JPH0560722B2 - - Google Patents

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JPH0560722B2
JPH0560722B2 JP63224274A JP22427488A JPH0560722B2 JP H0560722 B2 JPH0560722 B2 JP H0560722B2 JP 63224274 A JP63224274 A JP 63224274A JP 22427488 A JP22427488 A JP 22427488A JP H0560722 B2 JPH0560722 B2 JP H0560722B2
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JP
Japan
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fitting
fitting material
temperature
ski
ethylene
Prior art date
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JP63224274A
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English (en)
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JPH0271701A (ja
Inventor
Toshiharu Fukushima
Takashi Okada
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Priority to US07/402,781 priority patent/US5149588A/en
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Publication of JPH0560722B2 publication Critical patent/JPH0560722B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 本発明は、スキー靴の硬質なシエルと足との間
に介在し、足の形状に対応して足を苦痛の無い状
態でシエル内に保持するフイツテイング材に関す
るものである。 「従来の技術」 スキー靴のシエルは、スキーヤーの脚部の運動
をスキー板に直ちに伝え得るように硬質に形成さ
れている。ところがこのシエル内に収容される足
の形状には個人差がある。そこで、足の形状の違
いを吸収し、苦痛の無いように足を保持すること
を目的として、シエルと足との間にフイツテイン
グ材が介在せしめられている。 従来このフイツテイング材には、ガムパツドや
軟質発泡ウレタンなどが用いられていた。 従来のガムパツドからなるフイツテイング材
は、体温で温めることにより変形容易な状態とな
るものであつた。そしてそのようなフイツテイン
グ材としては、低融点パラフインワツクスとシリ
カとからなるもの、天然ゴムとコルクとからなる
もの、イソブチレン−イソプレンコポリマーと紙
繊維とタルクとからなるもの、あるいはアルキツ
ド樹脂と発泡スチロールとステアリン酸亜鉛とか
らなるもの等が提供されていた。そしてこれらの
ガムパツドはパツドやインナーブーツに収容され
て用いられていた。 また従来の軟質発泡ウレタンからなるフイツテ
イング材は、2種類の反応液を混合して発泡圧で
シエルと足との間隙に注入し硬化させる2液反応
タイプのものであつた。 「発明が解決しようとする課題」 前記従来のガムパツドからなるフイツテイング
材は、体温で温められて変形容易な状態となるも
のであつたので、スキー靴を長く履き続けている
と、体温で暖められて軟化し下方に垂れ下がつた
り、力が持続的に加わるとその箇所から押し出さ
れてしまい、足からスキー靴への力の伝達が十分
に行えない不満があつた。また特にパラフインワ
ツクスを用いたガムパツドにあつては、結晶性が
高いので溶融エネルギーが多く必要であるという
問題があつた。 他方、軟質発泡ウレタンからなるフイツテイン
グ材は、反応液をシエルと足との間に注入すると
きに流れのバランスが崩れると、足がシエル内で
偏つて保持される状態となるうえ、一度硬化する
とその形状が固定されてしまい修正できないので
リスクが大きく、フイツテイング処理に際して販
売者にも購入者にも高度な熟練が要求される問題
があつた。しかも軟質発泡ウレタンは極めて柔軟
であるので、足とスキー靴との間の力の伝達を十
分行うためにはかなりの圧力で足を覆わなければ
ならず、スキー靴を履き続けているとうつ血して
足が痛くなる不満があつた。 本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、使
用時に流動することがなく足からスキー靴への力
の伝達を良好に行うことができるうえ、足を苦痛
無く保持でき、しかもフイツテイング処理が容易
なフイツテイング材を提供することを目的とす
る。 「課題を解決するための手段」 本発明では、酢酸ビニル、アクリル系成分ある
いは酢酸ビニル−アクリル系成分と、エチレンと
を主体とし、エチレン以外の成分の割合が20重量
%以上であり、かつ数平均分子量が3万以下の共
重合体を用いてフイツテイング材を形成すること
により、前記課題の解決を図つた。また、かかる
課題は、ガラス転移温度が−15℃〜+40℃の温度
範囲においてシヨアー硬度(A型)が90〜10の範
囲内にあり、メルトフロレートが300g/10min
以上であり、示差走査熱量測定法による熱分析で
の融点測定の結果がピーク温度+30〜+80℃、融
解終了温度+40〜90℃を示し、かつ+25℃から融
解終了温度までの溶融熱エネルギーが50cal/g
以下である重合体を用いることによつても解決さ
れる。 ここでアクリル系成分とは、メチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルアクリレート
などで代表されるアクリル酸およびメタクリル酸
とその誘導体を示す。またこの共重合体には、エ
チレン、酢酸ビニル、アクリル系成分に加えて、
さらに他の単量体、例えばブタジエンなどを共重
合させることにより改質されたものも含まれる。 本発明のフイツテイング材をなす共重合体は、
エチレン以外の成分の割合が20重量%以上でなけ
ればならない。共重合体中のエチレン以外の成分
の割合が20重量%未満になると、フイツテイング
材が硬くなりすぎて痛い。また溶融時、流動性が
損なわれさらに融解エネルギーも多く必要となる
不都合がある。 また共重合体の数平均分子量Mnは3万以下で
なければならない。Mnが3万を越えると、共重
合体を溶融させたときの流動性が損なわれる不都
合がある。 この種の共重合体の具体例としては、エチレン
−メチルメタクリレート共重合体であるアクリフ
ト(商品名;住友化学(株)製)、エチレン−酢酸ビ
ニル−メチルメタクリレート共重合体であるアク
リフト(商品名;住友化学(株)製)、エチレン−エ
チルアクリレート共重合体であるNUC・EEA
(商品名;日本ユニカー(株)製)、エバフレツクス
EEA(商品名;三井デユポン(株)製)およびレクス
ポール(商品名;日石(株)製)、エチレン−メチル
アクリレート共重合体であるPoly−Eth(商品
名;ガルフ(株)あるいは長瀬(株)製)などを挙げるこ
とができる。 またこのエチレン等からなる共重合体には必要
に応じて液状可塑剤を添加し、硬度等の物性を適
宜調整する。液状可塑剤としてはジオクチルフタ
レート(DOP)などの二塩基酸エステル系のも
のが好適に利用できるが、リン酸エステル系、セ
バシン酸エステル系、アジピン酸エステル系、ポ
リエステル系等のものなど、種々のものを利用で
きる。 本発明のフイツテイング材をなす重合体は、同
時に以下のような物性を有している。 ガラス転移温度−15℃以下。 −15〜+40℃の温度範囲でシヨアー硬度(A
型)が90〜10。 メルトフローレート300g/10min以上。 示差走査熱量測定法による熱分析での融点測
定の結果がピーク温度+30〜+80℃、融解終了
温度+40〜+90℃を示し、かつ+25℃から融解
終了温度までの溶融熱エネルギーが50cal/g
以下。 本発明のフイツテイング材となる共重合体は、
通常ガラス転移温度が−15℃以下なので、スキー
靴の使用中はゴム状弾性を示す変形し易い状態に
あり、足を楽にホールドする。即ち第4図に示す
ように、一般に熱可塑性樹脂は、ガラス転移温度
Tgを境にそれよりも冷却されると貯蔵弾性率を
急激に増大するが、本発明のフイツテイング材を
なす共重合体は、スキー靴使用時のインナーブー
ツ外面における予想最低温度、約−15℃よりもガ
ラス転移温度が低いので、スキー靴使用時はゴム
状弾性を示し、足を楽に保持する。 また本発明のフイツテイング材をなす共重合体
は、通常−15〜+40℃の温度範囲においてシヨア
ー硬度(A型)が90〜10の範囲内にある。即ち、
シヨアー硬度と温度の関係を示す曲線が、第5図
中斜線で示す範囲内を通過する。従つて本発明の
フイツテイング材は、使用時に足に苦痛を感じる
ことがなく、しかも足とスキー靴との間の力の伝
達が十分行ない得るものとなる。 さらに本発明のフイツテイング材をなす共重合
体は、通常メルトフローレートが300g/10min
以上なので、スキー靴をフイツテイング処理する
ときにフイツテイング材を十分流動せして、特に
フイツテイング材の周縁部が徐々に薄くなり、良
好なフイツト感が得られる。 また示差走査熱量測定法による熱分析で、融点
測定を行うと、一般に第6図に示すようなデータ
が得られる。第6図中T2はピーク温度を示し、
T3は融解終了温度を示している。そして本発明
のフイツテイング材をなす共重合体は、通常ピー
ク温度T2が+30〜+80℃、融解終了温度T3が+
40〜+90℃を示すので(これらの値は、昇温速度
5℃/分で測定された値である)、フイツテイン
グ処理時の熱によつてシエルが変形するような事
故が起こる危険が無いうえ、使用中に体温でフイ
ツテイング材が体温で流動化してフイツテイング
状態が損なわれることもない。 また本発明のフイツテイング材をなす共重合体
は、通常+25℃から融解終了温度までの溶融熱エ
ネルギーが50cal/g以下なので、フイツテイン
グ材の耐熱温度以下でもフイツテイング処理を短
時間(例えば約30分以内)で行うことができる。 「作用」 本発明のフイツテイング材は、ヒータ等の加熱
手段によつて溶融軟化される。そしてこの溶融軟
化された状態で、流動して足の形状に適応する。
この後フイツテイング材は冷却されてその形状を
固定され、使用に供される。 本発明のフイツテイング材は体温程度では流動
化しないので、使用時に変形することはない。 また請求項2のフイツテイング材にあつては、
液状可塑剤の添加量を調整することによつて、硬
さや流動化温度等の物性をフイツテイング材とし
て最適であるように適宜調節できる。 「実施例」 第1図および第2図に示す構造のパツドを、本
発明のフイツテイング材を用いて作成した。 このパツド1は円盤状の甲当接部分2と円盤状
のすね当接部分3とが連接された、概略8の字状
のものである。このパツド1は、フイツテイング
材5が大き目の袋体4内に収容されたもので、フ
イツテイング材5中にはヒータ6が配置されてい
る。そしてこのヒータ6は、外部の電源7と接続
されるようになつている。 このパツド1は第3図に示すように、甲当接部
分2が足8の甲の部分に当たるように、またすね
当接部分3が足のすね部分に当たるようにスキー
靴のインナーブーツ10内にセツトされ、この状
態でシエル9内に挿入される。 このような構造のパツド1……には第1表に示
す特性を有するフイツテイング材を充填した。
【表】 * ゴム状弾性を示さない
** 針が安定せず
*** 流動性が良すぎて計測不能
これらフイツテイング材5……からなるパツド
1……を次のようにフイツテイング処理して、使
用に供した。 まずパツド1をインナーブーツ10に取り付け
シエル9内に収容した。次にインナーブーツ10
に足8を入れ、パツド1のヒータ6に電源7を接
続した。そして約10分間通電し、フイツテイング
材5を溶融させた。この後電源を切り、足を抜い
て常温に放置して冷却した。 ついでこのようにしてフイツテイングさせたパ
ツド1……を、スキー場にて使用に供した。 比較のために第1表に示した特性を有するパラ
フインワツクス製フイツテイング材と硬質なエチ
レン−酢酸ビニル共重合体製フイツテイング材を
用いて同様の試験に供した。 この結果、実施例1〜4のフイツテイング材か
らなるパツド1……はいずれも短時間でフイツテ
イング処理できることが確認された。これは溶融
熱量が小であるためと思われる。またこれら実施
例1〜4のものは、良好なフイツト感が得られ、
フイツテイング処理も容易であつた。 特にDOPが加えられたフイツテイング材(実
施例3,4)はフイツテイング処理が容易であつ
た。これに対して比較例のものは、フイツテイン
グ材にかなりの時間を要した。 またこれらフイツテイング材からなるパツド1
……を使用したところ、実施例1〜4のものは長
時間使用しても足に苦痛を感じることがなく、し
かも鋭敏なスキー操作を行うことができた。 これに対してパラフインワツクスからなる比較
例1のものは、もろく、エラストマー状の挙動を
示さず、短時間で足が痛くなつた。また比較例2
のフイツテイング材も、硬質であるため短時間で
足が痛くなつた。 ついでパツド1を取り出して観察したところ、
実施例1〜4のフイツテイング材5はその周縁部
