JPH0561455U - ディーゼルエンジンの始動停止装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの始動停止装置

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JPH0561455U
JPH0561455U JP268792U JP268792U JPH0561455U JP H0561455 U JPH0561455 U JP H0561455U JP 268792 U JP268792 U JP 268792U JP 268792 U JP268792 U JP 268792U JP H0561455 U JPH0561455 U JP H0561455U
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engine
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fuel cut
cut solenoid
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芳弘 川村
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンを停止制御するコントローラの故障
時にも、キースイッチによるエンジンの始動停止を可能
にする。 【構成】 キースイッチ17と燃料カットソレノイド1
9のワイヤ接続端子を、オス・メス接続カプラA,Bに
なし、コントローラ21の故障時、両カプラを出力リレ
ー20を介さず直接、接続してエンジンの始動を可能に
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、作業車輌に搭載するディーゼルエンジンの始動停止装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバイン,トラクタ等の農作業車輌においては、オペレータのキース イッチ操作により、エンジンの始動・停止を行うと共に、各部の異常発生時にそ のことをコントローラ(制御装置)により検出して、エンジンを自動的に停止さ せるようになしたものがある。 また、ディーゼルエンジンの停止装置として、インジェクションポンプへの燃 料供給通路に閉鎖弁を設け、該閉鎖弁をリターンスプリングにより常時は閉鎖状 態になして、エンジンを停止状態に維持すると共に、エンジン始動時には、閉鎖 弁に付設した燃料カットソレノイドを通電させて、燃料供給通路を開放し、エン ジンの始動を可能にするものが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記したディーゼルエンジンの停止装置は、燃料カットソレノイドに通電しな いとエンジンへの燃料供給が停止し、それによりエンジンを停止させることがで きるから、例えば、燃料カットソレノイドに対する電源回路中の故障、例えば、 断線の発生等においても、確実にエンジンを停止させることができ安全である。 また、係るエンジンの停止装置を利用して、そのエンジン停止回路中に、作業 車輌の異常を検出してエンジンを自動的に停止させるコントローラ(制御装置) を直列に組み込むと、作業車輌に異常が発生した場合も、エンジン停止回路が開 路となって、エンジンと共にそれから動力を得ている走行部,及び作業装置を停 止させることができ、過負荷による作業装置の破損等を未然に防止することがで きる。 しかし、この場合、異常を検出するコントローラ(制御回路)自体が故障した 時は、エンジン停止回路が開路となって、エンジンが同様に停止するため、安全 ではあるが、緊急にエンジンを始動して車輌を退避したい場合等においては、制 御回路(コントローラ)自体を交換する、又はその異常原因を取り除かない限り エンジンの再始動ができないこととなって、かえって弊害になるという問題点が ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題解決を目的とするもので、その技術的手段は、非通電に よりエンジンへの燃料供給を停止し、通電により停止を解除する燃料カットソレ ノイドに、バッテリーからキースイッチを介して給電すると共に、作業車輌の異 常状態を検出してエンジン停止の判断を行うコントローラを設け、該コントロー ラの出力リレーを前記キースイッチと燃料カットソレノイドとの間に直列に挿入 するという回路構成を要旨となす。 そして、コントローラ自体の故障に対しては、キースイッチと燃料カットソレ ノイドの出力リレーに接続する側のワイヤ接続端子を、それぞれ同一種のオス・ メス接続カプラになすことにより、両カプラを直接接続して非常時にもエンジン の始動を可能になすことを特徴とする。
【0005】
【作用】
エンジンを始動する時には、キースイッチを操作して燃料カットソレノイドに 通電する。燃料カットソレノイドは通電されると、燃料供給を常時カットしてい るリターンスプリングに抗して、閉鎖弁を切り換え燃料供給通路を開放する。 また、エンジンの起動中、作業車輌に何らかの異常が発生した場合は、コント ローラはそれを検出して信号処理した後、出力リレーにエンジン停止の指令を出 す。出力リレーはコントローラの指令に基づきエンジン停止回路を開路とし、燃 料カットソレノイドを非通電とする。そのため、燃料供給通路はリターンスプリ ングにより閉鎖する位置に切り換えられ、エンジンは停止する。また、キースイ ッチをオフ位置に操作した場合にも、燃料カットソレノイドは非通電となり、同 様にエンジンは停止する。 さらに、コントローラが故障した場合、或いは、出力リレーの接点不良等に起 因して、エンジンを始動できない場合は、キースイッチと出力リレー、及び、燃 料カットソレノイドと出力リレー間の接続をカプラ部で外し、次に、外したキー スイッチ、及び、燃料カットソレノイドの接続カプラどうしを直接結合して、コ ントローラを介さない配線に組み換える。これにより、エンジンはキースイッチ 操作により始動・停止が可能となる。
【0006】
【実施例】
本考案のディーゼルエンジンの始動停止装置を、コンバインに適用した場合の 一実施例を図面に基づいて説明する。 図4に示すように、コンバイン1は、左右のクローラー走行装置2,2を有す る機体フレーム3の左側に脱穀装置4を搭載している。そして、脱穀装置4の右 側には操縦部5を設けている。操縦部5の後方には、カバー6,7により覆われ たディーゼルエンジン8、及びラジエター冷却装置を配置している。 また、操縦部5の前方には、機幅の略全体に亙る分草体9,引起装置10,刈 取装置11,及び脱穀装置4に刈取り穀稈を搬送する搬送装置12等よりなる前 処理装置13を上下回動自在に装着している。更に、脱穀装置4の後部には、デ ィスク型のカッター14を取付けており、前記した脱穀装置4,エンジン8、及 びラジエター冷却装置の上部に亙る部位にはグレンタンク15を適宜の支柱によ り架設している。尚、16は籾排出オーガーである。
【0007】 ここで、前記した操縦部5には、エンジン8を始動・停止させるキースイッチ 17が設けてあり、キースイッチ17は、図1の回路図に示すように、機体に搭 載したバッテリ18に一端を接続し、そのスイッチ片はエンジン停止位置(OF F)、電装品位置(ACC)、及びスタータ位置(ST)に切換可能に構成して ある。また、19はエンジン8の図示しない閉鎖弁に一体的に付設した燃料カッ トソレノイドであって、燃料カットソレノイド19は、キースイッチ17の電装 品端子(ACC),及びスタータ端子(ST)から、後述する出力リレー20の 接点を介して接続されている。 なお、閉鎖弁は、燃料タンクからセジメンター,燃料ポンプ、フィルター等を 介してインジェクションポンプに供給される燃料の供給通路中(具体的には、フ ィルターとインジェクションポンプ間)に設けられており、燃料カットソレノイ ド19の通電により閉鎖弁は供給通路を開放し、非通電により閉鎖弁はリターン スプリングの付勢力により供給通路を閉鎖する。そのため、エンジン8は、閉鎖 弁の開放により燃料をインジェクションポンプから噴射ノズルに圧送しエンジン の始動が可能であり、閉鎖することによりインジェクションポンプへの燃料がカ ットされエンジンは停止する。
【0008】 また、同回路図中、21はエンジンの停止制御、或いはコンバインの各作業部 の制御を行うコントローラであって、該コントローラ21は、マイクロコンピュ ータ本体22,及び入・出力インターフェイス23,24よりなる周知の構成を 採用している。そして、コントローラ21の入力インターフェイス23には、コ ンバインの作業部に配置した排藁センサ25a,オーバーフローセンサ25b, 扱深詰まりセンサ25c,・・,作業機クラッチスイッチ25g等のセンサース イッチが接続され、出力インターフェイス24を構成するトランジスタ26aに は、前述したエンジン停止回路にその接点Sを直列に挿入した出力リレー20を 接続している。
【0009】 なお、出力インターフェイス24の他のトランジスタ26b,・・は、同様な リレー,ソレノイド,或いはパイロットランプ等の負荷を介して、キースイッチ 17の電装品端子(ACC)に接続されているものであって、これらのワイヤハ ーネスは、コントローラ部21と分離可能に多極の接続カプラ27により、一括 して接続されている。 但し、前記したエンジン停止回路を構成する出力リレー20に接続するワイヤ 端子は、多極の接続カプラ27とは別の単独の接続カプラにより結線するもので あって、例えば、キースイッチ17より延長したワイヤの端部にメスの接続カプ ラAを装着した場合は、出力リレー20の固定側端子aから延長したワイヤの端 部にオスの接続カプラBを、そして出力リレー20の可動側端子bから延長した ワイヤの端部には、キースイッチ17側に設けた接続カプラと同一種のメスの接 続カプラAを、更に、それに接続する燃料カットソレノイド19から延長したワ イヤの端部にはオスの接続カプラBをそれぞれ装着して結線している。それ故、 キースイッチ17側の接続カプラAと燃料カットソレノイド19側の接続カプラ Bは、互いにオス・メスの接続カプラとなり、図2に示すように、コントローラ 21,及び出力リレー20を介さず、両カプラを直接、接続することが可能であ る。
【0010】 次に、これらの動作について説明すると、エンジン停止位置(OFF)にある キースイッチ17をオペレータが操作して、そのスイッチ片を電装品位置(AC C)を経由してスタータ位置(ST)に切換えると、バッテリ18から供給され た電流は、キースイッチ17の電装品位置(ACC),及びスタータ位置(ST )の各端子から、出力リレー20の接点Sを経由して燃料カットソレノイド19 に流れる。これにより、エンジン8の閉鎖弁は燃料供給状態に開放され、図示し ないスタータモータが駆動されると、エンジンが起動する。 また、このようにエンジン8を始動した後、刈取作業を行っている間に、例え ば、ディスク型のカッター14部で、脱穀済の穀稈、即ち排藁が搬送過多により 詰まりを生じると、排藁センサ25aはそれを検出し、コントローラ21に信号 を入力する。ここでコントローラ21はその信号に基づき、エンジン停止の要否 を判断する。そしてエンジン停止の必要を判断すると出力トランジスタ26aを 作動し、出力リレー20の接点Sを開路とし、燃料カットソレノイド19を非通 電状態になす。そのため、エンジン8の閉鎖弁はリターンスプリングにより、燃 料供給を遮断し、エンジンは停止する。
【0011】 以上の動作を図3のフローチャトにそって補足説明すると、エンジンの停止制 御は、刈取作業中,即ち作業機クラッチが入りで各部が駆動されている状態にお いてのみ制御が実行され、作業機クラッチスイッチ25gがOFFであれば停止 制御は行われない。ここで、作業機クラッチスイッチ25gがONで作業を行っ ている時、前述した排藁センサ25a、又は、脱穀装置4に刈取り穀稈を搬送す る搬送装置12に設けた扱深詰まりセンサ25cが、カッター14部,或いは搬 送装置12部において穀稈の搬送詰まりを検出してONすると、各センサスイッ チの立ち上がりを検出して遅延タイマTが計時を開始し、所定のタイマ時間t経 過しても依然としてセンサスイッチがONであれば、エンジン停止用の出力リレ ー20はONとなり、燃料カットソレノイド19は非通電状態となりエンジン8 は停止する。 なお、搬送装置に一時的に過大な穀稈が搬送されてセンサスイッチがONにな っても、詰まりに至らない程度の単発的なものであれば、タイマ時間tの間にセ ンサスイッチは再びOFFになり、その場合は遅延タイマTがクリアされ、エン ジン停止用の出力リレー20はOFFを継続するから、エンジン停止は実行され ない。また、一旦搬送詰まりによりエンジン8が停止した場合は、搬送装置から 穀稈を取り除いて作業を再開することができ、エンジンを停止させずに作業を続 行した場合のように、詰まりが高じて作業部の破損を招来するような重大な事態 を未然に回避することができる。しかも、その場で修理できない場合は、作業機 クラッチを切ってエンジン停止制御を解除すれば、エンジンの始動が可能で、コ ンバインを修理が行い易い場所まで移動させて能率的に整備ができる。
【0012】 さらに、図1の回路でコントローラ21が故障した場合、或いは出力リレー2 0の接点Sに不良等が発生した場合は、出力リレー20の接点Sが開き、エンジ ン8は安全サイドに停止する。しかし、路上走行中、このような事態に陥ると、 故障しているコントローラ21,或いは出力リレー20を交換・修理しないかぎ りエンジンの始動はできず、通行の邪魔になったりしてあまり好ましくない。 そこで、このような事態においては、図2の回路図に示すように、キースイッ チ17側の接続カプラAと燃料カットソレノイド19側の接続カプラBを出力リ レー20側の接続カプラB,及びAから外し、両接続カプラA,Bどうしを直接 接続するように組み換える。これにより、故障したコントローラ21,又は出力 リレー20を介さず、直接、キースイッチ17操作により、燃料カットソレノイ ド19を通電,或いは非通電に切り換えることができ、非常時にも今まで通りの エンジン始動が可能となり、走行装置を駆動して脱出をはかることができる。そ して、修理に適した場所まで移動させて、故障部品の交換・修理を能率的に行う ことができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上のように、非通電によりエンジン8への燃料供給を停止し、通電 により停止を解除する燃料カットソレノイド19に、バッテリー18からキース イッチ17を介して給電すると共に、作業車輌の異常状態を検出してエンジン停 止の判断を行うコントローラ21を設け、該コントローラの出力リレー20を前 記キースイッチ17と燃料カットソレノイド19との間に直列に挿入するもので あるから、燃料カットソレノイド19に対する電源回路中の故障、或いは、コン トローラ21の故障に対しても確実にエンジン8を停止させることができ、エン ジン停止動作の信頼性を向上させることができる。 また、作業車輌の異常時には、キースイッチ17によるエンジン停止回路を利 用して、安価にエンジンを自動的に停止させることができるうえ、作業装置の過 負荷による破損を未然に防止し、運転再開までの復旧時間を著しく短縮すること ができる。 しかも、キースイッチ17と燃料カットソレノイド19の出力リレー20に接 続する側のワイヤ接続端子を、それぞれ同一種のオス・メス接続カプラA,Bに なし、両カプラを直接、接続してエンジン8を始動可能になしてあるから、コン トローラ21,或いは出力リレー20の故障に対しても、極めて簡単な配線の組 み換えにより非常時の脱出がはかれ、車輌運転上の安全性を飛躍的に向上させる ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンの始動停止回路図である。
【図2】配線を組み換えた場合の回路図である。
【図3】エンジン停止制御のフローチャートである。
【図4】コンバインの斜視図である。
【符号の説明】
8 エンジン 17 キースイッチ 18 バッテリー 19 燃料カットソレノイド 20 出力リレー 21 コントローラ A 接続カプラ B 接続カプラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非通電によりエンジンへの燃料供給を停
    止し、通電により停止を解除する燃料カットソレノイド
    に、バッテリーからキースイッチを介して給電すると共
    に、作業車輌の異常状態を検出してエンジン停止の判断
    を行うコントローラを設け、該コントローラの出力リレ
    ーを前記キースイッチと燃料カットソレノイドとの間に
    直列に挿入し、かつ、キースイッチと燃料カットソレノ
    イドの出力リレーに接続する側のワイヤ接続端子を、そ
    れぞれ同一種のオス・メス接続カプラになし、コントロ
    ーラ自体に故障が発生した場合には、両カプラを直接、
    接続してエンジンを始動可能に構成してあることを特徴
    とするディーゼルエンジンの始動停止装置。
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