JPH0560596A - 回転機器異常診断装置 - Google Patents

回転機器異常診断装置

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JPH0560596A
JPH0560596A JP25030691A JP25030691A JPH0560596A JP H0560596 A JPH0560596 A JP H0560596A JP 25030691 A JP25030691 A JP 25030691A JP 25030691 A JP25030691 A JP 25030691A JP H0560596 A JPH0560596 A JP H0560596A
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JP
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diagnosis
vibration
abnormality
rotating device
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Application number
JP25030691A
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Kazuo Amano
和雄 天野
Makoto Hayashi
眞琴 林
Yukishi Takagi
亨之 高木
Hiroyuki Katsura
裕之 桂
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の装置でオンライン及びオフラインデー
タを有機的に処理し、種々の回転機器の個々の特性に合
わせた健全性診断を行ない、前記回転機器の動作の異常
を早期に発見する回転機器異常診断装置の提供。 【構成】 回転機器に常設のセンサ8〜12と、センサ
8〜12からのオンラインデータ取り込み手段と、記録
媒体に記録したオフラインデータの取り込み手段と、コ
ンピュータ24、33と、オンラインデータとオフライ
ンデータを選択的にコンピュータ33に供給して当該デ
ータを診断する手段と、オンラインデータをコンピュー
タ24に供給してリアルタイムでモニタし、当該データ
に異常兆候があった場合にコンピュータ33に割込みを
掛ける判定手段と、この割込み時にコンピュータ33で
異常兆候のあるデータを詳細診断する診断手段とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転機器異常診断装置
に係り、特に、重要な回転機器に常設された各種センサ
からのデータを用いて前記回転機器の監視診断を行なう
オンライン処理、及び、その他の回転機器の診断個所で
得られたデータを用いて前記回転機器の監視診断を行な
うオフライン処理等を有機的に組合せ、前記各回転機器
を有するプラント全体の監視診断を行なう回転機器異常
診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転機器の動作の異常の予知ある
いは診断を行なうための回転機器異常診断装置にあって
は、診断すべき各回転機器がそれぞれ発生する振動の大
きさ、個別の回転機器に特徴的な振動の周波数成分の絶
対値レベル、及び、振動の経時的な変化の各項目の監視
を行なえば、前記動作の異常の予知あるいは診断ができ
ることは知られている。
【0003】ところで、これら各項目の監視を行ってい
る従来のこの種の装置としては、「三菱重工技報」Vo
l.24、No.5(1989−9)に記載されている
ように、診断すべき回転機器の振動、温度、圧力等を検
出するセンサを当該回転機器に常設させ、それらセンサ
からの出力信号を監視装置に常時取り込むようにしてい
るオンライン型のものと、特開昭60−177268号
に記載されているように、保守点検員が定期的に診断す
べき回転機器の巡回点検を実施し、その際に、振動セン
サを内蔵させた簡易な測定装置を用いて当該回転機器の
軸受部等における振動のアナログデータを測定し、その
測定データを磁気テープ等の記録媒体に記録するオフラ
イン型のものとがある。
【0004】この場合、前記オンライン型のものは、常
時、診断すべき回転機器の運転状態をモニタできること
から、急激な動作の変動に対しても即刻対応できるとい
う利点がある反面、当該回転機器へ各種センサの取付け
を行なったり、監視装置と各種センサとの間の配線等を
行なうための作業及び設備費用を必要とし、また、監視
装置自体も高価になることから、既設プラントへの適用
が難しく、新設プラントであって、しかも、重要な回転
機器だけがその設置の対象になっていた。
【0005】一方、オフライン型のものは、1回の点検
と次の点検の間の測定データが得られず、オンライン型
のものに比べて得られる情報量が少ないことから、重要
な回転機器に適用することはできないものの、測定デー
タを得る手段が比較的簡単であり、かつ、監視装置自体
も低価格のもので済むことから、広く一般の回転機器が
その設置の対象として選ばれている。
【0006】しかしながら、前述のように従来のこの種
の装置は、重要な回転機器はオンライン型のもの、その
他の回転機器はオフライン型のものでそれぞれ監視を行
っているため、回転機器の健全性診断を効率的に行うこ
とができないものであった。
【0007】そこで、前述の点を改良するものとして、
最近、オフライン型とオンライン型とを組み合わせて利
用する型(タイプ)のものが考案されるようになった。
【0008】この種のタイプのものとしては、例えば、
データレコーダを搭載した監視装置を所要のスケジュー
ルにしたがって移動させ、前記監視装置からの送信情報
と前記レコーダからの記録情報とを利用するようにした
監視装置が、特開昭60−237781号に開示され、
また、直接取り出せるデータはオンラインでコンピュー
タのデータファイルに収納し、それ以外のデータは手動
入力で同様にデータファイルに収納して、これら収納し
たデータを用いて総合診断を行なうプラント診断システ
ムが、特開昭61−685931号に開示されている。
この他にも、プラント全体の知識ベースシステムの構築
を目的としたオフラインコンピュータシステムと、運転
ガイドを目的としたオンラインコンピュータシステムと
を伝送路に接続し、オンラインコンピュータシステムに
おける負荷を軽減させて、データ処理速度を向上させる
ようにしたプラント運転装置が、特開昭63−1912
08号に開示され、また、プラントで得られた複数パラ
メータの変動値をオンライン同定し、この変動値に基づ
いて異常の検知を行ない、異常が検知されるとオフライ
ンモードに移行し、前記パラメータの変動した可能性を
示す指標値を用いて前記パラメータの判定を行なうよう
にしたプラント診断装置が、特開昭63−223809
号に開示されている。さらに、直接的には、オフライン
型とオンライン型とを組み合わせて利用するタイプのも
のとはいえないものの、前記タイプに類似したタイプの
ものとしては、特開昭60−40924号に開示された
回転機器の異常診断方法、特表昭60−501775号
に開示された機械の動作監視装置、特開昭55−746
06号に開示されたプロセス制御システム、特開昭58
−165018号に開示された回転体の振動データ取り
込み装置、特開昭60−152921号に開示された携
帯用振動計等が知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のオフ
ライン型とオンライン型とを組み合わせて利用するタイ
プのもの、及び、それに準じたタイプものは、一定の範
囲内においては、それぞれ優れた成果を挙げることがで
きるものの、複数の機器あるいは装置(システム)全体
の監視診断を、これら機器あるいは装置(システム)の
特性に見合った監視診断を有機的に行ない、かつ、それ
らの動作時の異常を早期に発見することは困難であると
いう問題を有している。
【0010】本発明は、前記問題点を解決するために考
案されたもので、その目的は、単一の装置によりオンラ
インデータ及びオフラインデータを有機的に処理して、
種々の回転機器から得られる各種のデータに基づいて当
該回転機器の個々の特性に合わせた健全性診断を行な
い、前記種々の回転機器の動作の異常を早期に発見する
ことができる回転機器異常診断装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、回転機器の診断個所に得られた各種デー
タを用いて前記回転機器の動作異常の診断を行なう回転
機器異常診断装置において、回転機器に常設したセンサ
と、前記センサからの各種データをオンラインで取り込
む手段と、記録媒体に記録した各種データをオフライン
で取り込む手段と、第1及び第2のコンピュータと、オ
ンラインで取り込んだ各種データとオフラインで取り込
んだ各種データとを選択的に第2のコンピュータに供給
してそれらのデータの異常診断を行なう第1の診断手段
と、オンラインで取り込んだ各種データを第1のコンピ
ュータに供給して常時リアルタイムでモニタを行ない、
前記データに異常兆候があった場合に第2のコンピュー
タに割込みを掛ける異常判別手段と、前記割込み時に第
2のコンピュータにより前記異常兆候のあるデータを関
連するデータを用いて詳細に診断する第2の診断手段
と、前記第1及び第2の診断の結果を表示する表示手段
とを具備している。
【0012】また、前記目的を達成するために、本発明
は、回転機器の診断個所に得られた各種データを用いて
前記回転機器の動作異常の診断を行なう回転機器異常診
断装置において、回転機器に常設したセンサと、前記セ
ンサからの各種データをオンラインで取り込む手段と、
記録媒体に記録した各種データをオフラインで取り込む
手段と、第1及び第2のコンピュータと、オンラインで
取り込んだ各種データとオフラインで取り込んだ各種デ
ータの監視、分析等のデータ処理を行なうデータ処理手
段と、前記オンライン及びオフラインで取り込んだ各種
データ、それに、前記データ処理後の各種データを記憶
させる記憶手段と、前記データ処理後のオンラインまた
はオフラインで取り込んだ各種データを選択的に第2の
コンピュータに供給して前記データの異常診断を行なう
