JPH056038B2 - - Google Patents
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- JPH056038B2 JPH056038B2 JP58105872A JP10587283A JPH056038B2 JP H056038 B2 JPH056038 B2 JP H056038B2 JP 58105872 A JP58105872 A JP 58105872A JP 10587283 A JP10587283 A JP 10587283A JP H056038 B2 JPH056038 B2 JP H056038B2
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- Japan
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- cylinder
- oil
- spring
- suction port
- lubricating oil
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、たとえば冷蔵庫、空気調和機などの
冷凍装置に組込まれる横形圧縮機に係り、特に、
十分な給油量の確保を志向した横形圧縮機に関す
るものである。
冷凍装置に組込まれる横形圧縮機に係り、特に、
十分な給油量の確保を志向した横形圧縮機に関す
るものである。
まず、従来の横形圧縮機を説明する。
第1図は、従来の横形圧縮機の一例を示す縦断
面図である。この第1図において、1は、油溜め
を兼ねたケースであり、このケース1内に電動機
22と圧縮要素29とが収納されている。
面図である。この第1図において、1は、油溜め
を兼ねたケースであり、このケース1内に電動機
22と圧縮要素29とが収納されている。
前記電動機22は、ステータ27とロータ28
とからなり、このロータ28に、後述するシヤフ
ト4が嵌入されている。
とからなり、このロータ28に、後述するシヤフ
ト4が嵌入されている。
前記圧縮要素29は、ケース1に固定されたシ
リンダ2、クランク3を有するシヤフト4(詳細
後述)、クランク3に嵌められ、シリンダ2の内
側に沿つて偏心回転するローラ7、このローラ7
に先端を当接し、他端をばね9で押されながらシ
リンダ2の溝8内を往復運動するベーン10、シ
リンダ2のばね穴25に嵌入され、ばね座を兼ね
たシール部品11、シリンダ2の両側に配設さ
れ、シヤフト4の軸受とシリンダ2の側壁を兼
ね、シリンダ2に取付けられている側板A5、側
板B6(詳細後述)、ベーン10の背面とシリン
ダ2の溝8と側板A5、側板B6とシール部品1
1とにより囲まれたポンプ室12からなつてい
る。
リンダ2、クランク3を有するシヤフト4(詳細
後述)、クランク3に嵌められ、シリンダ2の内
側に沿つて偏心回転するローラ7、このローラ7
に先端を当接し、他端をばね9で押されながらシ
リンダ2の溝8内を往復運動するベーン10、シ
リンダ2のばね穴25に嵌入され、ばね座を兼ね
たシール部品11、シリンダ2の両側に配設さ
れ、シヤフト4の軸受とシリンダ2の側壁を兼
ね、シリンダ2に取付けられている側板A5、側
板B6(詳細後述)、ベーン10の背面とシリン
ダ2の溝8と側板A5、側板B6とシール部品1
1とにより囲まれたポンプ室12からなつてい
る。
そして前記側板A5には、ケース1内の潤滑油
13をポンプ室12内へ吸込むことができる流体
ダイオード形吸込ポート14が、ベーン10の動
きによる干渉を防ぐためのスペースA19(ポン
プ室12側に設けたスペース)に接続して穿設さ
れており、この流体ダイオード形吸込ポート14
はスペースA19側に開口する部分が小径部で、
その反対側のケース1内に開口する部分が大径部
であるテーパ状の穴となつている。また、前記側
板B6には、ポンプ室12から潤滑油13を送油
路15へ吐出することができる流体ダイオード形
吐出ポート16が穿設されており、この流体ダイ
オード形吐出ポート16は、ポンプ室12側に開
口する部分が大径部で、その反対側の送油路15
側に開口する部分が小径部であるテーパ状の穴と
なつており、この小径部に接続してスペースB2
0が設けられ、小径部穴端面21にエツジ効果を
出しやすいようにしてある。
13をポンプ室12内へ吸込むことができる流体
ダイオード形吸込ポート14が、ベーン10の動
きによる干渉を防ぐためのスペースA19(ポン
