤滑の少ない初期状態における焼
付き防止の目的で表面に化学処理(例えばマンガ
ン系リン酸塩皮膜処理)が施されているものであ
る。
従来、以上のように構成されているプラネタリ
アピニオンセツト3,4の組立て時には、ピニオ
ンギア5の中心孔5aの内周にグリスを塗布し、
挿入するニードルローラ6,……の倒れ防止を図
つている。そして、ニードルローラ6,……が挿
入されたならば、工程を移して後述する検出装置
によりニードルローラ6,……の欠品のチエツク
が行なわれ、その後、さらに工程を移してピニオ
ンギヤ5の中心孔5aの上下両側に上述したニー
ドルローラ6,……の抜けを防止する第1のワツ
シヤ7および第2のワツシヤ8を取付けて組立て
が終了し、その後、工程を移して後述する検出装
置により第1、第2のワツシヤ7,8の欠品のチ
エツクが行なわれる。
ニードルローラの欠品のチエツクには第24図
に示す検出装置10が用いられる。この検出装置
10は、組付ガイドレール11上に設置された組
付けパレツト12と、組付ガイドレール11の一
側にて組付けパレツト12と対応可能に設けられ
た検出ユニツト13とから概略構成され、組付け
パレツト12は、組付ガイドレール11に移動自
在に嵌合するパレツト本体14と、該パレツト本
体14の上に固定され上記ニードルローラ6,…
…の組立てを終了したプラネタリピニオンセツト
(以下、サブピニオンセツト2′という)を載置支
持する組付治具15とからなつている。検出ユニ
ツト13は、検出用ドツグ16を有し、ブラケツ
ト17に水平方向へ摺動可能に支持された検出バ
ー18と、該検出バーの先端に取付けられた検出
子19と、ブラケツト17に固定され検出バー1
9を組付パレツト12に対して進退動作させる検
出バー用前後シリンダ20と、ブラケツト17の
上端部の水平ブラケツト21の先端に取付けられ
検出用ドツグ16の位置を検出する位置センサ2
2とを備えている。この検出装置10の作用につ
いて説明する。
サブピニオンセツト2′が組付パレツト12上
に載置されると、ニードルローラ6,……が少し
持上げられた状態となり、この状態で組付パレツ
ト12が搬入されると、前後シリンダ20により
検出バー18を前進させ、検出バー18がサブピ
ニオンセツト2′のニードルローラ6に当たつて
停止したときの検出用ドツグ16の位置を位置セ
ンサ22で読取ることによつて、欠品の検出を行
なうことができる。すなわち、正常品の場合は第
26図に示すように検出用ドツグ16が所定位置
aに停止するが、欠品の場合は第25図に示すよ
うに検出用ドツグ16が所定位置aよりもサブピ
ニオンセツト2′側に近づいて停止するため寸法
差xが生じる。これは検出子19がニードルロー
ラ6,……間に入つてその分余計に移動するから
である。
また、つぎにワツシヤの欠品を検出する装置と
して、第27図に示すものがある。この検出装置
23は、最終的に組立てられたピニオンセツト2
の高さ寸法を測定してワツシヤの有無を確認する
ものであつて、組付ガイドレール11上の組付け
パレツト12にピニオンセツト2を載せ、その上
から検出子上下シリンダ24により検出子25を
上下させ、その停止位置を位置センサ26で読取
ることにより、良品であるか不良品であるかの判
定を行なうものである。
以上説明したように、ピニオンセツト2は、ピ
ニオンギヤ5にニードルローラ6,……を組込ん
だ後、第1のワツシヤ7および第2のワツシヤ8
を取付けて組立られた後欠品がチエツクされる
が、これらの工程は、組付パレツト等を用いて自
動的に順次組立ておよびチエツクが行なわれるよ
うにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、以上の構成のものでは次のよう
な問題点を有していた。
まず、第1のワツシヤ7および第2のワツシヤ
8の組付けに際しては、両ワツシヤの厚みが同じ
で、色による識別も変色等により困難であり、ま
た材質の違いによる磁気検知方法も両者の磁気抵
抗の差が小さいことから、第1のワツシヤ7と第
2のワツシヤ8との種類が判別し難く、その結
果、誤つた種類のワツシヤを組付けてしまうこと
がある。そして、例えば、上下を逆にしたり、同
一の種類のワツシヤを二枚重ねて組付けた場合に
は、後工程で部品の高さ寸法を検出しても不良を
発見することができず、そのため、オートマチツ
クトランスミツシヨンに組込まれた後に、焼付け
が発生するという問題点があつた。
また、ニードルローラ6,……をピニオンギヤ
5に挿入するときニードルローラ6,……の倒れ
を防止するためにグリスを用いると、グリスに塵
等の異物が付着し、そのままオートマチツクトラ
ンスミツシヨンに組込まれるとギヤの破損、ベア
リングの摩耗等の発生する虞れがあるという問題
点があつた。
前述のニードルローラ6,……の欠品をチエツ
クをする検出装置10においては、多数の組付け
パレツト間の精度ばらつき、取付パレツト12と
組付ガイドレール11とのガタ、および検出ユニ
ツト13内でのガタ等により、第25図に示した
欠品の場合の寸法差xが小さくなる虞れがある。
その結果、ニードルローラ6,……の欠品を確実
に検出することができないという問題点があつ
た。
さらに、前述のワツシヤの欠品をチエツクする
検出装置23においては、多数ある組付パレツト
12の高さ寸法ばらつき、および組付ガイドレー
ル11から位置センサ26までの機械構成物の変
形および寸法誤差等の影響を受け、ピニオンセツ
ト2の全高Hの測定誤差が大きく、確実にワツシ
ヤの欠品または過多をチエツクできないという問
題点があつた。
本考案は以上の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的はワツシヤの誤組付およびニードル
ローラの欠品を確実に防止したプラネタリピニオ
ンセツトの自動組付装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決して目的を達成する手段と
して、導電性の確認により第1のワツシヤを判定
して組付パレツトのセンタ治具に供給する第1の
ワツシヤ組付ユニツトと、非導電性の確認により
第2のワツシヤを判定して前記組付パレツトのセ
ンタ治具に供給する第2のワツシヤ組付ユニツト
と、ピニオンギヤを前記組付パレツトのセンタ治
具に組込むピニオンギヤ組付ユニツトと、ピニオ
ンギヤが組込まれた前記組付パレツトを回転さ
せ、水平方向から所用数のニードルローラを一括
してピニオンギヤ内に挿入するニードルローラ組
付ユニツトと、組付けられたピニオンセツトの全
高を直接測定して前記第1および第2のワツシヤ
の欠点検出およびピニオンセツトのニードルロー
ラ間に内側から検出子を挿入してニードルローラ
の欠品検出を行なう欠品検出ユニツトと、からな
るものである。
(作用) 以上の構成とすると次のように作用する。
上記構成の装置は、ピニオンセツトを順次組立
ていくものであり、組付パレツトのセンタ治具に
第1のワツシヤ組付ユニツトから種類が判定され
た第1のワツシヤが供給され、つづいて、第2の
ワツシヤ組付ユニツトから種類が判定された第2
のワツシヤが供給される。このワツシヤの種類の
判定は、第1のワツシヤが銅板から形成されたも
ので電気が導通する導電性であり、一方、第2の
ワツシヤは鉄板の表面にに化学処理を施したもの
であつて、電気が導通しない非導電性であるた
め、この違いを検出して行なわれる。
次に、ピニオンギヤ組付ユニツトからピニオン
ギヤが供給される。このとき、ピニオンギヤの中
心孔に組付パレツトのセンタ治具が挿入するよう
