JPH0560868B2 - - Google Patents

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JPH0560868B2
JPH0560868B2 JP25864086A JP25864086A JPH0560868B2 JP H0560868 B2 JPH0560868 B2 JP H0560868B2 JP 25864086 A JP25864086 A JP 25864086A JP 25864086 A JP25864086 A JP 25864086A JP H0560868 B2 JPH0560868 B2 JP H0560868B2
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JP
Japan
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group
compound
methyl
dye
ethyl
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Eiichi Kato
Kazuo Ishii
Toshinao Ukai
Hisashi Okada
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63113541A publication Critical patent/JPS63113541A/ja
Publication of JPH0560868B2 publication Critical patent/JPH0560868B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0666Dyes containing a methine or polymethine group
    • G03G5/0672Dyes containing a methine or polymethine group containing two or more methine or polymethine groups
    • G03G5/0674Dyes containing a methine or polymethine group containing two or more methine or polymethine groups containing hetero rings

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Description

【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本発明は、光導電体を結着樹脂中に分散させて
成る光導電性組成物において、光導電体を新規な
色素により分光増感した光導電性組成物に関す
る。 (従来の技術) 光導電体−樹脂分散系の電子写真感光層におい
ては、すでに多くの分光増感用色素が知られてい
る。これらの分光増感用色素に要求される性質は
いろいろあるが、光導電体に良く吸着すること、
増感効率が高いこと、暗所における電子写真感光
層の抵抗を必要以上に低下させないことなどは特
に重要な点である。これらの要件を満す色素の例
は米国特許3052540号、同3110591号、同3125447
号、同3128179号、同3132942号、同3241959号お
よび同3121008号明細書、および英国特許1093823
号明細書に記載されている。 一方、赤色光ないし赤外線に対する分光増感用
色素についは米国特許3619154号、同3682630号明
細書に記載されており、なかでもかかる長波長光
(例えば700nm以上)に対する分光増感にはシア
ニン色素、特にメチン鎖の長い(例えば5個以
上)のポリメチン色素が従来中心となつている。 〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、これらの色素は概して分解し易
く、色素の保存中ないしは電子写真感光層の製造
工程および保存中に著しく分解し、性能が低下す
るという実用上の大きな欠点があつた。原崎等は
赤色光ないし赤外線に対する増感色素が、より短
波長光(可視光)に対する増感色素より不安定で
あることを述べている。(「工業化学雑誌」第66巻
第2号26ページ(1963年))。特にこの不安定性は
増感色素中のメチン鎖が長くなる程増大する傾向
を示すため、特に750nm以上の長波長光(例えば
半導体レーザー光)に対して分光増感作用を示す
安定な実用性のある色素の出現が望まれている。 更に上記の如き長波長光に対する増感効率の高
い色素の出現も望まれている。 従つて、本発明の目的は、保存安定性に優れ且
つ増感効率の高い分光増感色素を含む光導電体一
樹脂分散系光導電性組成物を提供することにあ
る。 本発明の他の目的は、レーザーを光源とした電
子写真方式の感光体として用いることのできる光
導電性組成物を提供することにある。 本発明の更なる目的は、無色透明で遠赤外ない
し近赤外に吸収を有し、且つ高い増感効率を与え
る新規な色素を分光増感剤として含有する光導電
性組成物を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 上記諸目的は、光導電体、増感色素および結着
樹脂を含有する光導電性組成物において、該増感
色素が下記一般式〔〕で表わされる化合物であ
ることを特徴とする光導電性組成物により達成さ
れることが見出された。 一般式〔〕 式〔〕中、n及びmは各々0,1,2又は3
を表わす。但し、mとnが同時に0になることは
ない。 p及びqは各々0又は1を表わす。 Lはメチン基又は置換メチン基を表わす。 R1及びR2は同一又は異なつており、各々置換
もしくは未置換の脂肪族基を表わす。 R3、R4及びR5は各々同一又は異なつており、
各々水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒド
ロキシ基、置換もしくは未置換のアミノ基又はハ
ロゲン原子を表わし、R3とR4、R3とR5、及びR4
とR5の少なくとも一つで縮合6員環を形成して
いてもよい。 Z1及びZ2は同一又は異なつており、各々5員環
又は6員環を形成するのに必要な非金属原子群を
表わし、それらの環は置換基を有していてもよ
く、他の環と縮合していてもよい。 X はアニオンを表わす。 rは1又は2を表わす。但し色素が分子内塩を
形成する時はrは1である。 一般式〔〕で表わされる化合物における各置
換基は次に示す置換基が好ましい。 即ちR1及びR2は、互いに同一または異つてい
