JPH0565178A - 食品の保存方法及びそれに用いる容器 - Google Patents
食品の保存方法及びそれに用いる容器Info
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- JPH0565178A JPH0565178A JP22576591A JP22576591A JPH0565178A JP H0565178 A JPH0565178 A JP H0565178A JP 22576591 A JP22576591 A JP 22576591A JP 22576591 A JP22576591 A JP 22576591A JP H0565178 A JPH0565178 A JP H0565178A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】少なくとも内容物に接する内面の一部あるいは
全てに、キトサンと銀を付与して成る容器に食品を充
填、密封することを特徴とする食品の保存方法及びそれ
に用いる容器。。 【効果】乳酸菌と他の微生物とがその保存上問題となる
食品が包装するだけで保存期間の延長が可能となった。
また、本発明による保存方法は、包装することのみで、
その目的を達成できるため、従来からの製造工程を変更
する必要が無いため、大変経済的である。
全てに、キトサンと銀を付与して成る容器に食品を充
填、密封することを特徴とする食品の保存方法及びそれ
に用いる容器。。 【効果】乳酸菌と他の微生物とがその保存上問題となる
食品が包装するだけで保存期間の延長が可能となった。
また、本発明による保存方法は、包装することのみで、
その目的を達成できるため、従来からの製造工程を変更
する必要が無いため、大変経済的である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装可能な食品の保存
方法及びそれに用いる容器に関する。
方法及びそれに用いる容器に関する。
【0002】
【従来の技術】微生物による食品の変敗防止方法として
は、加熱による殺菌、脱酸素剤やガス置換包装等による
酸素除去による微生物の増殖阻止、保存料の添加等があ
る。加熱による殺菌を行った場合、食味の低下、褐変等
の品質の低下が起こるため、加熱による殺菌が行えない
食品がある。酸素を除去した場合、酸素を必要とする好
気性菌の増殖は阻害できるが、嫌気性菌の増殖は阻害す
ることは出来ない。
は、加熱による殺菌、脱酸素剤やガス置換包装等による
酸素除去による微生物の増殖阻止、保存料の添加等があ
る。加熱による殺菌を行った場合、食味の低下、褐変等
の品質の低下が起こるため、加熱による殺菌が行えない
食品がある。酸素を除去した場合、酸素を必要とする好
気性菌の増殖は阻害できるが、嫌気性菌の増殖は阻害す
ることは出来ない。
【0003】キトサンは、甲殻類の外皮、昆虫、貝殻、
菌類に存在するキチンを濃アルカリで脱アセチル化する
とにより得られるもので、乳酸菌の増殖を阻害する効果
を有し、食品に添加したり少なくとも容器の内容物に接
する内面に一部あるいは全てに付与して用いられてい
る。
菌類に存在するキチンを濃アルカリで脱アセチル化する
とにより得られるもので、乳酸菌の増殖を阻害する効果
を有し、食品に添加したり少なくとも容器の内容物に接
する内面に一部あるいは全てに付与して用いられてい
る。
【0004】乳酸菌は、種により低温領域の5℃で増殖
可能なものや、比較的高温である45℃前後でも増殖可
能なものが含まれ、10%程度の食塩中や、pH4.0
程度の低酸性領域で増殖可能なものがある。また、酸素
の有無にかかわらず増殖可能な通性嫌気性菌で、多数の
抗菌性物質に耐性を示す。このため、乳酸菌は食品保存
上問題となっている。乳酸菌は、バター等の乳製品の酸
敗、ハム、ソーセージ、魚肉練り製品のネト、異臭の発
生、マヨネーズの腐敗、小麦粉より成る生地の腐敗、包
装された挽き肉等の生肉の腐敗等の原因菌と考えられて
いる。
可能なものや、比較的高温である45℃前後でも増殖可
能なものが含まれ、10%程度の食塩中や、pH4.0
程度の低酸性領域で増殖可能なものがある。また、酸素
の有無にかかわらず増殖可能な通性嫌気性菌で、多数の
抗菌性物質に耐性を示す。このため、乳酸菌は食品保存
上問題となっている。乳酸菌は、バター等の乳製品の酸
敗、ハム、ソーセージ、魚肉練り製品のネト、異臭の発
生、マヨネーズの腐敗、小麦粉より成る生地の腐敗、包
装された挽き肉等の生肉の腐敗等の原因菌と考えられて
いる。
【0005】キトサンは、このような乳酸菌の増殖を阻
害するすぐれた物質であるが、乳酸菌以外の微生物に対
しては効果がないか、あっても極めて弱いものである。
害するすぐれた物質であるが、乳酸菌以外の微生物に対
しては効果がないか、あっても極めて弱いものである。
【0006】銀置換ゼオライトは、ゼオライト(Zeolit
e,沸石)のナトリウムイオンを銀イオンで置換したもの
であって、食品類に接する包装容器の内面樹脂層などに
銀置換ゼオライトを練込んで、包装容器の内面樹脂層表
面に銀置換ゼオライト粒子を突出させるように固定し
て、すでに食品類の抗菌効果がある保存用包装容器とし
て使用されている。また銀ゼオライトの他、モンモリロ
ナイトやリン酸亜鉛に銀イオンを保持したものも、同様
に使用されている。
e,沸石)のナトリウムイオンを銀イオンで置換したもの
であって、食品類に接する包装容器の内面樹脂層などに
銀置換ゼオライトを練込んで、包装容器の内面樹脂層表
面に銀置換ゼオライト粒子を突出させるように固定し
て、すでに食品類の抗菌効果がある保存用包装容器とし
て使用されている。また銀ゼオライトの他、モンモリロ
ナイトやリン酸亜鉛に銀イオンを保持したものも、同様
に使用されている。
【0007】さらに、食品類に接する包装容器の内面
に、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法等のPVD法により銀層を設けた包装容器が、食
品類の抗菌効果がある保存用包装容器として実用化され