プ室12側に設けたスペース)に接続して穿設さ
れており、この流体ダイオード形吸込ポート14
はスペースA19側に開口する部分が小径部で、
その反対側のケース1内に開口する部分が大径部
であるテーパ状の穴となつている。また、前記側
板B6には、ポンプ室12から潤滑油13を送油
路15へ吐出することができる流体ダイオード形
吐出ポート16が穿設されており、この流体ダイ
オード形吐出ポート16は、ポンプ室12側に開
口する部分が大径部で、その反対側の送油路15
側に開口する部分が小径部であるテーパ状の穴と
なつており、この小径部に接続してスペースB2
0が設けられ、小径部穴端面21にエツジ効果を
出しやすいようにしてある。
このように構成したものにおいて、横形圧縮機
を運転し、シヤフト4が回転すると、それにとも
なつてローラ7が回転し、ベーン10は、ローラ
7に先端を当接し、他端をばね9で押されながら
シリンダ2の溝8内を往復運動し、冷媒吸込口
(図示せず)から流入した冷媒を圧縮して冷媒吐
出口(図示せず)から吐出する。
を運転し、シヤフト4が回転すると、それにとも
なつてローラ7が回転し、ベーン10は、ローラ
7に先端を当接し、他端をばね9で押されながら
シリンダ2の溝8内を往復運動し、冷媒吸込口
(図示せず)から流入した冷媒を圧縮して冷媒吐
出口(図示せず)から吐出する。
一方、ベーン10の往復運動により、ポンプ室
12の容積が大きくなると、流体ダイオード形吸
込ポート14から潤滑油13を吸込む。このと
き、同時に流体ダイオード形吐出ポート16から
も潤滑油13を吸込むが、流体ダイオード形吸込
ポート14の流れが順方向流れであるのに対して
流体ダイオード形吐出ポート16の流れは逆方向
流れであるため、流体ダイオード形吐出ポート1
6の流動抵抗は流体ダイオード形吸込ポート14
の流動抵抗に比べ大きく、大部分の潤滑油は流体
ダイオード形吸込ポート14から吸込まれる。
12の容積が大きくなると、流体ダイオード形吸
込ポート14から潤滑油13を吸込む。このと
き、同時に流体ダイオード形吐出ポート16から
も潤滑油13を吸込むが、流体ダイオード形吸込
ポート14の流れが順方向流れであるのに対して
流体ダイオード形吐出ポート16の流れは逆方向
流れであるため、流体ダイオード形吐出ポート1
6の流動抵抗は流体ダイオード形吸込ポート14
の流動抵抗に比べ大きく、大部分の潤滑油は流体
ダイオード形吸込ポート14から吸込まれる。
また、ポンプ室12の容積が小さくなると流体
ダイオード形吐出ポート16から送油路15へ潤
滑油13を吐出する。このとき、同時に、流体ダ
イオード形吸込ポート14からも潤滑油13を吐
出するが、この場合は流体ダイオード形吐出ポー
ト16の流れが順方向の流れであるのに対して、
流体ダイオード形吸込ポート14の流れは逆方向
流れであるため、流体ダイオード形吸込ポート1
4の流動抵抗は流体ダイオード形吐出ポート16
の流動抵抗より大きく、大部分の潤滑油は流体ダ
イオード形吐出ポート16から吐出される。した
がつてポンプ室12から吐出される潤滑油の大部
分は、送油路15に送られ、ここからシヤフト4
の一端側に穿設された軸穴17とこの軸穴17か
ら分岐した分岐穴18を通つて所要の潤滑部に送
られる。
ダイオード形吐出ポート16から送油路15へ潤
滑油13を吐出する。このとき、同時に、流体ダ
イオード形吸込ポート14からも潤滑油13を吐
出するが、この場合は流体ダイオード形吐出ポー
ト16の流れが順方向の流れであるのに対して、
流体ダイオード形吸込ポート14の流れは逆方向
流れであるため、流体ダイオード形吸込ポート1
4の流動抵抗は流体ダイオード形吐出ポート16
の流動抵抗より大きく、大部分の潤滑油は流体ダ
イオード形吐出ポート16から吐出される。した
がつてポンプ室12から吐出される潤滑油の大部
分は、送油路15に送られ、ここからシヤフト4
の一端側に穿設された軸穴17とこの軸穴17か
ら分岐した分岐穴18を通つて所要の潤滑部に送
られる。
しかし上記した従来の横形圧縮機には以下に述
べる欠点があつた。
べる欠点があつた。
すなわち、この横形圧縮機を製品に据付けたと
き、据付け時の寸法公差により、横形圧縮機が軸
方向に傾くことがあり、また、製品を設置したと
き軸方向に傾いて設置されることがある。このよ
うに横形圧縮機が傾くと、この横形圧縮機の低く
なつた方の端部に潤滑油が集まり、流体ダイオー
ド形吸込ポート14付近の油面が相対的に下がり
流体ダイオード形吸込ポート14が油面上に露出
してガスを吸込み、給油不能になるという欠点が
あつた。また横形圧縮機が水平になるように据付
けられたとしても潤滑油の一部が冷凍サイクル中
に吐出され油面が低下した場合でも同様に給油不
能という問題が起こる。
き、据付け時の寸法公差により、横形圧縮機が軸
方向に傾くことがあり、また、製品を設置したと
き軸方向に傾いて設置されることがある。このよ
うに横形圧縮機が傾くと、この横形圧縮機の低く
なつた方の端部に潤滑油が集まり、流体ダイオー
ド形吸込ポート14付近の油面が相対的に下がり
流体ダイオード形吸込ポート14が油面上に露出
してガスを吸込み、給油不能になるという欠点が
あつた。また横形圧縮機が水平になるように据付
けられたとしても潤滑油の一部が冷凍サイクル中
に吐出され油面が低下した場合でも同様に給油不
能という問題が起こる。
上記のような油面低下に対処するために潤滑油
を多く封入することも考えられるが、多く封入す
ると横形圧縮機が水平に据付けられたとき油面が
ロータ28に触れ、このロータ28の回転により
潤滑油が飛散し、飛散した潤滑油が冷凍サイクル
中に吐出されるので、この場合には冷凍サイクル
の性能を低下させてしまう。
を多く封入することも考えられるが、多く封入す
ると横形圧縮機が水平に据付けられたとき油面が
ロータ28に触れ、このロータ28の回転により
潤滑油が飛散し、飛散した潤滑油が冷凍サイクル
中に吐出されるので、この場合には冷凍サイクル
の性能を低下させてしまう。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
去して、ケース内に溜められた潤滑油の油面が低
下しても給油可能な横形圧縮機を提供するととも
に、その製作が容易で形状の管理も容易な油ポン
プを備えた横形圧縮機を提供することにある。
去して、ケース内に溜められた潤滑油の油面が低
下しても給油可能な横形圧縮機を提供するととも
に、その製作が容易で形状の管理も容易な油ポン
プを備えた横形圧縮機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の横形圧縮機
は、油溜めを兼ねたケース内に電動機と、シリン
ダと前記電動機と連結されたクランクを有するシ
ヤフトのクランクに嵌められ前記シリンダの内側
に沿つて偏心回転するローラと該ローラに先端が
当接され他端がばねに押されながら前記シリンダ
の溝内を往復運動するベーンと前記シリンダの両
側に配置され側板とにより構成された圧縮要素と
が収納され、前記ベーンの背面と前記シリンダの
溝と前記両側板とにより囲まれたポンプ室が形成
され、ケース内の油を吸入できる吸込ポートとポ
ンプ室の油を送油路に送る吐出ポートが配置さ
れ、前記シヤフトの回転にともなう前記ベーンの
往復運動によるポンプ作用によつて、前記ケース
内の潤滑油を前記シヤフトの一端側に圧送するよ
うにした横形圧縮機において、前記側板の一方に
吐出ポートが設けられるものであつて、前記吸込
ポートを底部が大径部となるような流体ダイオー
ド形吸込ポートに形成し、該大径部が下向で前記
大径部が油面の下方の前記ケース底面と潤滑油が
流入できるスペースを設けられたシリンダ位置に
配設しかつ前記ばねが前記大径部により動きを拘
束されて前記シリンダに設けられたばね穴に装着
されているものである。
は、油溜めを兼ねたケース内に電動機と、シリン
ダと前記電動機と連結されたクランクを有するシ
ヤフトのクランクに嵌められ前記シリンダの内側
に沿つて偏心回転するローラと該ローラに先端が
当接され他端がばねに押されながら前記シリンダ
の溝内を往復運動するベーンと前記シリンダの両
側に配置され側板とにより構成された圧縮要素と
が収納され、前記ベーンの背面と前記シリンダの
溝と前記両側板とにより囲まれたポンプ室が形成
され、ケース内の油を吸入できる吸込ポートとポ
ンプ室の油を送油路に送る吐出ポートが配置さ
れ、前記シヤフトの回転にともなう前記ベーンの
往復運動によるポンプ作用によつて、前記ケース
内の潤滑油を前記シヤフトの一端側に圧送するよ
うにした横形圧縮機において、前記側板の一方に
吐出ポートが設けられるものであつて、前記吸込
ポートを底部が大径部となるような流体ダイオー
ド形吸込ポートに形成し、該大径部が下向で前記
大径部が油面の下方の前記ケース底面と潤滑油が
流入できるスペースを設けられたシリンダ位置に
配設しかつ前記ばねが前記大径部により動きを拘
束されて前記シリンダに設けられたばね穴に装着
されているものである。
前記側板の一方に吐出ポートが設けられるもの
であつて、前記吸入ポートを底部が大径部となる
ような流体ダイオード形吸込ポートに形成し、該
大径部が下向で前記大径部が油面の下方の前記ケ
ース底面と潤滑油が流入できるスペースを設けら
れたシリンダ位置に配設しているので、ケース内
に溜められた潤滑油の油面が低下しても給油可能
な横形圧縮機を提供することができる。
であつて、前記吸入ポートを底部が大径部となる
ような流体ダイオード形吸込ポートに形成し、該
大径部が下向で前記大径部が油面の下方の前記ケ
ース底面と潤滑油が流入できるスペースを設けら
れたシリンダ位置に配設しているので、ケース内
に溜められた潤滑油の油面が低下しても給油可能
な横形圧縮機を提供することができる。
又、かつ前記ばねが前記大径部により動きを拘
束されて前記シリンダに設けられたばね穴に装着
されているので、ばねとばね穴側壁との接触を防
止できる。又、吸込口がベーン背面の下で、かつ
ばねの内周側に配置されているのでベーンの動き
方向に吸込むことができ、ポンプの性能向上をは
かることができる。
束されて前記シリンダに設けられたばね穴に装着
されているので、ばねとばね穴側壁との接触を防
止できる。又、吸込口がベーン背面の下で、かつ
ばねの内周側に配置されているのでベーンの動き
方向に吸込むことができ、ポンプの性能向上をは
かることができる。
以下、本発明を実施例によつて説明する。
第2図は、本発明の一実施例に係る横形圧縮機
の縦断面図である。
の縦断面図である。
この第2図において、第1図と同一番号を付し
たものは同一部分である。そして本実施例の横形
圧縮機における、圧縮要素29Aの吸込マウス2
3(第1図におけるシール部品11に相当するも
の)、側板A5Aが、前記第1図に係る従来の横
形圧縮機と異なるものであり、他の部分は同一で
ある。
たものは同一部分である。そして本実施例の横形
圧縮機における、圧縮要素29Aの吸込マウス2
3(第1図におけるシール部品11に相当するも
の)、側板A5Aが、前記第1図に係る従来の横
形圧縮機と異なるものであり、他の部分は同一で
ある。
前記吸込マウス23は、その底面が大径部とな
り、そこからポンプ室12側へテーパ状に突出し
て所定の径の小径部をもつような流体ダイオード
形吸込ポート24(以下単に吸込ポートという)
と、前記小径部を通してのみポンプ室12とその
外部とが連通するように、ばね穴25と密着する
ことができるつば部26とをプレス加工で一体成
形したものであり、この吸込マウス23は、前記
大径部とケース1との間に所定のスペースδを設
け、このスペースから潤滑油13を吸込めるよう
に、ばね穴25に嵌入されている。そして、この
吸込マウス23は、ばね座を兼ねるものである。
すなわち、ばね9は、この吸込マウス23の底近
傍でテーパ状の吸込ポート24の外側に接するよ
うに装着され、ばね9は半径方向に動かないよう
になつている。
り、そこからポンプ室12側へテーパ状に突出し
て所定の径の小径部をもつような流体ダイオード
形吸込ポート24(以下単に吸込ポートという)
と、前記小径部を通してのみポンプ室12とその
外部とが連通するように、ばね穴25と密着する
ことができるつば部26とをプレス加工で一体成
形したものであり、この吸込マウス23は、前記
大径部とケース1との間に所定のスペースδを設
け、このスペースから潤滑油13を吸込めるよう
に、ばね穴25に嵌入されている。そして、この
吸込マウス23は、ばね座を兼ねるものである。
すなわち、ばね9は、この吸込マウス23の底近
傍でテーパ状の吸込ポート24の外側に接するよ
うに装着され、ばね9は半径方向に動かないよう
になつている。
このようにして、吸込ポート24が吸込マウス
23に形成されているので、従来、側板Aに穿設
されていた流体ダイオード形吸込ポートを、側板
A5Aに穿設する必要がない。
23に形成されているので、従来、側板Aに穿設
されていた流体ダイオード形吸込ポートを、側板
A5Aに穿設する必要がない。
このように構成した本実施例において、横形圧
縮機を運転し、シヤフト4が回転すると、それに
ともなつてローラ7が回転し、ベーン10はロー
ラ7に先端を当接し、他端をばね9で押されなが
らシリンダ2の溝8内を往復運動する。ベーン1
0の往復運動により、ポンプ室12の容積が大き
くなると吸込ポート24から潤滑油を吸込む。こ
