JPH0565122B2 - - Google Patents
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- JPH0565122B2 JPH0565122B2 JP60203163A JP20316385A JPH0565122B2 JP H0565122 B2 JPH0565122 B2 JP H0565122B2 JP 60203163 A JP60203163 A JP 60203163A JP 20316385 A JP20316385 A JP 20316385A JP H0565122 B2 JPH0565122 B2 JP H0565122B2
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- JP
- Japan
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- switching valve
- hydraulic cylinder
- hydraulic
- valve
- pressure oil
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- Harvester Elements (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 技術分野
この発明は、コンバインの刈取部のように上下
方向の移動を必要とする装置を備えた農耕機に用
いられる油圧式昇降装置に関する。
方向の移動を必要とする装置を備えた農耕機に用
いられる油圧式昇降装置に関する。
(b) 発明の概要
この発明に係る農耕機用油圧式昇降装置は、可
動部に連結した油圧シリンダへの圧油の供給また
はその停止を選択する方向切換弁と、この方向切
換弁と油圧シリンダとの間にこの間の圧油を油タ
ンクに逃がす切換弁とを設け、この切換弁のオ
ン・オフのデユーテイ比を変更して油圧シリンダ
への圧油の供給量を変更することにより可動部の
移動速度を変更し、可動部ができるだけ短時間の
うちに且つ正確に移動位置の目標値に到達するよ
うにしたものである。
動部に連結した油圧シリンダへの圧油の供給また
はその停止を選択する方向切換弁と、この方向切
換弁と油圧シリンダとの間にこの間の圧油を油タ
ンクに逃がす切換弁とを設け、この切換弁のオ
ン・オフのデユーテイ比を変更して油圧シリンダ
への圧油の供給量を変更することにより可動部の
移動速度を変更し、可動部ができるだけ短時間の
うちに且つ正確に移動位置の目標値に到達するよ
うにしたものである。
(c) 従来技術とその欠点
コンバインの前端部に位置する刈取部は、畦を
乗り越える際や道路を走行する際には上方に移動
し、移動方向の障害物に衝突しないようにしなけ
ればならない。また刈り取る作物の品種やこく稈
の状態に応じて刈高さを微妙に調節する必要があ
る。このように農耕機では上下方向に移動する可
動部を備えたものが多く、従来から油圧機構によ
つて可動部を上下動させる油圧式昇降装置が設け
られている。
乗り越える際や道路を走行する際には上方に移動
し、移動方向の障害物に衝突しないようにしなけ
ればならない。また刈り取る作物の品種やこく稈
の状態に応じて刈高さを微妙に調節する必要があ
る。このように農耕機では上下方向に移動する可
動部を備えたものが多く、従来から油圧機構によ
つて可動部を上下動させる油圧式昇降装置が設け
られている。
しかしながら従来の油圧式昇降装置は可動部の
上昇時に油圧シリンダに圧油を供給し、下降時に
は可動部の重量によりシリンダ内の圧油を押し戻
すようにしていた。このような油流の方向の変更
のみを司る弁しか設けていなかつたため、可動部
の上昇および下降時の移動速度を変更することが
できず、コンバインの刈高さのように微妙な位置
調整が必要な農耕機の動作に対応できない欠点が
あつた。
上昇時に油圧シリンダに圧油を供給し、下降時に
は可動部の重量によりシリンダ内の圧油を押し戻
すようにしていた。このような油流の方向の変更
のみを司る弁しか設けていなかつたため、可動部
の上昇および下降時の移動速度を変更することが
できず、コンバインの刈高さのように微妙な位置
調整が必要な農耕機の動作に対応できない欠点が
あつた。
(d) 発明の目的
この発明の目的は上記従来の欠点に鑑み、可動
部の上下方向の移動速度を容易に変更することが
でき、可動部の高さの設定を正確、且つ短時間で
行うことができ、しかもこれらを簡単な構造で実
現できる農耕機用油圧式昇降装置を提供すること
にある。
部の上下方向の移動速度を容易に変更することが
でき、可動部の高さの設定を正確、且つ短時間で
行うことができ、しかもこれらを簡単な構造で実
現できる農耕機用油圧式昇降装置を提供すること
にある。
(e) 発明の構成
この発明の農耕機用油圧式昇降装置は、農耕機
本体に対して上下方向に移動可能にして設けられ
た可動部を所定の位置に昇降させる農耕機用油圧
式昇降装置において、 前記可動部に連結されたピストンロツドを内部
の圧油量に応じて長手方向に変位させる油圧シリ
ンダと、圧油を供給する油圧ポンプと、油圧ポン
プから供給された圧油を前記油圧シリンダに導く
か否かを選択する方向切換弁と、この方向切換弁
と油圧シリンダとの間に設置され、オン時にこの
間の圧油を油タンクに逃がす高速切換弁と、この
高速切換弁のオン・オフのデユーテイ比を変更し
て油圧シリンダに連結した可動部の移動速度を変
更する弁制御手段とを備えたことを特徴とする。
本体に対して上下方向に移動可能にして設けられ
た可動部を所定の位置に昇降させる農耕機用油圧
式昇降装置において、 前記可動部に連結されたピストンロツドを内部
の圧油量に応じて長手方向に変位させる油圧シリ
ンダと、圧油を供給する油圧ポンプと、油圧ポン
プから供給された圧油を前記油圧シリンダに導く
か否かを選択する方向切換弁と、この方向切換弁
と油圧シリンダとの間に設置され、オン時にこの
間の圧油を油タンクに逃がす高速切換弁と、この
高速切換弁のオン・オフのデユーテイ比を変更し
て油圧シリンダに連結した可動部の移動速度を変
更する弁制御手段とを備えたことを特徴とする。
(f) 実施例
第1図は、この発明の実施例である農耕機用油
圧式昇降装置の油圧回路図である。
圧式昇降装置の油圧回路図である。
刈取部15に図外の連結手段によりピストンロ
ツド1aを連結した油圧シリンダ1と、エンジン
9により駆動される油圧ポンプ8との間に方向切
換弁2およびチエツク弁3が設けられている。油
圧ポンプ8は油圧タンク10から圧油を方向切換
弁2方向に供給する。方向切換弁2はソレノイド
S1により電磁操作され、且つソレノイドS1が
オフされている状態ではスプリング2aにより同
図に示す状態にされる4ポート切換弁である。4
つのポートのそれぞれは油圧ポンプ8、チエツク
弁3、油タンク4およびタンクまたは別系統のキ
ヤリオーバにそれぞれ配管されている。チエツク
弁3は油圧シリンダ1から方向切換弁2方向への
圧油の流れを規制するものであり、チエツク弁3
の位置では圧油は矢印C方向にのみ流れる。
ツド1aを連結した油圧シリンダ1と、エンジン
9により駆動される油圧ポンプ8との間に方向切
換弁2およびチエツク弁3が設けられている。油
圧ポンプ8は油圧タンク10から圧油を方向切換
弁2方向に供給する。方向切換弁2はソレノイド
S1により電磁操作され、且つソレノイドS1が
オフされている状態ではスプリング2aにより同
図に示す状態にされる4ポート切換弁である。4
つのポートのそれぞれは油圧ポンプ8、チエツク
弁3、油タンク4およびタンクまたは別系統のキ
ヤリオーバにそれぞれ配管されている。チエツク
弁3は油圧シリンダ1から方向切換弁2方向への
圧油の流れを規制するものであり、チエツク弁3
の位置では圧油は矢印C方向にのみ流れる。
方向切換弁2と油圧ポンプ8との間にはアンロ
ード弁12が備えられている。このアンロード弁
12はこの間において設定値以上の油圧の上昇を
防ぐものである。この間の油圧が高くなりすぎた
場合には油タンク11方向に圧油を逃がす。チエ
ツク弁3と油圧シリンダ1との間には高速切換弁
5が配置されている。この高速切換弁5はソレノ
イドS2により電磁操作され、且つスプリング5
aを有するスプリングオフセツト型の2ポート切
換弁である。2つのポートの一方はオリフイス6
を介してチエツク弁3と油圧シリンダ1との間に
配され、他方は油タンク7に導かれる。このオリ