にピニオンギヤは組付パレツトに組込まれる。そ
して、このように組込むことによりピニオンギヤ
の中心孔の下側は第1および第2のワツシヤで塞
がれることになる。つづいて、ニードルローラ組
付ユニツトに組付パレツトが送られてくると、組
付パレツトはニードルローラの中心孔が水平方向
に向くように回転させられ、そして、この水平方
向に向いた中心孔に、一つのプラネタリピニオン
セツトに必要な所用数のニードルローラが一括し
て挿入される。このとき、ニードルローラはピニ
オンギヤとセンタ治具の間に挿入されるため、グ
リス等のニードルローラを支持する手段が必要な
い。
ピニオンギヤ内にニードルローラが組付けられ
ると、次に、第2のワツシヤ組付ユニツトから第
2のワツシヤを供給し、つづいて、第1のワツシ
ヤ組付ユニツトから第1のワツシヤを供給して、
ピニオンギヤの中心孔の上側が塞がれてピニオン
セツトの組付けが終了する。
組付けらたピニオンセツトは、欠品検出ユニツ
トにより、組付パレツト等の寸法ばらつきに影響
されないように、全高を直接測定してワツシヤの
欠品または過多を確実に検出するとともに、ニー
ドルローラの欠品も検出子をニードルローラの内
側から挿入するようにして組付パレツト等の寸法
ばらつきに影響されないようにして確実に検出し
ている。この欠品検出ユニツトで検出された不良
品は排出され、良品のみ次の工程に搬送される。
(実施例) つぎに、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図に示すように、本実施例の組立装置は第
1〜第8の8箇所のステーシヨンA〜Hから構成
されており、各ステーシヨンにより組付パレツト
上でピニオンセツトが組立てられていく。なお、
本実施例は、シングルニードルタイプのピニオン
セツト3を組立てる装置について説明する。
組付パレツト27は、第1図に示すようにステ
ーシヨン沿いの送りコンベア28上を移動自在に
設けられているものであつて、その構成は、第2
図および第3図に示すように板状のベース29
と、ベース29の上面に設けられたピニオンギヤ
5の外周が嵌合する治具30と、治具30の中心
に立設されているセンタ治具31と、からなるも
のである。なお、センタ治具の先端31aは、円
錐状に尖つている。
そして、該組付パレツト27は、第1図で示す
ようにステーシヨンAの位置からパレツト送りユ
ニツト32で送りコンベア28上を図中右方向に
順次搬送され、各ステーシヨンでは位置決め用ア
クチユエータ33,……で作動される図示しない
位置決めピンが組立パレツト27に係合して正確
に位置が決められ停止させられる。また、空にな
つた組付パレツト27は空パレツト戻しコンベア
34で始めの位置(ステーシヨンA)に戻され
る。
第1のステーシヨンAには、第1のワツシヤ7
を組付パレツト27に組込むための第1のワツシ
ヤ組付ユニツト35が設けられており、第4図乃
至第8図を用いてこれを説明する。
該第1のワツシヤ組付ユニツト35は、第1の
ワツシヤ7を一枚づつ供給するためのワツシヤ供
給部36と、供給された第1のワツシヤ7の導通
状態をチエツクする導通検出部37と、該導通検
出部37の検出状態に基づいて第1のワツシヤ7
かどうか判定し判別信号を発生する判別回路38
と、判定された第1のワツシヤ7を吸着保持し組
付パレツト27に供給するチヤツク39と、から
大略構成されている。
ワツシヤ供給部36は、第1のワツシヤ7を積
載するマガジン40が設けられており、マガジン
40の下端にはマガジン40から一枚づつ第1の
ワツシヤ7を分離するための分離シヤツタ41が
配設されている。また、分離シヤツタ41には第
1のワツシヤ7を分離して収納できる溝部42が
形成されている。そして、分離シヤツタ41はシ
ヤツタ駆動シリンダ43により水平方向に移動で