のとき、同時に流体ダイオード形吐出ポート16
(以下単に吐出ポートという)からも潤滑油を吸
込むが、吸込ポート24の流れが順方向流れであ
るのに対して吐出ポート16の流れは逆方向流れ
であるため、吐出ポート16の流動抵抗の吸込ポ
ート24の流動抵抗に比べ大きく、大部分の潤滑
油は吸込ポート24から吸込まれる。
縮機を運転し、シヤフト4が回転すると、それに
ともなつてローラ7が回転し、ベーン10はロー
ラ7に先端を当接し、他端をばね9で押されなが
らシリンダ2の溝8内を往復運動する。ベーン1
0の往復運動により、ポンプ室12の容積が大き
くなると吸込ポート24から潤滑油を吸込む。こ
のとき、同時に流体ダイオード形吐出ポート16
(以下単に吐出ポートという)からも潤滑油を吸
込むが、吸込ポート24の流れが順方向流れであ
るのに対して吐出ポート16の流れは逆方向流れ
であるため、吐出ポート16の流動抵抗の吸込ポ
ート24の流動抵抗に比べ大きく、大部分の潤滑
油は吸込ポート24から吸込まれる。
さらに吸込マウス23をばね穴25に嵌入する
ことにより、以下に示す給水ポンプ性能を一層高
める効果が働く。ベーン10が上方向に動いたと
き、ポンプ室12の容積が大きくなり、吸込ポー
ト24から油が流入し、また同時に吐出ポート1
6からも油が流入する。吸込ポート24から流入
した油はまずばね9の内側に流入する。それに対
して、吐出ポート16から流入する油はばね9の
外側に流入する。ポンプ室12を構成するばね穴
25に入つているばね穴25に入つているばね9
の巻径はその応力をできるだけ小さくするため、
ばね穴25は壁面に接触しない範囲でできるだけ
大きく設計するのが一般的である。したがつて、
ポンプ室12内の容積の大部分はばね9の内側で
ある。
ことにより、以下に示す給水ポンプ性能を一層高
める効果が働く。ベーン10が上方向に動いたと
き、ポンプ室12の容積が大きくなり、吸込ポー
ト24から油が流入し、また同時に吐出ポート1
6からも油が流入する。吸込ポート24から流入
した油はまずばね9の内側に流入する。それに対
して、吐出ポート16から流入する油はばね9の
外側に流入する。ポンプ室12を構成するばね穴
25に入つているばね穴25に入つているばね9
の巻径はその応力をできるだけ小さくするため、
ばね穴25は壁面に接触しない範囲でできるだけ
大きく設計するのが一般的である。したがつて、
ポンプ室12内の容積の大部分はばね9の内側で
ある。
ポンプ室12内の容積が最小の状態から容積が
大きくなり始めるときはベーン10が最も下に下
つており、ばね9は最も縮み、巻線間のすき間が
狭い状態になつている。
大きくなり始めるときはベーン10が最も下に下
つており、ばね9は最も縮み、巻線間のすき間が
狭い状態になつている。
従つて、ベーンが上に上り始め、ポンプ室12
の容積が大きくなりはじめると、ポンプ室12内
の容積の大部分を占めるばね内側の容積が大きく
なり、吸込ポート24から直接油を吸込む。一
方、吐出ポートから逆流し、ポンプ室12内に入
る油はばね9の巻線間のすき間を通つてばね9の
内側に入らなければならないため、巻線間の狭い
すき間を通るときの抵抗があり、吐出ポートから
は逆流しにくい。
の容積が大きくなりはじめると、ポンプ室12内
の容積の大部分を占めるばね内側の容積が大きく
なり、吸込ポート24から直接油を吸込む。一
方、吐出ポートから逆流し、ポンプ室12内に入
る油はばね9の巻線間のすき間を通つてばね9の
内側に入らなければならないため、巻線間の狭い
すき間を通るときの抵抗があり、吐出ポートから
は逆流しにくい。
そのため、吸込ポートからは油を吸いやすく、
吐出ポートからは油が逆流しにくいため、ばね下
端に吸込ポートを設けることによる給油ポンプと
しての一層の性能向上を得ることができる。
吐出ポートからは油が逆流しにくいため、ばね下
端に吸込ポートを設けることによる給油ポンプと
しての一層の性能向上を得ることができる。
また、ポンプ室12の容積が小さくなると、吐
出ポート16から送油路15に潤滑油を吐出す
る。このとき、同時に、吸込ポート24からも潤
滑油を吐出するが、この場合は吐出ポート16の
流れが順方向の流れであるのに対して、吸込ポー
ト24の流れは逆方向流れであるため、吸込ポー
ト24の流動抵抗は吐出ポート16の流動抵抗よ
り大きく、大部分の潤滑油は吐出ポート16から
吐出される。したがつて、ポンプ室12から吐出
される潤滑油の大部分は送油路15に送られ、軸
穴17分岐穴18を通つて所要の潤滑油に送られ
る。
出ポート16から送油路15に潤滑油を吐出す
る。このとき、同時に、吸込ポート24からも潤
滑油を吐出するが、この場合は吐出ポート16の
流れが順方向の流れであるのに対して、吸込ポー
ト24の流れは逆方向流れであるため、吸込ポー
ト24の流動抵抗は吐出ポート16の流動抵抗よ
り大きく、大部分の潤滑油は吐出ポート16から
吐出される。したがつて、ポンプ室12から吐出
される潤滑油の大部分は送油路15に送られ、軸
穴17分岐穴18を通つて所要の潤滑油に送られ
る。
この場合、横形圧縮機が軸方向に傾斜している
などの原因によつて潤滑油の油面が著しく低下し
ていても、たとえば、吸込マウス23近傍まで油
面が低下していても、吸込ポート24の吸込側が
ばね穴25の下側に開口しているので、ガスを吸
込むようなことはなく、安定した給油を行なうこ
とができる。
などの原因によつて潤滑油の油面が著しく低下し
ていても、たとえば、吸込マウス23近傍まで油
面が低下していても、吸込ポート24の吸込側が
ばね穴25の下側に開口しているので、ガスを吸
込むようなことはなく、安定した給油を行なうこ
とができる。
以上説明した実施例によれば次の効果がある。
吸込ポート24がばね穴25の下側に開口し
ているため、潤滑油を吸込むための流路となる
スペースδを確保した状態で最も下方から潤滑
油を吸込むことができ、油面が著しく低下して
も安定した給油を行なうことが可能である。
ているため、潤滑油を吸込むための流路となる
スペースδを確保した状態で最も下方から潤滑
油を吸込むことができ、油面が著しく低下して
も安定した給油を行なうことが可能である。
プレス加工により、吸込ポート24とばね座
の機能を有する吸込マウス23を一体成形で容
易に作ることができるので、従来のように、側
板Aに流体ダイオード形吸込ポートを加工する
必要がなくなつたことと併せて、安価な横形圧
縮機を提供することができる。
の機能を有する吸込マウス23を一体成形で容
易に作ることができるので、従来のように、側
板Aに流体ダイオード形吸込ポートを加工する
必要がなくなつたことと併せて、安価な横形圧
縮機を提供することができる。
プレス加工によつて吸込マウス23を成形す
るようにしたので、吸込ポート24の小径部の
径およびエツジ形状の管理が容易になり、安定
した給油ポンプ性能を得ることができる。
るようにしたので、吸込ポート24の小径部の
径およびエツジ形状の管理が容易になり、安定
した給油ポンプ性能を得ることができる。
なお、本実施例においては、吸込マウス23を
プレス加工によつて製作するようにしたが、プレ
ス加工に限らず、たとえば機械加工などの方法で
製作してもよいものの、プレス加工によれば、そ
の製作が容易であり、また吸込ポート24の形状
の管理も容易であるという実用的な利点がある。
プレス加工によつて製作するようにしたが、プレ
ス加工に限らず、たとえば機械加工などの方法で
製作してもよいものの、プレス加工によれば、そ
の製作が容易であり、また吸込ポート24の形状
の管理も容易であるという実用的な利点がある。
さらに、本実施例においては、シリンダ2をケ
ース1に固定したタイプの横形圧縮機についての
ものであるが、本発明は、他のタイプの横形圧縮
機、たとえば側板をケースに固定し、その側板に
シリンダを固定したタイプの横形圧縮機にも、同
様に適用できるものである。
ース1に固定したタイプの横形圧縮機についての
ものであるが、本発明は、他のタイプの横形圧縮
機、たとえば側板をケースに固定し、その側板に
シリンダを固定したタイプの横形圧縮機にも、同
様に適用できるものである。
以上詳細に説明したように本発明によれば、ケ
ース内に溜められた潤滑油の油面が低下しても給
油可能な横形圧縮機を提供することができる。
ース内に溜められた潤滑油の油面が低下しても給
油可能な横形圧縮機を提供することができる。
又、ばねの動きを拘束しているのでばねとばね
穴側壁との接触を防止できる。又、吸込口がベー
ン背面の下でかつばねの内周側に設置されている
のでベーンの動き方向に吸込むことができ、ポン
プの性能向上をはかることができる。
穴側壁との接触を防止できる。又、吸込口がベー
ン背面の下でかつばねの内周側に設置されている
のでベーンの動き方向に吸込むことができ、ポン
プの性能向上をはかることができる。
第1図は、従来の横形圧縮機の一例を示す縦断
面図、第2図は、本発明の一実施例に係る横形圧
