JPH0565101U - コムライン型誘電体フィルタ - Google Patents
コムライン型誘電体フィルタInfo
- Publication number
- JPH0565101U JPH0565101U JP1328792U JP1328792U JPH0565101U JP H0565101 U JPH0565101 U JP H0565101U JP 1328792 U JP1328792 U JP 1328792U JP 1328792 U JP1328792 U JP 1328792U JP H0565101 U JPH0565101 U JP H0565101U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonance
- stubs
- stub
- dielectric substrate
- ground conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘電体フィルタの小型化を図る。
【構成】 誘電体基板11の裏面に接地導体12を形成
し、表面には複数の共振スタブ13を間隔をおいて並設
する。各共振スタブ13の一端は短絡導体14を介して
接地導体12に接続し、他端は開放端とする。隣接する
一対の共振スタブ13,13の間に、接地導体に接続し
たシールド線路パタン21を形成する。
し、表面には複数の共振スタブ13を間隔をおいて並設
する。各共振スタブ13の一端は短絡導体14を介して
接地導体12に接続し、他端は開放端とする。隣接する
一対の共振スタブ13,13の間に、接地導体に接続し
たシールド線路パタン21を形成する。
Description
【0001】
本考案は、一般にマイクロ波領域等の高周波領域で使用される誘電体フィルタ に関し、特にバンドパスフィルタとして狭帯域化を図る場合にも、デバイスとし てのフィルタ形状を小型に留めるための改良に関する。
【0002】
この種の誘電体フィルタとして、比較的小型なものに、図6に示されるような マイクロストリップ線路パタンを利用したコムライン型誘電体フィルタ10があ る。 これ自体は周知のため、簡単に説明するが、まず、適当なる誘電率の誘電体基 板11があり、この表裏両主面の中、この場合裏面には、図6(A) 中、A−A線 に沿う断面図である図6(B) に良く示されているように、接地導体12が設けら れ、一方、表面には、面内で互いに直交するx,yの二方向の中、それぞれx方 向には長さL1 を持ち、y方向には互いに間隔SK をおいて平行に形成されたマ イクロストリップ線路パタンによる共振スタブ13がある。図示されているもの は三段のバンドパスフィルタ構成例を示しており、この共振スタブ13は全部で 三本あるが、各共振スタブ13の一端は誘電体基板11の一側面の上に形成され た短絡導体14を介し、裏面側の接地導体12に電気的に接続されている。 なお、接地導体12やマイクロストリップ線路パタンによる共振スタブ13、 そして短絡導体14等は、一般に銀等の適当なる導電性物質を例えばメッキ、厚 膜形成技術等、適当なる公知技術により誘電体基板11上に付着させることで形 成されるが、ここで、本書添付の全図面を通じての約束事として、こうした導電 性物質の付着部分には便宜的に鏡面記号を付し(見た目には粗面に見えるような ものの場合にも)、誘電体基板11の材料が露出している部分(絶縁面部分)に は細かなドット模様を付すものとする。
【0003】 しかるに、各共振スタブ13は、原理的に短絡導体14により一端が短絡され た分布定数線路であるから、その長さL1 を使用周波数の管内波長λg の1/4 に選ぶと、それぞれは実質的にキャパシタとインダクタとのLC並列共振回路と 等価となり、適当なる間隔SK をおいて隣接する共振スタブ13,13間は、集 中定数等価回路的に考えると容量結合と誘導結合の両者により結合された関係と なる。したがって、並設方向で外側に位置する一対の共振スタブ13,13に対 し、容量CO を介して外部回路に接続を採れば、二端子バンドパスフィルタを構 成することができる。
【0004】 このような誘電体フィルタ10において接地導体12と共振スタブ13の間に そもそも誘電体基板11を用いるのは、使用周波数の自由空間波長λに対し、管 内波長λg を当該誘電体基板11の誘電率εr の平方根分の一にまで縮めること により、結果として共振スタブ13の長さL1 を低減し、デバイスとしての完成 寸法を小型化するためである。したがって原則としては、直列抵抗分等による損 失を特に考えなければ、誘電率εr の高い誘電体媒質ほど、誘電体基板11とし て好ましいと言うことができる。通常は適当なるセラミックスが用いられ、その ため、誘電体基板11はセラミックブロックと呼ばれることもある。
【0005】 こうしたデバイス構造によれば、確かに、他の公知の同軸型バンドパスフィル タ等に比し、随分と小型なバンドパスフィルタを得ることができるが、従来にお いてもさらに、図7に示されるような構造によって、各共振スタブ13の長さを 縮めることにより、図6に示されているコムライン型誘電体バンドパスフィルタ のデバイス構造におけるx方向寸法X1 を縮める工夫が成されていた。 すなわち、各共振スタブ13の開放端にはx方向に僅かな空隙St を介して導 体面16が臨むようにし、当該導体面16が第二の短絡導体15を介して接地導 体12に接続する。このようにすると、空隙St の寸法を適選することにより、 図7(B) に示されているように、各共振スタブ13の先端を同調周波数調整用容 量Ct によって接地導体12に接続した回路を得ることができるため、各共振ス タブ13の長さL2 をより低い周波数に共振を採る寸法に設定しても、換言すれ ば使用周波数の四分の一管内波長(λg /4)より短くしても、当該使用周波数 に対するバンドパスフィルタを構成することができる。その結果、図6における バンドパスフィルタデバイスのx方向寸法をX1 とするなら、図7におけるバン ドパスフィルタデバイスのx方向寸法X2 はX2 <X1 となり、より小型な構造 を得ることができる。なお、図7(B) は、図6(B) と図6(A) との関係と同様、 図7(A) における三本の共振スタブ13の中、どれか一つの共振スタブ13の所 でその長さ方向に沿って採った縦断面図である。
【0006】
上記のように、従来からも、マイクロストリップ線路を利用したコムライン型 誘電体フィルタ10は、他の構造原理に従うバンドパスフィルタデバイスに比せ ば十分に小型なデバイスであったし、図6と図7の関係に示されるように、二次 元面内方向の寸法も、共振スタブ13の長さ方向に沿う寸法に関しては、より小 型化するための工夫が成されていた。 しかし、問題なのは、共振スタブ13の長さ方向(x方向)と直交するy方向 寸法である。明らかなように、図7に示された同調周波数調整用の容量Ct を持 つ構造においても、y方向寸法には変化がなく、図6に示されるデバイス構造の 当該y方向寸法Y1 に対し、図7に示されるデバイス構造のy方向寸法Y2 は同 じ寸法であった(Y1 =Y2 )。 そこで、このy方向寸法に鑑みるに、これは隣接する共振スタブ13,13間 の間隔SK により決定され、この間隔SK はまた、隣接する共振スタブ間に要求 される結合係数Kによって決定される(間隔SK は中心間隔、すなわちピッチで あっても良い)。したがって、狭帯域のバンドパスフィルタ特性を得ようとする と、結合は疎にする必要があるため、共振スタブ間の間隔SK が大きくならざる を得ず、デバイス構造を小型化する方向とは相反する結果になっていた。 本考案は、まさしくこの点の改良を図ったもので、狭帯域のバンドパスフィル タ特性を必要とする場合にも、共振スタブ間隔をできるだけ狭く留めることがで き、y方向寸法も小型に留め得る構成を提供せんとして成されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案においては、上述の目的を達成するため、コムライン型誘電体フィルタ を構成する複数の共振スタブにあって互いに隣接する一対の共振スタブの間の部 分の誘電体基板表面上に、接地導体に対し電気的に接続されたシールド線路パタ ンを形成する。
【0008】
図1には、本考案の基本的な実施例が示されているが、これは、比較対照を容 易にする意味から、図7に示された従来の三段バンドパスフィルタ10に対する 改良例として構成されている。したがって、従来構成と同様で良い部分から説明 し、かつ、同様で良い構成要素には当該従来例で用いた符号と同じ符号を採用す るが、セラミックスに代表される適当なる誘電体基板11の一主面、この場合裏 面には接地導体12が形成され、対向主面、この場合表面にはそれぞれ長さL3 の共振スタブ13がこの場合三本、互いに間隔SKOをおいて平行に並設されてい る。 各共振スタブ13の一端はそれぞれ誘電体基板11の一側面に形成された短絡 導体14を介して裏面接地導体12に接続され、開放端には空隙St を介し、同 調容量形成用の導体面16が臨んでいる。当該導体面16はまた、上記の一側面 に対向する第二の側面に形成された短絡導体15を介し、接地導体12に接続さ れ、これにより、空隙St の寸法に応じた同調周波数調整用の容量Ct(図7(B) 参照:図1には示さず)が形成されている。
