JPH0564678U - 製氷機のカム制御機構 - Google Patents

製氷機のカム制御機構

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JPH0564678U JP6440092U JP6440092U JPH0564678U JP H0564678 U JPH0564678 U JP H0564678U JP 6440092 U JP6440092 U JP 6440092U JP 6440092 U JP6440092 U JP 6440092U JP H0564678 U JPH0564678 U JP H0564678U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製氷水に浸漬した製氷部の周りに氷塊を形成す
る製氷機において、水皿の傾動・復帰、除氷運転時のホ
ットガスの供給・停止および製氷水の補給・停止を一連
のカム動作で行なう。 【構成】前記製氷機において、水皿駆動用モータの回転
軸に第1〜第3カム板を同軸配設し、これら第1〜第3
カム板の夫々に対応して、前記モータの回転に伴い所要
タイミングでカム作動が与えられる第1〜第3スイッチ
を固定側に配設し、第1のカム板とスイッチは水皿の傾
動停止・復帰停止を制御し、第2のカム板とスイッチ
は、ホットガス弁の開放・閉成を制御し、第3のカム板
とスイッチは、製氷室に製氷水を補給する給水弁の開放
・閉成を制御する。 【効果】水皿の傾動と復帰、除氷時のホットガスの供給
・停止および製氷水の補給・停止を、水皿傾動源である
モータの動きに伴う一連のカム動作で達成され。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、製氷機のカム制御機構に関し、更に詳しくは、水皿に内部画成し た製氷室中の製氷水に、製氷基板の下面に多数突設した製氷突起を浸漬させ、製 氷運転の進行に伴い前記製氷突起の周囲に逆ドーム状の氷塊を形成させるように した製氷機において、前記水皿の傾動と水平姿勢への復帰、除氷運転時に脱 氷を促進する蒸発管へのホットガスの供給・停止および製氷運転により減少し た製氷水の補給・停止を、水皿傾動機構を駆動するアクチュエータモータの動き に伴う一連のカム動作により好適に達成して、制御系の簡素化と製造コストの低 減とを実現したカム制御機構に関するものである。
【0002】
【従来技術】
角氷等の氷塊を連続的に多数製造する自動製氷機では、その製氷方式として多 数の型式が提案され、用途に応じて適宜の方式が採用されている。例えば、多 数の仕切り板を縦横に配設して下方に開口する多数の製氷小室を画成し、その下 方に配設した水皿から各対応の製氷小室に製氷水を噴射供給して、冷凍系に接続 する蒸発管で冷却されている各製氷小室に角氷を形成するクローズドセル式の製 氷機や、前記水皿は使用せず、これらの製氷小室中に下方から製氷水を散布す ることにより、各小室中に角氷を形成するオープンセル型の製氷機や、直立配 置した製氷板の一側面に、その上方から製氷水を流下させることにより、該製氷 板面にかまぼこ状の氷塊を多数形成する水流下式の製氷機等が知られている。
【0003】 前述の3型式に係る製氷機は、何れも製氷水を所要量貯留するための製氷水タ ンクを備え、該タンク中の製氷水をポンプで圧送して製氷ユニットの前記製氷小 室または直立製氷板に供給し、氷結するに至らなかった製氷水は前記タンク中に 回収した後に、再び製氷ユニットに向け送り出す強制循環機構を採用している。 従ってこれらの製氷機では、製氷水タンクや製氷水を循環させるポンプ等の付帯 設備が必要となり、構成が複雑化すると共に製造コストも高騰し、また大型化す る一因ともなっていた。これに対して、水皿中に製氷水を所要レベルで貯留し、 蒸発管を配設した製氷基板の下面に突設垂下した製氷突起を、該製氷水中に浸漬 させることにより、該製氷突起の周りに氷塊を形成させるようにした簡易型の製 氷機が既に提案されている。この製氷機では、製氷運転中に製氷水を水皿と製氷 水タンクとの間でポンプ循環させる機構を必要としないために、構造的に簡略化 されて製造コストを抑制し得ると共に、小型化を図った製氷機を製造し得る利点 を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、冷却保持した多数の製氷突起を水皿中の製氷水に浸漬させるだけ で、該突起の周りに氷塊が形成される製氷機には、簡単な構成となし得る大きな 利点があるが、制御系に関しては必ずしもその簡略化が図られていないのが実情 である。すなわち製氷機は、製氷サイクルと除氷サイクルとを交互に反復すると 共に、製氷サイクルの開始に当っては製氷水の補給を必要とする。また製氷サイ クルが終了すると、水皿を傾動させた後に所要角度位置でこれを停止させた後、 蒸発管にホットガスを供給して、製氷突起に氷結した氷塊の自重落下を促進して やらなければならない。そして氷塊が落下した後は、前記蒸発管へのホットガス 供給を停止して冷媒供給に切換えると共に、傾動停止している水皿を上昇させて 水平姿勢に復帰させ、製氷サイクルの再開に入る必要がある。従ってこれら一連 の動作を制御するには、各種のセンサ群と複雑な制御回路構成とを必要として、 機械的構成の簡略化にも拘らず、全体的な製造コストの低減には余り寄与し得な い、という欠点がある。
【0005】
【考案の目的】
本考案は、蒸発管により冷却される製氷突起を、水皿中の製氷室に貯留した製 氷水に浸漬して、当該製氷突起の周りに氷塊を形成するようにした製氷機に内在 している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、 水皿の傾動と水平姿勢への復帰、除氷運転時の蒸発管へのホットガスの供給 ・停止および製氷により減少した製氷水の補給・停止を、水皿傾動用のアクチ ュエータモータで駆動される一連のカム動作によって好適に達成し得るカム制御 機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本考案に係るカム制御機構は、 圧縮機や凝縮器等を備える冷凍系に接続する蒸発管と、この蒸発管が上面に配設 されると共に、下面に多数の製氷部を備えた製氷基板と、傾動自在に枢支されて 常には水平姿勢を保持し、内部に画成した製氷室中に製氷水を供給させるように した水皿とからなり、前記製氷部に製氷水が氷結して氷塊が形成されると、前記 水皿を斜め下方に傾動させて該氷塊を放出し、次いで該水皿を再び水平姿勢に上 昇復帰させるよう構成した製氷機において、 前記水皿の傾動下降および上昇復帰を行なうアクチュエータモータにより回転 される制御カムと、 前記制御カムに対応する固定側に配設され、前記アクチュエータモータの回転 に伴い、所要のタイミングでカム作動が与えられる制御スイッチとを備え、 前記制御カムと制御スイッチは、少なくとも前記アクチュエータモータによる 水皿の傾動停止および復帰停止を制御するよう構成したことを特徴とする。
【0007】 また前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本願の別の考案に係るカム 制御機構は、圧縮機や凝縮器等を備える冷凍系に接続する蒸発管と、この蒸発管 が上面に配設されると共に、下面に多数の製氷部を備えた製氷基板と、製氷機本 体に固定した支軸により傾動自在に枢支されて常には水平姿勢を保持し、製氷室 中に製氷水を供給させるようにした水皿とからなり、前記製氷部に製氷水が氷結 して氷塊が形成されると、前記水皿を斜め下方に傾動させて該氷塊を放出し、次 いで該水皿を再び水平姿勢に上昇復帰させるよう構成した製氷機において、 前記水皿の傾動下降および上昇復帰を行なうアクチュエータモータの回転軸に 、第1カム板、第2カム板および第3カム板を同軸的に所要間隔で配設すると共 に、 これら第1カム板、第2カム板および第3カム板の夫々に対応して、前記アク チュエータモータの回転に伴い、所要のタイミングでカム作動が与えられる第1 スイッチ、第2スイッチおよび第3スイッチを固定側に配設し、 前記第1カム板と第1スイッチは、少なくとも前記アクチュエータモータによ る水皿の傾動停止および復帰停止を制御し、 前記第2カム板と第2スイッチは、除氷運転中に前記蒸発管にホットガスを供 給するホットガス弁の開放および閉成を制御し、 前記第3カム板と第3スイッチは、前記水皿の復帰動作中に前記製氷室に製氷 水を補給する給水弁の開放および閉成を制御するよう構成したことを特徴とする 。
【0008】 また課題を克服し、所期の目的を達成するため本願の更に別の考案に係るカム 制御機構は、圧縮機や凝縮器等を備える冷凍系に接続する蒸発管と、この蒸発管 が上面に配設されると共に、下面に多数の製氷部を備えた製氷基板と、傾動自在 に枢支されて常には水平姿勢を保持し、内部に画成した製氷室中に製氷水を供給 させるようにした水皿とからなり、前記製氷部に製氷水が氷結して氷塊が形成さ れると、前記水皿を斜め下方に傾動させて該氷塊を放出し、次いで該水皿を再び 水平姿勢に上昇復帰させるよう構成した製氷機において、 前記水皿の傾動下降および上昇復帰を行なうアクチュエータモータの回転軸に 、第1カム部と第2カム部とを形成したカム板を配設すると共に、 前記第1カム部と第2カム部の夫々に対応して、前記アクチュエータモータの 回転に伴い、所要のタイミングでカム作動が与えられるスイッチとスイッチとを 固定側に配設し、 前記第1カム部とスイッチは、少なくとも前記アクチュエータモータによる水 皿の傾動停止および復帰停止を制御し、 前記第2カム部とスイッチは、前記水皿の復帰動作中に前記製氷室に製氷水を 補給する給水弁の開放を制御するよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】
次に、本考案に係る製氷機のカム制御機構につき、好適な実施例を挙げて、添 付図面を参照しながら以下説明する。
【0010】
【第1実施例について】 (製氷機の概略構成について) 図7および図8は、第1実施例に係るカム制御機構が採用される製氷機の全体 的な構成を概略的に示す断面図および斜視図である。製氷機本体を構成する筐体 10の内部は、圧縮機CMや凝縮器18等の冷凍機械が収納される下部機械室1 4と、その上方に位置し断熱材で囲われると共に、扉26で開閉自在に閉成され る貯氷庫12と、この貯氷庫12の上方に配設される製氷ユニット20とから基 本的に構成されている。製氷ユニット20は、図4および図5に関して後述する 如く、製氷水を所定レベルで貯留する水皿24と、この製氷水中に浸漬される製 氷突起36を備えた製氷基板34とを備え、該水皿24は除氷運転に切換わると 所定角度傾動して、該水皿24中の製氷水を排水受部28および排水管30を介 して外部へ排出すると共に、氷塊を前記貯氷庫12へ放出し得るようになってい る。
【0011】 (製氷ユニットについて) 図5は、製氷ユニット20の詳細を縦断面で示すものであって、前記水皿24 は図4および図6に示す形状を有すると共に、その内部に画成した製氷室32中 に所定レベルで製氷水を貯留し得るようになっている。すなわち製氷室32は、 水皿24における矩形状底面24aと、その四方に直立する壁面24b,24c, 24d,24eとにより画成され、短手方向の対向し合う直立壁24d,24eの 外側に夫々支持片50,50が取付けられている。図6に示す如く、前記直立壁 24dに設けられる支持片50は、前記水皿24から外れた部位で斜め下方に屈 曲突出するカム片50aを有し、このカム片50aに長孔からなるカム溝54が 穿設され、これに後述するカム円板58の偏心位置に突設したカムフォロワ56 が摺動自在に臨んでいる。また各支持片50の前記水皿24を外れた屈曲部に突 片49が突出形成され、これに穿設した通孔に旋回支軸52が夫々挿通されてい る。この旋回支軸52は製氷機の本体側に固定され、前記カム円板58に接続す るアクチュエータモータAMの回転に伴うカム作用下に、前記水皿24は旋回支 軸52を中心として、図13〜図15に示す如く、斜め下方への傾動および斜め 上方への復帰をなし得るようになっている。
【0012】 (冷凍系について) 図9は、製氷機に使用される冷凍系の概略構成を示す。圧縮機CMで圧縮され た気化冷媒は、吐出管33を経て前記凝縮器18で液化され、ドライヤ35で脱 湿された後にキャピラリー37で減圧される。そして蒸発管22に流入して一挙 に膨張し、製氷基板32と熱交換を行なって各製氷突起36を氷点下にまで冷却 させる。この蒸発管22で蒸発した気化冷媒と未蒸発の液化冷媒とは、気液混相 状態でアキュムレータ39に流入して気液分離がなされ、気相冷媒は吸入管41 を経て圧縮機CMに帰還し、また液相冷媒は該アキュムレータ39に貯留される 。更に、圧縮機CMの吐出管33から分岐したホットガス管43は、ホットガス 弁HVを経て前記蒸発管22の入口側に接続されている。このホットガス弁HV は除氷運転時に開放して、圧縮機CMから吐出される高温冷媒(以下「ホットガス」 という)を、前記ホットガス管43を介して蒸発管22にバイパスさせ、各製氷 突起36を加温することにより各氷塊を自重で落下させる。また蒸発管22から 流出したホットガスは、前記アキュムレータ39に滞留している液相冷媒を加熱 して蒸発させ、気相冷媒として吸入管41から圧縮機CMに再び帰還させる。な お、図中の符号FMは、凝縮器18用のファンモータを示す。
【0013】 (水皿の排水構造について) 図5および図6に示す如く、前記水皿24には、該水皿24の傾動時に製氷室 32中の製氷水を外部へ放出する水排出路が形成されている。すなわち水皿24 の下面には、斜め下方に延在する排水シュート38が一体形成されており、この 排水シュート38の下方の開放端に近接して、前記排出水を受けて外部へ排出す る排水受部28が貯氷庫12の内部上方に配設されている(図7参照)。水皿24 における長手方向の垂直壁面(旋回支軸52の配設側とは反対側)は、図5から判 明する如く堰止板42により構成され、この堰止板42を挟んでこれを上方から 囲むようにして、前記水皿内壁24cが該水皿24に一体形成されている。なお 水皿内壁24cの下部開放端は、水皿24の底面より上方に若干の間隙を介して 近接位置している。従って図5に示す如く、製氷水は前記水皿内壁24cの下部 開放端を経由して堰止板42に至り、この堰止板42の上端面からオーバーフロ ーして前記排水シュート38に排出可能となっている。換言すれば堰止板42に よって、製氷室32に貯留される製氷水は所定レベルに保持されるものである。 また後述の除氷運転に切換わると、図13に示すように、水皿24は斜め下方に 傾動して製氷水を排水シュート38を介して排出する。そして該水皿24が傾動 停止した位置で、製氷水の一部は堰止板42によりそのまま残留し(図14参照) 、この残留水は次の製氷運転に向け製氷水供給管68から補給される水と混合し て、全体として製氷水の温度低下を促進し得るものである。
【0014】 前記筐体10の内部上方には、製氷基板34が水平に配設固定され、この製氷 基板34の上面に、機械室14中に収納した冷凍系から導出した蒸発管22が蛇 行配置されている。また製氷基板34の下面に、多数の製氷突起36が所要間隔 で垂下するように突設され、製氷運転に際しこの製氷突起36は、前記水皿24 に貯留した製氷水に浸漬されるようになっている。そして冷凍系の運転により、 蒸発管22において冷媒との熱交換がなされ、製氷突起36は0℃以下に冷却保 持される結果として、この製氷突起36の周囲に、図12に示す如く、次第に氷 塊70が形成されることになる。
【0015】 (カム制御機構について) 図1に示す如く、前記アクチュエータモータAMの回転軸11には、第1カム 板13、第2カム板15および第3カム板17が所要間隔で同軸的に配設されて いる。また製氷機の固定側には、前記第1カム板13、第2カム板15および第 3カム板17の夫々と対応的に、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2および 第3スイッチSW3が配設され、アクチュエータモータAMの回転に伴い所要タ イミングでカム作動を与えて、該モータAMによる水皿24の傾動停止および 復帰停止、ホットガス弁HVの開放および閉成、製氷水を補給する給水弁W Vの開放および閉成を夫々制御するようになっている。すなわち第1カム板13 は所要直径の円板で構成され、その周囲に2つの陥凹部13a,13bが形成さ れている。そして第1スイッチSW1から延出するレバー片19のローラ部が、 該第1カム板13の円周に当接すると共に、前記夫々の陥凹部13a,13bに 所要タイミングで落着し得るようになっている。この場合に2つの陥凹部13a ,13bは、第1カム板13の中心を挟む180°の位置で対向的に設けられる のではなく、図示の如く所要の中心角を有して形成される。これら陥凹部13a ,13bを結ぶ円周面で中心角が大きい方をA1とし、中心角の小さい方をA2と すれば、後述の如く円周面A1は水皿24の傾動を制御する側のカム面となり、 また円周面A2は水皿24の上昇復帰を制御する側のカム面となる。この第1ス イッチSW1は、図2の制御回路に示す如く第1リレーX1に接続し、後述の如く アクチュエータモータAMによる水皿24の傾動停止と復帰停止を制御する。な お、第1カム板13と第1スイッチSW1とのカム動作のタイミングを、図3の タイミングチャートに示す。
【0016】 同じく円板からなる第2カム板15は、中心角が約270°の円周面を有し、 第2スイッチSW2から延出するレバー片21のローラ部が、該カム板15の円 周に当接すると共に、中心角が約90°の陥凹面に所要タイミングで落着するよ うになっている。この第2スイッチSW2は、図2に示す如く第2リレーX2に接 続し、これと協働する常開接点X2-aの開閉により前記ホットガス弁HVの開放 ・閉成を制御する(後述)。また第3カム板17は、所要中心角の円周カム面を有 し、第3スイッチSW3から延出するレバー片23のローラ部が、該カム板17 の円周に当接し得るようになっている。そして第3スイッチSW3のレバー片2 3が前記カム面に当接すると、該スイッチのON作動がなされる。この第3スイ ッチSW3は、図2に示す如く第3リレーX3に接続していて、これと協働する常 開接点X3-a1の開閉により前記給水弁WVの開放・閉成を制御する(後述)。こ れら第2カム板15と第2スイッチSW2および第3カム板17と第3スイッチ SW3とのカム動作のタイミングを、図3のタイミングチャートに示す。
【0017】 (揺動板について) 水皿24における製氷室32の内部には、L字形をなす揺動板44が揺動自在 に配置され、揺動用モータRMの回転により上下に揺動駆動されるようになって いる。すなわち殊に図6に示す如く、垂直な立上り部45を備えた水平板材から なる揺動板44は、その表面に多数の通孔46が所要間隔で穿設されている。該 揺動板44の周囲寸法は、製氷室32における底面24aの内部寸法より若干小 さ目に設定され、前記立上り部45の上端に湾曲形成した通孔に、揺動支軸48 が挿通される。この揺動支軸48の両端部は、水皿24の両外側壁に夫々配設し た支持片50に突設した突片53の通孔53aに挿入されるようになっている。 そして揺動支軸48により揺動板44を枢支した状態で、揺動板44は図5に示 す如く、製氷室32の底面に密着的に載置される。
【0018】 図6に示すように、揺動板44における短手方向端縁部に直立片59が一体形 成され、この直立片59から水平に係合ピン61が延出している。また図4およ び図6に示す揺動用モータRMは、製氷機の本体内側に後述の如く僅かに上下動 可能に配設され、該モータRMの回転軸に配設されて半径方向に突出する係合片 62が、前記揺動板44の係合ピン61に下方から係合・離脱可能となっている 。従って揺動用モータRMを反時計方向に回転させれば、係合片62は、図10 に示す如く係合ピン61と係合した状態で回転し、揺動板44を製氷室32の底 面から所要距離だけ上昇させると共に、図11に示すように、係合片62が係合 ピン61から外れると、該揺動板44は自重で製氷室32の底面に落下する。す なわち製氷運転中に揺動用モータRMを回転させれば、揺動支軸48を中心とし て揺動板44は製氷室32の内部で上下の揺動を反復し、これにより製氷水を常 に動かすことができる。なお揺動板44には通孔46が穿設されているので、製 氷水はこの通孔46を介して上下に流通し、更に活発な動きが得られる。但し、 この通孔46は不可欠のものではなく、必要に応じて省略してもよい。更に前記 揺動板44は、後述の除氷運転に際し、水皿24の傾動に伴い一体的に傾動する が、該揺動板44に設けた前記係合ピン61の傾動軌跡中に、前記筐体10から 水平に延出させたストッパ63を臨ませてある。そして前記揺動板44が水皿2 4と共に傾動する途中で、前記係合ピン61を該ストッパ63に係合させること により、該揺動板44は水皿24から分離されて、その傾動姿勢を一定に保持さ れる。