縮機の縦断面図である。 1……ケース、2……シリンダ、3……クラン
ク、4……シヤフト、5A……側板A、6……側
板B、7……ローラ、8……溝、9……ばね、1
0……ベーン、12……ポンプ室、13……潤滑
油、15……送油路、16……流体ダイオード形
吐出ポート、22……電動機、23……吸込マウ
ス、24……流体ダイオード形吸込ポート、25
……ばね穴、27……ステータ、28……ロー
タ、29A……圧縮要素、δ……スペース。
面図、第2図は、本発明の一実施例に係る横形圧
縮機の縦断面図である。 1……ケース、2……シリンダ、3……クラン
ク、4……シヤフト、5A……側板A、6……側
板B、7……ローラ、8……溝、9……ばね、1
0……ベーン、12……ポンプ室、13……潤滑
油、15……送油路、16……流体ダイオード形
吐出ポート、22……電動機、23……吸込マウ
ス、24……流体ダイオード形吸込ポート、25
……ばね穴、27……ステータ、28……ロー
タ、29A……圧縮要素、δ……スペース。
Claims (1)
- 1 油溜めを兼ねたケース内に電動機と、シリン
ダと前記電動機と連結されたクランクを有するシ
ヤフトのクランクに嵌められ前記シリンダの内側
に沿つて偏心回転するローラと該ローラに先端が
当接され他端がばねに押されながら前記シリンダ
の溝内を往復運動するベーンと前記シリンダの両
側に配置され側板とにより構成された圧縮要素と
が収納され、前記ベーンの背面と前記シリンダの
溝と前記両側板とにより囲まれたポンプ室が形成
され、ケース内の油を吸入できる吸込ポートとポ
ンプ室の油を送油路に送る吐出ポートが配置さ
れ、前記シヤフトの回転にともなう前記ベーンの
往復運動によるポンプ作用によつて、前記ケース
内の潤滑油を前記シヤフトの一端側に圧送するよ
うにした横形圧縮機において、前記側板の一方に
吐出ポートが設けられるものであつて、前記吸込
ポートを底部が大径部となるような流体ダイオー
ド形吸込ポートに形成し、該大径部が下向で前記
大径部が油面の下方の前記ケース底面と潤滑油が
流入できるスペースを設けられたシリンダ位置に
配設しかつ前記ばねが前記大径部により動きを拘
束されて前記シリンダに設けられたばね穴に装着
されていることを特徴とする横形圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10587283A JPS59231193A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 横形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10587283A JPS59231193A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 横形圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59231193A JPS59231193A (ja) | 1984-12-25 |
| JPH056038B2 true JPH056038B2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=14419034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10587283A Granted JPS59231193A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 横形圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59231193A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6451915A (en) * | 1987-05-21 | 1989-02-28 | Mitsubishi Electric Corp | Casting mold |
-
1983
- 1983-06-15 JP JP10587283A patent/JPS59231193A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59231193A (ja) | 1984-12-25 |
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