てもよく、炭素数18以下の無置換アルキル基(例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、オクチル基、デシル基、ドデシ
ル基、オクタデシル基、ビニルメチル基、シクロ
ヘキシル基など)または置換アルキル基〔置換基
として例えば、カルボキシ基、スルホ基、シアノ
基、ハロゲン原子(例えばフツ素原子、塩素原
子、臭素原子)、ヒドロキシ基、炭素数8以下の
アルコキシカルボニル基(例えばメトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、フエノキシカル
ボニル基、ベンジルオキシカルボニル基など)、
炭素数8以下のアルコキシ基(例えばメトキシ
基、エトキシ基、ベンジルオキシ基、フエネチル
オキシ基など)、炭素数10以下の単環式のアリー
ルオキシ基(例えばフエノキシ基、p−トリルオ
キシ基など)、炭素数3以下のアシルオキシ基
(例えばアセチルオキシ基、プロピオニルオキシ
基など)、炭素数8以下のアシル基(例えばアセ
チル基、プロピオニル基、ベンゾイル基、メシル
基など)、カルバモイル基(例えばカルバモイル
基、N,N−ジメチルカルバモイル基、モルホリ
ノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基など)、
スルフアモイル基(例えばスルフアモイル基、
N,N−ジメチルスルフアモイル基、モルホリノ
スルホニル基、ピペリジノスルホニル基など)、
炭素数10以下のアリール基(例えばフエニル基、
4−クロルフエニル基、4−メチルフエニル基、
α−ナフチル基など)などで置換された炭素数18
以下のアルキル基〕が好ましい。 Lはメチン基または置換メチン基を表わし、メ
チン基の置換基としては、炭素数1から4までの
アルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基など)、炭素数7から10までのア
リール基、置換アルキル基(例えばベンジル基、
フエネチル基、3−フエニルプロピル基、4−フ
エニルブチル基など)、炭素数6から10のアリー
ル基(例えばフエニル基、ナフチル基など)が好
ましい。 また、メチレン基間でトリメチレン基で架橋し
メチレン鎖上に炭素6員環を形成するのも好まし
い。 R3、R4及びR5のアルキル基としては炭素数1
から4までの低級アルキル基(例えばメチル基、
エチル基、イソプロピル基、ブチル基等)が好ま
しく、アルコキシ基については炭素数1から4ま
でのアルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基等)が好ましい。 R3、R4及びR5の無置換または置換アミノ基と
しては
【式】であり、R6、R7は同一または 異なつていてもよく、各々水素原子、炭素数1〜
4の低級アルキル基(例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基等)炭素数2〜8のア
シル基(例えばアセチル基、プロピオニル基、ベ
ンゾイル基など)、炭素数6〜12のアリール基
(例えばフエニル基、ナフチル基など)が好まし
い。 またR6とR7が互いに連結し、5員環または6
員環を形成するのも好ましい。更に、R6及びR7
の少なくとも一つはベンゾピリリウム環のベンゼ
ン環と結合して縮合環を形成してもよい。 Z1及びZ2は5員、6員を形成するに必要な非金
属原子群を表わし、その環は例えばチアゾール核
(例えばチアゾール、4−メチルチアゾール、4
−フエニルチアゾール、5−メチルチアゾール、
5−フエニルチアゾール、4,5−ジメチルチア
ゾール、4,5−ジフエニルチアゾール、4,
(2−チエニル)チアゾール等)、ベンゾチアゾー
ル核(例えばベンゾチアゾール、4−クロロベン
ゾチアゾール、5−クロロベンゾチアゾール、6
−クロロベンゾチアゾール、7−クロロベンゾチ
アゾール、4−メチルベンゾチアゾール、5−メ
チルベンゾチアゾール、6−メチルベンゾチアゾ
ール、5−ブロモベンゾチアゾール、6−ブロモ
ベンゾチアゾール、5−トリフルオロメチルベン
ゾチアゾール、5−フエニルベンゾチアゾール、
4−メトキシベンゾチアゾール、5−メトキシベ
ンゾチアゾール、6−メトキシベンゾチアゾー
ル、5−カルボキシベンゾチアゾール、5−シア
ノベンゾチアゾール、5−フルオロベンゾチアゾ
ール、5−エトキシベンゾチアゾール、テトラヒ
ドロベンゾチアゾール、5,6−ジメトキシベン
ゾチアゾール、5−ヒドロキシベンゾチアゾー
ル、6−ヒドロキシベンゾチアゾール等)、ナフ
トチアゾール核(例えばナフト−〔1,2−d〕
チアゾール、ナフト〔2,1−d〕チアゾール、
ナフト〔2,3−d〕チアゾール、5−メトキシ
ナフト〔2,1−d〕チアゾール、5−エトキシ
ナフト〔2,1−d〕チアゾール、8−メトキシ
ナフト〔1,2−d〕チアゾール、7−メトキシ
ナフト〔1,2−d〕チアゾール等)、オキサゾ
ール核(例えば4−メチルオキサゾール、5−メ
チルオキサゾール、4−フエニルオキサゾール、
4,5−ジフエニルオキサゾール、4−エチルオ
キサゾール、4,5−ジメチルオキサゾール、5
−フエニルオキサゾール等)、ベンゾオキサゾー
ル核(例えばベンゾオキサゾール、5−クロロベ
ンゾオキサゾール、5−メチルベンゾオキサゾー
ル、5−フエニルベンゾオキサゾール、6−メチ
ルベンゾオキサゾール、5,6−ジメチルベンゾ
オキサゾール、4,6−ジメチルベンゾオキサゾ
ール、5−メトキシベンオキサゾール、5−エト
キシベンゾオキサゾール、5−フルオロベンゾオ
キサゾール、6−メトキシベンゾオキサゾール、
5−ヒドロキシベンゾオキサゾール、6−ヒドロ
キシベンゾオキサゾール等)、ナフトオキサゾー
ル核(例えばナフト〔1,2−d〕オキサゾー
ル、ナフト〔2,3−d〕オキサゾール等)、セ
レナゾール核(例えばセレナゾール、4−メチル
セレナゾール、4−フエニルセレナゾール、4,
5−ジフエニルセレナゾール等)、ベンゾセレナ
ゾール核(例えばベンゾセレナゾール、5−クロ
ロベンゾセレナゾール、5−メチルベンゾセレナ
ゾール、5−メトキシベンゾセレナゾール、5−
フエニルベンゾセレナゾール等)、ナフトセレナ
ゾール核(例えばナフト〔1,2−d〕セレナゾ
ール、ナフト〔2,3−d〕セレナゾール等)、
イミダゾール核(例えば1−エチルイミダゾー
ル、1−ベンジルイミダゾール等)、ベンゾイミ
ダゾール核(例えば1,3−ジエチルベンゾイミ
ダゾール、1,3−ジエチル−5,6−ジクロロ
ベンゾイミダゾール、1,3−ジエチル−5−ト
リフルオロメチル−6−クロロベンゾイミダゾー
ル、1,3−ジエチル−5−シアノ−6−クロロ
ベンゾイミダゾール等)、ナフトイミダゾール核
(例えば1H−ナフト〔2,3−d〕イミダゾール
等)、チアゾリン核(例えばチアゾリン、4−メ
チルチアゾリン、4−フエニルチアゾリン等)、
イミダゾキノリン核(例えば1H−イミダゾ〔4,
5−b〕キノリン等)、イミダゾ〔4,5−b〕
キノキサリン核(例えば1,3−ジエチルイミダ
ゾ〔4,5−b〕キノキサリン、1,3−ジアリ
ルイミダゾ〔4,5−b〕キノキサリン、1,3
−ジフエニルイミダゾ〔4,5−b〕キノキサリ
ン6−クロロ−1,3−ジエチル−イミダゾ
〔4、,5−b〕キノキサリン、6−クロロ−1,
3−ジアリルイミダゾ〔4,5−b〕キノキサリ
ン、6,7−ジクロロ−1,3−ジフエニルイミ
ダゾ〔4,5−b〕キノキサリン等)、オキサゾ
リン核(例えば5,5−ジメチルオキサゾリン
等)、イソオキサゾール核(例えば5−メチルイ
ソオキサゾール等)、ベンゾイソオキサゾール核
(例えばベンゾイソオキサゾール等)、3,3−ジ
アルキルインドレニン核(例えば3,3−ジメチ
ルインドレニン、3,3,5−トリメチルインド
レニン、5−クロロ−3,3−ジメチルインドレ
ニン、5−エトキシカルボニル−3,3−ジメチ
ルインドレニン、5−カルボキシ−3,3−ジメ
チルインドレニン、5−スルホ−3,3−ジメチ
ルインドレニン等)、2−ピリジン核(例えばピ
リジン、5−メチルピリジン等)4−ピリジン核
(例えばピリジン等)、2−キノリン核(例えば6
−ニトキシキノリン、6−エチルキノリン、6−
クロロキノリン、8−フルオロキノリンなど)、
4−キノリン核(例えば8−メチルキノリン、8
−フルオロキノリン、6−クロロキノリン等)、
1−イソキノリン核(例えばイソキノリン等)が
好ましい。 X−はアニオンを表わし、具体的には、クロリ
ド、ブロミド、ヨージド、チオシアナート、パー
クロラート、パラトルエンスルホナート、テトラ
フロロボラードが好ましい。 一般式〔〕で表わされる化合物の具体例を以
下に列挙するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。 化合物−1 化合物−2 化合物−4 化合物−5 化合物−6 化合物−7 化合物−8 化合物−9 化合物−10 化合物−11 化合物−12 化合物−13 化合物−14 化合物−15 化合物−16 化合物−17 化合物−18 化合物−19 化合物−20 化合物−21 化合物−22 化合物−23 化合物−24 化合物−25 化合物−26 化合物−27 化合物−28 化合物−29 化合物−30 化合物−31 化合物−32 化合物−33 化合物−34 化合物−35 化合物−36 化合物−37 一般式〔〕に示す化合物は種々の合成法によ
り合成することができるが、例えば以下の反応式
に示すように、活性メチル基を有する複素環・四
級塩誘導体と4−メチルチオクマリン誘導体との
反応により得た中間体〔A〕と中間体〔B〕との
反応により合成することができる。 上式中、Yは色素合成を行う際によく用いられ
る脱離基を表わし、例えばハロゲン原子(例えば
塩素原子など)、置換アミノ基(例えばN−アセ
チルアニリノ基、ジメチルアミノ基など)、置換
メルカプト基(例えばメチルチオ基、エチルチオ
基、3−スルホプロピルチオ基、4−スルホブチ
ルチオ基など)、スルホナート基、アルコキシ基
(例えばメトキシ基、エトキシ基、フエノキシ基
など)などがあげられる。 X1 、X2 はアニオンを表わす。 r1、R2、r3は1または2を表わし、分子が分子
内塩を形成するときは1である。 R1、R2、R3、R4、R5、Z1、Z2、n、m、p、
qは一般式〔〕で説明したものと同意義であ
る。 また上に記した合成方法以外に例えば米国特許
第3831105号に記載された方法、Ukr,Khim.
Zh.,46巻9号965頁〜971頁(1980年)に記載さ
れた方法等を用いて合成することができる。 次に本発明の一般式〔〕で表わされる化合物
の合成例を以下の合成例により詳細に説明する。 合成例 1(中間体〔A〕(ウ)の合成) 1−(1) 3−エチル−2−[(4−メチル−2H−
クロメン−2−イリデン)メチル]ベンゾチア
ゾリウム パークロラート 3−エチル−2−メチルベンゾチアゾリムp−
トルエンスルホナート17.5gと4−メチルチオク
マリン8.8gを150℃で15時間加熱反応後、反応混
合物にメタノール20ml次いでアセトン40mlを加
え、均一溶液とした。室温まで冷却後60%過塩素
酸15.7gを加え、室温下撹拌すると結晶が析出し
た。結晶を濾取し、少量のアセトンで洗つたのち
室温下メタノール20mlアセトン40mlの混合溶媒中
に結晶を加え、30分撹拌後濾取し、アセトンで洗
うと目的物8.5gを得た。(収率40%) 褐色結晶 mp280℃以上(分解) 1−(2) 5−トリフルオロメチル−3−エチル−
2−[(4−メチル−2H−クロメン−2−イリ
デン)メチル]−ベンゾチアゾリウム p−ト
ルエンスルホナート 5−トリフルオロメチル−3−エチル−2−メ
チルベンゾチアゾリウム p−トルエンスルホナ
ート2.37gと4−メチルチオクマリン1.0gを150
℃で20時間加熱反応後、反応混合物にメタノール
10ml、次いでアセトン10ml、酢酸エチル20mlを加
え、均一溶液とした。室温まで冷却すると結晶が
析出した。結晶を濾取し、少量のアセトンで洗浄
した後、室温下メタノール10ml、アセトン10ml、
酢酸エチル20mlの混合溶媒中に結晶を加え、40分
撹拌後、濾取し、アセトンで洗うと目的物1.47g
を得た。(収率46%) 褐色結晶 mp272〜273℃(分解) 1−(3) 5−クロロ−3−エチル−2−[(4−メ
チル−2H−クロメン−2−イリデン)メチル]
−ベンゾチアゾリウム p−トルエンスルホナ
ート 5−クロロ−3−エチル−2−メチルベンゾチ
アゾリウム p−トルエンスルホナート11.1gと
4−メチルチオクマリン5.5gを150℃で23時間加
熱反応後、反応混合物にメタノール25ml、次いで
アセトン50ml、酢酸エチル150mlを加え、室温ま
で冷却すると結晶が析出した。結晶を濾取し、少
量のアセトンで洗浄した後、室温下メタノール25
ml、アセトン50ml、酢酸エチル150mlの混合溶媒
中に結晶を加え、20分撹拌後、濾取し、アセトン
で洗うと目的物7.9gを得た。(収量 52%) 褐色結晶 mp282〜283℃(分解) 1−(4) 5−メチル−3−エチル−2−[(4−メ
チル−2H−クロメン−2−イリデン)メチル]
ベンゾチアゾリウム パークロラート 5−メチル−3−エチル−2−メチルベンゾチ
アゾリウム p−トルエンスルホナート2.07gと
4−メチルチオクマリン1.0gを150℃で25時間加
熱反応後、反応混合物にメタノール10ml、次いで
アセトン10ml、酢酸エチル20mlを加え、室温まで
冷却すると結晶が析出した。結晶を濾取し、少量
のアセトンで洗浄した後、室温下、メタノール20
ml、次いでアセトン40mlを加え均一溶液とした。
ここに60%過塩素酸5gを加え、室温で30分撹拌
後、析出した結晶を濾取し、アセトンで洗うと目
的物1.46gを得た。(収率 55%) 褐色結晶 mp270〜275℃(分解) 1−(5) 5−メトキシ−3−エチル−2−{(4−
メチル−2H−クロメン−2−イリデン)メチ
ル}ベンゾチアゾリウムヨージド 5−メトキシ−3−エチル−2−メチルベンゾ
チアゾリウム p−トルエンスルホナート2.15g
と4−メチルチオクマリン1.0gを150℃で20時間
加熱反応後、反応混合物にメタノール15ml、アセ
トン12mlを加え、均一溶液とした。この溶液にヨ
ウ化ナトリウム1.7g(アセトン5ml溶液)を滴
下し、室温下撹拌すると結晶が析出した。結晶を
濾取し、少量のアセトンで洗浄した後、室温下水
20ml中に結晶を加え15分撹拌後、濾取し、アセト
ンで洗うと目的物1.02gを得た。(収率 38%) 褐色結晶 mp273〜274℃(分解) 1−(6) 3−エチル−2−{(4−メチル−2H−
クロメン−2−イリデン)メチル}−ナフト
〔2,1−d〕チアゾリウム ヨージド 3−エチル−2−メチルナフト−〔2,1−d〕
をチアゾリウムヨージド2.27gと4−メチルチオ
クマリン1.0gを150℃で21時間加熱反応後、反応
混合物にメタノール8ml、次いでアセトン12mlを
加え均一溶液とした。この溶液にヨウ化ナトリウ
ム1.7g(水5ml溶液)を滴下し、室温下1時間
撹拌すると結晶が析出した。結晶を濾取し、少量
のアセトンで洗浄した後、室温下水15ml、アセト
ン15mlの混合溶媒中に結晶を加え、15分撹拌後、
濾取し、アセトンで洗うと目的物0.8gを得た。
(収率 28%) 褐色結晶 mp280℃以上(分解) 1−(7) 3−エチル−2−{(4−メチル−2H−
クロメン−2−イリデン)メチル}ナフト
〔1,2−d〕チアゾリウムヨージド 3−エチル−2−メチルナフト〔1,2−d〕
チアゾリウムヨージド2.27gと4−メチルチオク
マリン1.0gから1−(6)と同様な方法で目的物
0.08gを得た。(収率 3.5%) 褐色結晶 mp140〜142℃(分解) 合成例 2(化合物 1) 2−〔(3−エチル−2(3H)−ベンゾチアゾリ
ニリデン)メチル〕−4−〔3−(3−エチル−
2(3H)−ベンゾチアゾリニリデン)プロベニ
ル〕−5,6−ベンゾピリリウムパークロラー
ト 3−エチル−2−{(4−メチル−2H−クロメ
ン−2−イリデン)メチル}−ベンゾチアゾリウ
ムパークロラート2.8gと2−(2−アセトアニリ
ドビニル)−3−エチルベンゾチアゾリウムヨー
ジド3.0gをエタノール150mlに加え、加熱還流
後、トリエチルアミン6mlを加えた。15分間反応
後室温まで冷却し、析出した結晶を濾取した。得
られた粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イー(展開溶媒:メタノール/クロロホルム=
1/8)により精製後さらにメタノール/クロロ
ホルム=2/8から再結晶(2回)を行ない目的
物1.7gを得た。暗輝褐色結晶、収率43%、融点
260〜22℃(分解)、λメタノール max 730nm、εメタ
ノール max2.08×105。 8×105。 合成例 3(化合物 2) 2−〔(3−エチル−2(3H)−ベンゾチアゾ
リニリデン)メチル〕−4−〔3−(3−エチ ル
ナフト〔1,2−d〕−チアゾリニリデン)プロ
ベニル〕〕−5,6−ベンゾピリリウムパークロラ
ート 3−エチル−2−{(4−メチル−2H−クロメ
ン−2−イリデン)メチル}ベンゾチアゾリウム
パークロラート3.0gと2−(2−アセトアニリド
ビニル)−3−エチルナフト〔1,2−d〕チア
ゾリウム p−トリエンスルホナート3.9gをエ
タノール150mlに加え、加熱還流後、トリエチル
アミン6mlを加えた。15分間反応後、室温まで冷
却し、析出した結晶を濾取した。得られた粗結晶
をシリカゲルカラムクロムグラフイー(展開溶
媒:メタノール/クロロホルム=2/8)により
精製後されにメタノール/クロロホルム=2/8
から再結晶(2回)を行ない目的物1.8gを得た。
輝褐色結晶、収率38%、 融点275〜278℃(分解)、λメタノール max752nm、
εメタノール max2.05−105。 合成例 4(化合物 7) 2−〔(3−エチル−2(3H)−ベンゾチアゾリ
ニリデン)メチル〕−4−〔5−(3−エチル−
5,6−ジメチル−2(3H)−ベンゾチアゾリ
ニリデン)−3−メチル−1,3−ペンタジエ
ニル〕〕−5,6−ベンゾピリリウムパークロラ
ート 3−エチル−2−{(4−メチル−2H−クロメ
ン−2−イリデン)メチル}ベンゾチアゾリウム
p−トルエンスルホナート3.3gと2−(4−エ
トキシ−3−メチル−1,3−ブタジエニル)−
3−エチル−5,6−ジメチルベンゾチアゾリウ
ム ヨージド3.1gをエタノール150mlに加え、加
熱還流後、トリエチルアミン6mlを加えた。12分
間反応後、室温まで冷却し、析出した結晶を濾取
した。得られた粗結晶シリカゲルカラムクロマト
グラフイー(展開溶媒:メタノール/クロロホル
ム=2/8)により精製後メタノール500mlに溶
かし、過塩素酸ソーダ1.8gを水100mlに溶かした
溶液を加えた。析出した結晶を濾取し、メタノー
ル−クロロホルムから再結晶(2回)を行ない目
的物2.7gを得た。 輝褐色結晶、収率56%、融点200〜202℃(分
解)、λメタノール max835nm、εメタノール max2.17×
105。 合成例 5(化合物 9) 2−〔(3−エチル−2(3H)−ベンゾチアゾリ
ニリデン)メチル)−4−〔3−(3−エチル−
2(3H)−ベンゾオキサゾリニリデン)プロベ
ニル〕−5,6−ベンゾピリリウム パークロ
ラート 3−エチル−2−{(4−メチル−2H−クロメ
ン−2−イリデン)メチル}ベンゾチアゾリウム
パークロラート3.0g、2−(2−アニリノビニ
ル)−3−エチルベンゾオキサゾリウムエタンス
ルフアート3.1gと無水酢酸5mlをDMF100mlに
加え、100℃で5分間加熱後、トリエチルアミン
6ml加え、更に5分間加熱反応させた。室温まで
冷却後、析出した結晶を濾取し、得られた粗結晶
をメタノール−クロロホルムから再結晶(2回)
を行ない目的物2.6gを得た。暗緑色結晶、収率