第1の診断手段と、オンラインで取り込んだ各種データ
を第1のコンピュータに供給して常時リアルタイムでモ
ニタを行ない、前記データに異常兆候があった場合に第
2のコンピュータに割込みを掛ける異常判別手段と、前
記割込み時に第2のコンピュータにより前記異常兆候の
あるデータを、前記記憶手段中の関連するデータを用い
て詳細に診断する第2の診断手段と、前記第1の診断手
段の診断結果及び前記第2の診断手段の診断結果を、そ
の診断の都度表示する表示手段とを具備している。
【0013】
【作用】診断すべき重要な回転機器に常設した各種セン
サから得られる各種のデータは、オンラインで直接回転
機器異常診断装置に取り込まれる。また、診断すべき汎
用の回転機器から得られる各種のデータは、一度記録媒
体に記録され、その後、再生されてオフラインで前記回
転機器異常診断装置に取り込まれる。このように、前記
回転機器異常診断装置は、オンラインデータとオフライ
ンデータとを合わせて取り込み、それらデータの選択的
な監視診断を行なうようにしているので、単一の装置で
あるにも係らず、オンラインデータとオフラインデータ
の双方の監視診断処理が可能になる。
【0014】また、前記重要な回転機器からの各種デー
タの中の少なくとも1つは、その振動オーバーオール
(OA)値、周波数分析値、プロセス値がリアルタイム
で常時モニタされ、それらの値に異常が発見されれば、
即刻、前記データの選択的な監視診断を中断させ、異常
が発見されたデータの詳細診断を行なうようにしている
ので、重要な回転機器の異常発生に対しては早期の対応
が可能になる。
【0015】さらに、前記監視診断に際しては、それぞ
れの回転機器の特性を記録したデータベースを診断の際
の比較データとして利用することにより、従来のこの種
の診断装置に比べて確実性の高い異常原因の推定が可能
になる。
【0016】以上の点から、本発明の回転機器異常診断
装置は、単一の装置によって多数の回転機器、例えば、
プラント全体の全ての回転機器の監視診断を行なうこと
ができ、しかも、それら回転機器の異常兆候を初期段階
で発見できるので、回転機器の健全性を高信頼性をもっ
て監視診断を行なえるものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0018】図1は、本発明に係る回転機器異常診断装
置の概要を示すブロック構成図である。
【0019】図1において、1は診断すべき重要な回転
機器の診断個所に常設された各種センサ、2は可搬型の
データ収集装置に結合可能で、診断すべき汎用的な回転
機器の診断個所に配置される各種センサ、3はオンライ
ンデータ収集部、4はオフラインデータ収集部、5はリ
アルタイムでデータ診断を行なう第1のコンピュータ、
6はインターフェイス、7は常時各種のデータの処理等
を行なう第2のコンピュータ(メインコンピュータ)で
ある。
【0020】そして、オンラインデータ収集部3から出
力されるオンラインデータは第1のコンピュータ5及び
インターフェイス6を介して第2のコンピュータ7にそ
れぞれ供給され、前記第1のコンピュータ5で前記オン
ラインデータのリアルタイムの監視診断が、また、前記
第2のコンピュータ7で前記オンラインデータの通常の
診断が行なわれる。一方、オフラインデータ収集部4か
ら出力されるオフラインデータはインターフェイス6を
介して第2のコンピュータ7に供給され、そこで通常の
診断が行なわれる。この場合、インターフェイス6は、
通常、前記オンラインデータを前記第2のコンピュータ
7に供給しているが、必要に応じて、前記オンラインデ
ータに換えて前記オフラインデータを前記第2のコンピ
ュータ7に供給するように働く。
【0021】前記構成において、各種センサ1で検出さ
れた各種のデータがオンラインデータ収集部3に供給さ
れると、前記オンラインデータ収集部3は直ちに各種の
データ(オンラインデータ)の中の少なくとも1つをオ
ンラインで前記第1のコンピュータ5にリアルタイムの
監視診断のために供給すると共に、前記各種のデータ
(オンラインデータ)をオンラインで診断のために第2
のコンピュータ7に適宜供給する。また、可搬型のデー
タ収集装置等に記録された各種のデータはオフラインで
オフラインデータ収集部4に集積され、このオフライン
データ収集部4に集積された各種のデータ(オフライン
データ)は順次診断のために第2のコンピュータ7に供
給される。この場合、第2のコンピュータ7は、通常、
前記オンラインデータの診断をしているが、必要に応じ
て、インターフェイス6の切り換えを行なって、オフラ
インデータの診断を行なうようにしている。
【0022】いま、第1のコンピュータ5がリアルタイ
ムで監視(モニタ)しているオンラインデータの中に何
等かの異常な値を検出したとすると、第1のコンピュー
タ5は直ちに第2のコンピュータ7に対する割込み信号
を発生し、この割込み信号により第2のコンピュータ7
は現在行なっているデータ(オンラインデータまたはオ
フラインデータ)の診断を即時中断する。次に、第1の
コンピュータ5は前記異常を検出したオンラインデータ
等を第2のコンピュータ7に供給し、第2のコンピュー
タ7は前記オンラインデータの詳細な診断を行なって、
それが異常であるか否かの判定を行なうものである。
【0023】このように、本発明に係る回転機器異常診
断装置は、重要な回転機器についてはオンラインデータ
によるリアルタイムの監視診断を含む監視診断を行なっ
ており、それ以外の汎用の回転機器についてはオフライ
ンデータによる監視診断を行なっているので、1つの回
転機器異常診断装置を用いているにも係らず、全ての回
転機器を一括してその重要度に応じた簡易診断及び詳細
診断を行なうことができる。また、重要な回転機器につ
いては同時にリアルタイムの監視診断を行なっているの
で、特に、重要な回転機器の動作の異常を早期に発見す
ることができるようになる。
【0024】図2は、本発明に係る回転機器異常診断装
置をポンプの監視に適用した場合の実施例を示す構成図
である。
【0025】図2において、81 、82 はポンプの回転
部の駆動軸側軸受及び非駆動軸側軸受の振動を測定する
常設の振動センサ(振動計)、91 、92 は前記回転部
の駆動軸側軸受及び非駆動軸側軸受の温度を測定する常
設の温度センサ(温度計)、93 、94 はポンプの吸い
込み側及び吐き出し側の水温を測定する常設の温度セン
サ(温度計)、101 、102 はポンプの吸い込み側及
び吐出側の圧力を測定する常設の圧力センサ(圧力
計)、111 、112 はポンプの吸い込み側及び吐出側
の流量を測定する常設の流量センサ(流量計)、12は
ポンプ回転軸の回転数を測定する同じく常設の回転セン
サ(パルス計)である。
【0026】また、13は振動計81 、82 から直接オ
ンラインで供給される振動データとデータレコーダ16
で再生された振動データとを受け、それら振動データの
中の一方を選択的にフィルタ14に送るデータ変換部、
14は高速AIボード17で振動データを取り込む際
に、不要な周波数成分を除いてデータ処理時のエリアジ
ング現象を防ぐためのフィルタ、15は汎用のポンプか
らの各種のデータを収集するため、収集現場に持参して
前記ポンプの振動データをマグネット(磁気)テープに
記録するデータ収集装置、16はデータ収集装置15に
おいてマグネットテープに記録した振動データの再生を
行なうデータレコーダ、17はデータ変換部13及びフ
ィルタ14を介して入力される振動計81 、82 からの
振動データ、または、データレコーダ16で再生された
振動データを取り込む高速AIボード、18は温度計9
1 、92 、93 、94 、圧力計101 、102 、流量計
111 、112 、パルス計12にそれぞれ得られるプロ
セスデータをオンラインでそれぞれ取り込むAIボー
ド、19はデータ変換部13、フィルタ14、データレ
コーダ16の動作をそれぞれ制御するためのGP−IB
ボードである。なお、汎用のポンプからの各種のデータ
の内、温度、圧力、流量、回転数等のプロセスデータ
は、前記マグネットテープ以外の記録手段、例えば、前
記プロセスデータのセンサ、即ち、温度計、圧力計、流
量計、回転計の指示値を記録する記録用紙等に記録を行
なっている。
【0027】さらに、20は高速AIボード17で取り
込んだ振動データのFFT(高速フーリエ変換)処理を
行うFFTボード、21は高速AIボード17で取り込
んだ振動データのOA(オーバーオール)値の監視を行
うOA監視ボード、22は高速AIボード17で取り込
んだ振動データの周波数成分の監視分析を行なう周波数
成分監視ボード、23はAIボード18で取り込んだプ
ロセスデータの監視分析を行うプロセス監視ボード、2
4は高速AIボード17、AIボード18、GP−IB
ボード19、FFTボード20、OA監視ボード21、
周波数成分監視ボード22、プロセス監視ボード23を
それぞれ制御管理下におき、それぞれの処理命令によっ
て、前記各ボード17乃至23に入出力される振動デー
タ及びプロセスデータを適宜取り込み、この取り込んだ
振動データ及びプロセスデータをリアルタイムで監視診
断する機能を有する信号取り込み監視用OSボードであ
り、図1に示す第1のコンピュータ5に相当するもので
ある。
【0028】この他に、25は高速AIボード17に取
り込んだ振動データと、FFTボード13でFFT処理
された振動データと、AIボード18に取り込んだ温
度、圧力、流量、回転数等のプロセスデータと、入出力
ボード30からの温度、圧力、流量、回転数等のプロセ
スデータと、信号取り込みの処理に必要な点検情報をそ
れぞれ一時的に記憶するメモリボード、26はメモリボ
ード25に記憶された高速AIボード17に取り込んだ
振動データと、FFTボード20でFFT処理された振
動データと、AIボード18に取り込んだ温度、圧力、
流量、回転数等の各種のプロセスデータと、入出力ボー
ド30からの温度、圧力、流量、回転数等のプロセスデ
ータと、信号取り込みの処理に必要な点検情報をそれぞ
れ外部記憶装置27に記憶させる制御を行うディスクコ
ントロールボード、27はディスクコントロールボード
26の制御によりメモリボード25に一時的に記憶され
た前記各データ及び前記情報を移行させて永久的に記憶
する外部記憶装置、28は各種のデータの監視診断状況
