JPH056511B2 - - Google Patents
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- JPH056511B2 JPH056511B2 JP7044785A JP7044785A JPH056511B2 JP H056511 B2 JPH056511 B2 JP H056511B2 JP 7044785 A JP7044785 A JP 7044785A JP 7044785 A JP7044785 A JP 7044785A JP H056511 B2 JPH056511 B2 JP H056511B2
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Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、眼鏡フレーム、時計側、時計バン
ド、ネツクレスなど用の複合素材の改良に係り、
詳しくは複合素材のクラツド接合強度が強く、且
つろう付特性に優れた装飾品複合素材に関する。 (従来技術とその問題点) 近時、各種装飾品に於いて、活動性を高める意
味から軽量の装飾品が要望されている。 このような要望に応えようとする装飾品用素材
として、最近Ti又はTi合金が使用されている。 しかしTi又はTi合金はろう付特性が悪く、強
い強度を持たせる為には、高真空中或いは特殊な
雰囲気の下でろう付を行う必要があり、この点で
の改善が望まれていた。 その1つの手段として、第3図に示す如くTi
又はTi合金を芯材1とし、これの外側に耐食性
が良く且つろう付性に優れた材料2、例えばNi
合金、Au合金、白金族合金、ステンレス鋼など
のいずれかをクラツドする方法が採られている。 しかしこの方法に依ると、Ti又はTi合金の芯
材1の酸化或いは窒化が妨げ、大気中で簡便にろ
う付が行えるという長所があるものの、この装飾
品用複合素材3を圧延して、板材4を作り、この
板材4を第4図に示す如くAgろう、Auろう等の
ろう材5を用いて600〜900℃大気中でろう付する
と、芯材1と外側の材料2との界面に非常に脆い
Ti−Ni、Ti−Au等の金属間化合物6が生成され
るので、ろう付後にこの金属間化合物6の層から
剥離するという致命的な欠点があつた。 (発明の目的) 本発明は斯かる欠点を解消すべくなされたもの
で、大気中でろう付が可能で、しかもろう付強度
が著しく高くその上外側の材料とが剥離する事の
ない装飾品複合素材を提供せんとするものであ
る。 (発明の構成) 本発明の装飾品用複合素材は、第1図に示す如
くSnめつきの施されたTi又はTi合金1に、これ
の外側にNi2.5〜50重量%とSn0.01〜10重量%を
含むCu合金が中間層7としてクラツドされ、こ
の中間層7の外側に耐食性が良く且つろう付性に
優れた材料2、例えばNi合金、Au合金、白金族
合金、ステンレス鋼などのいずれかがクラツドさ
れてなるものである。 ここで中間層としてCu−Ni−Sn合金を用いた
のは熱間押出や歪取焼鈍の際にTiおよびCu−Ni
−Sn合金が相互拡散を起こしTi−Cu−Niの共晶
組織を形成し、接合を強固にするからである。
Niを2.5〜50重量%と限定したのは、2.5重量%未
満ではCuが優先結合してCu−Ti層のみ形成さ
れ、50重量%を超えると、逆にNi−Ti層のみ形
成されこれらはTi−Cu−Ni共晶に比し脆いため
剥離が生ずるからである。 更にSnを添加する理由は、ろう付温度を上げ
すぎた場合のTi−Cu−Ni層の異常成長を妨げ剥
離が生ずるのを防止するためである。これはTi
とSnがCuとTiよりも優先的に結合し、Sn−Tiの
固溶体を形成し、この合金は成長しても脆くない
からである。Snの量を0.01〜10重量%としたの
は、0.01重量%未満ではその効果がなく、10重量
%をこえると加工困難となるからである。 またSnめつきの施されたTiまたはTi合金を用
いるのは、複合素材の製造工程中におけるTiの
酸化を防止し、接合強度の高い複合素材を得るた
めである。 次に本発明の装飾品用複合素材の効果を明瞭に
する為に具体的な実施例と従来例について説明す
る。 実施例 1 直径47mmのTiの棒材にSnめつきを5μ施し、こ
れにCu−Ni20重量%−Sn2重量%合金を被せ、
その上に、内周面にNiめつきを5μ施したNi−
Cr10重量%合金パイプを被せ、押出し、引抜加
工等により、第1図に示す如く、Tiを直径3mm
の芯材1とし、これの外側に厚さ0.017mmのCu−
Ni−Sn合金を中間層7としてクラツドし、この
中間層7の外側に厚さ0.25mmのNi−Cr合金2を
クラツドして装飾品用複合素材3′と成し、これ
を圧延して0.75mm厚の板材4′を作り、この板材
4′を第2図に示す如くAg−Cu28重量%のろう
材5を用いて830℃大気中でろう付してテストピ
ースを得た。 実施例 2 直径47mmのTi−Al3重量%−V2重量%合金棒
材にスパツタリングにてSnめつきを5μ施し、こ
れにCu−Ni30重量%−Sn3重量%合金を被せ、
その上に12金を被せ、押し出し、引抜加工等によ
り、第1図に示す如く、Ti合金を直径3mmの芯
材1とし、これの外側にCu−Ni−Sn合金を中間
層7としてクラツドし、この中間層7の外側に厚
さ0.25mmの12金をクラツドして装飾品用複合素材
3′と成し、これを圧延して0.75mm厚の板材4′を
作り、この板材4′を第2図に示す如くAg−
Cu28重量%のろう材5を用いて830℃大気中でろ
う付してテストピースを得た。 (従来例) 直径49mmのTi棒材にNi−Cr10重量%合金を被
せ、押出し、引抜加工等により、第3図に示す如
く、Tiを直径3mmの芯材1とし、これの外側に
厚さ0.25mのNi−Cr合金2をクラツドして装飾
品用複合素材3と成し、これを圧延して0.75mm厚
の板材4を作り、この板材4を第4図に示す如く
Ag−Cu28重量%のろう材5を用いて830℃大気
中でろう付してテストピースを得た。 然して実施例1、2及び従来例のテストピース
を引つ張り試験した処、下表に示すような結果を
得た。
ド、ネツクレスなど用の複合素材の改良に係り、
詳しくは複合素材のクラツド接合強度が強く、且
つろう付特性に優れた装飾品複合素材に関する。 (従来技術とその問題点) 近時、各種装飾品に於いて、活動性を高める意
味から軽量の装飾品が要望されている。 このような要望に応えようとする装飾品用素材
として、最近Ti又はTi合金が使用されている。 しかしTi又はTi合金はろう付特性が悪く、強
い強度を持たせる為には、高真空中或いは特殊な
雰囲気の下でろう付を行う必要があり、この点で
の改善が望まれていた。 その1つの手段として、第3図に示す如くTi
又はTi合金を芯材1とし、これの外側に耐食性
が良く且つろう付性に優れた材料2、例えばNi
合金、Au合金、白金族合金、ステンレス鋼など
のいずれかをクラツドする方法が採られている。 しかしこの方法に依ると、Ti又はTi合金の芯
材1の酸化或いは窒化が妨げ、大気中で簡便にろ
う付が行えるという長所があるものの、この装飾
品用複合素材3を圧延して、板材4を作り、この
板材4を第4図に示す如くAgろう、Auろう等の
ろう材5を用いて600〜900℃大気中でろう付する
と、芯材1と外側の材料2との界面に非常に脆い
Ti−Ni、Ti−Au等の金属間化合物6が生成され
るので、ろう付後にこの金属間化合物6の層から
剥離するという致命的な欠点があつた。 (発明の目的) 本発明は斯かる欠点を解消すべくなされたもの
で、大気中でろう付が可能で、しかもろう付強度
が著しく高くその上外側の材料とが剥離する事の
ない装飾品複合素材を提供せんとするものであ
る。 (発明の構成) 本発明の装飾品用複合素材は、第1図に示す如
くSnめつきの施されたTi又はTi合金1に、これ
の外側にNi2.5〜50重量%とSn0.01〜10重量%を
含むCu合金が中間層7としてクラツドされ、こ
の中間層7の外側に耐食性が良く且つろう付性に
優れた材料2、例えばNi合金、Au合金、白金族
合金、ステンレス鋼などのいずれかがクラツドさ
れてなるものである。 ここで中間層としてCu−Ni−Sn合金を用いた
のは熱間押出や歪取焼鈍の際にTiおよびCu−Ni
−Sn合金が相互拡散を起こしTi−Cu−Niの共晶
組織を形成し、接合を強固にするからである。
Niを2.5〜50重量%と限定したのは、2.5重量%未
満ではCuが優先結合してCu−Ti層のみ形成さ
れ、50重量%を超えると、逆にNi−Ti層のみ形
成されこれらはTi−Cu−Ni共晶に比し脆いため
剥離が生ずるからである。 更にSnを添加する理由は、ろう付温度を上げ
すぎた場合のTi−Cu−Ni層の異常成長を妨げ剥
離が生ずるのを防止するためである。これはTi
とSnがCuとTiよりも優先的に結合し、Sn−Tiの
固溶体を形成し、この合金は成長しても脆くない
からである。Snの量を0.01〜10重量%としたの
は、0.01重量%未満ではその効果がなく、10重量
%をこえると加工困難となるからである。 またSnめつきの施されたTiまたはTi合金を用
いるのは、複合素材の製造工程中におけるTiの
酸化を防止し、接合強度の高い複合素材を得るた
めである。 次に本発明の装飾品用複合素材の効果を明瞭に
する為に具体的な実施例と従来例について説明す
る。 実施例 1 直径47mmのTiの棒材にSnめつきを5μ施し、こ
れにCu−Ni20重量%−Sn2重量%合金を被せ、
その上に、内周面にNiめつきを5μ施したNi−
Cr10重量%合金パイプを被せ、押出し、引抜加
工等により、第1図に示す如く、Tiを直径3mm
の芯材1とし、これの外側に厚さ0.017mmのCu−
Ni−Sn合金を中間層7としてクラツドし、この
中間層7の外側に厚さ0.25mmのNi−Cr合金2を
クラツドして装飾品用複合素材3′と成し、これ
を圧延して0.75mm厚の板材4′を作り、この板材
4′を第2図に示す如くAg−Cu28重量%のろう
材5を用いて830℃大気中でろう付してテストピ
ースを得た。 実施例 2 直径47mmのTi−Al3重量%−V2重量%合金棒
材にスパツタリングにてSnめつきを5μ施し、こ
れにCu−Ni30重量%−Sn3重量%合金を被せ、
その上に12金を被せ、押し出し、引抜加工等によ
り、第1図に示す如く、Ti合金を直径3mmの芯
材1とし、これの外側にCu−Ni−Sn合金を中間
層7としてクラツドし、この中間層7の外側に厚
さ0.25mmの12金をクラツドして装飾品用複合素材
3′と成し、これを圧延して0.75mm厚の板材4′を
作り、この板材4′を第2図に示す如くAg−
Cu28重量%のろう材5を用いて830℃大気中でろ
う付してテストピースを得た。 (従来例) 直径49mmのTi棒材にNi−Cr10重量%合金を被
せ、押出し、引抜加工等により、第3図に示す如
く、Tiを直径3mmの芯材1とし、これの外側に
厚さ0.25mのNi−Cr合金2をクラツドして装飾
品用複合素材3と成し、これを圧延して0.75mm厚
の板材4を作り、この板材4を第4図に示す如く
Ag−Cu28重量%のろう材5を用いて830℃大気
中でろう付してテストピースを得た。 然して実施例1、2及び従来例のテストピース
を引つ張り試験した処、下表に示すような結果を
得た。
【表】
上表で明らかなように実施例1、2のテストピ
ースは従来のテストピースに比し、破断強度が著
しく高く、接合強度が高いことが判る。また従来
例のテストピースは芯材1と外側の材料2との接
合面が破断面であつたのに対し実施例のテストピ
ースは母材が破断面で、芯材1と外側の材料2と
の接合強度が高いことが判る。 (発明の効果) 以上詳記した通り本発明の装飾品用複合素材
は、大気中でろう付が可能でろう付作業性に優
れ、しかもろう付け強度が著しく高く、その上
TiまたはTi合金と外側の耐食性材料とが剥離す
ることが無いので、耐久性、機能性に優れ、軽量
装飾品用複合素材として画期的なものと云える。
ースは従来のテストピースに比し、破断強度が著
しく高く、接合強度が高いことが判る。また従来
例のテストピースは芯材1と外側の材料2との接
合面が破断面であつたのに対し実施例のテストピ
ースは母材が破断面で、芯材1と外側の材料2と
の接合強度が高いことが判る。 (発明の効果) 以上詳記した通り本発明の装飾品用複合素材
は、大気中でろう付が可能でろう付作業性に優
れ、しかもろう付け強度が著しく高く、その上
TiまたはTi合金と外側の耐食性材料とが剥離す
ることが無いので、耐久性、機能性に優れ、軽量
装飾品用複合素材として画期的なものと云える。
第1図は本発明の装飾品用複合素材の断面図、
第2図はその複合素材を圧延して得た板材をろう
付して得たテストピースの断面図、第3図は従来
の装飾品用複合素材の断面図、第4図はその複合
素材を圧延して得た板材をろう付して得たテスト
ピースの断面図である。
第2図はその複合素材を圧延して得た板材をろう
付して得たテストピースの断面図、第3図は従来
の装飾品用複合素材の断面図、第4図はその複合
素材を圧延して得た板材をろう付して得たテスト
ピースの断面図である。
Claims (1)
- 1 Snめつきの施されたTiまたはTi合金に、
Ni2.5〜50重量%とSn0.01〜10重量%を含むCu合
金が中間層としてクラツドされ、外側に耐食性材
料がクラツドされていること特徴とする装飾品用
複合素材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7044785A JPS61228947A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 装飾品用複合素材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7044785A JPS61228947A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 装飾品用複合素材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61228947A JPS61228947A (ja) | 1986-10-13 |
| JPH056511B2 true JPH056511B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=13431759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7044785A Granted JPS61228947A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 装飾品用複合素材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61228947A (ja) |
-
1985
- 1985-04-03 JP JP7044785A patent/JPS61228947A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61228947A (ja) | 1986-10-13 |
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