62%、融点268〜270℃ 本発明の式〔〕のポリメチン色素は種々の光
導電性物質の光導電性、および感度特性を改良す
るための、無機および有機の光導電性物質の増感
剤として用いられる。無機の光導電性物質として
は酸化亜鉛、酸化チタン、硫化亜鉛、硫化カドミ
ウム等を使用することができる。有機の光導電性
物質としては、例えば高分子のものでは、以下の
(1)〜(5)のものを挙げることができる。 (1) 特公昭34−10966号公報記載のポリビニルカ
ルバゾールおよびその誘導体、 (2) 特公昭43−18674号公報、特公昭43−19192号
公報記載のポリビニルピレン、ポリビニルアン
トラセン、ポリ−2−ビニル−4−(4′−ジメ
チアルミノフエニル)−5−フエニル−オキサ
ゾール、ポリ−3−ビニル−N−エチルカルバ
ゾールなどのビニル重合体、 (3) 特公昭43−19193号公報記載のポリアセナフ
チレン、ポリインデン、アセナフチレンとスチ
レンの共重合体などのような重合体、 (4) 特公昭56−13940号公報などに記載のピレン
−ホルムアルデヒド樹脂、ブロムビレン−ホル
ムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール−ホル
ムアルデヒド樹脂などの縮合樹脂、 (5) 特開昭56−90833号、同56−161550号公報に
記載された各種のトリフエニルメタンポリマ
ー。 また低分子のものでは例えば以下の(6)〜(18)
のものを挙げることができる。 (6) 米国特許第3112197号明細書などに記載され
ているトリアゾール誘導体、 (7) 米国特許第3189447号明細書などに記載され
ているオキサジアゾール誘導体、 (8) 特公昭37−16096号公報などに記載されてい
るイミダゾール誘導体、 (9) 米国特許第3615402号、同第3820989号、同
3542544号、特公昭45−555号、特公昭51−
10983号、特開昭51−93224号、特開昭55−
17105号、特開昭56−4148号、特開昭55−
108667号、特開昭55−156953号、特開昭56−
36656号明細書、公報などに記載のポリアリー
ルアルカン誘導体、 (10) 米国特許第3180729号、同第4278746号、特開
昭55−88064号、特開昭55−88065号、特開昭49
−105537号、特開昭55−51086号、特開昭56−
80051号、特開56−88141号、特開昭57−45545
号、特開昭54−112637号、特開昭55−74546号
明細書、公報などに記載されているピラゾリン
誘導体およびピラゾロン誘導体。 (11) 米国特許第3615404号明細書、特公昭51−
10105号、特開昭54−83435号、特開昭54−
110836号、特開昭54−119925号、特公昭46−
3712号、特公昭47−28336号明細書、公報など
に記載されているフエニレンジミン誘導体、 (12) 米国特許第3567450号、特公昭49−35702号、
西独国特許(DAS)1110518号、米国特許第
3180703号、米国特許第3240597号、米国特許第
3658520号、米国特許第4232103号、米国特許第
4175961号、米国特許第4012376号、特開昭55−
144250号、特開昭56−119132号、特公昭39−
27577号、特開昭56−22437号明細書、公報など
に記載されているアリールアミン誘導体、 (R) 米国特許第3526501号明細書記載のアミノ置
換カルコン誘導体、 (14) 米国特許第3542546号明細書などに記載のN,
N−ビカルバジル誘導体、 (15) 米国特許第3257203号明細書などに記載のオ
キサゾール誘導体、 (16) 特開昭56−46234号公報などに記載のスチリ
ルアントラセン誘導体、 (17) 特開昭54−110837号公報などに記載されてい
るフルオレノン誘導体、 (18) 米国特許第3717462号、特開昭54−59143号
(米国特許第415098号に対応)、特開昭55−
52063号、特開昭55−52064号、特開昭55−
46760、特開昭55−85495号公報、特開昭57−
11350号、特開昭57−148749号各明細書、公報
などに開示されているビドラゾン誘導体。 これらの光導電性物質は、場合により2種類以
上併用することもできる。 これらの光導電性物質の中では、ポリ−N−ビ
ニルカルバゾール;トリ−p−トリルアミンおよ
びトリフエニルアミンなどの如きトリアリールア
ミン;4,4′−ビス(ジエチルアミン)−2,
2′−ジメチルトリフエニルメタンなどの如きポリ
アリールメタン;および3−(4−ジメチルアミ
ノフエニル)−1,5−ジフエニル−2−ピラゾ
リンなどの如きピラゾリン誘導体で代表される不
飽和の複素環含有化合物等が好ましく用いられ
る。 本発明の式〔〕のポリメチン色素を増感剤と
して含有する本発明の光導電性組成物はこれらの
色素と光導電性物質及び結着樹脂とを有機溶剤に
溶解させることによつ得られる。 これを導電性支持体上に回転塗布、ブレード塗
布、ナイブ塗布、リバースロール塗布、デイツプ
塗布、ロツドバー塗布またはスプレー塗布のよう
な通常用いられる方法で塗布乾燥して感光体とし
て使用することができ、単一層型の電子写真感光
材料の感光層(光導電層)として用いることがで
きるほか、電荷担体発生層と電荷担体輸送層の二
層を有する機能分離型の電子写真感光材料の電荷
担体発生層として用いることができる。 本発明に光導電性組成物はまた上記有機溶剤溶
液からミニスプレー装置などを用いて粒子を製造
し、この粒子を絶縁性液体に分散させた分散液と
して光電気泳動法に使用することができる。 本発明の光導電性組成物は赤色光または赤外線
感受性用のビデオカメラの撮像管の光導電層とし
て、また公知の信号転送や走査を行う1次元また
は2次元配列された半導体回路上全面に設けられ
た受光層(半導電層)を有する固体撮像素子の赤
色光または赤外線感受性の光導電層として用いる
ことができる。 本発明における通常の電子写真感光体として用
いる場合の増感色素の使用法は従来から知られて
いる方法によればよく、光導電体を結合剤樹脂中
に分散させてから色素溶液を添加する方法、ある
いは予め色素溶液中に光導電体を投入し、色素を
吸着させてから結合剤樹脂中に分散させる方法な
どは特に便利である。本発明における増感色素の
使用量は、要求される増感の度合との関係で広い
範囲にわたつている。すなわち光導電体100重量
部に対し0.0001〜20.0重量部で使用可能である
が、好ましくは0.001〜10.0重量部の範囲で使用
する。 本発明に使用する増感色素は、単一または二つ
以上組合わせて感光層に含有させることができ
る。 また、本発明の増感色素は目的により従来知ら
れている他の分光増感色素(例えばローズベンガ
ル、エオシン、等)と併用できることは言うまで
もない。 また、光導電体の一つである酸化亜鉛に対し
て、分光増感を助長する為に酸無水物等を加える
ことがあるが、本発明においては本発明の増感色
素の安定性が十分に高いので、従来知られている
電子写真感光層用各種添加剤を併用することがで
きる点で有利である。 組合せ得る結合剤としては、従来知られている
全てのものが利用できる。代表的なものは塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合物、スチレン−ブタジエ
ン共重合物、スチレン−ブチルメタクリレート共
重合物、ポリメタクリレート、ポリアクリレー
ト、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ア
ルキルド樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、
エポキシエステル樹脂、ポリエステル樹脂等であ
る。また、水性のアクリルエマルジヨン、クリル
エステルエマルジヨンと組合わせることも可能で
ある。 バインダーとして有用な特定の重合体物質の例
については、リサーチ・デイスクロージヤー
(Re−search Disclosure)、109巻、61−67頁の
「電子写真要素、材料および方法」という題名の
下に記載されている。 一般に増感色素類は酸化に弱く、従つて酸化を
促す触媒化合物等との併用はなるべく避けること
がのぞましい。例えばビニル重合開始剤の中、ベ
ンゾイルペルオキシドの如き過酸化物類、また、
不飽和脂肪酸の硬化をうながす重金属の有機酸塩
等の使用は注意を要する。この点については本発
明に使用する増感色素といえども、従来の増感色
素と同程度の配慮を要するが、従来のポリメチン
色素にあつては、これらの酸化促進剤と併用しな
い系にあつても短時間に分解してしまう難点があ
つた。しかしながら、本発明の式〔〕の色素を
用いればその安定性は格段に向上する。 一般に、本発明の光導電性組成物に存在させる
バインダーの量は、変更可能である。代表的に
は、バインダーの有用な量は、光導電性材料とバ
インダーの混合物の全量に対して、約10ないし約
90重量%の範囲内である。 本発明による電子写真感光層は、従来知られて
いる支持体上に設けることができる。一般に云つ
て電子写真感光層の支持体は導電性であることが
好ましく、金属板、導電層を設けたプラスチツク
フイルム(たとえば、アルミニウム、パラジウ
ム、酸化インジウム、酸化錫、沃化第一銅等の薄
層を設けたもの)、導電化処理した紙等がよく用
いられる。紙の導電化処理剤としては四級アンモ
ニウム塩を含むポリマー(例えばポリビニルベン
ジルトリメチルアンモニウムクロリド、米国特許
4108802号;同4118231号;同4126467号;同
4137217号に記載の主鎖に四級窒素を含むポリマ
ー、米国特許4070189号;特開昭54−20977号(米
国特許4147550号、Research Disclosure
#16258)に記載の四級塩ポリマーラテツクス
等)、ポリスチレンのスルホン酸塩類、コロイダ
ルアルミナ等がよく知られており、通常はポリビ
ニルアルコール、スチレンブタジエンラテツク
ス、ゼラチン、カゼイン等と併用することが多
い。 分散に用いる有機溶剤としては沸点が200℃以
下の揮発性炭化水素溶剤が使用され、とくにジク
ロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエ
タン、テトラクロロエタン、ジクロロプロパンま
たはトリクロロエタンなどの、炭素数1〜3のハ
ロゲン化炭化水素が好ましい。その他クロロベン
ゼン、トルエン、キシレンまたはベンゼンなどの
芳香族炭化水素、アセトンまたは2−ブタノン等
のケトン類、テトラヒドロフランなどのエーテル
およびメチレンクロリドなど、塗布用組成物に用
いられる各種の溶剤および上記溶剤の混合物も使
用可能である。溶剤は染料、光導電性物質および
その他の添加剤の全量1gに対して1〜100g、
好ましくは5〜20g加えられる。 適当な支持体上の本発明の光導電性組成物の塗
布厚は、広く変えることができる。普通は、約10
ミクロンから約300ミクロン(但し、乾燥前)の
範囲内で塗布することができる。乾燥前の塗布厚
の好ましい範囲は、約50ミクロンないし約150ミ
クロンの範囲内であることがわかつた。しかし、
この範囲をはずれても有益な結果を得ることがで
きる。この塗布物を乾燥させた場合の厚さは、約
1ミクロンから約50ミクロンの範囲内であればよ
い。 更に、本発明の組成物の他の使用態様として、
増感剤を光電気泳動法に使用する粒子中に含有さ
せて、光電気泳動法による画像を得ることもでき
る。光電気泳動法に使用する粒子は、先に述べた
ポリ−N−ビニルカルバゾールなどの光導電性物
質と本発明の増感剤等からなる溶液から、ミニス
プレー装置を用いて製造される。これらの粒子は
さらにデカン、ドデカン、オクタン、パラフイ
ン、イソオクタンなどの飽和炭化水素を含む絶縁
性液体、好ましくはアイソパーE、アイソパー
H、アイソパーG(エツソ化学株式会社製造、商
品名)等の長鎖アルキル炭化水素中に分散させ
て、分散液とし、これを光電気泳動法に使用す
る。アイソパーE、アイソパーHおよび、アイソ
パーGは飽和炭化水素をそれぞれ99.9、99.3およ
び99.8重量%、芳香族炭化水素をそれぞれ0.05、
0.2、および0.2重量%含む。但しアイソパーHは
0.5重量%以下のオレフインを含有している。そ
れぞれの沸点は115℃〜142℃、174℃〜189℃およ
び158℃〜177℃である。分散液中の粒子の量は分
散液に対して0.5〜10重量%、好ましくは1〜3
重量%である。 光電気泳動法およびその装置については特公昭
45−20640号に記載されている。 上記光導電層および粒子中には、光導電層およ
び粒子の性質を改良するため適宜、必要な添加剤
を加えることができる。 上記の光電気泳動法において、たとえば、本発
明の光導電性組成物には、電気的に絶縁性のバイ
ンダー成分も存在させることができる。本発明の
光導電性組成物をつくるのに用いられる好ましい
バインダーは、絶縁強度が相当に高く、電気的絶
縁性のよいフイルム形成性、疎水性重合体バイン
ダーである。このような物質を代表する一例を示
すと、次の通りである。;ビニル樹脂、ゼラチン、
セルロースエステル誘導体、硝酸セルロース等の
天然樹脂;ポリエステルおよびポリカーボネート
を含むポリ縮合物;シリコン樹脂;スチレン−ア
ルキド樹脂等を包含するアルキド樹脂;パラフイ
ン;および各種のミネラルワツクス等である。 一般に本発明の光導電性組成物中のバインダー
の量は変更可能であり、代表的にはバインダーの
有用な量は、光導電体とバインダーの混合物の全
量に対して約10ないし約90重量%の範囲内であ
る。 光導電性粒子を製造する際には、荷電調節剤、
分散安定剤も添加され得る。とくに電荷調節と分
散安定の両方の機能を有するラウリルメタアクリ
レートとスチレンの共重合体(共重合比4〜2:
1)または2−エチルヘキシルメタリレートとス
チレンとの共重合体(共重合比4:2〜1)など
が有利に使用される。 本発明の光導電性組成物には広く一般に、上記
の分散安定剤の他、柔軟性および強度などを向上
さるため、たとえば塩素化ジフエニル、ジメチル
フタレートおよびエポキシ樹脂(商品名エピコー
ト)などの可塑剤を、光導電性物質100重量部に
対して、60重量部まで、好ましくは10〜40重量部
加えることもできる。 また、強度を向上させるため、特開昭58−
65438号、特開昭58−65439号、特開昭58−102239
号、特開昭58−102240号、特開昭58−107544号、
特開昭58−129434号公報にそれぞれ記載されてい
る、尿素化合物、チオ尿素化合物、カルボニルア
ミン化合物、チオカルボニルアミン化合物、スル
ホニルアミン化合物、ジカルボニルアミン化合物
などの化学増感剤を、光導電性物質100重量部に
対して、1〜100重量部、好ましくは3〜50重量
部加えることもできる。 (実施例) 以下に本発明の具体例を挙げて説明するが、こ
れらに本発明の内容が限定されるものではない。 実施例 1〜7 ポリ−N−ビニルカルバゾール(商品名ルビカ
ン170,BASF社製18、25℃、THF中)5g、第
1表に示す化合物具体例の色素35mg、3,3′−ジ
ニトロベンズアニリド30mgとをメチレンクロライ
ド26mlとエチレンクロライド12mlに溶解し、感光
液とした。 この感光液を、ワイヤーラウンドロツドを用い
て導電性透明支持体(100μのポリエチレンテレ
フタレート支持体上に、酸化インジウムの蒸着膜
を有する表面抵抗103Ω)上に塗布して約4μの感
光層を有する有機薄膜を得た。 この有機薄膜を、+5kVのコロナ放電により
400Vに帯電させて、その電位が1/2に減衰す
るのに必要な露光量、即ち半減露光量E1/2
〔erg/cm2〕を測定した。 光源としては、ガリリウム−アルミニウム−ヒ
素半導体レーザー(発振波長 780nm)を用い
た。 結果を第1表に示す。
【表】
【表】 以上のことから、本発明の増感色素を用いた感
光体は780nmという長波長光に応答することが判
る。 実施例 8 有機光導電性物質として、4,4′−ビス(ジエ
チルアミノ)−2,2′−ジメチルトリフエニルメ
タン5g、結着樹脂としてビスフエノールAのポ
リカーボネート(GE社製、商品名レキサン121)
5g:化合物具体例(1)の色素40mg、及び化学増感
剤として下記構造式のアニリド化合物0.2gをメ
チレンクロライド30mlとエチレンクロライド30ml
に溶解し、感光液とした。実施例1と同様にして
有機薄膜を作製し、E1/2を測定した所、E1/2は
54.8〔erg/cm2〕であつた。 (アニリド化合物) 実施例 9〜21 有機光導電性物質として、4,4′−ビス(ジエ
チルミノ)−2,2′−ジメチルトリフエニルメタ
ン5g、結着樹脂としてビスフエノールAのポリ
カーボネート(GE社製、商品名レキサン121)5
g、第2表に示す化合物具体例の色素40mg、化学
増感剤として下記構造式のアニリド化合物0.2g
をメチレンクロライド30mlとエチレンクロライド
30mlとに溶解し、感光液とした。実施例1と同様
にして有機薄膜を作製した。 (アニリド化合物) この様にして作製した感光体をペーパーアナラ
イザーSP−428(川口電気(株)製)を用いてスタチ
ツク方式で+5KVでコロナ放電し、暗所で30秒
間保持した後、照度2μxで露光し、帯電持性
を調べた。帯電特性としては、初期帯電電位
(Vo)と、30秒間暗減衰させた後の電位が初期電
位(Vo)に対して、どれ程保持されているか、
即ち、暗電荷保持率(DRR(%)・及び実施例1
と同様のE1/2を測定した。この結果を第2表に
示す。
【表】 実施例 24〜26 微粒子状酸化鉛(平均粒子径0.5〜1μm、堺化
学製Sazex2000100部(部はすべて重量部を意
味する。)、アクリル系樹脂(三菱レーヨン製ダイ
ヤナールLR009)40重量%トルエン溶液30部、
フタル酸無水物0.02部、トルエン60部 第3表に示す化合物具体例の色素を、各々1.0
×10-3Mol/のメタノール溶液とした色素溶液
を8部を混合し、磁器製ボールミルで2時間混練
して、分散液を作つた。 この分散液をルミニウム箔上に乾燥膜約8μmに
なるように塗布し、次いで、50℃の恒温槽で2時
間乾燥し、電子写真感光体を作製した。 これらの感光体を−5KVのコロナ放電により
帯電する以外は実施例9と同様にして、帯電特
性:Vo,DRR,E1/2を測定した。その結果を
第3表に示した。
【表】 実施例 27及び比較例A 微粒子状酸化亜鉛(平均粒子径0.5〜1μm、堺
化学製Sazex2000)100部(部はすべて重量部
を意味する。)、アクリル系樹脂(三菱レーヨン製
ダイヤナールLR009)40重量%トルエン溶液30
部、トルエン60部および本発明の化合物(37)を
1.0×10-3Mol/のメタノール溶液とした色素
溶液を部を混合し、磁器製ボールミルで2時間混
練して、分液を作つた。 この分散液をアルミニウム箔上にそれぞれ乾燥
膜厚約8μmになるように塗布し、次いで、50℃の
恒温槽で2時間乾燥した電子写真感光体(1)を作製
した。 一方、上記の化合物(37)の代わりに下記の比
較化合物Aを用いた以外は上記と全く同様に処理
して感光体Aを作製した。 (比較化合物A) 以上の感光体2種について、分光反射率の測定
およびカーボンブラツクをトナーとする液体現像
剤を用いて、通常の電子写真法による分光写真を
撮つた。 分光反射率の測定の結果化合物(37)を加えた
電子写真感光層は波長784nmに明らかな吸収極大
を示したが、比較化合物を加えた電子写真感光層
は波長800nm付近には全く吸収を示さなかつた
た。 分光写真の撮影の結果、化合物(37)を加えた
電子写真感光層は波長380nm付近のZnOの固有感
光域の応答のほかに前述した分光反射率に対応す
る波長域に分光増感による感度を示した。他方、
比較化合物を加えた電子写真感光層はZnO固有感
光域の応答のほかには何んら応答は見られなかつ
た。すなわち比較化合物Aを加えた電子写真感光
層は分光増感されていないことが明らかになつ
た。 一方、これらの感光体(1)及びAを−6KVのコ
ロナ放電により−400Vに帯電させて、その電位
が1/2に減衰するのに必要な露光量、即ち、半減
露光量E1/2[erg/cm2]を測定した。 光源としては、ガリリウム−ルミニウム−ヒ素
半導体レーザー(発振波長780nm)を用いた。 化合物(37)を用いた本発明の電子写真感光体
1のE1/2は56[erg/cm2]であつたのに対し、比
較化合物Aを用いた感光体Aは全く光感度が認め
られなかつた。 以上の如き結果となつたのは比較化合物Aがそ
の不安定性の故に分解により消失したためであ
り、かかる分解は組成物の分散物を作製する際、
予め酸化亜鉛等と色素を入れてからボールミル中
にて2時間分散させたために該分散中に色素が分
解したものと推測される。これに対して本発明の
増感色素はかかる処理条件下でも安定に存在し、
分光増感作用を示すことが判る。 実施例28及び比較例B 実施例27に示した2種の化合物について、実施
例27とは異なる方法により電子写真感光層を作製
した。 微粒子状酸化亜鉛(平均粒子径0.5〜1μm、堺
化学製Sazex2000)100部、スチレン化アルキ
ツド樹脂(日本ライヒホールド社製スチレゾール
#4250)の25重量%トルエン溶液35部、および
トルエン40部を混合して磁器製ポールミルで2時
間混練し白色分散液を作つた。この分散液にポリ
イソシアネート樹脂(日本ライヒホールド社製、
バーノツクD−750)の25重量%酢酸ブチル溶
液15部を加えてよく撹拌して3分し、さらにこの
分散液に実施例27に示した2種のメタノール溶液
各10部加えよく撹拌した。この2種類の分散液を
アルミニウム箔上に乾燥膜厚10μmとなるように
それぞれ塗布し、次いで50℃の恒温槽で15時間乾
燥して2種類の電子写真感光材料を得た。このよ
うにして得られた2種類の材料について、比較化
合物A及び化合物(37)を含む電子写真感光層を
有する材料をそれぞれ比較試料B及び試料(2)と名
づける。 この2種の試料について分光反射率および電子
写真法による分光感度を測定した。2種の試料に
ついて製造直後と50℃80%RHの条件下で1週間
保存した後において分光反射率の波長範囲700nm
〜850nmでの吸収極大波長における吸光度を測定
し、加速試験後の吸光度を製造直後の吸光度で除
した値を安定度値として安定度を見積つた。安定
度値が1に近いほど安定であることを示す。安定
度値は第4表に記載されている。なお、本実施例
において感光層の作成における色素の分解を防ぐ
ために予め酸化亜鉛と樹脂とを分散した後色素を
添加する方法を採用した。更に色素の分解促進を
抑制するために樹脂の酸価がゼロのものを用い
た。
【表】 比較試料Bは製造直後には反射率の極大が波長
800nm付近(比較化合物の吸収極大波長に対応す
る)と波長380nm付近(ZnOの吸収極大波長に対
応する)の2ケ所に見られたが、加速試験後には
波長800nm付近の反射率の極大は消失して分光吸
光度曲線は平坦になつており、波長380nm付近の
反射率の極大のみが見られた。この事実は加速試
験条件下で電子写真感光層中の比較化合物が消失
したことを示している。 一方、試料(2)について、製造直後と加速試験後
の分光増感度を実施例27の場合と同様にして測定
したところ、上記の安定度値にほぼ同等な分光増
感度比が得られた。すなわち、試料(2)は製造直後
と加速試験後に化合物(37)により目的とする分
光増感がほぼ同程度に実現されていることが明ら
かになつた。 (発明の目的) 本発明の光導電性組成物は充分な増感効果を示
す高感度な感光体である。特に750nm以上の長波
長域にまで増感する本発明の色素群は、従来のレ
ーザー用電子写真感光体と比較して著しく高感度
とすることができ且つ安定性も非常に向上でき
た。 即ち、本発明では上記のような特徴ある骨格構
造の増感色素を用いることにより従来のシアニン
色素を含む増感色素感光層が長期の保存に耐えな
かつた欠点を克服した。感光層製造中における増
感色素の分解が減つたことはもとより、感光層を
50℃、80%R.H.(相対湿度)というような過酷な
試験条件においても従来使用されていたシアニン
色素に比べて、非常に優れた安定性を示した点に
おいて著しい効果を有する。特に従来使用の赤色
光ないし赤外線増感色素に比べて格段の安定性を
有する。 本発明における増感色素の使用法は、色素の安
定性が高いので、特別に分散混合条件を設定した
り、添加する時期を慎重に選ぶ等の配慮がいらな
いので、感光材料を製造する工程が簡略になり、
感光材料の品質、性能が安定する利点がある。ま
た、光導電体として、酸化亜鉛、酸化チタン、硫
酸亜鉛、硫化カドミニウム等の無機光導電体を使
用する場合、増感色素とこれらの光導電体が共存
すると、特に、光照射下で従来公知の増感色素が
分解され易い傾向にあり、特に、赤色光乃至赤外
線増感色素を使う場合には、暗所で感光層製造作
業をする等の制限が必要であつた。このような制
限が著しく緩和されることも本発明の著しい効果
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光導電体、増感色素および結着樹脂を含有す
    る光導電性組成物において、該増感色素が下記一
    般式〔〕で表わされる化合物であることを特徴
    とする光導電性組成物。 一般式〔〕 式〔〕中、n及びmは各々0、1、2又は3
    を表わす。但し、mとnが同時に0になることは
    ない。 p及びqは各々0又は1を表わす。 Lはメチン基又は置換メチン基を表わす。 R1及びR2は同一又は異なつており、各々置換
    もしくは未置換の脂肪族基を表わす。 R3、R4及びR5は各々同一又は異なつており、
    各々水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒド
    ロキシ基、置換もしくは未置換のアミノ基又はハ
    ロゲン原子を表わし、R3とR4、R3とR5、及びR4
    とR5の少なくとも一つで縮合6員環を形成して
    いてもよい。 Z1及びZ2は同一又は異なつており、各々5員環
    又は6員環を形成するのに必要な非金属原子群を
    表わし、それらの環は置換基を有していてもよ
    く、他の環と縮合していてもよい。 X はアニオンを表わす。 rは1又は2を表わす。但し色素が分子内塩を
    形成する時はrは1である。
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