JPH0570467A - アミノ酸置換チアゼトキノリン−3−カルボン酸誘導体 - Google Patents

アミノ酸置換チアゼトキノリン−3−カルボン酸誘導体

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JPH0570467A
JPH0570467A JP3258731A JP25873191A JPH0570467A JP H0570467 A JPH0570467 A JP H0570467A JP 3258731 A JP3258731 A JP 3258731A JP 25873191 A JP25873191 A JP 25873191A JP H0570467 A JPH0570467 A JP H0570467A
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JP
Japan
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acid
hydrogen atom
carboxylic acid
general formula
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JP3258731A
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Yasuo Ito
安夫 伊藤
Hideo Kato
日出男 加藤
Shingo Yasuda
信吾 安田
Toshihiko Yoshida
敏彦 吉田
Yoichi Yamamoto
陽一 山本
Masayuki Ueshima
雅之 上嶋
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Abbott Japan Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】次の一般式 【化1】 (式中、R1 は水素原子又は低級アルキル基を、R2
水素原子又は低級アルキル基を、R3 は水素原子又はア
ミノ保護基を、Xは水素原子又はハロゲン原子を表
す)。で示されるチアゼトキノリン−3−カルボン酸誘
導体及びその薬理学的に許容しうる塩。 【効果】本発明化合物は抗菌作用,抗腫瘍作用及び抗エ
イズウィルス作用を有し、抗菌剤,抗腫瘍剤及びエイズ
治療剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた抗菌作用,抗腫瘍
作用及び抗エイズウィルス作用を有し、抗菌剤,抗腫瘍
剤及びエイズ治療剤として有用である新規なチアゼトキ
ノリン−3−カルボン酸誘導体及びその薬理学的に許容
しうる塩に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わる、チアゼトキノリン環の
3位側鎖にアミノ酸残基を有する化合物はこれまで全く
知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ピリドンカルボン酸系
合成抗菌剤は、ノルフロキサシンの発見以来、画期的な
進歩を遂げ、その適応症が尿路感染症にとどまらず多種
の感染症に拡大されるに至り、数多くのピリドンカルボ
ン酸系合成抗菌剤が臨床に供されるようになった。
【0004】しかしながら、近年臨床の場では、これら
薬剤に対して非感受性菌が増加しつつあり、しかもある
種の抗炎症剤との併用により痙攣を誘発する化合物も知
られてきている。又、ピリドンカルボン酸系合成抗菌剤
の中には、吸収率の低さの為に、強いin vitro抗菌力を
持つにもかかわらず、期待された程のin vivo 抗菌力あ
るいは臨床効果を示さない化合物も認められる。
【0005】これらのことから、既存の合成抗菌剤が完
成された薬物であるとは言い難く、臨床から単離された
非感受性菌に効力を有し、安全性も高くかつ優れたin v
ivo抗菌力を有する合成抗菌剤の開発が強く望まれてい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の事
情を鑑み鋭意研究した結果、本発明に係わる新規なチア
ゼトキノリン−3−カルボン酸誘導体がこれらの課題を
解決した優れた化合物であることを見い出した。さら
に、これら化合物は優れた抗腫瘍活性及び抗エイズウィ
ルス活性を有することをも見い出し、本発明を完成させ
た。
【0007】即ち、本発明は次の一般式(I)
【化2】 (式中、R1 は水素原子又は低級アルキル基を、R2
水素原子又は低級アルキル基を、R3 は水素原子又はア
ミノ保護基を、Xは水素原子又はハロゲン原子を表
す。)で示される新規なチアゼトキノリン−3−カルボ
ン酸誘導体及びその薬理学的に許容しうる塩に関するも
のである。
【0008】本発明の前記一般式(I)中、R1 で示さ
れる低級アルキル基としては、たとえば、代表的なα−
アミノ酸として知られるアラニン,バリン,ノルバリ
ン,ロイシン,イソロイシン等のD-,L-,DL- 体の側鎖が
挙げられる。
【0009】また、R2 で示される低級アルキル基とし
ては、たとえば、メチル基,エチル基,n-プロピル基,
イソプロピル基,n-ブチル基,イソブチル基,sec-ブチ
ル基,tert- ブチル基等が挙げられ、R3 で示されるア
ミノ保護基としては、ウレタン型保護基あるいはアシル
型保護基等が挙げられる。ウレタン型保護基としては、
たとえば、ベンジルオキシカルボニル基,p-メトキシベ
ンジルオキシカルボニル基,p-クロロベンジルオキシカ
ルボニル基,3,5−ジメトキシ−α,α−ジメチルベ
ンジルオキシカルボニル基等の置換ベンジルオキシカル
ボニル基,イソプロピルオキシカルボニル基,tert- ブ
トキシカルボニル基,tert- アミルオキシカルボニル基
等のアルキルオキシカルボニル基,イソボルニルオキシ
カルボニル基,2−(p-ビフェニル)イソプロピルオキ
シカルボニル基,9−フルオレニルメチルオキシカルボ
ニル基,メチルスルホニルエチルオキシカルボニル基,
イソニコチニルオキシカルボニル基,2,2,2−トリ
クロロエチルオキシカルボニル基,2−(トリメチルシ
リル)エトキシカルボニル基等が挙げられ、アシル型保
護基としては、たとえば、アセチル基,トリフルオロア
セチル基,フェニルアセチル基,ベンゾイル基,ホルミ
ル基,フタロイル基,p-トルエンスルホニル基,ジフェ
ニルホスフィニル基等が挙げられ、Xで示されるハロゲ
ン原子としては、たとえば、フッ素原子,塩素原子,臭
素原子,ヨウ素原子等が挙げられる。
【0010】本発明の前記一般式(I)で示される化合
物は、所望に応じて薬理学的に許容しうる塩に変換する
ことも、又は生成した塩から塩基又は酸を遊離させるこ
ともできる。
【0011】本発明の前記一般式(I)で示される化合
物の薬理学的に許容しうる塩としては、酸付加塩又はア
ルカリ付加塩が挙げられ、酸付加塩としては、たとえ
ば、塩酸,臭化水素酸,ヨウ化水素酸,硝酸,硫酸,燐
酸等の鉱酸塩、あるいは、酢酸,マレイン酸,フマル
酸,クエン酸,シュウ酸,リンゴ酸,メタンスルホン
酸,p-トルエンスルホン酸,マンデル酸,10- カンファ
ースルホン酸,酒石酸等の有機酸塩が、アルカリ付加塩
としては、たとえば、ナトリウム,カリウム,カルシウ
ム,銀,亜鉛,鉛,アンモニウム等の無機アルカリ塩、
あるいは、エタノールアミン,N,N−ジアルキルエタ
ノールアミン等の有機塩基の塩等が挙げられる。
【0012】本発明の前記一般式(I)で示される化合
物は、複数個の不斉炭素原子を有しており、エナンチオ
マーあるいはジアステレオマーの関係にあるいくつかの
立体異性体が存在し得るが、本発明にはこれら異性体及
びその混合物も包含される。
【0013】本発明の前記一般式(I)で示される新規
なチアゼトキノリン−3−カルボン酸誘導体は種々の方
法により製造することができる。
【0014】本発明に係る化合物の製造方法の第一の様
式によれば、前記一般式(I)で示される化合物は、次
の一般式(II)
【化3】 (式中、Xは前述と同意義を表し、R4 はアミノ保護基
を表す。)で示される化合物に、溶媒中塩基の存在下、
酸クロリドあるいはアルキルクロロホルメートを作用さ
せて混合酸無水物とした後、この混合酸無水物を含む反
応液を、次の一般式(III)
【化4】 (式中、R1 及びR2 は前述と同意義を表す。)で示さ
れるアミノ酸に作用させ、次いで必要に応じて脱保護あ
るいは加水分解することにより製造することができる。
【0015】本製造方法において、前記一般式(II)で示
される化合物と前記一般式(III) で示されるアミノ酸と
の反応に使用される酸クロリドあるいはアルキルクロロ
ホルメートとしては、たとえば、ピバロイルクロリド,
イソバレリルクロリド,エチルクロロホルメート,イソ
ブチルクロロホルメート等が挙げられ、使用される溶媒
としては、たとえば、無水テトラヒドロフラン,ジオキ
サン,N,N−ジメチルホルムアミド,酢酸エチル,ク
ロロホルム,塩化メチレン,四塩化炭素あるいはこれら
の混合溶媒等が挙げらる。又、使用される塩基として
は、トリエチルアミン,1,8−ジアザビシクロ〔5,
4,0〕−7−ウンデセン,N−メチルモルホリン,炭
酸水素ナトリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム等が
挙げられ、反応は−20℃から室温までの温度範囲で行
われる。
【0016】又、脱保護は、ペプチド合成の際一般的に
用いられている方法等により行うことができるが、たと
えば、保護基がイソプロピルオキシカルボニル基,tert
- ブトキシカルボニル基,tert- アミルオキシカルボニ
ル基等のアルキルオキシカルボニル基の場合には、無溶
媒あるいは溶媒中、カチオンスカベンジャーの存在下あ
るいは非存在下、酸と処理することにより行うことがで
きる。
【0017】本脱保護反応において使用される溶媒とし
ては、たとえば、酢酸,酢酸エチル,ジオキサン,水あ
るいはこれらの混合溶媒等が挙げられ、カチオンスカベ
ンジャーとしては、たとえば、アニソール,チオアニソ
ール等が挙げられ、酸としては、たとえば、塩酸,臭化
水素酸,トリフルオロ酢酸等が挙げられ、反応は氷冷下
から室温までの温度範囲で行われる。
【0018】又、加水分解はそれ自体公知の方法で、酸
又はアルカリを用いて行われ、酸性加水分解には塩酸,
硫酸等の酸を、アルカリ性加水分解には水酸化ナトリウ
ム,水酸化カリウム等のアルカリを用い、これら酸又は
アルカリは水溶液、もしくは、メタノール,エタノー
ル,n-ブタノール,sec-ブタノール,tert- ブタノール
等の溶液、あるいは含水有機溶媒による溶液として反応
に用いることができ、反応は室温から溶媒の加熱還流温
度下において行われる。
【0019】本製造方法において出発原料となった前記
一般式(II)で示される化合物は、特開昭63−1079
90号,ヨーロッパ特許公開393538号等に開示さ
れている公知の化合物にアミノ基保護試薬を作用させる
ことにより得ることができる。尚、その製造方法の詳細
を参考例として記載した。
【0020】本発明に係る化合物の製造方法の第二の様
式によれば、次の一般式(IV)
【化5】 (式中、R1,R2 及びXは前述と同意義を表し、Yはハ
ロゲン原子を表す。)で示される7−ハロゲノチアゼト
キノリン−3−カルボン酸誘導体と次の一般式(V)
【化6】 (式中、R3 は前述と同意義を表す。)で示される化合
物とを、溶媒中、塩基の存在下又は非存在下で反応さ
せ、次いで必要に応じて脱保護あるいは加水分解するこ
とにより製造することができる。
【0021】本製造方法において、前記一般式(IV)で示
される化合物と前記一般式(V)で示される化合物との
反応に使用される溶媒としては、反応を阻害しない限り
いかなるものでもよく、たとえば、メタノール,エタノ
ール,n-プロパノール,イソプロパノール,n-ブタノー
ル等のアルコール系溶媒、アセトニトリル,N,N−ジ
メチルホルムアミド,N−メチル−2−ピロリドン,ジ
メチルスルホキシド,ヘキサメチルフォスホリックトリ
アミド等の非プロトン性極性溶媒、ベンゼン,トルエン
等の芳香族炭化水素系溶媒、ピリジン,ピコリン,ルチ
ジン,コリジン等の有機塩基あるいはこれらの混合溶媒
等が挙げられ、使用される塩基としては、たとえば、ト
リエチルアミン,1,8−ジアザビシクロ〔5,4,
0〕−7−ウンデセン,N−メチルモルホリン,炭酸水
素ナトリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム等が挙げ
られ、反応は氷冷下から溶媒の還流温度までの範囲で行
われる。尚、脱保護あるいは加水分解の方法は前述のと
おりである。
【0022】この様にして製造される前記一般式(I)
で示される新規なチアゼトキノリン−3−カルボン酸誘
導体、及びその薬理学的に許容しうる塩を有効成分とす
る医薬は、通常、カプセル剤,錠剤,細粒剤,顆粒剤,
散剤,シロップ剤等の経口投与剤、あるいは注射剤,坐
剤,点眼剤,眼軟膏,点耳剤又は外皮用剤として投与さ
れる。これらの製剤は、薬理学的,製剤学的に許容しう
る添加物を加え、常法により製造できる。すなわち経口
剤および坐剤にあっては、賦形剤(乳糖,D-マンニトー
ル,トウモロコシデンプン,結晶セルロース等),崩壊
剤(カルボキシメチルセルロース,カルボキシメチルセ
ルロースカルシウム等),結合剤(ヒドロキシプロピル
セルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,ポ
リビニルピロリドン等),滑沢剤(ステアリン酸マグネ
シウム,タルク等),コーティング剤(ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース,白糖,酸化チタン等),基剤
(ポリエチレングリコール,ハードファット等)等の製
剤用成分が、注射剤あるいは点眼,点耳剤にあっては水
性あるいは用時溶解型剤型を構成しうる溶解剤ないし溶
解補助剤(注射用蒸留水,生理食塩水,プロピレングリ
コール等),pH調節剤(無機又は有機の酸あるいは塩
基),等張化剤(食塩,ブドウ糖,グリセリン等),安
定化剤等の製剤成分が、又、眼軟膏剤,外皮用剤にあっ
ては、軟膏剤,クリーム剤,貼付剤として適切な製剤成
分(白色ワセリン,マクロゴール,グリセリン,綿布
等)が使用される。
【0023】本剤の治療患者への投与量は、患者の症状
にもよるが、通常成人の場合、一日量として、経口投与
で10〜1000mg程度、非経口投与で1〜500mg程
度である。
【0024】
【実施例】以下、本発明を参考例及び実施例によって説
明するが、本発明はこれらの例の特定の細部に限定され
るものではない。
【0025】参考例1 (1S,3’S)−7−〔3−〔(N−tert- ブトキシ
カルボニル)アミノ〕−1−ピロリジニル〕−6−フル
オロ−1−メチル−4−オキソ−1H,4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 (1S,3’S)−7−(3−アミノ−1−ピロリジニ
ル)−6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1H,
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸20.0gをN,N−ジメチルホルムアミ
ド320mlに懸濁させ、氷冷攪拌下トリエチルアミン1
2.0ml,二炭酸ジ−tert- ブチル18.7gを加え
た。室温攪拌1時間後、N,N−ジメチルホルムアミド
200mlを追加し、さらに、1時間室温で攪拌した。不
溶物を濾去後、氷冷攪拌下、濾液に10%クエン酸水溶
液及び水を加えてpH4とし、析出した結晶を濾取した。
この結晶を水,エタノール及びジエチルエーテルで順次
洗浄して、粗結晶22.9gを得た。この粗結晶をN,
N−ジメチルホルムアミドとメタノールの混液から再結
晶し、融点244〜247℃(分解)の淡褐色結晶を得
た。 元素分析値 C2124FN3 5 S・H2 O 理論値 C, 53.95; H, 5.61; N, 8.99 実験値 C, 54.01; H, 5.41; N, 8.98 比旋光度〔α〕20 D -107.4 °(c=0.1,DMF)
【0026】実施例1 (1S,3’S)−N−〔7−〔3−〔(N−tert- ブ
トキシカルボニル)アミノ〕−1−ピロリジニル〕−6
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1H,4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボニル〕グリシンtert- ブチルエステル (1S,3’S)−7−〔3−〔(N−tert- ブトキシ
カルボニル)アミノ〕−1−ピロリジニル〕−6−フル
オロ−1−メチル−4−オキソ−1H,4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸
6.00gのN,N−ジメチルホルムアミド100ml懸
濁液中に、室温攪拌下トリエチルアミン2.79ml,ク
ロロ炭酸エチル1.92mlを加え1.5時間攪拌した。
さらに、あらかじめN,N−ジメチルホルムアミド60
mlにグリシン tert- ブチルエステル・塩酸塩3.36
g及び1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕−7−ウ
ンデセン3.05gを加えて、1.5時間室温で攪拌し
た溶液を加え、室温で6時間攪拌した後、1晩放置し
た。沈殿物を濾去し、濾液に氷冷攪拌下5%クエン酸水
溶液及び水を加えてpH4とし、析出した結晶を濾取後,
水洗した。結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(塩化メチレン:メタノール=100:1)で処理した
後、エーテルで洗浄し、無色結晶5.80gを得た。エ
タノールから再結晶し、融点206〜208℃の無色結
晶を得た。 元素分析値 C2735FN4 6 S・3/4H2 O 理論値 C, 56.28; H, 6.39; N, 9.72 実験値 C, 56.31; H, 6.13; N, 9.64 比旋光度〔α〕20 D -135.8 °(c=0.1,MeOH)
【0027】実施例1と同様にして実施例2の化合物を
得た。
【0028】実施例2 (1S,3’S)−N−〔7−〔3−〔(N−tert- ブ
トキシカルボニル)アミノ〕−1−ピロリジニル〕−6
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1H,4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボニル〕−L-アラニン tert- ブチルエステル 性状 無色針状晶 (EtOH) 融点 179〜181℃ 元素分析値 C2837FN4 6 S・1/2H2 O 理論値 C, 57.42; H, 6.54; N, 9.57 実験値 C, 57.50; H, 6.35; N, 9.26 比旋光度〔α〕20 D -93.5°(c=0.1,MeOH)
【0029】実施例3 (1S,3’S)−N−〔7−(3−アミノ−1−ピロ
リジニル)−6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−
1H,4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボニル〕グリシン・塩酸塩 (1S,3’S)−N−〔7−〔3−〔(N−tert- ブ
トキシカルボニル)アミノ〕−1−ピロリジニル〕−6
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1H,4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボニル〕グリシンtert- ブチルエステル2.00gに8
N塩酸−1,4−ジオキサン溶液15mlを加え、室温で
攪拌した。30分後、反応混合物にエーテルを加えて、
析出結晶を濾取した。得られた結晶をエーテルで洗浄し
て、黄色液体1.64gを得た。アセトンと水の混液か
ら再結晶して、融点300℃以上の淡黄色結晶を得た。 元素分析値 C1819FN4 4 S・HCl・2H2 O 理論値 C, 45.14; H, 5.05; N, 11.70 実験値 C, 45.42; H, 4.73; N, 11.58 比旋光度〔α〕20 D -104.6 °(c=0.1,H2O)
【0030】実施例3と同様にして実施例4の化合物を
得た。
【0031】実施例4 (1S,3’S)−N−〔7−(3−アミノ−1−ピロ
リジニル)−6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−
1H,4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボニル〕−L-アラニン・塩酸塩 性状 淡黄色結晶 (H2O-Acetone) 融点 >300℃ 元素分析値 C1921FN4 4 S・HCl・2H2 O 理論値 C, 46.29; H, 5.32; N, 11.37 実験値 C, 46.38; H, 5.07; N, 11.27 比旋光度〔α〕20 D -72.9°(c=0.1,H2O)
【0032】
【発明の効果】この様にして製造される前記一般式
(I)で示される新規なチアゼトキノリン−3−カルボ
ン酸誘導体及びその薬理学的に許容しうる塩は、優れた
抗菌作用を有し、また抗腫瘍作用及び抗エイズウィルス
作用を持つことから医薬として極めて有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 221:00 285:00) (72)発明者 上嶋 雅之 福井県武生市三ツ俣町16−2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の一般式 【化1】 (式中、R1 は水素原子又は低級アルキル基を、R2
    水素原子又は低級アルキル基を、R3 は水素原子又はア
    ミノ保護基を、Xは水素原子又はハロゲン原子を表
    す。)で示されるチアゼトキノリン−3−カルボン酸誘
    導体及びその薬理学的に許容しうる塩。
JP3258731A 1991-09-11 1991-09-11 アミノ酸置換チアゼトキノリン−3−カルボン酸誘導体 Pending JPH0570467A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011031745A1 (en) 2009-09-09 2011-03-17 Achaogen, Inc. Antibacterial fluoroquinolone analogs

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WO2011031745A1 (en) 2009-09-09 2011-03-17 Achaogen, Inc. Antibacterial fluoroquinolone analogs

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