JPH0563391B2 - - Google Patents
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- JPH0563391B2 JPH0563391B2 JP63213414A JP21341488A JPH0563391B2 JP H0563391 B2 JPH0563391 B2 JP H0563391B2 JP 63213414 A JP63213414 A JP 63213414A JP 21341488 A JP21341488 A JP 21341488A JP H0563391 B2 JPH0563391 B2 JP H0563391B2
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- Japan
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- water
- water supply
- supply pipe
- tank
- auxiliary
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は貯水タンクに関するものである。
(従来の技術)
従来、貯水タンクには鉄製又は合成樹脂製のタ
ンクが使用されていた。しかし、衛生上、耐火上
及び耐震強度の観点により最近はステンレス製の
タンクが多く使用されつつある。しかし、貯水タ
ンク内に水道水を給水した場合に、水の放出にと
もなつてその水に含まれた滅菌用の塩素が遊離し
てガス化し、その塩素ガスがタンク内の水面より
上方の空間に漂う。一方、タンク内の空気部内外
の温度差により結露し、このため水滴内に前記の
塩素ガスが容易に溶解される。
ンクが使用されていた。しかし、衛生上、耐火上
及び耐震強度の観点により最近はステンレス製の
タンクが多く使用されつつある。しかし、貯水タ
ンク内に水道水を給水した場合に、水の放出にと
もなつてその水に含まれた滅菌用の塩素が遊離し
てガス化し、その塩素ガスがタンク内の水面より
上方の空間に漂う。一方、タンク内の空気部内外
の温度差により結露し、このため水滴内に前記の
塩素ガスが容易に溶解される。
そして、外気温の上昇等により前記の水滴が蒸
発し、また度重なる水の放出にともない水滴に塩
素ガスが連続的に溶解して、水滴内の塩素が次第
に濃縮される。そのため、水滴が酸化作用を呈し
貯水タンクはステンルス製といえども腐蝕され
る。特に、近年は上水道の水質悪化にともない滅
菌用の塩素の溶解量が増えているため、このよう
な腐蝕が一層顕著である。
発し、また度重なる水の放出にともない水滴に塩
素ガスが連続的に溶解して、水滴内の塩素が次第
に濃縮される。そのため、水滴が酸化作用を呈し
貯水タンクはステンルス製といえども腐蝕され
る。特に、近年は上水道の水質悪化にともない滅
菌用の塩素の溶解量が増えているため、このよう
な腐蝕が一層顕著である。
このため、タンク本体自体の腐蝕を防止するた
めに、例えばタンク本体の上部に補助タンクを設
け、前記両タンクにはそれぞれ水供給管と水位調
整装置とを設けたものが提案されている(実公昭
56−17583号)。
めに、例えばタンク本体の上部に補助タンクを設
け、前記両タンクにはそれぞれ水供給管と水位調
整装置とを設けたものが提案されている(実公昭
56−17583号)。
この貯水タンクにおいては、まずタンク本体に
接続された水供給管から給水が行われる。そし
て、タンク本体内の水位が所定水位に達すると、
同タンク本体に設けられた水位調整装置が作動し
て前記給水が停止される。引き続いて、補助タン
クに接続された水供給管からの給水が行われて、
前記タンク本体内が満たされ、その後、補助タン
ク内への給水が行われる。そして、補助タンク内
における水位が所定水位に達すると水位調整装置
が作動して、その水供給管からの給水が停止され
る。
接続された水供給管から給水が行われる。そし
て、タンク本体内の水位が所定水位に達すると、
同タンク本体に設けられた水位調整装置が作動し
て前記給水が停止される。引き続いて、補助タン
クに接続された水供給管からの給水が行われて、
前記タンク本体内が満たされ、その後、補助タン
ク内への給水が行われる。そして、補助タンク内
における水位が所定水位に達すると水位調整装置
が作動して、その水供給管からの給水が停止され
る。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、前記従来の貯水タンクでは、タンク
本体及び補助タンクに接続された各水供給管が同
程度の径に形成されている。この場合、両水供給
管を大径状にすると単位時間当たりの給水量が多
くなり、タンク本体への給水を短時間で行えるも
のの、このタンク本体よりも小型の補助タンク内
への給水を、所定水位となるよう行わせることが
困難である。また、両水供給管を小径状にすると
単位時間当たりの給水量が少なくなり、補助タン
ク内への給水を行いやすくなるものの、タンク本
体内への給水に時間がかかつてしまうという問題
がある。
本体及び補助タンクに接続された各水供給管が同
程度の径に形成されている。この場合、両水供給
管を大径状にすると単位時間当たりの給水量が多
くなり、タンク本体への給水を短時間で行えるも
のの、このタンク本体よりも小型の補助タンク内
への給水を、所定水位となるよう行わせることが
困難である。また、両水供給管を小径状にすると
単位時間当たりの給水量が少なくなり、補助タン
ク内への給水を行いやすくなるものの、タンク本
体内への給水に時間がかかつてしまうという問題
がある。
また、前記従来の貯水タンクはタンク本体と補
助タンクとにそれぞれ水供給管と水位調整装置と
を設けるという構成を採つているので、これらタ
ンク本体及び補助タンクにおける各水供給管と各
水位調整装置とが互いに大きく離間してしまい、
それらの保守点検がしずらい。
助タンクとにそれぞれ水供給管と水位調整装置と
を設けるという構成を採つているので、これらタ
ンク本体及び補助タンクにおける各水供給管と各
水位調整装置とが互いに大きく離間してしまい、
それらの保守点検がしずらい。
さらに、タンク本体に接続された水供給管の吐
出口は常に貯留水内に位置するので、サイホン現
象によりタンク内の水が水供給管内を逆流するお
それがあり、その逆流を防止するための手段を別
途設けなければならないという問題があつた。
出口は常に貯留水内に位置するので、サイホン現
象によりタンク内の水が水供給管内を逆流するお
それがあり、その逆流を防止するための手段を別
途設けなければならないという問題があつた。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記問題点を解消するためになされた
ものであつて、第一発明の貯水タンクは、タンク
本体のの上部に対しこれよりも小型の補助タンク
を同タンク本体の内部と連通するように形成し、
その補助タンク内へ副給水管を導入し、同副給水
管には補助タンク内の水位が上部定水位に達した
ときに給水を停止し、それ以下のときに給水お行
う上部水位調整装置を設けるとともに、補助タン
ク内へ主給水管を導入し、同主給水管には水位が
下部定水位に達したときに給水を停止し、それ以
下のときに給水を行う下部水位調整装置を設けた
貯水タンクにおいて、タンク本体の天板を外面及
び内面が中央ほど高くなるように斜状に形成し、
その中央部に前記補助タンクを設けるとともに、
前記副給水管を単位時間当たりの給水量の少ない
小径状とし、前記主給水管は補助タンクの内部を
通つてタンク本体内に導入され、かつ、単位時間
当たりの給水量の多い大径状にし、さらに前記下
部水位調整装置によつて主給水管の開閉を行う主
弁を補助タンク外に設けたことを要旨とする貯水
タンクである。
ものであつて、第一発明の貯水タンクは、タンク
本体のの上部に対しこれよりも小型の補助タンク
を同タンク本体の内部と連通するように形成し、
その補助タンク内へ副給水管を導入し、同副給水
管には補助タンク内の水位が上部定水位に達した
ときに給水を停止し、それ以下のときに給水お行
う上部水位調整装置を設けるとともに、補助タン
ク内へ主給水管を導入し、同主給水管には水位が
下部定水位に達したときに給水を停止し、それ以
下のときに給水を行う下部水位調整装置を設けた
貯水タンクにおいて、タンク本体の天板を外面及
び内面が中央ほど高くなるように斜状に形成し、
その中央部に前記補助タンクを設けるとともに、
前記副給水管を単位時間当たりの給水量の少ない
小径状とし、前記主給水管は補助タンクの内部を
通つてタンク本体内に導入され、かつ、単位時間
当たりの給水量の多い大径状にし、さらに前記下
部水位調整装置によつて主給水管の開閉を行う主
弁を補助タンク外に設けたことを要旨とする貯水
タンクである。
また第二発明は前記第一発明の構成にくわえ、
補助タンク内に導入した主給水管をタンク本体側
へ導くとともに、補助タンク内の主給水管には、
同主給水管の内部と補助タンクの上部定水位より
も上方の空間とを連通し、サイホン現像によりタ
ンク内の水が主給水管内を逆流するのを防止する
ためのサイホン破り連通部を設けたことを要旨と
する貯水タンクである。
補助タンク内に導入した主給水管をタンク本体側
へ導くとともに、補助タンク内の主給水管には、
同主給水管の内部と補助タンクの上部定水位より
も上方の空間とを連通し、サイホン現像によりタ
ンク内の水が主給水管内を逆流するのを防止する
ためのサイホン破り連通部を設けたことを要旨と
する貯水タンクである。
(作用)
前記構成を採用したことにより、第一発明にお
いて、貯水タンク内の水位が下部定水位以下のと
きには、下部水位調整装置が作動し主弁が開かれ
て主給水管からの給水が行われる。このときには
主給水管が単位時間当たりの給水量の多い大径状
に形成されているので、短時間でタンク本体内を
満たすことが可能である。そして、前記水位が下
部定水位に達すると、下部水位調整装置が作動し
主弁が閉じられて主給水管からの給水が停止され
る。
いて、貯水タンク内の水位が下部定水位以下のと
きには、下部水位調整装置が作動し主弁が開かれ
て主給水管からの給水が行われる。このときには
主給水管が単位時間当たりの給水量の多い大径状
に形成されているので、短時間でタンク本体内を
満たすことが可能である。そして、前記水位が下
部定水位に達すると、下部水位調整装置が作動し
主弁が閉じられて主給水管からの給水が停止され
る。
また、補助タンク内の水位が下部定水位よりも
高くて上部定水位以下のときには、上部水位調整
装置が作動して副給水管からの給水が行われる。
このときには、副給水管が単位時間当たりの給水
量の少ない小径状に形成されているので、補助タ
ンク内における上部定水位までの給水を効率良く
行うことが可能である。そして、前記水位が上部
定水位に達すると、上部水位調整装置が作動して
副給水管からの給水が停止される。
高くて上部定水位以下のときには、上部水位調整
装置が作動して副給水管からの給水が行われる。
このときには、副給水管が単位時間当たりの給水
量の少ない小径状に形成されているので、補助タ
ンク内における上部定水位までの給水を効率良く
行うことが可能である。そして、前記水位が上部
定水位に達すると、上部水位調整装置が作動して
副給水管からの給水が停止される。
ところで、前記主給水管、下部水位調整装置、
副給水管及び上部水位調整装置はいずれも補助タ
ンクに設けられており、しかも前記主給水管の開
閉を行うための主弁が所タンク外に設けられてい
るので、これらの保守点検を容易に行うことが可
能となる。更に天板が斜状となつているのて当該
部エアー溜り発生することなく、この部分からの
腐蝕が防止される。
副給水管及び上部水位調整装置はいずれも補助タ
ンクに設けられており、しかも前記主給水管の開
閉を行うための主弁が所タンク外に設けられてい
るので、これらの保守点検を容易に行うことが可
能となる。更に天板が斜状となつているのて当該
部エアー溜り発生することなく、この部分からの
腐蝕が防止される。
また、第二発明においては補助タンク内の主給
水管に、これの内部と補助タンクの上部定水位よ
りも上方の空間とを連通するサイホン破り連通部
を設けたので、前記第一発明の作用に加え、サイ
ホン現象によつてタンク内の水が主給水管内を逆
流することが防止される。
水管に、これの内部と補助タンクの上部定水位よ
りも上方の空間とを連通するサイホン破り連通部
を設けたので、前記第一発明の作用に加え、サイ
ホン現象によつてタンク内の水が主給水管内を逆
流することが防止される。
(実施例)
以下、本発明を具体化した一実施例を図に従つ
て説明する。
て説明する。
水が貯留されたタンク本体1の天板2は外面及
び内面が中央ほど上方へ高くなるように斜状に形
成され、その中央部には同タンク本体1よりも小
型の補助タンク3が設けられている。この補助タ
ンク3の下部は前記タンク本体1の内部と連通し
ている。
び内面が中央ほど上方へ高くなるように斜状に形
成され、その中央部には同タンク本体1よりも小
型の補助タンク3が設けられている。この補助タ
ンク3の下部は前記タンク本体1の内部と連通し
ている。
前記補助タンク3の上板4には、外部に開口す
る通気管5と蓋6aを有するマンホール6とがそ
れぞれ設けられている。また、補助タンク3の一
方の側板にはタンク本体1の内部へ給水を行うた
めの主給水管7が接続されている。この主給水管
7は単位時間当たりの給水量の多い大径状に形成
されている。前記主給水管7は補助タンク3内へ
導入され、補助タンク3の上板4と平行して対向
する側板近くまで延びて下方へ下り曲げられてお
り、その下端開口部がタンク本体1内における下
限水位である下部定水位Aよりも下に導かれてい
る。
る通気管5と蓋6aを有するマンホール6とがそ
れぞれ設けられている。また、補助タンク3の一
方の側板にはタンク本体1の内部へ給水を行うた
めの主給水管7が接続されている。この主給水管
7は単位時間当たりの給水量の多い大径状に形成
されている。前記主給水管7は補助タンク3内へ
導入され、補助タンク3の上板4と平行して対向
する側板近くまで延びて下方へ下り曲げられてお
り、その下端開口部がタンク本体1内における下
限水位である下部定水位Aよりも下に導かれてい
る。
さらに、補助タンク3内の主給水管7の折曲部
分において、同補助タンク3の内面と対応する部
分にはサイホン破り連通部としての複数個の透孔
7aが設けられている。そのため、これらの透孔
7aによつて、主給水管7の内部と補助タンク3
の上限水位である上部定水位よりも上方の空間と
が連通されることになり、サイホン現象によつて
タンク内の水が主給水管7内を逆流した場合に、
この透孔7aからその逆流した水を排出すること
が可能である。また、主給水管7からの給水時に
その水圧により透孔7aから補助タンク3の内面
に対して水を噴出させることができる。なお、補
助タンク3において前記主給水管7が接続された
側板と対向する側板にはオーバーフロー管12が
接続されている。
分において、同補助タンク3の内面と対応する部
分にはサイホン破り連通部としての複数個の透孔
7aが設けられている。そのため、これらの透孔
7aによつて、主給水管7の内部と補助タンク3
の上限水位である上部定水位よりも上方の空間と
が連通されることになり、サイホン現象によつて
タンク内の水が主給水管7内を逆流した場合に、
この透孔7aからその逆流した水を排出すること
が可能である。また、主給水管7からの給水時に
その水圧により透孔7aから補助タンク3の内面
に対して水を噴出させることができる。なお、補
助タンク3において前記主給水管7が接続された
側板と対向する側板にはオーバーフロー管12が
接続されている。
前記主給水管7には下部水位調整装置としての
主定位水位弁8が設けられている。この主定位水
位弁8は補助タンク3外の主給水管7に介装され
た主弁8aと、同主弁8aから延び、補助タンク
3の上方から内部へ導入されたバイパス管9と、
そのバイパス管9の内端の吐出口に設けられた子
弁8bと、同子弁8bに取付けられたボールタツ
プ8cとから構成されている。前記バイパス管9
の吐出口は前記上部定位水位より上方に位置する
ように配置されている。
主定位水位弁8が設けられている。この主定位水
位弁8は補助タンク3外の主給水管7に介装され
た主弁8aと、同主弁8aから延び、補助タンク
3の上方から内部へ導入されたバイパス管9と、
そのバイパス管9の内端の吐出口に設けられた子
弁8bと、同子弁8bに取付けられたボールタツ
プ8cとから構成されている。前記バイパス管9
の吐出口は前記上部定位水位より上方に位置する
ように配置されている。
そして、前記ボールタツプ8cはタンク本体1
内の水位が下部定水位Aよりも低いと、子弁8b
及び8aを開いてバイパス管9及び主給水管7か
らの給水を行わせるようになつている。また、ボ
ールタツプ8cは前記水位が下部定水位Aに達す
ると、子弁8bを閉じてバイパス管9からの給水
を停止させるとともに、その小弁8bの動作に基
づいて主弁8aを閉じて、主給水管7からの給水
を停止させるようになつている。
内の水位が下部定水位Aよりも低いと、子弁8b
及び8aを開いてバイパス管9及び主給水管7か
らの給水を行わせるようになつている。また、ボ
ールタツプ8cは前記水位が下部定水位Aに達す
ると、子弁8bを閉じてバイパス管9からの給水
を停止させるとともに、その小弁8bの動作に基
づいて主弁8aを閉じて、主給水管7からの給水
を停止させるようになつている。
さらに、前記主給水管7において主弁8aより
も水源側(図の右側)の位置には、前記主給水管
7よりも単位時間当たりの給水量が少ない小径状
に形成された副給水管10が接続されている。こ
の副給水管10は、補助タンク3の上方を迂回し
て同補助タンク3内へ導入され、その内端の吐出
口は前記上部定水位よりも上方にて開口してい
る。
も水源側(図の右側)の位置には、前記主給水管
7よりも単位時間当たりの給水量が少ない小径状
に形成された副給水管10が接続されている。こ
の副給水管10は、補助タンク3の上方を迂回し
て同補助タンク3内へ導入され、その内端の吐出
口は前記上部定水位よりも上方にて開口してい
る。
前記副給水管10の吐出口には、上部水位調整
装置としての副定位水位弁11が設けられ、その
副定位水位弁11にボールタツプ11aが取付け
られている。そして、前記ボールタツプ11a
は、補助タンク3内の水位が上部定水位B以下の
ときに副定位水位弁11を開いて副給水管10か
らの給水を行わせ、同水位が上部定水位Bに達す
ると副定位水位弁11を閉じて副給水管10から
の給水を停止させるようになつている。
装置としての副定位水位弁11が設けられ、その
副定位水位弁11にボールタツプ11aが取付け
られている。そして、前記ボールタツプ11a
は、補助タンク3内の水位が上部定水位B以下の
ときに副定位水位弁11を開いて副給水管10か
らの給水を行わせ、同水位が上部定水位Bに達す
ると副定位水位弁11を閉じて副給水管10から
の給水を停止させるようになつている。
次に、前記のように構成された本実施例の作用
及び効果を説明する。
及び効果を説明する。
タンク本体1内の水位が下部定水位A以下のと
きには、子弁8bの動作に基づいて主弁8aが開
かれ、主給水管7から給水が行われる。この主給
水管7は単位時間当たりの給水量の多い大径状に
形成されているので、短時間でタンク本体1内に
水を満たすことができる。なお、補助タンク3内
における主給水管7には複数個の透孔7aが設け
られているので、前記主供給管7からの給水時に
はその水圧により透孔7aから補助タンク3の内
面に対して水が噴出する。そのため、この水の噴
出により同補助タンク3の内面が洗浄されて腐蝕
が防止される。そして、前記水位が下部定水位A
に達すると主弁8aが閉じられ、主給水管7から
の給水が停止される。
きには、子弁8bの動作に基づいて主弁8aが開
かれ、主給水管7から給水が行われる。この主給
水管7は単位時間当たりの給水量の多い大径状に
形成されているので、短時間でタンク本体1内に
水を満たすことができる。なお、補助タンク3内
における主給水管7には複数個の透孔7aが設け
られているので、前記主供給管7からの給水時に
はその水圧により透孔7aから補助タンク3の内
面に対して水が噴出する。そのため、この水の噴
出により同補助タンク3の内面が洗浄されて腐蝕
が防止される。そして、前記水位が下部定水位A
に達すると主弁8aが閉じられ、主給水管7から
の給水が停止される。
補助タンク3内の水位が下部定水位Aよりも高
くて上部定水位B以下のときには、副定位水位弁
11が開かれ、副給水管10からの給水が行われ
る。この副給水管10は前記主給水管7よりも単
位時間当たりの給水量の少ない小径状に形成され
ているので、少量ずつ給水が行われる。そして、
同補助タンク3内の水位が上部定水位Bに達する
と、副定位水位弁11が閉じられて、副給水管1
0からの給水が停止される。
くて上部定水位B以下のときには、副定位水位弁
11が開かれ、副給水管10からの給水が行われ
る。この副給水管10は前記主給水管7よりも単
位時間当たりの給水量の少ない小径状に形成され
ているので、少量ずつ給水が行われる。そして、
同補助タンク3内の水位が上部定水位Bに達する
と、副定位水位弁11が閉じられて、副給水管1
0からの給水が停止される。
ところで、本実施例では主給水管7がタンク本
体1内の貯留水に浸つているので、給水停止時に
はサイホン現象によつて貯留水がこの主給水管7
内を逆流する。ところが、補助タンク3内におけ
る主給水管7の折曲部分に、同主給水管7の内部
と補助タンク3の上部定水位Bよりも上方の空間
とを連通する複数個の透光7aが設けられている
ため、前記逆流した水はこれらの透孔7aからそ
の空間へ排出される。なお、副給水管10及びバ
イパス管9の吐出口は水面下に没しない構造とな
つているため、これらに逆流が生ずることはな
い。そのため、本実施例では逆流防止弁あるいは
バキユームブレーカー等の逆流防止装置を従来と
異なり設ける必要がない。
体1内の貯留水に浸つているので、給水停止時に
はサイホン現象によつて貯留水がこの主給水管7
内を逆流する。ところが、補助タンク3内におけ
る主給水管7の折曲部分に、同主給水管7の内部
と補助タンク3の上部定水位Bよりも上方の空間
とを連通する複数個の透光7aが設けられている
ため、前記逆流した水はこれらの透孔7aからそ
の空間へ排出される。なお、副給水管10及びバ
イパス管9の吐出口は水面下に没しない構造とな
つているため、これらに逆流が生ずることはな
い。そのため、本実施例では逆流防止弁あるいは
バキユームブレーカー等の逆流防止装置を従来と
異なり設ける必要がない。
また、本実施例の貯水タンクにおいては、主給
水管7、副給水管10、主定位水位弁8及び副定
位水位弁11が補助タンク3に集中して設けら
れ、しかもその主給水管7の開閉を行うための主
弁8aが補助タンク3の外方に設けられているの
で、これらは互いに近接することになり保守点検
が容易となる。
水管7、副給水管10、主定位水位弁8及び副定
位水位弁11が補助タンク3に集中して設けら
れ、しかもその主給水管7の開閉を行うための主
弁8aが補助タンク3の外方に設けられているの
で、これらは互いに近接することになり保守点検
が容易となる。
さらに、主定位水位弁8の単独使用において
は、子弁8bが閉弁してから主弁8aが閉弁する
まで数秒から数十秒の遅れが存在するので、オー
バーフローが生ずることがある。そのため、前記
オーバーフローを避けるために補助タンクもその
ぶんを見込んで大型ものを使用する必要がある
が、この実施例では主定位水位弁8及び副定位水
位弁11の二段構成になつているため、水位調整
は容易となり、従来と異なりオーバーフローの心
配はなく、補助タンク3は小型のもので良い。従
つて、有効水量当たりの使用部材が減少し、低コ
ストを計ることが可能となる。
は、子弁8bが閉弁してから主弁8aが閉弁する
まで数秒から数十秒の遅れが存在するので、オー
バーフローが生ずることがある。そのため、前記
オーバーフローを避けるために補助タンクもその
ぶんを見込んで大型ものを使用する必要がある
が、この実施例では主定位水位弁8及び副定位水
位弁11の二段構成になつているため、水位調整
は容易となり、従来と異なりオーバーフローの心
配はなく、補助タンク3は小型のもので良い。従
つて、有効水量当たりの使用部材が減少し、低コ
ストを計ることが可能となる。
また、貯水タンクにおいて天板がフラツトのも
のでは基礎の状態、溶接歪み等によりタンク本体
にエア溜りを生ずるのでこの部分が腐蝕し易くな
るが、本実施例では天板2の内面が補助タンク3
に向かつて傾斜しているのでエアは補助タンク3
を介して通気管5から外部へ排出される。そのた
め、タンク本体1にエアー溜りが生ずることはな
くタンク本体1の天板2の腐蝕が防止される。
のでは基礎の状態、溶接歪み等によりタンク本体
にエア溜りを生ずるのでこの部分が腐蝕し易くな
るが、本実施例では天板2の内面が補助タンク3
に向かつて傾斜しているのでエアは補助タンク3
を介して通気管5から外部へ排出される。そのた
め、タンク本体1にエアー溜りが生ずることはな
くタンク本体1の天板2の腐蝕が防止される。
なお、本実施例では天板2の外面も斜状に形成
されているので、この貯水タンクを屋外に設置し
た場合には雨水を速やかに下方へ流すことができ
る。
されているので、この貯水タンクを屋外に設置し
た場合には雨水を速やかに下方へ流すことができ
る。
本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば前記補助タンク3に対し換気扇を設け
ることにより、補助タンク3内の遊離ガス化して
いる塩素ガスを補助タンク外へ強制的に排出して
もよい。そうすれば、補助タンク3に対して悪影
響を与える前記遊離ガス化している塩素ガスが速
やかに外部へ排出され、さらに腐蝕の防止を期待
できる。なお、このとき、配管等により屋外まで
前記塩素ガスを導けば、貯水タンクとともに配置
される機械室、ポンプ室等の他の機器類の腐蝕が
防止される。
く、例えば前記補助タンク3に対し換気扇を設け
ることにより、補助タンク3内の遊離ガス化して
いる塩素ガスを補助タンク外へ強制的に排出して
もよい。そうすれば、補助タンク3に対して悪影
響を与える前記遊離ガス化している塩素ガスが速
やかに外部へ排出され、さらに腐蝕の防止を期待
できる。なお、このとき、配管等により屋外まで
前記塩素ガスを導けば、貯水タンクとともに配置
される機械室、ポンプ室等の他の機器類の腐蝕が
防止される。
更に天板2の傾斜は、前記実施例においては中
央程高くなるものについて述べたがこれに限るも
のでなく、一方側が高く他方側が低くなるように
してもよく、要は空気溜りを発生しない傾斜であ
れば目的を達する。
央程高くなるものについて述べたがこれに限るも
のでなく、一方側が高く他方側が低くなるように
してもよく、要は空気溜りを発生しない傾斜であ
れば目的を達する。
発明の効果
以上詳述したように第一発明によれば、タンク
本体及び補助タンク内への給水を効率良く行うこ
とができるばかりでなく、主給水管、副給水管、
上部水位調整装置及び下部水位調整装置の保守点
検を容易に行うことができる。又天板が斜状にな
つているので空気溜りの発生がなく、当該部分か
らの腐食を防止することができるという効果が奏
する。
本体及び補助タンク内への給水を効率良く行うこ
とができるばかりでなく、主給水管、副給水管、
上部水位調整装置及び下部水位調整装置の保守点
検を容易に行うことができる。又天板が斜状にな
つているので空気溜りの発生がなく、当該部分か
らの腐食を防止することができるという効果が奏
する。
また、第二発明によれば、第一発明の効果に加
えてサイホン現象によりタンク内の水が主給水管
内を逆流するのを防止でき、逆流防止手段を別途
設ける必要がなくなるという効果を奏する。
えてサイホン現象によりタンク内の水が主給水管
内を逆流するのを防止でき、逆流防止手段を別途
設ける必要がなくなるという効果を奏する。
図は本発明を具体化した一実施例の断面図であ
る。 タンク本体……1、補助タンク……3、主給水
管……7、サイホン破り連通部としての透孔……
7a、下部水位調整装置としての主定位水位弁…
…8、主弁……8a、副給水管……10、上部水
位調整装置としての副定位水位弁……11。
る。 タンク本体……1、補助タンク……3、主給水
管……7、サイホン破り連通部としての透孔……
7a、下部水位調整装置としての主定位水位弁…
…8、主弁……8a、副給水管……10、上部水
位調整装置としての副定位水位弁……11。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 タンク本体の上部に対しこれよりも小型の補
助タンクを同タンク本体の内部と連通するように
形成し、その補助タンク内へ副給水管を導入し、
同副給水管には補助タンク内の水位が上部定水位
に達したときに給水を停止し、それ以下のときに
給水を行う上部水位調整装置を設けるとともに、
補助タンク内へ主給水管を導入し、同主給水管に
は水位が下部定水位に達したときに給水を停止
し、それ以下のときに給水を行う下部水位調整装
置を設けた貯水タンクにおいて、 タンク本体の天板を斜状に形成し、その斜状の
天板に前記補助タンクを設けるとともに、 前記副給水管を単位時間当たりの給水量の少な
い小径状とし、前記主給水管は補助タンクの内部
を通つてタンク本体内に導入され、かつ、単位時
間当たりの給水量の多い大径状にし、さらに前記
下部水位調整装置によつて主給水管の開閉を行う
主弁を補助タンク外に設けたことを特徴とする貯
水タンク。 2 タンク本体の上部に対しこれよりも小型の補
助タンクを同タンク本体の内部と連通するように
形成し、その補助タンク内へ副給水管を導入し、
同副給水管には補助タンク内の水位が上部定水位
に達したときに給水を停止し、それ以下のときに
給水を行う上部水位調整装置を設けるとともに、
補助タンク内へ主給水管を導入し、同主給水管に
は水位が下部定水位に達したときに給水を停止
し、それ以下のときに給水を行う下部水位調整装
置を設けた貯水タンクにおいて、 タンク本体の天板を斜状に形成し、その斜状の
天板に前記補助タンクを設けるとともに、 前記副給水管を単位時間当たりの給水量の少な
い小径状とし、前記主給水管を単位時間当たりの
給水量の多い大径状にするとともに、前記下部水
位調整装置によつて主給水管の開閉を行う主弁を
補助タンク外に設け、さらに補助タンク内に導入
した主給水管をタンク本体側へ導くとともに、補
助タンク内の主給水管には、同主給水管の内部と
補助タンクの上部定水位よりも上方の空間とを連
通し、サイホン現象によりタンク内の水が主給水
管内を逆流するの防止するためのサイホン破り連
通部を設けたことを特徴とする貯水タンク。 3 前記サイホン破り連通部は複数個の透孔であ
る特許請求の範囲第2項に記載の貯水タンク。 4 前記主給水管は補助タンク側面から導入さ
れ、補助タンク上板と平行して対向側面近くまで
延び、下方へ下り曲げられてタンク本体の下部定
水位下に導かれている特許請求の範囲第2項、第
3項に記載の貯水タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63213414A JPH0272084A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 貯水タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63213414A JPH0272084A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 貯水タンク |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63213413A Division JPH01111695A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 貯水タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0272084A JPH0272084A (ja) | 1990-03-12 |
| JPH0563391B2 true JPH0563391B2 (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=16638834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63213414A Granted JPH0272084A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 貯水タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0272084A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2850278B2 (ja) * | 1993-12-24 | 1999-01-27 | 株式会社佐山製作所 | 給水ユニット |
| JP4767875B2 (ja) * | 2007-02-15 | 2011-09-07 | リンナイ株式会社 | パイロット式開閉弁 |
| CN106241095A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-21 | 安庆三维电器有限公司 | 一种车载大容量水箱 |
| CN113216328B (zh) * | 2021-05-14 | 2022-09-30 | 浙江利欧水务科技有限公司 | 一种市政二次供水设备 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53135011A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-25 | Tokyo Tatsuno Kk | Oiling device |
| JPS5617583U (ja) * | 1979-07-18 | 1981-02-16 |
-
1988
- 1988-08-26 JP JP63213414A patent/JPH0272084A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0272084A (ja) | 1990-03-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |