JPH0564296U - 中折れ式シールド掘進機 - Google Patents
中折れ式シールド掘進機Info
- Publication number
- JPH0564296U JPH0564296U JP850592U JP850592U JPH0564296U JP H0564296 U JPH0564296 U JP H0564296U JP 850592 U JP850592 U JP 850592U JP 850592 U JP850592 U JP 850592U JP H0564296 U JPH0564296 U JP H0564296U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield
- screw conveyor
- center
- front body
- support portion
- Prior art date
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- Granted
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリュウコンベヤが後胴内のエレクタやセ
グメントに干渉することなく、中折れシールドの中折れ
角度を大きくとれて、小さい曲率半径での曲進掘削が行
なえるようにする。 【構成】 前胴2と後胴3とを垂直軸6の周りに屈曲自
在に連結して中折れ構造とされたシールド本体1内に配
置されたスクリュウコンベヤ16の前端部を球面状支持
部23を介して前胴2に回転可能に支持させるととも
に、その支持部に近いスクリュウコンベヤ16部分を前
胴2に揺動可能に支持させる揺動支持部28を設けてい
る。
グメントに干渉することなく、中折れシールドの中折れ
角度を大きくとれて、小さい曲率半径での曲進掘削が行
なえるようにする。 【構成】 前胴2と後胴3とを垂直軸6の周りに屈曲自
在に連結して中折れ構造とされたシールド本体1内に配
置されたスクリュウコンベヤ16の前端部を球面状支持
部23を介して前胴2に回転可能に支持させるととも
に、その支持部に近いスクリュウコンベヤ16部分を前
胴2に揺動可能に支持させる揺動支持部28を設けてい
る。
Description
【0001】
この考案は、例えばトンネルを掘削し、その掘削土砂を後方へ搬出するととも に、セグメントなどによりトンネル壁を構築する場合に使用されるシールド掘進 機で、詳しくは、シールド本体を構成する前胴と後胴とが垂直軸の周りに相対屈 曲自在に連結されている中折れ式シールド掘進機に関するものである。
【0002】
この種のシールド掘進機においては、掘削されるトンネルが左右や上下方向に 曲がっている場合であっても、掘進機が容易に曲進することができるように、シ ールド本体を前胴と後胴とに分割し、これら前胴と後胴とを垂直軸の周りに相対 屈曲自在に連結して中折れ構造のシールド本体内に、シールドジャッキと中折れ 用ジャッキと掘削土砂を後方へ搬送し排出するスクリュウコンベヤとを装備させ たものが使用される。
【0003】 上記のような構成の中折れ式シールド掘進機において、従来一般には、スクリ ュウコンベアの前部をシールド本体の前胴側に固定させていたが、この場合は、 曲進のためにシールド本体を中折れ動作させた時、スクリュウコンベヤの後部が 左右に振られるため、中折れ角度を大きくとると、スクリュウコンベヤの後端部 がセグメントに干渉して、そのセグメントやスクリュウコンベヤを破損すること になる。そのために、中折れ角度を大きくとれず、中折れによる曲進半径に自ず と限界があった。
【0004】 そこで、このような問題を解決するために、例えば特開昭61−98900号 公報に開示されているように、スクリュウコンベヤの前端部を前胴の一部に球面 軸受を介して左右揺動可能に支持するとともに、スクリュウコンベヤの後部を吊 り下げ装置を介して後胴に吊持したものや、実開平2−27037号公報に開示 されているように、スクリュウコンベヤの前端部を前胴の一部にボール継手を介 して左右揺動可能に支持するとともに、スクリュウコンベヤの中間部を後胴に対 し揺動自在で、かつ前後移動自在に支持させたものが提案されている。
【0005】
上記各公報に開示されているような構成の従来の中折れ式シールド掘進機にお いては、曲進のためにシールド本体を中折れ動作させた時、スクリュウコンベヤ はその前端部が前胴に対して揺動されるとともに、その後部が後胴に対して揺動 および前後移動して、ほぼ中折れ前の姿勢を維持することになるため、スクリュ ウコンベヤの後端部がセグメントに干渉することを防ぐことができ、これにより 、スリリュウコンベヤの前部をシールド本体の前胴側に固定させていた従来一般 のものに比べて、中折れ角度を大きくとれ、中折れによる曲進半径を小さくする ことができる。
