JPH056512B2 - - Google Patents
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- JPH056512B2 JPH056512B2 JP60039905A JP3990585A JPH056512B2 JP H056512 B2 JPH056512 B2 JP H056512B2 JP 60039905 A JP60039905 A JP 60039905A JP 3990585 A JP3990585 A JP 3990585A JP H056512 B2 JPH056512 B2 JP H056512B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- density polyethylene
- layer
- paper
- base material
- Prior art date
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- Cartons (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
「産業上の利用分野」
本発明は紙容器等用複合材料及びその製造方法
に関し、更に詳しくは、折り曲げ加工性に優れた
ミルクカートン、カツプ、冷凍食品容器等に適し
た複合材料及びその製造方法に関するものであ
る。 「従来の技術」「発明が解決しようとする問題点」 従来、ミルクカートン、カツプ、各種冷凍食品
容器等にあつては、紙に低密度ポリエチレンをコ
ーテイングした複合材料が用いられている。しか
し乍ら、この複合材料は耐折り曲げ強度が不十分
で、容器等への折り曲げ加工の際に、クラツクや
クリースが入り、水や湿気の内部浸入を許し、そ
の結果容器の強度を損なうという問題がある。 この欠点を克服するために、折り曲げ加工に対
する強度(以下、耐折強度と記す)を有する樹脂
を低密度ポリエチレンに替えてコーテイングする
方法が考えられるが、かかる耐折強度を有する樹
脂は紙との接着力が乏しく、一挙に押出ラミネー
トする方法は困難で、従つてこれらの樹脂フイル
ムと紙とを接着剤を用いて貼り合わせるか、加熱
ロール等を用いて熱によりこれらのフイルムを溶
融させ紙と貼り合わせる方法に頼らざるを得な
い。しかるに、これらのいずれの方法も先づ耐折
性樹脂フイルムを製造し、次いで紙と貼り合わせ
るという2工程を必要とし、生産効率面で十分と
は云い難く、または接着剤を必要とするから有機
溶剤による労力衛生上の問題や爆発や火災の虞れ
が伴なうという問題を孕んでいる。加えて、加熱
及び乾燥工程が不可欠であるため多大のエネルギ
ーを消費し、また広大な敷地面積を必要とし、そ
れだけ単位敷地当りの生産性を低下させる。 「問題点を解決するための手段」 本発明者らはかかる問題点を解決せんとして鋭
意研究の結果、耐折強度に優れた複合材料及びこ
れを効率的に製造し得る方法を提供するに至つた
ものである。 即ち、本発明の第1は、紙基材の片側又は両側
に、高密度ポリエチレン又はリニアー低密度ポリ
エチレンからなる耐折強度を有する樹脂(以下、
樹脂Aと記す)の層を配し、その上にリニアー低
密度ポリエチレン又は低密度ポリエチレンからな
る前記樹脂Aより熱接着性の良い樹脂(以下、樹
脂Bと記す)の層を配してなる紙容器等用複合材
料を内容とし、本発明の第2は、紙基材の表面に
樹脂Aを押出してプレスロールとチルロールとの
間に導き、該チルロールの表面温度を40〜130℃
の範囲にコントロールし乍ら前記基材上に溶融し
た樹脂Aの層を圧着積層させ、該樹脂の押出しと
同時に又は押出し後に、更に樹脂Bの層を設ける
ことを特徴とする紙容器等用複合材料の製造方法
を内容とするものである。 本発明を実施態様を示す図面に基づいて説明す
ると、第1図は紙基材1の片側に耐折強度を有す
る樹脂層2が設けられ、更にその表面に接着性樹
脂層3が設けられている。 第2図は、紙基材1の片側には耐折強度を有す
る樹脂層2、更にその表面に接着性樹脂層3が設
けられ、かつ紙基材1の他の側には接着性樹脂層
3′が設けられている。 本発明における紙基材としては紙容器等に使用
されている全ての紙基材が使用できるが、好まし
くは100〜300g/m2のものが好適である。 本発明における耐折強度を有する樹脂としては
伸びを有し、曲げ弾性率の高い、高密度ポリエチ
レン又はリニアー低密度ポリエチレンが用いら
れ、その樹脂層の厚みとしては10〜100μm、好
ましくは15〜50μmが好適である。 本発明における熱接着性の良い樹脂としては、
リニアー低密度ポリエチレン又は低密度ポリエチ
レンが用いられ、前記耐折強度を有する樹脂より
は耐折性は劣るとしても、熱接着性の優れている
所謂ヒートシール性を有する樹脂で、その樹脂層
の厚みとしては10〜100μm、好ましくは15〜50μ
mが好適である。 尚、上記耐折強度を有する樹脂又は熱接着性樹
脂は厳密に区別する必要はなく、要は相対的な問
題であるから、上記樹脂の中で適宜組み合わせて
用いても差し支えない。下記の如き組み合せを挙
げることができる。 耐折強度樹脂 熱接着性樹脂 高密度ポリエチレン
リニアー低密度ポリエチレン リニアー低密度ポリエチレン
低密度ポリエチレン 高密度ポリエチレン 低密度ポリエチレン 本発明の複合材料は紙基材の上に耐折強度を有
する樹脂を押出し、更にその表面に熱接着性樹脂
を押出し圧着積層させる方法が有効である。耐折
強度を有する樹脂を紙基材上にラミネートするに
は、樹脂温度、基材温度、チルロール温度がラミ
ネート接着力に大きな影響を与え、就中、チルロ
ール温度が重要である。 樹脂温度は一般に高くなればなる程基材へのラ
ミネート接着力は向上するが、反面樹脂の解重合
により発煙したり、樹脂の耐衝撃性が低下した
り、押出機内でゲル化する場合があるので、使用
樹脂の耐熱性等を勘案して押出し樹脂温度を決定
する必要がある。 基材温度は高い程ラミネート接着力が向上する
が、基材の熱劣化による性状変化、ラミネート後
のカール等を考慮して決定する必要がある。例え
ば通常のクラフト紙の場合は40〜100℃程度で十
分である。 樹脂温度と基材温度とは相互に影響を与え、従
つて前記した樹脂の種類、基材の種類の他に、こ
れら両温度の関係をも考慮に入れて最適温度がそ
れぞれ決定されるべきである。 ラミネートの厚さは大きくなる程ラミネート接
着力は向上するが、15〜30μm程度の薄膜ラミネ
ートの場合、前記樹脂温度と基材温度に設定して
も、通常のチルロール表面温度(20〜30℃)では
ラミネート接着力は弱く、満足し得るラミネート
を得ることができない。 本発明にあつては、チルロールを水、オイル、
埋め込みヒーター、電磁誘導加熱等の熱媒体又は
加熱手段を通じてチルロールの表面温度を通常温
度よりも高く維持する。該温度は使用する樹脂の
種類にも依るが、通常40〜130℃、より好ましく
は45〜120℃の範囲にコントロールする。表面温
度が40℃未満ではチルロール加温効果が不十分と
なり、十分なラミネート接着力が得られず、一方
130℃を越えるとラミネート製品にカールが生じ
る。 尚、耐折強度を有する樹脂層と熱接着性樹脂層
とは前者を押出した後、後者を押出しても良く、
また両者を共押出しにより同時に押出しても良
い。 「実施例」 以下、本発明を実施例、比較例を挙げて説明す
るが、本発明はこれらにより何ら制限されない。 実施例 1 スクリユー径40m/m、L/D=22の押出機を
用い、高密度ポリエチレン樹脂〔昭和電工株式会
社製「LZ−0139−2」、MI=6g/10分(JIS
K6760、以下、同じ)、密度0.952g/cm3(JIS
K67 60、以下、同じ)〕を40回転のスクリユー回
転で樹脂温度300℃で400m/m巾のコートハンガ
ーダイにてフイルムを押出した。 一方、252.3g/m2の板紙を予め32w・min/m2
のコロナ処理を行ない、ヒーターにて予熱をし、
基材温度を45℃にした。 上記紙基材とフイルムとを50℃に温調した金属
ロールと硬度90のゴムロールとの間を通し、圧着
積層させて高密度ポリエチレンの30μmの積層紙
を得た。 更に前述と同じ押出機を用い、低密度ポリエチ
レン樹脂〔三井石油化学工業株式会社製、「ミラ
ソンM−16p」、MI=3.7、密度=0.923g/cm3〕を
40回転のスクリユー回転で樹脂温度290℃で400
m/m巾のコートハンガーダイにてフイルムを押
出した。 高密度ポリエチレン積層紙のフイルム面を予め
32w・min/m2のコロナ処理を行ない、ヒーター
にて予熱し、積層紙温度を45℃にした。次に、該
積層紙と上記低密度ポリエチレンフイルムを20℃
以下に温調した金属ロールと硬度90のゴムロール
との間を通し、圧着積層させて低密度ポリエチレ
ン30μm/高密度ポリエチレン30μm/板紙252.3
g/m2からなる複合材料を得た。 実施例 2 実施例1で得た積層複合材料の紙基材面に、実
施例1の低密度ポリエチレン樹脂を同様の操作に
より20μmの積層を行ない、低密度ポリエチレン
30μm/高密度ポリエチレン30μm/板紙252.3
g/m2/低密度ポリエチレン20μmからなる複合
材料を得た。 比較例 1 実施例1と同様にして、低密度ポリエチレン樹
脂を積層し、低密度ポリエチレン60μm/板紙
252.3g/m2の複合材料を得た。 比較例 2 実施例1と同様にして、板紙上に高密度ポリエ
チレン樹脂を積し、高密度ポリエチレン60μm/
板紙252.3g/m2の複合材料を得た。 比較例 3 実施例1と同様にして、板紙の両側に低密度ポ
リエチレン樹脂を積層し、低密度ポリエチレン
60μm/板紙252.3g/m2/低密度ポリエチレン
20μmの複合材料を得た。 上記の如くして得られた複合材料の耐折強度及
びヒートシール性をテストした。その結果を第1
表に示す。 尚、耐折強度、ヒートシールの測定方法は下記
の通りである; 耐折強度テスト: JIS−P8115に準拠して行なつた。 (株)東洋精機製作所製、MIT形試験機を用い、
15mm巾の試験片に1.0Kgfの荷重をかけて繰り
返し折り曲げテストを行ない、縦方向、横方向
に切断する迄の折り曲げ回数を測定した(n=
10)。 ヒートシールテスト: (株)東洋精機製作所製、片面加熱熱板方式の熱傾
斜試験機により、150℃×7Kg/cm2×1.0秒の条
件でフイルム面同志を接着させた後、剥離テス
トを行なつた。
に関し、更に詳しくは、折り曲げ加工性に優れた
ミルクカートン、カツプ、冷凍食品容器等に適し
た複合材料及びその製造方法に関するものであ
る。 「従来の技術」「発明が解決しようとする問題点」 従来、ミルクカートン、カツプ、各種冷凍食品
容器等にあつては、紙に低密度ポリエチレンをコ
ーテイングした複合材料が用いられている。しか
し乍ら、この複合材料は耐折り曲げ強度が不十分
で、容器等への折り曲げ加工の際に、クラツクや
クリースが入り、水や湿気の内部浸入を許し、そ
の結果容器の強度を損なうという問題がある。 この欠点を克服するために、折り曲げ加工に対
する強度(以下、耐折強度と記す)を有する樹脂
を低密度ポリエチレンに替えてコーテイングする
方法が考えられるが、かかる耐折強度を有する樹
脂は紙との接着力が乏しく、一挙に押出ラミネー
トする方法は困難で、従つてこれらの樹脂フイル
ムと紙とを接着剤を用いて貼り合わせるか、加熱
ロール等を用いて熱によりこれらのフイルムを溶
融させ紙と貼り合わせる方法に頼らざるを得な
い。しかるに、これらのいずれの方法も先づ耐折
性樹脂フイルムを製造し、次いで紙と貼り合わせ
るという2工程を必要とし、生産効率面で十分と
は云い難く、または接着剤を必要とするから有機
溶剤による労力衛生上の問題や爆発や火災の虞れ
が伴なうという問題を孕んでいる。加えて、加熱
及び乾燥工程が不可欠であるため多大のエネルギ
ーを消費し、また広大な敷地面積を必要とし、そ
れだけ単位敷地当りの生産性を低下させる。 「問題点を解決するための手段」 本発明者らはかかる問題点を解決せんとして鋭
意研究の結果、耐折強度に優れた複合材料及びこ
れを効率的に製造し得る方法を提供するに至つた
ものである。 即ち、本発明の第1は、紙基材の片側又は両側
に、高密度ポリエチレン又はリニアー低密度ポリ
エチレンからなる耐折強度を有する樹脂(以下、
樹脂Aと記す)の層を配し、その上にリニアー低
密度ポリエチレン又は低密度ポリエチレンからな
る前記樹脂Aより熱接着性の良い樹脂(以下、樹
脂Bと記す)の層を配してなる紙容器等用複合材
料を内容とし、本発明の第2は、紙基材の表面に
樹脂Aを押出してプレスロールとチルロールとの
間に導き、該チルロールの表面温度を40〜130℃
の範囲にコントロールし乍ら前記基材上に溶融し
た樹脂Aの層を圧着積層させ、該樹脂の押出しと
同時に又は押出し後に、更に樹脂Bの層を設ける
ことを特徴とする紙容器等用複合材料の製造方法
を内容とするものである。 本発明を実施態様を示す図面に基づいて説明す
ると、第1図は紙基材1の片側に耐折強度を有す
る樹脂層2が設けられ、更にその表面に接着性樹
脂層3が設けられている。 第2図は、紙基材1の片側には耐折強度を有す
る樹脂層2、更にその表面に接着性樹脂層3が設
けられ、かつ紙基材1の他の側には接着性樹脂層
3′が設けられている。 本発明における紙基材としては紙容器等に使用
されている全ての紙基材が使用できるが、好まし
くは100〜300g/m2のものが好適である。 本発明における耐折強度を有する樹脂としては
伸びを有し、曲げ弾性率の高い、高密度ポリエチ
レン又はリニアー低密度ポリエチレンが用いら
れ、その樹脂層の厚みとしては10〜100μm、好
ましくは15〜50μmが好適である。 本発明における熱接着性の良い樹脂としては、
リニアー低密度ポリエチレン又は低密度ポリエチ
レンが用いられ、前記耐折強度を有する樹脂より
は耐折性は劣るとしても、熱接着性の優れている
所謂ヒートシール性を有する樹脂で、その樹脂層
の厚みとしては10〜100μm、好ましくは15〜50μ
mが好適である。 尚、上記耐折強度を有する樹脂又は熱接着性樹
脂は厳密に区別する必要はなく、要は相対的な問
題であるから、上記樹脂の中で適宜組み合わせて
用いても差し支えない。下記の如き組み合せを挙
げることができる。 耐折強度樹脂 熱接着性樹脂 高密度ポリエチレン
リニアー低密度ポリエチレン リニアー低密度ポリエチレン
低密度ポリエチレン 高密度ポリエチレン 低密度ポリエチレン 本発明の複合材料は紙基材の上に耐折強度を有
する樹脂を押出し、更にその表面に熱接着性樹脂
を押出し圧着積層させる方法が有効である。耐折
強度を有する樹脂を紙基材上にラミネートするに
は、樹脂温度、基材温度、チルロール温度がラミ
ネート接着力に大きな影響を与え、就中、チルロ
ール温度が重要である。 樹脂温度は一般に高くなればなる程基材へのラ
ミネート接着力は向上するが、反面樹脂の解重合
により発煙したり、樹脂の耐衝撃性が低下した
り、押出機内でゲル化する場合があるので、使用
樹脂の耐熱性等を勘案して押出し樹脂温度を決定
する必要がある。 基材温度は高い程ラミネート接着力が向上する
が、基材の熱劣化による性状変化、ラミネート後
のカール等を考慮して決定する必要がある。例え
ば通常のクラフト紙の場合は40〜100℃程度で十
分である。 樹脂温度と基材温度とは相互に影響を与え、従
つて前記した樹脂の種類、基材の種類の他に、こ
れら両温度の関係をも考慮に入れて最適温度がそ
れぞれ決定されるべきである。 ラミネートの厚さは大きくなる程ラミネート接
着力は向上するが、15〜30μm程度の薄膜ラミネ
ートの場合、前記樹脂温度と基材温度に設定して
も、通常のチルロール表面温度(20〜30℃)では
ラミネート接着力は弱く、満足し得るラミネート
を得ることができない。 本発明にあつては、チルロールを水、オイル、
埋め込みヒーター、電磁誘導加熱等の熱媒体又は
加熱手段を通じてチルロールの表面温度を通常温
度よりも高く維持する。該温度は使用する樹脂の
種類にも依るが、通常40〜130℃、より好ましく
は45〜120℃の範囲にコントロールする。表面温
度が40℃未満ではチルロール加温効果が不十分と
なり、十分なラミネート接着力が得られず、一方
130℃を越えるとラミネート製品にカールが生じ
る。 尚、耐折強度を有する樹脂層と熱接着性樹脂層
とは前者を押出した後、後者を押出しても良く、
また両者を共押出しにより同時に押出しても良
い。 「実施例」 以下、本発明を実施例、比較例を挙げて説明す
るが、本発明はこれらにより何ら制限されない。 実施例 1 スクリユー径40m/m、L/D=22の押出機を
用い、高密度ポリエチレン樹脂〔昭和電工株式会
社製「LZ−0139−2」、MI=6g/10分(JIS
K6760、以下、同じ)、密度0.952g/cm3(JIS
K67 60、以下、同じ)〕を40回転のスクリユー回
転で樹脂温度300℃で400m/m巾のコートハンガ
ーダイにてフイルムを押出した。 一方、252.3g/m2の板紙を予め32w・min/m2
のコロナ処理を行ない、ヒーターにて予熱をし、
基材温度を45℃にした。 上記紙基材とフイルムとを50℃に温調した金属
ロールと硬度90のゴムロールとの間を通し、圧着
積層させて高密度ポリエチレンの30μmの積層紙
を得た。 更に前述と同じ押出機を用い、低密度ポリエチ
レン樹脂〔三井石油化学工業株式会社製、「ミラ
ソンM−16p」、MI=3.7、密度=0.923g/cm3〕を
40回転のスクリユー回転で樹脂温度290℃で400
m/m巾のコートハンガーダイにてフイルムを押
出した。 高密度ポリエチレン積層紙のフイルム面を予め
32w・min/m2のコロナ処理を行ない、ヒーター
にて予熱し、積層紙温度を45℃にした。次に、該
積層紙と上記低密度ポリエチレンフイルムを20℃
以下に温調した金属ロールと硬度90のゴムロール
との間を通し、圧着積層させて低密度ポリエチレ
ン30μm/高密度ポリエチレン30μm/板紙252.3
g/m2からなる複合材料を得た。 実施例 2 実施例1で得た積層複合材料の紙基材面に、実
施例1の低密度ポリエチレン樹脂を同様の操作に
より20μmの積層を行ない、低密度ポリエチレン
30μm/高密度ポリエチレン30μm/板紙252.3
g/m2/低密度ポリエチレン20μmからなる複合
材料を得た。 比較例 1 実施例1と同様にして、低密度ポリエチレン樹
脂を積層し、低密度ポリエチレン60μm/板紙
252.3g/m2の複合材料を得た。 比較例 2 実施例1と同様にして、板紙上に高密度ポリエ
チレン樹脂を積し、高密度ポリエチレン60μm/
板紙252.3g/m2の複合材料を得た。 比較例 3 実施例1と同様にして、板紙の両側に低密度ポ
リエチレン樹脂を積層し、低密度ポリエチレン
60μm/板紙252.3g/m2/低密度ポリエチレン
20μmの複合材料を得た。 上記の如くして得られた複合材料の耐折強度及
びヒートシール性をテストした。その結果を第1
表に示す。 尚、耐折強度、ヒートシールの測定方法は下記
の通りである; 耐折強度テスト: JIS−P8115に準拠して行なつた。 (株)東洋精機製作所製、MIT形試験機を用い、
15mm巾の試験片に1.0Kgfの荷重をかけて繰り
返し折り曲げテストを行ない、縦方向、横方向
に切断する迄の折り曲げ回数を測定した(n=
10)。 ヒートシールテスト: (株)東洋精機製作所製、片面加熱熱板方式の熱傾
斜試験機により、150℃×7Kg/cm2×1.0秒の条
件でフイルム面同志を接着させた後、剥離テス
トを行なつた。
【表】
「作用及び効果」
叙上の通り、本発明によれば耐折強度を有する
樹脂と熱接着性樹脂とを積層することにより、熱
接着性を低下させることなく耐折強度を高めるこ
とができ、折り曲げ加工性に優れた複合材料を提
供することができる。また、チルロール温度を40
〜130℃に保持することによりラミネート性に乏
しい耐折強度を有する樹脂を押出しラミネート可
能とし、効率的な製造方法を提供するものであ
る。
樹脂と熱接着性樹脂とを積層することにより、熱
接着性を低下させることなく耐折強度を高めるこ
とができ、折り曲げ加工性に優れた複合材料を提
供することができる。また、チルロール温度を40
〜130℃に保持することによりラミネート性に乏
しい耐折強度を有する樹脂を押出しラミネート可
能とし、効率的な製造方法を提供するものであ
る。
第1図及び第2図はいずれも本発明の複合材料
の実施態様を示す断面図である。 1……紙、2……耐折強度を有する樹脂、3,
3……熱接着性樹脂。
の実施態様を示す断面図である。 1……紙、2……耐折強度を有する樹脂、3,
3……熱接着性樹脂。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紙基材の片側又は両側に、高密度ポリエチレ
ン又はリニアー低密度ポリエチレンからなる耐折
強度を有する樹脂(以下、樹脂Aと記す)の層を
配し、その上にリニアー低密度ポリエチレン又は
低密度ポリエチレンからなる、前記樹脂Aより熱
接着性の良い樹脂(以下、樹脂Bと記す)の層を
配してなる紙容器等用複合材料。 2 紙基材の表面に樹脂Aを押出してプレスロー
ルとチルロールとの間に導き、該チルロールの表
面温度を40〜130℃の範囲にコントロールし乍ら
前記基材上に溶融し樹脂Aの層を圧着積層させ、
該樹脂の押出しと同時に又は押出し後に、更に樹
脂Bの層を設けることを特徴とする紙容器等用複
合材老料製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3990585A JPS61197239A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 紙容器等用複合材料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3990585A JPS61197239A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 紙容器等用複合材料及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61197239A JPS61197239A (ja) | 1986-09-01 |
| JPH056512B2 true JPH056512B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=12565971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3990585A Granted JPS61197239A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 紙容器等用複合材料及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61197239A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0366817U (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-28 | ||
| JP4788031B2 (ja) * | 2000-10-16 | 2011-10-05 | 大日本印刷株式会社 | 紙容器製函用積層材およびそれを使用して製函した紙容器 |
| FI117622B (fi) | 2001-07-13 | 2006-12-29 | Stora Enso Oyj | Polymeeripinnoitteinen kuumasaumattava pakkausmateriaali, sen valmistusmenetelmä sekä sen käyttö suljettuun pakkaukseen |
| JP2022132175A (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-07 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | 紙容器 |
| JP7588264B1 (ja) * | 2023-12-20 | 2024-11-21 | サカタインクス株式会社 | 耐折曲剤および積層体 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5193870U (ja) * | 1975-01-28 | 1976-07-28 | ||
| JPS5215582A (en) * | 1975-07-28 | 1977-02-05 | Sanyo Shiki Kk | Materials for paper containers |
| JPS54136102U (ja) * | 1978-03-13 | 1979-09-21 | ||
| CA1157216A (en) * | 1978-09-15 | 1983-11-22 | William F. Briggs | Coextruded thermoplastic stretch-wrap |
| JPS607323Y2 (ja) * | 1982-04-06 | 1985-03-11 | 十條製紙株式会社 | 開口の容易な紙容器 |
| JPS5978265U (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-26 | 凸版印刷株式会社 | 滅菌作業に適応する包装体 |
| JPS6241803U (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-13 |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP3990585A patent/JPS61197239A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61197239A (ja) | 1986-09-01 |
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