JPH0562162A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0562162A
JPH0562162A JP24665991A JP24665991A JPH0562162A JP H0562162 A JPH0562162 A JP H0562162A JP 24665991 A JP24665991 A JP 24665991A JP 24665991 A JP24665991 A JP 24665991A JP H0562162 A JPH0562162 A JP H0562162A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
powder
recording medium
integer
vinyl chloride
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24665991A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiko Konno
公彦 金野
Yoshinori Yamamoto
芳典 山本
Fumie Tanaka
文枝 田中
Teruhisa Miyata
照久 宮田
Kenji Tanaka
憲司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般式、R1(R2)−N−(CH2 )m −SO
3 M(但し、R1 およびR2 はHまたはCn 2n+1でn
は1〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,C
s,Frから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整
数である。)で表される化合物、さらにこの化合物と塩
化ビニル系樹脂およびイソシアネ−ト化合物とを磁気記
録媒体の磁性層中に含有させて、磁性粉末の分散性を改
善し、電磁変換特性および耐久性を向上させる。 【構成】 一般式、R1(R2)−N−(CH2 )m −SO
3 M(但し、R1 およびR2 はHまたはCn 2n+1でn
は1〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,C
s,Frから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整
数である。)で表される化合物が含まれた磁性層を有す
る磁気記録媒体および結合剤成分としてさらに塩化ビニ
ル系樹脂とイソシアネ−ト化合物とを含有させた磁気記
録媒体

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気記録媒体に関し、
さらに詳しくは、磁性粉末の分散性が良好で電磁変換特
性に優れ、かつ耐久性に優れた磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体は、通常、磁性粉末、結合
剤成分、有機溶剤およびその他の必要成分からなる磁性
塗料をポリエステルフィルムなどの基体上に塗布、乾燥
してつくられ、記録密度の向上とともに耐久性の向上が
求められている。このため、磁性粉末の分散剤を利用し
て磁性粉末の分散性や磁性層の耐久性を改善することが
行われており、たとえば、スルホフタル酸またはその金
属塩を磁性層中に含有させることが試みられている。
(特開平1−271914号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のス
ルホフタル酸またはその金属塩は、結合剤樹脂との相互
作用が充分に良好でないため、磁性粉末の分散性や磁性
層の耐久性を未だ充分に改善することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる現状
に鑑み種々検討を行った結果なされたもので、一般式 R1(R2)−N−(CH2 )m −SO3 M (但し、R1 およびR2 はHまたはCn 2n+1でnは1
〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,Cs,F
rから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整数であ
る。)で表される化合物を磁性層中に含有させることに
よって、磁性粉末の分散性を良好にし、さらに塩化ビニ
ル系樹脂およびイソシアネ−ト化合物を併用することに
よって、磁性層の機械的強度を充分に向上させ、耐久性
を充分に向上させたものである。
【0005】この発明において使用される前記一般式で
表される化合物は、分子中に−SO3 M基と−NR1(R
2)基の両方の官能基をもち、一方の官能基−SO3 M基
は磁性粉末の粒子表面に強固に吸着する。また、他方の
−NR1(R2)基はイソシアネ−ト化合物と併用される
と、R1 およびR2 の少なくとも一方がHである場合、
反応してウレア結合を生成し、さらに塩化ビニル系樹脂
が併用されるとイソシアネ−ト化合物中に残存するイソ
シアネ−ト基が塩化ビニル系樹脂中の水酸基と反応し、
この種の化合物を介して磁性粉末とイソシアネ−ト化合
物と塩化ビニル系樹脂との間に強固な架橋構造が生成さ
れる。また、−NR1(R2)基中のR1 およびR2 がとも
にアルキル基の場合には、ウレア結合を生成しないが、
イソシアネ−ト基と水酸基の反応を促進する触媒効果を
有し、結合剤樹脂中に強固な架橋構造が生成される。
【0006】しかして、この種の−SO3 M基と−NR
1(R2)基の両方の官能基をもつ化合物を磁性層中に含有
させると、磁性粉末と結合剤樹脂との親和性が向上さ
れ、磁性粉末の分散性が充分に向上されて電磁変換特性
が充分に向上される。また、イソシアネ−ト化合物や塩
化ビニル系樹脂とともに併用されると、磁性粉末がこれ
らの化合物や結合剤樹脂間の架橋構造に取り込まれて磁
性粉末の分散性がさらに向上されると同時に、磁性層の
機械的強度が充分に向上され、粉落ちも充分に低減され
て、耐久性が充分に向上される。
【0007】このような−SO3 M基と−NR1(R2)基
の両方の官能基をもつ前記一般式で表される化合物は、
1 およびR2 がHまたはCn 2n+1でnは1〜8の整
数、MがH,Li,Na,K,Rb,Cs,Frから選
ばれるいずれか1種で、CH2 の重合度nが2〜22の
ものが好適なものとして使用され、結合剤樹脂の架橋構
造にしっかりと磁性粉末を固着する観点から、R1およ
びR2 の少なくとも一方がHであるものがより好ましく
使用される。具体例としては、たとえば、化学式H2
−(CH2 2 −SO3 Hで表されるタウリンなどが挙
げられる。
【0008】このような−SO3 M基と−NR1(R2)基
の両方の官能基をもつ前記一般式で表される化合物を磁
性層中に含有させるには、この種の化合物を、磁性粉
末、結合剤樹脂、有機溶剤およびその他の必要成分とと
もに混合分散して磁性塗料を調製し、この磁性塗料をポ
リエステルフィルム等の基体上に塗布、乾燥するか、あ
るいは、この種の化合物を磁性粉末とともに、水、アル
コ−ル類等の適当な溶剤中で混合分散し、この種の化合
物で磁性粉末の表面処理をした後、この磁性粉末を使用
して磁性塗料を調製するなどの方法で行われる。使用量
は、この種の化合物を磁性粉末等とともに混合分散して
磁性塗料を調製する場合、磁性粉末に対して 1.0〜10.0
重量%の範囲内とするのが好ましく、この種の化合物を
用いて磁性粉末の表面処理をする場合は、磁性粉末粒子
表面への被着量で0.1mg/m2〜10mg/m2 の範囲内にするの
が好ましい。
【0009】また、この発明において使用する結合剤樹
脂としては、塩化ビニル系樹脂およびポリイソシアネ−
ト化合物が好ましく使用され、これらの結合剤樹脂が併
用されると、前記の一般式で表される化合物の−NR
1(R2)基が、R1 およびR2 の少なくとも一方がHであ
る場合、イソシアネ−ト化合物と反応してウレア結合を
生成し、さらに塩化ビニル系樹脂中の水酸基とイソシア
ネ−ト化合物中に残存するイソシアネ−ト基が反応し
て、この種の化合物を介して磁性粉末とイソシアネ−ト
化合物と塩化ビニル系樹脂との間に強固な架橋構造が生
成される。しかして、磁性粉末がこれらの化合物や結合
剤樹脂間の架橋構造に取り込まれて磁性粉末の分散性が
さらに向上されると同時に、磁性層の機械的強度が充分
に向上され、強靭な磁性層が形成されて粉落ちが充分に
低減される。
【0010】ここで使用される塩化ビニル系樹脂として
は、1分子中に水酸基を5個以上含むものが好ましく使
用され、たとえば、積水化学工業社製;エスレックA,
エスレックE、日本ゼオン社製;MR110、米国U.C.
C 社製;VAGH、VAGFなどが好適なものとして使
用される。
【0011】また、イソシアネ−ト化合物としては、従
来公知のものがいずれも好適なものとして使用され、た
とえば、日本ポリウレタン工業社製;コロネ−トL,コ
ロネ−トHL,コロネ−トHX,コロネ−トNなどがい
ずれも好ましく使用される。
【0012】なお、これら塩化ビニル系樹脂およびイソ
シアネ−ト化合物とともに、従来公知の結合剤樹脂、た
とえば、ポリビニルブチラ−ル系樹脂、繊維素系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等を併用して
もよい。
【0013】磁性層において使用される磁性粉末として
は、たとえば、γ−Fe2 3 粉末、Fe3 4 粉末、
Co含有γ−Fe2 3 粉末、Co含有Fe3 4
末、CrO2 粉末の他、Fe粉末、Co粉末、Fe−N
i−Cr合金粉末などの金属粉末、およびバリウムフェ
ライト粉末など、従来公知の各種磁性粉末が広く包含さ
れる。
【0014】また、有機溶剤としては、メチルイソブチ
ルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ト
ルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメチルホルムアミドなど、一般に磁気記録媒体に
使用されるものが単独もしくは混合して使用される。
【0015】なお、磁性塗料中には、潤滑剤、研磨剤、
帯電防止剤および分散剤など、一般に磁気記録媒体に使
用される添加剤を添加使用してもよい。
【0016】
【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。 実施例1 α−Fe磁性粉末(Al含有量4.0 重量%、保磁力1600 80.0重量部 エルステッド、BET比表面積50m2 /g) VAGF(U.C.C 社製;塩化ビニル系樹脂) 10.0 〃 N2301(日本ポリウレタン工業社製;ウレタン樹脂) 6.0 〃 H2 N−(CH2 2 −SO3 H 1.6 〃 アルミナ 12.0 〃 カ−ボンブラック 8.0 〃 オレイルオレ−ト 8.0 〃 メチルエチルケトン 84 〃 シクロヘキサノン 84 〃 トルエン 84 〃 上記組成物をボ−ルミル中で72時間混合分散した後、
さらにコロネ−トL(日本ポリウレタン工業社製;ポリ
イソシアネ−ト)を固形分換算で 4.0重量部添加し、1
5分間混合後、ポア径が 0.6μmのフィルタを通して磁
性塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ62μmのポリ
エステルフィルム両面に乾燥後の厚さが2.5μmとなる
ように塗布し、乾燥して磁性層を形成し、表面平滑化処
理を施した。次いで、これを60℃で48時間キュアリ
ング処理した後、 3.5インチの円盤状に打ち抜いて、磁
気ディスクを作製した。
【0017】実施例2 Co被着γ−Fe2 3 粉末(BET比表面積50m2
/g)250重量部を純水1000重量部中に入れ、ホ
モミキサ−により撹拌、分散した後、H2 N−(C
2 2 −SO3 Hを10重量部添加し、1時間撹拌
後、25℃で48時間保存した。次いで、Co被着γ−
Fe2 3 粉末を濾過により分離し、純水1000重量
部で洗浄後、真空乾燥を行って、H2 N−(CH2 2
−SO3 Hで表面処理されたCo被着γ−Fe2 3
末を得た。
【0018】このようにして得られた表面処理Co被着
γ−Fe2 3 粉末を使用し、 表面処理Co被着γ−Fe2 3 粉末 80.0重量部 MR110(日本ゼオン社製;塩化ビニル系樹脂) 10.0 〃 N2301(日本ポリウレタン工業社製;ウレタン樹脂) 6.0 〃 アルミナ 4.0 〃 カ−ボンブラック 3.2 〃 ミリスチン酸 1.0 〃 ステアリン酸nブチル 1.0 〃 シクロヘキサノン 110 〃 トルエン 110 〃 の組成物をボ−ルミル中で48時間混合分散した後、さ
らにコロネ−トL(日本ポリウレタン工業社製;ポリイ
ソシアネ−ト)を固形分換算で 4.0重量部添加し、15
分間混合後、ポア径が4μmのフィルタを通して磁性塗
料を調製した。この磁性塗料を厚さ14μmのポリエス
テルフィルム上に、乾燥後の厚さが4μmとなるように
磁場配向処理を行いながら塗布、乾燥して磁性層を形成
し、表面平滑化処理を行った。しかる後、1/2インチ
に裁断してビデオテ−プを作製し、これをVHSカセッ
ト(120分)に組み込んでビデオカセットを得た。
【0019】実施例3 実施例2における磁性塗料の組成において、MR110
に代えてニトロセルロ−ス(1秒タイプ)を同量使用し
た以外は、実施例2と同様にしてビデオテ−プを作製
し、ビデオカセットを得た。
【0020】比較例1 実施例1における磁性塗料の組成において、H2 N−
(CH2 2 −SO3 Hに代えて、5−スルホイソフタ
ル酸を同量使用した以外は、実施例1と同様にして磁気
ディスクを作製した。
【0021】比較例2 実施例1における磁性塗料の組成において、H2 N−
(CH2 2 −SO3 Hを省いた以外は、実施例1と同
様にして磁気ディスクを作製した。
【0022】比較例3 実施例2における磁性塗料の組成において、H2 N−
(CH2 2 −SO3 Hで表面処理されたCo被着γ−
Fe2 3 粉末に代えて、5−スルホイソフタル酸で表
面処理されたCo被着γ−Fe2 3 粉末を同量使用し
た以外は、実施例2と同様にしてビデオテ−プを作製
し、ビデオカセットを得た。
【0023】比較例4 実施例2における磁性塗料の組成において、H2 N−
(CH2 2 −SO3 Hで表面処理されたCo被着γ−
Fe2 3 粉末に代えて、未処理のCo被着γ−Fe2
3 粉末を同量使用した以外は、実施例2と同様にして
ビデオテ−プを作製し、ビデオカセットを得た。
【0024】各実施例および比較例で得られた磁気ディ
スクおよびビデオテ−プについて、再生出力および粉落
ちを調べた。
【0025】実施例1、比較例1および2で得られた磁
気ディスクの場合、再生出力は2f再生出力の初期およ
び40℃、60%RHの条件下で72時間走行後の値を
測定した。また粉落ちは、40℃、60%RHで72時
間走行後の磁気ヘッドおよびスライダ−を目視観察し、
ほとんど粉落ちのないものを5点、粉落ちの多いものを
0点としてこの間を5段階に分けて評価した。
【0026】実施例2および3、比較例3および4で得
られたビデオカセットの場合の再生出力は、再生出力の
初期値および40℃、60%RHの条件下で250回繰
り返し走行後の値を測定した。また粉落ちは、40℃、
60%RHの条件下で250回繰り返し走行後のビデオ
レコ−ダの磁気ヘッド、ヘッドドラム、ガイドピン等へ
の粉落ちを目視により観察し、粉落ちのないものを5
点、粉落ち量の多いものを0点としてこの間を5段階に
分けて評価した。下記表1はその結果である。
【0027】
【0028】
【発明の効果】上記表1から明らかなように、実施例1
で得られた磁気ディスク、実施例2および3で得られた
ビデオテ−プは、比較例1および2で得られた磁気ディ
スクや比較例3および4で得られたビデオテ−プに比
し、いずれも初期および走行後の再生出力が高くて、粉
落ちが少なく、このことからこの発明によって得られる
磁気記録媒体は、磁性粉末の分散性が良好で電磁変換特
性に優れるとともに、耐久性が充分に向上されているこ
とがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 照久 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 田中 憲司 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 R1(R2)−N−(CH2 )m −SO3 M (但し、R1 およびR2 はHまたはCn 2n+1でnは1
    〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,Cs,F
    rから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整数であ
    る。)で表される化合物が含まれた磁性層を有する磁気
    記録媒体
  2. 【請求項2】 結合剤成分として、さらに塩化ビニル系
    樹脂とイソシアネ−ト化合物とを含有させた請求項1記
    載の磁気記録媒体
JP24665991A 1991-08-30 1991-08-30 磁気記録媒体 Withdrawn JPH0562162A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8153283B2 (en) 2008-03-31 2012-04-10 Fujifilm Corporation Magnetic recording medium, method of modifying surface of magnetic powder and magnetic coating material
US9502937B2 (en) 2013-09-17 2016-11-22 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Terminal for stator

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US8153283B2 (en) 2008-03-31 2012-04-10 Fujifilm Corporation Magnetic recording medium, method of modifying surface of magnetic powder and magnetic coating material
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19981112