【0006】 しかしながら、上記各公報のように、スクリュウコンベヤの中間部を後胴に支 持させる場合は、図6に図解して示しているように、その後胴RB側の支持部X を前胴FBと後胴RBとの中折れ中心点O近くに設定するよりも後胴RBの後方 に設定するほど、つまりl2が大きければ大きいほど中折れ角度θおよびスクリ ュウコンベヤの前胴FBに対する支持点O1から中折れ中心点Oまでの距離l1 がそれぞれ一定の場合、スクリュウコンベヤの揺動角度θ1を大きくとれるが、 実際には、後胴RBの内部にエレクタやセクメント等が存在するため、後胴RB の後方に後側支持部Xを設定することがむずかしく、この点での改善が望まれて いる。
【0007】 この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、後胴の内部の構成部材への影響 を抑えつつ、スクリュウコンベヤの揺動角度およびシールド本体の中折れ角度を 十分に大きくとることができる中折れ式シールド掘進機を提供することを目的と している。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、この考案の請求項1に係る中折れ式シールド掘進機 は、前胴と後胴とを垂直軸の周りに相対屈曲自在に連結して中折れ構造とされた シールド本体内に、上記前胴に支持されたシールドジャッキと、上記前胴と後胴 とを連結する中折れ用ジャッキと、前胴側で掘削された土砂を後胴側へ搬送し排 出するスクリュウコンベヤとを装備させてなる中折れ式シールド掘進機において 、上記スクリュウコンベヤの前部を上記前胴に球面状支持部を介して回転可能に 支持するとともに、その支持部よりも後部のスクリュウコンベヤ部分を、上記球 面状支持部周りでの回転を許すように左右揺動可能に支持させる揺動支持部を上 記シールド本体の前胴に設けたものである。
【0009】 上記球面状支持部としては、シールド本体の前胴のバルクヘッドにシール部を 兼用するように設けられていることが好ましい。
【0010】 また、上記揺動支持部として、水平面内で対向し当接する一対のフランジから なり、そのうち、スクリュウコンベヤ側のフランジに上記球面状支持部による回 転中心を半径とするボルト挿通用の長孔を形成したものから構成することが好ま しい。
【0011】
この考案によれば、曲進のためにシールド本体を中折れ動作させた時、スクリ ュウコンベヤがその前端部において球面状支持部を介して前胴に対して回転する とともに、その近くで前胴に設けられた揺動支持部において左右に揺動して、ほ ぼ中折れ前の姿勢を維持することになるため、スクリュウコンベヤの後端部がセ グメントに干渉することを防ぐことができる。
【0012】 また、上記揺動支持部を、球面状支持部による回転中心を半径とするボルト挿 通用の長孔を有するフランジ形式とする場合は、一定の曲率半径に固定して直進 あるいは曲進する時に便利である。
【0013】
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。 図1は、この考案の一実施例による中折れ式シールド掘進機の縦断面図であり 、同図において、1はシールド本体で、このシールド本体1は、前後方向に分割 された前胴2と後胴3とからなる。これら前胴2および後胴3にそれぞれ固着さ れたリングビーム2A,3Aの上部と下部にはそれぞれ互いに嵌合する軸受4, 5が設けられているとともに、これら上部および下部の軸受4,5にはそれぞれ 垂直軸6,6が上下方向に貫通されており、これにより、上記前胴2と後胴3と が垂直軸6,6の周りに相対屈曲自在に連結されて、シールド本体1が中折れ構 造に構成されている。
【0014】 上記前胴2の前部にはカッターディスク7が支持用軸受8およびリングビーム 9を介して回転自在に支承されており、このカッターディスク7の駆動装置10 が上記前胴2内に設けられている。上記前胴2のリングビーム2Aと後胴3のリ ングビーム3Aの後部に配置したスプレッダ11との間には円周方向に適宜間隔 を置いて複数個のシールドジャッキ12が配設されているとともに、これらシー ルドジャッキ12と干渉しない円周方向の位置に上記前胴2と後胴3とを連結す る中折れ用ジャッキ13が配設されている。また、上記後胴3内の前部寄り箇所 には、シールド本体1の移動跡にシールドセグメント14を組み立てるエレクタ 15が装備されている。
【0015】 16はスクリュウコンベヤで、その前端部16Aは図2に示すように、バルク ヘッド17に形成された貫通孔17Aを経てカッターチャンバ18内にまで延出 されているとともに、その後部は上記後胴3内の後方まで延出され、その後端部 に駆動用モータ19が取り付けられ、かつ、そのモータ19に近い箇所には搬送 土砂の排出口20が形成されている。上記スクリュウコンベヤ16の前端部16 Aの外周に嵌合させてバルクヘッド17から後方へ延設された筒状のシール用ケ ーシング21の後端部には、図3に明示するように、シール材22を前後から挟 持した球面座23Aが形成されているとともに、この球面座23Aに対応するス クリュウコンベヤ16の外筒16Bには上記球面座23Aに嵌合される球面部2 3Bが形成されており、この球面部23Bと上記球面座23Aとにより上記スク リュウコンベヤ16の前部を上記前胴2に対して軸芯aの周りに回転可能に支持 する球面状支持部23が構成されている。
【0016】 上記球面状支持部23の直後のスクリュウコンベヤ16の外筒16Bには、板 状ステー24を介して水平面に沿った矩形状の可動フランジ25が固着されてい るとともに、上記前胴2の下部には支持板26を介して上記可動フランジ25に 当接する矩形状の固定フランジ27が固着されており、これら上下一対のフラン ジ25,27により、上記スクリュウコンベヤ16を、上記球面状支持部23の 軸芯a周りでの回転を許すように左右揺動可能に支持させる揺動支持部28を構 成している。
【0017】 上記揺動支持部28を構成する一対のフランジ25,27のうち、上部の可動 フランジ25には、図4に明示するように、上記球面状支持部23の軸芯aを半 径Rとするボルト挿通用の長孔25Aが形成されているとともに、下部の固定フ ランジ27には上記長孔25Aに挿通されて上方に突出するボルト27Aが固定 されており、これらボルト27Aの突出端部分に螺合させたナット29を締付け ることで、上記スクリュウコンベヤ16の揺動を規制し、またナット29を緩め ることで、上記スクリュウコンベヤ16の揺動を許容するように構成されている 。また、上記スクリュウコンベア16の後部側はターンバックル等の伸縮式吊り 具30により前胴2側に吊り下げ支持されている。
【0018】 つぎに、上記構成の動作について説明する。 直進掘削を行なう場合は、中折れ用ジャッキ13をすべて同一のストロークに して固定して、シールド本体1の前胴2と後胴3の軸線を直線状にするとともに 、揺動支持部28を構成する一対のフランジ25,27をナット29およびボル ト27Aにて締め付けてスクリュウコンベヤ16の揺動を固定・規制する。この 状態で、駆動装置10を介してカッターディスク7を回転させながら、シールド ジャッキ12を伸長させてシールド本体1の全体を推進させることにより、直線 状の掘進を行なう。
【0019】 また、曲線状の掘進を行なう場合は、上記中折れ用ジャッキ13のあるものを 伸長させ、他のものを収縮させることにより、前胴2が後胴3に対して垂直軸6 ,6の周りで屈曲してシールド本体1が中折れとなる。この状態で、上記シール ドジャッキ12を伸長させれば、中折れ状態のままでシールド本体1が前進して 所定の曲線方向への掘進が行なわれる。この曲進時においては、上記揺動支持部 28を構成する一対のフランジ25,27がナット29およびボルト27Aにて 締め付け解除されており、スクリュウコンベヤ16の揺動が許容される状態にあ るため、前胴2が傾動して向きを変えても、スクリュウコンベヤ16は球面状支 持部23の軸芯a周りでの回転し、かつ上記揺動支持部28による支持箇所で左 右に揺動して、前胴2と関係なく、中折れ前の姿勢を維持することになる。した がって、スクリュウコンベヤ16の後端部側が左右に大きく振れて、例えばエレ クタ15やセグメント14に干渉することがない。
【0020】 なお、上記実施例においては、スクリュウコンベヤ16の前端部16Aを前胴 2のバルクヘッド7に球面状支持部23を介して回転可能に支持させたが、図5 に示すように、スクリュウコンベヤ16の前端部16Aをカッターチャンバ18 の下部のシールド本体1(前胴2)に球面状支持部23を介して支持させてもよ い。なお、図5において、図1に示す実施例と同一箇所には、同一の符号を付し て、それらの説明を省略している。
【0021】
以上のように、この考案の請求項1によれば、曲進のためにシールド本体を中 折れ動作させた時でも、スクリュウコンベヤを中折れ前の姿勢に維持することが できるため、スクリュウコンベヤの後端部をセグメントに干渉させることなく、 シールド本体の中折れ角度を十分に大きくとれ、中折れによる曲進半径を小さく することができる。しかも、スクリュウコンベヤを前胴に2点支持させているの で、後胴内の構成部材の配置に特別な工夫を要するようなことなく、このスクリ ュウコンベヤの揺動角度を最適として、シールド本体の中折れを十分確保するこ とができる。
【0022】 また、請求項2によれば、バルクヘッドのシール部でスクリュウコンベヤの回 転中心部のシールを兼用させることが可能で、構成が簡単である。
【0023】 さらに、請求項3によれば、長尺で、かつ揺動により不安定となりやすいスク リュウコンベヤの支持を安定よいものにできる。
