JPH0564588U - 電磁弁装置 - Google Patents

電磁弁装置

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JPH0564588U
JPH0564588U JP462392U JP462392U JPH0564588U JP H0564588 U JPH0564588 U JP H0564588U JP 462392 U JP462392 U JP 462392U JP 462392 U JP462392 U JP 462392U JP H0564588 U JPH0564588 U JP H0564588U
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JP
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valve
flow hole
valve seat
filter
seat member
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JP462392U
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宏二 中村
信哉 江連
伸夫 荒木
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンパクトでしかも耐久信頼性の高い電磁弁装
置を提供することを目的とする。 【構成】ハウジング35の内部に、ソレノイド36によ
って駆動される弁体61が設けられている。ハウジング
35の端部にバルブシート部材65が固定されている。
バルブシート部材65は、鋼の熱処理などによって調質
された高硬度材が用いられている。バルブシート部材6
5の軸線上に主流通孔70が設けられている。また、中
心からオフセットした位置に、横方向流通孔71とチェ
ック弁用流通孔101が設けられている。バルブシート
部材65に、弁体61が接離するバルブシート73が形
成されている。チェック弁用流通孔101に、チェック
弁用バルブシート102が設けられている。バルブシー
ト部材65の内部には、主流通孔70用に第1のフィル
タ80が設けられ、横方向流通孔71に第2のフィルタ
85が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車用ブレーキのアンチスキッド装置(この明細書では単 にABSとも称する)などのバルブシステムに使われる電磁弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハウジングの内部に収容されたソレノイドによって弁体を駆動するようにした 電磁弁装置において、ハウジングの軸方向に沿う主流通孔とハウジングの側面部 に開口する横方向流通孔との2流路をもつものが知られている。また、異物を除 くために、上記各流通孔にそれぞれ別個のフィルタが設けられることがある。こ の場合、横方向流通孔用のフィルタとして、ハウジングの一部分の外周を取り巻 く円筒状のフィルタが実用化されている。
【0003】 また、ABS用のバルブユニットに用いられる電磁弁装置において、バルブユ ニットの軽量・小形化を図るために、例えば特開昭53-76424号公報に記載されて いるように、主バルブとリターンチェック弁とを同一の電磁弁内に組込んだもの も知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の円筒状フィルタを用いた電磁弁装置は、フィルタの長さに応じて電磁弁 装置の軸方向長さが大となり、コンパクト化を図る上で不利である。また、円筒 状のフィルタは平板状のフィルタに比べてコストが高い。
【0005】 一方、前述したABS用電磁弁装置の場合、ブレーキペダルを戻すたびに前記 チェック弁が開閉動作を繰返すため、弁体が接するバルブシートの材質が柔らか いと摩耗が激しくなり、十分な耐久性をもたせることが困難である。しかしなが ら従来の電磁弁装置の場合には、硬度が低い磁性材料(例えばHRB60〜90の磁性 軟鉄など)からなる本体にバルブシートを形成しており、摩耗の面から不利な状 態となっている。
【0006】 従って本考案の目的は、フィルタが内蔵される軸線方向の主流通孔と横方向流 通孔とを備えていながらもコンパクトに構成できかつチェック弁が組込まれても 共通の高硬度材からなるバルブシート部材に各バルブシートを形成することがで き、耐久信頼性の高い電磁弁装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を果たすために開発された本考案の電磁弁装置は、ソレノイドを内蔵 するハウジングと、上記ソレノイドによって上記ハウジングの軸線方向に駆動さ れる弁体と、上記ハウジングの端部に固定されかつ上記弁体と対向する軸線上に 位置する主流通孔およびこの主流通孔の横に設けられて上記主流通孔と連通可能 な横方向流通孔を有しかつ調質された高硬度材からなるバルブシート部材と、上 記弁体と対向して上記バルブシート部材の主流通孔の開口部分に形成されたバル ブシートと、上記バルブシート部材の内部において上記主流通孔に連なる部位に 設けられた第1のフィルタと、上記バルブシート部材の内部において上記横方向 流通孔に設けられた第2のフィルタとを具備している。
【0008】
【作用】
第1のフィルタを通って主流通孔を流れる流体は、上記弁体が開弁状態にある 時にバルブシートと弁体との間を通って弁室に入り、Uターンして横方向流通孔 に流れ込むとともに第2のフィルタを通る。上記弁体が接するバルブシートは高 硬度材からなるバルブシート部材の一部分に形成されているから、バルブシート に弁体が繰返し接しても摩耗を生じにくいものである。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の一実施例について、図1ないし図3を参照して説明する。 図3に一部を示した自動車用アンチスキッド装置(ABS)10は、電磁弁装 置の一例としてのノーマルオープン弁11とノーマルクローズ弁12とを備えて いる。マスタシリンダ13はブレーキペダル14によって駆動される。ノーマル オープン弁11の第1の接続口20は、管路22を介してマスタシリンダ13に 接続されている。
【0010】 ノーマルオープン弁11の第2の接続口21は、管路23を介してホィールシ リンダ25に接続されている。この第2の接続口21は、管路26を介してノー マルクローズ弁12の第2の接続口27に接続されている。ノーマルクローズ弁 12の第1の接続口28は、管路29を介してリザーバ30に接続されている。 リザーバ30とマスタシリンダ13との間に、ブレーキ液を圧送するポンプ31 と、逆流防止用の逆止弁32が設けられている。
【0011】 図1に示されるように、ノーマルオープン弁11は、ハウジング35に内蔵さ れたソレノイド36を備えている。図示例のハウジング35は、外筒37と、こ の外筒37の一端側に固定された第1の端部材38と、外筒37の他端側に固定 された第2の端部材39とからなる。第1の端部材38にキャップ40が固定さ れている。
【0012】 第2の端部材39の外周部に、Oリング45とバックアップリング46を収容 する環状溝47が設けられている。第2の端部材39とキャップ40に内筒48 が固定されている。内筒48の内側に、軸線方向の貫通孔49を有するコア50 が固定されている。コア50の下端側に弁室51がある。
【0013】 キャップ40の内側に、磁性体からなる円柱状のプランジャ55が収容されて いる。このプランジャ55は、ハウジング35の軸線方向に移動自在である。こ のプランジャ55は、コア50との間に設けられた圧縮コイルばね56の弾力に よって、コア50から離れる方向(図示上方)に付勢されている。このプランジ ャ55は、ソレノイド36が通電により励磁された時に、発生する磁界によって コア50側に引き寄せられるようになっている。
【0014】 プランジャ55の中心位置にロッド58が固定されている。このロッド58は コア50に設けられた貫通孔49を通り、弁室51側に延びている。ロッド58 の先端部分に、主バルブ60の一構成要素である弁体61が設けられている。弁 体61は、調質された鋼球などの高硬度材料からなる。この弁体61は、ソレノ イド36が励磁されていない時、ばね56の弾力によって下記バルブシート73 から離れている。すなわちノーマルオープンタイプである。
【0015】 上記ハウジング35の第2の端部材39の下端面に、バルブシート部材65が 固定されている。バルブシート部材65は、所定の硬さとなるように調質処理さ れた高硬度材、例えば合金工具鋼SKS3種(JIS G 4404)などのように硬い材 料からなる。一例として、焼入れ焼戻し等の熱処理によってHRc50以上(HV520 以上)に調質されたものが使用される。
【0016】 バルブシート部材65の基部にフランジ部66が設けられており、このフラン ジ部66に、ハウジング35の縁部67を外側からかしめることによって、ハウ ジング35に対するバルブシート部材65の固定がなされている。第2の端部材 39には例えば磁性軟鉄など加工しやすい材料が使われるから、その縁部67を フランジ部66にかしめる作業は比較的容易に行うことができる。なお、バルブ シート部材65の外周部に、Oリング68を収容するための環状溝69が設けら れている。
【0017】 バルブシート部材65の中心を通る軸線上に、主流通孔70と、この主流通孔 70の横のオフセットした位置に横方向流通孔71が設けられている。主流通孔 70は、ハウジング35の軸線方向に沿うようにロッド58の延長線上にある。 主流通孔70の弁体61側の開口部分72に、円環状のバルブシート73が形成 されている。このバルブシート73は弁体61と対向し、閉弁時に弁体61が接 するようになっている。主流通孔70は、オリフィス74を介して第1の接続口 20に連通している。
【0018】 バルブシート部材65の端面近傍、すなわち主流通孔70と連なる第1の接続 口20の内側部位に、円板状の第1のフィルタ80が設けられている。第1のフ ィルタ80は、補強部材を兼ねる粗い金網と、細かいフィルタメッシュサイズの 金網からなるフィルタ部材とを、2枚以上重ね、両部材を拡散接合によって接合 した強度の高い複層構造のものが使用される。このフィルタ80は、止め輪81 によってバルブシート部材65に固定されている。
【0019】 横方向流通孔71は、バルブシート部材65の中心からオフセットした位置に おいて、主流通孔70と並列に軸線方向に設けられており、弁室51を介して主 流通孔70と連通できるようになっている。横方向流通孔71は、バルブシート 部材65の側面部に開口する横孔82に連通している。横孔82は第2の接続口 21に連なっている。
【0020】 横方向流通孔71に平板状の第2のフィルタ85が設けられている。この第2 のフィルタ85は、前述した第1のフィルタ80と同様の複層構造であってよい 。図示例の第2のフィルタ85は、円板状のものを1個だけ横方向流通孔71に 収容しているが、第2のフィルタ85を2個以上用いてもよいし、円形以外の例 えば半月形や楕円あるいは環状をなしていてもよい。また、図示例の第2のフィ ルタ85は、ハウジング35の軸線と直交する方向に配置されているが、軸線に 対して斜めに構成するようにしてもよい。
【0021】 なお、上記フィルタ80,85は、図4,図5に示されるフィルタ88のよう に、樹脂枠89と網90とを一体化させた樹脂一体成形タイプであってもよい。 あるいは図6に示されるフィルタ91のように、金属枠92とスクリーン93お よび補強部材94からなるフィルタ本体95とからなり、金属枠92の縁部96 をフィルタ本体95にかしめることによって、フィルタ本体95を固定するよう にしたものであってもよい。
【0022】 また、前記バルブシート部材65に、主流通孔70と並列に、リターンチェッ ク弁100を構成するためのチェック弁用流通孔101が設けられている。この チェック弁用流通孔101に、チェック弁用バルブシート102と弁室103が 形成されている。この弁室103に、上記バルブシート102に接するチェック 弁体105と、このチェック弁体105をバルブシート102に押し付ける方向 に付勢するリターンばね106とが収容されている。
【0023】 リターンばね106は、第1のフィルタ80とチェック弁体105との間に圧 縮した状態で設けられている。従って第1のフィルタ80はリターンばね106 の支持体としてのストッパを兼ねる。こうすることにより、部品点数を減らすこ とができる。チェック弁体105は、弁室51側の圧力がチェック弁室103の 圧力よりも高くなった時に、リターンばね106の弾力に抗して開弁するように なっている。
【0024】 上記構成のノーマルオープン弁11は、バルブユニットベース110に設けら れた穴111に嵌合させられることにより、主流通孔70が第1の接続口20を 介して管路22に連通するとともに、横方向流通孔71が第2の接続口21を介 して管路23に連通する。
【0025】 図2にノーマルクローズ弁12が示されている。ノーマルクローズ弁12も、 ハウジング120に内蔵されたソレノイド121を備えている。図示例のハウジ ング120は、外筒122と、この外筒122の一端側に固定された第1の端部 材123と、外筒122の他端側に固定された第2の端部材124とからなる。 第1の端部材123に、キャップを兼ねたコア125が固定されている。
【0026】 第2の端部材124の外周部に、Oリング130とバックアップリング131 を収容する環状溝132が設けられている。第2の端部材124とコア125に 内筒133が固定されている。内筒133の内側に、磁性体からなる円柱状のプ ランジャ135が収容されている。プランジャ135の下端側に弁室140があ る。
【0027】 プランジャ135は、ハウジング120の軸線方向に移動自在である。このプ ランジャ135は、コア125との間に設けられた圧縮コイルばね141の弾力 によって、コア125から離れる方向(図示下方)に付勢されている。このプラ ンジャ135は、ソレノイド121が通電により励磁された時に、発生する磁界 によってコア125側に引き寄せられるようになっている。
【0028】 プランジャ135の中心位置に、ロッド145が固定されている。このロッド 145の下端部は弁室140内に突出している。ロッド145の先端部分に、主 バルブ150の一構成要素である弁体151が設けられている。弁体151は、 調質された鋼球などの高硬度材料からなる。この弁体151はソレノイド121 が励磁されていない時、ばね141の弾力によって下記バルブシート173に接 している。すなわちノーマルクローズタイプである。
【0029】 第2の端部材124の下端面に、バルブシート部材155が固定されている。 バルブシート部材155は、前述したノーマルオープン弁11のバルブシート部 材65と同様に、所定の硬さとなるように調質された高硬度材からなる。
【0030】 バルブシート部材155の基部にフランジ部156が設けられており、このフ ランジ部156に、ハウジング120の縁部157を外側からかしめることによ り、ハウジング120に対するバルブシート部材155の固定がなされている。 第2の端部材124には例えば磁性軟鉄などのように比較的加工の容易な材料が 使われるから、その縁部157をフランジ部156にかしめる作業は容易に行う ことができる。なお、バルブシート部材155の外周部に、Oリング160を収 容するための環状溝161が設けられている。
【0031】 バルブシート部材155の中心を通る軸線上に、主流通孔170が設けられて いる。また、主流通孔170の横のオフセットした位置に、横方向流通孔171 が設けられている。主流通孔170は、ハウジング120の軸線方向に沿うよう に、ロッド145の延長線上にある。主流通孔170の弁体151側の開口部分 172に、円環状のバルブシート173が形成されている。バルブシート173 は弁体151と対向し、閉弁時に弁体151が接するようになっている。主流通 孔170は、オリフィス174を介して第1の接続口28に連通している。
【0032】 バルブシート部材155の端面近傍、すなわち主流通孔170と連なる第1の 接続口28の内側部位に、円板状の第1のフィルタ180が設けられている。第 1のフィルタ180は、補強部材を兼ねた粗い金網と、細かいフィルタメッシュ サイズの金網からなるフィルタ部材とを、2枚以上重ね、両部材を拡散接合によ って接合した強度の高い複層構造のものが使用される。このフィルタ180は、 止め輪181によって、バルブシート部材155に固定されている。
【0033】 横方向流通孔171は、バルブシート部材155の中心からオフセットした位 置において主流通孔170と並列に軸線方向に設けられており、弁体151が開 弁した時に弁室140を介して主流通孔170と連通できるようになっている。 横方向流通孔171は、バルブシート部材155の側面部に開口する横孔182 に連通している。横孔182は第2の接続口27に連なっている。
【0034】 横方向流通孔171に第2のフィルタ185が設けられている。この第2のフ ィルタ185は、第1のフィルタ180と同様の複層構造であってよい。第2の フィルタ185は2個以上用いてもよいし、円形以外のものが使われてもよい。 また、ハウジング120の軸線に対して斜めに設けるように構成してもよい。
【0035】 上記構成のノーマルクローズ弁12は、ノーマルオープン弁11と共通のバル ブユニットベース110に設けられた穴190に嵌合させられることにより、主 流通孔路170が第1の接続口28を介して管路29に連通するとともに、横方 向流通孔171が第2の接続口27を介して管路29に連通する。
【0036】 次に、上記構成のABS10の作用について、図3を参照して説明する。 ブレーキペダル14を踏むと、マスタシリンダ13によって加圧されたブレー キ液が、管路22を経てノーマルオープン弁11の方向に流れる。従ってブレー キ液は、第1のフィルタ80とオリフィス74を通って主流通孔70に入り、更 に弁室51においてUターンして横方向流通孔71に入るとともに、第2のフィ ルタ85を通って管路23からホィールシリンダ25へと流れる。この場合、ホ ィールシリンダ25の圧力よりもマスタシリンダ13の圧力の方が高いため、チ ェック弁100は閉じたままである。
【0037】 ブレーキペダル14から足を放すと、マスタシリンダ13が元の位置に戻るこ とにより、ホィールシリンダ25内のブレーキ液は、ノーマルオープン弁11の 方向に流れる。すなわちブレーキ液は、管路23から第2のフィルタ85を通っ て弁室51に入り、Uターンしてチェック弁用流通孔101に入り込み、チェッ ク弁体105を押し開けて第1のフィルタ80の方向に流れる。また、ブレーキ 液の一部は、開弁状態にある主バルブ60と主流通孔70を通って第1のフィル タ80の方向に流れる。そして第1の接続口20を経て管路22を通り、マスタ シリンダ13の方向に戻る。
【0038】 ブレーキペダル14を踏んだ時に、車輪が路面に対してスリップする傾向が生 じると、周知のコントローラによってノーマルオープン弁11およびノーマルク ローズ弁12の開閉制御がなされる。すなわち、スリップが始まる初期には、ノ ーマルオープン弁11のソレノイド36に通電されて主バルブ60の弁体61が 閉じる。ノーマルクローズ弁12は閉じたままである。この時は、ホィールシリ ンダ25よりもマスタシリンダ13の圧力が高いので、チェック弁100の弁体 105は閉じたままである。この保持モードにより、ホィールシリンダ25の圧 力が保持される。
【0039】 上記保持モードでスリップが解消されなければ、ノーマルクローズ弁12のソ レノイド121に通電がなされて弁体151が開弁させられる。ノーマルオープ ン弁11は閉弁状態に維持される。こうすることにより、ホィールシリンダ25 のブレーキ液がリザーバ30側に流れ、ホィールシリンダ25の圧力が解放され て車輪のロック状態が解除される。
【0040】 そののちノーマルオープン弁11とノーマルクローズ弁12に対する通電が断 たれ、ノーマルクローズ弁12が再び閉じるとともに、ノーマルオープン弁11 が開弁する。従って、ブレーキペダル14を踏み続けていればマスタシリンダ1 3の液圧が再びホィールシリンダ25に加わるようになる。
【0041】 上述したように、ノーマルオープン弁11に組込まれているリターンチェック 弁100の弁体105は、ブレーキペダル14を操作するたびに開閉を繰返す。 また、ノーマルオープン弁11の弁体61とノーマルクローズ弁12の弁体15 1はそれぞれABS作動時に開閉を繰返す。従って各バルブシート73,102 ,173はいずれも摩耗に対して十分な耐久性が要求される。
【0042】 本実施例のノーマルオープン弁11は、調質された高硬度材からなるバルブシ ート部材65の一部分を利用してバルブシート73とチェック弁用バルブシート 102が形成され、弁体61,105にも硬い材料が使用されるため、耐摩耗性 がきわめて高いものとなる。
【0043】 ノーマルクローズ弁12においても、調質された高硬度材からなるバルブシー ト部材155の一部分を利用してバルブシート173が形成され、弁体151に も硬い材料が使用されるため、耐摩耗性がきわめて高いものとなる。バルブシー ト部材65,155を固定するためのかしめ加工は、比較的柔らかい材料でよい 端部材39,124に施されるから、バルブシート部材65,155のかしめに よる固定を問題なく行うことができる。
【0044】 また、ノーマルオープン弁11においては平板状フィルタ80,85が互いに 平行状態で収容され、ノーマルクローズ弁12の場合も平板状フィルタ180, 185が互いに平行状態で収容されるから、バルブシート部材65,155をコ ンパクトに構成することができ、特に軸線方向の寸法を小さくする上で効果的で ある。また、弁11,12全体の外径が大きくならずにすむ。
【0045】
【考案の効果】
本考案によれば、1つの電磁弁装置に、フィルタを備えた主流通孔と横方向流 通孔が設けられてもコンパクトに構成することができ、しかも主バルブ以外にチ ェック弁が組込まれてもコンパクトに構成することができる。そして平板状のフ ィルタの採用によって更にコンパクト化が図れるとともに低コスト化が図れ、か つバルブシートを高硬度材からなるバルブシート部材の一部分に形成することが できることにより、部品数を増やすことなく耐久信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すノーマルオープン弁の
縦断面図。
【図2】本考案の一実施例を示すノーマルクローズ弁の
縦断面図。
【図3】図1と図2に示された弁を備えるアンチスキッ
ド装置の配管構造を示す図。
【図4】フィルタの変形例を示す正面図。
【図5】図4中のV−V線に沿う断面図。
【図6】フィルタの更に別の変形例を示す正面図。
【符号の説明】
10…アンチスキッド装置(ABS)、11…ノーマル
オープン弁、12…ノーマルクローズ弁、35…ハウジ
ング、36…ソレノイド、51…弁室、60…主バル
ブ、61…弁体、65…バルブシート部材、70…主流
通孔、71…横方向流通孔、73…バルブシート、80
…第1のフィルタ、85…第2のフィルタ、100…チ
ェック弁、102…チェック弁用バルブシート、105
…チェック弁体、106…リターンばね、120…ハウ
ジング、121…ソレノイド、140…弁室、150…
主バルブ、151…弁体、155…バルブシート部材、
170…主流通孔、171…横方向流通孔、173…バ
ルブシート、180…第1のフィルタ、185…第2の
フィルタ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソレノイドを内蔵するハウジングと、上記
    ソレノイドによって上記ハウジングの軸線方向に駆動さ
    れる弁体と、上記ハウジングの端部に固定されかつ上記
    弁体と対向する軸線上に位置する主流通孔およびこの主
    流通孔の横に設けられて上記主流通孔と連通可能な横方
    向流通孔を有しかつ調質された高硬度材からなるバルブ
    シート部材と、上記弁体と対向して上記バルブシート部
    材の主流通孔の開口部分に形成されたバルブシートと、
    上記バルブシート部材の内部において上記主流通孔に連
    なる部位に設けられた第1のフィルタと、上記バルブシ
    ート部材の内部において上記横方向流通孔に設けられた
    第2のフィルタとを具備したことを特徴とする電磁弁装
    置。
  2. 【請求項2】上記バルブシート部材に、上記主流通孔と
    並列にチェック弁用流通孔を設け、このチェック弁用流
    通孔の途中にチェック弁用バルブシートを上記バルブシ
    ート部材に形成するとともに、上記チェック弁用流通孔
    に、上記チェック弁用バルブシートに接するチェック弁
    体とこのチェック弁体を閉弁方向に付勢するリターンば
    ねとを収容した請求項1記載の電磁弁装置。
  3. 【請求項3】上記フィルタは、金属製のフィルタ部材に
    補強部材を重ねかつこれら両部材を拡散接合によって接
    合したものである請求項1記載の電磁弁装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008218290A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2012122332A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Sankei Kogyo Kk Egrフィルタ
JP2012162118A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Hitachi Automotive Systems Ltd ブレーキ装置
JP2015194164A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 日信工業株式会社 電磁弁及び車両用ブレーキ液圧制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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