【0009】 これがあれば、ない場合に比し、共振スタブ13の長さL3 が低減できること は先に説明した通りである。念のため繰り返せば、対象とする使用周波数の管内 波長をλg としたとき、各共振スタブ13の長さL3 は、図7に示された従来例 の長さL2 と同様に、L3 <λg /4とすることができる。ただし、本考案の目 的からして明らかなように、本考案は専らy方向デバイス寸法の低減に興味があ るので、あらかじめ述べておけば、上記のような同調容量Ct を有さない、図6 に示されるような基本構造に即したバンドパスフィルタに対する改良としても本 考案は適用することができ、その場合には当然、導電面16や、これを接地導体 12に対して短絡するための短絡導体15は不要となる。この点は、以下述べる 本考案の他の実施例においても同様である。
【0010】 並設されている三本の共振スタブ13の中、並設方向で最も外側に位置する一 対の共振スタブ13,13のさらに外側側縁には、誘電体基板表面上に形成され た導電面パタンによる入出力端子22,22が形成され、この入出力端子22, 22と各対応する共振スタブ13,13との間に狭い空隙SO ,SO が置かれる ことにより、入出力結合容量(図6中の容量CO に相当)が形成されている。も ちろん、可逆定理により、これら一対の入出力端子22,22の中、いずれを入 力端子とし、他方を出力端子とするかは任意である。
【0011】 しかるに、図1に示される誘電体フィルタ20では、本考案を適用した結果と して、特徴的なことに、隣接する共振スタブ13,13の間に、それぞれシール ド線路パタン21,21が形成されている。図示の場合、三段構成のバンドパス フィルタが例示されているので、隣接する共振スタブ対は二つであり、したがっ てシールド線路パタン21も二本となっているが、このシールド線路パタン21 は、共振スタブ13と平行に伸び、その両端で一対の短絡導体14,15を介し て接地導体12に接続している。
【0012】 このようにすると、隣接するLC並列共振回路(共振スタブ)間の結合は疎に することができ、換言すれば、隣接する共振スタブ間の間隔SKOを大きく広げる ことなく、バンドパスフィルタの狭帯域化を図ることができる。
【0013】 例えば、図7に示される従来の構成原理に従って構成された二段のバンドパス フィルタと、本考案に従い共振スタブ間にシールド線路パタン21を有する二段 のバンドパスフィルタとを比較のためにシミュレーションを行った所、中心周波 数をfO ,バンド幅をΔfとし、結合特性KをK=Δf/fO (%)で表すと、 図7に示される従来構成では、共振スタブ間隔SK が6mmの場合、中心周波数が 1.17GHzのとき、Kは5.7%もあり、共振スタブ間隔SK を20ミリに まで広げて始めて、0.87%と、どうにか1%を割る結果が得られた。 これに対し、本考案に従い、シールド線路パタンを有するものでは、共振スタ ブ間隔SKOが6ミリであっても、K=0.67%という、極めて狭帯域なバンド パス特性が得られた。したがって、同一の帯域で良ければ共振スタブ間隔SKOは 従来例に比し約三分の一以下にまで縮めることができ、デバイスとして完成した 後のy方向寸法Y3 の低減効果は大変に大きくなる。
【0014】 以下では本考案の実施例における各種の改変例等を含めて説明するが、上記の 説明や本考案により得られた効果は、以降においてもそのまま適用することがで きる。また、符号についても、どの実施例でも共通する構成要素には同一の符号 を付し、特に各実施例ごとに適用不能なことを明記しない限り、どれかの実施例 において各構成要素につき説明した内容は、他の実施例においてもそのまま適用 することができる。
【0015】 まず、入出力端子22,22についてであるが、当該各端子とそれらに対応す る共振スタブ13,13間の結合容量に関し、ある程度以上に大きな容量値を必 要とする場合には、図2(A) に示されているように、チップコンデンサ23を外 付けしても良いし、別途なコンデンサ部品を排斥したければ、図2(B) に示され ているように、入出力端子を形成する導電面22と、対応する共振スタブ側縁部 とに、互いに入れ子に密に隣接し合う櫛型のパタン部分を形成し、容量値を稼い でも良い。なお、図1の場合、入出力端子22,22は、対応する各共振スタブ 13,13の長さ方向途中の部分に結合する位置に設けられているが、これは開 放端近傍部分に結合するようにも変更できるし、もっと根本の短絡端に近い部分 に結合するように変更することもできる。それらは入出力時定数に関しての設計 的な事項である。
【0016】 また、明らかなように、図2に示されるこうした各手法は、各共振スタブ13 の長さの低減のため、その開放端と接地導体12との間に同調用の容量Ct を形 成するに際しても適用することができる。つまり、図1に示される実施例に即し て言えば、各共振スタブ13の開放端と、臨向する導電面16との空隙部分St を渡し越すようにチップコンデンサを設けても良いし、単なる平行空隙St に代 え、図2(B) に示されるような櫛型パタンによって容量を増した構造を設けても 良い。
【0017】 もちろん、導電面16は、図示の場合、各共振スタブ13に臨向する部分でそ れら共振スタブに向かうように突出したパタンとなっているが、そうなっている 必要は必ずしもなく、誘電体基板11の表面上にあって共振スタブの開放端に対 向する側縁に沿い、所定の一定幅の帯状面として構成されていて良い。
【0018】 さらに言うなら、短絡導体14,15を省略したに等しい構造も提案すること ができる。すなわち、本考案は上述の通り、共振スタブ13の並設方向に沿うデ バイス寸法Y3 の低減に主たる効果があるが、図1中、仮想線B,Bであたかも 導電パタンを折り曲げたかのようにして、図3に示される構造を構築すると、x 方向の寸法も大いに低減することができる。 これにつき説明するに、図3に示される本考案誘電体フィルタ20では、各共 振スタブ13は、誘電体基板11の主面に直交し、互いには対向する一対の側面 に跨がって形成されている。つまり、図3(A) に示されているように、裏面短絡 導体12に接する側面の下縁から伸び出した共振スタブ13は、当該側縁の上縁 にまで至って誘電体基板表面上に折れ曲がり、対向側面に至った後、反対側面側 から見た図3(B) に示されているように、その側面の上縁から下に折れ曲がって 当該対向側面の高さ方向途中で終わり、開放端を形成している。したがって、必 要に応じ、共振スタブの長さを低減するために同調用の容量を形成するための導 電面16を設ける場合にも、当該導電面16はこの対向側面上に設けられる。 当然、本考案により追加されるシールド線路パタン21も、一方の側面の下縁 にあって裏面接地導体12に接する所から伸び始め、当該側面から誘電体基板表 面を経由し、対向側面を経て当該対向側面の下縁に至り、再び裏面接地導体12 に接するようにパタン化されている。
【0019】 このようなパタンとすると、明らかなように、そのx方向寸法X4 も、図1に 示される構造の当該寸法X3 に比し、大いに低減することができる。また、同調 容量形成用導電面16を設けるのに代え、共振スタブ13の開放端自体を接地導 体12の近くにまで伸ばして当該容量を形成できることも言うまでもない。
【0020】 図4は、基本的な上位の概念では本考案の一実施例としての誘電体フィルタで はあるが、応用装置の一種として機能ごとに分類すると、いわゆる分波器(ない し可逆定理により合波器)30を構成し得る実施例を示している。この場合、す でに説明したバンドパスフィルタ構造の共振スタブ13は全部で四本あり、その 全ては互いに並設関係にあるが、サフィックスa,bを付して組分けしているよ うに、第一の組aに属する手前二本の共振スタブ13a,13aの長さLaに対 し、第二の組bに属する奥二本の共振スタブ13b,13bの長さLbは異なっ ており、したがって使用周波数が異なっている。
【0021】 第一、第二の組a,bに属する共振スタブ13a.13a:13b,13bの 間には、それぞれ、本考案に従ってシールド線路パタン21a.21bが設けら れているが、さらに、各組a,bにあって相手方の組に近い方の共振スタブ同志 13a,13bの間には、共通端子形成用のマイクロストリップ線路パタン31 が形成されている。このマイクロストリップ線路パタン31は、両端開放である が、その側縁にはそれぞれの共振スタブ13a,13bに容量結合するために、 当該各共振スタブに接近する側縁部32a,32bが設けられており、さらに、 一端には同様に周波数調整用の容量を形成するため、短絡導体14を介し接地導 体12に接続した導電面16cが臨んでいる。これによる容量は、やはり当該マ イクロストリップ線路パタン31の長さを低減する効果を持つ。
【0022】 このような構造によれば、長さLaの共振スタブ13aの群から成る共振回路 に同調する第一の周波数faの信号と、長さLbの共振スタブ13bの群から成 る第二共振回路に同調する第二の周波数fb(≠fa)の信号とを共通端子31 に入力した場合、第一組の外側に位置する共振スタブ13aに容量結合した第一 の端子22aから第一の周波数faの信号のみを、また、第二組の外側に位置す る共振スタブ13aに容量結合した第二の端子22bから第二の周波数fbの信 号のみをそれぞれ取り出すことのできる分波器が得られるし、その逆に、第一端 子22aに入力した第一周波数faの信号と第二端子22bに入力した第二周波 数fbの信号とをいずれも共通端子31から取り出せる合波器を得ることができ る。もちろん、図4に示された分波器30では、各組のバンドパスフィルタ構成 がそれぞれ二段型であるが、三段以上、任意段数に変更可能であり、各組の隣接 する共振スタブ間にそれぞれ本考案に従ったシールド線路パタン21を構成すれ ば良い。
【0023】 図5は、本考案により構成される誘電体フィルタデバイスの全体をシールドす るのに適した構造例を示している。説明すると、絶縁材料製の(実際には誘電体 基板11と同一材料で良い)覆い部材40を別途に用意し、その側面と上面とに 導電物質41を形成する。その上で、共振スタブ13や、本考案によるシールド 線路パタン21を有する本考案誘電体フィルタ20の誘電体基板11の回路形成 表面上に当該覆い部材40をその下面が当接するように被せた後、本考案誘電体 フィルタ20の側面に形成されている短絡導体14に対し、例えば半田付け等に より導電物質41を電気的に接続する。この場合、覆い部材40の当接面の方に は、図示していないが、誘電体フィルタの各導電パタンを受容するパタンの凹み が形成されていて良い。また、覆い部材40を被せることにより、各入出力端子 22,22の取り出し配線作業が不能となる場合には、あらかじめ、仮想線で示 すような舌片22’,22’を形成しておけば良い。もちろん、こうした構造に よりシールドされるべき誘電体フィルタは、図5に例示の二段バンドパスフィル タに限ることなく、上述したいずれの本考案実施例デバイスであって良い。 ただ、この図5に例示の二段バンドパスフィルタでは、共振スタブ13,13 がx方向で逆方向に伸び合う場合が併示されている。これに示される通り、これ まで述べた他の実施例でも、共振スタブは、交互に、あるいは幾つかごとに、x 方向に沿い逆方向に伸びるように構成されても構わない。
【0024】
本考案によると、この種のコムライン型誘電体フィルタ技術に対し、これまで にない新たなるフィルタ構築概念を導入でき、極めて小型で簡素なものを提供す ることができる。
【図1】本考案に従って構成された第一の実施例として
の誘電体フィルタの概略構成図である。
の誘電体フィルタの概略構成図である。
【図2】図1に示される実施例構造において必要とされ
る、各容量形成部分に関しての代替例の説明図である。
る、各容量形成部分に関しての代替例の説明図である。
【図3】本考案の第二の実施例の概略構成図である。
【図4】本考案に従い、分波器として構成された一実施
例の概略構成図である。
例の概略構成図である。
【図5】本考案誘電体フィルタに対し、シールド構造を
設ける場合の説明図である。
設ける場合の説明図である。
【図6】従来提案されていた誘電体フィルタの基本的構
造例の概略構成図である。
造例の概略構成図である。
【図7】従来提案されていた誘電体フィルタであって、
共振スタブの長さ方向の寸法を低減する工夫の付与され
た構造例の概略構成図である。
共振スタブの長さ方向の寸法を低減する工夫の付与され
た構造例の概略構成図である。
11 誘電体基板, 12 接地導体, 13 共振スタブ, 14 短絡導体, 16 同調容量形成用導電面, 20 全体としての本考案誘電体フィルタ, 21 シールド線路パタン, 30 分波器または合波器, 31 共通端子形成用マイクロストリップ線路パタン, 40 覆い部材.
Claims (6)
- 【請求項1】 誘電体基板と、該誘電体基板上に形成さ
れた接地導体と、該誘電体基板上に形成され、マイクロ
ストリップ線路パタンにより構成された複数の共振スタ
ブとから成り、該各共振スタブは、その一端において上
記接地導体に対し電気的に接続すると共に、該一端から
他端開放端までの長さが使用周波数の管内波長に応じて
定められているコムライン型の誘電体フィルタであっ
て;上記誘電体基板上で、かつ、上記複数の共振スタブ
にあって互いに隣接する一対の共振スタブの間の部分
に、上記接地導体に対し電気的に接続されたシールド線
路パタンを形成したこと;を特徴とするコムライン型誘
電体フィルタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のコムライン型誘電体フ
ィルタであって;上記各共振スタブは上記誘電体基板の
第一の主面上にのみ形成され;上記接地導体は上記誘電
体基板の該第一の主面に対向する第二の主面にのみ形成
されると共に;該誘電体基板の第一、第二の主面に直交
する一対の側面の一方には、上記各共振スタブの上記一
端を上記接地導体に接続するための短絡導体が設けられ
ていること;を特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項3】 請求項1に記載のコムライン型誘電体フ
ィルタであって;上記各共振スタブは上記誘電体基板の
第一の主面と該第一の主面に直交し互いには対向する一
対の側面とに跨がって形成され;該一対の側面の一方の
上に存在する各共振スタブの上記一端は上記第一の主面
に対向する第二の主面上に形成されている接地導体に接
続する一方、該各共振スタブの上記他端開放端は上記一
対の側面の他方の上に存在すること;を特徴とする誘電
体フィルタ。 - 【請求項4】 請求項1,2または3に記載のコムライ
ン型誘電体フィルタであって;上記各共振スタブの上記
他端開放端は、容量を介して上記接地導体に電気的に接
続することにより、該各共振スタブの上記長さが、該容
量のない場合に比し、短くなっていること;を特徴とす
る誘電体フィルタ。 - 【請求項5】 請求項1,2,3または4に記載のコム
ライン型誘電体フィルタであって;上記複数の共振スタ
ブは、それぞれ複数個が隣接して設けられた関係の第一
の組と第二の組とに分かたれ;該第一の組に属する各共
振スタブと該第二の組に属する各共振スタブとは互いに
平行な関係にあるが、該第一の組に属する各共振スタブ
の長さに対し、該第二の組に属する各共振スタブの長さ
は、対象とする第一、第二の互いに異なる使用周波数の
管内波長に応じて定められた結果、互いには異なってお
り;該第一の組に属する複数の共振スタブにあって互い
に隣接する一対の共振スタブの間、及び該第二の組に属
する複数の共振スタブの間には、それぞれ上記シールド
線路パタンが形成されていると共に;該第一の組に属す
る複数の共振スタブの中、上記第二の組に最も近い共振
スタブと、該第二の組の中、該第一の組に最も近い共振
スタブとの間には、それら共振スタブに対して容量結合
し、共に開放端である両端のどちらかが共通端子を構成
する共通端子形成用マイクロストリップ線路パタンが形
成されていること;を特徴とする、分波器として利用可
能な誘電体フィルタ。 - 【請求項6】 請求項5に記載のコムライン型誘電体フ
ィルタであって;上記共通端子形成用マイクロストリッ
プ線路パタンにあって上記共通端子の設けられている側
とは対向する端部は容量を介し上記接地導体に接続して
おり、その長さが、該容量がない場合に比し、短くなっ
ていること;を特徴とする誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1328792U JPH0565101U (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | コムライン型誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1328792U JPH0565101U (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | コムライン型誘電体フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565101U true JPH0565101U (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11828990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1328792U Pending JPH0565101U (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | コムライン型誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565101U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013093811A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Mitsubishi Electric Corp | 共振器、フィルタ及びフィルタバンク |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5787601A (en) * | 1980-11-20 | 1982-06-01 | Toshiba Corp | Band-pass filter |
| JPS60220602A (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-05 | Hitachi Ltd | 帯域分離フイルタ |
| JPS60247336A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-07 | Hitachi Ltd | 帯域切換チユ−ナ |
| JPS6128201A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-07 | Sony Corp | ストリツプ線路フイルタ |
| JPS63220603A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-13 | Yuniden Kk | セラミツク導波管型濾波回路 |
| JPH03212004A (ja) * | 1990-01-17 | 1991-09-17 | Fujitsu Ltd | 誘電体分波器 |
| JPH03212001A (ja) * | 1990-01-17 | 1991-09-17 | Fujitsu Ltd | 誘電体フィルタ |
-
1992
- 1992-02-12 JP JP1328792U patent/JPH0565101U/ja active Pending
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5787601A (en) * | 1980-11-20 | 1982-06-01 | Toshiba Corp | Band-pass filter |
| JPS60220602A (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-05 | Hitachi Ltd | 帯域分離フイルタ |
| JPS60247336A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-07 | Hitachi Ltd | 帯域切換チユ−ナ |
| JPS6128201A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-07 | Sony Corp | ストリツプ線路フイルタ |
| JPS63220603A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-13 | Yuniden Kk | セラミツク導波管型濾波回路 |
| JPH03212004A (ja) * | 1990-01-17 | 1991-09-17 | Fujitsu Ltd | 誘電体分波器 |
| JPH03212001A (ja) * | 1990-01-17 | 1991-09-17 | Fujitsu Ltd | 誘電体フィルタ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013093811A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Mitsubishi Electric Corp | 共振器、フィルタ及びフィルタバンク |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5888942A (en) | Tunable microwave hairpin-comb superconductive filters for narrow-band applications | |
| DE69210460T2 (de) | Planare Dual-Moden-Miniaturfilter | |
| US4963844A (en) | Dielectric waveguide-type filter | |
| JPH0230883Y2 (ja) | ||
| DE69319066T2 (de) | Filter mit gestapelten Resonatoren in mehreren Moden | |
| EP0685898A1 (en) | Dielectric filter | |
| JPH0697721B2 (ja) | セラミックフィルタ | |
| US7656254B2 (en) | Dielectric filter having electrodes jump-coupled to a flexion, a chip device having the dielectric filter and method of manufacturing the chip device | |
| US20020113669A1 (en) | Small size cross-coupled trisection filter | |
| US4894629A (en) | Bandpass filter having magnetically coupled resonators | |
| CN109361040A (zh) | 宽带基片集成间隙波导带通滤波器 | |
| WO1998027607A1 (de) | Mikrowellenfilter | |
| JP2001500329A (ja) | コプレーナ帯域通過フィルタ | |
| US5278529A (en) | Broadband microstrip filter apparatus having inteleaved resonator sections | |
| JP3598959B2 (ja) | ストリップ線路フィルタ、デュプレクサ、フィルタ装置、通信装置およびストリップ線路フィルタの特性調整方法 | |
| US20030222737A1 (en) | Band pass filter | |
| US20040027211A1 (en) | Thin film resonators | |
| JPH0565101U (ja) | コムライン型誘電体フィルタ | |
| US6023206A (en) | Slot line band pass filter | |
| JPS62278801A (ja) | マイクロストリツプバンドパスフイルタ | |
| JP2630387B2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
| US5939959A (en) | Dielectric filter with elevated inner regions adjacent resonator openings | |
| JP2001308603A (ja) | フィルタ | |
| US5331300A (en) | Dielectric filter device | |
| JPS6230402A (ja) | バンドエリミネ−シヨンフイルタ |