フイス6はチエツク弁3と油圧シリンダ1との間
から高速切換弁5へ流れる圧油の油量を一定値以
下に制御するものである。
ード弁12が備えられている。このアンロード弁
12はこの間において設定値以上の油圧の上昇を
防ぐものである。この間の油圧が高くなりすぎた
場合には油タンク11方向に圧油を逃がす。チエ
ツク弁3と油圧シリンダ1との間には高速切換弁
5が配置されている。この高速切換弁5はソレノ
イドS2により電磁操作され、且つスプリング5
aを有するスプリングオフセツト型の2ポート切
換弁である。2つのポートの一方はオリフイス6
を介してチエツク弁3と油圧シリンダ1との間に
配され、他方は油タンク7に導かれる。このオリ
フイス6はチエツク弁3と油圧シリンダ1との間
から高速切換弁5へ流れる圧油の油量を一定値以
下に制御するものである。
第2図は、上記農耕機用油圧式昇降装置の制御
部のブロツク図である。
部のブロツク図である。
CPU21はROM24とRAM25とから構成
されるメモリが接続されている。また方向切換弁
2が有するソレノイドS1および高速切換弁5が
有するソレノイドS2を駆動する弁駆動部22が
接続されている。操作部23から入力されたデー
タ(刈取部の高さデータ)はRAM25のそれぞ
れのメモリエリアに記憶され、このデータに応じ
てROM24に記憶されたプログラムに従つてシ
CPU21から弁駆動部22に動作信号が出力さ
れる。刈取部15には矢印AまたはB方向の高さ
を検出するセンサを備えた検出部26が設けられ
ており、その検出信号がCPU21に入力される。
操作部23から設定入力された刈取部15の高さ
はRAM25に記憶されており、その値と検出部
26の検出信号とを比較し弁駆動部22を介して
ソレノイドS1,S2を駆動する。
されるメモリが接続されている。また方向切換弁
2が有するソレノイドS1および高速切換弁5が
有するソレノイドS2を駆動する弁駆動部22が
接続されている。操作部23から入力されたデー
タ(刈取部の高さデータ)はRAM25のそれぞ
れのメモリエリアに記憶され、このデータに応じ
てROM24に記憶されたプログラムに従つてシ
CPU21から弁駆動部22に動作信号が出力さ
れる。刈取部15には矢印AまたはB方向の高さ
を検出するセンサを備えた検出部26が設けられ
ており、その検出信号がCPU21に入力される。
操作部23から設定入力された刈取部15の高さ
はRAM25に記憶されており、その値と検出部
26の検出信号とを比較し弁駆動部22を介して
ソレノイドS1,S2を駆動する。
以上の構成により操作部23から設定入力され
た刈取部15の高さが検出部26が検出している
高さよりも高く、刈取部15を矢印A方向に移動
する必要がある場合には、ソレノイドS1がオン
される。これにより方向切換弁2は油圧ポンプ8
とチエツク弁3とを連絡し、圧油は矢印C方向に
流れる。したがつて油圧シリンダ1に圧油が導か
れピストンロツド1aが矢印A方向に移動する。
このピストンロツド1aの移動が図外の連結手段
により刈取部15に伝達され刈取部15を矢印A
方向に移動することができる。
た刈取部15の高さが検出部26が検出している
高さよりも高く、刈取部15を矢印A方向に移動
する必要がある場合には、ソレノイドS1がオン
される。これにより方向切換弁2は油圧ポンプ8
とチエツク弁3とを連絡し、圧油は矢印C方向に
流れる。したがつて油圧シリンダ1に圧油が導か
れピストンロツド1aが矢印A方向に移動する。
このピストンロツド1aの移動が図外の連結手段
により刈取部15に伝達され刈取部15を矢印A
方向に移動することができる。
このときソレノイドS1の駆動とともにソレノ
イドS2を駆動すると方向切換弁2と油圧シリン
ダ1との間を流れる圧油の一部が油タンク7に導
かれ、この間の油圧が低下する。これによつて油
圧シリンダ1に流入する単位時間当りの油量が減
少し、ピストンロツド1aの矢印D方向の移動速
度が減少する。高速切換弁5は方向切換弁2に比
較して高速でオン・オフすることができる。この
ため高速切換弁5のオン・オフのデユーテイ比に
より方向切換弁2と油圧シリンダ1との間から油
タンク7に導く油量を変更し、油圧シリンダ1の
ピストンロツド1aの移動速度を変更することが
できる。
イドS2を駆動すると方向切換弁2と油圧シリン
ダ1との間を流れる圧油の一部が油タンク7に導
かれ、この間の油圧が低下する。これによつて油
圧シリンダ1に流入する単位時間当りの油量が減
少し、ピストンロツド1aの矢印D方向の移動速
度が減少する。高速切換弁5は方向切換弁2に比
較して高速でオン・オフすることができる。この
ため高速切換弁5のオン・オフのデユーテイ比に
より方向切換弁2と油圧シリンダ1との間から油
タンク7に導く油量を変更し、油圧シリンダ1の
ピストンロツド1aの移動速度を変更することが
できる。
第3図A〜Cは刈取部15を上昇させる際の高
速切換弁5とピストンロツド1aの動作の関係を
示す図である。同図Aに示すようにソレノドS1
のみをオンした場合にはピストンロツド1aが矢
印D方向に急激に上昇する。同図Bに示すように
ソレノイドS1をオンしたと同時にソレノイドS
2を小さめのデユーテイ比でオン・オフするとピ
ストンロツド1aの矢印D方向の移動速度は若干
低下する。更に同図Cに示すようにソレノイドS
2のオン・オフのデユーテイ比を大きくするとピ
ストンロツド1aの矢印D方向の移動速度は更に
低下する。このようにピストンロツド1aの移動
速度は高速切換弁5のオン・オフのデユーテイ比
と反比例の関係にある。操作部23から設定入力
された刈取部15の高さが検出部26が検出して
いる刈取部の高さに比較して高い場合には刈取部
15を矢印B方向に移動する必要がある。この場
合の高速切換弁5のオン・オフのデユーテイ比と
ピストンロツド1aの矢印E方向の動作の関係を
第4図A〜Cに示す。同図Aに示すように方向切
換弁2がオフの状態でソレノイド2がオンされ続
けると油圧シリンダ1が内部に有する圧油はオリ
フイス6を経由して高速切換弁5から油タンク7
に排出され、ピストンロツド1aは急激に矢印E
方向に移動する。同図Bに示すようにソレノイド
S2を高めのデユーテイ比でオン・オフするとピ
ストンロツド1aの矢印E方向の移動速度はやや
低下する。また同図Cに示すように高速切換弁5
のオン・オフのデユーテイ比を小さくするとピス
トンロツド1aの矢印E方向の移動速度は更に低
下する。
速切換弁5とピストンロツド1aの動作の関係を
示す図である。同図Aに示すようにソレノドS1
のみをオンした場合にはピストンロツド1aが矢
印D方向に急激に上昇する。同図Bに示すように
ソレノイドS1をオンしたと同時にソレノイドS
2を小さめのデユーテイ比でオン・オフするとピ
ストンロツド1aの矢印D方向の移動速度は若干
低下する。更に同図Cに示すようにソレノイドS
2のオン・オフのデユーテイ比を大きくするとピ
ストンロツド1aの矢印D方向の移動速度は更に
低下する。このようにピストンロツド1aの移動
速度は高速切換弁5のオン・オフのデユーテイ比
と反比例の関係にある。操作部23から設定入力
された刈取部15の高さが検出部26が検出して
いる刈取部の高さに比較して高い場合には刈取部
15を矢印B方向に移動する必要がある。この場
合の高速切換弁5のオン・オフのデユーテイ比と
ピストンロツド1aの矢印E方向の動作の関係を
第4図A〜Cに示す。同図Aに示すように方向切
換弁2がオフの状態でソレノイド2がオンされ続
けると油圧シリンダ1が内部に有する圧油はオリ
フイス6を経由して高速切換弁5から油タンク7
に排出され、ピストンロツド1aは急激に矢印E
方向に移動する。同図Bに示すようにソレノイド
S2を高めのデユーテイ比でオン・オフするとピ
ストンロツド1aの矢印E方向の移動速度はやや
低下する。また同図Cに示すように高速切換弁5
のオン・オフのデユーテイ比を小さくするとピス
トンロツド1aの矢印E方向の移動速度は更に低
下する。
第5図は、上記農耕機用油圧式昇降装置の一部
を構成する方向切換弁および高速切換弁のソレノ
イドの駆動制御の一例を示す図であり、可動部の
動作との関係を示すものである。
を構成する方向切換弁および高速切換弁のソレノ
イドの駆動制御の一例を示す図であり、可動部の
動作との関係を示すものである。
油圧機構においては弁の作動速度がさほど速く
ないことおよび作動油が有する粘性等に起因して
作動にタイムラグを生じ易い。このため弁のオ
ン・オフのタイミングのズレにより目標値の不感
帯領域から行き過ぎてオーバシユートを起こす場
合があるがこの発明によれば、第3図A〜Cおよ
び第4図A〜Cに示す関係を用いて容易にこの行
き過ぎを防止することができる。すなわち、刈取
部15の高さとして設定された目標値Tに対し制
御系の不感帯の下限値、上限値T1,T2がある
場合に、現在の刈取部の高さが目標値Tに対して
かなり低い場合には方向切換弁2が有するソレノ
イドS1をオンするとともに高速切換弁5が有す
るソレノイドS2を30%程度のデユーテイ比でオ
ン・オフする。これによつてピストンロツド1a
は比較的高速で矢印D方向に移動し、刈取部15
も同じく高速で上昇する。目標値Tに対する不感
帯の下限値T1に所定距離まで近づいたときから
(図のa点)、ソレノイドS2のオン・オフのデユ
ーテイ比を順次高めていく。刈取部15が上記下
限値T1に達した際にソレノイドS1をオフする
とともにデユーテイ比70〜80%でオン・オフして
いたソレノイドS2もオフする。この間において
ソレノイドS2のデユーテイ比が上昇するととも
に刈取部15の上方への移動速度が低下する。こ
れにより刈取部15が上記下限値T1に達した際
には刈取部15は殆ど停止直前の速度となり、こ
の時点で油圧による上方への駆動を完全に停止す
ればオーバシユートすることなく目標値Tに停止
させることができる。
ないことおよび作動油が有する粘性等に起因して
作動にタイムラグを生じ易い。このため弁のオ
ン・オフのタイミングのズレにより目標値の不感
帯領域から行き過ぎてオーバシユートを起こす場
合があるがこの発明によれば、第3図A〜Cおよ
び第4図A〜Cに示す関係を用いて容易にこの行
き過ぎを防止することができる。すなわち、刈取
部15の高さとして設定された目標値Tに対し制
御系の不感帯の下限値、上限値T1,T2がある
場合に、現在の刈取部の高さが目標値Tに対して
かなり低い場合には方向切換弁2が有するソレノ
イドS1をオンするとともに高速切換弁5が有す
るソレノイドS2を30%程度のデユーテイ比でオ
ン・オフする。これによつてピストンロツド1a
は比較的高速で矢印D方向に移動し、刈取部15
も同じく高速で上昇する。目標値Tに対する不感
帯の下限値T1に所定距離まで近づいたときから
(図のa点)、ソレノイドS2のオン・オフのデユ
ーテイ比を順次高めていく。刈取部15が上記下
限値T1に達した際にソレノイドS1をオフする
とともにデユーテイ比70〜80%でオン・オフして
いたソレノイドS2もオフする。この間において
ソレノイドS2のデユーテイ比が上昇するととも
に刈取部15の上方への移動速度が低下する。こ
れにより刈取部15が上記下限値T1に達した際
には刈取部15は殆ど停止直前の速度となり、こ
の時点で油圧による上方への駆動を完全に停止す
ればオーバシユートすることなく目標値Tに停止
させることができる。
目標値Tに対し現在の刈取部15の位置がかな
り高い場合にはソレノイドS1をオフしたまま
で、ソレノイド2を60〜70%程度のデユーテイ比
でオン・オフする。これによつて刈取部15が比
較的高速で矢印B方向に移動する。刈取部15が
目標値Tから一定の高さに達したときから(図の
b点)、ソレノイドS1のオン・オフのデユーテ
イ比を順次下げていく。これによつて刈取部15
の移動速度は次第に遅くなる。刈取部15が不感
帯の上限値T2に達したときにはソレノイドS2
が10%程度のデユーテイ比でオン・オフしてお
り、その時点で刈取部15は殆ど停止直前の速度
となる。このとき駆動を完全に停止すれば、オー
バシユートすることなく目標値Tに停止させるこ
とができる。
り高い場合にはソレノイドS1をオフしたまま
で、ソレノイド2を60〜70%程度のデユーテイ比
でオン・オフする。これによつて刈取部15が比
較的高速で矢印B方向に移動する。刈取部15が
目標値Tから一定の高さに達したときから(図の
b点)、ソレノイドS1のオン・オフのデユーテ
イ比を順次下げていく。これによつて刈取部15
の移動速度は次第に遅くなる。刈取部15が不感
帯の上限値T2に達したときにはソレノイドS2
が10%程度のデユーテイ比でオン・オフしてお
り、その時点で刈取部15は殆ど停止直前の速度
となる。このとき駆動を完全に停止すれば、オー
バシユートすることなく目標値Tに停止させるこ
とができる。
以上のようにこの実施例によれば油圧シリンダ
1とチエツク弁3との間に設けられた高速切換弁
5とオン・オフのデユーテイ比を変更することに
より、油圧ポンプ8により方向切換弁2を経由し
て矢印C方向に供給される圧油のうち油圧シリン
ダ1に達する量を調節し、ピストンロツド1aお
よび刈取部15の動作速度を変更することができ
る。しがつて第5図に示すような制御を行えば、
すなわち目標値迄高速で接近し、目標付近で緩や
かに接近させることで短時間で目標値に到達させ
ることができる。
1とチエツク弁3との間に設けられた高速切換弁
5とオン・オフのデユーテイ比を変更することに
より、油圧ポンプ8により方向切換弁2を経由し
て矢印C方向に供給される圧油のうち油圧シリン
ダ1に達する量を調節し、ピストンロツド1aお
よび刈取部15の動作速度を変更することができ
る。しがつて第5図に示すような制御を行えば、
すなわち目標値迄高速で接近し、目標付近で緩や
かに接近させることで短時間で目標値に到達させ
ることができる。
油圧ポンプ8から方向切換弁2を通過する圧油
の量はアンロード弁12により規制されるため油
圧シリンダ1に供給される油量の上限が限定され
る。また高速切換弁5はオリフイス6を介して設
置されているため高速切換弁5を通過する油圧量
の最大値が制御されている。したがつて油圧シリ
ンダ1から排出される単位時間当りの油量の上限
が限定される。これらのことからピストンロツド
1aの矢印DおよびE方向の動作の最大速度が規
制されており、刈取部15の動作が高速になりす
ぎることを防止している。
の量はアンロード弁12により規制されるため油
圧シリンダ1に供給される油量の上限が限定され
る。また高速切換弁5はオリフイス6を介して設
置されているため高速切換弁5を通過する油圧量
の最大値が制御されている。したがつて油圧シリ
ンダ1から排出される単位時間当りの油量の上限
が限定される。これらのことからピストンロツド
1aの矢印DおよびE方向の動作の最大速度が規
制されており、刈取部15の動作が高速になりす
ぎることを防止している。
尚、方向切換弁2のうち少なくとも油タンク4
へのポートを閉鎖し、ソレノイドS1がオフ時に
油圧シリンダ1へのポートが閉じているように構
成すればチエツク弁3を省略することができる。
へのポートを閉鎖し、ソレノイドS1がオフ時に
油圧シリンダ1へのポートが閉じているように構
成すればチエツク弁3を省略することができる。
(g) 発明の効果
以上のようにこの発明によれば、弁制御手段を
用いて高速切換弁のオン・オフのデユーテイ比を
変更することにより油圧ポンプから油圧シリンダ
への圧油の流量および油圧シリンダから油タンク
への圧油の流量を変更し、可動部の移動速度を上
下両方向について制御することができる。しかも
追加される切換弁は一つであるためコストの上昇
はわずかである。
用いて高速切換弁のオン・オフのデユーテイ比を
変更することにより油圧ポンプから油圧シリンダ
への圧油の流量および油圧シリンダから油タンク
への圧油の流量を変更し、可動部の移動速度を上
下両方向について制御することができる。しかも
追加される切換弁は一つであるためコストの上昇
はわずかである。
第1図はこの発明の実施例である農耕機用油圧
式昇降装置の油圧回路図、第2図は同農耕機用油
圧式昇降装置の制御部のブロツク図、第3図A〜
Cおよび第4図A〜Cは同農耕機用油圧式昇降装
置の一部を構成する方向切換弁と高速切換弁との
駆動状態と、油圧シリンダが有するとピストンロ
ツドの動作速度との関係を示す図、第5図は同方
向切換弁および高速切換弁の駆動の制御の一例を
示す図である。 1……油圧シリンダ、2……方向切換弁、5…
…高速切換弁、8……油圧ポンプ、15……刈取
部(可動部)。
式昇降装置の油圧回路図、第2図は同農耕機用油
圧式昇降装置の制御部のブロツク図、第3図A〜
Cおよび第4図A〜Cは同農耕機用油圧式昇降装
置の一部を構成する方向切換弁と高速切換弁との
駆動状態と、油圧シリンダが有するとピストンロ
ツドの動作速度との関係を示す図、第5図は同方
向切換弁および高速切換弁の駆動の制御の一例を
示す図である。 1……油圧シリンダ、2……方向切換弁、5…
…高速切換弁、8……油圧ポンプ、15……刈取
部(可動部)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 農耕機本体に対して上下方向に移動可能にし
て設けられた可動部を所定の位置に昇降させる農
耕機用油圧式昇降装置において、 前記可動部に連結されたピストンロツドを内部
の圧油量に応じて長手方向に変位させる油圧シリ
ンダと、圧油を供給する油圧ポンプと、油圧ポン
プから供給された圧油を前記油圧シリンダに導く
か否かを選択する方向切換弁と、この方向切換弁
と油圧シリンダとの間に設置され、オン時にこの
間の圧油を油タンクに逃がす高速切換弁と、この
高速切換弁のオン・オフデユーテイ比を変更して
油圧シリンダに連結した可動部の移動速度を変更
する弁制御手段と、を備えてなる農耕機用油圧式
昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20316385A JPS6261503A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 農耕機用油圧式昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20316385A JPS6261503A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 農耕機用油圧式昇降装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6261503A JPS6261503A (ja) | 1987-03-18 |
| JPH0565122B2 true JPH0565122B2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=16469484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20316385A Granted JPS6261503A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 農耕機用油圧式昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6261503A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS642511A (en) * | 1987-06-22 | 1989-01-06 | Kubota Ltd | Hydraulic circuit of combine |
| JPS6469803A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-15 | Kayaba Industry Co Ltd | Control apparatus for cylinder |
| JPH01277407A (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-07 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移動農機のシリンダ油路切換え構造 |
| JP2578939B2 (ja) * | 1988-09-21 | 1997-02-05 | 株式会社クボタ | 作業車の昇降制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6125403A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-04 | 三菱農機株式会社 | 3点リンク装置制御用の油圧装置 |
-
1985
- 1985-09-12 JP JP20316385A patent/JPS6261503A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6261503A (ja) | 1987-03-18 |
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