JPH0564447U - 樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造 - Google Patents
樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造Info
- Publication number
- JPH0564447U JPH0564447U JP427192U JP427192U JPH0564447U JP H0564447 U JPH0564447 U JP H0564447U JP 427192 U JP427192 U JP 427192U JP 427192 U JP427192 U JP 427192U JP H0564447 U JPH0564447 U JP H0564447U
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- cylinder head
- head cover
- pressure contact
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 シールパッキン7には、シリンダーヘッドカ
バー1の取付状態にて、シリンダーヘッド10に圧接す
る圧接突起部7aが連続的に条設されており、この圧接
突起部7aは、シリンダーヘッドカバー1のアーチ状の
切欠部1cに対応する非平面領域では、二股状に分割
されて形成されている。 【効果】 これにより、ボルト止めによる締付力が作用
し難いアーチ状の切欠部1cにおいても、シリンダーヘ
ッドカバー1とシリンダーヘッド10との間の気密性を
確保することができる。
バー1の取付状態にて、シリンダーヘッド10に圧接す
る圧接突起部7aが連続的に条設されており、この圧接
突起部7aは、シリンダーヘッドカバー1のアーチ状の
切欠部1cに対応する非平面領域では、二股状に分割
されて形成されている。 【効果】 これにより、ボルト止めによる締付力が作用
し難いアーチ状の切欠部1cにおいても、シリンダーヘ
ッドカバー1とシリンダーヘッド10との間の気密性を
確保することができる。
Description
【0001】
本考案は、シリンダーヘッドとの当接面にシールパッキンが配設されてなる樹 脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造に関するものである。
【0002】
従来、一般に、シリンダーヘッドには、その上方を被覆するためのシリンダー ヘッドカバーがシールパッキンを介してボルト止めにより取り付けられており、 このシリンダーヘッドカバーは、近年、エンジン本体の軽量化より金属製のもの から耐熱性の高い樹脂製のものへと移行されている。
【0003】 また、上記のようなシリンダーヘッドカバーの樹脂製への移行は、エンジン本 体の軽量化を招来する一方で、シリンダーヘッドカバーの剛性低下に伴うボルト 止めによる締付力の低下を招来することになる。このため、樹脂製シリンダーヘ ッドカバーとシリンダーヘッドとの間に配設されるシールパッキンとしては、実 開昭61−187946号公報に開示されているように、シリンダーヘッドカバ ーおよびシリンダーヘッドに凹凸係合するものや、実開昭63−186954号 公報に開示されているように、突起部を設けたものが提案されて、樹脂製シリン ダーヘッドカバーとシリンダーヘッドとの間の気密性を確保するようになってい る。
【0004】
ところが、上記従来のように凹凸係合や突起部を設けたシールパッキンでは、 シリンダーヘッドカバーとシリンダーヘッドとの当接面が平面状をなす部位にお いては、気密性を確保してオイル漏れを防止し得るものの、当接面がアーチ状等 の非平面状をなして、ボルト止めによる締付力が作用し難い部位においては、充 分に気密性を確保することができず、オイル漏れを招来するという問題を有して いる。
【0005】
本考案の請求項1記載の樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造は、上記の 課題を解決するために、シリンダーヘッドとの当接面に連続形状で条設された嵌 合溝に、一連なりのシールパッキンが嵌着されてなる樹脂製シリンダーヘッドカ バーの取付構造において、以下の手段を講じている。
【0006】 即ち、上記シールパッキンには、シリンダーヘッドカバーの取付状態にて、シ リンダーヘッドに圧接する圧接突起部が連続的に条設されており、この圧接突起 部は、樹脂製シリンダーヘッドカバーの非平面状の当接面に対応するシールパッ キンの非平面領域では、複数条に分割されている。
【0007】 また、請求項2記載の樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造は、請求項1 記載の樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造において、以下の手段を講じて いる。
【0008】 即ち、上記シールパッキンの非平面領域には、複数条の圧接突起部を各々並列 方向にて連結する連結突起部が設けられている。
【0009】
上記請求項1記載の樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造によれば、シリ ンダーヘッドカバーの嵌合溝に嵌着されるシールパッキンに連続的に圧接突起部 を条設すると共に、シリンダーヘッドカバーの非平面状の当接面に対応するシー ルパッキンの非平面領域では、上記の圧接突起部を複数条に分割して形成する。 これにより、ボルト止めによる締付力が作用し難い非平面状の当接面では、複数 条の圧接突起部がシリンダーヘッドに圧接された状態となり、これらの各圧接突 起部間に形成された中空室が各圧接突起部を通り抜ける際の圧力降下(ラビリン ス効果)を招来することで、シリンダーヘッドカバーとシリンダーヘッドとの間 の気密性を確保する。
【0010】 また、請求項2記載の樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造によれば、シ ールパッキン7の非平面領域において、複数の圧接突起部間を各々並列方向にて 連結する連結突起部を設けることで、シリンダーヘッドへの圧接における各圧接 突起部の倒れ込みを防止することができる。
【0011】
本考案の一実施例について図1ないし図7に基づいて説明すれば、以下の通り である。尚、本実施例では、樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造をDOH Cタイプのエンジンにおいて適用した場合を例示している。
【0012】 本実施例に係る樹脂製のシリンダーヘッドカバー1は、図1および図2に示す ように、外形形状が底面視で略長方形状をなすと共に、底面側が開口された箱形 状をなし(図1および図2は、それぞれ底面側からの図示である)、その下端外 周縁部には、図3に示す状態に、カバー1をエンジン本体側のシリンダーヘッド 10にボルト止めするための取付穴1a…が穿設されている。また、上記シリン ダーヘッドカバー1は、長手方向の一端側が分割壁1bにより区切られて、その 一方が左右一対のカムシャフト11・12をカバーするシャフトカバー室2とし て形成されている一方、他方が図示しないタイミングベルトをカバーするベルト カバー室3として形成されている。
【0013】 上記シャフトカバー室2は、シリンダーヘッド10側のカムシャフト11・1 2の各軸心方向と平行に延びる左・右のシャフトカバー部4・5を備えると共に 、これら各カバー部4・5のベルトカバー室3側の一端が連通されて、底面視で 略U字状に条設されており、上記シャフトカバー部4・5の上部内壁側には、ブ ローバイガス中に含有されるオイルミストやカーボンを分離するためのバッフル プレート6・6がそれぞれ配設されている。
【0014】 また、上記シャフトカバー部4・5の各一端側に位置する分割壁1b、および シャフトカバー部5の他端側に位置する側壁の各部位には、それぞれカムシャフ ト11・12を貫設するためのアーチ状の切欠部1c…が形成されており、これ らの各切欠部1c…を含むシャフトカバー室2の全周壁下縁部には、後述のシー ルパッキン7を嵌着するための嵌合溝1dが連続形状で条設されている。尚、上 記の嵌合溝1dが条設されたシャフトカバー室2の全周壁下縁部は、シリンダー ヘッドカバー1の取付状態にて、シリンダーヘッド10との当接面をなすもので ある。
【0015】 上記シールパッキン7は、図4に示すように、シリンダーヘッドカバー1の切 欠部1c(非平面状の当接面)に条設された嵌合溝1dと対応するアーチ状の非 平面領域と、切欠部1cの近傍部位に条設された嵌合溝1dと対応する非平面 近傍領域と、切欠部1cおよびその近傍部位以外の部位(平面状の当接面)に 条設された嵌合溝1dと対応する平面領域とからなり、連続形状の嵌合溝1d と対応する一連なりの形状をなしている。
【0016】 また、上記シールパッキン7には、シリンダーヘッド10との対向面側に連続 形状にて圧接突起部7aが条設されている。この圧接突起部7aは、シールパッ キン7の平面領域では、図5(a)に示すように、一条のみの条設状態にあり 、平面領域と非平面領域との間に位置する非平面近傍領域にて、二股状に 分割されることで、シールパッキン7の非平面領域では、図5(b)に示すよ うに、二条が並列に条設された状態となっている。
【0017】 以上のように、本実施例のシリンダーヘッドカバー1は、嵌合溝1dに嵌着さ れたシールパッキン7を介してシリンダーヘッド10の上端にボルト止めにより 取り付けられるようになっており、また、上記のシールパッキン7は、シリンダ ーヘッドカバー1の取付状態にて、その圧接突起部7aがシリンダーヘッド10 に圧接されて、シリンダーヘッドカバー1とシリンダーヘッド10との間の気密 性を保持するようになっている。
【0018】 ところで、上記のようにシリンダーヘッド10に圧接されるシールパッキン7 の圧接突起部7aは、ボルト止めによる締付力が作用し易い平面領域では、一 条のみの条設状態となっている一方、ボルト止めによる締付力が作用し難い非平 面領域では、二条が条設された状態となっており、シリンダーヘッド10への 取付状態では、図6に示すように、各圧接突起部7a・7a間で中空室8を形成 するようになっている。
【0019】 このため、金属製のシリンダーヘッドカバーに比べて剛性が劣り、しかもボル ト止めによる締付力が作用し難い本樹脂製シリンダーヘッドカバー1の切欠部1 c(非平面状の当接面)においても、上記の中空室8が各圧接突起部7a・7a を通り抜ける際の圧力降下(ラビリンス効果)を招来することで、シリンダーヘ ッドカバー1とシリンダーヘッド10との間の気密性を確保して、オイル漏れを 防止するようになっている。
【0020】 また、上記のようなシールパッキン7の非平面領域において、図7に示すよ うに、各圧接突起部7a・7a間を並列方向にて連結する連結突起部7bを設け ることで、シリンダーヘッド10への圧接における各圧接突起部7a・7aの倒 れ込みを防止することができ、結果として、シリンダーヘッドカバー1の切欠部 1cでの気密性をより一層向上することができる。
【0021】 尚、上記実施例は、本考案を限定するものではなく、本考案の範囲内で種々の 変更が可能である。例えば、上記実施例では、シリンダーヘッドカバー1のアー チ状の切欠部1cに対応するシールパッキン7では、圧接突起部7aが二股状に 分割されて条設されているが、特に、このような分割条数は限定するものではな く、また、圧接突起部7aを分割条設するシリンダーヘッドカバー1の非平面状 の当接面においてもアーチ状に限定するものではない。
【0022】
以上のように、本考案の請求項1記載の樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付 構造は、シールパッキンには、樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付状態にて、 シリンダーヘッドに圧接する圧接突起部が連続的に条設されており、この圧接突 起部は、シリンダーヘッドカバーの非平面状の当接面に対応するシールパッキン の非平面領域では、複数条に分割されている構成である。
【0023】 これにより、金属製のシリンダーヘッドカバーに比べて剛性が劣り、しかもボ ルト止めによる締付力が作用し難い樹脂製シリンダーヘッドカバーの非平面状の 当接面においても、複数の圧接突起部間に形成される中空室がラビリンス効果を 招来することで、シリンダーヘッドカバーとシリンダーヘッドとの間の気密性を 確保して、オイル漏れを確実に防止するという効果を奏する。
【0024】 また、請求項2記載の樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造は、上記請求 項1記載の樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造において、シールパッキン の非平面領域には、複数条の圧接突起部を各々並列方向にて連結する連結突起部 が設けられている構成である。
【0025】 これにより、シリンダーヘッドカバーの非平面状の当接面では、シリンダーヘ ッドへの圧接における各圧接突起部の倒れ込みが防止され、結果として、上記非 平面状の当接面での気密性をより一層向上することができるという効果を奏する 。
【図1】本考案の一実施例におけるシリンダーヘッドカ
バーを示す斜視図である。
バーを示す斜視図である。
【図2】上記シリンダーヘッドカバーを示す底面図であ
る。
る。
【図3】上記シリンダーヘッドカバーのシリンダーヘッ
ドへの取付状態を示す縦断面図である。
ドへの取付状態を示す縦断面図である。
【図4】上記のシリンダーヘッドカバーに嵌着されるシ
ールパッキンを示す斜視図である。
ールパッキンを示す斜視図である。
【図5】同図(a)はシールパッキンの平面領域に条設
された一条の圧接突起部を示す縦断面図であり、また、
同図(b)はシールパッキンの非平面領域に条設された
二条の圧接突起部を示す縦断面図である。
された一条の圧接突起部を示す縦断面図であり、また、
同図(b)はシールパッキンの非平面領域に条設された
二条の圧接突起部を示す縦断面図である。
【図6】上記のシールパッキンに条設された二条の圧接
突起部がシリンダーヘッドに圧接された状態を示す縦断
面図である。
突起部がシリンダーヘッドに圧接された状態を示す縦断
面図である。
【図7】各圧接突起部の間に連結突起部が設けられたシ
ールパッキンを示す斜視図である。
ールパッキンを示す斜視図である。
1 シリンダーヘッドカバー 1d 嵌合溝 7 シールパッキン 7a 圧接突起部 7b 連結突起部 10 シリンダーヘッド 非平面領域 非平面近傍領域 平面領域
Claims (2)
- 【請求項1】シリンダーヘッドとの当接面に連続形状で
条設された嵌合溝に、一連なりのシールパッキンが嵌着
されてなる樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造に
おいて、 上記シールパッキンには、シリンダーヘッドカバーの取
付状態にて、シリンダーヘッドに圧接する圧接突起部が
連続的に条設されており、この圧接突起部は、樹脂製シ
リンダーヘッドカバーの非平面状の当接面に対応するシ
ールパッキンの非平面領域では、複数条に分割されてい
ることを特徴とする樹脂製シリンダーヘッドカバーの取
付構造。 - 【請求項2】上記シールパッキンの非平面領域には、複
数条の圧接突起部を各々並列方向にて連結する連結突起
部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の樹
脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP427192U JPH0564447U (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP427192U JPH0564447U (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0564447U true JPH0564447U (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11579884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP427192U Pending JPH0564447U (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 樹脂製シリンダーヘッドカバーの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0564447U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030089915A (ko) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 누유 방지용 헤드커버 가스켓 구조 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP427192U patent/JPH0564447U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030089915A (ko) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 누유 방지용 헤드커버 가스켓 구조 |
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