きるようになつている。さらに、該分離シヤツタ
41には、最大突出時に、後述する導通検出部3
7の検出子44が通過できる大きさの切欠き45
が形成されている。
導通検出部37は、検出子上下用シリンダ46
で検出子44を上下動自在に設けたものであつ
て、上昇時には前述の分離シヤツタ41に分離さ
れて溝部42に収納されている第1のワツシヤ7
に接触するようになつている。
検出子44の上方にはチヤツク39が配設され
ており、該チヤツク39は、第1のワツシヤ7を
吸着保持するチヤツク部47と、該チヤツク部4
7を図示しないシリンダ等により組付パレツト2
7へ移動させる支持部48とから構成されてい
る。また、チヤツク部47の下面には第1のワツ
シヤ7の欠品検出を可能にするための切込み部4
9が形成されている。
判別回路38は、一端子側50をチヤツク部4
7に取付け、他端子側51を検出子44に接続
し、両端子の間に12ボルトの電圧を印加するため
の電源52と、両端子が導通したときに作動する
リレー53とからなつている。
以上のように構成された第1のワツシヤ組付ユ
ニツト35の作用について第7図乃至第9図を用
いて説明する。
マガジン40から分離シヤツタ41が第1のワ
ツシヤ7を一枚だけ分離して溝部42に収納し、
シヤツタ駆動用シリンダ43で前方に突出させ
る。つづいて、チヤツク部47を下降させて溝部
42に収納されている第1のワツシヤ7に当接さ
せる(第7図参照)。
つぎに、導通検出部37の検出子44を検出子
上下用シリンダ46により上昇させて第1のワツ
シヤ7の下面に当接させる(第8図参照)。
このようにすると、第1のワツシヤ7は、銅板
で作られているため導電性であり判別回路38に
電気が流れてリレー53が働くことになり、これ
を「正常」と判別する。また、第2のワツシヤ8
のように表面に化学処理をしたものは、非導電性
であるため、判別回路38に電気が流れずリレー
53が働かず「不良」と判別される。
また、第9図で示すように溝部42にワツシヤ
が無い場合にも、チヤツク部47の切込み部49
で検出子44がチヤツク部47に当接しないた
め、判別回路38には電流が流れず「不良」と判
別される。
こうして、「正常」なワツシヤだけが判別され
た後、チヤツク部47が吸着保持して、組付パレ
ツト27のセンタ治具31の上方へ移動し、ワツ
シヤの孔にセンタ治具31が挿通するようにして
組込まれる。
第2ステーシヨンBは、第2のワツシヤ8を組
付パレツト27に供給するための第2のワツシヤ
組付ユニツト54であつて、第1のワツシヤ組付
ユニツト35とほぼ同じものであり、チヤツク部
47の切込み部49が形成されていないところの
み異なるものである。
すなわち、このように構成されると、第2のワ
ツシヤ8のように非導電性のものでは、検出子4
4が当接しても判別回路38には電流が流れない
ため、リレー53の不作動をもつて「正常」と設
定しておく。そのため、第1のワツシヤ7のよう
に導電性のものや表面処理が施されてなかつたり
不十分であるものの場合には判別回路38に電流
が流れリレー53が作動して「不良」と判定す
る。また、欠品の場合にも、検出子44がチヤツ
ク部47に当接して電流が流れるため「不良」と
判別される。
第1のワツシヤ7および第2のワツシヤ8が組
込まれた組付パレツト27が第3ステーシヨンC
に搬送されてくると、ピニオンギヤ供給ユニツト
55により、シユート56から送られてくるピニ
オンギヤ5が1つずつ組付パレツト27に供給さ
れる。
つづいて、第4ステーシヨンDには、組付パレ
ツト27を90°回転させる反転機構57と、ニー
ドルローラ6,……を一括してピニオンギヤ5内
に挿入するニードルローラ組付部58とから大略
構成されるニードルローラ組付ユニツト59が設
けられている。
反転機構57は、第10図に示すようにピン6
0を中心に送りコンベア28の一部が回動自在に
取付けられており、下端に取付けられている反転
シリンダ61の伸長により、図中一点鎖線位置ま
で90°回転するものである。この回転により治具
30およびセンタ治具31が水平方向に向くこと
になり、組込まれているピニオンギヤ5の中心孔
5aも水平方向に向くことになる。
ニードルローラ組付部58ついて第11図を用
いて説明すると、組付ユニツトベース62には、
パーツフイーダ63からシユート64を通つて送
られてくるニードルローラ6を積載しておくケー
ス65が設けられており、ケース65内の通路6
6は第13図で示すようにジグザグ状に形成し、
ニードルローラ6が落下する際に長手方向の起き
上りを防止して、通路内の詰り等のトラブルを防
ぐようになつている。さらに、ケース65の上部
にはバイブレータ67が取付けられてあつて、振
動により、滑らかにニードルローラ6を落下させ
ている。
ケース65の下端にはピニオンギヤ5の径と同
一寸法に設定されたガイド孔68を有するガイド
69が設けられており、ガイド孔68には揺動軸
70が挿入されている。振動軸70はプツシヤ軸
71の内部を摺動自在に嵌通しており、端部70
aは組付ユニツトベース62に回動自在に支持さ
れたブラケツト72の一端に固定されている。ブ
ラケツト72の他端には受動揺動板73が取付ら
れており、さらに受動揺動板73は回転モータ7
4に取付けられている駆動回転板75にリンク7
6を介して接続されている。ここで、受動揺動板
73と駆動回転板73との径が異なり受動揺動板
73の方が大きく設定されているため、駆動回転
板73が回転モータ74で回転させられても、受
動揺動板73は回転せずに一定周期で揺動するこ
ととなる。
前記プツシヤ軸71は、プツシヤシリンダ77
によりガイド孔68内をガイド69の出口側に向
かつて揺動軸70に沿つて前進することができる
ものである。
ガイド69の出口側にはニードルローラ6,…
…が飛び出さないようにシヤツタ78が設けられ
ており、該シヤツタ78はガイド孔68を中心に
左右に開閉するものであつて、シヤツタ開閉シリ
ンダ79により作動される。第12図に示すよう
に、左側のシヤツタ80はシヤツタ開閉シリンダ
79に直結しており、右側のシヤツタ81はピン
82により回動自在に設けられたリンク83を介
して取付けられているため、シヤツタ開閉シリン
ダ79の伸縮により同時に開閉することになる。
なお、84,85はシヤツタ78の開閉を確認す
るための近接スイツチである。
また、以上の各部材が取付けられて組付ユニツ
トベース62は、組付パレツト27の搬送方向と
直交する方向に延設されたレール86に摺動自在
に係合しており、組付ユニツト前後シリンダ87
の伸長により組付パレツト27に接近できるよう
になつている。
以上の構成のニードルローラ組付ユニツト59
の作用を説明する。
回転モータ74を回転させ、駆動回転板75、
リンク76、受動揺動板73を介して揺動軸70
を揺動させると、ケース65内のニードルローラ
6,……が揺動軸70の周方向に所用数だけ振分
けられることになる。つづいて、組付ユニツト前
後シリンダ87により前進させ、前述した反転機
構57で水平方向に向けられたセンタ治具31に
揺動軸70を当接させる。このとき揺動軸70の
先端に凹部70aを形成しておき、センタ治具3
1の先端31aと嵌合させることにより正確に位
置合わせが行なえる。
そして、シヤツタ開閉シリンダ79を作動させ
シヤツタ78を開けるとともに、プツシヤ開閉シ
リンダ77を作動させてプツシヤ71を前進させ
ニードルローラ6,……をピニオンギヤ5の中心
孔内5aに一括して挿入する。ニードルローラ
6,……の挿入が終了すると、再び反転シリンダ
61が短縮して組付パレツト27が元の状態に戻
る。
第5ステーシヨンEでは、ニードルローラ6,
……が組込まれたピニオンギヤ5の中心孔5aの
上側を塞ぐためのワツシヤのうち内側の第2のワ
ツシヤ8を組込むための、第2のワツシヤ組付ユ
ニツト88が設けられており、この第2のワツシ
ヤ組付ユニツト88は第2ステーシヨンBに設け
られているものと同じものである。
第6ステーシヨンFでは、ニードルローラ6,
……が組込まれたピニオンギヤ5の中心孔5aの
上側を塞ぐためのワツシヤのうち外側の第1のワ
ツシヤ7を組込むための、第1のワツシヤ組付ユ
ニツト89が設けられており、この第1のワツシ
ヤ組付ユニツト89は第1ステーシヨンAに設け
られているものと同じものである。
第7ステーシヨンGには、以上の各ステーシヨ
ンで組付けられたピニオンセツト3のニードリロ
ーラ6の欠品および各ワツシヤ7,8の欠品また
は過多をチエツクする欠品検出ユニツト90が設
けられている。
第14図乃至第16図に示すように、欠品検出
ユニツト90は、ピニオンセツト3を組立パレツ
ト27から取出す部品上下部91と、ピニオンセ
ツト3の全高さHを検出してワツシヤ7,8の欠
品または過多をチエツクする高さ検出部92と、
ニードルローラ6の欠品を検出するニードルロー
ラ検出部93と、から大略構成される。
部品上下部91は、ピニオンセツト3の上側ワ
ツシヤ7aに当接する部品下降アーム94と、ピ
ニオンセツト3の下側ワツシヤ7bに当接する部
品上昇上アーム95とを有し、ブラケツト96に
固定された部品上下用シリンダ97により上下に
移動される。
高さ検出部92は、部品上昇用アーム95の一
側部には高さ検出用ドツグ98が設けられ、高さ
検出用ドツグ98の高さ位置は、その真上に配さ
れた高さ検出用センサ99によつて読み取られる
ようにしたものである。この高さ検出用センサ9
9は、ブラケツト100を介してガイドシヤフト
101に連結される。
つぎに、ニードルローラ検出部93について説
明する。
ブラケツト96の上部には検出部上下シリンダ
102が設置され、これにはL字状のブラケツト
103の一端が連結されている。ブラケツト10
3の水平部位の中間部には検出レバー104が取
付られ、該検出レバー104は支持ピン105の
回りに揺動自在とされている。また、前記ブラケ
ツト103の水平部位には検出レバー104の外
側に配設された中空のガイドシヤフト101が取
付けられている。ガイドシヤフト101の下端側
細径部の外径は、センタ治具31の外径と一致
し、ピニオンセツト3の複数のニードルローラ
6,……の内径と同一寸法に設定されている。ガ
イドシヤフト101の外面と検出レバー104の
内面との間には、検出レバー104の揺動を所要
量だけ許容するための若干の隙間が設けられてい
る。検出レバー104の下端にはボルトによつて
検出子106が固定され検出子106の先端形状
はニードルローラ6,……の間に挿入可能に形成
されている。なお、ガイドシヤフト101の側部
には、検出レバー104の揺動に伴なう検出子1
06の突出動作を許容するための孔107が形成
されている。
検出レバー104の上端にはニードルローラ検
出用ドツグ108が取付けられている。また、ニ
ードルローラ検出用ドツグ108の揺動位置は、
L字状ブラケツト103の他端にブラケツト10
9を介して固定された位置センサ110により検
知される。L字状ブラケツト103の一端側部分
に設けられたニードルロー検出要前後シリンダは
111、ブラケツトを112介し検出レバー10
4の中間部に止めピン113により結合されてい
る。
以上の構成の欠品検出ユニツト90の作用を説
明する。
部品上昇用アーム94と部品下降用アーム95
でピニオンセツト3を上下両側から挟み込み、部
品上下用シリンダ91を作動させて組付パレツト
27から持ち上げる。この持ち上げられた状態で
は、ピニオンセツト3の上側ワツシヤ7aの上面
はガイドシヤフト101の下側段付部の端面に押
し当てられる。このように押し当てられた状態
で、高さ検出用センサ99により高さ検出用ドツ
ク98を読み取ることによつて部品上昇用アーム
95の高さを検知し、ピニオンセツト3の全高さ
寸法が正規の寸法範囲にあるかどうか判定するこ
とができる。
それと同時にニードルローラ検出部93により
ニードルローラの欠品検出を行なう。
これは、ニードルローラ検出用前後シリンダ1
11を前進させ、支持ピン105を中心に検出レ
バー104を矢印方向に揺動変位させ、ニードル
ローラ検出用位置センサ110でニードルローラ
検出用ドツグ108の位置を測ることにより、ニ
ードルローラ6,……の欠品検出が行なわれる。
第16図aに示すように正常時は、検出子106
の先端がニードルローラ6,……に当たるのみで
これを押し開かないが、第16図bに示すように
欠品時にはニードルローラ6,……を押し開き検
出子106が寸法tだけ余計に変位するため、前
記ドツグ108は所定位置よりも前記位置センサ
側110に近ずいて停止し、欠品が検出される。
「良品」「不良品」の判別が行なわれた後、搬
出ユニツト114により区分けされて「良品」は
次の工程に送られるために搬送コンベア115に
移載され、「不良品」は、排出部116から廃棄
される。
搬出ユニツト114を第17図を用いて説明す
ると、ピニオンセツト3を上下から挟持するチヤ
ツク機構115と、チヤツク機構115を上下に
移動させる上下シリンダ120と、ピニオンセツ
ト3を移載するためにチヤツク機構115を回転
させる回転駆動部116と、から構成されてい
る。
チヤツク機構115は、ピニオンセツト3の中
心孔にセンタ軸117を挿通させニードルローラ
6,……の倒れ防止した後、下側チヤツク118
と上側チヤツク119とで挟持する。さらに、上
下シリンダ120によりピニオンセツト3を組付
パレツト27から持ち上げて、回転駆動部116
のモータ121を所定角度回転させる。例えば、
「良品」であれば、180°回転させて搬送コンベア
115に移載し、「不良品」であれば、90°回転さ
せて排出部116から廃棄する。
以上説明したように、本実施例のプラネタリピ
ニオンギヤの自動組付装置は、第1から第8ステ
ーシヨンにおいてピニオンセツト3を自動的に組
立て、且つ欠品等のチエツクも確実に行なうこと
ができるものである。
なお、本実施例は、シングルニードルタイプの
ピニオンセツト3の自動組付装置を説明したが、
ダブルニードルタイプのピニオンセツト4の自動
組付装置としては、本実施例の第4ステーシヨン
の次に、スペーサの組付ユニツトと上段側のニー
ドルローラを組付けるニードルローラ組付ユニツ
トを設ければよく、ニードルローラ組付ユニツト
も第4ステーシヨンのものと同じものでよい。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、導電性または非導
電性の確認により第1のワツシヤまたは第2のワ
ツシヤを判定して前記組付パレツトのセンタ治具
に供給する第1および第2のワツシヤ組付ユニツ
トと、ピニオンギヤが組込まれた前記組付パレツ
トを回転させ、水平方向から所用数のニードルロ
ーラを一括してピニオンギヤ内に挿入するニード
ルローラ組付ユニツトと、組付けられたプラネタ
リピニオンセツトの前記第1および第2のワツシ
ヤと前記ニードルローラの欠品を検出する欠品検
出ユニツトと、を自動組付装置に設けることによ
り、次に示す特有の効果を奏する。
ワツシヤ組付ユニツトでは、第1のワツシヤ
と第2のワツシヤを確実に判別できるためワツ
シヤの誤組付けを防止でき、さらに第2のワツ
シヤの表面処理の不具合も検出でき製品品質の
向上が図れる。
ニードルローラ組付ユニツトでは、グリスを
用いずにセンタ治具とピニオンギヤの内周の間
にニードルローラを一括して挿入するようにし
て、ニードルローラを組込むようにしたため、
ニードルローラをピニオンギヤ内に確実に保持
できる。
欠品検出ユニツトでは、組付けられたピニオ
ンセツトそのものの全高さ寸法を基準としてワ
ツシヤの欠品を検出し、さらに、ニードルロー
ラの欠品も内側から検出子を挿入するようにし
て検出するため、組立パレツト等の寸法ばらつ
きの影響を受けず欠品検出が確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例のプラネタリピニ
オンセツトの自動組付装置の平面図、第2図は、
第1図の装置に用いられている組立パレツトの縦
断面図、第3図は、第2図の平面図、第4図は、
第1図の装置に配設されているワツシヤ組付ユニ
ツトの一部断面側面図、第5図は、第4図の一部
断面正面図、第6図は、第4図のユニツトに設け
られている判別回路の模式図、第7図乃至第9図
は、第4図のユニツトの作動を示す要部拡大縦断
面図、第10図は、第1図の装置に配設されてい
る反転機構の縦断面図、第11図は、第1図の装
置に配設されているニードルローラ組付ユニツト
の縦断面図、第12図は、第11図のユニツトの
正面図、第13図は、第12図のS部拡大図、第
14図は、第1図の装置に配設されている欠品検
出ユニツトの縦断面図、第15図は、第14図の
ユニツトの正面図、第16図aおよび第16図b
は、第14図のユニツトに設けられている検出子
の作動を示す横断面図、第17図は、第1図の装
置に配設されている搬出ユニツトの縦断面図、第
18図は、シングルニードルタイプのピニオンセ
ツトの縦断面図、第19図は、シングルニードル
タイプのピニオンセツトの分解斜視図、第20図
は、ダブルニードルタイプのピニオンセツトの縦
断面図、第21図は、ダブルニードルタイプのピ
ニオンセツトの分解斜視図、第22図は、プラネ
タリギヤアツシの斜視図、第23図は、ピニオン
ギヤの斜視図、第24図は、従来のニードルロー
ラ欠品装置の縦断面図、第25図および第26図
は、第24図の装置に設けられている検出子の作
用を示す横断面図、第27図は、従来のワツシヤ
欠品検出装置の縦断面図、を示す。 35,54,88,89……ワツシヤ組付ユニ
ツト、54……ピニオンギヤ組付ユニツト、59
……ニードルローラ組付ユニツト、90……欠品
検出ユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 導電性の確認により第1のワツシヤを判定して
    組付パレツトのセンタ治具に供給する第1のワツ
    シヤ組付ユニツトと、 非導電性の確認により第2のワツシヤを判定し
    て前記組付パレツトのセンタ治具に供給する第2
    のワツシヤ組付ユニツトと、 ピニオンギヤを前記組付パレツトのセンタ治具
    に組込むピニオンギヤ組付ユニツトと、 ピニオンギヤが組込まれた前記組付パレツトを
    回転させ、水平方向から所用数のニードルローラ
    を一括してピニオンギヤ内に挿入するニードルロ
    ーラ組付ユニツトと、 組付けられたプラネタリピニオンセツトの全高
    を直接測定して前記第1および第2のワツシヤの
    欠品検出およびプラネタリピニオンセツトのニー
    ドルローラ間に内側から検出子を挿入してニード
    ルローラの欠品検出を行なう欠品検出ユニツト
    と、 からなるプラネタリピニオンセツトの自動組付装
    置。
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