ている。この場合に、食品類に接する包装容器内面の樹
脂層表面に銀蒸着したものが一般的である。
に、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法等のPVD法により銀層を設けた包装容器が、食
品類の抗菌効果がある保存用包装容器として実用化され
ている。この場合に、食品類に接する包装容器内面の樹
脂層表面に銀蒸着したものが一般的である。
【0008】銀の抗菌効果は古くから知られており、銀
がイオン化して食品類の水分中に溶出して、溶出した銀
イオンが微生物の体内に取り込まれて作用するものと考
えられている。すなわち、食品類に銀箔を入れたり、銀
製の容器に食品類を保管したり、銀は古くから食器や義
歯などに用いられているものであって、抗菌効果ととも
に安全性が極めて高いものである。なお、銀以外にも銅
や鉄などに抗菌効果が認められているが、安全性などの
問題で、食品類用には実用化されていない。この銀の抗
菌性は、非常に広い抗菌スペクトルを有しているが、乳
酸菌に対する抗菌性が弱いことが明らかとなっている。
がイオン化して食品類の水分中に溶出して、溶出した銀
イオンが微生物の体内に取り込まれて作用するものと考
えられている。すなわち、食品類に銀箔を入れたり、銀
製の容器に食品類を保管したり、銀は古くから食器や義
歯などに用いられているものであって、抗菌効果ととも
に安全性が極めて高いものである。なお、銀以外にも銅
や鉄などに抗菌効果が認められているが、安全性などの
問題で、食品類用には実用化されていない。この銀の抗
菌性は、非常に広い抗菌スペクトルを有しているが、乳
酸菌に対する抗菌性が弱いことが明らかとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、キトサ
ンは甲殻類の外皮、昆虫、貝殻、菌類に存在するキチン
を濃アルカリで脱アセチル化することにより得られるも
ので安全性が高く、微量の添加量で乳酸菌の増殖を抑制
することが可能で、キトサンを食品と接する面に付与し
た容器は、保存中に乳酸菌の増殖が問題となる食品に用
いられている。また、前述のごとく、銀の抗菌性を利用
した容器は安全性が高く、乳酸菌をのぞいた多くの微生
物に対して抗菌効果を有するので広く利用されている。
ンは甲殻類の外皮、昆虫、貝殻、菌類に存在するキチン
を濃アルカリで脱アセチル化することにより得られるも
ので安全性が高く、微量の添加量で乳酸菌の増殖を抑制
することが可能で、キトサンを食品と接する面に付与し
た容器は、保存中に乳酸菌の増殖が問題となる食品に用
いられている。また、前述のごとく、銀の抗菌性を利用
した容器は安全性が高く、乳酸菌をのぞいた多くの微生
物に対して抗菌効果を有するので広く利用されている。
【0010】ところが乳酸菌と他の微生物とが保存上問
題となる食品、例えば漬物のような食品は、キトサンを
食品と接する面に付与した容器で改装した場合は、乳酸
菌による、酸の生成は防止できるが、酵母による炭酸ガ
スの発生は防止することができず、容器のふくらみが生
じ、保存効果を得ることはできなかった。一方、銀を付
与した容器で包装した場合は逆にガスの発生は防止でき
るが、酸の生成は防止することができず、保存中に酸味
が強くなる現象を生じていた。このため、簡便に乳酸菌
および他の微生物の増殖を同時に抑制することができ、
保存期間の延長が可能となる保存方法が望まれていた。
題となる食品、例えば漬物のような食品は、キトサンを
食品と接する面に付与した容器で改装した場合は、乳酸
菌による、酸の生成は防止できるが、酵母による炭酸ガ
スの発生は防止することができず、容器のふくらみが生
じ、保存効果を得ることはできなかった。一方、銀を付
与した容器で包装した場合は逆にガスの発生は防止でき
るが、酸の生成は防止することができず、保存中に酸味
が強くなる現象を生じていた。このため、簡便に乳酸菌
および他の微生物の増殖を同時に抑制することができ、
保存期間の延長が可能となる保存方法が望まれていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は少なくとも内容物に接する内面の一部ある
いは全てに、キトサンを付与してかつ少なくとも内容物
に接する内面の一部あるいは全てに銀を付与して成る容
器又は包装袋に食品を充填、密封する食品の保存方法と
それに使用する容器を提供するものである。
に、本発明は少なくとも内容物に接する内面の一部ある
いは全てに、キトサンを付与してかつ少なくとも内容物
に接する内面の一部あるいは全てに銀を付与して成る容
器又は包装袋に食品を充填、密封する食品の保存方法と
それに使用する容器を提供するものである。
【0012】
【発明の詳述】食品と接する容器表面にキトサンと銀を
付与し、かつ、この容器に食品を充填、密封することに
より解決した。
付与し、かつ、この容器に食品を充填、密封することに
より解決した。
【0013】本発明に用いる容器の食品と接する面にキ
トサンと銀を付与する方法としては、粉体であるキトサ
ンと、銀イオンを付与した担体とを同時に樹脂に練込
み、容器と食品の接する樹脂層を形成してもよいし、す
でに公知の方法により、食品と接する表面上にキトサン
を付与して成る容器部材と、同じく公知の方法により食
品と接する表面上に銀を付与して成る容器部材とを組み
合せて本発明に用いる容器としてもよい。
トサンと銀を付与する方法としては、粉体であるキトサ
ンと、銀イオンを付与した担体とを同時に樹脂に練込
み、容器と食品の接する樹脂層を形成してもよいし、す
でに公知の方法により、食品と接する表面上にキトサン
を付与して成る容器部材と、同じく公知の方法により食
品と接する表面上に銀を付与して成る容器部材とを組み
合せて本発明に用いる容器としてもよい。
【0014】本発明に用いる容器の食品と接する面にキ
トサンを付与する方法としては、熱可塑性樹脂に溶融と
同時にキトサンを練込み、容器の食品と接する面を形成
する方法、熱可塑性樹脂を基材上にTダイより押出し、
熱可塑性樹脂をコーティングし、冷却ロールにて冷却し