やその診断結果を表示させるための画面データを作成す
るグラフィックボード、29は前記各種のデータの監視
診断状況やその診断結果を表示するカラーCRT(陰極
線管)、30は前記各種のデータの監視診断状況やその
診断結果をプリンタ31に出力したり、キーボード32
からの入力を取り込む入出力ボード、31は前記各種の
データの監視診断状況やその診断結果をプリントアウト
するプリンタ、32はオフラインで供給される汎用のポ
ンプからのプロセスデータの入力や、データ処理の選択
を入力させるキーボード、33は前記メモリボード2
5、ディスクコントロールボード26、グラフィックボ
ード28、入出力ボード30をそれぞれ制御管理下にお
き、それぞれの処理命令によって、前記メモリボード2
5に記憶されたオンラインデータまたはオフラインデー
タを取り込み、この取り込んだ振動データ及び温度、圧
力、流量、回転数等のプロセスデータの診断を行う信号
処理診断用OSボードであり、図1に示す第2のコンピ
ュータ7に相当するものである。また、34は各ボード
17乃至26、28、30、33間において、各種のデ
ータの交信を行なうバスラインである。
【0029】この場合、高速AIボード17、AIボー
ド18、GP−IBボード19、FFTボード20、O
A監視ボード21、周波数成分監視ボード22、プロセ
ス監視ボード23、信号取り込み監視用OSボード2
4、メモリボード25、ディスクコントロールボード2
6、グラフィックボード28、入出力ボード30、信号
処理診断用OSボード33は、いずれも、内部にマイク
ロコンピュータ(マイコン)またはそれに類似の回路装
置を具備しているもので、特に、信号取り込み監視用O
Sボード24及び信号処理診断用OSボード33は、前
述のように、コンピュータからなっているものである。
【0030】前記構成において、診断すべき重要なポン
プの測定個所に常設の振動計81 、82 、温度計91
2 、93 、94 、圧力計101 、102 、流量計11
1 、112 、それにパルス計12から得られた各種のデ
ータは、オンラインによって直接回転機器異常診断装置
に取り込まれ、前記診断すべきポンプのデータベースの
作成と、健全性の監視診断とに利用される。一方、デー
タ収集装置15のマグネットテープに記録されている診
断すべき汎用のポンプから得られた振動データは、オフ
ラインによってデータレコーダ16において再生され、
その再生データは同じく回転機器異常診断装置に取り込
まれ、前述の場合と同様に前記診断すべきポンプのデー
タベースの作成と、健全性の監視診断とに利用される。
そして、オンラインによって回転機器異常診断装置に取
り込まれた振動データ及び温度、圧力、流量、回転数等
のプロセスデータの中の少なくとも1つは、回転機器異
常診断装置においてリアルタイムの監視が行なわれ、そ
れらのデータの値に異常を発見したときには、当該デー
タに対する詳細な診断を行なうようにしている。
【0031】続いて、前記回転機器異常診断装置の動作
の詳細を、以下に述べるフローチャート等を用いて順次
説明する。
【0032】図3は、前記回転機器異常診断装置におい
て行なわれる各種のデータの処理手順を包括的に示すフ
ローチャートである。
【0033】始めに、ステップ35において、この回転
機器異常診断装置に入力された各種のデータがオフライ
ンにより入力されたデータであるか否か、即ち、前記デ
ータがオフライン処理を必要とするものであるか否かの
判定を行ない、前記データがオフライン処理を必要とし
ないものである場合はステップ36に移行し、ステップ
36において、前記データの取り込みを行なう。次に、
ステップ37において、ステップ36において取り入れ
た前記データ、即ち、振動データ及び温度、圧力、流
量、回転数等のプロセスデータに対するオンライン簡易
診断を実行する。次いで、ステップ38において、前記
オンライン簡易診断が終了したか否かの判定を行ない、
オンライン簡易診断が未だ終了していない場合はステッ
プ39に移行し、後述するステップ53において発信さ
れる割込み信号が有るか否かの判定を行なう。この判定
において、割込み信号がない場合には前記ステップ37
に戻ってオンライン簡易診断が繰り返し行われ、また、
割込み信号が有る場合にはステップ40に移行し、ステ
ップ40においては、後述するステップ52において行
なわれるリアルタイム監視により、異常が検出されたポ
ンプ(以下、これを被疑ポンプという)の振動データ及
び温度、圧力、流量、回転数等の各種のプロセスデータ
をオンラインにより採取する。次に、ステップ41にお
いて、外部記憶装置27に記憶されている各種のポンプ
に対するデータベースの中から被疑ポンプに対するデー
タベースの取り出しを行ない、この被疑ポンプの特性、
過去の点検履歴等の読み込みを行なう。次いで、ステッ
プ42において、被疑ポンプで得られた振動データ及び
温度、圧力、流量、回転数等の各種のプロセスデータ
と、ステップ41において読み込んだ前記被疑ポンプの
データベースとを基にし、図20に示すような因果マト
リクスを用いて、前記振動データ及び温度、圧力、流
量、回転数等の各種のプロセスデータに対する詳細な診
断を実行する。次に、ステップ43において、前記詳細
な診断の結果を、カラーCRT29の画面に、図21に
示すようにポンプ概略構成図と異常状態の推定原因と確
信度とを合わせて表示するとともに、さらに、図22に
示すように異常状態に対する対応策をガイダンスで表示
する。続いて、ステップ44において、前記詳細な診断
の結果を基に被疑ポンプの異常状態の程度の判定を行な
い、その異常状態が厳しいものであるとの判定を行なっ
た場合はステップ45に移行し、被疑ポンプに対する動
作の停止指令を発生する。また、その異常状態が軽微な
ものであるとの判定を行なった場合は始めのステップ3
5に移行し、前記ステップ35以降オンラインデータに
対する処理がその流れにしたがって再び実行される。
【0034】この場合に、オンライン簡易診断を行なう
前記ステップ38において、オンライン簡易診断が終了
している場合はステップ46に移行し、ステップ46に
おいて、オンライン簡易診断の結果に異常兆候が見られ
るか否かの判定を行なう。この判定において、異常兆候
が見られる場合は前記ステップ41に移行し、以下前述
のように、ステップ41乃至ステップ45における処理
が順次行われ、また、異常兆候が見られない場合は始め
のステップ35に移行し、ステップ35以降続いて入力
される各種のデータに対する処理が前記流れに沿って再
び実行される。
【0035】一方、入力された各種のデータに対するオ
フライン処理の有無の判定を行なう前記ステップ35に
おいて、前記データがオフライン処理を必要とするもの
であるとの判定を行なった場合はステップ47に移行
し、ステップ47において、前記データの取り込みを行
う。次に、ステップ48において、前記ステップ37で
行なったのと同様に、前記ステップ47において取り入
れた前記データ、即ち、データレコーダ16において再
生された振動データ及びキーボード32から入力された
温度、圧力、流量、回転数等のプロセスデータに対する
オフライン簡易診断を実行する。次いで、ステップ49
において、前記オフライン簡易診断が終了したか否かの
判定を行ない、オフライン簡易診断が未だ終了していな
い場合はステップ50に移行し、後述するステップ53
において発信される割込み信号が有るか否かの判定を行
なう。この判定において、割込み信号がない場合には前
記ステップ48に戻ってオフライン簡易診断が繰り返し
行われ、また、割込み信号が有る場合には被疑ポンプに
対する前記振動データ及び前記プロセスデータを採取す
る前記ステップ40に移行し、以下前述のように、前記
ステップ40乃至ステップ45の処理が順次行われる。
【0036】この場合に、オフライン簡易診断を行なう
前記ステップ48において、オフライン簡易診断が終了
している場合はステップ51に移行し、ステップ51に
おいて、オフライン簡易診断の結果に異常兆候が見られ
るか否かの判定を行なう。この判定において、異常兆候
が見られる場合は前記ステップ41に移行し、以下前述
のように、ステップ41乃至ステップ45における処理
が順次行われ、また、異常兆候が見られない場合は始め
のステップ35に移行し、ステップ35以降続いて入力
される各種のデータに対する処理が前記流れに沿って再
び実行される。
【0037】さらに、ステップ52においては、この回
転機器異常診断装置にオンラインにより入力された各種
のデータの中の少なくとも1つを常時リアルタイムで取
り込んでおり、続く、ステップ53において、前記ステ
ップ52において取り込んだデータを同じくリアルタイ
ムで監視診断を行なう。そして、前記データに全く異常
が見い出されない場合は何等の出力も発生しないが、前
記データの中に1つでも異常な値が見い出された場合は
割込み信号を発生し、この割込み信号は前記ステップ3
9、50において利用される。
【0038】続いて、次に、本発明の回転機器異常診断
装置が各種のデータに対して実行するオンライン処理、
オフライン処理、リアルタイム処理、診断の各機能につ
いて個別に説明する。
【0039】オンライン処理 オンライン処理は、要約すれば、複数の重要なポンプの
診断個所にそれぞれ振動計81 、82 、温度計91 、9
2 、93 、94 、圧力計101 、102 、流量計1
1 、112 、パルス計12等の各種のセンサを常設さ
せ、これらのセンサから得られる各種のデータを直接回
転機器異常診断装置に取り込み、取り込んだ各種のデー
タを基に、ポンプ別のデータベースを作成すると共に、
各ポンプの健全性を監視診断する機能を意味している。
【0040】これを詳しく述べれば、振動計81 、82
から得られた振動データは、オンラインでデータ変換部
13に供給され、そこでデータレコーダ16からの振動
データとの間で選択が行なわれる。データレコーダ16
で振動計81 、82 から振動データが選択された場合
は、前記振動データは不要な周波数成分を除くフィルタ
14を介して入力される振動データに適した速度で高速
AIボード17に取り込まれる。このとき、高速AIボ
ード17における振動データ取り込み速度及びフィルタ
14で除かれる不要周波数領域の各設定は、信号取り込