【0019】 (製氷および除氷完了検知用のスイッチSW4,Thについて) 図4および図5に示す如く、前記揺動用モータRMは、製氷機の本体内側に設 けた取付治具25を介して僅かに上下動可能に配設され、常には上限位置に臨ん でいる。そして該モータRMに所要の外力が加わると、そのモータ本体が所要の ストロークだけ下降し得るようになっている。また該モータRMの下降軌跡に、 例えばマイクロスイッチからなる製氷完了検知スイッチSW4のレバー片27が 臨み、揺動用モータRMの下降に伴いこれに当接して、該スイッチの付勢可能と なっている。すなわち図12に関して後述する如く、製氷運転が進行して、製氷 突起36の周りに氷塊70が成長すると、前記揺動板44はその上動時に該氷塊 70と接触するに至り、前記係合ピン61および係合片62を介して揺動用モー タRMに下方側への反力を与えることになる。このため揺動用モータRMは、そ の上限位置からの下降を開始し、その下降過程で製氷完了検知スイッチSW4の レバー片27を押圧することにより、該スイッチをON作動させて製氷ユニット 20での製氷完了を検知し得るものである。また図4および図5に示すように、 製氷ユニット20における製氷基板34の上面には、除氷完了を検知するための サーモスイッチThが配設され、氷塊70が製氷突起36から落下した際の急激 な温度上昇によりON作動して、後述の如くアクチュエータモータAMを回転さ せるようになっている。
【0020】 (電気制御回路例について) 図2は、第1実施例に係る自動製氷機の電気制御回路を示す。図において、電 源供給ラインRと接続点Dとの間に、ヒューズFと貯氷検知スイッチSW5とが 直列に介挿され、この接続点DとラインTとの間に圧縮機CMが接続されている 。同じく接続点DとラインTとの間には、図1に示すアクチュエータモータA M用の第1スイッチSW1とリレーX1、図1に示すホットガス供給用の第2ス イッチSW2とリレーX2、図1に示す製氷水供給用の第3スイッチSW3とリ レーX3、図4に示す前記製氷完了検知スイッチSW4とリレーX4が夫々直列 に介挿されている。また揺動用モータRMの駆動を時限制御するタイマTが設け られ、その一方の端子はラインTに接続されると共に、他方の端子は前記リレー X3の常開接点X3-a2を介して接続点Dに接続してある。なお常開接点X3-a2 には、前記タイマTの第2常開接点T-a2が並列に介挿されて、その自己保持を なし得るようになっている。
【0021】 前記アクチュエータモータAMの一方の端子はラインTに接続され、また該モ ータAMの他方の端子は、前記リレーX4の常開接点X4-a、前記リレーX1 の常開接点X1-a、除氷完了検知用の前記サーモスイッチThからなる並列接 続素子を介して接続点Dに接続されている。更に接続点DとラインTとの間には 、前記揺動用モータRMと前記タイマTの第1常開接点T-a1、ホットガス 供給用のホットガス弁HVと前記リレーX2の常開接点X2-a、製氷水を供給 する給水弁WVと前記リレーX3の常開接点X3-a1が夫々直列に介挿されている 。
【0022】
【第1実施例の作用】 次に、第1実施例に係るカム制御機構の作用につき、図3に示すタイミングチ ャートを参照しながら説明する。製氷運転に先立ち水皿24は、図5に示す如く 、常には水平姿勢に保持され、製氷水供給管68を介して前記水皿24中の製氷 室32に製氷水が供給される。この製氷水供給管68からの製氷水の供給並びに 停止は、後述する如く、第3カム板17と第3スイッチSW3とのカム作用によ り前記給水弁WVの開放・閉成を制御することにより行なわれる。なお多少多目 に供給されても、製氷室32中の製氷水は、先に述べた如く堰止板42をオーバ ーフローして、排水シュート38および排水受部28を介して外部へ放出される 。
【0023】 冷凍系の冷媒循環パイプから冷媒が前記蒸発管22に供給され、その熱交換作 用により製氷基板34に突設した製氷突起36の冷却が開始される。この製氷突 起36は製氷水に浸漬されているために、該突起36の周囲から結氷が開始され 、次第に成長して、図12に示す如く逆ドーム状の氷塊70が形成される。そし てこの製氷運転の間、前記タイマTにより時限設定された揺動用モータRMがそ の回転を継続している。従って該モータRMの回転軸に設けた係合片62が、前 記直立片59に設けた係合ピン61と係合して、揺動板44を図10に示す如く 上方に持ち上げる。前記係合片62が係合ピン61から離脱すると、図11に示 すように揺動板44は、自重で落下して製氷室32の底面24aに当接するに至 る。このように、揺動板44は製氷運転の期間中、製氷室32における製氷水の 中で揺動を反復し、これにより該製氷水を常に動かすこととなる。しかも揺動板 44には通孔46が穿設されているので、該揺動板44の揺動に伴い製氷水は該 通孔46を通過し、これが噴流現象を伴って製氷水の動きを更に活発なものとす る。このように製氷水が常に動的状態に保たれることにより、製氷突起36に形 成される氷塊70の白濁が防止され、透明で清澄な氷塊70が得られる。
【0024】 図12に示す如く、製氷突起36に完全な氷塊70が逆ドーム状に形成される と、前記揺動板44はその上動時に該氷塊70と接触することとなり、遂には前 記係合ピン61および係合片62を介して揺動用モータRMに下方側への反力を 与えるに至る。従って揺動用モータRMは上限位置からの下降を開始して、製氷 完了検知スイッチSW4のレバー片27を押圧してON作動させ、これにより製 氷ユニット20での製氷完了を検知する。すると図2に示すリレーX4が付勢さ れ、これと協働する常開接点X4-aが閉成して、アクチュエータモータAMの回 転を開始する。このため前記カム円板58が時計方向に回転し、これに偏心配置 したカムフォロワ56が、カム片50aに形成した前記カム溝54と摺動するこ とにより、前記水皿24は斜め下方へ傾動し始める。この傾動により製氷室32 中の製氷水は、前記水皿内壁24cおよび堰止板42を介して排水シュート38 へ放出され、この排水シュート38から排水受部28へ放出される。なお図1に 示す第1スイッチSW1のレバー片19は、アクチュエータモータAMの回転開 始の直前まで、前記第1カム板13の陥凹部13aに落着しているが、該モータ AMの回転開始により円周面A1に乗り上げ、該スイッチSW1をON作動させる 。このためリレーX1が付勢され、これと協働する常開接点X1-aを閉成させる 。従って、水皿24の傾動により揺動用モータRMに対する反力が解除され、前 記製氷完了検知スイッチSW4がOFF作動しても、前記常開接点X1-aの閉成 によりアクチュエータモータAMの回転は継続される。
【0025】 そして第1カム板13に設けた前記陥凹部13bが第1スイッチSW1のレバ ー片19に到来すると、該スイッチSW1はOFF作動してリレーX1を滅勢し、 これと協働する常開接点X1-aを開放させる。このため水皿24は、図14に示 す所要の傾動角度に達した位置で傾動を停止する。このとき製氷室32の内部に は、製氷水の一部が前記堰止板42により堰止められて残留するが、この残留水 は先の製氷運転に伴い充分冷却されているので、次の製氷運転に向けて補給され る新たな製氷水と混合して、製氷水全体の温度を低下させることができる。また 水皿24の傾動により、製氷突起36の周りに形成された氷塊70は、該突起3 6に付着した状態で露出する。更に水皿24の傾動に伴い前記揺動板44も一体 的に傾動するために、前記係合ピン61は揺動用モータRMの係合片62から離 脱する。そして水皿24が傾動停止する過程で、図14に示す如く、前記揺動板 44の係合ピン61が前記ストッパ63に係止するので、その後に傾動を停止し た水皿24における製氷室32の底面24aよりも、該揺動板44は斜め上方に 位置することになる。この揺動板44は、氷塊70が落下した際に、これを貯氷 庫12へ案内するための滑落用シュートとして機能する。
【0026】 前記水皿24が傾動を行なう過程で、前記第2スイッチSW2から延出するレ バー片21に、第2カム板15における中心角約90°の陥凹面が到来し、該ス イッチSW2をON作動させて、図2に示す第2リレーX2を付勢する。これによ り、該リレーX2と協働する常開接点X2-aが閉成して前記ホットガス弁HVを 開放し、図3のタイミングチャートに示すように、冷媒に代えてホットガスを前 記蒸発管22へ供給する。これにより製氷基板34を介して製氷突起36は急速 に加温されるに至る。このため製氷突起36と氷塊70との結合が解除され、当 該氷塊70は自重により落下する。そして、前記ストッパ63により所要の傾斜 姿勢に保持されている揺動板44の上面を滑落し、その斜め下方に位置する前記 貯氷庫12中へ案内放出される。
【0027】 この氷塊70の落下により、製氷基板34におけるマイナスの温度負荷が解除 され、該基板34は前記蒸発管22でのホットガスの流通により一挙に温度上昇 を来す。この温度上昇を前記サーモスイッチThが検出し、直ちにON作動する ことによりアクチュエータモータAMの回転が再開される。従ってカム円板58 ,カムフォロワ56,カム溝54の作用下に、カム片50aが旋回支軸52を中心 として反時計方向に回動し、水皿24は反時計方向に回転して水平姿勢への復帰 を開始する。また該モータAMの回転再開に伴い、前記第2カム板15もその回 転を再開し、第2スイッチSW2から延出するレバー片21が、第2カム板15 の円周カム面に乗り上げて該スイッチSW2をOFF作動させる。このため図2 の第2リレーX2が滅勢され、該リレーX2と協働する常開接点X2-aが再び開放 して前記ホットガス弁HVを閉成させる。従って、前記蒸発管22への冷媒供給 が再開される。更に、モータAMの回転再開により第3カム板17の円周カム面 が、第3スイッチSW3のレバー片23に到来し、該スイッチをON作動させる 。これにより図2に示す第3リレーX3を付勢し、これと協働する常開接点X3- a1が閉成して給水弁WVを開放し、製氷室32へ製氷水を補給する。そして第 3カム板17が、第3スイッチSW3から離脱すると、該スイッチがOFF作動 して第3リレーX3を滅勢し、これと協働する常開接点X3-a1を開放して給水弁 WVを閉成し、製氷水の供給を停止する。
【0028】 またアクチュエータモータAMの回転に伴い、第1カム板13の陥凹部13b に落着していた第1スイッチSW1のレバー片19は、円周面A2側のカム面に乗 り上げてリレーX1を付勢し、前記常開接点X1-aを閉成することにより、前記 サーモスイッチThと重なって該モータAMへの通電を行なう。先に述べた如く 、蒸発管22への冷媒供給により製氷基板34が再冷却され、前記サーモスイッ チThはその後直ちに閉成するからである。そして第1カム板13の回転により 前記別の陥凹部13aが第1スイッチSW1のレバー片19に到来すると、該ス イッチSW1が開放し、リレーX1が滅勢されて前記常開接点X1-aを開放する。 これによりアクチュエータモータAMが回転を停止し、水皿24は水平姿勢とな った状態で停止される。
【0029】 なお、給水弁WVを開閉する前記第3スイッチSW3がON作動されると、リ レーX3と協働する常開接点X3-a2が閉成し、これにより前記タイマTへの通電 がなされる。そして該タイマTに設定した所要時限が経過すると、これと協働す る第1常開接点T-a1が閉成して前記揺動用モータRMを回転させ、製氷運転中 における揺動板44の上下揺動を再開する。またタイマTの第2常開接点T-a2 が閉成して、該タイマTの自己保持を行なう。そしてタイマTに設定した時間が タイムアップすると、第1常開接点T-a1および第2常開接点T-a2を開放し、 揺動用モータRMの回転を停止させる。
【0030】
【第2実施例について】 (製氷機の概略構成について) 図17および図23は、第2実施例に係るカム制御機構が採用される製氷機の 全体的な構成を概略的に示す断面図および斜視図である。なお説明の便宜上、「 前後」,「左右」とは、製氷機を正面から視た状態において指称するものとする。製 氷機本体を構成する筐体110の内部は、圧縮機CMや凝縮器111等の冷凍機 械が収納される下部機械室112と、その上方に位置し断熱材で囲われると共に 、内部に貯氷室183を画成した箱状の貯氷庫114と、この貯氷庫114の内 部上方に配設される製氷ユニット115とから基本的に構成されている。製氷ユ ニット115は、図18および図19に関して後述する如く、製氷水を所定レベ ルで貯留する水皿116と、この製氷水中に浸漬される製氷突起117を備えた 製氷基板118とを備え、該水皿116は除氷運転に切換わると所定角度傾動し て、該水皿116中の製氷水を排水受部119および排水管120を介して外部 へ排出すると共に、氷塊121を前記貯氷室183へ放出し得るようになってい る。なお、貯氷庫114には後述する氷塊放出装置113が配設され、該装置1 13により貯氷室183に貯留される氷塊121を外部に放出するよう構成して ある。
【0031】 (筐体の外部構造について) 前記筐体110は、図23に示す如く、前述した各部材を囲繞するメインフレ ーム122と、該フレーム122の前面に配設される前面パネル123とから構 成され、全体として横幅寸法が極めて短かいスリムな形状を呈している。前面パ ネル123は、合成樹脂により図示形状に形成されたものであって、その高さ方 向の略中間位置に、貯氷庫114に形成した氷塊121の放出口114aと対応 する開口123aが下方に向けて開設されている(図17参照)。この開口123 aの下方には、容器状の載置台124が着脱自在に装着され、氷塊121を取出 す際に該載置台124にコップ等の受容器を載置するようになっている。この載 置台124の上面には多数のスリット124aが形成され、放出口114aから 落下する水滴を集水して周囲を汚すのを防止するよう構成される。また開口12 3aの上方に延在する正面パネル123には、電源ランプLと氷塊放出用の第6 スイッチSW6の押しボタン125が配設され、該押しボタン125を押してス イッチSW6をON作動させている間、前記氷塊放出装置113が作動して貯氷 室183に貯留されている氷塊121を、放出口114aおよび開口123aを 介して放出するよう設定されている。
【0032】 前記筐体110の底面には、前記下部機械室112に連通する開口(図示せず) が開設され、該開口は筐体110に着脱自在に装着されるフィルター部材126 により被覆されるようになっている。このフィルター部材126は、前記凝縮器 111の空冷のために機械室112に導入される外気中の塵埃を捕集して、凝縮 器111の目詰りによる冷却能力の低下を防止するべく機能する。なおフィルタ ー部材126は、筐体110の前面側から簡単に装着および取外し可能に構成さ れる。
【0033】 (カバー体について) 図17に示す如く、前記貯氷庫114の前面にカバー体127が着脱自在に配 設され、このカバー体127の前面側に、前記製氷ユニット115における水皿 116の傾動用のアクチュエータモータAM,揺動板128(後述)の揺動用のモ ータRMおよび氷塊放出装置113の放出用モータGMが纏めて配設されている 。カバー体127に配設されている各モータAM,RM,GMおよびそれに付帯す る部材は、前記前面パネル123を取外すことにより、簡単にメンテナンスを行 ない得る。また自動製氷機の組立てに際しては、予めカバー体27に各モータA M,RM,GMを配設した状態で、該カバー体127を貯氷庫114の前面に取付 けることができるので、組立てに要する時間の短縮を図り得る利点がある。
【0034】 (製氷ユニットについて) 図19は、製氷ユニット115の詳細を縦断面で示すものであって、前記水皿 116は図18に示す形状を有すると共に、その内部に画成した製氷室129中 に所定レベルで製氷水を貯留し得るようになっている。すなわち製氷室129は 、水皿116における矩形状底面116aと、その四方に直立する壁面116b ,116c,116d,116eとにより画成され、図18において右側に位置す る直立壁116eの外側に、長手方向に沿って複数の軸支持部130が整列して 一体成形されている。軸支持部130は、前記製氷基板118を貯氷庫114の 内部上方に懸吊支持するブラケット132に設けた通孔132aに回動自在に挿 通されて、水皿116を該軸支持部130を中心として短手方向(製氷機の幅方 向)に回動可能に構成されている(図21参照)。なお、製氷基板118の適宜位 置には、製氷水の給水管149が着脱自在に配設され、後述するタイミングで給 水弁WVが開放されて製氷室129に所定量の製氷水を供給するようになってい る(図34参照)。
【0035】 また、前面側に位置する軸支持部130に角孔130aが穿設され、これに後 述する旋回支軸133の軸端に突設した角軸133aが嵌挿されている。この旋 回支軸133は、前記カバー体127に回動自在に枢支されており、該カバー体 127に配設したアクチュエータモータAMの回転に伴い、前記水皿116は軸 支持部130を中心として、図29〜図32に示す如く、斜め下方への傾動およ び斜め上方への復帰をなし得るようになっている。このように、水皿116を製 氷機の幅方向に傾動させるよう構成したことにより、前述した如く、製氷機の横 幅寸法を短かくすることができるものである。
【0036】 (水皿の傾動機構について) 前記カバー体127における水皿116の軸支持部130と対応する位置に、 前面側に突出する円筒状の軸受部134が突設され、該軸受部134に穿設した 通孔134aに前記旋回支軸133が回動自在に挿通されて、その軸端に突設し た角軸133aを軸支持部130の角孔130aに嵌挿している。また旋回支軸 133の前面側の端部には、半径方向に延出するレバー片133bが一体形成さ れると共に、該レバー片133bの前面側に係合突起133cが突設されている 。図16および図18に示す如く、カバー体127にブラケット135を介して 配設したアクチュエータモータAMにおけるブラケット135の前面側に延出す る回転軸に、周方向の一部が切欠かれた所要直径の円板からなるカム板136が 一体的に回転するよう配設されている。このカム板136の前面に、連杆137 の一端が偏心的に枢支され、該連杆137の他端に穿設した長孔137aに、前 記旋回支軸133に形成したレバー片133bの係合突起133cが摺動自在に 嵌挿されている。従って、アクチュエータモータAMを回転することにより、カ ム板136および連杆137を介して旋回支軸33が所要角度で往復回動し、こ れにより水皿116が傾動される。
【0037】 なお前記係合突起133cの前端部には、連杆137の長孔137aに挿通可 能な楕円状の規制部133dが、突起133cに対して半径方向に延出するよう 配設され、係合突起133cを長孔137aに挿通した状態で、該係合突起13 3cから連杆137が容易に外れないよう構成してある。また、連杆137に対 してレバー片133bを長孔137a分だけ移動可能とすることにより、後述す る水皿116の傾斜停止時におけるレバー片133bと連杆137との位置の誤 差を許容するようになっている。更に、レバー片133bの裏面側に、前記揺動 用モータRMが配設される取付治具138を所定方向に付勢するねじりばね13 9(何れも後述)の一端が係合する係合片133eが突設されている。
【0038】 (水皿の排水構造について) 図19および図24に示す如く、前記水皿116には、該水皿116の傾動時 に製氷室129中の製氷水を外部へ放出する水排出部が形成されている。すなわ ち水皿116の後側に位置する直立壁116cにおける傾動下端側の近傍に、後 側に向けて凹設される補助室146が画成され、該補助室146の外側(後側)に 所定長さの排水管147が連通接続されている。この排水管147の下方には、 前記排出水を受けて外部へ排出する排水受部119が貯氷庫114の後面側に形 成されている。前記補助室146と製氷室129とは、直立壁116cよりも低 い堰止板148により画成されるようになっている。従って、水皿116に供給 された製氷水は、堰止板148の上端面からオーバーフローして前記排水管14 7を介して排水受部119に排出可能となっている。換言すれば堰止板148に よって、製氷室129に貯留される製氷水は所定レベルに保持されるものである 。また後述の除氷運転に切換わると、図24に示すように、水皿116は斜め下 方に傾動して製氷水を排水管147を介して排出する。そして該水皿116が傾 動停止した位置で、製氷水の一部は堰止板148によりそのまま残留し(図30 参照)、この残留水は次の製氷運転に向け製氷水給水管149から補給される水 と混合して、全体として製氷水の温度低下を促進し得るものである。
【0039】 なお前記排水管147は、水皿116が斜め下方に傾動した際に排水受部11 9の貯氷室側の端縁部に当接し、該水皿116を傾動状態で保持するストッパと しても機能する。またこのとき、前記傾動機構における連杆137の長孔137 aに対して旋回支軸133の係合突起133cが移動可能となっているので、水 皿116の傾動停止位置とアクチュエータモータAMの回転停止位置とにズレが あっても、傾動機構に負荷が加わるのを防止し得る。
【0040】 前記貯氷庫114の内部上方には、複数のブラケット132を介して製氷基板 118が水平に配設固定され、この製氷基板118の上面に、機械室112中に 収納した冷凍系から導出した蒸発管131が蛇行配置されている。また製氷基板 118の下面に、多数の製氷突起117が所要間隔で垂下するように突設され、 製氷運転に際しこの製氷突起117は、前記水皿116に貯留した製氷水に浸漬 されるようになっている。そして冷凍系の運転により、蒸発管131において冷 媒との熱交換がなされ、製氷突起117は0℃以下に冷却保持される結果として 、この製氷突起117の周囲に、図27に示す如く、次第に氷塊121が形成さ れることになる。なお製氷基板118には複数の通孔118aが穿設され、熱交 換効率の向上を図ると共に軽量化を達成するよう構成してある。
【0041】 (カム制御機構について) 図20に示す如く、前記アクチュエータモータAMに配設されるカム板136 の前記ブラケット135を指向する裏面に、第1カム部150と第2カム部15 1とが半径方向に偏位して形成されている。またブラケット135には、前記第 1カム部150および第2カム部151と夫々対応的に、第7スイッチSW7お よび第9スイッチSW9が配設され、アクチュエータモータAMの回転に伴い所 要タイミングでカム作動を与えて、該モータAMによる水皿116の傾動停止 および復帰停止、ホットガス弁HVの開放、製氷水を補給する給水弁WVの開 放および閉成を夫々制御するようになっている。すなわち第1カム部150およ び第2カム部151は、軸方向に突出する所要半径の弧状突起で構成される。そ して第7スイッチSW7から延出するレバー片152が、第1カム部150に当 接すると共に、該第1カム部150から所要タイミングで離間するようになって いる。この第7スイッチSW7のレバー片152が前記カム部150に当接する と、該スイッチのON作動がなされる。第7スイッチSW7は、図25の制御回 路に示す如くリレーX2およびアクチュエータモータAMに接続し、後述の如く アクチュエータモータAMによる水皿116の傾動停止と復帰停止を制御すると 共に、前記ホットガス弁HVの開放を制御する(後述)。なお、第1カム部150 と第7スイッチSW7とのカム動作のタイミングを、図34のタイミングチャー トに示す。
【0042】 また第9スイッチSW9から延出するレバー片153が、第2カム部151に 当接すると共に、所要タイミングで離間するようになっている。そして第9スイ ッチSW9のレバー片153が前記カム部151に当接すると、該スイッチのO N作動がなされる。この第9スイッチSW9は、図25に示す如く給水弁WVに 接続し、該給水弁WVの開放を制御する(後述)。第2カム部151と第9スイッ チSW9とのカム動作のタイミングを、図34のタイミングチャートに示す。
【0043】 (揺動板および揺動機構について) 前記水皿116における製氷室129の内部には、矩形状に形成した底板15 4aにおける水皿116の傾動下端側(左側)となる直立壁116dと対向する辺 を除く3辺に、垂直な立上り部154b,154c,154dを夫々形成した揺動 板154が揺動自在に配置され、揺動用モータRMの回転により上下に揺動駆動 されるようになっている。この揺動板154における底板154aおよび右側の 立上り部154bには、その表面に円形や四角形状を呈する多数の通孔155が 所要間隔で穿設されている。該揺動板154の周囲寸法は、製氷室129におけ る底面116aの内部寸法より若干小さ目に設定され、前記立上り部154bの 上部長手方向両側に形成した突部156,156が、水皿116にピン157,1 57を介して回動自在に枢支される。そして水皿116に揺動板154を枢支し た状態で、揺動板154は図19に示す如く、製氷室129の底面に密着的に載 置される。なお、底板154aに穿設した通孔155の穿設位置は、前記隣設す る製氷突起117,117の間に臨むよう設定されている。
【0044】 図16に示すように、揺動板154における前側に位置する立上り部154c に逆L字形の係合片158が一体形成され、その上部水平部158aは製氷室1 29の直立壁116bを越えて外方に延出している。また前記カバー体127の 上部水平部158aと対応する位置に、上下方向に延在する長孔127aが形成 され、該長孔127aに、前記揺動用モータRMにより回転される揺動部材15 9が摺動自在に挿通されている。この揺動部材159のカバー体の裏側に臨む位 置に、揺動突起159aが偏心的に突設され、これが前記揺動板154の上部水 平部158aに下方から係合・離脱可能となっている。従って揺動部材159を 反時計方向に回転させれば、前記揺動突起159aは、図26に示す如く上部水 平部158aと係合した状態で回転し、揺動板154を製氷室129の底面から 所要距離だけ上昇させると共に、揺動突起159aが上部水平部158aから外 れると、該揺動板154は自重で製氷室129の底面に落下する。すなわち製氷 運転中に揺動用モータRMを回転させれば、前記ピン157,157を中心とし て揺動板154は製氷室129の内部で上下の揺動を反復し、これにより製氷水 を常に動かすことができる。なお揺動板154には通孔155が穿設されている ので、製氷水はこの通孔155を介して上下または左右に流通し、更に活発な動 きが得られる。
【0045】 更に前記揺動板154は、後述の除氷運転に際し、水皿116の傾動に伴い一 体的に傾動するが、該揺動板154における右側の立上り部154bに、前記製 氷基板118より上方に延出する直立片160が形成してある。そして揺動板1 54が水皿116と共に傾動する途中で、前記直立片160を前記製氷基板11 8に係合させることにより、該揺動板154は水皿116から分離されて、その 傾動姿勢を一定に保持される(図30参照)。
【0046】 (揺動用モータRMの取付構造について) 図16および図20に示す如く、前記カバー体127に突設した軸受部134 に、平板状を呈する取付治具138の一端が回動自在に支持され、この取付治具 138の枢支部から離間する端部近傍の前面側に、前記揺動用モータRMが配設 される。そして前記通孔127aから前面側に突出する揺動部材159のカム部 159bに、モータRMが連結されている。また、枢支部と揺動用モータRMと の間に臨む取付治具138の前面側に突片138aが形成され、該突片138a の下端に、軸受部134に介装したねじりばね139の一方の端部139aが係 合されている。この突片138aに近接して前記レバー片133bに形成した係 合片133eが臨んでおり、この係合片133eの上端に、ねじりばね139の 他方の端部139bが係合されている。係合片133eの上端は、前記水皿11 6が水平姿勢に支持されている状態では、図26に示す如く、取付治具138に おける突片138aの上端よりも上方に延出している。従って、このときには取 付治具138は、ねじりばね139の弾力作用下に軸受部134を支点として常 に時計方向に回動付勢されることとなる。そして、揺動用モータRMに所要の外 力が加わると、その取付治具138が軸受部134を支点として所要の角度だけ 回動し得るようになっている。
【0047】 すなわち、ねじりばね139は、製氷運転時に水皿116が水平姿勢を保持し ている間は、前記揺動部材159の揺動突起159aが揺動板154の係合片1 58に係合可能な作動位置に保持するべく機能する。また、製氷運転から除氷運 転に切換わって水皿116が傾動すると、前記レバー片133bにおける係合片 133eの上端は、取付治具138における突片138aの上端よりも下方に移 動し、このときにはねじりばね139の端部139bは突片138aの上端に係 合するに至る(図33参照)。従って、水皿116の傾動時には、ねじりばね13 9は取付治具138に対して付勢力を作用させないようになっている。
【0048】 なお、取付治具138の枢支部から離間する端部に上下方向に延在する長孔1 38bが穿設され、該長孔138bにカバー体127に対応的に突設した規制ピ ン161が摺動自在に挿通されている。該規制ピン161は、取付治具138の 回動範囲を規制するべく機能し、前記ねじりばね139の弾力付勢下に、常には 長孔138bの下端が規制ピン161に当接して揺動部材159を作動位置に臨 ませるようになっている(図26参照)。
【0049】 (製氷および除氷完了検知用のスイッチSW10,Th1について) 前記カバー体127には、例えばマイクロスイッチ等の製氷完了検知用の第1 0スイッチSW10がブラケット170を介して配設され、そのレバー片162を 前記揺動部材159におけるカム部159bの下降軌跡に臨ませて、取付治具1 38(揺動用モータRM)の回動に伴いカム部159bに当接して、該スイッチの 切換え可能となっている。すなわち図27に関して後述する如く、製氷運転が進 行して、製氷突起117の周りに氷塊121が成長すると、前記揺動板154は その上動時に該氷塊121と接触するに至り、前記係合片158および揺動突起 159aを介して揺動用モータRMに下方側への反力を与えることになる。この ため揺動用モータRMが配設される取付治具138は、前記軸受部134を支点 として反時計方向に回動し、その回動過程でカム部159bが第10スイッチS W10のレバー片162を押圧することにより、該スイッチSW10の接点を「a」側 から「b」側に切換えて製氷ユニット115での製氷完了を検知し得るものである 。なお前記ブラケット170は、カバー体127に対して上下方向に位置調節可 能に配設され、該ブラケット170を上下調節することによって第10スイッチ SW10のレバー片162の位置を調節可能に構成される。これにより、製氷突起 117に形成される氷塊121の寸法を可変させることができるものである。
【0050】 ここで、第10スイッチSW10が接点「b」側に切換えられると同時に揺動用モ ータRMを停止させると、前記揺動板154の係合片158に当接する揺動突起 159aが揺動板154の傾動の妨げとなる。そこで第2実施例では、前記揺動 部材159のカム部159bに、揺動用モータRMが回動した状態で第10スイ ッチSW10の接点を「a」側に切換え可能な切欠部159cを形成し、該切欠部1 59cにより揺動突起159aを係合片158の傾動軌跡から離間させる制御を 行なうよう構成している。またこの切欠部159cは、前記揺動突起159aが 係合片158の上部水平部158aから離間した位置に臨んだときに、第10ス イッチSW10のレバー片162と対応する位置に臨む位置関係をもってカム部1 59bに形成されている。すなわち、揺動用モータRMの回動により製氷完了 検知スイッチSW10が接点「b」側に切換えられた後も該モータRMを回転させ、 切欠部159cがスイッチSW10のレバー片162に対応する位置に到来した 際に該スイッチSW10の接点を「a」側に切換えたときに、当該揺動用モータRM を停止するよう設定している。これにより揺動突起159aは、揺動板154に おける係合片158の傾動軌跡から離間することとなり、揺動板154の傾動を 妨げることはなくなる。
【0051】 図19に示すように、前記製氷ユニット115における製氷基板118の上面 には、除氷完了を検知するためのサーモスイッチTh1が配設されている。この サーモスイッチTh1は、製氷運転により製氷基板118が所定温度まで低下し た際に接点「b」に切換えられ、また除氷運転により氷塊121が製氷突起117 から落下した際の急激な温度上昇を検出して、その接点を「b」から「a」に切換え るよう設定される。そしてこのときに、後述の如くホットガス弁HVを閉成する と共に、アクチュエータモータAMを回転させるようになっている。
【0052】 (氷塊放出装置および貯氷完了検知スイッチについて) 前記カバー体127の前面下部に、氷塊放出用のモータGMが配設され、該モ ータGMにより回転駆動される氷塊搬出用のスクリュー163が、貯氷室183 内に延出するよう配設されている。このスクリュー163の突出端部は、図17 に示す如く、貯氷庫114の対応位置に凹設した凹部164に回動自在に嵌挿さ れて定位置で回転するよう設定してある。放出用モータGMは、前面パネル12 3に配設した前記押しボタン125を押して第6スイッチSW6をON作動させ ている間のみ回転し、スクリュー163により貯氷室183に貯留されている氷 塊121を前記放出口114aまで搬送するようになっている。
【0053】 前記カバー体127の裏面には、図17に示す如く、スクリュー163の配設 位置に対応すると共に、放出口114aの形成位置より貯氷室側に臨む規制板1 65が回動自在に垂設されている。この規制板165は、前記スクリュー163 により搬送される氷塊121により押圧されて放出口114aを開放して氷塊1 21の放出を許容すると共に、氷塊放出装置113が停止した際には初期の位置 に戻って放出口114aを閉成し、この放出口114aを介して外気が貯氷室1 83内へ入り込むのを防止するべく機能する。また規制板165に近接して分離 板168がカバー体127に配設され、該分離板168は、貯氷室183に貯留 される氷塊121が放出口114aから放出されるのを防止すると共に、スクリ ュー163により搬送される氷塊121の一部を貯氷室183に戻して放出口1 14aが詰まるのを防止するべく機能する。なお貯氷庫114における前記凹部 164の形成位置に近接する底部に排出管169が配設され、氷塊121からの 融解水を庫外に排出するよう構成されている。
【0054】 前記水皿116の下面に検知板166が回動自在に枢支され、該検知板166 は、図22に示すように、常には水皿116の底面に対してその開放端部側が下 方に離間している状態に保持されている。また水皿116の前面に貯氷完了検知 用の第8スイッチSW8が配設され、このスイッチSW8のレバー片167は、前 記検知板166の前面側の端部に形成した突片166aにより常には押圧された 状態になっている。そして、水皿116が傾動する過程で検知板166が氷塊1 21に当接することにより水皿116に対して時計方向に回動した際に、前記突 片166aがレバー片167から離間して該スイッチSW8をON作動して、貯 氷完了を検出するよう設定してある。なお、検知板166の突片166aを、氷 塊121の非検出時に第8スイッチSW8のレバー片167に当接させるよう設 定することにより、該検知板166が何等かの原因により水皿116から脱落し た際に自動製氷機を停止させて、貯氷完了の検出が不能の状態で氷塊121が製 造されるのを防止し得る。また検知板166の開放端部は櫛歯状に形成され、該 検知板166が氷塊121に当接した際に加わる負荷の軽減を図っている。
【0055】 (電気制御回路例について) 図25は、第2実施例に係る自動製氷機の電気制御回路を示す。図において、 電源供給ラインRと接続点Dとの間に、ヒューズFが介挿され、この接続点Dと ラインTとの間に電源ランプLが接続されている。同じく接続点DとラインTと の間に、氷塊放出用の第6スイッチSW6と放出用モータGM、アクチュエ ータモータAM用の第7スイッチSW7と貯氷完了検知用の第8スイッチSW8お よびリレーX1が夫々直列に介挿されている。また、第7スイッチSW7と貯氷完 了検知スイッチSW8との間の接続点Eと接続点Kとの間に、リレーX1の常閉接 点X1-b1が介挿され、この接続点KとラインTとの間に、リレーX2、製氷 水供給用の第9スイッチSW9と給水弁WV、リレーX3の常開接点X3-a1と アクチュエータモータAMが夫々直列に介挿されている。
【0056】 また、ヒューズFと直列に接続したリレーX1の常閉接点X1-b2と、前記リレ ーX3の常開接点X3-a1とアクチュエータモータAMとの間の接続点Nとの間に 、リレーX2の常閉接点X2-b1とリレーX3の常閉接点X3-bが直列に介挿され ている。リレーX2の常開接点X2-aと直列に接続される除氷完了検知用の前記 サーモスイッチTh1の接点a側に凝縮器111用のファンモータFMが接続さ れ、接点b側にホットガス供給用のホットガス弁HVが接続されている。更に、 リレーX1の常閉接点X1-b2とラインTとの間に、リレーX3の常開接点X3- a2と前記揺動用モータRMおよびリレーX2の常閉接点X2-b2、RリレーS Rと前記圧縮機CMが夫々直列に介挿されている。そして、リレーX3の常開接 点X3-a2と揺動用モータRMとの間の接続点Pに製氷完了検知用の第10スイ ッチSW10が接続され、該スイッチSW10の接点「a」側に保護サーモTh2とリ レーX3が直列に接続されると共に、接点「b」側は前記接続点Dに接続されてい る。なお、前記ファンモータFMとリレーX3とは並列となっている。
【0057】
【第2実施例の作用】 次に、第2実施例に係るカム制御機構の作用につき、図34に示すタイミング チャートを参照しながら説明する。 (初期動作について) 図示しない自動製氷機の電源スイッチをONすると、前記電源ランプLが点灯 すると共に、圧縮機CMが始動して蒸発管131に冷媒が供給される。またリレ ーX1,X2,X3の各常閉接点X1-b2,X2-b1,X3-bを介してアクチュエータモ ータAMが回転され、水平姿勢に保持されている水皿116は斜め下方へ傾動し 始める。モータAMの回転により第9スイッチSW9がOFF作動した後に、第 7スイッチSW7がON作動され、リレーX2が付勢されてこれと協働する常開接 点X2-aが閉成し、サーモスイッチTh1を介してリレーX3が付勢される。これ により、該リレーX3と協働する常開接点X3-a1を介してアクチュエータモータ AMは回転を継続し、水皿116は傾動を停止することなく水平姿勢に向けて復 帰する。なおリレーX3は、これと協働する常開接点X3-a2により自己保持され る。
【0058】 水皿116が所要位置まで復帰すると、前記第9スイッチSW9がON作動し て給水弁WVが開放され、前記製氷水給水管149を介して水皿116中の製氷 室129に製氷水が供給される。なお水皿116は、水平姿勢を越えて直立壁1 16d側が直立壁116eより高くなる位置まで時計方向に傾動した後、再び反 時計方向に傾動して水平姿勢で停止するよう設定されているので、製氷室129 には予め設定された量だけ製氷水が確実に貯留される。また多少多目に供給され た製氷室129中の製氷水は、先に述べた如く堰止板148をオーバーフローし て、補助室146および排水受部119を介して外部へ放出される。
【0059】 アクチュエータモータAMの回転に伴い、第7スイッチSW7がOFF作動さ れることにより、該モータAMが回転を停止し、水皿116は水平姿勢となった 状態で停止される。またリレーX2と協働とする常閉接点がX2-b2が閉成される ことにより、前記揺動用モータRMは回転を開始する。更に、第7スイッチSW 7 がOFF作動されることにより、給水弁WVが閉成して製氷水の供給を停止す る。但し、第9スイッチSW9はON作動された状態を保持している。
【0060】 (製氷運転について) 電源投入により付勢されている圧縮機CMにより、冷凍系の冷媒循環パイプか ら冷媒が前記蒸発管131に供給され、その熱交換作用により製氷基板118に 突設した製氷突起117の冷却が開始される。この製氷突起117は製氷水に浸 漬されているために、該突起117の周囲から結氷が開始され、次第に成長して 逆ドーム状の氷塊121が形成される。そしてこの製氷運転の間、前記揺動用モ ータRMは回転を継続している。従って該モータRMにより回転される揺動部材 159の揺動突起159aが、前記立上り部154cに設けた係合片158と係 合して、揺動板154を図26に示す如く上方に持ち上げる。前記揺動突起15 9aが係合片158から離脱すると、揺動板154は、自重で落下して製氷室1 29の底面116aに当接するに至る。このように、揺動板154は製氷運転の 期間中、製氷室129における製氷水の中で揺動を反復し、これにより該製氷水 を常に動かすこととなる。しかも揺動板154には通孔155が穿設されている ので、該揺動板154の揺動に伴い製氷水は該通孔155を通過し、これが噴流 現象を伴って製氷水の動きを更に活発なものとする。このように製氷水が常に動 的状態に保たれることにより、製氷突起117に形成される氷塊121の白濁が 防止され、透明で清澄な氷塊121が得られる。
【0061】 (除氷運転について) 図27に示す如く、製氷突起117に完全な氷塊121が逆ドーム状に形成さ れると、前記揺動板154はその上動時に該氷塊121と接触することとなり、 遂には前記係合片158および揺動突起159aを介して揺動用モータRMに下 方側への反力を与えるに至る。従って揺動用モータRMが配設される取付治具1 38は、前記軸受部134を支点として反時計方向の回動を開始して、揺動部材 159のカム部159bで製氷完了検知用の第10スイッチSW10のレバー片1 62を押圧してその接点を「a」側から「b」側に切換え、これにより製氷ユニット 115での製氷完了を検出する。すると図25に示すリレーX3の自己保持が解 除されて滅勢され、これと協働する常閉接点X3-bが閉成して、アクチュエータ モータAMの回転を開始する。このため前記カム板136が反時計方向に回転し 、これに偏心連結した連杆137と係合する旋回支軸133のレバー片133b が反時計方向に傾動されることにより、前記水皿116は斜め下方へ傾動し始め る(図29参照)。この傾動により製氷室129中の製氷水は、前記堰止板148 を介して補助室146にオーバーフローし、この補助室146から排水受部11 9へ放出される。なお水皿116が傾動する過程において、前記アクチュエータ モータAMにより回転されるカム板136の第2カム部151により第9スイッ チSW9はOFF作動される(図34参照)。
【0062】 ここで前記揺動用モータRMは、製氷完了検知用の第10スイッチSW10のレ バー片162が揺動部材159のカム部159bにより押圧されて接点「b」側に 切換わっても、その回転は継続される(第7スイッチSW7がOFF状態で、リレ ーX2の常閉接点X2-b2が閉成しているから)。これにより、前記揺動部材15 9に設けた揺動突起159aが上部水平部158aから離間し、取付治具138 はねじりばね139の弾力作用により時計方向に回動し、第10スイッチSW10 の接点は「b」側から「a」側に切換えられ、揺動用モータRMは一旦停止する。し かるに、前記旋回支軸133の反時計方向への回動に伴い、レバー片133bに おける係合片133eの上端が取付治具138における突片138aの上端より 下方に移動し、前記ねじりばね139の端部139bは該突片138aの上端に 係合されることにより、取付治具138にはばね力は作用しなくなる(図33(b )参照)。すると、該取付治具138は自重により軸受部134を支点として反時 計方向の回動を開始し、前記カム部159bで第10スイッチSW10の接点を再 び「a」側から「b」側に切換え、揺動用モータRMを回転させる。そしてカム部1 59aに形成した切欠部159cがレバー片162と対応する位置に到来した際 に、該レバー片162の押圧が解除されてスイッチSW10の接点が「b」側から「 a」側に切換わることにより、揺動用モータRMは回転を停止する(図33(c)参 照)。これにより、揺動部材159に設けた揺動突起159aは、前記揺動板1 54における係合片158の傾動軌跡から離間した位置で停止し、該揺動板15 4の傾動が妨げられるのは防止される。
【0063】 そして前記カム板136に設けた前記第1カム部150が第7スイッチSW7 のレバー片152に到来すると、該スイッチSW7はON作動してリレーX2を付 勢し、これと協働する常閉接点X2-b1を開放させると共に、常開接点X2-aを 閉成する。このとき、前記除氷完了検知用のサーモスイッチTh1は製氷突起1 17に氷塊121が生成されることにより接点「b」側に接続されている。従って 、前記リレーX3は付勢されず、アクチュエータモータAMは回転を停止し、水 皿116は図30に示す所要の傾斜角度に達した位置で傾動を停止する。このと き製氷室129の内部には、製氷水の一部が前記堰止板148により堰止められ て残留するが、この残留水は先の製氷運転に伴い充分冷却されているので、次の 製氷運転に向けて補給される新たな製氷水と混合して、製氷水全体の温度を低下 させることができる。また水皿116の傾動により、製氷突起117の周りに形 成された氷塊121は、該突起117に付着した状態で露出する。更に水皿11 6が傾動停止する過程で、前記揺動板154の直立片160が前記製氷基板11 8に当接するので、その後に傾動を停止した水皿116における製氷室129の 底面116aよりも、該揺動板154は斜め上方に位置することになる。この揺 動板154は、氷塊121が落下した際に、これを貯氷室183へ案内するため の滑落用シュートとして機能する。
【0064】 前記アクチュエータモータAMの停止と同時に、前記ホットガス弁HVが開放 し、図34のタイミングチャートに示すように、冷媒に代えてホットガスを前記 蒸発管131へ供給する。これにより製氷基板118を介して製氷突起117は 急速に加温されるに至る。このため製氷突起117と氷塊121との結合が解除 され、当該氷塊121は自重により落下する。そして、前記直立片160により 所要の傾斜姿勢に保持されている揺動板154の上面を滑落し、その下方に位置 する前記貯氷室183中へ案内放出される。
【0065】 この氷塊121の落下により、製氷基板118におけるマイナスの温度負荷が 解除され、該基板118は前記蒸発管131でのホットガスの流通により一挙に 温度上昇を来す。この温度上昇を前記サーモスイッチTh1が検出し、直ちに接 点「a」側に切換わることにより、リレーX3が付勢されて、これと協働する常開 接点X3-a1が閉成することによりアクチュエータモータAMの回転が再開され る。また前記ホットガス弁HVが閉成し、前記蒸発管131への冷媒供給が再開 される。
【0066】 モータAMの回転再開によりカム板136,連杆137,レバー片133bの作 用下に、旋回支軸133が時計方向に回動し、水皿116も同様に時計方向に回 転して水平姿勢への復帰を開始する。また該モータAMの回転再開に伴い、カム 板136の第2カム部151が、図31に示す如く、第9スイッチSW9のレバ ー片153に到来し、該スイッチをON作動させる。これにより給水弁WVを開 放し、製氷室129へ製氷水を補給する。
【0067】 そして、カム板136の第1カム部150が、第7スイッチSW7のレバー片 152から離脱すると、該スイッチSW7がOFF作動し、給水弁WVを閉成し て製氷水の供給を停止すると共に、アクチュエータモータAMが停止する。これ はリレーX3が自己保持されて、該リレーX3の常閉接点X3-bを開放しているか らである。これにより、水皿116は水平姿勢となった状態で停止される。
【0068】 なお第2実施例では、水皿116を水平姿勢に復帰するに際し、図32に示す 如く、一旦水平姿勢を越えて傾斜開放端(直立壁116d側)が高くなる位置まで 時計方向に傾動させた後、反時計方向に傾動して水平姿勢で停止するよう設定し てある。すなわち、水皿116に設けた堰止板148が高いレベルに位置してい る状態で、製氷室129に該堰止板148からオーバーフローさせる量だけ製氷 水を供給すれば、該水皿116が水平姿勢に復帰したときには製氷室129に必 要量の製氷水が確実に供給されるものである。これにより、製氷水の不足に起因 する問題の発生を未然に防止し得る。
【0069】 また前記旋回支軸133の時計方向への回動に伴い、レバー片133bにおけ る係合片133eの上端は、取付治具138における突片138aの上端より上 方に移動し、前記ねじりばね139の端部139bは該係合片133eの上端に 係合される(図33(a)参照)。これにより取付治具138は、ねじりばね139 の弾力付勢下に旋回支軸133を支点として時計方向に回動し、前記揺動部材1 59をその揺動突起159aが揺動板154の係合片158に係合可能な作動位 置に臨ませる。従って、第7スイッチSW7がOFF作動してリレーX2が滅勢さ れると、これと協働する常閉接点X2-b2が閉成して前記揺動用モータRMを回 転させ、製氷運転中における揺動板154の上下揺動を再開する。
【0070】 なお図示の実施例では、逆テーパ状の製氷突起36,117を、製氷基板34, 118に対し所定間隔で多数垂下させた構成が採用されている。しかし前記製氷 突起は、いわゆる製氷部として機能する中核的な被冷却部材であれば、丸棒状の 部材やピン状の部材など種々のものを好適に使用し得るものである。
【0071】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係る製氷機のカム制御機構によれば、水皿に内部 画成した製氷室中の製氷水に、製氷基板の下面に多数突設した製氷突起を浸漬さ せ、製氷運転の進行に伴い前記製氷突起に逆ドーム状の氷塊を形成させるように した製氷機において、前記水皿の傾動停止と水平姿勢への復帰停止とを、水皿傾 動機構の駆動源であるアクチュエータモータの動きに伴う一連のカム動作で好適 に達成し得る。また、水皿の傾動停止と復帰停止以外に、除氷運転時における脱 氷促進のための蒸発管へのホットガスの供給・停止および製氷運転により減少し た製氷水の補給・停止を、アクチュエータモータの動きに伴う一連のカム動作で 併せて行なうようにした。従って、製氷機の制御系の構成を著しく簡素化するこ とができ、全体としての製造コストの低減に大きく貢献し得る、という優れた効 果を奏するものである。
【0072】 更に、1枚のカム板に複数のカム部を形成し、各カム部に対応するスイッチに より水皿の傾動停止と復帰停止および給水弁の開放を制御するよう構成したこと により、部品点数の低減と制御系の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例に係るカム制御機構の概
略斜視図である。
【図2】 第1実施例に係るカム制御機構に接続する制
御回路図である。
【図3】 第1実施例に係るカム制御機構により実施さ
れる制御のタイミングチャート図である。
【図4】 第1実施例に係るカム制御機構が採用される
製氷ユニットを、分解状態で示す概略斜視図である。
【図5】 図4に示す製氷ユニットの要部断面図であ
る。
【図6】 図4に示す水皿およびその製氷室内部に配設
される揺動板の組込み状態並びに製氷水排出経路を、一
部切欠状態で示す斜視図である。
【図7】 第1実施例に係るカム制御機構が採用される
製氷機の概略縦断面図である。
【図8】 図7に示す製氷機の一部切欠斜視図である。
【図9】 製氷機に採用される冷凍系の概略図である。
【図10】 図5に示す製氷ユニットにおいて、製氷中
に揺動板が上昇している状態を示す要部断面図である。
【図11】 図5に示す製氷ユニットにおいて、製氷中
に揺動板が下降している状態を示す要部断面図である。
【図12】 製氷ユニットにおいて製氷が完了した状態
を示す断面図であって、カムフォロワとカム溝との位置
関係を併せて示している。
【図13】 製氷ユニットにおいて水皿が傾動を開始
し、製氷に供した残留水の一部が排出される状態を示す
縦断面図である。
【図14】 製氷ユニットにおける水皿が傾動を停止
し、また揺動板が当該水皿よりも若干上方で傾動保持さ
れた状態で、除氷がなされている状態を示す縦断面図で
ある。
【図15】 製氷ユニットにおいて水皿が元の状態に復
帰して停止し、残留している製氷水へ新たな製氷水の補
給が開始されている状態を示す縦断面図である。
【図16】 第2実施例に係るカム制御機構の要部分解
斜視図である。
【図17】 第2実施例に係るカム制御機構が採用され
る製氷機の概略縦断面図である。
【図18】 第2実施例に係るカム制御機構が採用され
る製氷ユニットを、一部分解した状態で示す概略斜視図
である。
【図19】 図18に示す製氷ユニットの要部断面図で
ある。
【図20】 図18に示す水皿の傾動機構および揺動板
の揺動機構を一部切欠いた状態で示す要部正面図であ
る。
【図21】 図18に示す製氷ユニットを筐体に配設し
た状態で示す概略斜視図である。
【図22】 図18に示す製氷ユニットの一部切欠き正
面図である。
【図23】 第2実施例に係る製氷機の外観斜視図であ
る。
【図24】 図19に示す製氷ユニットにおいて、水皿
が傾動した状態を示す一部切欠き側面図である。
【図25】 第2実施例に係るカム制御機構に接続する
制御回路図である。
【図26】 第2実施例に係る製氷機の製氷運転中にお
いて、揺動板が揺動している状態の製氷ユニットおよび
対応の揺動機構を示す説明図である。
【図27】 第2実施例に係る製氷機における製氷が完
了した状態の製氷ユニットおよび対応の揺動機構を示す
説明図である。
【図28】 第2実施例に係る製氷機における製氷が完
了した状態の製氷ユニットおよび揺動板における係合片
の傾動軌跡から揺動部材の揺動突起が退避した状態での
対応の揺動機構を示す説明図である。
【図29】 第2実施例に係る製氷機における製氷が完
了した状態の製氷ユニットおよび対応の揺動機構,傾動
機構を示す説明図である。
【図30】 第2実施例に係る製氷機の水皿が傾動を停
止した状態の製氷ユニットと、対応する傾動機構のカム
板と第7および第9スイッチの位置関係を併せて示す説
明図である。
【図31】 第2実施例に係る製氷機の水皿が復帰を開
始した状態の製氷ユニットと、対応する傾動機構のカム
板と第7および第9スイッチの位置関係を併せて示す説
明図である。
【図32】 第2実施例に係る製氷機の水皿が水平姿勢
を越えて傾動した状態の製氷ユニットと、対応する傾動
機構のカム板と第7および第9スイッチの位置関係を併
せて示す説明図である。
【図33】 第2実施例に係る製氷機の揺動板の揺動機
構を、製氷完了を検出して揺動板における係合片の傾動
軌跡から揺動部材の揺動突起が退避する過程を示す動作
説明図である。
【図34】 第2実施例に係るカム制御機構により実施
される制御のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
13…第1カム板,15…第2カム板,17…第3カム
板18,111…凝縮器,20,115…製氷ユニット,
22,131…蒸発管24,116…水皿,32,129
…製氷室,34,118…製氷基板36,117…製氷突
起,44,154…揺動板,52…旋回支軸61…第2
係合手段(係合ピン),62…第1係合手段(係合片)7
0,121…氷塊,136…カム板,150…第1カム
部151…第2カム部,AM…アクチュエータモータ,
CM…圧縮機HV…ホットガス弁,WV…給水弁,RM
…揺動用モータ,SW1…第1スイッチ,SW2…第2ス
イッチ,SW3…第3スイッチSW4…製氷完了検知スイ
ッチ,SW7…第7スイッチ,SW9…第9スイッチT
h,Th1…除氷完了検知サーモ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(CM)や凝縮器(18,111)等を備える
    冷凍系に接続する蒸発管(22,131)と、この蒸発管(22,13
    1)が上面に配設されると共に、下面に多数の製氷部(36,
    117)を備えた製氷基板(34,118)と、傾動自在に枢支され
    て常には水平姿勢を保持し、内部に画成した製氷室(32,
    129)中に製氷水を供給させるようにした水皿(24,116)と
    からなり、前記製氷部(36,117)に製氷水が氷結して氷塊
    (70,121)が形成されると、前記水皿(24,116)を斜め下方
    に傾動させて該氷塊(70,121)を放出し、次いで該水皿(2
    4,116)を再び水平姿勢に上昇復帰させるよう構成した製
    氷機において、 前記水皿(24,116)の傾動下降および上昇復帰を行なうア
    クチュエータモータ(AM)により回転される制御カム(13,
    136)と、 前記制御カム(13,136)に対応する固定側に配設され、前
    記アクチュエータモータ(AM)の回転に伴い、所要のタイ
    ミングでカム作動が与えられる制御スイッチ(SW1,SW7)
    とを備え、 前記制御カム(13,136)と制御スイッチ(SW1,SW7)は、少
    なくとも前記アクチュエータモータ(AM)による水皿(24,
    116)の傾動停止および復帰停止を制御するよう構成した
    ことを特徴とする製氷機のカム制御機構。
  2. 【請求項2】 圧縮機(CM)や凝縮器(18)等を備える冷凍
    系に接続する蒸発管(22)と、この蒸発管(22)が上面に配
    設されると共に、下面に多数の製氷部(36)を備えた製氷
    基板(34)と、製氷機本体に固定した支軸(52)により傾動
    自在に枢支されて常には水平姿勢を保持し、製氷室(32)
    中に製氷水を供給させるようにした水皿(24)とからな
    り、前記製氷部(36)に製氷水が氷結して氷塊(70)が形成
    されると、前記水皿(24)を斜め下方に傾動させて該氷塊
    (70)を放出し、次いで該水皿(24)を再び水平姿勢に上昇
    復帰させるよう構成した製氷機において、 前記水皿(24)の傾動下降および上昇復帰を行なうアクチ
    ュエータモータ(AM)の回転軸に、第1カム板(13)、第2
    カム板(15)および第3カム板(17)を同軸的に所要間隔で
    配設すると共に、 これら第1カム板(13)、第2カム板(15)および第3カム
    板(17)の夫々に対応して、前記アクチュエータモータ(A
    M)の回転に伴い、所要のタイミングでカム作動が与えら
    れる第1スイッチ(SW1)、第2スイッチ(SW2)および第3
    スイッチ(SW3)を固定側に配設し、 前記第1カム板(13)と第1スイッチ(SW1)は、少なくと
    も前記アクチュエータモータ(AM)による水皿(24)の傾動
    停止および復帰停止を制御し、 前記第2カム板(15)と第2スイッチ(SW2)は、除氷運転
    中に前記蒸発管(22)にホットガスを供給するホットガス
    弁(HV)の開放および閉成を制御し、 前記第3カム板(17)と第3スイッチ(SW3)は、前記水皿
    (24)の復帰動作中に前記製氷室(32)に製氷水を補給する
    給水弁(WV)の開放および閉成を制御するよう構成したこ
    とを特徴とする製氷機のカム制御機構。
  3. 【請求項3】 前記製氷室(32)の内部に揺動可能に収納
    した揺動板(44)と、前記水皿(24)の外方に配設されて上
    下への摺動可能な揺動用モータ(RM)と、該揺動用モータ
    (RM)の移動軌跡に臨ませた製氷検知スイッチ(SW4)と、
    該揺動用モータ(RM)に設けた第1係合手段(62)と、前記
    揺動板(44)に設けられて前記第1係合手段(62)と係合可
    能な第2係合手段(61)とからなり、 前記揺動用モータ(RM)が第1および第2係合手段(62,6
    1)を介して揺動板(44)を揺動させるに際し、前記製氷部
    (36)に形成された氷塊(70)に前記揺動板(44)が当接して
    該揺動用モータ(RM)に反力が加わると、該モータ(RM)が
    所要方向へ移動されて前記スイッチ(SW4)を作動させる
    ことにより前記製氷部(36)での製氷完了を検出し、これ
    により前記アクチュエータモータ(AM)を付勢して前記水
    皿(24)の傾動を開始する請求項2記載の製氷機のカム制
    御機構。
  4. 【請求項4】 前記水皿(24)の上昇復帰は、製氷ユニッ
    ト(20)に配設した除氷完了検知サーモ(Th)の検知動作に
    より開始される請求項2記載の製氷機のカム制御機構。
  5. 【請求項5】 圧縮機(CM)や凝縮器(111)等を備える冷
    凍系に接続する蒸発管(131)と、この蒸発管(131)が上面
    に配設されると共に、下面に多数の製氷部(117)を備え
    た製氷基板(118)と、傾動自在に枢支されて常には水平
    姿勢を保持し、内部に画成した製氷室(129)中に製氷水
    を供給させるようにした水皿(116)とからなり、前記製
    氷部(117)の周りに製氷水が氷結して氷塊(121)が形成さ
    れると、前記水皿(116)を斜め下方に傾動させて該氷塊
    (121)を放出し、次いで該水皿(116)を再び水平姿勢に上
    昇復帰させるよう構成した製氷機において、 前記水皿(116)の傾動下降および上昇復帰を行なうアク
    チュエータモータ(AM)の回転軸に、第1カム部(150)と
    第2カム部(151)とを形成したカム板(136)を配設すると
    共に、 前記第1カム部(150)と第2カム部(151)の夫々に対応し
    て、前記アクチュエータモータ(AM)の回転に伴い、所要
    のタイミングでカム作動が与えられるスイッチ(SW7)と
    スイッチ(SW9)とを固定側に配設し、 前記第1カム部(150)とスイッチ(SW7)は、少なくとも前
    記アクチュエータモータ(AM)による水皿(116)の傾動停
    止および復帰停止を制御し、 前記第2カム部(151)とスイッチ(SW9)は、前記水皿(11
    6)の復帰動作中に前記製氷室(129)に製氷水を補給する
    給水弁(WV)の開放を制御するよう構成したことを特徴と
    する製氷機のカム制御機構。
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JPS5030679U (ja) * 1973-07-14 1975-04-05
JPS6073085U (ja) * 1983-10-25 1985-05-23 東芝熱器具株式会社 製氷装置

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