フィルムとする際にキトサン粉体を噴霧し熱可塑性樹脂
表面に付着させる方法、熱可塑性樹脂をTダイより押出
しシートを成形する際に冷却ロールにて冷却し固化する
際にキトサン粉体を塗布し付与する方法、溶媒に溶解し
たバインダー樹脂中にキトサンを分散し、塗布後溶媒を
除去し、キトサンを付与する方法などがある。この他
に、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂等に分散し、
塗布後これらの樹脂を硬化させることにより付与する方
法も可能である。又、共押出しにより内側にキトサンを
練込んだ層を有するパリソンを用いてブロー成形法で容
器を形成することも可能である。
トサンを付与する方法としては、熱可塑性樹脂に溶融と
同時にキトサンを練込み、容器の食品と接する面を形成
する方法、熱可塑性樹脂を基材上にTダイより押出し、
熱可塑性樹脂をコーティングし、冷却ロールにて冷却し
フィルムとする際にキトサン粉体を噴霧し熱可塑性樹脂
表面に付着させる方法、熱可塑性樹脂をTダイより押出
しシートを成形する際に冷却ロールにて冷却し固化する
際にキトサン粉体を塗布し付与する方法、溶媒に溶解し
たバインダー樹脂中にキトサンを分散し、塗布後溶媒を
除去し、キトサンを付与する方法などがある。この他
に、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂等に分散し、
塗布後これらの樹脂を硬化させることにより付与する方
法も可能である。又、共押出しにより内側にキトサンを
練込んだ層を有するパリソンを用いてブロー成形法で容
器を形成することも可能である。
【0015】また、銀イオンを担持させた銀ゼオライト
様のものも同様の方法により付与可能である。また、こ
の他に、樹脂、アルミスチール等の金属、ガラス、紙等
の表面に、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法等のPVD法により銀を付与する方法を用
いてもよい。
様のものも同様の方法により付与可能である。また、こ
の他に、樹脂、アルミスチール等の金属、ガラス、紙等
の表面に、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法等のPVD法により銀を付与する方法を用
いてもよい。
【0016】本発明に使用可能な熱可塑性樹脂として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、ナイロン、ポリエステル等、加工性、食品
適性等を考慮し任意に選択可能である。熱可塑性樹脂に
練込む際のキトサンおよび銀イオンを担持させた担体の
練込み量は、抗菌性と包材適性を考慮し合計量1〜50
重量%が適当であり、好ましくは5〜25重量%が良
い。
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、ナイロン、ポリエステル等、加工性、食品
適性等を考慮し任意に選択可能である。熱可塑性樹脂に
練込む際のキトサンおよび銀イオンを担持させた担体の
練込み量は、抗菌性と包材適性を考慮し合計量1〜50
重量%が適当であり、好ましくは5〜25重量%が良
い。
【0017】熱溶融した樹脂表面にキトサンおよび銀イ
オンを担持させた担体を付与する際の付与量は、容器と
した際に合計量が0.1〜5g/m2 となるように付与
するのが適当であり、好ましくは合計量が1〜2.5g
/m2 となるように付与するのが良い。
オンを担持させた担体を付与する際の付与量は、容器と
した際に合計量が0.1〜5g/m2 となるように付与
するのが適当であり、好ましくは合計量が1〜2.5g
/m2 となるように付与するのが良い。
【0018】本発明に使用可能なバインダー樹脂として
は、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、アセチルセルロー
ス系樹脂、アセテートブチレート系樹脂、ビニル系樹
脂、エポキシ系樹脂等があり、基材との適性等を考慮し
任意に選択可能である。
は、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、アセチルセルロー
ス系樹脂、アセテートブチレート系樹脂、ビニル系樹
脂、エポキシ系樹脂等があり、基材との適性等を考慮し
任意に選択可能である。
【0019】溶媒に溶解したバインダー樹脂中に分散さ
せるキトサンおよび銀イオンを担持させた担体の量は、
溶媒を除去した際に合計量が0.1〜5g/m2 となる
ように付与するのが適当であり、好ましくは合計量が1
から2.5g/m2 となるように分散するのが良い。
せるキトサンおよび銀イオンを担持させた担体の量は、
溶媒を除去した際に合計量が0.1〜5g/m2 となる
ように付与するのが適当であり、好ましくは合計量が1
から2.5g/m2 となるように分散するのが良い。
【0020】本発明に使用するキトサンは抗菌性の点よ
り考慮すると、平均分子量10,000〜100,00
0であるものが好ましく、アセチル化度は95%以上が
好ましい。
り考慮すると、平均分子量10,000〜100,00
0であるものが好ましく、アセチル化度は95%以上が
好ましい。
【0021】本発明に使用可能な銀ゼオライトは銀置換
率が5〜70%のものが好ましい。また、PVD法によ
り食品と接する容器界面上に銀層をもうける場合、抗菌
性に関与する部分は銀層表面のみであることから、でき
るだけ銀層は薄い方が経済性の面からも好ましい。
率が5〜70%のものが好ましい。また、PVD法によ
り食品と接する容器界面上に銀層をもうける場合、抗菌
性に関与する部分は銀層表面のみであることから、でき
るだけ銀層は薄い方が経済性の面からも好ましい。
【0022】キトサンと銀の付与量並びにその割合は本
発明を適用する食品中の微生物の菌叢、微生物が利用可
能な栄養分、保存条件等により設定できる。本発明に適
応可能な食品としては、乳酸菌及び他の微生物の増殖が
保存上問題となる食品であれば固形、液状を問わず適応
可能である。
発明を適用する食品中の微生物の菌叢、微生物が利用可
能な栄養分、保存条件等により設定できる。本発明に適
応可能な食品としては、乳酸菌及び他の微生物の増殖が
保存上問題となる食品であれば固形、液状を問わず適応
可能である。
【0023】
【作用】本発明は、容器の食品に接する面にキトサン及
び銀を付与させた構成としたことで、乳酸菌及び他の微
生物の増殖が保存上問題となる食品が経済的に保存可能
となる。
び銀を付与させた構成としたことで、乳酸菌及び他の微
生物の増殖が保存上問題となる食品が経済的に保存可能
となる。
【0024】
(実施例1)図面を用いて詳細に説明する。図4は共押
出し法によりキトサンおよび銀を付与した積層体を製造
する一実施例である。
出し法によりキトサンおよび銀を付与した積層体を製造
する一実施例である。
【0025】共押出し法により、Kコートナイロンフィ
ルム(KNy、15μm)2の基材上に、周知のグラビ
アコート法で塗布した接着剤層3を介してポリエチレン
(PE、55μm)5/キトサン10%、銀ゼオライト
10%(銀置換率40%)練込みポリエチレン(キトサ
ン10%、銀ゼオライト10%練込みPE、5μm)4
を共押出し用Tダイ13より押出し、ニップロール7、
第1冷却ロール8、第2冷却ロール9の間を通して形成
した積層体10を用いて、図1に示すような、食品と接
する片面が5cm×8cm(総表面積80cm2 )のパ
ウチ1を作製した。図5は積層体10の断面説明図であ
る。また、図2は図1のパウチのA−A断面説明図であ
る。
ルム(KNy、15μm)2の基材上に、周知のグラビ
アコート法で塗布した接着剤層3を介してポリエチレン
(PE、55μm)5/キトサン10%、銀ゼオライト
10%(銀置換率40%)練込みポリエチレン(キトサ
ン10%、銀ゼオライト10%練込みPE、5μm)4
を共押出し用Tダイ13より押出し、ニップロール7、
第1冷却ロール8、第2冷却ロール9の間を通して形成
した積層体10を用いて、図1に示すような、食品と接
する片面が5cm×8cm(総表面積80cm2 )のパ
ウチ1を作製した。図5は積層体10の断面説明図であ
る。また、図2は図1のパウチのA−A断面説明図であ
る。
【0026】複数のパウチに2.0×105 (個/m
1)の乳酸菌を植菌したブリックス液体培地を10ml
ずつ充填し、密封した。これを30℃で保存し、経時的
に順次開封し、ブリックス寒天培地を用いた混釈法によ
り菌数測定した。また、複数のパウチに5.5×105
(個/ml)のパン酵母を植菌したブドウ糖ペプトン液
体培地を10mlずつ充填し、密封した。これを30℃
で保存し、経時的に順次開封し、ポテトデキストロース
寒天培地を用いた混釈法により菌数を測定した。
1)の乳酸菌を植菌したブリックス液体培地を10ml
ずつ充填し、密封した。これを30℃で保存し、経時的
に順次開封し、ブリックス寒天培地を用いた混釈法によ
り菌数測定した。また、複数のパウチに5.5×105
(個/ml)のパン酵母を植菌したブドウ糖ペプトン液
体培地を10mlずつ充填し、密封した。これを30℃
で保存し、経時的に順次開封し、ポテトデキストロース
寒天培地を用いた混釈法により菌数を測定した。
【0027】(比較例1)共押出し法により、Kコート
ナイロンフィルム(KNy、15μm)2の基材上に、
周知のグラビアコート法で塗布した接着剤層3を介して
ポリエチレン(PE、55μm)5/キトサン10%練
込みポリエチレン(キトサン10%練込みPE、5μ
m)4を共押出し用Tダイ13より押出し、ニップロー
ル7、第1冷却ロール8、第2冷却ロール9の間を通し
て形成した積層体10を用いて、図1に示すような、食
品と接する片面が5cm×8cm(総表面積80c
m2 )のパウチ1を作製した。図5は積層体10の断面
説明図である。また、図2は図1のパウチのA−A’断
面説明図である。
ナイロンフィルム(KNy、15μm)2の基材上に、
周知のグラビアコート法で塗布した接着剤層3を介して
ポリエチレン(PE、55μm)5/キトサン10%練
込みポリエチレン(キトサン10%練込みPE、5μ
m)4を共押出し用Tダイ13より押出し、ニップロー
ル7、第1冷却ロール8、第2冷却ロール9の間を通し
て形成した積層体10を用いて、図1に示すような、食
品と接する片面が5cm×8cm(総表面積80c
m2 )のパウチ1を作製した。図5は積層体10の断面
説明図である。また、図2は図1のパウチのA−A’断
面説明図である。
【0028】複数のパウチに実施例1で用いた2.0×
105 (個/ml)の乳酸菌を植菌したブリックス液体
培地を10mlずつ充填し、密封した。これを30℃で
保存し、経時的に順次開封し、ブリックス寒天培地を用
いた混釈法により菌数測定した。
105 (個/ml)の乳酸菌を植菌したブリックス液体
培地を10mlずつ充填し、密封した。これを30℃で
保存し、経時的に順次開封し、ブリックス寒天培地を用
いた混釈法により菌数測定した。
【0029】また、複数のパウチに実施例1で用いた
5.5×105 (個/ml)のパン酵母を植菌したブト
ウ糖ペプトン液体培地を10mlずつ充填し、密封し
た。これを30℃で保存し、経時的に順次開封し、ポテ
トデキストロース寒天培地を用いた混釈法により菌数を
測定した。
5.5×105 (個/ml)のパン酵母を植菌したブト
ウ糖ペプトン液体培地を10mlずつ充填し、密封し
た。これを30℃で保存し、経時的に順次開封し、ポテ
トデキストロース寒天培地を用いた混釈法により菌数を
測定した。
【0030】(比較例2)共押出し法により、Kコート
ナイロンフィルム(KNy、15μm)2の基材上に、
周知のグラビアコート法で塗布した接着剤層3を介して
ポリエチレン(PE、55μm)5/銀ゼオライト10
%(銀置換率40%)練込みポリエチレン(銀ゼオライ
ト10%練込みPE、5μm)4を共押出し用Tダイ1
3より押出し、ニップロール7、第1冷却ロール8、第
2冷却ロール9の間を通して形成した積層体10を用い
て、図1に示すような、食品と接する片面が5cm×8
cm(総表面積80cm2 )のパウチ1を作製した。図
5は積層体10の断面説明図である。また、図2は図1
のパウチのA−A断面説明図である。
ナイロンフィルム(KNy、15μm)2の基材上に、
周知のグラビアコート法で塗布した接着剤層3を介して
ポリエチレン(PE、55μm)5/銀ゼオライト10
%(銀置換率40%)練込みポリエチレン(銀ゼオライ
ト10%練込みPE、5μm)4を共押出し用Tダイ1
3より押出し、ニップロール7、第1冷却ロール8、第
2冷却ロール9の間を通して形成した積層体10を用い
て、図1に示すような、食品と接する片面が5cm×8
cm(総表面積80cm2 )のパウチ1を作製した。図
5は積層体10の断面説明図である。また、図2は図1
のパウチのA−A断面説明図である。
【0031】複数のパウチに実施例1で用いた2.0×
105 (個/ml)の乳酸菌を植菌したブリックス液体
培地を10mlずつ充填し、密封した。これを30℃で
保存し、経時的に順次開封し、ブリックス寒天培地を用
いた混釈法により菌数測定した。
105 (個/ml)の乳酸菌を植菌したブリックス液体
培地を10mlずつ充填し、密封した。これを30℃で
保存し、経時的に順次開封し、ブリックス寒天培地を用
いた混釈法により菌数測定した。
【0032】また、複数のパウチに実施例1で用いた
5.5×105 (個/ml)のパン酵母を植菌したブド
ウ糖ペプトン液体培地を10mlずつ充填し、密封し
た。これを30℃で保存し、経時的に順次開封し、ポテ
トデキストロース寒天培地を用いた混釈法により菌数を
測定した。
5.5×105 (個/ml)のパン酵母を植菌したブド
ウ糖ペプトン液体培地を10mlずつ充填し、密封し
た。これを30℃で保存し、経時的に順次開封し、ポテ
トデキストロース寒天培地を用いた混釈法により菌数を
測定した。
【0033】(比較例3)押出しコーティング法によ
り、Kコートナイロンフィルム(KNy、15μm)の
基材上に、ポリエチレン(PE、60μm)を形成した
フィルムにて、食品と接する片面が5cm×8cm(総
表面積80cm2 )のパウチを作製した。複数のパウチ
に実施例1で用いた2.0×105 (個/ml)の乳酸
菌を植菌したブリックス液体培地を10ml充填し、密
封した。これを30℃で保存し、経時的に順次開封し、
ブリックス寒天培地を用いた混釈法により菌数を測定し
た。
り、Kコートナイロンフィルム(KNy、15μm)の
基材上に、ポリエチレン(PE、60μm)を形成した
フィルムにて、食品と接する片面が5cm×8cm(総
表面積80cm2 )のパウチを作製した。複数のパウチ
に実施例1で用いた2.0×105 (個/ml)の乳酸
菌を植菌したブリックス液体培地を10ml充填し、密
封した。これを30℃で保存し、経時的に順次開封し、
ブリックス寒天培地を用いた混釈法により菌数を測定し
た。
【0034】また、複数のパウチに実施例1で用いた
5.5×105 (個/ml)のパン酵母を植菌したブド
ウ糖ペプトン液体培地を10ml充填し、密封した。こ
れを30℃で保存し、経時的に順次開封し、ポテトデキ
ストロース寒天培地を用いた混釈法により菌数測定し
た。これらの測定結果を表1に示した。
5.5×105 (個/ml)のパン酵母を植菌したブド
ウ糖ペプトン液体培地を10ml充填し、密封した。こ
れを30℃で保存し、経時的に順次開封し、ポテトデキ
ストロース寒天培地を用いた混釈法により菌数測定し
た。これらの測定結果を表1に示した。
【0035】
【表1】
【0036】(実施例2)図6に示す用に押出しコーテ
ィング法により、Kコート延伸ポリプロピレンフィルム
(KOPP、20μm)11の基材上に、接着層3を介
してポリエチレン(PE、40μm)12を形成したフ
ィルム16を作製した。この際、粉ふり機14にてキト
サン15を落下し、第1冷却ロール8上にキトサン15
を付着させ、キトサン15が付着した冷却面で溶融した
ポリエチレン12を冷却することにより、図7に示すよ
うにポリエチレン12の表面上にキトサン15を付与し
た。キトサンの付与量は1g/m2 であった。(フィル
ムA)
ィング法により、Kコート延伸ポリプロピレンフィルム
(KOPP、20μm)11の基材上に、接着層3を介
してポリエチレン(PE、40μm)12を形成したフ
ィルム16を作製した。この際、粉ふり機14にてキト
サン15を落下し、第1冷却ロール8上にキトサン15
を付着させ、キトサン15が付着した冷却面で溶融した
ポリエチレン12を冷却することにより、図7に示すよ
うにポリエチレン12の表面上にキトサン15を付与し
た。キトサンの付与量は1g/m2 であった。(フィル
ムA)
【0037】また、同様に、押出しコーティング法によ
り、Kコート延伸ポリプロピレンフィルム(KOPP、
20μm)11の基材上に、接着層3を介してポリエチ
レン(PE、40μm)12を形成したフィルム16を
作製した。この際、粉ふり機14にて銀置換率20%の
銀ゼオライトを落下し、第1冷却ロール8上に銀ゼオラ
イトを付着させ、銀ゼオライトが付着した冷却面で溶融
したポリエチレン12を冷却することにより、同様にポ
リエチレン12の表面上に銀ゼオライトを付与した。銀
ゼオライト付与量は1g/m2 であった。(フィルム
B)
り、Kコート延伸ポリプロピレンフィルム(KOPP、
20μm)11の基材上に、接着層3を介してポリエチ
レン(PE、40μm)12を形成したフィルム16を
作製した。この際、粉ふり機14にて銀置換率20%の
銀ゼオライトを落下し、第1冷却ロール8上に銀ゼオラ
イトを付着させ、銀ゼオライトが付着した冷却面で溶融
したポリエチレン12を冷却することにより、同様にポ
リエチレン12の表面上に銀ゼオライトを付与した。銀
ゼオライト付与量は1g/m2 であった。(フィルム
B)
【0038】このフィルムAとフィルムBとを貼り合
せ、図−10に示すような、キトサン及び銀ゼオライト
が付着したポリエチレン面が内容物と接する面とした、
内容物と接する片面が5cm×8cm(総表面積80c
m2 )のパウチを作製した。
せ、図−10に示すような、キトサン及び銀ゼオライト
が付着したポリエチレン面が内容物と接する面とした、
内容物と接する片面が5cm×8cm(総表面積80c
m2 )のパウチを作製した。
【0039】ダイコンの鉈割漬に用いた麹を滅菌済蒸留
水にて10倍に希釈し、滅菌済ガーゼで濾別し、固型物
を除き抽出液とし、この、液をこのパウチに10ml充
填し密封した。このパウチを複数個作製し、30℃で保
存して、経時的に順次開封し、ポテトデキストロース寒
天培地およびブリックス寒天培地を用いた混釈法により
菌数を測定した。
水にて10倍に希釈し、滅菌済ガーゼで濾別し、固型物
を除き抽出液とし、この、液をこのパウチに10ml充
填し密封した。このパウチを複数個作製し、30℃で保
存して、経時的に順次開封し、ポテトデキストロース寒
天培地およびブリックス寒天培地を用いた混釈法により
菌数を測定した。
【0040】(比較例4)押出しコーティング法によ
り、Kコート延伸ポリプロピレンフィルム(KOPP、
20μm)の基材上に、ポリエチレン(PE、40μ
m)を形成したフィルム(フィルムC)にて、食品と接
する片面が5cm×8cm(総表面積40cm 2 )とな
るようにし、反対側の片面はフィルムAにて、食品と接
する面が5cm×8cm(総表面積40cm2 )のパウ
チを作製した。
り、Kコート延伸ポリプロピレンフィルム(KOPP、
20μm)の基材上に、ポリエチレン(PE、40μ
m)を形成したフィルム(フィルムC)にて、食品と接
する片面が5cm×8cm(総表面積40cm 2 )とな
るようにし、反対側の片面はフィルムAにて、食品と接
する面が5cm×8cm(総表面積40cm2 )のパウ
チを作製した。
【0041】これに実施例2で用いた抽出液を10ml
充填し、密封した。このパウチを複数個作製し、30℃
で保存して、経時的に順次開封し、ポテトデキストロー
ス寒天培地およびブリックス寒天培地を用いた混釈法に
より菌数を測定した。
充填し、密封した。このパウチを複数個作製し、30℃
で保存して、経時的に順次開封し、ポテトデキストロー
ス寒天培地およびブリックス寒天培地を用いた混釈法に
より菌数を測定した。
【0042】(比較例5)フィルムCにて、食品と接す
る片面が5cm×8cm(総表面積40cm2 )、反対
側の片面はフィルムBにて食品と接する面が5cm×8
cm(総表面積40cm2 )となるようなパウチを作製
した。
る片面が5cm×8cm(総表面積40cm2 )、反対
側の片面はフィルムBにて食品と接する面が5cm×8
cm(総表面積40cm2 )となるようなパウチを作製
した。
【0043】これに実施例2で用いた抽出液を10ml
充填し、密封した。このパウチを複数個作製し、30℃
で保存して、経時的に順次開封し、ポテトデキストロー
ス寒天培地およびブリックス寒天培地を用いた混釈法に
より菌数を測定した。
充填し、密封した。このパウチを複数個作製し、30℃
で保存して、経時的に順次開封し、ポテトデキストロー
ス寒天培地およびブリックス寒天培地を用いた混釈法に
より菌数を測定した。
【0044】(比較例6)フィルムCにて、食品と接す
る片面が5cm×8cm(総表面積80cm2 )のパウ
チを作製した。
る片面が5cm×8cm(総表面積80cm2 )のパウ
チを作製した。
【0045】これに実施例2で用いた抽出液を10ml
充填し、密封した。このパウチを複数個作製し、30℃
で保存して、経時的に順次開封し、ポテトデキストロー
ス寒天培地およびブリックス寒天培地を用いた混釈法に
より菌数を測定した。これらの測定結果を表2に示し
た。
充填し、密封した。このパウチを複数個作製し、30℃
で保存して、経時的に順次開封し、ポテトデキストロー
ス寒天培地およびブリックス寒天培地を用いた混釈法に
より菌数を測定した。これらの測定結果を表2に示し
た。
【0046】
【表2】
【0047】(実施例3)図8に示した装置にて、最終
厚みが1.5mmとなるようにTダイ13より熱溶融し
たポリプロピレン(PP)17を押出し、第1冷却ロー
ル8及びニップロール7にて冷却し、固化し、シートを
形成する以前に、Tダイ13と第1冷却ロール8及びニ
ップロール7の間で、粉ふり機14にて、熱溶融したP
P17にキトサン15をふりかけ、第1冷却ロール8及
び第2冷却ロール9にて冷却し、固化し、図8に示すよ
うにポリプロピレンシート17上にキトサン15を付与
した。
厚みが1.5mmとなるようにTダイ13より熱溶融し
たポリプロピレン(PP)17を押出し、第1冷却ロー
ル8及びニップロール7にて冷却し、固化し、シートを
形成する以前に、Tダイ13と第1冷却ロール8及びニ
ップロール7の間で、粉ふり機14にて、熱溶融したP
P17にキトサン15をふりかけ、第1冷却ロール8及
び第2冷却ロール9にて冷却し、固化し、図8に示すよ
うにポリプロピレンシート17上にキトサン15を付与
した。
【0048】この際のキトサン付与量は3g/m2 であ
った。このシートを用いて、キトサンが付与された面が
食品と接する面となるように真空成形法によって図3に
示すような内容量220mlのカップ状容器を作製し
た。(以下カップAという。)また、食品と接する面に
蒸着法にて銀層(平均厚み0.07μm)を設けたアル
ミニウムより成る巻締め用の蓋材を作製した。(蓋材
A)
った。このシートを用いて、キトサンが付与された面が
食品と接する面となるように真空成形法によって図3に
示すような内容量220mlのカップ状容器を作製し
た。(以下カップAという。)また、食品と接する面に
蒸着法にて銀層(平均厚み0.07μm)を設けたアル
ミニウムより成る巻締め用の蓋材を作製した。(蓋材
A)
【0049】このカップAになす、きゅうり等より成る
紫葉漬135gを入れ、漬け汁を満たし、気泡が残らぬ
ように蓋材Aを用いて巻き締め法により密封し、室温で
保存した。経時的にふくれ等の発生を検査し、また、順
次開封して食味の検査を行なった。
紫葉漬135gを入れ、漬け汁を満たし、気泡が残らぬ
ように蓋材Aを用いて巻き締め法により密封し、室温で
保存した。経時的にふくれ等の発生を検査し、また、順
次開封して食味の検査を行なった。
【0050】(比較例7)カップAに実施例3で用いた
紫葉漬135gを入れ、漬け汁を充填し、気泡が残らぬ
ように通常のアルミ製の蓋材(蓋材B)を用いて巻き締
め法により密封し、室温で保存した。経時的にふくれ等
の発生を検査し、また、順次開封して食味の検査を行な
った。
紫葉漬135gを入れ、漬け汁を充填し、気泡が残らぬ
ように通常のアルミ製の蓋材(蓋材B)を用いて巻き締
め法により密封し、室温で保存した。経時的にふくれ等
の発生を検査し、また、順次開封して食味の検査を行な
った。
【0051】(比較例8)1.5mm厚のPPシートよ
り、実施例3と同様に、真空成形法によって内容積22
0mlのカップ状容器を作製した。(カップB)このカ
ップBに実施例3で用いた紫葉漬135gを入れ、漬け
汁を充填し、気泡が残らないように蓋材Aを用いて巻き
締め法により密封し、室温で保存した。経時的にふくれ
等の発生を検査し、また順次開封して食味の検査を行な
った。
り、実施例3と同様に、真空成形法によって内容積22
0mlのカップ状容器を作製した。(カップB)このカ
ップBに実施例3で用いた紫葉漬135gを入れ、漬け
汁を充填し、気泡が残らないように蓋材Aを用いて巻き
締め法により密封し、室温で保存した。経時的にふくれ
等の発生を検査し、また順次開封して食味の検査を行な
った。
【0052】(比較例9)カップBに実施例3で用いた
紫葉漬135gを入れ、漬け汁を充填し、気泡が残らな
いように蓋材Bを用いて巻き締め法により密封し、室温
で保存した。経時的にふくれ等を検査し、また、順次開
封して食味の検査を行った。
紫葉漬135gを入れ、漬け汁を充填し、気泡が残らな
いように蓋材Bを用いて巻き締め法により密封し、室温
で保存した。経時的にふくれ等を検査し、また、順次開
封して食味の検査を行った。
【0053】その結果、実施例3の紫葉漬は保存10日
後まで(それ以降は未実施)ふくれ等の外観の異常もな
く、味、香りとも保存開始前のものと比べ、変化がなか
ったが、比較例7および9で作製したものは保存2日後
でカップのふくれが生じ、内容物も異臭が強く食用には
耐えられなかった。比較例8で作製したものは保存3日
後で、若干のふくれが生じ、開封して食したところ異
味、異臭が強く食用には耐えられず、以降の保存テスト
を中止した。
後まで(それ以降は未実施)ふくれ等の外観の異常もな
く、味、香りとも保存開始前のものと比べ、変化がなか
ったが、比較例7および9で作製したものは保存2日後
でカップのふくれが生じ、内容物も異臭が強く食用には
耐えられなかった。比較例8で作製したものは保存3日
後で、若干のふくれが生じ、開封して食したところ異
味、異臭が強く食用には耐えられず、以降の保存テスト
を中止した。
【0054】
【発明の効果】以上、実施例に示すとおり、乳酸菌と他
の微生物とがその保存上問題となる食品が包装するだけ
で保存期間の延長が可能となった。実施例1は同一の容
器に包装するだけで乳酸菌および酵母の増殖の阻害が可
能な容器および保存方法の一例である。実施例2は包装
するだけで同時に乳酸菌と他の微生物の増殖を阻害可能
な容器および保存方法の一例である。(ブリックス寒天
培地でコロニーを形成した菌は乳酸菌と考えられ、ポテ
トデキストロース寒天培地でコロニーを形成した菌は真
菌と考えられる。)実施例3は乳酸菌と酵母の増殖が保
存上問題となる漬け物に対して、本発明による容器及び
保存方法が有効であることを示す一例である。
の微生物とがその保存上問題となる食品が包装するだけ
で保存期間の延長が可能となった。実施例1は同一の容
器に包装するだけで乳酸菌および酵母の増殖の阻害が可
能な容器および保存方法の一例である。実施例2は包装
するだけで同時に乳酸菌と他の微生物の増殖を阻害可能
な容器および保存方法の一例である。(ブリックス寒天
培地でコロニーを形成した菌は乳酸菌と考えられ、ポテ
トデキストロース寒天培地でコロニーを形成した菌は真
菌と考えられる。)実施例3は乳酸菌と酵母の増殖が保
存上問題となる漬け物に対して、本発明による容器及び
保存方法が有効であることを示す一例である。
【0055】本発明による容器及び保存方法はこの他に
乳酸菌と他の微生物の増殖が保存上問題となるシロッ
プ、果汁等の保存にも適応可能である。実施例1、実施
例2、実施例3、及び実施例4のいずれの場合のキトサ
ン及び銀の付与方法においても、保存効果が示されてお
り、いずれの付与方法においても本発明に用いる容器が
作製可能であった。また、本発明による保存方法は、包
装することのみで、その目的を達成できるため、従来か
らの製造工程を変更する必要が無い為、大変経済的であ
る。
乳酸菌と他の微生物の増殖が保存上問題となるシロッ
プ、果汁等の保存にも適応可能である。実施例1、実施
例2、実施例3、及び実施例4のいずれの場合のキトサ
ン及び銀の付与方法においても、保存効果が示されてお
り、いずれの付与方法においても本発明に用いる容器が
作製可能であった。また、本発明による保存方法は、包
装することのみで、その目的を達成できるため、従来か
らの製造工程を変更する必要が無い為、大変経済的であ
る。
【0056】
【図1】本発明の容器の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A’線に沿って切断したところを示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本発明の容器の他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図4】共押出し法により基材上に接着剤を介してキト
サン練込み積層フィルムを形成する工程を示す概略説明
図である。
サン練込み積層フィルムを形成する工程を示す概略説明
図である。
【図5】図4により製造された積層体10の説明断面図
である。
である。
【図6】押出しコーティング法によりキトサンを付与す
る工程を示す概略説明図である。
る工程を示す概略説明図である。
【図7】図6により製造された積層フィルムの説明断面
図である。
図である。
【図8】Tダイより溶融した樹脂を押出しキトサンを付
与する工程を示す概略説明図である。
与する工程を示す概略説明図である。
【図9】図8により製造されたキトサン付与フィルムの
説明断面図である。
説明断面図である。
【図10】本発明の容器の他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図11】実施例3で作製した蓋材を示す説明断面図で
ある。
ある。
1…パウチ 2…Kコートナイロンフィルム 3…接着剤層 4…キトサン及び銀ゼオライト練込みポリエチレン 5…ポリエチレン 6…キトサンを付与された層 7…ニップロール 8…第1冷却ロール 9…第2冷却ロール 10…積層体 11…Kコート延伸ポリプロピレンフィルム 12…溶融ポリエチレン 13…Tダイ 14…粉ふり機 15…キトサン 16…キトサン付与フィルム 17…溶融ポリプロピレン 18…銀ゼオライト 19…アルミ 20…銀蒸着層
フロントページの続き (72)発明者 池田 則夫 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 菅原 省哉 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも内容物に接する内面の一部ある
いは全てに、キトサンと銀を付与して成る容器に食品を
充填、密封することを特徴とする食品の保存方法。 - 【請求項2】少なくとも内容物に接する内面の一部ある
いは全てに、キトサンと銀を付与して成る容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03225765A JP3077291B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 食品の保存方法及びそれに用いる容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03225765A JP3077291B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 食品の保存方法及びそれに用いる容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565178A true JPH0565178A (ja) | 1993-03-19 |
| JP3077291B2 JP3077291B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=16834459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03225765A Expired - Fee Related JP3077291B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 食品の保存方法及びそれに用いる容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3077291B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108100462A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-06-01 | 常德金德新材料科技股份有限公司 | 一种纳米生物防霉保鲜膜及其制备方法 |
| CN108192123A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-06-22 | 常德金德新材料科技股份有限公司 | 一种通过涂布机制备防霉保鲜膜的方法及防霉保鲜膜 |
| CN108283260A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-07-17 | 常德金德新材料科技股份有限公司 | 一种防霉保鲜膜的制备方法 |
| JP2020150879A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | アサヒビール株式会社 | ビール様発泡性飲料用乳酸菌増殖抑制剤 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP03225765A patent/JP3077291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108100462A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-06-01 | 常德金德新材料科技股份有限公司 | 一种纳米生物防霉保鲜膜及其制备方法 |
| CN108192123A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-06-22 | 常德金德新材料科技股份有限公司 | 一种通过涂布机制备防霉保鲜膜的方法及防霉保鲜膜 |
| CN108283260A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-07-17 | 常德金德新材料科技股份有限公司 | 一种防霉保鲜膜的制备方法 |
| JP2020150879A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | アサヒビール株式会社 | ビール様発泡性飲料用乳酸菌増殖抑制剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3077291B2 (ja) | 2000-08-14 |
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|---|---|---|---|
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