JPH0564960B2 - - Google Patents
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- JPH0564960B2 JPH0564960B2 JP61031450A JP3145086A JPH0564960B2 JP H0564960 B2 JPH0564960 B2 JP H0564960B2 JP 61031450 A JP61031450 A JP 61031450A JP 3145086 A JP3145086 A JP 3145086A JP H0564960 B2 JPH0564960 B2 JP H0564960B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/08—Tripeptides
- C07K5/0821—Tripeptides with the first amino acid being heterocyclic, e.g. His, Pro, Trp
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/26—Psychostimulants, e.g. nicotine, cocaine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/28—Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Hospice & Palliative Care (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は新規ペプタイドに関する。
(従来技術)
従来TRH(サイロトロピン・リリーシング・ホ
ルモン:L−ピログルタミル−L−ヒスチジル−
L−プロリンアミド)は脳機能障害に起因する意
識障害の治療薬として有用であることが知られて
いる。しかしながら、TRHには副作用として
TSH(甲状腺刺激ホルモン)放出作用があり、こ
のような副作用のより小さいTRH誘導体として
(2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−
L−5−フランカルボニル)−L−ヒスチジル−
L−プロリンアミド(特開昭52−116465号公報)、
及びオロチル−L−ヒスチジル−L−プロリンア
ミド(特公昭59−36612号公報、特公昭60−9518
号公報)などが報告されている。 (発明の目的) 本発明の目的はTRHと比較してより一層すぐ
れた薬理作用を有する新規ペプタイドを提供する
ものである。 (発明の構成及び効果) 即ち、本発明は次式()で示される新規ペプ
タイド又はその塩に関する。 本発明の化合物()は中枢神経障害(例え
ば、意識障害)の治療薬として有用であり、とり
わけ、TRHと比べてより強い中枢神経系に対す
る作用(例えば、ペントバルビタール麻酔拮抗作
用、自発運動増加作用、抗レセルピン作用、ドー
パミン作用増強作用)を示すとともに、相対的に
副作用が少なく、高い安全性を示すという特徴を
有するものである。 本発明の化合物()又はその塩は (A) 一般式 (但し、X1及びX2はイミノ基又は保護され
たイミノ基を表す。)で示される化合物、その
塩又はその反応性誘導体と一般式 (但し、X3はイミノ基又は保護されたイミ
ノ基を表す。) で示される化合物又はその塩とを縮合反応させ
か、 (B) 一般式 (但し、X1,X2及びX3は前記と同一意味を
有する。) で示される化合物、その塩又はその反応性誘導
体と式 で示されるプロリンアミド又はその塩とを縮合
反応させるか、或いは、 (C) 一般式 (但し、X1,X2及びX3は前記と同一意味を
有する。) で示される化合物、その塩又はその反応性誘導
体をアミド化し、 (D) 上記(A)、(B)又は(C)工程で得られた生成物にお
いてX1,X2及びX3のうち少なくとも一つが保
護されたイミノ基である場合は、その保護基を
除去し、 (E) 更に、所望により生成物をその酸付加塩とす
ることにより製することができる。 本発明の原料化合物()〜()は遊離塩基
又はその塩(例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸
塩、硝酸塩などの無機酸付加塩、p−トルエンス
ルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、トリフルオロ
酢酸塩などの有機酸付加塩など)のいずれであつ
ても反応に供することができる。 また化合物()、()及び()の反応性誘
導体としては、対応する酸ハライド、酸無水物
(例えば、カルボン酸アルキルエステルとの混酸
無水物など)、活性エステル(例えば、ペンタク
ロロフエニルエステル、p−ニトロフエニルエス
テル、2,4,6−トリニトロフエニルエステ
ル、コハク酸イミドエステル)、酸アジド及びそ
の他の反応性誘導体、例えばイミダゾールアミ
ド、4−置換イミダゾールアミド、トリアゾール
アミドなどをいずれも好適に用いることができ
る。更に、化合物()の反応性誘導体として
は、例えば、エステル(例えば、メチルエステ
ル、エチルエステルなどのアルキルエステル、ベ
ンジルエステルなどのアラルキルエステル)など
も好適に用いることができる。一方、上記原料化
合物()、()、()及び()において基
X1,X2及びX3のうち少なくとも一つが保護され
たイミノ基である場合、かかるイミノ基の保護基
としては、ペプタイド合成で通常使用される保護
基をいずれも使用することができる。適当な保護
基としては、例えばアセチル基、プロピオニル基
の如き低級アルカノイル基;ベンゾイル基の如き
置換もしくは非置換ベンゾイル基;メトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキ
シカルボニル基の如く低級アルコキシカルボニル
基;2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル
基の如きモノ−、ジ−、又はトリ−ハロゲン化低
級アルコキシカルボニル基;ベンジルオキシカル
ボニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニ
ル基の如き置換もしくは非置換ベンジルオキシカ
ルボニル基;ベンジル基、p−メトキシベンジル
基の如き置換もしくは非置換フエニル低級アルキ
ル基;ベンズヒドリル基、トリチル基の如きジ−
又はトリ−フエニル低級アルキル基;トシル基の
如き置換もしくは非置換フエニルスルホニル基;
o−ニトロフエニルスルフエニル基の如き置換も
しくは非置換フエニルスルフエニル基が挙げられ
る。 〔反応工程 (A)及び(B)〕 化合物()、その塩又はその反応性誘導体と
化合物()又はその塩と縮合反応、並びに化合
物()、その塩又はその反応性誘導体と化合物
()又はその塩との縮合反応はいずれもペプタ
イド合成の常法に従つて実施することができる。
例えば、化合物()の反応性誘導体と化合物
()又はその塩と縮合反応、及び化合物()
の反応性誘導体と化合物()又はその塩との縮
合反応は適当な溶媒中、脱酸剤の存在下もしくは
非存在下に実施できる。脱酸剤としては、例えば
水酸化アルカリ金属(例えば、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム等)、炭酸アルカリ金属(例え
ば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)、炭酸水
素アルカリ金属(例えば、炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウム等)、トリアルキルアミン(例
えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン等)、
N,N−ジアルキルアニリン(例えば、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン
等)、ピリジン及びN−アルキルモルホリン(例
えば、N−メチルモルホリン等)などをいずれも
好適に用いることができる。 溶媒としては、例えばジオキサン、テトラヒド
ロフラン、アセトニトリル、塩化メチレン、ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、酢酸エチル、ピリジン、アセトン、水などが
好適に挙げられる。本縮合反応は−30〜50℃、特
に−10〜10℃で好適に実施することができる。 一方、化合物()又はその塩と化合物()
又はその塩との縮合反応、並びに化合物()又
はその塩と化合物()又はその塩と縮合反応は
適当な溶媒中、縮合剤の存在下で実施することが
できる。縮合剤の適当な例としては、ジシクロヘ
キシルカルボジイミド、N−シクロヘキシル−
N′−モルホリノカルボジイミド、N−エチル−
N′−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド、オキシ塩化リン、三塩化リン、塩化チオニ
ル、塩化オキザリル、トリフエニルホスフイン等
が挙げられる。ジメチルホルムアミドとオキシ塩
化リン、ジメチルホルムアミドと塩化オキザリ
ル、ジメチルホルムアミドとホスゲン、あるいは
ジメチルホルムアミドと塩化チオニルとから合成
されるヴイルスマイヤー試薬も縮合剤として使用
することができる。本縮合反応は−50〜50℃で実
施するのが適当でありとりわけ−10〜10℃で実施
するのが好ましい。溶媒としては、例えば、上記
反応性誘導体の縮合に際し例示したものをいずれ
も用いることができる。 〔反応工程 (C)〕 化合物()、その塩又はその反応性誘導体の
アミド化反応はアンモニア又はアンモニア供与物
質と反応させることによつて実施することができ
る。例えば化合物()又はその塩とアンモニア
又はアンモニア供与物質との反応は適当な溶媒中
脱水剤の存在下で好適に実施することができる。
脱水剤としては例えば、前記縮合剤として例示し
たものをいずれも用いることができる。また、ア
ンモニア供与物質としては反応液中でアンモニア
を放出する化合物であればいずれも用いることが
でき、このようなアンモニア供与物質の例として
は塩化アンモニウム、炭酸アンモニウムなどを挙
げることができる。 一方、化合物()の反応性誘導体とアンモニ
ア又はアンモニア供与物質との反応は、適当な溶
媒中、脱酸剤の存在下もしくは非存在下に実施で
きる。脱酸剤としては、前記反応工程(A)及び(B)の
説明で例示したものをいずれも用いることができ
る。この場合、アミド化反応は−20〜20℃、とり
わけ−5〜5℃で実施するのが好ましい。適当な
溶媒としてはメタノール、エタノール、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどを挙げ
ることができる。 〔反応工程 (D)〕 上記反応工程(A)、(B)又は(C)で得られた生成物に
おいてX1,X2及びX3のうち少なくとも一つが保
護されたイミノ基である場合、当該保護基の除去
は保護基の種類に応じ常法に従つて容易に実施す
ることができ、例えば、加水分解、電解還元、塩
基処理、酸処理、接触還元或いは酸化反応等の手
段を用いて行うことができる。より具体的には例
えば、保護基がベンゾイル基である場合、塩基と
処理することによつて除去することができる。塩
基の好適な例としては、例えばアンモニア、モノ
又はジ置換低級アルキルアミン(置換基としては
例えば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、
ブチル基、ベンジル基等)、ナトリウム低級アル
コキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド等)が挙げられる。この反応は
適当な溶媒(例えば、メタノール、エタノール
等)中、−5〜0℃で行うのが好ましい。 保護基がアセチル基、tert−ブトキシカルボニ
ル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、o−ニト
ロフエニルスルフエニル基等の場合、該保護基は
酸処理によつて除去できる。酸としては例えば、
ギ酸、トリフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、
p−トルエンスルホン酸、塩酸、臭化水素酸が挙
げられる。反応は適当な溶媒(例えば、水、メタ
ノール、エタノール、酢酸、又はジオキサン)中
又は無溶媒で−30〜70℃、とりわけ0〜30℃で行
うのが好ましい。 保護基がベンジルオキシカルボニル基、p−メ
トキシベンジルオキシカルボニル基、ベンジル
基、p−メトキシベンジル基などの場合、該保護
基は接触還元によつて除去することができる。反
応は適当な触媒の存在下、常圧もしくは加圧下、
0〜100℃、とりわけ10〜40℃で行うのが好まし
い。触媒の好適な例としては、パラジウム−炭酸
バリウム、パラジウム炭素及びパラジウム黒が挙
げられる。溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、テトラヒドロフラン、水などが好ましい。 保護基がエトキシカルボニル基の場合、該保護
基は加水分解によつて除去することができる。加
水分解は常法に従つて、例えば、塩基(水酸化カ
リウム等)、又は酸(塩酸、臭化水素酸等)と処
理することによつて行うことができる。反応温度
は0〜70℃、とりわけ10〜30℃が好ましい。ま
た、該保護基はベンゾイル基と同様に塩基処理し
て除去することができる。 更に、保護基がトシル基の場合、該保護基は電
解還元、塩基処理して除去することができる。 かくして得られた目的化合物は、要すれば、常
法に従つて、これを理論量の酸で処理することに
より容易に酸付加塩として得ることができる。 なお、上記の反応において、原料化合物()
〜()、その中間生成物及び目的化合物はいず
れも1〜3個の不斉炭素原子を含むが、上記方法
は原料化合物()〜()として光学活性体も
しくはその混合物のいずれを用いても実施するこ
とができる。また、上記反応はラセミ化を伴うこ
となく実施できるので、原料化合物()〜
()の光学活性体を用いれば、その中間生成物
及び目的化合物もまた対応する光学活性体として
得ることができる。 原料化合物のうち、X1及びX2がイミノ基であ
るチアジアジン化合物()は例えば、ジヤーナ
ル・オブ・ザ・メデイシナル・ケミストリー〔J.
Med.Chem.,27,228(1984)〕記載の方法に従つ
て製することができる。更に、チアジアジン化合
物()においてX1及び/又はX2がイミノ基で
ある場合には、所望により常法に従つて基X1及
び/又はX2を保護されたイミノ基とすることも
できる。 ヒスチジン誘導体()はチアジアジン化合物
()とイミノ基が保護されているか又は保護さ
れていないヒスチジンとをペプチド合成の常法に
従つて縮合反応させることにより製することがで
きる。 ヒスチジル−プロリン化合物()はチアジア
ジン化合物()とヒスチジル−プロリンとを縮
合させるか、あるいはヒスチジン誘導体()と
プロリンとをペプチド合成の常法に従つて縮合反
応させて製することができる。 かくして得られた本発明の化合物()は3個
の不斉炭素を含み、8個の光学異性体が存在する
が、本発明はそれらいずれの光学異性体も、ある
いはそのいずれの混合物をもすべてその範囲に含
むものである。しかしながら、本発明の化合物
()を医薬用途に供する場合は一般式()に
おいて、ヒスチジン残基及びプロリン残基がL配
位をとる化合物が好ましい。 本発明の化合物()は、遊離塩基又はその酸
付加塩として、医薬用途に使用することができ
る。 化合物()の酸付加塩を医薬用途に用いる場
合はとりわけ薬理的に許容しうる酸付加塩として
用いるのが望ましく、かかる酸付加塩の好まし例
としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸
塩、硝酸塩の如き無機酸付加塩、酢酸塩、酒石酸
塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、メ
タンスルホン酸塩、リンゴ酸塩、シユウ酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩等の有機酸付加塩が挙げられ
る。また、化合物()又はその酸付加塩(好ま
しくは薬理的に許容しうる酸付加塩)は、経口又
は非経口投与に適した賦形剤と混合して使用する
こともできる。適当な賦形剤としては、例えば、
スターチ、ラクトース、グルコース、リン酸カリ
ウム、コーンスターチ、アラビアゴム、ステアリ
ン酸、その他の既知医薬賦形剤を用いることがで
きる。剤型としては例えば、錠剤、散剤、カプセ
ル剤、顆粒剤のような固形製剤であつてもよく、
また溶液や懸濁液のような液体製剤であつてもよ
い。更に、非経口的に投与する場合には、注射剤
としても使用することができる。 上述したように、本発明の化合物()は
TRHに比べてより強い中枢神経系に対する作用
(例えば、ペントバルビタール麻酔拮抗作用、自
発運動増加作用、抗レセルピン作用、ドーパミン
作用増強作用)を示すとともに相対的に副作用
(例えばTSH放出作用)が少なく、高い安全性を
示すという特徴を有するものである。従つて、本
発明の化合物()はTRHに比べて覚醒促進剤、
自発運動増加剤、ドーパミン作用増強剤として一
層優れたものである。化合物()はまた、中枢
神経障害、例えば意識障害、注意力低下、言語障
害、意志薄弱、レノツクス症候群、老人性痴呆、
昏睡、自閉症、多動症、精神分裂症、うつ病、パ
ーキンソン氏病などの治療に有用である。 化合物()又はその酸付加塩の投与量は、投
与の経路;患者の年令、体重、状態:及び疾患の
種類などによつて異なるが、一般に0.5μg〜5
mg/Kg/日であるのが好ましく、とりわけ経口投
与の場合は10μg〜1mg/Kg/日、また非経口投
与(例えば、静脈内投与、筋肉内投与、皮下投
与)の場合は1〜100μg/Kg/日であるのが好
ましい。 実験例 (実験化合物) 実験に使用した化合物は、下記第1表記載の通
りである。
ルモン:L−ピログルタミル−L−ヒスチジル−
L−プロリンアミド)は脳機能障害に起因する意
識障害の治療薬として有用であることが知られて
いる。しかしながら、TRHには副作用として
TSH(甲状腺刺激ホルモン)放出作用があり、こ
のような副作用のより小さいTRH誘導体として
(2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−
L−5−フランカルボニル)−L−ヒスチジル−
L−プロリンアミド(特開昭52−116465号公報)、
及びオロチル−L−ヒスチジル−L−プロリンア
ミド(特公昭59−36612号公報、特公昭60−9518
号公報)などが報告されている。 (発明の目的) 本発明の目的はTRHと比較してより一層すぐ
れた薬理作用を有する新規ペプタイドを提供する
ものである。 (発明の構成及び効果) 即ち、本発明は次式()で示される新規ペプ
タイド又はその塩に関する。 本発明の化合物()は中枢神経障害(例え
ば、意識障害)の治療薬として有用であり、とり
わけ、TRHと比べてより強い中枢神経系に対す
る作用(例えば、ペントバルビタール麻酔拮抗作
用、自発運動増加作用、抗レセルピン作用、ドー
パミン作用増強作用)を示すとともに、相対的に
副作用が少なく、高い安全性を示すという特徴を
有するものである。 本発明の化合物()又はその塩は (A) 一般式 (但し、X1及びX2はイミノ基又は保護され
たイミノ基を表す。)で示される化合物、その
塩又はその反応性誘導体と一般式 (但し、X3はイミノ基又は保護されたイミ
ノ基を表す。) で示される化合物又はその塩とを縮合反応させ
か、 (B) 一般式 (但し、X1,X2及びX3は前記と同一意味を
有する。) で示される化合物、その塩又はその反応性誘導
体と式 で示されるプロリンアミド又はその塩とを縮合
反応させるか、或いは、 (C) 一般式 (但し、X1,X2及びX3は前記と同一意味を
有する。) で示される化合物、その塩又はその反応性誘導
体をアミド化し、 (D) 上記(A)、(B)又は(C)工程で得られた生成物にお
いてX1,X2及びX3のうち少なくとも一つが保
護されたイミノ基である場合は、その保護基を
除去し、 (E) 更に、所望により生成物をその酸付加塩とす
ることにより製することができる。 本発明の原料化合物()〜()は遊離塩基
又はその塩(例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸
塩、硝酸塩などの無機酸付加塩、p−トルエンス
ルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、トリフルオロ
酢酸塩などの有機酸付加塩など)のいずれであつ
ても反応に供することができる。 また化合物()、()及び()の反応性誘
導体としては、対応する酸ハライド、酸無水物
(例えば、カルボン酸アルキルエステルとの混酸
無水物など)、活性エステル(例えば、ペンタク
ロロフエニルエステル、p−ニトロフエニルエス
テル、2,4,6−トリニトロフエニルエステ
ル、コハク酸イミドエステル)、酸アジド及びそ
の他の反応性誘導体、例えばイミダゾールアミ
ド、4−置換イミダゾールアミド、トリアゾール
アミドなどをいずれも好適に用いることができ
る。更に、化合物()の反応性誘導体として
は、例えば、エステル(例えば、メチルエステ
ル、エチルエステルなどのアルキルエステル、ベ
ンジルエステルなどのアラルキルエステル)など
も好適に用いることができる。一方、上記原料化
合物()、()、()及び()において基
X1,X2及びX3のうち少なくとも一つが保護され
たイミノ基である場合、かかるイミノ基の保護基
としては、ペプタイド合成で通常使用される保護
基をいずれも使用することができる。適当な保護
基としては、例えばアセチル基、プロピオニル基
の如き低級アルカノイル基;ベンゾイル基の如き
置換もしくは非置換ベンゾイル基;メトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキ
シカルボニル基の如く低級アルコキシカルボニル
基;2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル
基の如きモノ−、ジ−、又はトリ−ハロゲン化低
級アルコキシカルボニル基;ベンジルオキシカル
ボニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニ
ル基の如き置換もしくは非置換ベンジルオキシカ
ルボニル基;ベンジル基、p−メトキシベンジル
基の如き置換もしくは非置換フエニル低級アルキ
ル基;ベンズヒドリル基、トリチル基の如きジ−
又はトリ−フエニル低級アルキル基;トシル基の
如き置換もしくは非置換フエニルスルホニル基;
o−ニトロフエニルスルフエニル基の如き置換も
しくは非置換フエニルスルフエニル基が挙げられ
る。 〔反応工程 (A)及び(B)〕 化合物()、その塩又はその反応性誘導体と
化合物()又はその塩と縮合反応、並びに化合
物()、その塩又はその反応性誘導体と化合物
()又はその塩との縮合反応はいずれもペプタ
イド合成の常法に従つて実施することができる。
例えば、化合物()の反応性誘導体と化合物
()又はその塩と縮合反応、及び化合物()
の反応性誘導体と化合物()又はその塩との縮
合反応は適当な溶媒中、脱酸剤の存在下もしくは
非存在下に実施できる。脱酸剤としては、例えば
水酸化アルカリ金属(例えば、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム等)、炭酸アルカリ金属(例え
ば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)、炭酸水
素アルカリ金属(例えば、炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウム等)、トリアルキルアミン(例
えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン等)、
N,N−ジアルキルアニリン(例えば、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン
等)、ピリジン及びN−アルキルモルホリン(例
えば、N−メチルモルホリン等)などをいずれも
好適に用いることができる。 溶媒としては、例えばジオキサン、テトラヒド
ロフラン、アセトニトリル、塩化メチレン、ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、酢酸エチル、ピリジン、アセトン、水などが
好適に挙げられる。本縮合反応は−30〜50℃、特
に−10〜10℃で好適に実施することができる。 一方、化合物()又はその塩と化合物()
又はその塩との縮合反応、並びに化合物()又
はその塩と化合物()又はその塩と縮合反応は
適当な溶媒中、縮合剤の存在下で実施することが
できる。縮合剤の適当な例としては、ジシクロヘ
キシルカルボジイミド、N−シクロヘキシル−
N′−モルホリノカルボジイミド、N−エチル−
N′−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド、オキシ塩化リン、三塩化リン、塩化チオニ
ル、塩化オキザリル、トリフエニルホスフイン等
が挙げられる。ジメチルホルムアミドとオキシ塩
化リン、ジメチルホルムアミドと塩化オキザリ
ル、ジメチルホルムアミドとホスゲン、あるいは
ジメチルホルムアミドと塩化チオニルとから合成
されるヴイルスマイヤー試薬も縮合剤として使用
することができる。本縮合反応は−50〜50℃で実
施するのが適当でありとりわけ−10〜10℃で実施
するのが好ましい。溶媒としては、例えば、上記
反応性誘導体の縮合に際し例示したものをいずれ
も用いることができる。 〔反応工程 (C)〕 化合物()、その塩又はその反応性誘導体の
アミド化反応はアンモニア又はアンモニア供与物
質と反応させることによつて実施することができ
る。例えば化合物()又はその塩とアンモニア
又はアンモニア供与物質との反応は適当な溶媒中
脱水剤の存在下で好適に実施することができる。
脱水剤としては例えば、前記縮合剤として例示し
たものをいずれも用いることができる。また、ア
ンモニア供与物質としては反応液中でアンモニア
を放出する化合物であればいずれも用いることが
でき、このようなアンモニア供与物質の例として
は塩化アンモニウム、炭酸アンモニウムなどを挙
げることができる。 一方、化合物()の反応性誘導体とアンモニ
ア又はアンモニア供与物質との反応は、適当な溶
媒中、脱酸剤の存在下もしくは非存在下に実施で
きる。脱酸剤としては、前記反応工程(A)及び(B)の
説明で例示したものをいずれも用いることができ
る。この場合、アミド化反応は−20〜20℃、とり
わけ−5〜5℃で実施するのが好ましい。適当な
溶媒としてはメタノール、エタノール、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどを挙げ
ることができる。 〔反応工程 (D)〕 上記反応工程(A)、(B)又は(C)で得られた生成物に
おいてX1,X2及びX3のうち少なくとも一つが保
護されたイミノ基である場合、当該保護基の除去
は保護基の種類に応じ常法に従つて容易に実施す
ることができ、例えば、加水分解、電解還元、塩
基処理、酸処理、接触還元或いは酸化反応等の手
段を用いて行うことができる。より具体的には例
えば、保護基がベンゾイル基である場合、塩基と
処理することによつて除去することができる。塩
基の好適な例としては、例えばアンモニア、モノ
又はジ置換低級アルキルアミン(置換基としては
例えば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、
ブチル基、ベンジル基等)、ナトリウム低級アル
コキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド等)が挙げられる。この反応は
適当な溶媒(例えば、メタノール、エタノール
等)中、−5〜0℃で行うのが好ましい。 保護基がアセチル基、tert−ブトキシカルボニ
ル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、o−ニト
ロフエニルスルフエニル基等の場合、該保護基は
酸処理によつて除去できる。酸としては例えば、
ギ酸、トリフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、
p−トルエンスルホン酸、塩酸、臭化水素酸が挙
げられる。反応は適当な溶媒(例えば、水、メタ
ノール、エタノール、酢酸、又はジオキサン)中
又は無溶媒で−30〜70℃、とりわけ0〜30℃で行
うのが好ましい。 保護基がベンジルオキシカルボニル基、p−メ
トキシベンジルオキシカルボニル基、ベンジル
基、p−メトキシベンジル基などの場合、該保護
基は接触還元によつて除去することができる。反
応は適当な触媒の存在下、常圧もしくは加圧下、
0〜100℃、とりわけ10〜40℃で行うのが好まし
い。触媒の好適な例としては、パラジウム−炭酸
バリウム、パラジウム炭素及びパラジウム黒が挙
げられる。溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、テトラヒドロフラン、水などが好ましい。 保護基がエトキシカルボニル基の場合、該保護
基は加水分解によつて除去することができる。加
水分解は常法に従つて、例えば、塩基(水酸化カ
リウム等)、又は酸(塩酸、臭化水素酸等)と処
理することによつて行うことができる。反応温度
は0〜70℃、とりわけ10〜30℃が好ましい。ま
た、該保護基はベンゾイル基と同様に塩基処理し
て除去することができる。 更に、保護基がトシル基の場合、該保護基は電
解還元、塩基処理して除去することができる。 かくして得られた目的化合物は、要すれば、常
法に従つて、これを理論量の酸で処理することに
より容易に酸付加塩として得ることができる。 なお、上記の反応において、原料化合物()
〜()、その中間生成物及び目的化合物はいず
れも1〜3個の不斉炭素原子を含むが、上記方法
は原料化合物()〜()として光学活性体も
しくはその混合物のいずれを用いても実施するこ
とができる。また、上記反応はラセミ化を伴うこ
となく実施できるので、原料化合物()〜
()の光学活性体を用いれば、その中間生成物
及び目的化合物もまた対応する光学活性体として
得ることができる。 原料化合物のうち、X1及びX2がイミノ基であ
るチアジアジン化合物()は例えば、ジヤーナ
ル・オブ・ザ・メデイシナル・ケミストリー〔J.
Med.Chem.,27,228(1984)〕記載の方法に従つ
て製することができる。更に、チアジアジン化合
物()においてX1及び/又はX2がイミノ基で
ある場合には、所望により常法に従つて基X1及
び/又はX2を保護されたイミノ基とすることも
できる。 ヒスチジン誘導体()はチアジアジン化合物
()とイミノ基が保護されているか又は保護さ
れていないヒスチジンとをペプチド合成の常法に
従つて縮合反応させることにより製することがで
きる。 ヒスチジル−プロリン化合物()はチアジア
ジン化合物()とヒスチジル−プロリンとを縮
合させるか、あるいはヒスチジン誘導体()と
プロリンとをペプチド合成の常法に従つて縮合反
応させて製することができる。 かくして得られた本発明の化合物()は3個
の不斉炭素を含み、8個の光学異性体が存在する
が、本発明はそれらいずれの光学異性体も、ある
いはそのいずれの混合物をもすべてその範囲に含
むものである。しかしながら、本発明の化合物
()を医薬用途に供する場合は一般式()に
おいて、ヒスチジン残基及びプロリン残基がL配
位をとる化合物が好ましい。 本発明の化合物()は、遊離塩基又はその酸
付加塩として、医薬用途に使用することができ
る。 化合物()の酸付加塩を医薬用途に用いる場
合はとりわけ薬理的に許容しうる酸付加塩として
用いるのが望ましく、かかる酸付加塩の好まし例
としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸
塩、硝酸塩の如き無機酸付加塩、酢酸塩、酒石酸
塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、メ
タンスルホン酸塩、リンゴ酸塩、シユウ酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩等の有機酸付加塩が挙げられ
る。また、化合物()又はその酸付加塩(好ま
しくは薬理的に許容しうる酸付加塩)は、経口又
は非経口投与に適した賦形剤と混合して使用する
こともできる。適当な賦形剤としては、例えば、
スターチ、ラクトース、グルコース、リン酸カリ
ウム、コーンスターチ、アラビアゴム、ステアリ
ン酸、その他の既知医薬賦形剤を用いることがで
きる。剤型としては例えば、錠剤、散剤、カプセ
ル剤、顆粒剤のような固形製剤であつてもよく、
また溶液や懸濁液のような液体製剤であつてもよ
い。更に、非経口的に投与する場合には、注射剤
としても使用することができる。 上述したように、本発明の化合物()は
TRHに比べてより強い中枢神経系に対する作用
(例えば、ペントバルビタール麻酔拮抗作用、自
発運動増加作用、抗レセルピン作用、ドーパミン
作用増強作用)を示すとともに相対的に副作用
(例えばTSH放出作用)が少なく、高い安全性を
示すという特徴を有するものである。従つて、本
発明の化合物()はTRHに比べて覚醒促進剤、
自発運動増加剤、ドーパミン作用増強剤として一
層優れたものである。化合物()はまた、中枢
神経障害、例えば意識障害、注意力低下、言語障
害、意志薄弱、レノツクス症候群、老人性痴呆、
昏睡、自閉症、多動症、精神分裂症、うつ病、パ
ーキンソン氏病などの治療に有用である。 化合物()又はその酸付加塩の投与量は、投
与の経路;患者の年令、体重、状態:及び疾患の
種類などによつて異なるが、一般に0.5μg〜5
mg/Kg/日であるのが好ましく、とりわけ経口投
与の場合は10μg〜1mg/Kg/日、また非経口投
与(例えば、静脈内投与、筋肉内投与、皮下投
与)の場合は1〜100μg/Kg/日であるのが好
ましい。 実験例 (実験化合物) 実験に使用した化合物は、下記第1表記載の通
りである。
【表】
【表】
(実験方法)
(1) ペントバルビタール麻酔拮抗作用
ペントバルビタールナトリウム(投与量55mg/
Kg)を雄性STD/ddYマウスに腹腔内投与した。
ペントバルビタールナトリウム投与10分後、生理
食塩水に溶かした検体を正向反射が消失したマウ
スに静脈内投与した。麻酔の持続時間を検体投与
終了時から正向反射が回復するまでの時間として
測定した。なお、対照群には検体溶液に代えて生
理食塩水を投与した。 (2) 自発運動増加作用 雄性STD/ddYマウスを自発運動量測定装置
(Ambulometer;小原医科製)に一匹ずつ30分間
入れ、該装置に馴化させた。ついで生理食塩水に
溶かした検体をマウスに腹腔内投与し、投与直後
から1時間にわたつて自発運動量を測定した。な
お、対照群には検体溶液に代えて生理食塩水を投
与した。 (3) 抗レセルピン作用 レセルピン(投与量:3mg/Kg)を皮下投与し
17〜20時間後に体温が30℃以下を示す雄性
STD/ddYマウスに生理食塩水に溶かした検体
を腹腔内投与した。検体の抗レセルピン作用(即
ち、レセルピン誘発低体温拮抗作用)は、以後
30,60,120及び180分後の直腸温度を測定し、そ
の間の体温曲線下面積より求めた。検体投与群に
おける体温上昇は対照群(検体溶液に代えて生理
食塩水を投与した群)における体温上昇と比較し
た。 (4) ドーパミン作用増強作用 雄性STD/ddYマウスにレセルピンを皮下投
与し、16〜20時間後にL−ドーパ(投与量:200
mg/Kg)を腹腔内投与した。L−ドーパ投与15分
後、検体の生理触点水溶液をマウスに腹腔内投与
した。(TRHの場合、L−ドーパ投与25分後に投
与した)。L−ドーパ投与30分後から15分間の自
発運動量を自発運動量測定装置により測定した。
対照群には検体溶液に代えて生理食塩水を投与し
た。 (5) 急性毒性 検体を雄性STD/ddYマウスに静脈内投与し
た。そして、検体投与24時間後のマウスの死亡率
から急性毒性(LD50)をProbit法で算出した。 (結果) 結果は第2表に示す。
Kg)を雄性STD/ddYマウスに腹腔内投与した。
ペントバルビタールナトリウム投与10分後、生理
食塩水に溶かした検体を正向反射が消失したマウ
スに静脈内投与した。麻酔の持続時間を検体投与
終了時から正向反射が回復するまでの時間として
測定した。なお、対照群には検体溶液に代えて生
理食塩水を投与した。 (2) 自発運動増加作用 雄性STD/ddYマウスを自発運動量測定装置
(Ambulometer;小原医科製)に一匹ずつ30分間
入れ、該装置に馴化させた。ついで生理食塩水に
溶かした検体をマウスに腹腔内投与し、投与直後
から1時間にわたつて自発運動量を測定した。な
お、対照群には検体溶液に代えて生理食塩水を投
与した。 (3) 抗レセルピン作用 レセルピン(投与量:3mg/Kg)を皮下投与し
17〜20時間後に体温が30℃以下を示す雄性
STD/ddYマウスに生理食塩水に溶かした検体
を腹腔内投与した。検体の抗レセルピン作用(即
ち、レセルピン誘発低体温拮抗作用)は、以後
30,60,120及び180分後の直腸温度を測定し、そ
の間の体温曲線下面積より求めた。検体投与群に
おける体温上昇は対照群(検体溶液に代えて生理
食塩水を投与した群)における体温上昇と比較し
た。 (4) ドーパミン作用増強作用 雄性STD/ddYマウスにレセルピンを皮下投
与し、16〜20時間後にL−ドーパ(投与量:200
mg/Kg)を腹腔内投与した。L−ドーパ投与15分
後、検体の生理触点水溶液をマウスに腹腔内投与
した。(TRHの場合、L−ドーパ投与25分後に投
与した)。L−ドーパ投与30分後から15分間の自
発運動量を自発運動量測定装置により測定した。
対照群には検体溶液に代えて生理食塩水を投与し
た。 (5) 急性毒性 検体を雄性STD/ddYマウスに静脈内投与し
た。そして、検体投与24時間後のマウスの死亡率
から急性毒性(LD50)をProbit法で算出した。 (結果) 結果は第2表に示す。
【表】
実施例 1
(1) N,N′−ジベンジルオキシカルボニル−L
−シスチン{ケミツシエ・ベリヒテ〔Chem.
Ber.,65,1196(1932)}76.2g、tert−ブタノ
ール89g、ピリジン95g及びジクロロエタン
800mlの混合物にオキシ塩化リン28gを−3〜
2℃にて攪拌下、20分間かけて加える。同温で
1時間攪拌し、更に、室温で2時間攪拌する。
該反応液を氷水中に注ぎ込み、有機層を重炭酸
ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、乾燥後、
溶媒を留去する。残査をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(溶媒;クロロホルム:イソプ
ロピルエーテル=3:7)にて精製する。イソ
プロピルエーテル−n−ヘキサン混液より再結
晶することにより、N,N′−ジベンジルオキ
シカルボニル−L−シスチンジ−tert−ブチル
エステル40.2gを得る。収率:43% M.p. 77〜78℃ 〔α〕19 D−94.0°(C=0.5、メタノール) (2) 本品27gを四塩化炭素270mlとエタノール55
mlの混液に溶解させ、攪拌下、0〜5℃で該溶
液に塩素ガスを約30分間通気し飽和させる。該
溶液を室温にて30分間攪拌後、溶媒を留去する
ことにより、〔(R)−2−tert−ブチルオキシ
カルボニル−2−ベンジルオキシカルボニルア
ミノエタン〕スルホニルクロリドの油状物32.8
gを得る。 IRνCHCL3 nax(cm-1):3400,1720 NMR(CDCl3,δ):1.5(S,9H,−(CH3)3) 4.2〜4.9(m,3H,−CH and −CH2) 5.18(S,2H,
−シスチン{ケミツシエ・ベリヒテ〔Chem.
Ber.,65,1196(1932)}76.2g、tert−ブタノ
ール89g、ピリジン95g及びジクロロエタン
800mlの混合物にオキシ塩化リン28gを−3〜
2℃にて攪拌下、20分間かけて加える。同温で
1時間攪拌し、更に、室温で2時間攪拌する。
該反応液を氷水中に注ぎ込み、有機層を重炭酸
ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、乾燥後、
溶媒を留去する。残査をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(溶媒;クロロホルム:イソプ
ロピルエーテル=3:7)にて精製する。イソ
プロピルエーテル−n−ヘキサン混液より再結
晶することにより、N,N′−ジベンジルオキ
シカルボニル−L−シスチンジ−tert−ブチル
エステル40.2gを得る。収率:43% M.p. 77〜78℃ 〔α〕19 D−94.0°(C=0.5、メタノール) (2) 本品27gを四塩化炭素270mlとエタノール55
mlの混液に溶解させ、攪拌下、0〜5℃で該溶
液に塩素ガスを約30分間通気し飽和させる。該
溶液を室温にて30分間攪拌後、溶媒を留去する
ことにより、〔(R)−2−tert−ブチルオキシ
カルボニル−2−ベンジルオキシカルボニルア
ミノエタン〕スルホニルクロリドの油状物32.8
gを得る。 IRνCHCL3 nax(cm-1):3400,1720 NMR(CDCl3,δ):1.5(S,9H,−(CH3)3) 4.2〜4.9(m,3H,−CH and −CH2) 5.18(S,2H,
【式】)
5.80(d,1H,NH)
7.3〜7.4(m,5H,arom−H)
(3) 本品32.8gをテトラヒドロフラン300mlに溶
解し、5〜5℃にて約30分間アンモニアガスを
吹き込み飽和させる。該溶液を室温で30分間攪
拌後、溶媒を留去し、残査をクロロホルム300
mlに溶解し、水洗、乾燥後、溶媒を留去する。
残査をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(溶媒;クロロホルム:メタノール=95:5)
にて精製することにより〔(R)−2−tert−ブ
チルオキシカルボニル−2−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノエタン〕スルホンアミドの油状
物32gを得る。 IRνCHCL3 nax(cm-1):3400,1720 NMR(CDCl3,δ):1.42(S,9H,−(CH3)
3) 3.55(d,2H,−CH2) 4.4〜4.7(m,1H,−CH) 5.05(S,2H,
解し、5〜5℃にて約30分間アンモニアガスを
吹き込み飽和させる。該溶液を室温で30分間攪
拌後、溶媒を留去し、残査をクロロホルム300
mlに溶解し、水洗、乾燥後、溶媒を留去する。
残査をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(溶媒;クロロホルム:メタノール=95:5)
にて精製することにより〔(R)−2−tert−ブ
チルオキシカルボニル−2−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノエタン〕スルホンアミドの油状
物32gを得る。 IRνCHCL3 nax(cm-1):3400,1720 NMR(CDCl3,δ):1.42(S,9H,−(CH3)
3) 3.55(d,2H,−CH2) 4.4〜4.7(m,1H,−CH) 5.05(S,2H,
【式】)
6.17(S,2H,NH2)
6.68(brd,1H,NH)
7.2〜7.3(m,5H,arom−H)
(4) 本品32gをエタノール150mlに溶解し、パラ
ジウム−黒5gを加え、水素加圧(3Kg/cm2)
下で還元を行う。該混合物から触媒をろ去した
後、溶媒を留去することにより、[(R)−2−
tert−ブチルオキシカルボニル−2−アミノエ
タン]スルホンアミドの油状物20gを得る。 IRνCHCL3 nax(cm-1):1735 NMR(DMSO−d6,δ):1.45(S,9H,−
(CH3)3) 3.54(d,2H,−CH2,J=5Hz) 4.20(t,1H,−CH,J=5Hz) (5) 本品20gをクロロホルム400mlに溶解し、0
〜5℃でカルボニルジイミダゾール30gを加
え、室温で3日間攪拌する。該溶液を水で洗浄
し、乾燥後、溶媒を留去する。析出した結晶を
ろ取し、エーテルで洗浄することにより、tert
−ブチル(R)−3−オキソ−3,4,5,6
−テトラヒドロ−2H−1,2,4−チアジア
ジン−1,1−ジオキサイド−5−カルボキシ
レート6.91gを得る。収率:32% M.p. 196〜197℃ 〔α〕22 D−9.0°(C=0.5、ジメチルホルムアミ
ド) IRνnujoL nax(cm-1):3220,1735,1670 NMR(DMSO−d6,δ):1.41(S,9H,−
(CH3)3) 3.68(d,2H,−CH2,J=5Hz) 4.2〜4.5(m,1H,−CH) 7.83(d,1H,NH) (5) 本品5.0gをトリフルオロ酢酸60mlに溶解し、
5℃で2時間攪拌する。該反応液からトリフル
オロ酢酸を減圧留去し、残査にエーテルを加え
て析出結晶をろ取する。メタノール−エタノー
ル混液より再結晶することにより、(R)−3−
オキソ−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H
−1,2,4−チアジアジン−1,1−ジオキ
サイド−5−カルボン酸3.17gを得る。収率:
82% M.p. 190〜191℃ 〔α〕19 D−15.0°(C=0.5、ジメチルホルムア
ミド) IRνnujoL nax(cm-1):3300,1755,1740,1650 NMR(DMSO−d6,δ):3.69(d,2H,−
CH2,J=5Hz) 4.2〜4.5(m,1H,−CH) 7.72(d,1H,NH) (7) 本品2.2g及びN−ヒドロキシコハク酸イミ
ド1.56gをジメチルホルムアミド20mlに溶解
し、0℃でジシクロヘキシルカルボジイミド
2.8gを加えて1時間攪拌し、活性エステルを
調製する。 一方、L−ヒスチジル−L−プロリンアミ
ド・2臭化水素酸塩5.2gをジメチルホルムア
ミド20mlに溶解し、0℃にてトリエチルアミン
2.54gを加える。生じた結晶をろ去し、得られ
たろ液を上記で調製した活性エステル溶液に加
え、0℃で4時間攪拌した後、更に、10℃で3
日間攪拌する。析出物をろ去した後、ろ液を減
圧下で濃縮する。残査をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(溶媒;n−ブタノール:酢酸
エチル:水:酢酸=1:1:1:1)に供し、
パウリ反応陽性画分を集め、溶媒を留去する。
残査を陽イオン交換樹脂(Dowex 50WX8,
H+型、200〜400メツシユ、50ml)のカラムに
供し、カラムを水洗した後、3%アンモニア水
で溶出させる。目的物質を含む溶出液から溶媒
を留去し、残査を水に溶解し、該水溶液を
CHP−20Pカラム(2.6 X 28cm、溶媒;水)
に供して精製し、凍結乾燥することによりN〓
−〔(R)−3−オキソ−3,4,5,6−テト
ラヒドロ−2H−1,2,4−チアジアジン−
1,1−ジオキサイド−5−カルボニル〕−L
−ヒスチジル−L−プロリンアミド・3/2H2O
2.51gを得る。 収率:52% 〔α〕19 D−64.2°(C=0.5、H2O) 実施例 2 (RS)−3−オキソ−3,4,5,6−テトラ
ヒドロ−2H−1,2,4−チアジアジン−1,
1−ジオキサイド−5−カルボン酸{ジヤーナ
ル・オブ・ザ・メデイシナル・ケミストリー〔J.
Med.Chem.,27,228(1984)〕}2.21g及びN−ヒ
ドロキシコハク酸イミド1.58gをじメチルホルム
アミド40mlに溶解し、該溶液にジシクロヘキシル
カルボジイミド2.83gを攪拌下、0℃にて加え、
活性エステルを調製する。 一方、L−ヒスチジル−L−プロリンアミド・
2臭化水素酸塩4.78gをジメチルホルムアミド40
mlに溶解し、該溶液に0℃にてトリエチルアミン
2.34gを加え、同温で30分間攪拌する。該混合物
より不溶物をろ去後、ろ液を上記で調製した活性
エステル溶液に加える。該混合物を0℃で4時
間、更に10℃で24時間攪拌する。生じた不溶物を
ろ去後、ろ液から溶媒を減圧下で留去する。残査
に水30mlを加え、不溶物をろ去後、ろ液をCHP
−20P樹脂カラム(2.6 X 28cm、溶媒;水)に
供して精製する。パウリ反応陽性画分を集め、凍
結乾燥する。得られた粉末をシリカゲルカラムク
ロマトグラフイー(溶媒;n−ブタノール:酢
酸:酢酸エチル:水=1:1:1:1)にて精製
する。溶出液を再びCHP−20P樹脂カラム(2.6
X 28cm、溶媒;水)に供し、パウリ反応陽性の
画分を集め、凍結乾燥することにより、N〓−
〔(RS)−3−オキソ−3,4,5,6−テトラヒ
ドロ−2H−1,2,4−チアジアジン−1,1
−ジオキサイド−5−カルボニル〕−L−ヒスチ
ジル−L−プロリンアミド・H2O1.35gを粉末と
して得る。 〔α〕24 D−64.8°(C=0.5、H2O) Mass(m/e):427(M+) IRνnujoL nax(cm-1):1620−1640 NMR(DMSO−d6,δ):1.7〜2.2(m,4H) 2.8〜3.8(m,6H) 4.1〜4.4(m,2H) 4.5〜4.9(m,1H) 8.00(S,1H)
ジウム−黒5gを加え、水素加圧(3Kg/cm2)
下で還元を行う。該混合物から触媒をろ去した
後、溶媒を留去することにより、[(R)−2−
tert−ブチルオキシカルボニル−2−アミノエ
タン]スルホンアミドの油状物20gを得る。 IRνCHCL3 nax(cm-1):1735 NMR(DMSO−d6,δ):1.45(S,9H,−
(CH3)3) 3.54(d,2H,−CH2,J=5Hz) 4.20(t,1H,−CH,J=5Hz) (5) 本品20gをクロロホルム400mlに溶解し、0
〜5℃でカルボニルジイミダゾール30gを加
え、室温で3日間攪拌する。該溶液を水で洗浄
し、乾燥後、溶媒を留去する。析出した結晶を
ろ取し、エーテルで洗浄することにより、tert
−ブチル(R)−3−オキソ−3,4,5,6
−テトラヒドロ−2H−1,2,4−チアジア
ジン−1,1−ジオキサイド−5−カルボキシ
レート6.91gを得る。収率:32% M.p. 196〜197℃ 〔α〕22 D−9.0°(C=0.5、ジメチルホルムアミ
ド) IRνnujoL nax(cm-1):3220,1735,1670 NMR(DMSO−d6,δ):1.41(S,9H,−
(CH3)3) 3.68(d,2H,−CH2,J=5Hz) 4.2〜4.5(m,1H,−CH) 7.83(d,1H,NH) (5) 本品5.0gをトリフルオロ酢酸60mlに溶解し、
5℃で2時間攪拌する。該反応液からトリフル
オロ酢酸を減圧留去し、残査にエーテルを加え
て析出結晶をろ取する。メタノール−エタノー
ル混液より再結晶することにより、(R)−3−
オキソ−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H
−1,2,4−チアジアジン−1,1−ジオキ
サイド−5−カルボン酸3.17gを得る。収率:
82% M.p. 190〜191℃ 〔α〕19 D−15.0°(C=0.5、ジメチルホルムア
ミド) IRνnujoL nax(cm-1):3300,1755,1740,1650 NMR(DMSO−d6,δ):3.69(d,2H,−
CH2,J=5Hz) 4.2〜4.5(m,1H,−CH) 7.72(d,1H,NH) (7) 本品2.2g及びN−ヒドロキシコハク酸イミ
ド1.56gをジメチルホルムアミド20mlに溶解
し、0℃でジシクロヘキシルカルボジイミド
2.8gを加えて1時間攪拌し、活性エステルを
調製する。 一方、L−ヒスチジル−L−プロリンアミ
ド・2臭化水素酸塩5.2gをジメチルホルムア
ミド20mlに溶解し、0℃にてトリエチルアミン
2.54gを加える。生じた結晶をろ去し、得られ
たろ液を上記で調製した活性エステル溶液に加
え、0℃で4時間攪拌した後、更に、10℃で3
日間攪拌する。析出物をろ去した後、ろ液を減
圧下で濃縮する。残査をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(溶媒;n−ブタノール:酢酸
エチル:水:酢酸=1:1:1:1)に供し、
パウリ反応陽性画分を集め、溶媒を留去する。
残査を陽イオン交換樹脂(Dowex 50WX8,
H+型、200〜400メツシユ、50ml)のカラムに
供し、カラムを水洗した後、3%アンモニア水
で溶出させる。目的物質を含む溶出液から溶媒
を留去し、残査を水に溶解し、該水溶液を
CHP−20Pカラム(2.6 X 28cm、溶媒;水)
に供して精製し、凍結乾燥することによりN〓
−〔(R)−3−オキソ−3,4,5,6−テト
ラヒドロ−2H−1,2,4−チアジアジン−
1,1−ジオキサイド−5−カルボニル〕−L
−ヒスチジル−L−プロリンアミド・3/2H2O
2.51gを得る。 収率:52% 〔α〕19 D−64.2°(C=0.5、H2O) 実施例 2 (RS)−3−オキソ−3,4,5,6−テトラ
ヒドロ−2H−1,2,4−チアジアジン−1,
1−ジオキサイド−5−カルボン酸{ジヤーナ
ル・オブ・ザ・メデイシナル・ケミストリー〔J.
Med.Chem.,27,228(1984)〕}2.21g及びN−ヒ
ドロキシコハク酸イミド1.58gをじメチルホルム
アミド40mlに溶解し、該溶液にジシクロヘキシル
カルボジイミド2.83gを攪拌下、0℃にて加え、
活性エステルを調製する。 一方、L−ヒスチジル−L−プロリンアミド・
2臭化水素酸塩4.78gをジメチルホルムアミド40
mlに溶解し、該溶液に0℃にてトリエチルアミン
2.34gを加え、同温で30分間攪拌する。該混合物
より不溶物をろ去後、ろ液を上記で調製した活性
エステル溶液に加える。該混合物を0℃で4時
間、更に10℃で24時間攪拌する。生じた不溶物を
ろ去後、ろ液から溶媒を減圧下で留去する。残査
に水30mlを加え、不溶物をろ去後、ろ液をCHP
−20P樹脂カラム(2.6 X 28cm、溶媒;水)に
供して精製する。パウリ反応陽性画分を集め、凍
結乾燥する。得られた粉末をシリカゲルカラムク
ロマトグラフイー(溶媒;n−ブタノール:酢
酸:酢酸エチル:水=1:1:1:1)にて精製
する。溶出液を再びCHP−20P樹脂カラム(2.6
X 28cm、溶媒;水)に供し、パウリ反応陽性の
画分を集め、凍結乾燥することにより、N〓−
〔(RS)−3−オキソ−3,4,5,6−テトラヒ
ドロ−2H−1,2,4−チアジアジン−1,1
−ジオキサイド−5−カルボニル〕−L−ヒスチ
ジル−L−プロリンアミド・H2O1.35gを粉末と
して得る。 〔α〕24 D−64.8°(C=0.5、H2O) Mass(m/e):427(M+) IRνnujoL nax(cm-1):1620−1640 NMR(DMSO−d6,δ):1.7〜2.2(m,4H) 2.8〜3.8(m,6H) 4.1〜4.4(m,2H) 4.5〜4.9(m,1H) 8.00(S,1H)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 で示される化合物又はその塩。
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