【図1】この考案の一実施例による中折れ式シールド掘
進機の縦断面図である。
進機の縦断面図である。
【図2】要部の拡大一部切り欠き側面図である。
【図3】図2の要部の拡大図である。
【図4】図2のCーC線に沿った断面図である。
【図5】この考案の他の実施例による中折れ式シールド
掘進機の概略縦断面図である。
掘進機の概略縦断面図である。
【図6】従来の中折れ式シールド掘進機の概略説明図で
ある。
ある。
1 シールド本体 2 前胴 3 後胴 6 垂直軸 12 シールドジャッキ 13 中折れ用ジャッキ 16 スクリュウコンベヤ 17 バルクヘッド 23,23A 球面状支持部 25,27 フランジ 25A ホルト挿通用長孔 28 揺動支持部 30 吊り具
Claims (3)
- 【請求項1】 前胴と後胴とを垂直軸の周りに相対屈曲
自在に連結して中折れ構造とされたシールド本体内に、
上記前胴に支持されたシールドジャッキと、上記前胴と
後胴とを連結する中折れ用ジャッキと、前胴側で掘削さ
れた土砂を後胴側へ搬送し排出するスクリュウコンベヤ
とを装備させてなる中折れ式シールド掘進機において、
上記スクリュウコンベヤの前部を上記前胴に球面状支持
部を介して回転可能に支持するとともに、その支持部よ
りも後部のスクリュウコンベヤ部分を、上記球面状支持
部周りでの回転を許すように左右揺動可能に支持させる
揺動支持部を上記シールド本体の前胴に設けたことを特
徴とする中折れ式シールド掘進機。 - 【請求項2】 上記球面状支持部が、シールド本体の前
胴のバルクヘッドにシール部を兼用するように設けられ
ている請求項1の中折れ式シールド掘進機。 - 【請求項3】 上記揺動支持部が、水平面内で対向し当
接する一対のフランジからなり、そのうち、スクリュウ
コンベヤ側のフランジには上記球面状支持部による回転
中心を半径とするボルト挿通用の長孔が形成されている
請求項1の中折れ式シールド掘進機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008505U JP2605248Y2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 中折れ式シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008505U JP2605248Y2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 中折れ式シールド掘進機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0564296U true JPH0564296U (ja) | 1993-08-27 |
| JP2605248Y2 JP2605248Y2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=11694982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992008505U Expired - Fee Related JP2605248Y2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 中折れ式シールド掘進機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605248Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58115596U (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-06 | 日立造船株式会社 | シ−ルド掘進機 |
| JPH0333835U (ja) * | 1989-08-14 | 1991-04-03 |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP1992008505U patent/JP2605248Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58115596U (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-06 | 日立造船株式会社 | シ−ルド掘進機 |
| JPH0333835U (ja) * | 1989-08-14 | 1991-04-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2605248Y2 (ja) | 2000-07-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |