JPH0573886A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH0573886A JPH0573886A JP26276291A JP26276291A JPH0573886A JP H0573886 A JPH0573886 A JP H0573886A JP 26276291 A JP26276291 A JP 26276291A JP 26276291 A JP26276291 A JP 26276291A JP H0573886 A JPH0573886 A JP H0573886A
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- magnetic
- polyol
- vinyl chloride
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般式、−O−PO(OM1 )(OM2 )又は
−CO2 M1 もしくは−SO3 M1 (但し、M1 はH又
はアルカリ金属、M2 はH又は炭素数4以下のアミン化
合物である。)で表される極性基の少なくとも1種を含
む重合度が300以上の塩化ビニル系樹脂と、ガラス転
移温度が20℃以上のポリウレタン樹脂と、水酸基価が
40〜320のポリオ−ルと、ポリイソシアネ−ト化合
物とを磁性層中に含有させて、走行耐久性を充分に向上
させる。 【構成】 一般式、−O−PO(OM1 )(OM2 )又は
−CO2 M1 もしくは−SO3 M1 (但し、M1 はH又
はアルカリ金属、M2 はH又は炭素数4以下のアミン化
合物である。)で表される極性基の少なくとも1種を含
む重合度が300以上の塩化ビニル系樹脂と、ガラス転
移温度が20℃以上のポリウレタン樹脂と、水酸基価が
40〜320のポリオ−ルと、ポリイソシアネ−ト化合
物とが含まれた磁性層を有する磁気記録媒体
−CO2 M1 もしくは−SO3 M1 (但し、M1 はH又
はアルカリ金属、M2 はH又は炭素数4以下のアミン化
合物である。)で表される極性基の少なくとも1種を含
む重合度が300以上の塩化ビニル系樹脂と、ガラス転
移温度が20℃以上のポリウレタン樹脂と、水酸基価が
40〜320のポリオ−ルと、ポリイソシアネ−ト化合
物とを磁性層中に含有させて、走行耐久性を充分に向上
させる。 【構成】 一般式、−O−PO(OM1 )(OM2 )又は
−CO2 M1 もしくは−SO3 M1 (但し、M1 はH又
はアルカリ金属、M2 はH又は炭素数4以下のアミン化
合物である。)で表される極性基の少なくとも1種を含
む重合度が300以上の塩化ビニル系樹脂と、ガラス転
移温度が20℃以上のポリウレタン樹脂と、水酸基価が
40〜320のポリオ−ルと、ポリイソシアネ−ト化合
物とが含まれた磁性層を有する磁気記録媒体
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気記録媒体に関し、
さらに詳しくは走行耐久性に優れた磁気記録媒体に関す
る。
さらに詳しくは走行耐久性に優れた磁気記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁性粉末、結合剤樹脂、有機溶
剤およびその他の必要成分からなる磁性塗料をポリエス
テルフィルムなどの基体上に塗布、乾燥してつくられる
磁気記録媒体は、記録密度の向上とともに耐久性の向上
が求められており、磁気記録媒体の使用環境の拡大にと
もなって、特に、充分な走行耐久性を確保することが求
められている。このため、磁性粉末の分散剤を利用した
り、磁性粉末の分散性に優れた結合剤樹脂を使用したり
して、磁性粉末の分散性や磁性層の耐久性を改善するこ
とが行われており、たとえば、スルホン結合を有するポ
リエステルポリウレタンを使用することが行われてい
る。(特開昭62−262220号)
剤およびその他の必要成分からなる磁性塗料をポリエス
テルフィルムなどの基体上に塗布、乾燥してつくられる
磁気記録媒体は、記録密度の向上とともに耐久性の向上
が求められており、磁気記録媒体の使用環境の拡大にと
もなって、特に、充分な走行耐久性を確保することが求
められている。このため、磁性粉末の分散剤を利用した
り、磁性粉末の分散性に優れた結合剤樹脂を使用したり
して、磁性粉末の分散性や磁性層の耐久性を改善するこ
とが行われており、たとえば、スルホン結合を有するポ
リエステルポリウレタンを使用することが行われてい
る。(特開昭62−262220号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のス
ルホン結合を有するポリウレタンを用いると、磁性粉末
の分散性や磁性層の耐久性が改善されるものの充分でな
く、特に走行耐久性の改善は未だ充分でない。
ルホン結合を有するポリウレタンを用いると、磁性粉末
の分散性や磁性層の耐久性が改善されるものの充分でな
く、特に走行耐久性の改善は未だ充分でない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる現状
に鑑み種々検討を行った結果なされたもので、磁性層中
に、一般式、 −O−PO(OM1 )(OM2 )または−CO2 M1 もし
くは−SO3 M1 (但し、M1 はHまたはアルカリ金属、M2 はHまたは
炭素数4以下のアミン化合物である。)で表される極性
基の少なくとも1種を含む重合度が300以上の塩化ビ
ニル系樹脂と、ガラス転移温度が20℃以上のポリウレ
タン樹脂と、水酸基価が40〜320のポリオ−ルと、
ポリイソシアネ−ト化合物とを含有させることによっ
て、磁性粉末の分散性を良好にするとともに、磁性層の
機械的強度を充分に向上させ、かつベ−スフィルムとの
接着性を良好にして、走行耐久性を充分に向上させたも
のである。
に鑑み種々検討を行った結果なされたもので、磁性層中
に、一般式、 −O−PO(OM1 )(OM2 )または−CO2 M1 もし
くは−SO3 M1 (但し、M1 はHまたはアルカリ金属、M2 はHまたは
炭素数4以下のアミン化合物である。)で表される極性
基の少なくとも1種を含む重合度が300以上の塩化ビ
ニル系樹脂と、ガラス転移温度が20℃以上のポリウレ
タン樹脂と、水酸基価が40〜320のポリオ−ルと、
ポリイソシアネ−ト化合物とを含有させることによっ
て、磁性粉末の分散性を良好にするとともに、磁性層の
機械的強度を充分に向上させ、かつベ−スフィルムとの
接着性を良好にして、走行耐久性を充分に向上させたも
のである。
【0005】この発明によれば、前記一般式で表される
極性基の少なくとも1種を含む重合度が300以上の塩
化ビニル系樹脂によって磁性粉末の分散性が向上され、
ガラス転移温度が20℃以上のポリウレタン樹脂によっ
て磁性層に適度な柔軟性が付与され、耐久性が向上され
る。また、水酸基価が40〜320のポリオ−ルと、ポ
リイソシアネ−ト化合物とが併用されるため、前記の塩
化ビニル系樹脂とポリウレタン樹脂さらに水酸基価が4
0〜320のポリオ−ルが、ポリイソシアネ−ト化合物
と架橋結合して磁性層の機械的強度が強化され、さらに
水酸基価が40〜320のポリオ−ルは、全ての水酸基
がポリイソシアネ−ト化合物と反応せずに一部が未反応
のまま残り、この残った水酸基によってベ−スフィルム
との接着性が改善される。
極性基の少なくとも1種を含む重合度が300以上の塩
化ビニル系樹脂によって磁性粉末の分散性が向上され、
ガラス転移温度が20℃以上のポリウレタン樹脂によっ
て磁性層に適度な柔軟性が付与され、耐久性が向上され
る。また、水酸基価が40〜320のポリオ−ルと、ポ
リイソシアネ−ト化合物とが併用されるため、前記の塩
化ビニル系樹脂とポリウレタン樹脂さらに水酸基価が4
0〜320のポリオ−ルが、ポリイソシアネ−ト化合物
と架橋結合して磁性層の機械的強度が強化され、さらに
水酸基価が40〜320のポリオ−ルは、全ての水酸基
がポリイソシアネ−ト化合物と反応せずに一部が未反応
のまま残り、この残った水酸基によってベ−スフィルム
との接着性が改善される。
【0006】従って、磁性層中に、前記の塩化ビニル系
樹脂とポリウレタン樹脂とポリオ−ルとポリイソシアネ
−ト化合物とが含有されると、磁性粉末の分散性が向上
されるとともに、強靭な磁性層が形成され、さらに磁性
層とベ−スフィルムの接着性が改善されて、走行耐久性
が充分に向上される。
樹脂とポリウレタン樹脂とポリオ−ルとポリイソシアネ
−ト化合物とが含有されると、磁性粉末の分散性が向上
されるとともに、強靭な磁性層が形成され、さらに磁性
層とベ−スフィルムの接着性が改善されて、走行耐久性
が充分に向上される。
【0007】この発明において使用される塩化ビニル系
樹脂は、重合度が300以上で、一般式、 −O−PO(OM1 )(OM2 )または−CO2 M1 もし
くは−SO3 M1 (但し、M1 はHまたはアルカリ金属、M2 はHまたは
炭素数4以下のアミン化合物である。)で表される極性
基の少なくとも1種を含むものが好ましく使用され、こ
れらの一般式で表される極性基は、いずれも磁性粉末粒
子表面に強固に吸着する。しかして、磁性粉末との親和
性がよく、磁性粉末の分散性が充分に向上される。ま
た、この種の塩化ビニル系樹脂は、ポリイソシアネ−ト
化合物と併用されると架橋結合し、磁性層の機械的強度
を強化する。使用量は、磁性粉末の分散性を充分に向上
させるため、磁性粉末に対して5〜33重量%の範囲内
で使用することが好ましい。
樹脂は、重合度が300以上で、一般式、 −O−PO(OM1 )(OM2 )または−CO2 M1 もし
くは−SO3 M1 (但し、M1 はHまたはアルカリ金属、M2 はHまたは
炭素数4以下のアミン化合物である。)で表される極性
基の少なくとも1種を含むものが好ましく使用され、こ
れらの一般式で表される極性基は、いずれも磁性粉末粒
子表面に強固に吸着する。しかして、磁性粉末との親和
性がよく、磁性粉末の分散性が充分に向上される。ま
た、この種の塩化ビニル系樹脂は、ポリイソシアネ−ト
化合物と併用されると架橋結合し、磁性層の機械的強度
を強化する。使用量は、磁性粉末の分散性を充分に向上
させるため、磁性粉末に対して5〜33重量%の範囲内
で使用することが好ましい。
【0008】このような塩化ビニル系共重合体の具体例
としては、たとえば、リン酸基、カルボキシル基、スル
ホン酸ナトリウム基、スルホン酸カリウム基をそれぞれ
導入した塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル共
重合体、リン酸基あるいはスルホン酸基を導入した塩化
ビニル−ヒドロキシプロピルアクリレ−ト共重合体、リ
ン酸基あるいはスルホン酸基を導入した塩化ビニル−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレ−ト共重合体、リン酸基あ
るいはスルホン酸基を導入した塩化ビニル−ヒドロキシ
エチルアクリレ−ト共重合体、リン酸基あるいはスルホ
ン酸基を導入した塩化ビニル−ヒドロキシエチルメタク
リレ−ト共重合体などが挙げられ、具体例としては、た
とえば、日本ゼオン社製;MR110等が挙げられる。
としては、たとえば、リン酸基、カルボキシル基、スル
ホン酸ナトリウム基、スルホン酸カリウム基をそれぞれ
導入した塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル共
重合体、リン酸基あるいはスルホン酸基を導入した塩化
ビニル−ヒドロキシプロピルアクリレ−ト共重合体、リ
ン酸基あるいはスルホン酸基を導入した塩化ビニル−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレ−ト共重合体、リン酸基あ
るいはスルホン酸基を導入した塩化ビニル−ヒドロキシ
エチルアクリレ−ト共重合体、リン酸基あるいはスルホ
ン酸基を導入した塩化ビニル−ヒドロキシエチルメタク
リレ−ト共重合体などが挙げられ、具体例としては、た
とえば、日本ゼオン社製;MR110等が挙げられる。
【0009】また、併用されるポリウレタン樹脂は、ガ
ラス転移温度が20℃以上のものが好適なものとして使
用され、この種のポリウレタン樹脂は、磁性粉末の分散
性に優れると同時に適度な弾性を有する。しかして、こ
の種のポリウレタン樹脂が併用されると、磁性粉末の分
散性が向上されると同時に適度な柔軟性を有する磁性層
が得られ、耐久性が向上される。また、この種のポリウ
レタン樹脂は、ポリイソシアネ−ト化合物と併用される
と、分子中に含まれる水酸基等がポリイソシアネ−ト化
合物のイソシアネ−ト基と反応して架橋結合し、磁性層
の機械的強度を強化する。使用量は、耐久性を充分に向
上させるため、磁性粉末に対して5〜33重量%の範囲
内で使用することが好ましい。このようなガラス転移温
度が20℃以上のポリウレタン樹脂の具体例としては、
たとえば、東洋紡社製;UR8300などが挙げられ
る。
ラス転移温度が20℃以上のものが好適なものとして使
用され、この種のポリウレタン樹脂は、磁性粉末の分散
性に優れると同時に適度な弾性を有する。しかして、こ
の種のポリウレタン樹脂が併用されると、磁性粉末の分
散性が向上されると同時に適度な柔軟性を有する磁性層
が得られ、耐久性が向上される。また、この種のポリウ
レタン樹脂は、ポリイソシアネ−ト化合物と併用される
と、分子中に含まれる水酸基等がポリイソシアネ−ト化
合物のイソシアネ−ト基と反応して架橋結合し、磁性層
の機械的強度を強化する。使用量は、耐久性を充分に向
上させるため、磁性粉末に対して5〜33重量%の範囲
内で使用することが好ましい。このようなガラス転移温
度が20℃以上のポリウレタン樹脂の具体例としては、
たとえば、東洋紡社製;UR8300などが挙げられ
る。
【0010】さらに、併用されるポリオ−ルは、水酸基
価が40〜320のものが好ましく使用され、このポリ
オ−ルは、全ての水酸基が併用されるポリイソシアネ−
ト化合物と反応せずに一部が未反応のまま残り、この残
った水酸基によってベ−スフィルムとの接着性が改善さ
れる。これに対し、水酸基価が40より低いポリオ−ル
は、ポリイソシアネ−ト化合物と併用したときポリイソ
シアネ−ト化合物と反応せずに残る水酸基が少なくなっ
て、ベ−スフィルムとの接着性が改善されず、走行耐久
性が充分に向上されない。また、水酸基価が320を越
えるポリオ−ルは、磁性塗料への溶解性が悪いため、磁
性塗料中における磁性粉末の分散が低下する。
価が40〜320のものが好ましく使用され、このポリ
オ−ルは、全ての水酸基が併用されるポリイソシアネ−
ト化合物と反応せずに一部が未反応のまま残り、この残
った水酸基によってベ−スフィルムとの接着性が改善さ
れる。これに対し、水酸基価が40より低いポリオ−ル
は、ポリイソシアネ−ト化合物と併用したときポリイソ
シアネ−ト化合物と反応せずに残る水酸基が少なくなっ
て、ベ−スフィルムとの接着性が改善されず、走行耐久
性が充分に向上されない。また、水酸基価が320を越
えるポリオ−ルは、磁性塗料への溶解性が悪いため、磁
性塗料中における磁性粉末の分散が低下する。
【0011】使用量は、塩化ビニル系樹脂、ポリウレタ
ン樹脂およびポリイソシアネ−ト化合物を含めた全結合
剤樹脂中に1〜50重量%であることが好ましく、1重
量%より少ないと所期の効果が得られず、50重量%を
越えるとポリオ−ルとポリイソシアネ−ト化合物との反
応が進行しすぎて架橋点間距離が短くなりすぎ、磁性層
がもろくなって、耐久性が低下する。このような水酸基
価が40〜320のポリオ−ルの具体例としては、たと
えば、日本ポリウレタン工業社製;ニッポランN13
6,ニッポランN131,ニッポランN121などが挙
げられる。
ン樹脂およびポリイソシアネ−ト化合物を含めた全結合
剤樹脂中に1〜50重量%であることが好ましく、1重
量%より少ないと所期の効果が得られず、50重量%を
越えるとポリオ−ルとポリイソシアネ−ト化合物との反
応が進行しすぎて架橋点間距離が短くなりすぎ、磁性層
がもろくなって、耐久性が低下する。このような水酸基
価が40〜320のポリオ−ルの具体例としては、たと
えば、日本ポリウレタン工業社製;ニッポランN13
6,ニッポランN131,ニッポランN121などが挙
げられる。
【0012】ポリイソシアネ−ト化合物としては、たと
えば、日本ポリウレタン工業社製;コロネ−トL,コロ
ネ−トHL,コロネ−トHX,コロネ−トNなどが好適
なものとして使用され、これらのポリイソシアネ−ト化
合物が併用されると、前記の塩化ビニル系樹脂、ポリウ
レタン樹脂およびポリオ−ルと架橋結合し、磁性層の機
械的強度が強化されて、走行耐久性が充分に向上され
る。使用量は結合剤樹脂全量に対し5〜100重量%の
範囲で使用するのが好ましく、5重量%以下の量では磁
性層の機械的強度が充分に向上されず、100重量%を
越えると架橋結合が多くなりすぎて磁性層が硬くなりも
ろくなる。
えば、日本ポリウレタン工業社製;コロネ−トL,コロ
ネ−トHL,コロネ−トHX,コロネ−トNなどが好適
なものとして使用され、これらのポリイソシアネ−ト化
合物が併用されると、前記の塩化ビニル系樹脂、ポリウ
レタン樹脂およびポリオ−ルと架橋結合し、磁性層の機
械的強度が強化されて、走行耐久性が充分に向上され
る。使用量は結合剤樹脂全量に対し5〜100重量%の
範囲で使用するのが好ましく、5重量%以下の量では磁
性層の機械的強度が充分に向上されず、100重量%を
越えると架橋結合が多くなりすぎて磁性層が硬くなりも
ろくなる。
【0013】この発明の磁気記録媒体を製造するには常
法に準じて行えばよく、たとえば、前記の塩化ビニル系
樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリオ−ルおよびポリイソシ
アネ−ト化合物を、磁性粉末、有機溶剤およびその他の
添加剤とともに混合分散して磁性塗料を調製し、この磁
性塗料をポリエステルフィルムなどの基体上に、吹付け
もしくはロ−ル塗りなどの任意の手段で塗布し、乾燥す
ればよい。
法に準じて行えばよく、たとえば、前記の塩化ビニル系
樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリオ−ルおよびポリイソシ
アネ−ト化合物を、磁性粉末、有機溶剤およびその他の
添加剤とともに混合分散して磁性塗料を調製し、この磁
性塗料をポリエステルフィルムなどの基体上に、吹付け
もしくはロ−ル塗りなどの任意の手段で塗布し、乾燥す
ればよい。
【0014】ここで、使用する磁性粉末としては、γ−
Fe2 O3 粉末、Fe3 O4 粉末、Co含有γ−Fe2
O3 粉末、Co含有Fe3 O4 粉末、CrO2 粉末の
他、Fe粉末、Co粉末、Coフェライト粉末、Baフ
ェライト粉末などの金属粉末など、従来公知の各種磁性
粉末が広く包含される。
Fe2 O3 粉末、Fe3 O4 粉末、Co含有γ−Fe2
O3 粉末、Co含有Fe3 O4 粉末、CrO2 粉末の
他、Fe粉末、Co粉末、Coフェライト粉末、Baフ
ェライト粉末などの金属粉末など、従来公知の各種磁性
粉末が広く包含される。
【0015】また、有機溶剤としては、シクロヘキサノ
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢
酸エチル、ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒド
ロフラン、ジオキサンなど、使用する結合剤樹脂を溶解
するのに適した溶剤が、特に制限されることなく単独ま
たは二種以上混合して使用される。
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢
酸エチル、ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒド
ロフラン、ジオキサンなど、使用する結合剤樹脂を溶解
するのに適した溶剤が、特に制限されることなく単独ま
たは二種以上混合して使用される。
【0016】なお、磁性塗料中には、通常使用されてい
る各種添加剤、たとえば、潤滑剤、研磨剤、帯電防止
剤、分散剤などを任意に添加使用してもよい。
る各種添加剤、たとえば、潤滑剤、研磨剤、帯電防止
剤、分散剤などを任意に添加使用してもよい。
【0017】
【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。 実施例1 α−Fe粉末(飽和磁化135 emu/g、保磁力1500エ 80重量部 ルステッド、BET比表面積50m2 /g、Al含有量5 重量%) MR110(日本ゼオン社製;−SO3 K含有塩化ビニル系 10 〃 樹脂) UR8300(東洋紡社製;ポリウレタン樹脂、ガラス転移 4 〃 温度20℃) ニッポランN136(日本ポリウレタン工業社製;ポリオ− 4 〃 ル、水酸基価41) アルミナ 8 〃 カ−ボンブラック 4 〃 オレイルオレ−ト 8 〃 メチルエチルケトン 83 〃 シクロヘキサノン 83 〃 トルエン 83 〃 この組成物をボ−ルミル中で48時間混合分散した後、
さらにコロネ−トL(日本ポリウレタン工業社製;ポリ
イソシアネ−ト化合物)を2重量部添加し、30分間混
合後、フィルタを通して磁性塗料を調製した。この磁性
塗料を厚さ62μmのポリエステルフィルムの両面に、
乾燥後の厚さが 0.5μmとなるように塗布、乾燥して磁
性層を形成した。次いで、これを60℃で48時間キュ
アリング処理した後、 3.5インチの円盤状に打ち抜き、
磁気ディスクを作製した。
さらにコロネ−トL(日本ポリウレタン工業社製;ポリ
イソシアネ−ト化合物)を2重量部添加し、30分間混
合後、フィルタを通して磁性塗料を調製した。この磁性
塗料を厚さ62μmのポリエステルフィルムの両面に、
乾燥後の厚さが 0.5μmとなるように塗布、乾燥して磁
性層を形成した。次いで、これを60℃で48時間キュ
アリング処理した後、 3.5インチの円盤状に打ち抜き、
磁気ディスクを作製した。
【0018】実施例2 実施例1における磁性塗料の組成において、ニッポラン
N136に代えて、ニッポランN121(日本ポリウレ
タン工業社製;ポリオ−ル、水酸基価300)を同量使
用した以外は、実施例1と同様にして磁気ディスクを作
製した。
N136に代えて、ニッポランN121(日本ポリウレ
タン工業社製;ポリオ−ル、水酸基価300)を同量使
用した以外は、実施例1と同様にして磁気ディスクを作
製した。
【0019】実施例3 実施例1における磁性塗料の組成において、ニッポラン
N136に代えて、ニッポランN131(日本ポリウレ
タン工業社製;ポリオ−ル、水酸基価150)を使用
し、ニッポランN131とUR8300との混合比を種
々に変更した以外は、実施例1と同様にして多数の磁気
ディスクを作製した。
N136に代えて、ニッポランN131(日本ポリウレ
タン工業社製;ポリオ−ル、水酸基価150)を使用
し、ニッポランN131とUR8300との混合比を種
々に変更した以外は、実施例1と同様にして多数の磁気
ディスクを作製した。
【0020】比較例1 実施例1における磁性塗料の組成において、ニッポラン
N136を省き、UR8300の使用量を4重量部から
8重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして磁気
ディスクを作製した。
N136を省き、UR8300の使用量を4重量部から
8重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして磁気
ディスクを作製した。
【0021】実施例3で得られた多数の磁気ディスクを
3.5インチFDDに装填し、0℃と50℃の条件下に交
互に放置する温度サイクル環境下での耐久性および50
℃の高温下での耐久性を調べた。図1は、その結果をグ
ラフで表したもので、グラフAは温度サイクル環境下で
の耐久性を示し、グラフBは50℃の高温下での耐久性
を示す。これらのグラフから、塩化ビニル系樹脂、架橋
剤にポリウレタン樹脂のみを混合したものに比べて、ポ
リウレタン樹脂とポリオ−ルを併用した方が耐久性が良
好であることがわかり、特に、ポリウレタン樹脂とポリ
オ−ルの配合比が1:3〜3:1のものが良好であるこ
とがわかる。
3.5インチFDDに装填し、0℃と50℃の条件下に交
互に放置する温度サイクル環境下での耐久性および50
℃の高温下での耐久性を調べた。図1は、その結果をグ
ラフで表したもので、グラフAは温度サイクル環境下で
の耐久性を示し、グラフBは50℃の高温下での耐久性
を示す。これらのグラフから、塩化ビニル系樹脂、架橋
剤にポリウレタン樹脂のみを混合したものに比べて、ポ
リウレタン樹脂とポリオ−ルを併用した方が耐久性が良
好であることがわかり、特に、ポリウレタン樹脂とポリ
オ−ルの配合比が1:3〜3:1のものが良好であるこ
とがわかる。
【0022】また、実施例1,2および比較例1で得ら
れた磁気ディスクを 3.5インチFDDに装填し、0℃と
50℃の条件下に交互に放置する温度サイクル環境下で
の耐久性および50℃の高温下での耐久性を調べた。下
記表1はその結果である。
れた磁気ディスクを 3.5インチFDDに装填し、0℃と
50℃の条件下に交互に放置する温度サイクル環境下で
の耐久性および50℃の高温下での耐久性を調べた。下
記表1はその結果である。
【0023】
【0024】
【発明の効果】上記表1から明らかなように、この発明
で得られた磁気ディスク(実施例1および2)は、比較
例1で得られた磁気ディスクに比し、いずれも温度サイ
クル耐久性および高温耐久性がよく、このことからこの
発明によって得られる磁気記録媒体は、走行耐久性が一
段と向上されていることがわかる。
で得られた磁気ディスク(実施例1および2)は、比較
例1で得られた磁気ディスクに比し、いずれも温度サイ
クル耐久性および高温耐久性がよく、このことからこの
発明によって得られる磁気記録媒体は、走行耐久性が一
段と向上されていることがわかる。
【0025】
【図1】この発明で得られた磁気ディスクの0℃と50
℃の条件下に交互に放置する温度サイクル環境下での耐
久性および50℃の高温下での耐久性と、ポリウレタン
樹脂およびポリオ−ルの配合量との関係図である。
℃の条件下に交互に放置する温度サイクル環境下での耐
久性および50℃の高温下での耐久性と、ポリウレタン
樹脂およびポリオ−ルの配合量との関係図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式、 −O−PO(OM1 )(OM2 )または−CO2 M1 もし
くは−SO3 M1 (但し、M1 はHまたはアルカリ金属、M2 はHまたは
炭素数4以下のアミン化合物である。)で表される極性
基の少なくとも1種を含む重合度が300以上の塩化ビ
ニル系樹脂と、ガラス転移温度が20℃以上のポリウレ
タン樹脂と、水酸基価が40〜320のポリオ−ルと、
ポリイソシアネ−ト化合物とが含まれた磁性層を有する
磁気記録媒体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26276291A JPH0573886A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26276291A JPH0573886A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573886A true JPH0573886A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17380238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26276291A Withdrawn JPH0573886A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0573886A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5521586A (en) * | 1993-06-30 | 1996-05-28 | Ricoh Company, Ltd. | Electronic apparatus |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP26276291A patent/JPH0573886A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5521586A (en) * | 1993-06-30 | 1996-05-28 | Ricoh Company, Ltd. | Electronic apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |