JPH0561209U - スキー場用地盤 - Google Patents
スキー場用地盤Info
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 基盤2上の少なくとも一部に、互いに連通し
た空孔を有し且つその空隙率が5〜50%の通水性発泡
体よりなる通水材1を敷設する。 【効果】 地面からの熱が遮断され且つ融雪により生じ
た水が効率的に排出されるため、有効に融雪を防止する
ことができ、さらに、夜毎に雪上をシートで覆う必要が
ない。
た空孔を有し且つその空隙率が5〜50%の通水性発泡
体よりなる通水材1を敷設する。 【効果】 地面からの熱が遮断され且つ融雪により生じ
た水が効率的に排出されるため、有効に融雪を防止する
ことができ、さらに、夜毎に雪上をシートで覆う必要が
ない。
Description
【0001】
本考案は、スキー場用地盤に関するものであり、さらに詳しくは、有効に融雪 を防止することのできるスキー場用地盤に関するものである。
【0002】
スキー場は、山肌への積雪や、人工的に製造した雪を山肌に積もらせたりして 作られるが、地面の温度や外気の気温変化により融雪しやすい。また、融雪して 生じた水が、さらに融雪を促進するという問題がある。 そこで、スキー場の融雪を防止するために、夜間、シートで雪上を覆うことが 行われている。
【0003】
しかしながら、スキー場全体をシートで覆うことは、実際上無理であり、部分 的にシートで覆うとしても非常に手間がかかり、さらにシートで覆われないとこ ろは融雪してしまうという問題がある。 本考案は、上記のような従来の課題を解決し、地面からの熱を遮断し、融雪に より生じた水を効率的に排出することにより、融雪が生じにくいスキー場用地盤 を提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案者らは鋭意検討の結果、上記のような従来の課題を解決することができ た。 すなわち本考案の第1は、基盤上の少なくとも一部に、互いに連通した空隙を 有し且つその空隙率が5〜50%の通水性発泡体よりなる通水材を敷設したこと を特徴とする、スキー場用地盤を提供するものである。 本考案の第2は、通水材が、発泡樹脂ブロックと、互いに連通した空隙を有し 且つその空隙率が5〜50%の通水性発泡体との積層体である、前記に記載のス キー場用地盤を提供するものである。
【0005】 以下に本考案をさらに詳細に説明する。 本考案は、図1に示したように、基盤2上に通水材1を敷設することにより、 地面からの熱を遮断し、融雪により生じた水を効率的に排水することのできるス キー場用の地盤を提供するものである。なお、本考案でいうスキー場とは、実際 に滑走するためのゲレンデだけではなく、スキー場において融雪が望ましくない 場所も含むものとする。
【0006】 本考案において通水材1を構成する通水性発泡体1aは、例えば図3(A)に 示したように、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレンまたは発泡ポリプロピレン 等の大きさ(粒径)2〜10mmの発泡体粒子5を、接着剤6(エポキシ系、ウレタ ン系、酢酸ビニル系、アクリル系、ゴム系、アスファルト系)を介して、互いに 連通した通水性の空隙7が形成されるように点接着し5〜50%の空隙率を有す る板状、ブロック状または多角柱状のもの(図2(A))である。なお、本考案 における空隙率は、製造された通水性発泡体(縦acm、横bcm、高さccm)を、 水槽の水面下に沈めた際の水面が上昇した高さ(hcm)を測定し、下式により算 出したものである。
【0007】
【数1】
【0008】 このような発泡体粒子5の代わりに、非球形の図3(B)に示したようなサド ル状の発泡体チップ8、例えば三菱油化バーデイツシエ社製YBチップ(商品名 )を用い、これらの発泡体チップ8を金型内に充填し、スチーム加熱してこれら 発泡体チップの面9で互いに熱融着させて、細長い通水用の空隙10が、前記と 同様の空隙率で形成されるようにしてもよい。 上記のようにして得られた通水性発泡体1aは、強度の面から、嵩密度が0. 01〜0.1g/cm3および圧縮強度が0.2〜3.0kg/cm2、さらに地面からの熱 を伝えにくくするために0.030〜0.060kcal/m・h・℃の熱伝導率を有する ものがよい。通水材1は、その通水性と断熱性を考慮すると、1〜100cmの肉 厚が適当である。
【0009】 本考案においては、前記した通水性発泡体1aのみで通水材1を構成してもよ いし、また、図2に示したように、通水性発泡体1aと発泡樹脂ブロック(以下 、単にブロックという)1bとの併用により通水材1を構成してもよい。この際 、ブロック1bの上面に、通水性発泡体1aを適当な形状において積層一体化し て通水材1となし、これを基盤2上に敷設することもできる。このようにすれば 、地面からの熱の遮断性が向上する上、すでに一体化されているので作業性がよ く、また通水性発泡体1aがブロック1bからすべり落ちることがなく好適であ る。ブロック1bの素材は、とくに制限されず、自由に選択することができるが 、例えばポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等を用いたブロックを挙 げることができる。このブロック1bの嵩密度、圧縮強度および熱伝導率は、上 記の通水性発泡体1aと同様のものが好適である。ブロック1bのサイズは、所 望するスキー場の斜面の傾斜の角度や形状等で適宜選択すればよい。
【0010】 本考案のスキー場用地盤を形成させる場合の一例を以下に示す。 図1に示したように、まず基盤2上に通水材1を敷設するが、この場合、通水 材1を固定するために、例えばアンカーや、径6〜10mm程度の棒等で基盤2と 、通水材1とを固定することができる。また、通水材1を敷設する際に、必要に 応じて地面を削ったりあるいは土盛りしたりして、通水材1を敷設しやすい基盤 2を形成することもできる。 本考案のスキー場用地盤は、このまま、この上を雪で覆っても使用可能である が、これとは別に、厚さ約10〜50cmの土砂11を重ねてもよい。
【0011】
本考案のスキー場用地盤は、地面からの熱が通水材を構成する発泡体によって 遮断され且つ融雪により生じた水が通水材によって効率的に排出されるため、有 効に融雪を防止することができ、さらに、夜毎に雪上をシートで覆う必要のない スキー場用地盤が提供される。
【図1】本考案のスキー場用地盤の一実施例を示す断面
図である。
図である。
【図2】本考案に用いる通水材の一実施例を示す斜視図
である。
である。
【図3】本考案に用いる通水材を構成する通水性発泡体
の一実施例の断面の拡大図である。
の一実施例の断面の拡大図である。
1 通水材 1a 通水性発泡体 1b 発泡樹脂ブロック 2 基盤 5 発泡体粒子 6 接着剤 7,10 空隙 8 発泡体チップ 9 発泡体チップの面 11 雪または土砂
Claims (2)
- 【請求項1】 基盤上の少なくとも一部に、互いに連通
した空隙を有し且つその空隙率が5〜50%の通水性発
泡体よりなる通水材を敷設したことを特徴とする、スキ
ー場用地盤。 - 【請求項2】 通水材が、発泡樹脂ブロックと、互いに
連通した空隙を有し且つその空隙率が5〜50%の通水
性発泡体との積層体である、請求項1に記載のスキー場
用地盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP178792U JPH0561209U (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | スキー場用地盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP178792U JPH0561209U (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | スキー場用地盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561209U true JPH0561209U (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11511291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP178792U Pending JPH0561209U (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | スキー場用地盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0561209U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03166404A (ja) * | 1989-11-24 | 1991-07-18 | Nippon Steel Corp | スキー場の融雪防止構造 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP178792U patent/JPH0561209U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03166404A (ja) * | 1989-11-24 | 1991-07-18 | Nippon Steel Corp | スキー場の融雪防止構造 |
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