み監視用OSボード24により管理されているGP−I
Bボード19の制御によって行なわれる。高速AIボー
ド17に取り込まれた振動データは、信号取り込み監視
用OSボード24の管理の基に、バスライン34を介し
て、FFTボード20と、OA監視ボード21と、周波
数成分監視ボード22と、メモリボード25に送られ
る。FFTボード20は、入力された振動データをFF
T処理し、このFFT処理後の振動データをメモリボー
ド25に伝送する。
【0041】また、温度計91 、92 、93 、94 、圧
力計101 、102 、流量計111 、112 、パルス計
12等の各種のセンサから得られたプロセスデータは、
オンラインでAIボード18に取り込まれる。この取り
込まれたプロセスデータは、信号取り込み監視用OSボ
ード24の管理の基に、バスライン34を介して、プロ
セス監視ボード23と、メモリボード25に送られる。
メモリボード25は、各ポンプ別に、オンラインで取り
込んだ各種のデータの取り込み日時、ポンプ名、診断個
所等の点検情報、振動波形を示すデータ、FFT処理デ
ータ、プロセスデータを順に一時的に記憶させる。メモ
リボード25に記憶された振動波形を示すデータ、FF
T処理データ、プロセスデータの各データについては、
信号処理診断用OSボード33の制御によって信号処理
診断用OSボード33に取り込まれ、そこで前記各デー
タに対する簡易診断が行なわれる。
【0042】前記簡易診断において、前記各データの値
に1つでも異常兆候が検出された場合は、続いて信号処
理診断用OSボード33において前記各データの詳細な
診断が行われ、その異常兆候の原因の推定を行なう。前
記詳細な診断の結果は、グラフィックボード28によっ
て作成された画面データを基に、カラーCRT29の画
面に表示され、かつ、必要事項がプリンタ31によりプ
リントアウトされる。前記詳細な診断の終了後は、その
診断の結果とメモリボード25に記憶された振動波形を
示すデータ、FFT処理データ、プロセスデータの各デ
ータがディスクコントロールボード26において処理さ
れ、前記各データは外部記憶装置27に各ポンプ別のデ
ータベースとして永久的に記憶される。
【0043】オフライン処理 オフライン処理は、要約すれば、重要性の低い複数の汎
用的なポンプから得られるデータを対象としているもの
で、可搬型のデータ収集装置15を診断すべき前記ポン
プの診断個所に持参し、その診断個所で得られた振動デ
ータをマグネットテープに記録し、また、プロセスデー
タをその他の記録手段に記録し、その後、前記記録され
た振動データをオフラインによりデータレコーダ16に
おいて再生する。次に、この再生された振動データ及び
キーボード入力されたプロセスデータを回転機器異常診
断装置に取り込み、取り込んだ各種のデータを基に、前
記ポンプ別のデータベースを作成すると共に、前記各ポ
ンプの健全性を監視診断する機能を意味している。
【0044】これを詳しく述べるに際して、前記オフラ
イン処理に用いられるデータ収集装置15としては、例
えば、以下に述べるようなものが利用される。
【0045】図4は、前記データ収集装置15の一例を
示すブロック構成図で、振動センサとして3軸型の振動
計が用いられているものである。
【0046】図4において、54は診断すべきポンプの
測定個所に取り付け、その測定個所の振動の検出を行な
う振動センサ、55は振動センサ54と各増幅器561
〜563 とを接続するコネクタ、561 は振動センサ5
4から出力されるX軸方向の振動検出信号を増幅するX
軸用増幅器、562 は振動センサ54から出力されるY
軸方向の振動検出信号を増幅するY軸用増幅器、563
は振動センサ54から出力されるZ軸方向の振動検出信
号を増幅するZ軸用増幅器、571 はX軸用増幅器56
1 の振動検出信号に対する適正増幅率を判定する増幅率
判定部、572 はY軸用増幅器562 の振動検出信号に
対する適正増幅率を判定する増幅率判定部、573 はZ
軸用増幅器563の振動検出信号に対する適正増幅率を
判定する増幅率判定部、581 は増幅率判定部571
判定した適正増幅率を対応する増幅器561 に設定する
増幅率設定部、582 は増幅率判定部572 で判定した
適正増幅率を対応する増幅器562 に設定する増幅率設
定部、583 は増幅率判定部573 で判定した適正増幅
率を対応する増幅器563 に設定する増幅率設定部、5
9は振動検出信号取り込み時にデータレコーダ61の制
御を行う信号取り込み部、60は前記各増幅率判定部5
1 〜573 と、前記各増幅率設定部581 〜58
3 と、信号取り込み部59にそれぞれ動作命令を送出
し、振動検出信号をデータレコーダ61においてマグネ
ット(磁気)テープに記録させるための制御を行うシン
グルボードコンピュータ、61は振動検出信号を内蔵す
るマグネットテープに記録するデータレコーダ、62は
振動検出信号をデータレコーダ61のマグネットテープ
に記録する時間の設定を行う記録時間設定部である。
【0047】また、図5は、データ収集装置15におい
て行なわれる振動検出信号の記録収集を行なう処理のフ
ローチャートであり、このフローチャートを用いてデー
タ収集装置15の動作を説明する。
【0048】始めに、ステップ63において、データ収
集装置15に内蔵のデータレコーダ61にマグネットテ
ープのセットを行ない、前記セットが終了したらステッ
プ64に移行し、ステップ64において、データ収集装
置15の電源を投入する。次に、ステップ65におい
て、診断すべきポンプの前へ移動してそれが測定すべき
ポンプであることを確認し、ステップ66に移行する。
続いて、ステップ66において、前記ポンプの測定個所
を確認し、さらに、振動センサ54の取り付け方向を確
認しつつ振動センサ54を前記測定個所に取り付ける。
次に、ステップ67において、測定スイッチを投入する
と、振動センサ54から得られたX軸方向の振動検出信
号がX軸用増幅器561 を介してX軸用増幅率判定部5
1 に、Y軸方向の振動検出信号がY軸用増幅器562
を介してY軸用増幅率判定部572 に、Z軸方向の振動
検出信号がZ軸用増幅器563 を介してZ軸用増幅率判
定部573 にそれぞれ送られる。このとき、前記各増幅
率判定部571 〜573 は、振動検出信号をマグネット
テープに記録する場合の前記各増幅器561 〜563
最適増幅率を、1倍、10倍、100倍の各増幅率の中
から判定し、その判定の結果をシングルボードコンピュ
ータ60に送る。次に、ステップ68において、前記各
増幅率判定部571 〜573 が行なった対応する前記各
増幅器561 〜563 の増幅率の判定結果に基づいて、
シングルボードコンピュータ60は、前記各増幅器56
1 〜563 に最適な増幅率の設定を対応する各増幅率設
定部581 〜583 に命令し、前記各増幅器561 〜5
3 の増幅率をそれぞれ前記最適な増幅率に設定するた
めの操作を行なう。前記各増幅器561 〜563の増幅
率の設定が終了すると、前記各増幅率設定部581 〜5
3 は前記各増幅率の設定が終了したことをシングルボ
ードコンピュータ60に伝える。次いで、ステップ69
において、シングルボードコンピュータ60は、信号取
り込み部59に振動検出信号の取り込みの命令を発し、
同時に、データレコーダ61の動作を開始させる。次
に、ステップ70において、データレコーダ61は、取
り込まれた振動検出信号をマグネットテープに図6に示
すように記録させる。振動検出信号が一定時間マグネッ
トテープに記録されると、ステップ71に移行し、デー
タレコーダ61の動作が停止される。次いで、ステップ
72において、測定個所がまだ残っているか否かの判定
を行ない、測定個所がまだ残っている場合は前記ステッ
プ66に移行し、次の測定個所に振動センサ54を取り
付け、以下、前述のように、ステップ66乃至ステップ
72の処理を繰り返し実行する。一方、測定個所がもう
ない場合はステップ73に移行し、測定(診断)すべき
ポンプ(回転機器)がまだ残っているか否かの判定を行
なう。このとき、測定すべきポンプがまだ残っている場
合はステップ72に移行し、次に測定(診断)すべきポ
ンプ(回転機器)の前に移動して、以下、前述のよう
に、ステップ65乃至ステップ73の処理を繰り返し実
行する。一方、次に測定(診断)すべきポンプ(回転機
器)がもう残っていない場合は振動検出信号の記録収集
の処理のフローを終了させる。
【0049】前記フローにおいて、前記ステップ68乃
至ステップ71で順次行なわれる各処理は、その前のス
テップ67において、測定スイッチの投入を行なえば、
その後、シングルボードコンピュータ60の管理の基
に、前述の各処理が自動的に順次実行される。このた
め、ユーザーは、何等難しい操作を行なう必要なしに、
データ収集装置15を使用することができ、しかも、振
動検出信号の記録収集の処理の際に、各増幅器561
563 の増幅率設定等において誤操作を行なう危険性が
大幅に低減される。
【0050】ここで、図6は、図5のフローにおけるス
テップ70において、マグネットテープに振動検出信号
を記録する場合の記録形式の一例を示す信号波形図であ
る。
【0051】図6において、74は第1信号記録部、7
5は第2信号記録部、76は第3信号記録部、77は第
4信号記録部、78は第5信号記録部である。
【0052】そして、第1信号記録部74は、各増幅器
561 〜563 の増幅率記録部であって、増幅率1倍の
時は+0.5(V)の電圧レベル、増幅率10倍の時は
+1(V)の電圧レベル、増幅率100倍の時は−1
(V)の電圧レベルというように、増幅率に対応した電
圧レベルがそれぞれ記録される。第2信号記録部75
は、較正電圧の記録部であって、基準となる電圧レベ
ル、例えば、1mVの電圧レベルが記録される。第3信
号記録部76は、振動検出信号(信号波形)の記録部で
あって、記録時間設定部62で設定した時間間隔に振動
検出信号(信号波形)が記録される。第4信号記録部7
7は、終了信号の記録部であって、第1信号記録部74
に記録された増幅率に対応した電圧レベルと同じ電圧レ
ベルが記録される。第5信号記録部78は、ミュート信
号の記録部であって、各電圧レベルの基準となる電圧レ
ベル、例えば、0(V)の電圧レベルが記録される。
【0053】このように、マグネットテープに記録され