が徐々に薄く伸ばされていた。これは実施例1〜
4のフイツテイング材5が良好な流動性を有して
おり、大き目に形成された袋体4との間のすき間
に容易に流入できることによると思われる。 次に実施例1〜4のフイツテイング材5を取り
出してピーク温度まで加熱したとこす、これらの
樹脂は力が加えられると変形し、力が解除される
と再びゲル様になるチキソトロピー様の現象を示
した。 「発明の効果」 以上説明したように、本発明のフイツテイング
材は、体温では流動化することがなく、長時間使
用に供されてもフイツテイングされた時の形状が
確実に保持される。従つてこのフイツテイング材
は、長時間の使用に供されても、足からスキー靴
への力の伝達を常に良好になし得るものとなる。
また適度なゴム弾性を有するので、長時間使用し
ても足に苦痛を感じることがなく、使用感が良好
である。しかもこのフイツテイング材は少ない熱
エネルギーでフイツテイングを行え、かつ何度で
もやり直すことができるので、フイツテイング処
理を容易になし得るものとなる。またこのフイツ
テイング材は、結晶性が低いので、ヒータを埋め
込んで使用した場合、全体を均一に軟化させるこ
とができ、良好なフイツテイングを行うことがで
きる。 また、液状可塑剤の添加量を適宜調整すること
により、使用感やフイツテイング処理時の取り扱
い性のより良好なものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフイツテイング材を用いたパ
ツドの一例を示す横断面図、第2図は同パツドの
縦断面図、第3図は同パツドの使用態様を示す斜
視図、第4図は共重合体の温度と貯蔵弾性率との
一般的な関係を示すグラフ、第5図は本発明のフ
イツテイング材が通常示すシヨアー硬度(A型)
の範囲を示す図、第6図は示差走査熱量測定法に
よつて得られる一般なデータを示すグラフであ
る。 5……フイツテイング材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酢酸ビニル、アクリル系成分あるいは酢酸ビ
    ニル−アクリル系成分と、エチレンとを主体と
    し、エチレン以外の成分の割合が20重量%以上で
    あり、かつ数平均分子量が3万以下の重合体から
    なるスキー靴用フイツテイング材。 2 液状可塑剤が加えられたことを特徴とする請
    求項1記載のスキー靴用フイツテイング材。 3 ガラス転移温度が−15℃以下であり、−15〜
    +40℃の温度範囲においてシヨアー硬度(A型)
    が90〜10の範囲内にあり、メルトフロレートが
    300g/10min以上であり、 示差走査熱量測定法による熱分析での融点測定
    の結果がピーク温度+30〜+80℃、融解終了温度
    +40〜+90℃を示し、かつ+25℃から融解終了温
    度までの溶融熱エネルギーが50cal/g以下であ
    る重合体をからなることを特徴とするスキー靴用
    フイツテング材。
JP22427488A 1988-09-07 1988-09-07 スキー靴用フィッティング材 Granted JPH0271701A (ja)

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JP22427488A JPH0271701A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 スキー靴用フィッティング材
US07/402,781 US5149588A (en) 1988-09-07 1989-09-05 Fitting pad for ski boots

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JP22427488A JPH0271701A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 スキー靴用フィッティング材

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JPH0271701A JPH0271701A (ja) 1990-03-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63224275A (ja) * 1987-03-13 1988-09-19 Ube Ind Ltd 圧電たわみ素子

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