JPH0562162A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH0562162A JPH0562162A JP24665991A JP24665991A JPH0562162A JP H0562162 A JPH0562162 A JP H0562162A JP 24665991 A JP24665991 A JP 24665991A JP 24665991 A JP24665991 A JP 24665991A JP H0562162 A JPH0562162 A JP H0562162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- powder
- recording medium
- integer
- vinyl chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般式、R1(R2)−N−(CH2 )m −SO
3 M(但し、R1 およびR2 はHまたはCn H2n+1でn
は1〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,C
s,Frから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整
数である。)で表される化合物、さらにこの化合物と塩
化ビニル系樹脂およびイソシアネ−ト化合物とを磁気記
録媒体の磁性層中に含有させて、磁性粉末の分散性を改
善し、電磁変換特性および耐久性を向上させる。 【構成】 一般式、R1(R2)−N−(CH2 )m −SO
3 M(但し、R1 およびR2 はHまたはCn H2n+1でn
は1〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,C
s,Frから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整
数である。)で表される化合物が含まれた磁性層を有す
る磁気記録媒体および結合剤成分としてさらに塩化ビニ
ル系樹脂とイソシアネ−ト化合物とを含有させた磁気記
録媒体
3 M(但し、R1 およびR2 はHまたはCn H2n+1でn
は1〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,C
s,Frから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整
数である。)で表される化合物、さらにこの化合物と塩
化ビニル系樹脂およびイソシアネ−ト化合物とを磁気記
録媒体の磁性層中に含有させて、磁性粉末の分散性を改
善し、電磁変換特性および耐久性を向上させる。 【構成】 一般式、R1(R2)−N−(CH2 )m −SO
3 M(但し、R1 およびR2 はHまたはCn H2n+1でn
は1〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,C
s,Frから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整
数である。)で表される化合物が含まれた磁性層を有す
る磁気記録媒体および結合剤成分としてさらに塩化ビニ
ル系樹脂とイソシアネ−ト化合物とを含有させた磁気記
録媒体
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気記録媒体に関し、
さらに詳しくは、磁性粉末の分散性が良好で電磁変換特
性に優れ、かつ耐久性に優れた磁気記録媒体に関する。
さらに詳しくは、磁性粉末の分散性が良好で電磁変換特
性に優れ、かつ耐久性に優れた磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体は、通常、磁性粉末、結合
剤成分、有機溶剤およびその他の必要成分からなる磁性
塗料をポリエステルフィルムなどの基体上に塗布、乾燥
してつくられ、記録密度の向上とともに耐久性の向上が
求められている。このため、磁性粉末の分散剤を利用し
て磁性粉末の分散性や磁性層の耐久性を改善することが
行われており、たとえば、スルホフタル酸またはその金
属塩を磁性層中に含有させることが試みられている。
(特開平1−271914号)
剤成分、有機溶剤およびその他の必要成分からなる磁性
塗料をポリエステルフィルムなどの基体上に塗布、乾燥
してつくられ、記録密度の向上とともに耐久性の向上が
求められている。このため、磁性粉末の分散剤を利用し
て磁性粉末の分散性や磁性層の耐久性を改善することが
行われており、たとえば、スルホフタル酸またはその金
属塩を磁性層中に含有させることが試みられている。
(特開平1−271914号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のス
ルホフタル酸またはその金属塩は、結合剤樹脂との相互
作用が充分に良好でないため、磁性粉末の分散性や磁性
層の耐久性を未だ充分に改善することができない。
ルホフタル酸またはその金属塩は、結合剤樹脂との相互
作用が充分に良好でないため、磁性粉末の分散性や磁性
層の耐久性を未だ充分に改善することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる現状
に鑑み種々検討を行った結果なされたもので、一般式 R1(R2)−N−(CH2 )m −SO3 M (但し、R1 およびR2 はHまたはCn H2n+1でnは1
〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,Cs,F
rから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整数であ
る。)で表される化合物を磁性層中に含有させることに
よって、磁性粉末の分散性を良好にし、さらに塩化ビニ
ル系樹脂およびイソシアネ−ト化合物を併用することに
よって、磁性層の機械的強度を充分に向上させ、耐久性
を充分に向上させたものである。
に鑑み種々検討を行った結果なされたもので、一般式 R1(R2)−N−(CH2 )m −SO3 M (但し、R1 およびR2 はHまたはCn H2n+1でnは1
〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,Cs,F
rから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整数であ
る。)で表される化合物を磁性層中に含有させることに
よって、磁性粉末の分散性を良好にし、さらに塩化ビニ
ル系樹脂およびイソシアネ−ト化合物を併用することに
よって、磁性層の機械的強度を充分に向上させ、耐久性
を充分に向上させたものである。
【0005】この発明において使用される前記一般式で
表される化合物は、分子中に−SO3 M基と−NR1(R
2)基の両方の官能基をもち、一方の官能基−SO3 M基
は磁性粉末の粒子表面に強固に吸着する。また、他方の
−NR1(R2)基はイソシアネ−ト化合物と併用される
と、R1 およびR2 の少なくとも一方がHである場合、
反応してウレア結合を生成し、さらに塩化ビニル系樹脂
が併用されるとイソシアネ−ト化合物中に残存するイソ
シアネ−ト基が塩化ビニル系樹脂中の水酸基と反応し、
この種の化合物を介して磁性粉末とイソシアネ−ト化合
物と塩化ビニル系樹脂との間に強固な架橋構造が生成さ
れる。また、−NR1(R2)基中のR1 およびR2 がとも
にアルキル基の場合には、ウレア結合を生成しないが、
イソシアネ−ト基と水酸基の反応を促進する触媒効果を
有し、結合剤樹脂中に強固な架橋構造が生成される。
表される化合物は、分子中に−SO3 M基と−NR1(R
2)基の両方の官能基をもち、一方の官能基−SO3 M基
は磁性粉末の粒子表面に強固に吸着する。また、他方の
−NR1(R2)基はイソシアネ−ト化合物と併用される
と、R1 およびR2 の少なくとも一方がHである場合、
反応してウレア結合を生成し、さらに塩化ビニル系樹脂
が併用されるとイソシアネ−ト化合物中に残存するイソ
シアネ−ト基が塩化ビニル系樹脂中の水酸基と反応し、
この種の化合物を介して磁性粉末とイソシアネ−ト化合
物と塩化ビニル系樹脂との間に強固な架橋構造が生成さ
れる。また、−NR1(R2)基中のR1 およびR2 がとも
にアルキル基の場合には、ウレア結合を生成しないが、
イソシアネ−ト基と水酸基の反応を促進する触媒効果を
有し、結合剤樹脂中に強固な架橋構造が生成される。
【0006】しかして、この種の−SO3 M基と−NR
1(R2)基の両方の官能基をもつ化合物を磁性層中に含有
させると、磁性粉末と結合剤樹脂との親和性が向上さ
れ、磁性粉末の分散性が充分に向上されて電磁変換特性
が充分に向上される。また、イソシアネ−ト化合物や塩
化ビニル系樹脂とともに併用されると、磁性粉末がこれ
らの化合物や結合剤樹脂間の架橋構造に取り込まれて磁
性粉末の分散性がさらに向上されると同時に、磁性層の
機械的強度が充分に向上され、粉落ちも充分に低減され
て、耐久性が充分に向上される。
1(R2)基の両方の官能基をもつ化合物を磁性層中に含有
させると、磁性粉末と結合剤樹脂との親和性が向上さ
れ、磁性粉末の分散性が充分に向上されて電磁変換特性
が充分に向上される。また、イソシアネ−ト化合物や塩
化ビニル系樹脂とともに併用されると、磁性粉末がこれ
らの化合物や結合剤樹脂間の架橋構造に取り込まれて磁
性粉末の分散性がさらに向上されると同時に、磁性層の
機械的強度が充分に向上され、粉落ちも充分に低減され
て、耐久性が充分に向上される。
【0007】このような−SO3 M基と−NR1(R2)基
の両方の官能基をもつ前記一般式で表される化合物は、
R1 およびR2 がHまたはCn H2n+1でnは1〜8の整
数、MがH,Li,Na,K,Rb,Cs,Frから選
ばれるいずれか1種で、CH2 の重合度nが2〜22の
ものが好適なものとして使用され、結合剤樹脂の架橋構
造にしっかりと磁性粉末を固着する観点から、R1およ
びR2 の少なくとも一方がHであるものがより好ましく
使用される。具体例としては、たとえば、化学式H2 N
−(CH2 )2 −SO3 Hで表されるタウリンなどが挙
げられる。
の両方の官能基をもつ前記一般式で表される化合物は、
R1 およびR2 がHまたはCn H2n+1でnは1〜8の整
数、MがH,Li,Na,K,Rb,Cs,Frから選
ばれるいずれか1種で、CH2 の重合度nが2〜22の
ものが好適なものとして使用され、結合剤樹脂の架橋構
造にしっかりと磁性粉末を固着する観点から、R1およ
びR2 の少なくとも一方がHであるものがより好ましく
使用される。具体例としては、たとえば、化学式H2 N
−(CH2 )2 −SO3 Hで表されるタウリンなどが挙
げられる。
【0008】このような−SO3 M基と−NR1(R2)基
の両方の官能基をもつ前記一般式で表される化合物を磁
性層中に含有させるには、この種の化合物を、磁性粉
末、結合剤樹脂、有機溶剤およびその他の必要成分とと
もに混合分散して磁性塗料を調製し、この磁性塗料をポ
リエステルフィルム等の基体上に塗布、乾燥するか、あ
るいは、この種の化合物を磁性粉末とともに、水、アル
コ−ル類等の適当な溶剤中で混合分散し、この種の化合
物で磁性粉末の表面処理をした後、この磁性粉末を使用
して磁性塗料を調製するなどの方法で行われる。使用量
は、この種の化合物を磁性粉末等とともに混合分散して
磁性塗料を調製する場合、磁性粉末に対して 1.0〜10.0
重量%の範囲内とするのが好ましく、この種の化合物を
用いて磁性粉末の表面処理をする場合は、磁性粉末粒子
表面への被着量で0.1mg/m2〜10mg/m2 の範囲内にするの
が好ましい。
の両方の官能基をもつ前記一般式で表される化合物を磁
性層中に含有させるには、この種の化合物を、磁性粉
末、結合剤樹脂、有機溶剤およびその他の必要成分とと
もに混合分散して磁性塗料を調製し、この磁性塗料をポ
リエステルフィルム等の基体上に塗布、乾燥するか、あ
るいは、この種の化合物を磁性粉末とともに、水、アル
コ−ル類等の適当な溶剤中で混合分散し、この種の化合
物で磁性粉末の表面処理をした後、この磁性粉末を使用
して磁性塗料を調製するなどの方法で行われる。使用量
は、この種の化合物を磁性粉末等とともに混合分散して
磁性塗料を調製する場合、磁性粉末に対して 1.0〜10.0
重量%の範囲内とするのが好ましく、この種の化合物を
用いて磁性粉末の表面処理をする場合は、磁性粉末粒子
表面への被着量で0.1mg/m2〜10mg/m2 の範囲内にするの
が好ましい。
【0009】また、この発明において使用する結合剤樹
脂としては、塩化ビニル系樹脂およびポリイソシアネ−
ト化合物が好ましく使用され、これらの結合剤樹脂が併
用されると、前記の一般式で表される化合物の−NR
1(R2)基が、R1 およびR2 の少なくとも一方がHであ
る場合、イソシアネ−ト化合物と反応してウレア結合を
生成し、さらに塩化ビニル系樹脂中の水酸基とイソシア
ネ−ト化合物中に残存するイソシアネ−ト基が反応し
て、この種の化合物を介して磁性粉末とイソシアネ−ト
化合物と塩化ビニル系樹脂との間に強固な架橋構造が生
成される。しかして、磁性粉末がこれらの化合物や結合
剤樹脂間の架橋構造に取り込まれて磁性粉末の分散性が
さらに向上されると同時に、磁性層の機械的強度が充分
に向上され、強靭な磁性層が形成されて粉落ちが充分に
低減される。
脂としては、塩化ビニル系樹脂およびポリイソシアネ−
ト化合物が好ましく使用され、これらの結合剤樹脂が併
用されると、前記の一般式で表される化合物の−NR
1(R2)基が、R1 およびR2 の少なくとも一方がHであ
る場合、イソシアネ−ト化合物と反応してウレア結合を
生成し、さらに塩化ビニル系樹脂中の水酸基とイソシア
ネ−ト化合物中に残存するイソシアネ−ト基が反応し
て、この種の化合物を介して磁性粉末とイソシアネ−ト
化合物と塩化ビニル系樹脂との間に強固な架橋構造が生
成される。しかして、磁性粉末がこれらの化合物や結合
剤樹脂間の架橋構造に取り込まれて磁性粉末の分散性が
さらに向上されると同時に、磁性層の機械的強度が充分
に向上され、強靭な磁性層が形成されて粉落ちが充分に
低減される。
【0010】ここで使用される塩化ビニル系樹脂として
は、1分子中に水酸基を5個以上含むものが好ましく使
用され、たとえば、積水化学工業社製;エスレックA,
エスレックE、日本ゼオン社製;MR110、米国U.C.
C 社製;VAGH、VAGFなどが好適なものとして使
用される。
は、1分子中に水酸基を5個以上含むものが好ましく使
用され、たとえば、積水化学工業社製;エスレックA,
エスレックE、日本ゼオン社製;MR110、米国U.C.
C 社製;VAGH、VAGFなどが好適なものとして使
用される。
【0011】また、イソシアネ−ト化合物としては、従
来公知のものがいずれも好適なものとして使用され、た
とえば、日本ポリウレタン工業社製;コロネ−トL,コ
ロネ−トHL,コロネ−トHX,コロネ−トNなどがい
ずれも好ましく使用される。
来公知のものがいずれも好適なものとして使用され、た
とえば、日本ポリウレタン工業社製;コロネ−トL,コ
ロネ−トHL,コロネ−トHX,コロネ−トNなどがい
ずれも好ましく使用される。
【0012】なお、これら塩化ビニル系樹脂およびイソ
シアネ−ト化合物とともに、従来公知の結合剤樹脂、た
とえば、ポリビニルブチラ−ル系樹脂、繊維素系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等を併用して
もよい。
シアネ−ト化合物とともに、従来公知の結合剤樹脂、た
とえば、ポリビニルブチラ−ル系樹脂、繊維素系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等を併用して
もよい。
【0013】磁性層において使用される磁性粉末として
は、たとえば、γ−Fe2 O3 粉末、Fe3 O4 粉末、
Co含有γ−Fe2 O3 粉末、Co含有Fe3 O4 粉
末、CrO2 粉末の他、Fe粉末、Co粉末、Fe−N
i−Cr合金粉末などの金属粉末、およびバリウムフェ
ライト粉末など、従来公知の各種磁性粉末が広く包含さ
れる。
は、たとえば、γ−Fe2 O3 粉末、Fe3 O4 粉末、
Co含有γ−Fe2 O3 粉末、Co含有Fe3 O4 粉
末、CrO2 粉末の他、Fe粉末、Co粉末、Fe−N
i−Cr合金粉末などの金属粉末、およびバリウムフェ
ライト粉末など、従来公知の各種磁性粉末が広く包含さ
れる。
【0014】また、有機溶剤としては、メチルイソブチ
ルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ト
ルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメチルホルムアミドなど、一般に磁気記録媒体に
使用されるものが単独もしくは混合して使用される。
ルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ト
ルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメチルホルムアミドなど、一般に磁気記録媒体に
使用されるものが単独もしくは混合して使用される。
【0015】なお、磁性塗料中には、潤滑剤、研磨剤、
帯電防止剤および分散剤など、一般に磁気記録媒体に使
用される添加剤を添加使用してもよい。
帯電防止剤および分散剤など、一般に磁気記録媒体に使
用される添加剤を添加使用してもよい。
【0016】
【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。 実施例1 α−Fe磁性粉末(Al含有量4.0 重量%、保磁力1600 80.0重量部 エルステッド、BET比表面積50m2 /g) VAGF(U.C.C 社製;塩化ビニル系樹脂) 10.0 〃 N2301(日本ポリウレタン工業社製;ウレタン樹脂) 6.0 〃 H2 N−(CH2 )2 −SO3 H 1.6 〃 アルミナ 12.0 〃 カ−ボンブラック 8.0 〃 オレイルオレ−ト 8.0 〃 メチルエチルケトン 84 〃 シクロヘキサノン 84 〃 トルエン 84 〃 上記組成物をボ−ルミル中で72時間混合分散した後、
さらにコロネ−トL(日本ポリウレタン工業社製;ポリ
イソシアネ−ト)を固形分換算で 4.0重量部添加し、1
5分間混合後、ポア径が 0.6μmのフィルタを通して磁
性塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ62μmのポリ
エステルフィルム両面に乾燥後の厚さが2.5μmとなる
ように塗布し、乾燥して磁性層を形成し、表面平滑化処
理を施した。次いで、これを60℃で48時間キュアリ
ング処理した後、 3.5インチの円盤状に打ち抜いて、磁
気ディスクを作製した。
さらにコロネ−トL(日本ポリウレタン工業社製;ポリ
イソシアネ−ト)を固形分換算で 4.0重量部添加し、1
5分間混合後、ポア径が 0.6μmのフィルタを通して磁
性塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ62μmのポリ
エステルフィルム両面に乾燥後の厚さが2.5μmとなる
ように塗布し、乾燥して磁性層を形成し、表面平滑化処
理を施した。次いで、これを60℃で48時間キュアリ
ング処理した後、 3.5インチの円盤状に打ち抜いて、磁
気ディスクを作製した。
【0017】実施例2 Co被着γ−Fe2 O3 粉末(BET比表面積50m2
/g)250重量部を純水1000重量部中に入れ、ホ
モミキサ−により撹拌、分散した後、H2 N−(C
H2 )2 −SO3 Hを10重量部添加し、1時間撹拌
後、25℃で48時間保存した。次いで、Co被着γ−
Fe2 O3 粉末を濾過により分離し、純水1000重量
部で洗浄後、真空乾燥を行って、H2 N−(CH2 )2
−SO3 Hで表面処理されたCo被着γ−Fe2 O3 粉
末を得た。
/g)250重量部を純水1000重量部中に入れ、ホ
モミキサ−により撹拌、分散した後、H2 N−(C
H2 )2 −SO3 Hを10重量部添加し、1時間撹拌
後、25℃で48時間保存した。次いで、Co被着γ−
Fe2 O3 粉末を濾過により分離し、純水1000重量
部で洗浄後、真空乾燥を行って、H2 N−(CH2 )2
−SO3 Hで表面処理されたCo被着γ−Fe2 O3 粉
末を得た。
【0018】このようにして得られた表面処理Co被着
γ−Fe2 O3 粉末を使用し、 表面処理Co被着γ−Fe2 O3 粉末 80.0重量部 MR110(日本ゼオン社製;塩化ビニル系樹脂) 10.0 〃 N2301(日本ポリウレタン工業社製;ウレタン樹脂) 6.0 〃 アルミナ 4.0 〃 カ−ボンブラック 3.2 〃 ミリスチン酸 1.0 〃 ステアリン酸nブチル 1.0 〃 シクロヘキサノン 110 〃 トルエン 110 〃 の組成物をボ−ルミル中で48時間混合分散した後、さ
らにコロネ−トL(日本ポリウレタン工業社製;ポリイ
ソシアネ−ト)を固形分換算で 4.0重量部添加し、15
分間混合後、ポア径が4μmのフィルタを通して磁性塗
料を調製した。この磁性塗料を厚さ14μmのポリエス
テルフィルム上に、乾燥後の厚さが4μmとなるように
磁場配向処理を行いながら塗布、乾燥して磁性層を形成
し、表面平滑化処理を行った。しかる後、1/2インチ
に裁断してビデオテ−プを作製し、これをVHSカセッ
ト(120分)に組み込んでビデオカセットを得た。
γ−Fe2 O3 粉末を使用し、 表面処理Co被着γ−Fe2 O3 粉末 80.0重量部 MR110(日本ゼオン社製;塩化ビニル系樹脂) 10.0 〃 N2301(日本ポリウレタン工業社製;ウレタン樹脂) 6.0 〃 アルミナ 4.0 〃 カ−ボンブラック 3.2 〃 ミリスチン酸 1.0 〃 ステアリン酸nブチル 1.0 〃 シクロヘキサノン 110 〃 トルエン 110 〃 の組成物をボ−ルミル中で48時間混合分散した後、さ
らにコロネ−トL(日本ポリウレタン工業社製;ポリイ
ソシアネ−ト)を固形分換算で 4.0重量部添加し、15
分間混合後、ポア径が4μmのフィルタを通して磁性塗
料を調製した。この磁性塗料を厚さ14μmのポリエス
テルフィルム上に、乾燥後の厚さが4μmとなるように
磁場配向処理を行いながら塗布、乾燥して磁性層を形成
し、表面平滑化処理を行った。しかる後、1/2インチ
に裁断してビデオテ−プを作製し、これをVHSカセッ
ト(120分)に組み込んでビデオカセットを得た。
【0019】実施例3 実施例2における磁性塗料の組成において、MR110
に代えてニトロセルロ−ス(1秒タイプ)を同量使用し
た以外は、実施例2と同様にしてビデオテ−プを作製
し、ビデオカセットを得た。
に代えてニトロセルロ−ス(1秒タイプ)を同量使用し
た以外は、実施例2と同様にしてビデオテ−プを作製
し、ビデオカセットを得た。
【0020】比較例1 実施例1における磁性塗料の組成において、H2 N−
(CH2 )2 −SO3 Hに代えて、5−スルホイソフタ
ル酸を同量使用した以外は、実施例1と同様にして磁気
ディスクを作製した。
(CH2 )2 −SO3 Hに代えて、5−スルホイソフタ
ル酸を同量使用した以外は、実施例1と同様にして磁気
ディスクを作製した。
【0021】比較例2 実施例1における磁性塗料の組成において、H2 N−
(CH2 )2 −SO3 Hを省いた以外は、実施例1と同
様にして磁気ディスクを作製した。
(CH2 )2 −SO3 Hを省いた以外は、実施例1と同
様にして磁気ディスクを作製した。
【0022】比較例3 実施例2における磁性塗料の組成において、H2 N−
(CH2 )2 −SO3 Hで表面処理されたCo被着γ−
Fe2 O3 粉末に代えて、5−スルホイソフタル酸で表
面処理されたCo被着γ−Fe2 O3 粉末を同量使用し
た以外は、実施例2と同様にしてビデオテ−プを作製
し、ビデオカセットを得た。
(CH2 )2 −SO3 Hで表面処理されたCo被着γ−
Fe2 O3 粉末に代えて、5−スルホイソフタル酸で表
面処理されたCo被着γ−Fe2 O3 粉末を同量使用し
た以外は、実施例2と同様にしてビデオテ−プを作製
し、ビデオカセットを得た。
【0023】比較例4 実施例2における磁性塗料の組成において、H2 N−
(CH2 )2 −SO3 Hで表面処理されたCo被着γ−
Fe2 O3 粉末に代えて、未処理のCo被着γ−Fe2
O3 粉末を同量使用した以外は、実施例2と同様にして
ビデオテ−プを作製し、ビデオカセットを得た。
(CH2 )2 −SO3 Hで表面処理されたCo被着γ−
Fe2 O3 粉末に代えて、未処理のCo被着γ−Fe2
O3 粉末を同量使用した以外は、実施例2と同様にして
ビデオテ−プを作製し、ビデオカセットを得た。
【0024】各実施例および比較例で得られた磁気ディ
スクおよびビデオテ−プについて、再生出力および粉落
ちを調べた。
スクおよびビデオテ−プについて、再生出力および粉落
ちを調べた。
【0025】実施例1、比較例1および2で得られた磁
気ディスクの場合、再生出力は2f再生出力の初期およ
び40℃、60%RHの条件下で72時間走行後の値を
測定した。また粉落ちは、40℃、60%RHで72時
間走行後の磁気ヘッドおよびスライダ−を目視観察し、
ほとんど粉落ちのないものを5点、粉落ちの多いものを
0点としてこの間を5段階に分けて評価した。
気ディスクの場合、再生出力は2f再生出力の初期およ
び40℃、60%RHの条件下で72時間走行後の値を
測定した。また粉落ちは、40℃、60%RHで72時
間走行後の磁気ヘッドおよびスライダ−を目視観察し、
ほとんど粉落ちのないものを5点、粉落ちの多いものを
0点としてこの間を5段階に分けて評価した。
【0026】実施例2および3、比較例3および4で得
られたビデオカセットの場合の再生出力は、再生出力の
初期値および40℃、60%RHの条件下で250回繰
り返し走行後の値を測定した。また粉落ちは、40℃、
60%RHの条件下で250回繰り返し走行後のビデオ
レコ−ダの磁気ヘッド、ヘッドドラム、ガイドピン等へ
の粉落ちを目視により観察し、粉落ちのないものを5
点、粉落ち量の多いものを0点としてこの間を5段階に
分けて評価した。下記表1はその結果である。
られたビデオカセットの場合の再生出力は、再生出力の
初期値および40℃、60%RHの条件下で250回繰
り返し走行後の値を測定した。また粉落ちは、40℃、
60%RHの条件下で250回繰り返し走行後のビデオ
レコ−ダの磁気ヘッド、ヘッドドラム、ガイドピン等へ
の粉落ちを目視により観察し、粉落ちのないものを5
点、粉落ち量の多いものを0点としてこの間を5段階に
分けて評価した。下記表1はその結果である。
【0027】
【0028】
【発明の効果】上記表1から明らかなように、実施例1
で得られた磁気ディスク、実施例2および3で得られた
ビデオテ−プは、比較例1および2で得られた磁気ディ
スクや比較例3および4で得られたビデオテ−プに比
し、いずれも初期および走行後の再生出力が高くて、粉
落ちが少なく、このことからこの発明によって得られる
磁気記録媒体は、磁性粉末の分散性が良好で電磁変換特
性に優れるとともに、耐久性が充分に向上されているこ
とがわかる。
で得られた磁気ディスク、実施例2および3で得られた
ビデオテ−プは、比較例1および2で得られた磁気ディ
スクや比較例3および4で得られたビデオテ−プに比
し、いずれも初期および走行後の再生出力が高くて、粉
落ちが少なく、このことからこの発明によって得られる
磁気記録媒体は、磁性粉末の分散性が良好で電磁変換特
性に優れるとともに、耐久性が充分に向上されているこ
とがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 照久 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 田中 憲司 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 R1(R2)−N−(CH2 )m −SO3 M (但し、R1 およびR2 はHまたはCn H2n+1でnは1
〜8の整数、MはH,Li,Na,K,Rb,Cs,F
rから選ばれるいずれか1種、mは2〜22の整数であ
る。)で表される化合物が含まれた磁性層を有する磁気
記録媒体 - 【請求項2】 結合剤成分として、さらに塩化ビニル系
樹脂とイソシアネ−ト化合物とを含有させた請求項1記
載の磁気記録媒体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24665991A JPH0562162A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24665991A JPH0562162A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562162A true JPH0562162A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17151711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24665991A Withdrawn JPH0562162A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0562162A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8153283B2 (en) | 2008-03-31 | 2012-04-10 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium, method of modifying surface of magnetic powder and magnetic coating material |
| US9502937B2 (en) | 2013-09-17 | 2016-11-22 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Terminal for stator |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP24665991A patent/JPH0562162A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8153283B2 (en) | 2008-03-31 | 2012-04-10 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium, method of modifying surface of magnetic powder and magnetic coating material |
| US9502937B2 (en) | 2013-09-17 | 2016-11-22 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Terminal for stator |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4571364A (en) | Magnetic recording medium | |
| JPH0313647B2 (ja) | ||
| US4839225A (en) | Magnetic recording medium | |
| JPS6190327A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| US4361621A (en) | Magnetic recording medium | |
| JPS6289223A (ja) | 磁気デイスク | |
| JPH0562162A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH01119916A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| US4582754A (en) | Magnetic recording medium | |
| JPS63261526A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0252415B2 (ja) | ||
| JP3132525B2 (ja) | 金属磁性粉及び磁気記録媒体 | |
| JPS62295217A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP3852198B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2705123B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2606238B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH04106719A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2701303B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP3152912B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0628205B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPH01282726A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS5852804A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0573886A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0738253B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0463525B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |