JPH0561772B2 - - Google Patents

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JPH0561772B2
JPH0561772B2 JP63106016A JP10601688A JPH0561772B2 JP H0561772 B2 JPH0561772 B2 JP H0561772B2 JP 63106016 A JP63106016 A JP 63106016A JP 10601688 A JP10601688 A JP 10601688A JP H0561772 B2 JPH0561772 B2 JP H0561772B2
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JP
Japan
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hot rolling
aluminum material
aluminum
rolling
length
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63106016A
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English (en)
Other versions
JPH01276612A (ja
Inventor
Masashi Sakaguchi
Tomoaki Yamanoi
Tomohiko Kitamoto
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Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 この発明は電解コンデンサ電極用アルミニウム
材料に関する。 従来の技術及び課題 アルミニウム電解コンデンサ用電極材として一
般に用いられるアルミニウム箔には、その実効面
積を拡大して単位面積当りの静電容量を増大する
ため、一般に電気化学的あるいは化学的エツチン
グ処理が施される。 ところで、アルミニウム箔は一般には溶解・鋳
造、熱間圧延、冷間圧延、最終焼鈍の各工程の順
次的実施により製作されるが、最終焼鈍したアル
ミニウム箔の再結晶集合組織において、{100}面
が箔の表面と平行となり<001>方向が圧延方向
と平行となつている、いわゆる立方体方位の結晶
が多く存在すれば、このアルミニウム箔をエツチ
ングした場合に静電容量が大きくなることは良く
知られた事実である。 そこで、最終焼鈍後の再結晶集合組織における
{100}面の占有率を向上し、エツチング特性の向
上ひいては静電容量の増大を図るべく従来より
種々検討されているが、いずれも十分なものでは
なく、また{100}面の占有率のバラツキも大き
いものであつた。 この発明はかかる事情に鑑み、最終焼鈍後の
{100}面の占有率を向上、安定化させ、静電容量
の大きな電解コンデンサ用アルミニウム箔を提供
することを目的とし、このための材料を提供せん
とするものである。 問題点を解決するための手段 上記目的において、発明者は鋭意研究の結果、
アルミニウム箔の製造工程における熱間圧延後の
組織と最終焼鈍後の{100}面の占有率との間に
密接な相関関係があることを見出すに至り、かか
る知見に基いてこの発明を完成しえたものであ
る。 即ちこの発明に係る電解コンデンサ電極用アル
ミニウム材料の製造方法は、不純物としてのFe、
Si、Cuを除く残部の純度が99.9%以上である高純
度アルミニウムからなるアルミニウム材料であつ
て、熱間圧延後の組織において、結晶粒の短軸の
長さが最大10mm以下であることを特徴とするもの
である。 本発明に係るアルミニウム材料において、不純
物としてのFe、Si、Cuを除く残部の純度が99.9
%以上り限定されるのは、99.9%未満では{100}
占有率のバラツキが大きくなり、占有率も低下す
るからである。またFeは立方体方位の成長を阻
害する元素であり、100ppmを超えて含有される
と最終焼鈍時の{100}占有率そのものが低下す
る傾向にあるため100ppm以下に規制するのが望
ましい。SiはFeの析出を促進する元素であるが、
100ppmを超えて含有されるとやはり立方体方位
の成長を阻害する傾向となるため、同じく
100ppm以下に規制するのが望ましい。Cuは
100ppmを超えて含有されるとエツチング処理に
おいて過溶解などの問題を生じ易いため、同じく
100ppm以下に規制するのが望ましい。 アルミニウム箔の製造工程における熱間圧延に
より、アルミニウム材料1は第1図に示すよう
に、その結晶粒2が圧延方向Xに延ばされた状態
となるが、この発明では熱間圧延後の組織におい
て、結晶粒2の長軸の長さ(a)、短軸弐長さ(b)、厚
み(C)のうち、特に短軸の長さ(b)が最大10mm以下で
あることを要件とする。短軸の長さ(b)が10mmを超
える結晶粒が存在すると、最終焼鈍後の{100}
面の占有率が低下し、またロツト内のバラツキも
大きくなるためである。これは、結晶粒2の短軸
の長さ(b)が10mmを超えると、再結晶時に圧延面が
{100}面となるような核の有効な発生場所である
結晶粒界の分布が不均一となるため、最終焼鈍時
に起こる再結晶で圧延面が{100}面を持つよう
な再結晶粒の十分な核生成、成長が進行しないた
めであると考えられる。このような現象は熱間圧
延工程における圧下率が特に97%程度以上である
場合に特に顕著となる。 熱間圧延後の組織において、短軸bの長さが10
mmを超える結晶粒を規制するための具体的方法と
しては、例えば、熱間圧延において、厚さ10〜80
mmの間での1パスの圧下率が40%以上である工程
を1回もしくは2回とるとか、更に圧延パス間の
保持時間を1分以上にし、再結晶を進行させるこ
となどが挙げられる。 上記アルミニウム材料は、これを冷間圧延、箔
圧延、最終焼鈍の各工程を順次的に実施して電解
コンデンサ電極用アルミニウム箔に製作する。か
かる熱間圧延以後の工程についてはこれを何ら限
定するものではなく、従来の同様の条件を採用し
うる。また冷間圧延後あるいは冷間圧延の途中に
1回あるいは2回以上の中間焼鈍を施しても良
い。 最終焼鈍を経たアルミニウム箔は、その後電気
化学的あるいは化学的エツチング処理したのち、
電解コンデンサ電極箔として使用する。 発明の効果 この発明に係る電解コンデンサ電極用アルミニ
ウム材料は、上述の次第であるから、該材料を用
いることにより、最終焼鈍後の箔において{100}
面の占有率を向上させることができ、また場所に
よるバラツキを抑えることができる。その結果、
エツチング特性を向上させることができ、ひいて
は静電容量に優れかつその値にバラツキの少ない
電極箔を得ることができる。 実施例 [試料1] Fe:25ppm、Si:10ppm、Cu:50ppmを含み、
これら以外の不純物の含有量が10ppmであるアル
ミニウム鋳塊につき、熱間圧延開始温度520℃で
合計圧下率98%の熱間圧延を施した。ここに、熱
間圧延のパススケジユールは、下記第1表におけ
る(イ)を採用した。 上記熱間圧延により得られたアルミニウム材料
の組織を調べたところ、結晶粒の短軸の長さは最
大180μmであり、平均値は120μmであつた。 次に、上記アルミニウム材料を0.12mmの厚さま
で冷間圧延し、続いて250℃で10時間の中間焼鈍
を実施したのち、厚さ0.1mmに冷間圧延した。そ
してこのアルミニウム箔を550℃×1時間最終焼
鈍した。 [試料2] 熱間圧延開始温度を550℃とするとともに、熱
間圧延におけるパススケジユールとして、下記第
1表における(ロ)を採用した以外は上記試料1と同
様にして試験片を得た。この場合、熱間圧延後の
アルミニウム材料の組織において、結晶粒の短軸
の長さは最大20000μm(20mm)であり、平均値
は900μmであつた。 [試料3] Fe:40ppm、Si:30ppm、Cu:30ppmを含み、
これら以外の不純物の含有量が30ppmであるアル
ミニウム鋳塊につき、熱間圧延開始温度580℃で
合計圧下率98%の熱間圧延を施した。ここに、熱
間圧延のパススケジユールは、下記第1表におけ
る(イ)を採用した。 上記熱間圧延により得られたアルミニウム材料
の製織を調べたところ、結晶粒の短軸の長さは最
大1800μmであり、平均値は700μmであつた。 次に、上記アルミニウム材料を0.15mmの厚さま
で冷間圧延し、続いて250℃で12時間の中間焼鈍
を実施したのち、厚さ0.1mmに冷間圧延した。そ
してこのアルミニウム箔を550℃×1時間最終焼
鈍した。 [試料4] 熱間圧延開始温度を590℃とするとともに、熱
間圧延におけるパススケジユールとして、下記第
1表における(ロ)を採用した以外は上記試料3と同
様にして試験片を得た。この場合、熱間圧延後の
アルミニウム材料の組織において、結晶粒の短軸
の長さは最大25000μm(25mm)であり、平均値
は500μmであつた。 [試料5] 中間焼鈍を300℃×12時間の条件で行つた以外
は試料3と同様にして試験片を得た。 [試料6] Fe:60ppm、Si:40ppm、Cu:30ppmを含み、
これら以外の不純物の含有量が100ppmであるア
ルミニウム鋳塊につき、熱間圧延開始温度590℃
で合計圧下率98%の熱間圧延を施した。ここに、
熱間圧延のパススケジユールは、下記第1表にお
ける(イ)を採用した。 上記熱間圧延により得られたアルミニウム材料
の組織を調べたところ、結晶粒の短軸の長さは最
大1200μmであり、平均値は600μmであつた。 次に、上記アルミニウム材料を0.12mmの厚さま
で冷間圧延し、続いで300℃で12時間の中間焼鈍
を実施したのち、厚さ0.1mmに熱間圧延した。そ
してこのアルミニウム箔を550℃×1時間最終焼
鈍した。 [試料7] 熱間圧延におけるパススケジユールとして、下
記第1表における(ロ)を採用した以外は上記試料6
と同様にして試験片を得た。この場合、熱間圧延
後のアルミニウム材料の組織において、結晶粒の
短軸の長さは最大22000μm(22mm)であり、平
均値は1200μmであつた。
【表】 以上により得られた7種類の試料につき、幅方
向に3か所、長さ方向に10か所の合計30点につ
き、各{100}面の占有率を調査し、その最大値、
最小値、平均値を調べた。その結果を下記第2表
に示す。
【表】
【表】 上記結果からわかるように、この発明に係るア
ルミニウム材料を用いることにより、再結晶集合
組織における{100}面の占有率の大きなかつバ
ラツキの少ないアルミニウム箔を得ることができ
ることを確認しえ、従つてエツチング特性に優れ
静電容量の大きなかつバラツキの少ない電極箔と
なしうることを当然に予想しうるものであつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱間圧延後のアルミニウム材料の結晶
粒組織を示す模式図である。 1……アルミニウム材料、2……結晶粒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不純物としてのFe、Si、Cuを除く残部の純
    度が99.9%以上である高純度アルミニウムからな
    るアルミニウム材料であつて、熱間圧延後の組織
    において、結晶粒の短軸の長さが最大10mm以下で
    あることを特徴とする電解コンデンサ電極用アル
    ミニウム材料。 2 不純物としてのFe、Si、Cuの含有量が、そ
    れぞれ100ppm以下である請求項1記載の電解コ
    ンデンサ電極用アルミニウム材料。
JP10601688A 1988-04-27 1988-04-27 電解コンデンサ電極用アルミニウム材料 Granted JPH01276612A (ja)

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JPH01276612A JPH01276612A (ja) 1989-11-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2572479B2 (ja) * 1990-06-25 1997-01-16 昭和アルミニウム株式会社内 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔
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JPS6063360A (ja) * 1983-09-19 1985-04-11 Toyo Alum Kk 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法

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