る振動検出信号(信号波形)は、1データについて、増
幅器の増幅率の記録、較正電圧の記録、振動検出信号
(信号波形)の記録、終了信号の記録、ミュート信号の
記録の5つの記録が行なわれるように構成されている。
【0054】ここで、データ収集装置15に得られた振
動検出信号をオフラインにより回転機器異常診断装置に
取り込み、前記振動検出信号の処理を行なう過程を図2
を用いて説明する。
【0055】データ収集装置15のマグネットテープに
記録された振動検出信号(振動データ)については、そ
の記録した順に、どのポンプのどの個所の測定により得
られたデータであるかを示す点検情報をキーボード32
で入力する。この入力した点検情報は、入出力ボード3
0を介して信号処理診断用OSボード33に伝達され、
その後、メモリボード25に一時的に記憶される。ま
た、マグネットテープに記録された振動データはデータ
レコーダ16で再生され、この再生された振動データは
データ変換部13に供給される。データ変換部13にお
いて、再生された振動データが選択された場合、この振
動データはフィルタ14において不要な周波数成分が除
かれた後、この振動データに適した速度で高速AIボー
ド17に取り込まれる。このとき、フィルタ14で除去
される不要な周波数領域及び高速AIボード17に対す
る振動データの取り込み速度の各設定は、信号取り込み
監視用OSボード24により管理されているGP−IB
ボード19の制御によって行なわれる。取り込まれた振
動データは、信号処理診断用OSボード33において、
マグネットテープに記録された前記振動データ(振動検
出信号)がどのポンプのどの個所の測定により得られた
ものであるかの確認が行なわれた後、高速AIボード1
7から、バスライン34を通して、FFTボード20
と、OA監視ボード21と、周波数成分監視ボード22
と、メモリボード25に送られる。この場合、FFTボ
ード20は、入力された振動データをFFT処理し、F
FT処理後の振動データをメモリボード25に送ってそ
こに一時記憶させる。
【0056】また、このオフライン処理において、診断
すべきポンプの測定個所に接続した各種のセンサ、即
ち、温度計、圧力計、流量計、回転計等から得られた温
度、圧力、流量、回転数等のプロセスデータは、前記各
計器の指示値を何等かの形で記録させる等の手段によ
り、オフラインで回転機器異常診断装置に伝えられ、キ
ーボード32により回転機器異常診断装置に取り込まれ
る。取り込まれたプロセスデータはメモリボード25に
記憶されるが、その際、メモリボード25には、各ポン
プ別に、オフラインによるプロセスデータの取り込み日
時、ポンプ名、測定個所等を示す点検情報と、プロセス
データとが順次記憶される。メモリボード25に記憶さ
れたプロセスデータは、信号処理診断用OSボード33
の制御によって信号処理診断用OSボード33に読み込
まれ、そこで前記プロセスデータに対する簡易診断が行
なわれる。そして、前記プロセスデータに異常兆候が見
られた場合は詳細診断に移行し、前記異常兆候の原因の
推定を行なう。この診断の結果は、グラフィックボード
28からの画面データによってカラーCRT29の画面
に表示され、同時に、必要事項がプリンタ31によって
プリントアウトされる。前記診断が終了すると、その診
断の結果と、メモリボード25に記憶された前記点検情
報と、プロセスデータをディスクコントロールボード2
6で処理し、それらを外部記憶装置27に各ポンプ別の
データベースとして永久的に記憶させる。
【0057】リアルタイム処理 リアルタイム処理は、要約すれば、重要なポンプからの
オンラインによる各種のデータをリアルタイムで監視
し、その各種のデータの中に1つでも異常な値が見い出
されると、現在行なっているオンラインデータまたはオ
フラインデータの診断に割込みを掛け、前記診断を中断
させる機能を意味している。
【0058】それを詳しく述べれば、重要なポンプに常
設の振動計81 、82 で得られた振動データは、オンラ
インでデータ変換部13とフィルタ14とを介して高速
AIボード17に取り込まれ、取り込まれた振動データ
は、信号取り込み監視用OSボード24の管理の基に、
バスライン34を介して、FFTボード20と、OA監
視ボード21と、周波数成分監視ボード22とに送られ
る。また、同じく重要なポンプに常設の温度計91 、9
2 、93 、94 、圧力計101 、102 、流量計1
1 、112 、パルス計12等で得られたプロセスデー
タは、オンラインでAIボード18に取り込まれ、取り
込まれたプロセスデータは、信号取り込み監視用OSボ
ード24の管理の基に、バスライン34を介して、プロ
セス監視ボード23に送られる。
【0059】この場合、OA監視ボード21は送られて
きた振動データのオーバーオール値の監視を行い、周波
数成分監視ボード22は送られてきた振動データの周波
数分析を行ない、各ポンプ別に全周波数帯域の振動レベ
ルと、着目した特定周波数帯域における振動レベルの監
視を行なう。また、プロセス監視ボード23は送られて
きた温度、圧力、流量、回転数等のプロセスデータのレ
ベル監視を行なう。
【0060】そして、オンラインデータの診断(オンラ
イン処理)またはオフラインデータの診断(オフライン
処理)の結果を示す画面中に、リアルタイム監視(リア
ルタイム処理)を行なっている重要なポンプの振動OA
値、周波数分析値、プロセス値を合わせて表示させ、常
時、前記各データの監視を行なうようにしている。
【0061】即ち、リアルタイム処理に用いられる前記
各ボード21、22、23は、それらに入力される各デ
ータの値が、それぞれの監視項目毎に設けた監視基準値
を超えているか否かの監視を行ない、前記各データの値
がそれぞれ監視基準値以内に収まっていれば、信号取り
込み監視用OSボード24に前記各データが正常である
ことを示す信号を送る。この信号を受けた信号取り込み
監視用OSボード24は、グラフィックボード28を制
御し、図9に示すように、カラーCRT29の画面に、
リアルタイム処理における各監視データが正常である旨
を表示させる。一方、前記各データの値がそれぞれの監
視項目に設けた監視基準値を超えている場合は、信号取
り込み監視用OSボード24に、監視基準値を超えてい
る程度に応じて、注意または異常であることを示す信号
を送る。このような信号を受けた信号取り込み監視用O
Sボード24は、グラフィックボード28を制御し、図
9に示すように、カラーCRT29の画面に、リアルタ
イム処理における各監視データが注意または異常である
旨を表示させる。なお、前記表示において、例えば、正
常のときは緑色、注意のときは黄色、異常のときは赤色
の前記表示を行なえば、前記表示内容を直ちに理解認識
することができる。また、注意や異常の表示が行なわれ
た際には、信号処理診断用OSボード33において実行
中のオンライン処理またはオフライン処理に割込みを掛
けてその処理を停止させ、異常兆候のあるポンプの各種
のデータを信号処理診断用OSボード33に取り込み、
取り込んだ各種のデータを基にして異常兆候のあるデー
タを詳細に診断させる。
【0062】診断 本発明において行なわれる診断は、簡易診断と詳細診断
とに分類される。
【0063】この内、簡易診断は、取り込んだ各種のデ
ータの振動トレンド(経緯)、振動と回転数との関係、
振動と流量との関係、位相変化の4項目のパターン分析
と、ウォーターフォール解析、相互相関解析、伝達関数
解析、リサージュ解析の4項目の解析とを行い、さら
に、前記各パターン分析の結果と前記各解析の結果とを
複合診断することにより、取り込んだ各種のデータを基
に、診断すべきポンプの動作の異常兆候を検出するもの
である。
【0064】また、詳細診断は、簡易診断で得られた各
種データと、図20に示すような振動事象と異常原因と
の関係を示す因果マトリクスとを用いて、前記異常原因
をその確信度によって求め、異常個所及び対策案の推定
を行ない、図21に示すように、その推定結果をポンプ
概略構成図と共に、推定原因と確信度をカラーCRT2
9の画面に表示させ、さらに、図22に示すように、そ
の対策案を同じくカラーCRT29の画面に表示させ
る。この他に、詳細診断の結果に基づいてポンプの異常
状態の程度の判定を行ない、異常状態が厳しいと判定し
た場合にはポンプに動作停止命令を発生させるものであ
る。
【0065】続いて、簡易診断及び詳細診断の際の動作
の詳細を、以下のフローチャートを用いて説明する。
【0066】図7は、本発明において実行される簡易診
断の際のデータの処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0067】始めに、ステップ79において、診断すべ
きポンプから得られた振動データを取り込み、続くステ
ップ80において、同じく診断すべきポンプから得られ
た温度、圧力、流量、回転数等のプロセスデータの取り
込みを行なう。次に、ステップ81において、前記振動
データの周波数分析処理を行ない、続くステップ82に
おいて、前記振動データの位相分析処理を行なう。次
に、ステップ83において、前記振動データ及び前記プ
ロセスデータのトレンド処理を行ない、続くステップ8
4において、前記振動データの効果ベクトル処理を行な
う。この後、ステップ85において、前記ステップ81
乃至ステップ84においてそれぞれ処理した前記振動デ
ータ及び前記プロセスデータのオーバーオール値(OA
値)及びピーク値を求め、それを基にこれらのデータの
基準化を行ない、ステップ86及びステップ90に移行
させる。
【0068】前記移行した一方のステップ86において
は、図11に示すように、振動トレンドのパターン分析
を行ない、続くステップ87において、図12に示すよ
うに、振動と回転数との関係のパターン分析を行なう。
次に、ステップ88において、図13に示すように、振
動と流量との関係のパターン分析を行ない、続くステッ
プ89において、図14に示すように、位相変化のパタ
ーン分析を行なう。
【0069】また、前記移行した他方のステップ90に
おいては、図16に示すように、ウォーターフォール解
析を行ない、続くステップ91において、図17に示す
ように、相互相関関数解析を行なう。次に、ステップ9
2において、図18に示すように、伝達関数解析を行な
い、続くステップ93において、図17に示すように、
リサージュ解析を行なう。
【0070】この後のステップ94においては、前記ス
テップ86乃至ステップ89で行なった4種のパターン
分析結果と、前記ステップ90乃至ステップ93で行な
った4種の解析結果を基に、前記振動データ及び/また
は前記プロセスデータを複合診断し、診断すべきポンプ
の動作の異常兆候の検出を行ない、続くステップ95に
おいて、図15に示すように、この簡易診断の結果をカ
ラーCRT29の画面に表示させる。次に、ステップ9
6において、この簡易診断の結果を基に、前記ポンプの
動作に異常兆候が見えるか否かの判定を行ない、異常兆
候が見えないと判定した場合は最初のステップ79に移
行し、次に診断すべき振動データの取り込みを行い、以
下、前記ステップ79乃至ステップ96による処理が繰
り返し行なわれる。一方、異常兆候が見えると判定した
場合はステップ97に移行し、続いて以下に詳しく述べ
る詳細診断が行なわれる。
【0071】次に、図8は、本発明において実行される
詳細診断の際のデータの処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0072】始めに、ステップ98においては、図7の
フローに示す簡易診断において得られた各種のデータを
入手し、入手した各種のデータの読み込みを行なう。次
に、ステップ99において、前記ステップ98で入手し
た各種データと、図20に示すような因果マトリクスと
を用いて、診断すべきポンプの回転軸のカップリング
(駆動軸)側のX軸方向に対して種々の異常原因の診断
を行い、続く、ステップ100において、前記ステップ
100と同様に、前記カップリング側のY軸方向に対し
て種々の異常原因の診断を行なう。次いで、ステップ1
01において、前記回転軸の反カップリング(非駆動
軸)側のX軸方向に対して種々の異常原因の診断を行な
い、続くステップ102において、前記反カップリング
側のY軸方向に対して種々の異常原因の診断を行なう。
【0073】次のステップ103においては、前記ステ
ップ99乃至ステップ100で行なった診断の結果に基
づき、前記カップリング側に対して総合診断を行ない、
続くステップ104において、前記ステップ103と同
様に、前記ステップ101乃至ステップ102で行なっ
た診断の結果に基づき、前記反カップリング側に対して
総合診断を行なう。その後、ステップ105において、
前記ステップ103乃至ステップ104で行なった診断
の結果に基づき、前記ポンプの回転軸(回転系)全体に
対して全体診断を行ない、続くステップ106におい
て、図21及び図22に示すように、前記全体診断の結
果をカラーCRT29の画面に表示させる。 次に、ス
テップ107においては、前記ポンプの異常の程度の判
定を行ない、その異常の程度が軽微であると判定した場
合は最初のステップ98に移行し、前記ステップ98に
おいて、簡易診断において得られた次の各種のデータを
入手し、以下、前記ステップ98乃至ステップ107に
よる処理が繰り返し行なわれる。一方、その異常の程度
が厳しいものであると判定した場合はステップ108に
移行し、前記ポンプの動作の停止命令を発生させる。
【0074】なお、図7及び図8に示すフローにおい
て、前記ステップ81乃至ステップ84の間の処理順
序、前記ステップ86乃至ステップ89の間の処理順
序、前記ステップ90乃至ステップ93の間の処理順
序、及び、前記ステップ99乃至ステップ100の間の
処理順序、前記ステップ101乃至ステップ102の間
の処理順序は、それぞれの間で適宜変更することがで
き、また、前記ステップ103の処理を前記ステップ1
01の処理の前に行なうことも可能である。
【0075】ここで、本発明で行なう各種のデータの処
理の実行過程において、カラーCRT29の画面に表示
される表示内容を以下の図面によって説明する。
【0076】図9は、本発明の回転機器異常診断装置で
行なわれるオンラインデータまたはオフラインデータの
診断内容のメニューと共に、リアルタイムモニタリング
の状況が表示されている表示画面を示す。
【0077】図9において、120はカラーCRT29
の画面枠で、121はその中の1つの表示部である。こ
の表示部121には、リアルタイムで監視中のオンライ
ンによる振動データの振動OA値の監視部122及び前
記監視部122の各監視項目の状態を示す表示部126
aと、前記振動データの全周波数帯域における周波数分
析値の監視部123及び前記監視部123の各監視項目
の状態を示す表示部126bと、前記振動データの特定
の周波数帯域における周波数分析値の監視部124及び
前記監視部124の各監視項目の状態を示す表示部12
6cと、リアルタイムで監視中のオンラインによるプロ
セスデータを監視するプロセス監視部125及び前記監
視部125の各監視項目の状態を示す表示部126dが
それぞれ設けられている。また、127はリアルタイム
で監視中の前記振動データ及びプロセスデータの全体の
状態を示す表示部であり、前記各表示部126a乃至1
26dの表示内容と連動した表示内容を有する。即ち、
振動OA値の監視部122、全周波数帯域における周波
数分析値の監視部123、特定周波数帯域における周波
数分析値の監視部124、プロセス監視部125の各監
視項目の状態を示す表示部126a乃至126dの表示
内容が全て正常であれば、正常の表示を行ない、前記表
示内容の中に1項目でも注意または異常状態を示す表示
内容であれば、注意または異常の表示を行なう。さら
に、128はオンラインデータまたはオフラインデータ
に対する各種の診断内容を示すメニューと、そのメニュ
ー中の選ばれた診断内容の表示を行なう表示部であり、
前記診断内容をキーボード32の入力で適宜選択するこ
とにより、表示部128の画面表示の表示内容を選ぶこ
とができる。なお、ここで、図9は、オフラインデータ
の診断の処理を選択している場合の画面表示である。
【0078】次に、図10は、オンラインデータまたは
オフラインデータの診断時に、診断処理の結果を選択的
に表示した表示画面の一例を示すものである。
【0079】図10において、130は処理中のデータ
の種別を示す処理名称表示部、131は処理中のポンプ
の名称を示す機器名表示部、132は処理の選択部であ
り、この図の例は、オンライン処理を行なっている振動
データの波形と、振動データを周波数分析して帯域分割
スペクトル表示を行なったパワースペクトル(PWS)
とを表示して場合である。
【0080】また、図11乃至図19は、簡易診断に際
して、各種のデータについての種々のパターン分析の結
果を表示した表示画面の一例を示すものであり、また、
図21、22は、詳細診断に際して、その分析の結果を
表示した表示画面の一例を示すものである。
【0081】図11乃至19、21、22において、1
35a〜135kは何のパターン分析であるかを示す名
称表示部、136a〜136dはカップリング(CP)
側のデータのパターン図を表示する表示部、137a〜
137dは反カップリング(CP)側のデータのパター
ン図を表示する表示部、138a〜138kは測定診断
されたポンプ名称の表示部、139a〜1359kは行
なうべき処理の選択を示す表示部である。
【0082】以下、図11乃至19、21、22に示さ
れた表示内容について説明する。
【0083】図11は、取り込んだ振動データにおける
トレンドパターン分析の結果を表示する表示画面であ
り、CP側及び反CP側ともに各表示部分(1)乃至(7)
において、縦軸は振動のピーク間振幅、横軸は時間を示
す。この表示画面においては、(1) 変動の少ない安定パ
ターン140a、140b、(2) ランダムに増減を繰り
返すランダム変化パターン141a、141b、(3) 時
間と共に次第に増加して行く漸増パターン142a、1
42b、(4) 時間と共に次第に減少して行く漸減パター
ン143a、143b、(5) ある時間になると急に増加
する急増パターン144a、144b、(6) ある時間に
なると急に減少する急減パターン145a、145b、
(7) 周期的に増減を繰り返す周期変動パターン146
a、146bの7種類のパターンが常時表示されてい
て、前記振動データのトレンドパターンがその中のどれ
に該当するかの選定が行なわれ、該当するパターンにつ
いては他のパターンと異なる色の表示にしている。
【0084】次に、図12は、取り込んだX軸方向(画
面の上半部)及びY軸方向(画面の下半部)の振動デー
タにおける振動と回転数との関係のパターン分析を行な
った結果を表示する表示画面であり、CP側及び反CP
側ともに各表示部分(1) 乃至(4) において、縦軸は振動
のピーク間振幅、横軸は回転数を示す。この表示画面に
おいては、(1) 回転数の上昇に伴い次第に振動が増加す
る漸増パターン150a乃至150d、(2) ある回転数
において振動が極値をとる共振パターン151a乃至1
51d、(3) ある回転数を境に振動が急に増加する急増
パターン152a乃至152d、(4) 低速回転時の振動
が大きい低速大パターン153a乃至153dの4種類
のパターンが常時表示されていて、前記振動データにお
ける振動と回転数との関係のパターンがその中のどれに
該当するかの選定が行なわれ、該当するパターンについ
ては他のパターンと異なる色の表示にしている。
【0085】次いで、図13は、取り込んだX軸方向
(画面の上半部)及びY軸方向(画面の下半部)の振動
データにおける振動と流量との関係のパターン分析を行
なった結果を表示する表示画面であり、CP側及び反C
P側ともに各表示部分(1) 乃至(4) において、縦軸は振
動のピーク間振幅、横軸は流量を示す。この表示画面に
おいては、(1) 流量の増加に伴い振動が次第に減少する
漸減パターン160a乃至160d、(2) ある流量を境
にして振動が急に増加する急減パターン161a乃至1
61d、(3) ある流量において振動が極値をとる極値パ
ターン162a乃至162d、(4) 流量の増加に伴い振
動が次第に増加する漸増パターン163a乃至163d
の4種類のパターンが常時表示されていて、前記振動デ
ータにおける振動と流量との関係のパターンがその中の
どれに該当するかの選定が行なわれ、該当するパターン
については他のパターンと異なる色の表示にしている。
【0086】さらに、図14は、取り込んだX軸方向及
びY軸方向の振動データにおける位相変化パターン分析
の結果を表示する表示画面であり、CP側及び反CP側
ともに各表示部分(1) 乃至(6) において、円は位相を示
す。この表示画面においては、(1) 位相変化がかなり少
ない位相変化小パターン170a乃至170d、(2)位
相が回転方向と反対に移動する反回転方向移動パターン
171a乃至171d、(3) 位相が回転方向に移動する
回転方向移動パターン172a乃至172d、(4) 位相
が定まらない位相急変パターン173a乃至173d、
(5) 位相が往復する位相往復パターン174a乃至17
4d、(6) 位相が回転する位相回転パターン175a乃
至175dの6種類のパターンが常時表示されていて、
前記振動データにおける位相変化パターンがその中のど
れに該当するかの選定が行なわれ、該当するパターンに
ついては他のパターンと異なる色の表示にしている。
【0087】続いて、図15は、図11乃至14におい
てそれぞれ示された振動データにおける、トレンドパタ
ーン分析、振動と回転数の関係のパターン分析、振動と
流量の関係のパターン分析、位相変化のパターン分析、
及び、以下の図に示すウォーターフォール解析、相互相
関関数解析、伝達関数解析、リサージュ解析との複合診
断に基づいて、当該振動データの異常兆候を検出する簡
易異常診断の結果を表示した表示画面の一例を示す。
【0088】図15において、180は振動トレンドの
パターン分析結果、181は振動と回転数の関係のパタ
ーン分析結果、182は振動と流量の関係のパターン分
析結果、183は位相変化のパターン分析結果を示すも
のであり、184は前記複合診断に基づいて検出した異
常兆候の現象の現れを示す一表示例である。
【0089】次に、図16は、簡易診断におけるウォー
ターフォール解析の結果を表示する表示画面であり、縦
軸は加速度、横軸は周波数、斜めの軸は時間をそれぞれ
示す。このウォーターフォール解析は、振動データを周
波数分析し、分割した周波数帯域のパワースペクトル
(PWS)の時系列変化を求めたもので、全周波数帯域
における傾向変化を客観的に捉えることができるもので
あり、簡易診断においては、時間と共に周波数帯域毎に
振動データのレベルがどのように変化しているかを見
て、正常時の値を基準にして特にレベル変化の大きい周
波数帯域の判別を行ない、異常兆候の検出に用いてい
る。
【0090】また、図17は、簡易診断における相互相
関関数解析の結果を表示する表示画面であり、横軸は時
間を示す。この相互相関関数解析は、取り込んだ振動デ
ータの伝播経路や時間遅れの変化を求めているもので、
簡易診断においては、正常時の値を基準にしてその変化
量の判別を行ない、異常兆候の検出に用いている。
【0091】続いて、図18は、簡易診断における伝達
関数解析の結果を表示する表示画面であり、画面の上半
部において、縦軸は位相角、横軸は周波数であり、ま
た、画面の下半部において、縦軸は利得(ゲイン)、横
軸は周波数を示す。この伝達関数解析は、2つの時間領
域のデータをフーリエ変換し、所定の周波数範囲のデー
タに変換したものを基にして、その伝達特性を求めたも
ので、簡易診断においては、正常時の値を基準にしてそ
の特性の変化量の判別を行ない、異常兆候の検出に用い
ている。
【0092】次に、図19は、簡易診断におけるリサー
ジュ解析の結果を表示する表示画面であり、通常のリサ
ージュ表示を行なったものである。このリサージュ解析
は、水平、垂直2方向のデータの合成波(リサージュ)
を求めたもので、軸が振れ回る方向等を客観的に捉える
ことができ、簡易診断においては、正常時の値を基準に
して各軸方向の振幅の変化量の判別を行ない、異常兆候
の検出に用いて有効なものである。
【0093】また、図21は、詳細診断において得られ
た推定原因と推定位置とを表示する表示画面である。
【0094】図21において、190は、推定原因と確
信度とを合わせて表示する診断結果の表示部、191は
ポンプの概略構成図と異常発生の推定位置とを合わせて
表示する異常位置推定結果の表示部である。この場合、
表示部190には推定原因が具体的な形で示され、同時
に、確信度が数値で示される。表示部191には概略構
成図内に異常発生の推定位置が具体的に示される。
【0095】さらに、図22は、詳細診断において得ら
れた推定原因とその対策案とを表示する表示画面であ
る。
【0096】図22において、192は推定原因と確信
度とを合わせて表示する診断結果の表示部、193は詳
細診断によって求めた推定原因に対する具体的な対策案
の表示部である。この場合、表示部192の表示内容は
前記表示部190のそれと同じであり、表示部193に
は前記表示部192の表示内容に対応した具体的な対策
案(ガイダンス)が示される。
【0097】最後に、図20は、詳細診断において、異
常原因の確信度の計算の根拠になる振動事象と異常要因
との関連性を一覧表にした因果マトリクスである。この
因果マトリクスには、故障原因が羅列され、これらの故
障原因に対して振動データにおけるそれぞれの周波数成
分がどのような相関を有するものであるかを示すもの
で、相関の度合いは星の数によって表されている。そし
て、星の数がゼロの部分は全く相関がないこと、星の数
が1つの部分はやや相関があること、星の数が2つの部
分はかなり相関があること、星の数が3つの部分は緊密
な相関があることをそれぞれ表している。
【0098】なお、この因果マトリクスは、主として、
経験則に基づいて得られるもので、状況に応じてその内
容は適宜変更されるものである。
【0099】以上の実施例においては、本発明に係る回
転機器異常診断装置をポンプに適用した場合について説
明したが、本発明の適用対象はポンプに限られるもので
はなく、他の回転機器、例えば、モータ、蒸気タービン
等にも同様に適用できるものである。
【0100】また、診断すべき回転機器に常設する各種
のセンサの種類及びその設置位置も、実施例に示す種類
及び設置位置に限られるものではなく、診断すべき回転
機器の特性やその使用または配置状況によって適宜選択
できるものである。
【0101】さらに、各種のデータの処理を行なうフロ
ーやカラーCRTの表示画面の内容も、既に説明した内
容のものに限られるわけではなく、その技術思想を逸脱
しない範囲内において、適宜変更することが可能なもの
である。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
重要な複数の回転機器の監視診断にはオンラインにより
データの取り込みを行ない、また、その他の複数の回転
機器の監視診断にはオフラインによるデータの取り込み
を行なうとともに、これらのデータに対しては簡易診断
及び詳細診断を併用させ、前記回転機器全体の動作の健
全性を診断するようにしているので、単一の回転機器異
常診断装置を用いているにも係らず、例えば、プラント
等に用いられている全回転機器を有機的に一括監視診断
できるという効果がある。
【0103】また、本発明によれば、重要な複数の回転
機器の監視診断については、常時、リアルタイムの監視
を行なうようにしているので、特に、主要な部分の回転
機器の動作の異常を早期に発見して、その対策を講じる
ことができるので、前記回転機器を用いているプラント
等の信頼性を著しく向上できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転機器異常診断装置の概要を示
すブロック構成図である。
【図2】本発明の回転機器異常診断装置をポンプに適用
した場合の実施例を示す構成図である。
【図3】本発明の回転機器異常診断装置の処理の流れを
包括的に示すフローチャートである。
【図4】データ収集装置の一例を示すブロック構成図で
ある。
【図5】データ収集装置が行なう振動データ収集の手順
を示すフローチャートである。
【図6】データ収集装置のマグネットテープに振動デー
タを記録した際の記録波形図である。
【図7】本発明の簡易診断の際の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の詳細診断の際の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図9】オフラインデータの処理時に表示されるCRT
表示画面の一例を示す図である。
【図10】オンラインデータの処理時に表示されるCR
T表示画面の一例を示す図である。
【図11】振動トレンドパターン分析結果を表示したC
RT表示画面を示す図である。
【図12】振動と周波数との関係のパターン分析結果を
表示したCRT表示画面を示す図である。
【図13】振動と流量との関係のパターン分析結果を表
示したCRT表示画面を示す図である。
【図14】振動の位相変化パターン分析結果を表示した
CRT表示画面を示す図である。
【図15】複合診断の結果の一例を表示したCRT表示
画面を示す図である。
【図16】ウォーターフォール解析結果を表示したCR
T表示画面を示す図である。
【図17】相互相関関数解析結果を表示したCRT表示
画面を示す図である。
【図18】伝達関数解析結果を表示したCRT表示画面
を示す図である。
【図19】リサージュ解析結果を表示したCRT表示画
面を示す図である。
【図20】因果マトリクスの構成の一例を示す図であ
る。
【図21】詳細診断の結果の表示の一例を表すCRT表
示画面を示す図である。
【図22】詳細診断の結果の表示の他の例を表すCRT
表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1 常設の各種センサ 2 それ以外の各種センサ 3 オンラインデータ収集部 4 オフラインデータ収集部 5 第1のコンピュータ 6 インターフェイス 7 第2のコンピュータ 81 、82 振動センサ(振動計) 91 、92 、93 、94 温度センサ(温度計) 101 、102 圧力センサ(圧力計) 111 、112 流量センサ(流量計) 12 回転センサ(パルス計) 13 データ変換部 14 フィルタ 15 データ収集装置 16 データレコーダ 17 高速AIボード 18 AIボード 19 GP−IBボード 20 FFTボード 21 オーバーオール(OA)監視ボード 22 周波数成分監視ボード 23 プロセス監視ボード 24 信号取り込み監視用OSボード 25 メモリボード 26 ディスクコントロールボード 27 外部記憶装置 28 グラフィックボード 29 カラーCRT(陰極線管) 30 入出力ボード 31 プリンタ 32 キーボード 33 信号処理診断用OSボード 34 バスライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桂 裕之 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機器の診断個所に得られた各種デー
    タを用いて前記回転機器の動作異常の診断を行なう回転
    機器異常診断装置において、回転機器に常設したセンサ
    と、前記センサからの各種データをオンラインで取り込
    む手段と、記録媒体に記録した各種データをオフライン
    で取り込む手段と、第1及び第2のコンピュータと、オ
    ンラインで取り込んだ各種データとオフラインで取り込
    んだ各種データとを選択的に第2のコンピュータに供給
    してそれらのデータの異常診断を行なう第1の診断手段
    と、オンラインで取り込んだ各種データを第1のコンピ
    ュータに供給して常時リアルタイムでモニタを行ない、
    前記データに異常兆候があった場合に第2のコンピュー
    タに割込みを掛ける異常判別手段と、前記割込み時に第
    2のコンピュータにより前記異常兆候のあるデータを関
    連するデータを用いて詳細に診断する第2の診断手段
    と、前記第1及び第2の診断の結果を表示する表示手段
    とを具備することを特徴とする回転機器異常診断装置。
  2. 【請求項2】 回転機器の診断個所に得られた各種デー
    タを用いて前記回転機器の動作異常の診断を行なう回転
    機器異常診断装置において、回転機器に常設したセンサ
    と、前記センサからの各種データをオンラインで取り込
    む手段と、記録媒体に記録した各種データをオフライン
    で取り込む手段と、第1及び第2のコンピュータと、オ
    ンラインで取り込んだ各種データとオフラインで取り込
    んだ各種データの監視、分析等のデータ処理を行なうデ
    ータ処理手段と、前記オンライン及びオフラインで取り
    込んだ各種データ、それに、前記データ処理後の各種デ
    ータを記憶させる記憶手段と、前記データ処理後のオン
    ラインまたはオフラインで取り込んだ各種データを選択
    的に第2のコンピュータに供給して前記データの異常診
    断を行なう第1の診断手段と、オンラインで取り込んだ
    各種データを第1のコンピュータに供給して常時リアル
    タイムでモニタを行ない、前記データに異常兆候があっ
    た場合に第2のコンピュータに割込みを掛ける異常判別
    手段と、前記割込み時に第2のコンピュータにより前記
    異常兆候のあるデータを、前記記憶手段中の関連するデ
    ータを用いて詳細に診断する第2の診断手段と、前記第
    1の診断手段の診断結果及び前記第2の診断手段の診断
    結果を、その診断の都度表示する表示手段とを具備する
    ことを特徴とする回転機器異常診断装置。
  3. 【請求項3】 前記回転機器に常設したセンサは、重要
    な回転機器の振動データ診断個所に常設した振動センサ
    と、各種のプロセスデータ診断個所に常設した温度、圧
    力、流量、回転数を検出する各種センサであることを特
    徴とする請求項1及び2記載の回転機器異常診断装置。
  4. 【請求項4】 前記振動センサは、少なくとも2つの振
    動を同時に測定可能な2軸以上の振動センサからなるこ
    とを特徴とする請求項3記載の回転機器異常診断装置。
  5. 【請求項5】 前記各種データをオンラインで取り込む
    手段は、不要な周波数成分が除去された振動データを受
    け入れる高速AI回路と、プロセスデータを受け入れる
    AI回路からなることを特徴とする請求項1及び2記載
    の回転機器異常診断装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体に記録した各種データをオ
    フラインで取り込む手段は、可搬式のデータ収集手段の
    記録媒体に記録した汎用的な回転機器の振動データを再
    生するデータ再生手段と、不要な周波数成分が除去され
    た前記再生した振動データを受け入れる高速AI回路
    と、前記記録媒体に記録した汎用的な回転機器のプロセ
    スデータを手動入力する入力機器と、前記入力機器から
    のプロセスデータを受け入れる入出力回路からなること
    を特徴とする請求項1及び2記載の回転機器異常診断装
    置。
  7. 【請求項7】 前記取り込んだ各種データの監視、分析
    等のデータ処理を行なうデータ処理手段は、振動データ
    のFFT処理を行なうFFT手段と、振動データのOA
    値の監視を行なうOA値監視手段と、振動データの周波
    数分析値の監視を行なう周波数分析値監視手段と、プロ
    セスデータの監視を行なうプロセスデータ監視手段から
    なることを特徴とする請求項2記載の回転機器異常診断
    装置。
  8. 【請求項8】 前記各種データを記憶させる記憶手段
    は、一時的にデータを記憶させる内部記憶装置と、永久
    的にデータを記憶させる外部記憶装置からなることを特
    徴とする請求項2記載の回転機器異常診断装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の診断手段は、常時、オンライ
    ンで取り込んだ各種データの異常診断を行なっており、
    必要に応じてオフラインで取り込んだ各種データの異常
    診断を行なうように選択されることを特徴とする請求項
    1及び2記載の回転機器異常診断装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の診断手段は、取り込んだ各
    種データに対して、振動トレンド、振動と周波数との関
    係、振動と流量との関係、位相変化の4項目について、
    その要因のパターン分類を行ない、さらに、そのパター
    ン分類を複合して異常の診断を行なうことを特徴とする
    請求項1及び2記載の回転機器異常診断装置。
  11. 【請求項11】 前記オンラインで取り込んだ各種デー
    タの異常兆候の有無をリアルタイムで判別する異常判別
    手段は、常時、オンラインで取り込んだ少なくとも1つ
    のデータに対する振動のOA値、全周波数領域の振動レ
    ベル、特定周波数領域の振動レベル、プロセスデータの
    4種類の事項のモニタを行ない、前記データのモニタし
    ている事項中にどれか1つでも測定値が指定した値を超
    えている場合あるいは変化率が同じく指定した値を超え
    ている場合に、第2のコンピュータに対して割込みを掛
    けることを特徴とする請求項1及び2記載の回転機器異
    常診断装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の診断手段は、診断すべき回
    転機器の駆動軸側で得られた振動データの診断と、前記
    回転機器の非駆動軸側で得られた振動データの診断とを
    別個に行ない、最後に前記2つの診断の結果を総合して
    前記回転機器全体の診断を行なうことを特徴とする請求
    項1及び2記載の回転機器異常診断装置。
  13. 【請求項13】 前記表示手段は、グラフィック制御手
    段と、CRT表示手段とからなることを特徴とする請求
    項1及び2記載の回転機器異常診断装置。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は、前記第1の診断手段
    の診断結果の表示として、前記CRT表示手段の画面
    に、処理中のデータの種別、診断すべき回転機器の名称
    とともに、診断すべき回転機器の全体の診断状態と、リ
    アルタイムでモニタしているデータの個別の診断状態を
    同時に表示させるようにしたことを特徴とする請求項1
    及び2記載の回転機器異常診断装置。
  15. 【請求項15】 前記全体の診断状態の表示中にリアル
    タイムでモニタしているデータの総合診断結果、及び、
    前記個別の診断状態の表示中にリアルタイムでモニタし
    ているデータの個別の診断結果を、それぞれ、正常、注
    意、異常の3種の中の1つの表示によって行なうように
    したことを特徴とする請求項13記載の回転機器異常診
    断装置。
  16. 【請求項16】 前記正常、注意、異常の3種の中の1
    つの表示を行なう場合に、正常表示は緑色、注意表示は
    黄色、異常表示は赤色で行なうようにしたことを特徴と
    する請求項14記載の回転機器異常診断装置。
  17. 【請求項17】 前記表示手段は、前記第2の診断手段
    の診断結果の表示として、前記CRT表示手段の画面
    に、少なくとも推定原因と確信度とを含む診断結果、及
    び、少なくとも回転機器の概略構成図と異常個所と推定
    原因とを含む推定位置を同時に表示させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1及び2記載の回転機器異常診断
    装置。
  18. 【請求項18】 前記表示手段は、前記第2の診断手段
    の診断結果の表示として、前記CRT表示手段の画面
    に、少なくとも推定原因と確信度とを含む診断結果、及
    び、少なくとも診断結果の対策案と推定原因と確信度を
    含む対策案を同時に表示させるようにしたことを特徴と
    する請求項1及び2記載の回転機器異常診断装置。
JP25030691A 1991-09-04 1991-09-04 回転機器異常診断装置 Pending JPH0560596A (ja)

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